JP3122558B2 - 多色発光ダイオードユニット - Google Patents
多色発光ダイオードユニットInfo
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- JP3122558B2 JP3122558B2 JP17800893A JP17800893A JP3122558B2 JP 3122558 B2 JP3122558 B2 JP 3122558B2 JP 17800893 A JP17800893 A JP 17800893A JP 17800893 A JP17800893 A JP 17800893A JP 3122558 B2 JP3122558 B2 JP 3122558B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、赤・緑・青の３原色の
発光ダイオードを用いて多色表示を行う多色発光ダイオ
ードユニットに関する。
発光ダイオードを用いて多色表示を行う多色発光ダイオ
ードユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、従来の多色発光ダイオードユニ
ットの一例を示すブロック図である。このダイオードユ
ニットは赤・緑・青の３つの発光ダイオード（以下、Ｌ
ＥＤ、という）１０ａ，１０ｂ，１０ｃを収納したパッ
ケージ１１を有し、ＬＥＤ１０ａ〜１０ｃのアノードは
共通端子１２に接続され、カソードは対応するスイッチ
回路１３ａ，１３ｂ，１３ｃを経て電源回路１４ａ，１
４ｂ，１４ｃに接続されている。スイッチ回路１３ａ〜
１３ｃは制御回路１５によって開閉制御され、その組み
合わせによって７色の発光状態を選択できるようになっ
ている。
ットの一例を示すブロック図である。このダイオードユ
ニットは赤・緑・青の３つの発光ダイオード（以下、Ｌ
ＥＤ、という）１０ａ，１０ｂ，１０ｃを収納したパッ
ケージ１１を有し、ＬＥＤ１０ａ〜１０ｃのアノードは
共通端子１２に接続され、カソードは対応するスイッチ
回路１３ａ，１３ｂ，１３ｃを経て電源回路１４ａ，１
４ｂ，１４ｃに接続されている。スイッチ回路１３ａ〜
１３ｃは制御回路１５によって開閉制御され、その組み
合わせによって７色の発光状態を選択できるようになっ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のＬＥＤ
ユニットでは、３つのＬＥＤを収納するパッケージの構
成が、共通端子と３本のカソード端子の計４本の端子を
必要とする構成であり、また各ＬＥＤを駆動する回路系
として、外部に電源回路、スイッチ回路および制御回路
等を必要とするなど複雑な構成となっている。
ユニットでは、３つのＬＥＤを収納するパッケージの構
成が、共通端子と３本のカソード端子の計４本の端子を
必要とする構成であり、また各ＬＥＤを駆動する回路系
として、外部に電源回路、スイッチ回路および制御回路
等を必要とするなど複雑な構成となっている。
【０００４】そこで、本発明は３つのＬＥＤと駆動回路
系とを１つのパッケージに収納し、入力信号の電圧値に
応じて多色発光が可能な３端子ＬＥＤユニットを提供す
ることを目的とする。
系とを１つのパッケージに収納し、入力信号の電圧値に
応じて多色発光が可能な３端子ＬＥＤユニットを提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による多色発光ダ
イオードユニットは、赤・緑・青の３個の発光ダイオー
ドと、入力信号の電圧値を７段階にわたって検出する電
圧検出手段と、電源電圧を分圧して前記電圧検出手段に
７段階の基準電圧信号を供給する分圧手段と、前記電圧
検出手段での検出結果に基づき前記３個の発光ダイオー
ドの中から発光させるダイオードを選択する選択手段と
を備える構成である。そして、前記電圧検出手段は、入
力信号の電圧値が隣り合う２つの前記基準電圧信号の電
圧値に間に存するかを検出する６個のコンパレータと、
入力信号の電圧値が最も高い基準電圧信号の電圧値を超
えているかを検出する１個のコンパレータとを備え、前
記選択手段は、前記７個のコンパレータの出力をそれぞ
れ組み合わせて入力とする３個のオア回路を備える。入
力信号の電圧値が最も高い基準電圧信号の電圧値を超え
