JP3122785B2 - 密閉荷物室を有するトラック - Google Patents

密閉荷物室を有するトラック

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウイング車やバン
等の密閉荷物室を有するトラックに関する。
【0002】なお、本明細書において、トラックの密閉
荷物室の側壁には、ウイング車等の荷物室床縁部に起立
・垂下自在に取り付けられたアオリと、バン等の荷物室
床縁部に固定状に取り付けられた固定側壁とが含まれる
ものとする。
【0003】
【従来の技術】従来、例えばウイング車として、これの
荷物室の側部アオリが、前後にのびる複数のアルミニウ
ム押出形材製中空パネルがこれらを上下に貫通する連結
ボルトおよびナットで連結されてなるアオリ本体と、ア
オリ本体の前後両端部にそれぞれ被せ止められている横
断面略コ形のアルミニウム押出形材製端部枠部材とを備
えているものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウイン
グ車の荷物室は、非常に気密性の高いものであるため、
走行時におけるアオリやこれらの上方に配置された翼状
開閉パネル等の揺れに起因して荷物室内が負圧となるこ
とが考えられる。したがって、雨中の走行時、特にアオ
リ等の揺れが大きくなる高速走行時には、荷物室の内外
の気圧差が大きくなり、いわゆるポンプ現象によってア
オリのアオリ本体を構成する中空パネル同士の間から荷
物室に雨水が吸い込まれ、室内の荷物を濡らすおそれが
あった。
【0005】また、ウイング車のアオリの最上部には、
いわゆるラッシングレールと呼ばれる鉄製の重量部品が
取り付けられることがあるため、長期間の使用等によっ
て連結ボルトの曲がりやボルト・ナットの緩みが生じる
ことも考えられる。そのような連結ボルトの曲がり等が
生じると、隣り合う中空パネル同士の間に隙間があくた
め、上記の雨水の浸入の問題が一層深刻化すると考えら
れる。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもであって、ウイング車やバン等の密閉荷物室を有す
るトラックにおいて、これの荷物室の側壁本体を構成す
る中空パネル同士の間から荷物室内に雨水が浸入するの
を確実に防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による密閉荷物室
を有するトラックは、上記の目的を達成するために、密
閉荷物室の側壁が、前後にのびる複数の押出形材製中空
パネルがこれらを上下に貫通する連結ボルトおよびナッ
トで連結されてなる側壁本体と、側壁本体の前後両端部
にそれぞれ被せ止められている横断面略コ形の端部枠部
材とを備えているトラックにおいて、上下に隣り合う2
つの中空パネルのうち、上位パネル下面の荷物室側およ
びこれと反対側の縁部に垂下壁が、下位パネル上面の荷
物室側および反荷物室側の縁部に立上り壁がそれぞれ設
けられ、両側立上り壁は、これらのパネル外側に垂下壁
の先端を受けている垂下壁先端受け部を、同内側に垂下
壁のパネル内側面に沿わされて垂直壁先端受け部より上
方にのびている上方凸部をそれぞれ有しており、上位パ
ネル下面の両側垂下壁寄り部分に、下方にのびかつ先端
にパネル外向きの係合突起を有する連結壁が、両側立上
り壁に、連結壁の係合突起と係り合わせられているパネ
ル内向きに水平にのびた係合突起がそれぞれ設けられ、
両側垂下壁の係合突起はその下側にパネル外側の方が高
い傾斜面を有し、両側立上がり壁の係合突起の上側の先
端部分はパネル外側の方が高い傾斜面を有しており、下
位パネル上面における両側立上り壁同士の間の部分のう
ち反荷物室側に、反荷物室側から隣り合う中空パネル同
士の間に浸入した雨水を受ける水平溝が反荷物室側が低
くなるような段差を設けることにより形成せられ、両端
部枠部材のうち少なくともいずれか一方に、段差と端部
枠部材の反荷物室側側壁部間において、水平溝の雨水を
流下させる垂直溝が設けられていることを特徴とするる
ものである。
【0008】上記のトラックにあっては、荷物室側壁の
