JP3122408U - 連結具 - Google Patents
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Abstract
【課題】確実に連結でき、離脱を容易におこなうことができるブレスレット、ネックレス、時計バンド、バッグ、ボタン、ベルトのバックル等の装身具用の連結具を提供する。
【解決手段】L字型断面を有する連結具本体9と係止部材8が、それぞれの段差を有する面同士が係合する連結具において、それぞれの対向面に係合手段である凹部11と凸部10を設け、使用時の引張り力が働くX軸方向でのスライド移動を阻止する。その係合保持には連結具本体9の段差の垂直面15に使用時の引張り力が働くX軸方向と同方向で、かつ係合部の組合せにおいて使用時の引張り力が働くX軸方向に反発力が作用する弾発部材12の先端を突出させ、係止部材8の先端面14に設けた係止部13とその弾発部材12の突出部が係合する構造とする。
【選択図】図1
【解決手段】L字型断面を有する連結具本体9と係止部材8が、それぞれの段差を有する面同士が係合する連結具において、それぞれの対向面に係合手段である凹部11と凸部10を設け、使用時の引張り力が働くX軸方向でのスライド移動を阻止する。その係合保持には連結具本体9の段差の垂直面15に使用時の引張り力が働くX軸方向と同方向で、かつ係合部の組合せにおいて使用時の引張り力が働くX軸方向に反発力が作用する弾発部材12の先端を突出させ、係止部材8の先端面14に設けた係止部13とその弾発部材12の突出部が係合する構造とする。
【選択図】図1
Description
本考案はブレスレット、ネックレス、時計バンド、バッグ、ボタン、バンドのバックル等の装身具に用いる連結具に関するものである。
従来の装身具用の連結具について図6を参照して説明する。X、Y、Z座標は従来の技術を説明するために用いる。L字型断面を有する連結具本体と係止部材が、それぞれの段差を有する面どうしが係合する連結具において、それぞれの対向面に係合手段である凹部と凸部を設け、連結具使用時の引張り力が働くX軸方向の移動の阻止を連結具本体2の凹部4と係止部材1の凸部3の係合で行い、その凹部4と凸部3の係合保持には、連結具本体2と係止部材1にそれぞれ対極関係に固定したマグネット6及びマグネット5によりZ軸方向の磁力で着脱可能に連結されていた。(例えば特許文献1及び特許文献2参照)
この特許文献1では水平方向(使用時の引張り力が働く方向)のスライド移動が凹凸部の係合により阻止されており、凹部と凸部の係合保持には磁石の磁力のみを用いて着脱可能に連結される。
この特許文献2では一対のアーム先端に連接された基部に少なくとも1組の凹凸部からなる係合手段により水平方向と回転方向の移動が阻止されており、基部は対極関係にある磁石を有し磁石の磁力のみにより着脱可能に連結される。
本考案は確実に連結でき、離脱を容易におこなうことができる装身具用の連結具を提供することを目的とする。
本考案による連結具について図1を参照して説明する。X,Y,Z座標は本考案を説明する為に用いる。L字型断面を有する連結具本体9と係止部材8が、それぞれの段差を有する面どうしが係合する対向面に係合手段である凹部11及び凸部10を設け、使用時の引張り力が働くX軸方向でのスライド移動を阻止する。その係合保持には連結具本体9の段差の垂直面15に使用時の引張り力が働くX軸方向と同方向で、かつ係合部の組合せにおいて使用時の引張り力が働くX軸方向に反発力が作用する弾発部材12の先端を突出させ、係止部材8の先端面14に設けた係止部13とその弾発部材12の突出部が係合する構造を有することを特徴とする。
連結具本体9の凹部11と係止部材8の凸部10の嵌め合い部と連結具本体9に設けた弾発部材12の先端突出部までの距離を規制することにより、弾発部材12の反発力を確保し、係止部材8と連結具本体9を連結する。
連結具本体9の凹部11と係止部材8の凸部10の嵌め合い隙間を規制することで、弾発部材12の反発力により凸部10の突起に曲げ応力が作用し、係止部材8と連結具本体9の保持力を確保するとともに、連結部での曲げ方向の応力に対して外れなくする。
本考案によるブレスレット、ネックレス、時計バンド、バッグ、バンドのバックル等の装身具用の連結具は、従来のマグネットによる連結方法と同等以上の保持力で連結する事が可能であり、かつ離脱を容易におこなうことができる。
本考案によるマグネットを使用しない装身具着用の上での磁気カード等の携帯時において、マグネットの磁気によるそのカードの磁気情報の消滅および欠損等の危険性が回避される。さらにマグネットの挿入穴加工及びマグネットの接着工程が不要となる。
本考案によるマグネットを使用しない装身具は、マグネット接着部の劣化により、マグネットが剥がれる事が無く構造の信頼性があると共にマグネットの磁力による鉄粉等の汚れがつかない。
マグネットの磁力の悪影響を考慮する必要のない使用環境においては、マグネットを含む他の連結構造との組合せにより、より強固な保持力を得られる。
本考案にかかる連結具の第1実施形態を図1〜図3を参照して説明する。X,Y,Z座標は本考案を説明する為に用いる。
L字型断面を有する連結具本体9及び係止部材8はそれぞれ凹部11と凸部10からなる係合部を少なくとも1組具備し、例えばブレスレットの場合、その係止部材8の先端面14の反対面にブレスレットの端面を接合し、ブレスレットの他端を連結具本体9の先端面16の反対面に接合する。この後ブレスレットに接合された係止部材8及び連結具本体9を凸部10と凹部11が重なるよう近接させ、かみ合わせながら押し込むことにより、弾発部材であるボールプランジャー12の先端部がスプリングの働きで係止部13に押し込まれ連結される。これによりブレスレットの環状形状が形成し装身具の機能が完結する。
L字型断面を有する連結具本体9及び係止部材8はそれぞれ凹部11と凸部10からなる係合部を少なくとも1組具備し、例えばブレスレットの場合、その係止部材8の先端面14の反対面にブレスレットの端面を接合し、ブレスレットの他端を連結具本体9の先端面16の反対面に接合する。この後ブレスレットに接合された係止部材8及び連結具本体9を凸部10と凹部11が重なるよう近接させ、かみ合わせながら押し込むことにより、弾発部材であるボールプランジャー12の先端部がスプリングの働きで係止部13に押し込まれ連結される。これによりブレスレットの環状形状が形成し装身具の機能が完結する。