ているかを検出する前記コンパレータの出力は前記オア
回路のすべてに入力され、それを除く前記６個のコンパ
レータのうち、３個の出力は１つずつ前記オア回路のそ
れぞれに入力され、他の３個の出力は異なる２個の組み
合わせの前記オア回路に入力され、前記オア回路の出力
により前記３個の発光ダイオードを組み合わせて発光さ
せ、前記入力信号の電圧値に応じた少なくとも７色の発
光色を表示することを特徴とするものである。
イオードユニットは、赤・緑・青の３個の発光ダイオー
ドと、入力信号の電圧値を７段階にわたって検出する電
圧検出手段と、電源電圧を分圧して前記電圧検出手段に
７段階の基準電圧信号を供給する分圧手段と、前記電圧
検出手段での検出結果に基づき前記３個の発光ダイオー
ドの中から発光させるダイオードを選択する選択手段と
を備える構成である。そして、前記電圧検出手段は、入
力信号の電圧値が隣り合う２つの前記基準電圧信号の電
圧値に間に存するかを検出する６個のコンパレータと、
入力信号の電圧値が最も高い基準電圧信号の電圧値を超
えているかを検出する１個のコンパレータとを備え、前
記選択手段は、前記７個のコンパレータの出力をそれぞ
れ組み合わせて入力とする３個のオア回路を備える。入
力信号の電圧値が最も高い基準電圧信号の電圧値を超え
ているかを検出する前記コンパレータの出力は前記オア
回路のすべてに入力され、それを除く前記６個のコンパ
レータのうち、３個の出力は１つずつ前記オア回路のそ
れぞれに入力され、他の３個の出力は異なる２個の組み
合わせの前記オア回路に入力され、前記オア回路の出力
により前記３個の発光ダイオードを組み合わせて発光さ
せ、前記入力信号の電圧値に応じた少なくとも７色の発
光色を表示することを特徴とするものである。
【０００６】また、この多色発光ダイオードユニット
は、３個の発光ダイオードを含む各手段を１つのパッケ
ージ内に収納し、外部端子として、３個の発光ダイオー
ド及び分圧手段に接続される電源端子と、アース端子
と、電圧検出手段に入力信号を供給する入力信号端子と
の３端子で構成する。
は、３個の発光ダイオードを含む各手段を１つのパッケ
ージ内に収納し、外部端子として、３個の発光ダイオー
ド及び分圧手段に接続される電源端子と、アース端子
と、電圧検出手段に入力信号を供給する入力信号端子と
の３端子で構成する。
【０００７】
【作用】本発明の構成において、電源端子に電源電圧を
印加すると、分圧手段によって複数段階の基準電圧信号
を生成し、電圧検出手段に供給する。この状態で入力信
号端子に入力信号を印加すると、電圧検出手段が入力信
号の電圧値を検出し、選択手段がその大きさに応じて発
光させるダイオードを選択する。これによって、発光ダ
イオードユニットは入力信号の電圧値に応じた少なくと
も７色の発光色を表示する。
印加すると、分圧手段によって複数段階の基準電圧信号
を生成し、電圧検出手段に供給する。この状態で入力信
号端子に入力信号を印加すると、電圧検出手段が入力信
号の電圧値を検出し、選択手段がその大きさに応じて発
光させるダイオードを選択する。これによって、発光ダ
イオードユニットは入力信号の電圧値に応じた少なくと
も７色の発光色を表示する。
【０００８】
【実施例】図１は、本発明による多色発光ダイオードユ
ニットの一実施例を示すブロック図である。このＬＥＤ
ユニットは、入力信号の電圧値を７段階にわたって検出
する７組のウィンドコンパレータ１ａ〜１ｇと、この７
組のコンパレータ１ａ〜１ｇの出力を組み合わせて３種
類の出力を得る３つのオア回路２ａ〜２ｃと、オア回路
２ａ〜２ｃの出力によってオンするｎｐｎ形の３つのド
ライブ用トランジスタ３ａ〜３ｃと、この３つのトラン
ジスタ３ａ〜３ｃのオンによって点灯する３つのＬＥＤ
４ａ〜４ｃとを備えている。
ニットの一実施例を示すブロック図である。このＬＥＤ
ユニットは、入力信号の電圧値を７段階にわたって検出
する７組のウィンドコンパレータ１ａ〜１ｇと、この７
組のコンパレータ１ａ〜１ｇの出力を組み合わせて３種
類の出力を得る３つのオア回路２ａ〜２ｃと、オア回路
２ａ〜２ｃの出力によってオンするｎｐｎ形の３つのド
ライブ用トランジスタ３ａ〜３ｃと、この３つのトラン
ジスタ３ａ〜３ｃのオンによって点灯する３つのＬＥＤ
４ａ〜４ｃとを備えている。