側壁本体の中空パネルが、これらを上下に貫通する連結
ボルトおよびナットによって連結されているとともに、
上下に隣り合う2つの中空パネルのうち、上位パネル下
面の荷物室側およびこれと反対側の縁部に垂下壁が、下
位パネル上面の荷物室側および反荷物室側の縁部に立上
り壁がそれぞれ設けられ、両側立上り壁は、これらのパ
ネル外側に垂下壁の先端を受けている垂下壁先端受け部
を、同内側に垂下壁のパネル内側面に沿わされて垂直壁
先端受け部より上方にのびている上方凸部をそれぞれ有
しており、上位パネル下面の両側垂下壁寄り部分に、下
方にのびかつ先端にパネル外向きの係合突起を有する連
結壁が、両側立上り壁に、連結壁の係合突起と係り合わ
せられているパネル内向きの係合突起がそれぞれ設けら
、両側垂下壁の係合突起はその下側にパネル外側の方
が高い傾斜面を有し、両側立上がり壁の係合突起の上側
の先端部分はパネル外側の方が高い傾斜面を有している
ので、従来技術と比べて中空パネル同士の連結強度が高
い。したがって、長期間の使用等によっても、隣り合う
中空パネル同士の間に隙間が生じ難く、雨中走行時に荷
物室内が負圧になっても、これらの間から荷物室内に雨
水が浸入し難い。
【0009】また、雨水が反荷物室側から隣り合う中空
パネル同士の間に浸入してきたとしても、その雨水は、
下位パネル上面の水平溝および端部枠部材の垂直溝を経
て荷物室側壁の外に排出され、荷物室内には浸入しな
い。
【0010】そのうえ、一部の雨水が、下位パネル上面
の水平壁を越えて隣り合う中空パネル同士の間の更に荷
物室側に浸入してきたとしても、荷物室側の連結壁のパ
ネル外向きの係合突起と立上り壁のパネル内向きに水平
にのびた係合突起との係り合わせによってせき止めら
れ、荷物室には浸入し難
【0011】ここで、本発明による上記密閉荷物室を有
するトラックにおいて、側壁本体の上下に隣り合う2つ
の中空パネルのうち上位パネルの両側連結壁は、図2に
示すように垂直下向きに形成される他、両側連結壁が先
端にいくにつれて互いに近づくように斜め下向きに形成
されてもよい。下位パネル上面の水平溝は、これの底面
を図2に示すように水平面とする他、反荷物室側が低く
なるような水返し傾斜面としてもよい。また、水平溝の
荷物室側開口縁部に開口に向かって張り出した水返し用
張出し部を設けてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態を図1
ないし図3を参照して説明する。
【0013】なお、この明細書において、前とはトラッ
クの走行前方側、後とは同後方側をいうものとする。ま
た、左右は、トラックの前方に向かっていうものとす
る。
【0014】図1には、本発明を適用したウイング車
(1) の全体が示されている。このウイング車(1) におい
て、密閉荷物室は、床(図示略)、前壁(2) 、両開き扉
(3a)を備えた後壁(3) 、床の左右両縁部にヒンジによっ
て起立・垂下自在に取り付けられた左右一対の側壁すな
わちアオリ(10)および前後両壁(2)(3)上縁の長さ中央部
同士の間に渡された桁(4) に揺動自在に取り付けられた
左右一対の翼状パネル(5) によって形成されている。な
お、左右一対のアオリ(10)は、互いに対称につくられ、
ほぼ同一の構成を有しているので、これらのうち左側の
アオリ(10)について以下に説明する。
【0015】図1ないし図3に示すように、アオリ(10)
は、3つのアルミニウム押出形材製中空パネル(11)が上
下に連結されてなるアオリ本体(10a) と、アオリ本体(1
0a)の前後各端部にそれぞれ被せ止められている横断面
略コ形のアルミニウム押出形材製端部枠部材(10b) とを
備えている。
【0016】アオリ本体(10a) を構成する中空パネル(1
1)は、最上位パネル(アッパーレール)(11a) 、中間パ
ネル(ミドルレール)(11b) および最下位パネル(ロア
ーレール)(11c) の3つによりなるものである。これら
のパネル(11a)(11b)(11c) は、各パネル(11)の厚さ中央
部を上下に貫通する複数組の連結ボルト(12)およびナッ
