JP3121237U - 止水シート - Google Patents

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興介 宮崎
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Abstract

【課題】本考案は、残土や浚渫土の成分を含有する雨水の液体が仮置き場の地盤内に浸透して土壌を汚染することがない止水シートを提供することにある。
【解決手段】本考案に係る止水シートA、A’は、止水シートA、A’の端部側を余部10、10’とし、止水シートA、A’の端部1、1’から該余部1010’を除外した部分に接合片20、20’を取着してなり、同一構造の隣接する止水シートA、A’同士との間において、接合片20、20’同士が隣接する位置において余部10、10’同士を重ね合わせて余部の端部1、1’が内方側になるように巻回し、隣接する接合片20、20’同士を接合することにより、止水シートA、A’の連結を可能にしたものである。
【選択図】 図2

Description

本考案は、土木工事において使用する止水シートであって、特に残土や浚渫土の仮置き場等に予め敷設しておくことにより、該仮置き場に土盛りした残土や浚渫土に含まれる成分が該仮置き場の地盤内に浸透することを防止するための止水シートに関する。
従来より、仮置き場地盤内に対する浸透防止のために止水シートが使用されているが、止水シートが敷設される仮置き場等の面積が広い場合には、複数枚の止水シートを使用しなければならい。
しかしながら、複数の止水シートを使用する場合、各止水シートを重ね合わせたり、連結するなどして各止水シートを接合しているが、雨水が残土や浚渫土に浸透したときには、浸透した雨水に残土や浚渫土の成分が溶け込み、各止水シートの接合部における隙間から残土や浚渫土の成分を含有する雨水が仮置き場の地盤内に浸透して土壌を汚染するおそれがあった。そのため、上記の重ね合わせ部や連結部を覆うように幅広テープを貼着することも行われているが、その作業に結構手間が掛かり、かつ、十分な止水性が確保できないのが現状である。また、このように幅広テープを貼着した場合には、止水シートを取り去って保管しておく場合には、幅広テープを剥がさなければならず、手間を要するだけでなく、幅広テープが使い捨てとなるので経済性が悪い欠点があった。
本考案は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、残土や浚渫土の成分を含有する雨水の液体が仮置き場の地盤内に浸透して土壌を汚染することがない止水シートを提供することにある。
本考案に係る止水シートは、止水シートの端部側を余部とし、止水シートの端部から該余部を除外した部分に接合片を取着してなり、同一構造の隣接する止水シート同士との間において、接合片同士が隣接する位置において余部同士を重ね合わせて余部の端部が内方側になるように巻回し、隣接する接合片同士を接合することにより、止水シートの連結を可能にしたことを特徴とするものである。
また、上記の止水シートの構成において、接合片は多数の目孔が設けられ、隣接する接合片の目孔を連結部材を介して連結することにより、止水シートの連結を可能にするようにしてもよい。
また、上記の止水シートの構成において、接合片は、目孔を設けた織物地部と該織物地部の目孔の部分を除いて縫着した合成樹脂シート部とから構成し、該合成樹脂シート部を止水シートに取着した構成としてもよい。
本考案の止水シートは、上記のような構成よりなるので、止水シートの端部における余部と隣接する止水シートの余部とが各余部の端部が内方側になるように重ね合わさって巻回され、隣接する接合片同士が接合されるので、接合片同士の接合箇所の隙間から雨水等の液体が進入しても、雨水等の液体が巻回された余部を周回し、余部の端部に達した後、折り返して再度周回しなければ、接合箇所の裏面側には漏出しないので、実質的に当該止水シートの止水性能は万全である。
また、接合片に多数の目孔が設けた場合には、適当な連結部材を使用すれば、隣接する接合片と容易に連結することができるので、止水シートの連結作業が簡単であり、また、容易に止水シートを分離することができる。
さらに、織物地部に目孔を設けた場合には、目孔に紐などを通して引っ張っても引きちぎれるおそれがなく、合成樹脂シート部と織物地部とを縫着し、合成樹脂シート部を止水シートに取着しているので接着強度が高く、丈夫である。
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明するが、本考案はこれによって限定されるものではない。
図1は、本実施例に係る止水シートの部分斜視図であり、図2は止水シートを連結した状態を示す断面図であり、図3は止水シートの接合部上面から余部の端部までの雨水等の液体の侵入経路を示す概略図であり、図4は止水シートの余部の端部から止水シートの接合部下面までの雨水等の液体の排出経路を示す概略図である。
図1において、Aは本実施例に係る止水シートであり、該止水シートAの端部側は余部10であり、止水シートの端部1すなわち余部10の端部1から該余部10を除外した内方部に接合片20が取着されている。