係合手段である凹部11及び凸部10の組合せは1組でもよいが1組の場合、連結時においてその係合部11及び10の軸線を中心として回転方向に可動するので、連結具本体9の先端面16とその面と対向する係止部材8の面17との間隙、あるいは係止部材8の先端面14とその面と対向する連結具本体9の面15との間隙をも含めて極小とすることで回転方向の移動を阻止する事が可能である。
前記係合手段である凹部11及び凸部10の組合せが1組の場合において、凹部11及び凸部10の平面形状を異形とすることで回転方向の移動を阻止しても良い。またその形状は図示の加工面上で閉鎖形状とする必要はなく、図示の加工面からはみ出しても良い。
図4は本考案の第2実施形態を示している平面図である。第2実施形態は基本的に第1実施形態と同じ構成であるので、同じ構成については第1実施形態と同じ符号を付して、その構成及び作用の説明を省略し、異なる構成について説明する。
第2実施形態では、係合手段である凹部11及び凸部10の組合せが1組の場合の連結時において、その係合部11及び10の軸線を中心として回転方向に可動するので、係止部材8の先端面14と対向する連結具本体9の面15の接触面を平面以外の形状とし、回転方向の移動を阻止した実施例である。
図5は本考案の第3実施形態を示している平面図である。第3実施形態は基本的に第2実施形態と同じ構成であるので、同じ構成については第2実施形態と同じ符号を付して、その構成及び作用の説明を省略し、異なる構成について説明する。
第3実施形態では係合手段である凹部11及び凸部10の組合せが1組の場合の連結時において、その係合部11及び10の軸線を中心として回転方向に可動するので、係止部材8の先端面14と対向する連結具本体9の面15の接触面の平面形状及び連結具本体9の先端面16と対向する係止部材8の面17の接触面の平面形状をその係合部の軸線と同心円とすることで、回転方向の移動を利用可能とする実施例である。
1・・・係止部材
2・・・連結具本体
3・・・凸部
4・・・凹部
5・・・マグネット
6・・・マグネット
8・・・係止部材
9・・・連結具本体
10・・凸部
11・・凹部
12・・弾発部材であるボールプランジャー及び同等機能品例
13・・係止部
14・・先端面
15・・面
16・・先端面
17・・面
2・・・連結具本体
3・・・凸部
4・・・凹部
5・・・マグネット
6・・・マグネット
8・・・係止部材
9・・・連結具本体
10・・凸部
11・・凹部
12・・弾発部材であるボールプランジャー及び同等機能品例
13・・係止部
14・・先端面
15・・面
16・・先端面
17・・面
Claims (5)
- L字型断面を有する連結具本体と係止部材が、それぞれの段差を有する面どうしが係合する連結具において、それぞれの対向面に係合手段である凹部と凸部を設け、使用時の引張り力が働く方向でのスライド移動を阻止する。その係合保持には連結具本体の段差の垂直面に使用時の引張り力が働く方向と同方向で、かつ係合部の組合せにおいて使用時の引張り力が働く方向に反発力が作用する弾発部材の先端を突出させ、対向する係止部材の先端面に設けた係止部とその弾発部材の突出部が係合する構造を有する連結具。
- 前記請求項1の連結構造において、凹部と凸部の組合せの向き及び組合せの数及び形状を任意に選択できる連結具。
- 前記請求項1及び2の連結構造において、弾発部材を取り付け係止部とかみ合う構造の組合せの向き及び組合せの数及び形状を任意に選択できる連結具。
- 前記請求項1、2及び3の連結構造において、マグネットを含む他の連結構造との組合せを選択できる連結具。
- 前記請求項1、2、3及び4に記載の連結具を具備したブレスレット、ネックレス、時計バンド、バッグ、ボタン、バンドのバックル等の装身具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005011150U JP3122408U (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | 連結具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005011150U JP3122408U (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | 連結具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3122408U true JP3122408U (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=43472469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005011150U Expired - Fee Related JP3122408U (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | 連結具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3122408U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11564461B2 (en) | 2019-06-10 | 2023-01-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Strap adapter and electronic device including the same |
-
2005
- 2005-12-02 JP JP2005011150U patent/JP3122408U/ja not_active Expired - Fee Related
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