ト(図示略)によって連結されている。
【0017】最上位パネル(11a) と中間パネル(11b) と
の接続部、および中間パネル(11b)と最下位パネル(11c)
との接続部は、ほぼ同一の接続構造を有しており、図
2に示すように、上下に隣り合う2つのパネル(11)のう
ち、下位パネル(11)上面の左右両縁部に立上り壁(13)
が、上位パネル(11)下面の左右両側縁部に垂下壁(15)が
それぞれ設けられている。左右両側の立上り壁(13)は、
これらのパネル外側に垂下壁(15)の先端を受けている垂
下壁先端受け部(13b) を、同内側に垂下壁(15)のパネル
内側面に沿わされて垂直壁先端受け部より上方にのびて
いる上方凸部(13a) をそれぞれ有している。上位パネル
(11)下面の左右両側垂下壁(13)寄り部分に、下方にのび
かつ先端にパネル外向きの係合突起(20)を有する連結壁
(19)が設けられ、下位パネル(11)の左右両側立上り壁(1
3)に連結壁(19)の係合突起 (20) と係り合わせられてい
るパネル内向きの係合突起(21)が設けられている。
【0018】このように、中空パネル(11)は、これらの
全てが複数組の連結ボルト(12)およびナットによって連
結されているのに加えて、隣り合う中空パネル(11)同士
が係合突起(20)(21)同士の係合によっても連結されてい
るので、非常に連結強度に優れており、隣り合う2つの
中空パネル(11)のうち上位パネル(11)の両側垂下壁(15)
と下位パネル(11)の両側立上り壁(13)との間に隙間が生
じ難い。したがって、上記ウイング車(1) は、雨中高速
走行時に荷物室内が負圧になった場合でも、隣り合う2
つの中空パネル(11)同士の間を通じて荷物室に雨水が浸
入し難い。
【0019】また、下位パネル(11)上面における左右両
側立上り壁(13)同士の間の部分のうち左側(即ち、荷物
室と反対側)に、左側(反荷物室側)から隣り合う中空
パネル(11)同士の間に浸入した雨水を受ける水平溝(22)
が設けられている(図2および図3参照)。そして、図
3に示すように、前後両端部枠部材(10b) には、水平溝
(22)の雨水を流下させる垂直溝(34)がそれぞれ設けられ
ている。
【0020】したがって、隣り合う2つの中空パネル(1
1)のうち上位パネル(11)の垂下壁(15)と下位パネル(11)
の立上り壁(13)との間に隙間が生じて、反荷物室側から
両パネル(11)同士の間に雨水が浸入してきたとしても、
その雨水は、下位パネル(11)の水平(22)に受けられ、
さらに同溝(22)の両端部から前後両端部枠部材(10b)の
垂直溝(34)を流下してアオリ(10)の外に排出されるの
で、荷物室には浸入しない。
【0021】また、一部の雨水が下位パネル(11)上面の
水平(22)を越えて更に荷物室側にきたとしても、その
雨水は、右側(荷物室側)の連結壁(19)と同側の立上り
壁(13)のパネル内向き係合突起(21)とによりせき止めら
れて、荷物室には浸入し難いようになっている。
【0022】次に、図2および図3に示すアオリ(10)
を、より詳細に説明する。
【0023】アオリ本体(10a) の3つの中空パネル(11)
は、例えば、上端にボルト頭を有する連結ボルト(12)の
上端部が、最上位パネル(11a) の下壁にストッパによっ
て回転不能にかつ吊下げ状態に保持されるとともに、中
間パネル(11b) および最下位パネル(11c) の厚さ中間部
を上下に貫通し、同ボルト(11)下端の雄ねじにナットを
ねじ嵌めることによって連結されている。
【0024】図2に示すように、下位パネル(11)上面の
左右両側立上り壁(13)は、二股分岐状のものであって、
パネル内側の先端部が上方凸部(13a) となされ、パネル
外側の先端部が垂下壁先端受け部(13b) となされてい
る。上位パネル(11)下面の左右両側垂下壁(15)は、これ
らの先端のパネル内側部分に下方凸部(15a) をそれぞれ
有しており、これらの下方部(15a) が、立上り壁(13)
の股部(13c) にそれぞれ嵌め入れられて、垂下壁(15)が
