JP3121628B2 - 2自由度制御装置 - Google Patents

2自由度制御装置

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JP3121628B2 JP03067102A JP6710291A JP3121628B2 JP 3121628 B2 JP3121628 B2 JP 3121628B2 JP 03067102 A JP03067102 A JP 03067102A JP 6710291 A JP6710291 A JP 6710291A JP 3121628 B2 JP3121628 B2 JP 3121628B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィードバック制御機能
およびフィードフォワード制御機能の2つの機能を有す
る2自由度制御装置に関する。
【0002】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御出力信号
と目標入力信号とから制御対象に加える操作量を演算す
るフィードバック制御演算手段と、このフィードバック
制御演算手段で用いるフィードバック制御定数を求める
フィードバック制御定数演算手段と、目標入力信号から
制御対象に加える操作量を演算するフィードフォワード
制御演算手段と、このフィードフォワード制御演算手段
で用いるフィードフォワード制御定数を求めるフィード
フォワード制御定数演算手段と、前記フィードバック制
御演算手段により演算された操作量と前記フィードフォ
ワード制御演算手段により演算された操作量とを加算し
て前記制御対象に出力する加算手段と、前記フィードバ
ック制御演算手段と制御対象により構成される閉ループ
システムに対し前記フィードフォワード制御演算手段を
用いることによって改善すべき制御特性を、その特性を
表す入出力関係に基づく伝達関数として前記フィードバ
ック制御定数及びフィードフォワード制御定数を用いて
指定し、この伝達関数について評価関数を求める評価関
数決定手段とを備え、前記フィードフォワード制御定数
演算手段は、前記評価関数決定手段で求めた評価関数を
最小値または許容値以下とするようフィードフォワード
制御定数を定めることを特徴とする2自由度制御装置で
ある。
【0003】フィードバック制御演算手段を構成する場
合、PID制御装置、LQ最適レギュレータとカルマン
フィルタの併合による制御装置、H制御系設計法によ
る制御装置など、従来から様々な構成方法が用いられて
いる。
【0004】これに対して、フィードフォワード制御演
算手段の設計方法については、2自由度PID制御装置
のように制御器の構造をあらかじめ定めておき、応答波
形を見ながら制御定数を試行錯誤によって決定する方法
と、望ましい目標値応答を示す規範モデルを用意してお
き、その規範モデルの伝達関数に制御システムの伝達関
数を一致させるようにフィードフォワード制御装置を設
計するモデルマッチング法とがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、試行錯
誤による方法を用いた場合、目標値応答特性のみを改善
するならば簡単に制御定数の調整が行えるものの、同時
に考慮する設計目標が複数個あった場合には制御定数の
調整には多くの経験と時間を要する。また、制御装置の
構造があらかじめ決まっているため、制御対象によって
は制御性能の限界からほど遠い制御効果しか得られない
可能性もある。さらに、制御対象が多入出力系の場合に
は、調整すべき制御定数の数も多くなり、制御対象入出
力間の相互干渉の影響もあるために現実的には試行錯誤
による制御系の設計はかなり難しいものとなる。
【0006】また、モデルマッチング法を用いた場合で
も、規範モデルとして任意のモデルを指定することがで
きるわけではなく、それぞれの制御対象によって指定す
ることのできる規範モデルには制限がある。したがっ
て、制御対象によっては理想的な応答を示す伝達関数を
規範モデルとして選ぶ事ができず、ある程度妥協してモ
デルを選択せざるを得ない場合も起こってくる。一方、
制御性能は規範モデルの性質に大きく依存するため、ど
のような性質を妥協した規範モデルを選べは最良である
かといった問題はきわめて重要な問題となる。さらに、
システムの次元が高次であったり、複数の制御仕様に基
づいて制御装置を設計しようとした場合、あるいは制御
対象が多入出力系の場合などでは規範モデルの選定基準
がますます複雑となり、実質的には試行錯誤による制御
定数決定と同様な労力が必要となる。
【0007】本発明は、上述した従来の2自由度制御装
置の欠点を解決するためになされたもので、制御効果を
損なうことなく、複数の設計上の要求があった場合でも
必要となる労力を大幅に削減することができ、また制御
対象が多入出力系であった場合についても、単入出力系
に対する場合と同様な労力で精度良く制御することがで
きる2自由度制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御出力信号