【０００９】また、電源端子Ｔ１から供給される電源電
圧Ｖccを分圧して７段階の電圧信号Ｖr1〜Ｖr7（ただ
し、Ｖr1＜Ｖr2＜・・・・＜Ｖr7）を生成し、コンパレータ
１ａ〜１ｇに基準電圧信号として供給する分圧回路５を
備える。そして、電圧信号Ｖr1はコンパレータ１ａに、
電圧信号Ｖr2はコンパレータ１ａおよび１ｂに、電圧信
号Ｖr3はコンパレータ１ｂおよび１ｃに、電圧信号Ｖr4
はコンパレータ１ｃおよび１ｄに、電圧信号Ｖr5はコン
パレータ１ｄおよび１ｅに、電圧信号Ｖr6はコンパレー
タ１ｅおよび１ｆに、電圧信号Ｖr7はコンパレータ１ｆ
および１ｇにそれぞれ供給する。
圧Ｖccを分圧して７段階の電圧信号Ｖr1〜Ｖr7（ただ
し、Ｖr1＜Ｖr2＜・・・・＜Ｖr7）を生成し、コンパレータ
１ａ〜１ｇに基準電圧信号として供給する分圧回路５を
備える。そして、電圧信号Ｖr1はコンパレータ１ａに、
電圧信号Ｖr2はコンパレータ１ａおよび１ｂに、電圧信
号Ｖr3はコンパレータ１ｂおよび１ｃに、電圧信号Ｖr4
はコンパレータ１ｃおよび１ｄに、電圧信号Ｖr5はコン
パレータ１ｄおよび１ｅに、電圧信号Ｖr6はコンパレー
タ１ｅおよび１ｆに、電圧信号Ｖr7はコンパレータ１ｆ
および１ｇにそれぞれ供給する。
【００１０】また、コンパレータ１ａ〜１ｇの出力とオ
ア回路２ａ〜２ｃとの接続は次のようになっている。す
なわち、コンパレータ１ａの出力はオア回路２ａに、コ
ンパレータ１ｂの出力はオア回路２ｂに、コンパレータ
１ｃの出力はオア回路２ｃに、コンパレータ１ｄの出力
はオア回路２ａおよび２ｃに、コンパレータ１ｅの出力
はオア回路２ａおよび２ｂに、コンパレータ１ｆの出力
はオア回路２ｂおよび２ｃに、コンパレータ１ｇの出力
は３つのオア回路２ａ〜２ｃに、それぞれ接続されてい
る。
ア回路２ａ〜２ｃとの接続は次のようになっている。す
なわち、コンパレータ１ａの出力はオア回路２ａに、コ
ンパレータ１ｂの出力はオア回路２ｂに、コンパレータ
１ｃの出力はオア回路２ｃに、コンパレータ１ｄの出力
はオア回路２ａおよび２ｃに、コンパレータ１ｅの出力
はオア回路２ａおよび２ｂに、コンパレータ１ｆの出力
はオア回路２ｂおよび２ｃに、コンパレータ１ｇの出力
は３つのオア回路２ａ〜２ｃに、それぞれ接続されてい
る。
【００１１】また、３つのＬＥＤ４ａ〜４ｃのアノード
は電源端子Ｔ１に共通に接続され、カソードはそれぞれ
対応するトランジスタ３ａ〜３ｃのコレクタに接続され
ている。さらにトランジスタ３ａ〜３ｃのエミッタはア
ース端子Ｔ２に共通に接続され、トランジスタ３ａ〜３
ｃのベースはそれぞれ対応するオア回路２ａ〜２ｃの出
力に接続されている。なお、ＬＥＤ４ａは青色用、ＬＥ
Ｄ４ｂは緑色用、ＬＥＤ４ｃは赤色用となっている。
は電源端子Ｔ１に共通に接続され、カソードはそれぞれ
対応するトランジスタ３ａ〜３ｃのコレクタに接続され
ている。さらにトランジスタ３ａ〜３ｃのエミッタはア
ース端子Ｔ２に共通に接続され、トランジスタ３ａ〜３
ｃのベースはそれぞれ対応するオア回路２ａ〜２ｃの出
力に接続されている。なお、ＬＥＤ４ａは青色用、ＬＥ
Ｄ４ｂは緑色用、ＬＥＤ４ｃは赤色用となっている。
【００１２】３つのＬＥＤ４ａ〜４ｃを含むこれらの各
回路は、図２に示すように、集積化されて１つのパッケ
ージ６内に収納されている。そして、外部端子としては
電源端子Ｔ１、アース端子Ｔ２、入力信号端子Ｔ３の３
つの端子で構成され、極めて簡易な構成となっている。
回路は、図２に示すように、集積化されて１つのパッケ
ージ６内に収納されている。そして、外部端子としては
電源端子Ｔ１、アース端子Ｔ２、入力信号端子Ｔ３の３
つの端子で構成され、極めて簡易な構成となっている。
【００１３】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、電源端子Ｔ１に電源電圧Ｖccが印加されると、分
圧回路５が７段階の電圧信号Ｖr1〜Ｖr7を生成し、コン
パレータ１ａ〜１ｇに基準電圧信号として供給する。次
いで、入力信号端子Ｔ３に入力信号Ｓinが印加される
と、入力信号Ｓinの電圧値Ｖinの大きさに応じてＬＥＤ
４ａ〜４ｃが次のように点灯制御される。
まず、電源端子Ｔ１に電源電圧Ｖccが印加されると、分