パネル外方に広がらないようになされている。垂下壁(1
5)の下方凸部(15a) の突出長さは立上り壁(13)の股部(1
3c) の深さよりも短くなされていて、これにより、両者
の間に水切り用空隙部(16)が形成されている。また、垂
下壁(15)のパネル内側面には、パネル内方に向かって開
口した水切り用凹部(18)が形成されている。左右両側垂
下壁(15)の先端のパネル外側部分には、パネル外側の方
が低い傾斜端面(17)が形成されている。そして、これら
の傾斜端面(17)が、立上り壁(13)の垂下壁先端受け部(1
3b) の先端に形成されたパネル外側の方が低い傾斜端面
(14)と密接させられている。
【0025】上位パネル(11)の左右両側連結壁(19)の係
合突起(20)は、その下側にパネル外 側の方が高い傾斜面
(20a) を有している。一方、下位パネル(11)の左右両側
立上り壁(13)の係合突起(21)の上側面の先端側部分に
は、中空パネル(11)同士の連結時に連結壁(19)の係合突
起(20)の下側傾斜面(20a) と当接して同係合突起(20)の
パネル内方への移動を容易にするためパネル外側の方が
高い傾斜面(21a) が形成されている。
【0026】隣り合う2つの中空パネル(11)は、互いに
離れた状態から、下位パネル(11)の立上り壁(13)の股部
(13c) に上位パネル(11)の垂下壁(15)の下方凸部(15a)
を嵌め入れていくと、連結壁(19)の係合突起(20)の下側
傾斜面(20a) と立上り壁(13)の係合突起(21)の上側傾斜
面(21a) とが当接させられる。そして、係合突起(20)
が、連結壁(19)の素材の弾性に抗して一旦パネル内側に
押しやられた後、係合突起(21)を下側に越えた時点で連
結壁(19)の素材の弾性により復元して、係合突起(21)と
係り合わせられる。また、それと同時に、垂下壁(15)の
傾斜端面(17)が、立上り壁(13)の傾斜端面(14)と密接さ
せられる。
【0027】図2に示すように、下位パネル(11)上面に
おける右側連結壁(19)の下方位置には、左側(即ち、反
荷物室側)が低くなるような段差(24)が設けられてお
り、この段差(24)によって、左側(反荷物室側)から隣
り合う中空パネル(11)同士の間に浸入した雨水がせき
められる。雨水を受ける水平溝(22)は、この段差(24)
と、左側立上り壁(13)と、両者の間の下位パネル(11)上
面部分とによって形成されている。また、下位パネル(1
1)上面における右側立上り壁(13)と水平溝(22)との間の
部分と、右側係合突起(21)と、両者の間の右側立上り壁
(13)部分とによって、パネル内方に開口した横断面横U
形の水返し部(23)が形成されている。この水返し部(23)
によって、水平溝(22)の右側に浸入してきた雨水が同溝
(22)の方へ戻り易いようになっている。
【0028】図3は前側の端部枠部材(10b) を示すもの
であるが、後側の端部枠部材(10b)もこれとほぼ同一の
構造を有している。図示の端部枠部材(10b) は、アオリ
本体端面対向壁部(31)と、これの左右各縁部からアオリ
本体(10b) 左右各側面に沿って後方にのびている左右
(荷物室側および反荷物室側)各側壁部(32a)(32b)と、
前端壁部(31)の左縁部からアオリ本体(10b) と反対側に
向かってのびるとともに先端が右方に直角に折れ曲がっ
た横断面略L形をなしかつ荷物室前壁(2) に取り付けら
れたパッキン(35)を受けているパッキン受け部(33)とよ
りなり、アルミニウム押出形材で一体につくられてい
る。垂直溝(34)は、前後両端部枠部材(10b)のアオリ本
体端面対向壁部(31)に、段差(24)と端部枠部材(10b) の
反荷物室側側壁部(32b) 間において、水平溝(22)の雨水
をアオリ(10)の外に流下排出させるように、全長にわた
って設けられている。
【0029】
【発明の効果】本発明の密閉荷物室を有するトラックに
よれば、荷物室側壁本体を構成する中空パネル同士の連
結強度が高く、長時間の使用等によっても隣り合う中空
パネル同士の接続部に隙間が生じ難いうえ、反荷物室側