と目標入力信号とから制御対象に加える操作量を演算す
るフィードバック制御演算手段と、このフィードバック
制御演算手段で用いるフィードバック制御定数を求める
フィードバック制御定数演算手段と、目標入力信号から
制御対象に加える操作量を演算するフィードフォワード
制御演算手段と、このフィードフォワード制御演算手段
で用いるフィードフォワード制御定数を求めるフィード
フォワード制御定数演算手段と、前記フィードフォワー
ド制御演算手段に係る適当な伝達関数を指定し、この伝
達関数について評価関数を求める評価関数決定手段とを
備え、前記フィードフォワード制御定数演算手段は、前
記評価関数決定手段で求めた評価関数を最小値また許容
値以下とするようフィードフォワード制御定数を定める
ことを特徴とする2自由度制御装置である。
【0009】
【作用】評価関数決定手段において、フィードフォワー
ド制御演算手段に係る適当な伝達関数を指定し、これら
の伝達関数について評価関数を求めるとともに、フィー
ドフォワード制御定数演算手段において前記評価関数を
最小または許容値以下とするようフィードフォワード制
御定数を求め、このフィードフォワード制御定数に基づ
いてフィードフォワード制御演算手段により制御対象に
対して制御を行なう。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図6は本発明による2自由度制御
装置の一実施例を示す図である。
【0011】図1において、本発明による2自由度制御
装置は、単入出力あるいは多入出力のプロセスあるいは
メカニカルシステムからなる制御対象1を制御するもの
である。すなわち、2自由度制御装置は、制御対象1の
出力を帰還してなる制御出力信号y(t)と、目標値r
(t)を基にして制御対象の操作量を演算するフィード
バック制御演算手段2と、目標値r(t)を基にして制
御対象1の操作量を演算するフィードフォワード制御演
算手段4と、フィードバック制御演算手段2の出力信号
1 (t)とフィードフォワード制御演算手段4の出力
信号u2 (t)との和u(t)=u1 (t)+u
2 (t)を演算する加算手段7を備えている。
【0012】フィードバック制御演算手段2の出力信号
1 (t)とフィードフォワード制御演算手段4の出力
信号u2 (t)が加算手段7によって演算された信号u
(t)が、制御対象1を制御するための操作信号であ
り、操作信号u(t)によって制御対象1が制御され
る。またフィードバック制御演算手段2で用いられる制
御定数は、フィードバック制御定数演算手段3において
決定されるようになっており、さらにフィードフォワー
ド制御演算手段4で用いられる制御定数K4 (s)は、
評価関数決定手段6において決められた評価関数に基づ
き、フィードフォワード制御定数演算手段5において演
算されるようになっている。
【0013】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。
【0014】フィードバック制御演算手段2は、制御対
象1に加える操作量となる出力信号u1 (t)を制御対
象1の出力信号y(t)と、目標値r(t)から演算に
より求めるものである。フィードバック制御演算手段2
としては、たとえば図2に示すように、目標値r(t)
と制御対象1の出力信号y(t)との制御偏差 e(t)=r(t)−y(t) (1) を制御演算装置8への入力信号とし、制御演算装置8か
らの出力信号をu1(t)とすることができる。
【0015】フィードバック制御定数演算手段3では、
フィードバック制御演算手段2で用いる演算アルゴリズ
ムと制御定数の決定を行う。演算アルゴリズムとして
は、PID制御法、LQ最適レギュレータとオブザーバ
の併用による方法,H最適制御法,H2 最適制御法の
ほか、従来から線形フィードバック制御系の設計方法と
して用いられているすべての方法を用いることができ
る。演算アルゴリズムを選定すれば、従来の制御定数決
定手順に従って制御定数を決めることができる。したが
って、フィードバック制御演算手段2を図2のような構
造としたとき、フィードバック制御定数演算手段3で決
められた制御演算アルゴリズムと制御定数に基づいて、
制御演算装置8によって制御対象1に入力される操作量
1 (t)が演算されることになる。
【0016】評価関数決定手段6では、フィードフォワ
ード制御演算手段4に係る適当な伝達関数を指定し、こ
の伝達関数について評価関数を求める。そしてこの評価
関数に基づいて、フィードフォワード制御定数演算手段
5において制御定数K4 (s)の演算を行なう。評価関
数決定手段6で用いることのできる評価関数としては、
伝達関数あるいは伝達関数行列のH2 ノルムやHノル
ムなどの関数のノルムが考えられるが、本実施例ではH
ノルムによる評価を用いる。
【0017】評価関数決定手段6における評価関数決定
のための一般的な手順は、次のようになる。まず、評価
関数決定手段6では、フィードバック制御演算手段2で
用いられる制御定数についての情報を必要としているた
め、フィードバック制御定数演算手段3によって、フィ
ードバック制御演算手段2の制御定数を決定した後に以
