JP3122746B2 - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP3122746B2
JP3122746B2 JP09347347A JP34734797A JP3122746B2 JP 3122746 B2 JP3122746 B2 JP 3122746B2 JP 09347347 A JP09347347 A JP 09347347A JP 34734797 A JP34734797 A JP 34734797A JP 3122746 B2 JP3122746 B2 JP 3122746B2
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和則 横尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メモやレシート
などの紙片等の着脱係止が自在にできるクリップに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ホワイトボードや冷蔵庫の表
扉などにメモ、レシート等を取り付けるものとして、ク
リップの裏面に磁石を設けたものや、単に磁石だけから
成るものでメモ等の上から押圧するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のクリップでは、まず前者の場合、メモ等を挟む方向が
一方向であるため、メモ等を係止する位置に合わせてク
リップを固着し、その後メモ等を挟持するというもの
で、挟持できる方向が限定されていた。またこの様なク
リップの場合、一方の手でこのクリップの挟持部を開
き、他方の手でメモ等を置き、その後開いた挟持部を元
に戻して挟持すると言う動作を必要とするもので、その
分手間がかかっていた。さらに後者の磁石だけから成る
ものでは、単にメモ等の上から押圧するものなので、全
方向からメモ等を挟持できるが、押圧する力が弱く、人
の手などが接触するとすぐに落下する恐れがあった。
【0004】そこでこの発明は、メモ等の保持が、36
0度の全方向からでき、保持した後も外れにくく、さら
に保持する動作が片手で確実にできるクリップを提供し
て上記の課題を解決するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、底
面が開口しその内部は中空の立体から成る本体を設け、
この本体の裏面略中央から上記中空部を通して柱状部を
垂下させ、上記本体底面の開口部を形成する端縁部の全
周に上記本体底面の下方から、弾性材から成る板体を当
て、上記柱状部の下端は上記板体を貫通させ、磁石や粘
着材等から成る固着部を当該柱状部の下端に固定するこ
とによって上記板体を上記本体の端縁部の全周に圧接す
るよう構成したクリップである。
【0006】請求項2項の発明は、底面が開口しその内
部に空間を形成する略傘を開いた形状の本体を設け、こ
の本体の裏面略中央から上記空間を通して柄部を垂下さ
せ、上記本体底面の開口部を形成する端縁部の全周に上
記本体底面の下方から、弾性材から成る板体を当て、上
記柄部の下端は上記板体を貫通させ、磁石や粘着材等か
ら成る固着部を当該柄部の下端に固定することによって
上記板体を上記本体の端縁部の全周に圧接するよう構成
したクリップである。
【0007】請求項3項の発明は、上記本体に芳香剤を
入れる収納部を設けた、上記請求項1項又は2項のクリ
ップである。
【0008】請求項4項の発明は、上記本体に蛍光剤を
入れる収納部を設け、この収納部を形成する部材の材質
を透明又は反透明にした、上記請求項1項又は2項のク
リップである。
【0009】
【発明の実施の形態例】この発明の実施の形態例を図に
基づいて説明する。図2及び図3に示すのは、この発明
の第1の実施の形態例である。この第1の実施の形態例
のクリップ1では、底面が開口しその内部に空間を形成
する略傘を開いた形状の本体2を設け、この本体2の裏
面略中央から上記空間を通して柄部3を垂下させ、この
本体2底面の開口部を形成する端縁部4は若干内側に折
り返されており、また端縁部4の全周に上記本体2底面
の下方から、弾性材である硬質塩化ビニル樹脂から成る
円形状の板体5を当接させている。また上記柄部3の下
端は上記板体5を貫通させ、固着部7を当該柄部3の下
端に固定することによって板体5を本体2の端縁部4の
全周に圧接するようにしている。
【0010】また上記固着部7は、中央部に孔を穿った
ドーナッツ形状でその周囲の端縁部を垂下させて開口部
を形成した保持部7aと、この保持部7a内に円盤状の
磁石7bを保持したものから形成され、ホワイトボード
等に上記クリップ1を固着させるものである。さらに上
記略傘を開いた形状の本体2の裏面中央部から垂下して
上記板体5を貫通した柄部3の下端部3aをネジ切りし
ており(図示省略)、当該箇所に設けたナット8を締め