圧回路５が７段階の電圧信号Ｖr1〜Ｖr7を生成し、コン
パレータ１ａ〜１ｇに基準電圧信号として供給する。次
いで、入力信号端子Ｔ３に入力信号Ｓinが印加される
と、入力信号Ｓinの電圧値Ｖinの大きさに応じてＬＥＤ
４ａ〜４ｃが次のように点灯制御される。
【００１４】 電圧値Ｖinが０〜Ｖr1の場合はコンパ
レータ１ａ〜１ｇの何れもが作動せず、したがってＬＥ
Ｄ４ａ〜４ｃの何れもが点灯しない不灯状態となる。
レータ１ａ〜１ｇの何れもが作動せず、したがってＬＥ
Ｄ４ａ〜４ｃの何れもが点灯しない不灯状態となる。
【００１５】 電圧値ＶinがＶr1〜Ｖr2の場合はコン
パレータ１ａが作動する。コンパレータ１ａはＶr1＜Ｖ
in＜Ｖr2のとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路
２ａの出力によってトランジスタ３ａがオンし、ＬＥＤ
４ａが点灯する。したがってユニットは青色を発光す
る。
パレータ１ａが作動する。コンパレータ１ａはＶr1＜Ｖ
in＜Ｖr2のとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路
２ａの出力によってトランジスタ３ａがオンし、ＬＥＤ
４ａが点灯する。したがってユニットは青色を発光す
る。
【００１６】 電圧値ＶinがＶr2〜Ｖr3の場合はコン
パレータ１ｂが作動する。コンパレータ１ｂはＶr2＜Ｖ
in＜Ｖr3のとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路
２ｂの出力によってトランジスタ３ｂがオンし、ＬＥＤ
４ｂが点灯する。したがってユニットは緑色を発光す
る。
パレータ１ｂが作動する。コンパレータ１ｂはＶr2＜Ｖ
in＜Ｖr3のとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路
２ｂの出力によってトランジスタ３ｂがオンし、ＬＥＤ
４ｂが点灯する。したがってユニットは緑色を発光す
る。
【００１７】 電圧値ＶinがＶr3〜Ｖr4の場合はコン
パレータ１ｃが作動する。コンパレータ１ｃはＶr3＜Ｖ
in＜Ｖr4のとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路
２ｃの出力によってトランジスタ３ｃがオンし、ＬＥＤ
４ｃが点灯する。したがってユニットは赤色を発光す
る。
パレータ１ｃが作動する。コンパレータ１ｃはＶr3＜Ｖ
in＜Ｖr4のとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路
２ｃの出力によってトランジスタ３ｃがオンし、ＬＥＤ
４ｃが点灯する。したがってユニットは赤色を発光す
る。
【００１８】 電圧値ＶinがＶr4〜Ｖr5の場合はコン
パレータ１ｄが作動する。コンパレータ１ｄはＶr4＜Ｖ
in＜Ｖr5のとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路
２ａおよび２ｃの出力によってトランジスタ３ａおよび
３ｃがオンし、ＬＥＤ４ａおよび４ｃが点灯する。した
がってユニットは青色および赤色の発光によりマゼンタ
を発光する。
パレータ１ｄが作動する。コンパレータ１ｄはＶr4＜Ｖ
in＜Ｖr5のとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路
２ａおよび２ｃの出力によってトランジスタ３ａおよび
３ｃがオンし、ＬＥＤ４ａおよび４ｃが点灯する。した
がってユニットは青色および赤色の発光によりマゼンタ
を発光する。
【００１９】 電圧値ＶinがＶr5〜Ｖr6の場合はコン
パレータ１ｅが作動する。コンパレータ１ｅはＶr5＜Ｖ
in＜Ｖr6のとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路
２ａおよび２ｂの出力によってトランジスタ３ａおよび
３ｂがオンし、ＬＥＤ４ａおよび４ｂが点灯する。した
がってユニットは青色および緑色の発光によりシアンを
発光する。
パレータ１ｅが作動する。コンパレータ１ｅはＶr5＜Ｖ
in＜Ｖr6のとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路
２ａおよび２ｂの出力によってトランジスタ３ａおよび