接合片20は合成樹脂繊維糸を使用した織物製よりなる織物地部21と表面をエンボス加工してなる表面フラットな合成樹脂シートよりなる合成樹脂シート部26とから構成される。該織物地部21は、その端部側に適当間隔をおいて、横一列の目孔22が設けられている。この目孔22は後述するように止水シートA同士を連結するときに使用する。なお、目孔22は単に穴を開けて形成するだけでもいいが、鳩目などを取り付けて丈夫することが望ましい。該織物地部21と該合成樹脂シート部26とは、目孔22を除いて、すなわち目孔22が形成されている部分が覆い隠されないように合成樹脂シート部26をずらして重ね合わせられ、互いに縫着されている。符号23は縫着線を表す。そして、合成樹脂シート部26の織物地部21を縫着していない他方の面を止水シートAに熱溶着することにより、止水シートAに接合片20が取着される構成となる。このように構成する理由は、まず、目孔を形成するシートが合成樹脂製のシートであると引っ張り強度が低く目孔に紐等を通して引っ張ると目孔が破損し、止水シート同士の連結が崩れて、雨水などの液体が止水シートの上面から下面へ漏出するおそれがある。そこで、目孔を形成するシートとして合成樹脂製糸よりなる織物地を採用すれば引っ張り強度が丈夫である。しかし、この織物地はその表面が粗く、本来的に非透水性の合成樹脂シートよりなる平滑面の止水シートとは、接着剤等を介して、また、熱溶着により取着しても接着強度が低く、止水シートから織物地が剥離することにより止水シート同士の連結が崩れて、結局、雨水などの液体が止水シートの上面から下面へ漏出するおそれがある。しかし、止水シートに織物地を直接縫着すると、縫着の縫い目から雨水などの液体が止水シートの上面から下面へ浸透するおそれがある。そこで、本実施例のように、織物地を一旦合成樹脂製シートと縫着し、この合成樹脂製シートを止水シートに熱溶着したのである。なお、合成樹脂シート部26と止水シートAとは接着剤を介して取着してもよい。
図2は上述した構成よりなる止水シートA、A’を互いに突き合わして連結した状態であり、その連結の手順は、まず、図において左側の止水シートAの織物地部21と右側の止水シートA’の織物地部21’とを互いに重なり合う程度に引き寄せ、織物地部21の目孔22と織物地部21’の目孔22’とに紐Bを挿通して縛る。なお、織物地部21の目孔22と織物地部21’の目孔22’とを接合するには、前述ような紐Bを用いることに限るものではなく、着脱可能な係号ピン等を使用してもよい。そして、止水シートAの余部10と止水シートA’の余部10’とを重ね合わせて、余部10、10’の端部1、1’が内方側になるように巻回する。なお余部10、10’の端部1、1’が内方側になるように巻回するには、余部10、10’の端部1、1’から巻き始めれるだけでよい。この巻回状態にある余部10、10’を押圧してできるだけ扁平な状態とし、接着テープC等を使用して扁平状態を維持するように固定する。このようにして、止水シートA、A’が連結される。
次に、上記のように連結した止水シートA、A’の止水性能が万全であることを図3及び図4により説明する。連結した止水シートA、A’の上面に雨水等の液体Dが付着したときに、液体Dは、重ね合わさった織物地部21、21’の隙間や目孔22、22’から余部10、10’の上面側10a、10’aに達し、液体Dは余部10、10’の上面側10a、10’aの隙間口11aから侵入しようとする。しかし、余部10、10’は上記したように実際には巻回されている上に押圧されて扁平な状態にあるので、液体Dは余部10、10’の上面側10a、10’aの隙間口11aから侵入するのを阻止され、仮に侵入することがあっても、隙間口11aから僅か内方に侵入する程度である。この液体Dが、止水シートA、A’の上面側から下面側に出ることを想定するならば、液体Dは余部10、10’の上面側10a、10’aの隙間口11aから内方奥深くに侵入し続けなければならず、巻回された余部10、10’の上面側10a、10’aの隙間を何重にも巡り回って、中心部12に到達しなければならない。そして、この中心部12に達した液体Dは、今度は、中心部12における余部10、10’の下面側10b、10’bの隙間口11bから、余部10、10’の下面側10b、10’bの隙間を何重にも巡り回って排出口13まで達しなければならない。このようなことは実際上有り得ないことなので、本実施例に係る止水シートAの止水性能が万全であることが明らかである。
本考案の実施例である止水シートの部分斜視図である。 本考案の実施例である止水シートを連結した状態を示す断面図である。 本考案の実施例である止水シートの接合部上面から余部の端部までの雨水等の液体の侵入経路を示す概略図である。 本考案の実施例である止水シートの余部の端部から止水シートの接合部下面までの雨水等の液体の排出経路を示す概略図である。
符号の説明
A、A’・・・止水シート
B・・・紐
C・・・接着テープ
D・・・雨水等の液体
1、1’・・・止水シートの端部(余部の端部)
10、10’・・・余部
10a、10a’・・・余部の上面側
10b、10b’・・・余部の下面側
11a・・・余部の上面側の隙間口
11b・・・余部の下面側の隙間口
12・・・巻回状態にある余部の中心部
13・・・排出口
20、20’・・・接合片
21、21’・・・織物地部
22、22’・・・目孔
23・・・縫着線
26、26’・・・合成樹脂シート部

Claims (3)

  1. 土木工事において使用する止水シートであって、止水シートの端部側を余部とし、止水シートの端部から該余部を除外した部分に接合片を取着してなり、同一構造の隣接する止水シート同士との間において、接合片同士が隣接する位置において余部同士を重ね合わせて余部の端部が内方側になるように巻回し、隣接する接合片同士を接合することにより、止水シートの連結を可能にしたことを特徴とする止水シート。
  2. 接合片は多数の目孔が設けられ、隣接する接合片の目孔を連結部材を介して連結することにより、止水シートの連結を可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の止水シート。
  3. 接合片は、目孔を設けた織物地部と該織物地部の目孔の部分を除外して縫着した合成樹脂シート部とから構成し、該合成樹脂シート部を止水シートに取着したことを特徴とする請求項2に記載の止水シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014035225A (ja) * 2012-08-08 2014-02-24 Hiraoka & Co Ltd 放射線遮蔽シート

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