付けることによって、上記本体2の端縁部4全周に板体
5が撓るように圧接して上記挟持部6を形成している。
さらに上記挟持部6の挟持を確実にする為、本体2の略
傘を開いた形状の内側は空間9となっている。
【0011】次にこの様なクリップ1を実際に使用して
いる状態を説明する。図1に示すようにこのクリップ1
は裏面の固着部7によって、ホワイトボード(図示省
略)に取り付けられている。そしてこのクリップ1のメ
モ等の挟持部6にメモ10を差し入れると、板体5は当
該板体5の裏面に設けた固着部7を柄部3の下端に固定
することによって当該板体5を本体2の端縁部4の全周
を圧接しているので、この差し込まれたメモ10を確実
に挟持する。それ故メモ等は片手でも確実に保持され、
容易に外れない。またこの挟持部6は360度の全方向
からメモ10等の紙片を保持することができる。また端
縁部4が折り返されているのでメモ10等を保持しても
当該メモ10等を傷つけることがない。
【0012】図4及び図5に示すのは、この発明の第2
の実施の形態例である。この第2の実施の形態例におけ
るクリップ11は、本体12及び板体15の基本的な作
用効果は、上記第1の実施の形態例と同様であるが、本
体12の平面形状及び板体15の形状が異なる。即ち第
2の実施の形態例は本体12の平面形状が四角形であ
り、これに対応して板体15の形状も四角形である。そ
の他は上記第1の実施の形態例と同様であり、本体12
の下面の開口部を形成する端縁部14は若干内側に折り
返されており、また端縁部14の全周に上記本体12底
面の下方から、弾性材である硬質塩化ビニル樹脂から成
る円形状の板体15を当接させている。また上記本体1
2の裏面略中央から当該本体12の中空部19を通して
柱状部13を垂下させ、この柱状部13の下端は上記板
体15を貫通させ、固着部17を当該柱状部13の下端
に固定することによって板体15を本体12の端縁部1
4の全周に圧接するようにしている。
【0013】また上記固着部17は、中央部に孔を穿っ
たドーナッツ形状でその周囲の端縁部を垂下させて開口
部を形成した保持部17aと、この保持部17a内には
第1の実施の形態例における磁石に代わって円盤状のシ
ール材17bを保持している。そしてこの保持部17a
とその内部のシール材17bによって固着部17を形成
し、壁面等に上記クリップ11を固着している。さらに
上記略傘を開いた形状の本体12の裏面中央部から垂下
した柱状部13の下端を上記板体15や保持部17aに
貫通させ、柱状部13の下端部13aをかしめることに
より、上記本体12の端縁部14全周に板体15が撓る
ように圧接して上記挟持部16を形成している。さらに
上記挟持部16の挟持を確実にする為、本体12の略傘
を開いた形状の内側は空間19となっている。
【0014】また本体の平面形状はこの様に四角形に限
らず、図6に示す本体22の平面形状が星型のクリップ
21や図7に示す本体32の平面形状が人形型のクリッ
プ31であってもよく、夫々の本体22、32の端縁部
24、34全周に板体25、35の表面が上記第1及び
第2の実施の形態例と同様に略撓るように圧接して接し
ているので、上記第1及び第2の実施の形態例と同様な
作用効果を奏することができる。
【0015】図8及び図9に示すのは、この発明の第3
の実施の形態例である。この第3の実施の形態例におけ
るクリップ41は、基本的な構成は上記第1の実施の形
態例のものと殆ど同じであるが、異なる箇所は本体42
の頂部に芳香剤42aが収納できる収納部42bを設
け、この収納部42bのキャップ42cに透孔42dを
設けている。この第3の実施の形態例を使用した場合、
メモ等を片手で差し込んで保持できる他、このクリップ
41を取り付けた周辺は芳香剤による香りが漂い、香り
による様々な効果が期待できる。又はこの様な芳香剤4
2aに変えて蛍光剤を収納することもできる。この場合
収納部を形成する部材を透明又は反透明にすると、夜間
であっても少しの明かりがあれば、蛍光剤の発光により
このクリップの位置が分かり、保持したメモ等を手に取
ることができ便利である。
【0016】上記実施の形態例においては、弾性材から
成る板体として硬質塩化ビニル樹脂から成る板体を使用
したが、弾性材からなるものであれば材質はこれに限定
されるものではない。また本体の端縁部を圧接する圧着
部としてネジ切り部とナット、かしめ材を採用している
が、上記端縁部を圧接できるものならばこれらに限定さ
れるものではない。さらに端縁部を内側に折り返してい
るが、この発明の必須要件ではない。また本体の平面形
状は、星型、人形型等に限定されるものではなく、本体
の端縁部全周と板体とが当接することによって、メモ等
の挟持部が形成されるものであるならば、これらの形状
に限定されるものではない。さらに当該クリップを壁面
等に取り付ける固着部として磁石やシール材を使用して
いるが、これに変えて粘着テープ又はピン等、ホワイト