から隣り合う中空パネル同士の間に雨水が浸入してきた
としても、その雨水は、下位パネルの水平溝および端部
枠部材の垂直溝を経て荷物室側壁外に排出され、さらに
両パネル同士の間において水平よりも荷物室側には、
連結壁のパネル外向きの係合突起および立上り壁のパネ
ル内向きに水平にのびた係合突起の係り合わせにより雨
水が塞き止められるので、雨水が隣り合う中空パネル同
士の間を経て荷物室に浸入するのを確実に防止すること
ができ、室内の荷物を濡らすおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したウイング車の斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿うウイング車のアオリの拡
大断面図である。
【図3】図1のIII −III 線に沿うウイング車のアオリ
の拡大断面図である。
【符号の説明】
(1) …ウイング車 (10) …アオリ(荷物室側壁) (10a) …アオリ本体(側壁本体) (10b) …端部枠部材 (11) …中空パネル (12) …連結ボルト (13) …立上り壁 (13a) …上方凸部 (13b) …垂下壁先端受け部 (15) …垂下壁 (19) …連結壁 (20) …パネル外向きの係合突起 (21) …パネル内向きの係合突起 (22) …水平溝(24) …段差 (32b) …端部枠部材の反荷物室側側壁部 (34) …垂直溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 33/04 B60J 7/08 B62D 33/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉荷物室の側壁(10)が、前後にのびる
    複数の押出形材製中空パネル(11)がこれらを上下に貫通
    する連結ボルト(12)およびナットで連結されてなる側壁
    本体(10a) と、側壁本体(10a) の前後両端部にそれぞれ
    被せ止められている横断面略コ形の端部枠部材(10b)
    を備えているトラック(1) において、上下に隣り合う2
    つの中空パネル(11)のうち、上位パネル下面の荷物室側
    およびこれと反対側の縁部に垂下壁(15)が、下位パネル
    上面の荷物室側および反荷物室側の縁部に立上り壁(13)
    がそれぞれ設けられ、両側立上り壁(13)は、これらのパ
    ネル外側に垂下壁(15)の先端を受けている垂下壁先端受
    け部(13b) を、同内側に垂下壁(15)のパネル内側面に沿
    わされて垂直壁先端受け部(13b) より上方にのびている
    上方凸部(13a) をそれぞれ有しており、上位パネル下面
    の両側垂下壁(15)寄り部分に、下方にのびかつ先端にパ
    ネル外向きの係合突起(20)を有する連結壁(19)が、両側
    立上り壁(13)に、連結壁(19)の係合突起(20)と係り合わ
    せられているパネル内向きに水平にのびた係合突起(21)
    がそれぞれ設けられ、両側垂下壁(15)の係合突起(20)は
    その下側にパネル外側の方が高い傾斜面(20a) を有し、
    両側立上がり壁(13)の係合突起(21)の上側の先端部分は
    パネル外側の方が高い傾斜面(21a) を有しており、 下位パネル上面における両側立上り壁(13)同士の間の部
    分のうち反荷物室側に、反荷物室側から隣り合う中空パ
    ネル(11)同士の間に浸入した雨水を受ける水平溝(22)
    反荷物室側が低くなるような段差(24)を設けることによ
    り形成せられ、両端部枠部材(10b) のうち少なくともい
    ずれか一方に、段差(24)と端部枠部材(10b) の反荷物室
    側側壁部(32b) 間において、水平溝(22)の雨水を流下さ
    せる垂直溝(34)が設けられていることを特徴とする、密
    閉荷物室を有するトラック。
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