下のアルゴリズムが適用される。
【0018】ステップ1:フィードフォワード制御演算
手段4を用いることによって改善すべき制御特性を、そ
の特性を表す入出力関係に基づくn個の伝達関数または
伝達関数行列G1 (s),G2 (s),…,Gn (s)
として指定する。
【0019】ステップ2:ステップ1で指定されたそれ
ぞれの伝達関数または伝達関数行列G1 (s),G
2 (s),…,Gn (s)について、特性を考慮すべき
周波数帯域を決め、重み関数(周波数重み関数または周
波数に依存しない重み関数を含む。)W1 (s),W2
(s),…,Wn (s)を指定する。
【0020】ステップ3:ステップ2で定められた重み
関数を用いて評価関数を求める。すなわち、重み関数W
1 (s),W2 (s),…,Wn (s)がかけられた伝
達関数G1 (s),G2(s),…,Gn (s)につい
て、評価関数を
【0021】
【数2】 と定める。ただし、‖H(s)‖は伝達関数行列のH
ノルムであり、λmax [A]を行列Aの最大固有値,
* をAの共役転置行列として次式で定義される。 上記で説明した一般的な評価関数決定手順を図5により
具体的に説明する。
【0022】ステップ1:制御仕様としては様々な特性
を指定することができるが、本実施例では2つの特性を
指定する。まず、目標値追従特性を良好にするため、図
2に示すように、目標値r(s)から制御対象1の出力
信号y(s)と目標値r(s)との誤差信号 e(s)=r(s)−y(s) (4) までの伝達関数Ger(s)を被評価伝達特性に選ぶ。こ
の場合、伝達関数Ger(s)はフィードフォワード制御
演算手段4の制御定数K4 (s)を含んだ関数として表
わされる。さらに、制御対象1の操作量の大きさを制限
するため、目標値r(s)からフィードフォワード制御
演算部4の出力信号u2 (s)までの伝達関数G
u2r (s)も被評価伝達特性とする。この場合、伝達関
数Gu2r (s)も、フィードフォワード制御演算手段4
の制御定数K4 (s)を含んだ関数として求められる。
【0023】ステップ2:本実施例では、ステップ1に
おいて被評価伝達関数としてGer(s)とGu2r (s)
を指定したので、それぞれの伝達関数特性を考慮すべき
周波数帯域において重みをかけるため、それぞれの伝達
関数に対して重み関数W1 (s),W2 (s)を指定す
る。目標値追従特性については、低周波目標信号につい
ての追従性を特に良好にしたい場合、例えばゲイン周波
数特性が図3となるようなW1 (s)を選ぶことができ
る。また、操作量の大きさについては、高周波成分を持
つ操作入力を小さくしたければ、図4に示すようなW2
(s)とすればよい。
【0024】ステップ3:本実施例では、ステップ2に
より指定された重み関数W1 (s),W2 (s)をそれ
ぞれGer(s),Gu2r (s)にかけた2つの伝達関数
特性を評価するために、評価関数を以下に示す重みつき
伝達関数のHノルムとする。
【0025】
【数3】 以上の手順により、評価関数を定めることができる。本
実施例では、制御特性の評価として2つの伝達関数Ger
(s),Gu2r (s)を考えたが、さらに多くの特性を
評価に入れた場合についても、全く同様にして評価関数
Jを設定すれば良い。また、制御対象1が多入出力系の
場合、Hノルムは行列関数についても定義されている
ので上記の手順は全く同様である。
【0026】フィードフォワード制御定数演算手段5で
は、評価関数決定手段6によって定められた評価関数J
を最小化するか、あるいはあらかじめ与えられた許容値
ε以下、 J≦ε ……(6) とするようなフィードフォワード制御演算手段4の制御
定数K4 (s)を求める。
【0027】すなわち、上述のようにGer(s)および
u2r(s)は、制御定数K4(s)の関数としても表わ
すことができ、このためJは制御定数K4(s)の関数
として表わすことができる。従って(6)式により最適
なK4(s)を求めることができる。
【0028】Hノルム最適化のために用いられる方法
としては、例えばSystems &Control Letters(Vol.11,16
7/172,1988)に掲載されている方法がある。(2)式か
ら拡大システムを求めて状態空間実現した後、2つのリ
ッカチ形行列方程式を解くことによってフィードフォワ
ード制御演算手段4の制御定数K4 (s)を求めること
ができる。ただし、(6)式を満たすように制御装置を
構成したい場合、εの値によっては最適制御定数K
4 (s)の解が存在しないこともある。その場合には、
ステップ2に戻り、重み関数の設定を変更し、同様の手
順を繰り返して最適制御定数K4 (s)を求める。
【0029】次にフィードフォワード制御演算手段4で
は、目標値r(t)から制御対象1に入力するための操
作量u2 (t)を演算により求める。この場合演算アル
ゴリズムと制御定数K4 (s)は、上述のように評価関
数決定手段6によって設定された評価関数に基づいて、
フィードフォワード制御定数演算手段5における演算に
よって決定される。
【0030】具体例 次に本発明の具体例について説明する。具体例は柔軟構