ボードや壁面等に当該クリップを取り付けられるもので
あればよく、また上記磁石やシール材を設けるのに保持
部を用いているが、これはこの発明の必須要件ではな
い。さらに芳香剤や蛍光剤の収納部を本体の頂部に設け
たが、芳香剤等を収納できる場所であれば、この場所に
限定されるものではない。
【0017】
【発明の効果】請求項1項及び請求項2項の発明によれ
ば、本体底面の開口部を形成する端縁部の全周に上記本
体底面の下方から弾性材から成る板体を当て、この板体
の裏面に設けた固着部を柱状部等の下端に固定すること
によって上記板体を上記本体の端縁部の全周に圧接して
いるので、この発明のクリップにメモや名刺等が360
度どの方向からも片手で簡単、確実に取り付けることが
できるので便利である。またこの様な構成によりこれら
のメモ等は容易には外れない。
【0018】請求項3項の発明によれば、上記請求項1
項及び請求項2項の効果に加えて、このクリップを取り
付けた周辺は芳香剤による香りが漂い、香りによる様々
な効果が期待できる。また請求項4項の発明によれば、
蛍光剤による発光で夜間であっても少しの明かりがあれ
ば、クリップの位置が分かり、保持したメモ等を手に取
ることができ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態例のクリップをホ
ワイトボードに取り付け、さらに当該クリップにメモを
差し込んで保持している状態の斜視図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態例のクリップの斜
視図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態例のクリップの正
面縦断面図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態例のクリップの平
面図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態例のクリップの正
面縦断面図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態例の他の例のクリ
ップの平面図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態例の他の例のクリ
ップの平面図である。
【図8】この発明の第3の実施の形態例のクリップの斜
視図である。
【図9】この発明の第3の実施の形態例のクリップの正
面縦断面図である。
【符号の説明】 1 クリップ 2 本体 3 柄部 4 端縁部 5 板体 7 固着部 11 クリップ 12 本体 13 柱状部 14 端縁
部 15 板体 17 固着
部 41 クリップ 42 本体 42a 芳香剤 42b 収納
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42F 1/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面が開口しその内部は中空の立体から
    成る本体を設け、この本体の裏面略中央から上記中空部
    を通して柱状部を垂下させ、上記本体底面の開口部を形
    成する端縁部の全周に上記本体底面の下方から、弾性材
    から成る板体を当て、上記柱状部の下端は上記板体を貫
    通させ、磁石や粘着材等から成る固着部を当該柱状部の
    下端に固定することによって上記板体を上記本体の端縁
    部の全周に圧接するよう構成したことを特徴とする、ク
    リップ。
  2. 【請求項2】 底面が開口しその内部に空間を形成する
    略傘を開いた形状の本体を設け、この本体の裏面略中央
    から上記空間を通して柄部を垂下させ、上記本体底面の
    開口部を形成する端縁部の全周に上記本体底面の下方か
    ら、弾性材から成る板体を当て、上記柄部の下端は上記
    板体を貫通させ、磁石や粘着材等から成る固着部を当該
    柱状部の下端に固定することによって上記板体を上記本
    体の端縁部の全周に圧接するよう構成したことを特徴と
    する、クリップ。
  3. 【請求項3】 上記本体に芳香剤を入れる収納部を設け
    たことを特徴とする、上記請求項1項又は2項のクリッ
    プ。
  4. 【請求項4】 上記本体に蛍光剤を入れる収納部を設
    け、この収納部を形成する部材の材質を透明又は反透明
    にしたことを特徴とする、上記請求項1項又は2項のク
    リップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0558071U (ja) * 1992-01-17 1993-08-03 アラコ株式会社 車両用シート

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