３ｂがオンし、ＬＥＤ４ａおよび４ｂが点灯する。した
がってユニットは青色および緑色の発光によりシアンを
発光する。
【００２０】 電圧値ＶinがＶr6〜Ｖr7の場合はコン
パレータ１ｆが作動する。コンパレータ１ｆはＶr6＜Ｖ
in＜Ｖr7のとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路
２ｂおよび２ｃの出力によってトランジスタ３ｂおよび
３ｃがオンし、ＬＥＤ４ｂおよび４ｃが点灯する。した
がってユニットは緑色および赤色の発光により黄色を発
光する。
パレータ１ｆが作動する。コンパレータ１ｆはＶr6＜Ｖ
in＜Ｖr7のとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路
２ｂおよび２ｃの出力によってトランジスタ３ｂおよび
３ｃがオンし、ＬＥＤ４ｂおよび４ｃが点灯する。した
がってユニットは緑色および赤色の発光により黄色を発
光する。
【００２１】 電圧値ＶinがＶr7を超えている場合は
コンパレータ１ｇが作動する。コンパレータ１ｇはＶr7
＜Ｖinのとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路２
ａ〜２ｃの出力によって全てのトランジスタ３ａ〜３ｃ
がオンし、ＬＥＤ４ａ〜４ｃの全てが点灯する。したが
ってユニットは青色、緑色および赤色の発光により白色
を発光する。
コンパレータ１ｇが作動する。コンパレータ１ｇはＶr7
＜Ｖinのとき２値論理で“Ｈ”となるので、オア回路２
ａ〜２ｃの出力によって全てのトランジスタ３ａ〜３ｃ
がオンし、ＬＥＤ４ａ〜４ｃの全てが点灯する。したが
ってユニットは青色、緑色および赤色の発光により白色
を発光する。
【００２２】図３は、ＣＩＥ色度図で、前述した各条件
下で発光するＬＥＤユニットの発光色と波長との関係を
示している。図中、丸数字は前述した各条件下での発光
色の位置を表している。つまり、条件ではピーク発光
波長４７０ｎｍ付近の青色を発光し、条件ではピーク
発光波長５５０ｎｍ付近の緑色を発光し、条件ではピ
ーク発光波長６３０〜７００ｎｍ付近の赤色を発光す
る。さらに、条件では緑の補色の位置にマゼンタを発
光し、条件では赤の補色の位置にシアンを発光し、条
件では青の補色の位置に黄色を発光し、条件では中
心位置に白色を発光する。
下で発光するＬＥＤユニットの発光色と波長との関係を
示している。図中、丸数字は前述した各条件下での発光
色の位置を表している。つまり、条件ではピーク発光
波長４７０ｎｍ付近の青色を発光し、条件ではピーク
発光波長５５０ｎｍ付近の緑色を発光し、条件ではピ
ーク発光波長６３０〜７００ｎｍ付近の赤色を発光す
る。さらに、条件では緑の補色の位置にマゼンタを発
光し、条件では赤の補色の位置にシアンを発光し、条
件では青の補色の位置に黄色を発光し、条件では中
心位置に白色を発光する。
【００２３】ここで、電源電圧Ｖccを５ボルトに設定し
た場合の電圧信号Ｖr1〜Ｖr7の電圧値の一例を示してお
く。Ｖr1＝０.7ボルト、Ｖr2＝１.4ボルト、Ｖr3＝２.1
ボルト、Ｖr4＝２.8ボルト、Ｖr5＝３.5ボルト、Ｖr6を
４.2ボルト、Ｖr7を４.9ボルト。このように設定すれ
ば、入力信号Ｓinの電圧値Ｖinを０〜５ボルトの範囲で
変化させることにより、７段階の多色表示を行うことが
出来る。
た場合の電圧信号Ｖr1〜Ｖr7の電圧値の一例を示してお
く。Ｖr1＝０.7ボルト、Ｖr2＝１.4ボルト、Ｖr3＝２.1
ボルト、Ｖr4＝２.8ボルト、Ｖr5＝３.5ボルト、Ｖr6を
４.2ボルト、Ｖr7を４.9ボルト。このように設定すれ
ば、入力信号Ｓinの電圧値Ｖinを０〜５ボルトの範囲で
変化させることにより、７段階の多色表示を行うことが
出来る。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、入力信号の電圧値に応
じて異なる少なくとも７色の発光色を表示することがで
きる。また、発光ダイオードを含む周辺回路を集積化し
て１つのパッケージに収納し、外部端子を３端子とした
ので、リードフレームまたはステムの設計が容易とな
る。
じて異なる少なくとも７色の発光色を表示することがで