造衛星の姿勢制御系を制御対象としたものである。
【0031】制御対象は無限次元の振動系であり、1次
の振動モードで近似した制御対象の伝達関数は
【0032】
【数4】 となる。(7)式を設計用モデルとして、本発明による
2自由度制御装置でこの制御対象を制御する。まず、フ
ィードバック制御演算手段については混合感度問題に基
づくH最適制御理論をそのまま用いてフィードバック
制御定数を定めた。フィードフォワード制御演算手段に
ついては、実施例と同様に、目標値追従特性と操作量の
制限を表す伝達関数Ger(s),Gu2r (s)を評価の
対象とし、重み関数を
【0033】
【数5】 としてフィードフォワード制御定数K4 (s)を求め
た。目標値r(t)=1に対する制御対象の出力応答を
図6に示す。図6に示すように試行錯誤をほとんど必要
としなくても、良好な応答を得ることのできる2自由度
制御系が実現できている。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば評
価関数決定手段において、フィードフォワード制御演算
手段に係る適当な伝達関数を指定して評価関数を求め、
フィードフォワード制御定数演算手段によってフィード
フォワード制御定数を求めるので、制御定数を試行錯誤
しながら求める場合に比較して迅速かつ精度良く制御を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による2自由度制御装置の一実施例を示
す概略系統図。
【図2】フィードバック制御演算手段の詳細図。
【図3】重み関数W1 のσプロットを示す図。
【図4】重み関数W2 のσプロットを示す図。
【図5】本発明による2自由度制御装置の作用を示すフ
ロー図。
【図6】本発明の具体例における制御対象の出力応答を
示す図。
【符号の説明】
1 制御対象 2 フィードバック制御演算手段 3 フィードバック制御定数演算手段 4 フィードフォワード制御演算手段 5 フィードフォワード制御定数演算手段 6 評価関数決定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 11/32 G05B 13/00 - 13/04 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御出力信号と目標入力信号とから制御対
    象に加える操作量を演算するフィードバック制御演算手
    段と、 このフィードバック制御演算手段で用いるフィードバッ
    ク制御定数を求めるフィードバック制御定数演算手段
    と、 目標入力信号から制御対象に加える操作量を演算するフ
    ィードフォワード制御演算手段と、 このフィードフォワード制御演算手段で用いるフィード
    フォワード制御定数を求めるフィードフォワード制御定
    数演算手段と、前記フィードバック制御演算手段により演算された操作
    量と前記フィードフォワード制御演算手段により演算さ
    れた操作量とを加算して前記制御対象に出力する加算手
    段と、 前記フィードバック制御演算手段と制御対象により構成
    される閉ループシステムに対し前記フィードフォワード
    制御演算手段を用いることによって改善すべき制御特性
    を、その特性を表す入出力関係に基づく伝達関数として
    前記フィードバック制御定数及びフィードフォワード制
    御定数を用いて 指定し、この伝達関数について評価関数
    を求める評価関数決定手段とを備え、 前記フィードフォワード制御定数演算手段は、前記評価
    関数決定手段で求めた評価関数を最小値または許容値以
    下とするようフィードフォワード制御定数を定めること
    を特徴とする2自由度制御装置。
  2. 【請求項2】評価関数決定手段は適当な伝達関数に対し
    て重み関数をかけた関数をとり、この関数のノルムをと
    ったものを評価関数とすることを特徴とする請求項1記
    載の2自由度制御装置。
  3. 【請求項3】評価関数決定手段は、関数のノルムとして
    ノルムまたはH2 ノルムを用いることを特徴とする
    請求項2記載の2自由度制御装置。
  4. 【請求項4】評価関数決定手段は、適当な伝達関数をG
    1 (s),…Gn (s)と定め、各々の伝達関数にかけ
    る重み関数をW1 (s),…Wn (s)と定めた場合、
    評価関数を 【数1】 としたことを特徴とする請求項2記載の2自由度制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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大久保慶治、外2名「閉ループ性を考慮したH∞補償器の低次元化における次数評価」、電子情報通信学会論文誌A、電子情報通信学会、平成3年3月25日、Vol.J74−A、No.3(第279号)、P.448−456

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