きる。また、発光ダイオードを含む周辺回路を集積化し
て１つのパッケージに収納し、外部端子を３端子とした
ので、リードフレームまたはステムの設計が容易とな
る。
【図１】本発明によるＬＥＤユニットの一実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】本発明によるＬＥＤユニットの一実施例を示す
外形図である。
外形図である。
【図３】ＣＩＥ色度図である。
【図４】従来のＬＥＤユニットの一例を示すブロック図
である。
である。
１ａ〜１ｇ コンパレータ ２ａ〜２ｃ オア回路 ３ａ〜３ｃ ドライブ用トランジスタ ４ａ〜４ｃ 発光ダイオード（ＬＥＤ） ５ 分圧回路 ６ パッケージ Ｔ１ 電源端子 Ｔ２ アース端子 Ｔ３ 入力信号端子
Claims (2)
- 【請求項１】 赤・緑・青の３個の発光ダイオードと、 入力信号の電圧値を７段階にわたって検出する電圧検出
手段と、 電源電圧を分圧して前記電圧検出手段に７段階の基準電
圧信号を供給する分圧手段と、 前記電圧検出手段での検出結果に基づき前記３個の発光
ダイオードの中から発光させるダイオードを選択する選
択手段とを備え、 前記電圧検出手段は、入力信号の電圧値が隣り合う２つ
の前記基準電圧信号の電圧値に間に存するかを検出する
６個のコンパレータと、入力信号の電圧値が最も高い基
準電圧信号の電圧値を超えているかを検出する１個のコ
ンパレータとを備え、 前記選択手段は、前記７個のコンパレータの出力をそれ
ぞれ組み合わせて入力とする３個のオア回路を備え、入力信号の電圧値が最も高い基準電圧信号の電圧値を超
えているかを検出する前記コンパレータの出力は前記オ
ア回路のすべてに入力され、それを除く 前記６個のコン
パレータのうち、３個の出力は１つずつ前記オア回路の
それぞれに入力され、他の３個の出力は異なる２個の組
み合わせの前記オア回路に入力され、前記オア回路の出
力により前記３個の発光ダイオードを組み合わせて発光
させ、前記入力信号の電圧値に応じた少なくとも７色の
発光色を表示することを特徴とする多色発光ダイオード
ユニット。 - 【請求項２】 前記多色発光ダイオードユニットは、前
記３個の発光ダイオードを含む前記各手段を１つのパッ
ケージ内に収納し、外部端子として、前記３個の発光ダ
イオード及び前記分圧手段に接続される電源端子と、ア
ース端子と、前記電圧検出手段に入力信号を供給する入
力信号端子との３端子で構成したことを特徴とする請求
項１に記載の多色発光ダイオードユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17800893A JP3122558B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 多色発光ダイオードユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17800893A JP3122558B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 多色発光ダイオードユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0735787A JPH0735787A (ja) | 1995-02-07 |
| JP3122558B2 true JP3122558B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16040951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17800893A Expired - Fee Related JP3122558B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 多色発光ダイオードユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3122558B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1993
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