JP3121209B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP3121209B2
JP3121209B2 JP13404994A JP13404994A JP3121209B2 JP 3121209 B2 JP3121209 B2 JP 3121209B2 JP 13404994 A JP13404994 A JP 13404994A JP 13404994 A JP13404994 A JP 13404994A JP 3121209 B2 JP3121209 B2 JP 3121209B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録用のインクを飛翔
液滴として記録ヘッドの吐出口から吐出させて記録を行
うインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来のインクジェット記録装
置の一構成例を示す斜視図である。
【0003】従来のインクジェット記録装置は、図17
に示すように、キャリアモータ101の正逆回転に連動
し、モータピニオン101、ギア103およびリード軸
ギア104を介して回転駆動される、外周面に螺旋溝1
05aが形成されたリードスクリュー105を備えてい
る。
【0004】リードスクリュー105には、記録ヘッド
106を着脱自在に搭載するキャリア107が装着され
ている。そして、キャリッジ107はピン(不図示)に
よって螺旋溝105aに対して係合され、さらにリード
スクリューと平行に装置本体に固定されたガイドレール
108に摺動自在に案内されている。これにより、キャ
リッジ107はリードスクリュー105の長手方向に沿
って往復移動可能となっている。
【0005】また、記録ヘッド106は、被記録部材1
11に吐出するインクを一時貯蔵するサブインクタンク
106aを内蔵しており、サブインクタンク106aに
は、チューブ109を介してサブインクタンク106a
の開口部(不図示)よりインクを補給する主インクタン
ク110が接続されている。
【0006】このような構成により、記録ヘッド106
は、リードスクリュー105およびガイドレール105
に沿って往復移動しながら、サブインクタンク106a
内のインクを所定の記録信号に応じてインク吐出部より
吐出して被記録部材111に記録を行なう。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来のインクジェット記録装置では、次のような問題
点がある。
【0008】(1)主インクタンクとサブインクタンクと
離れた位置にある構造の為、タンク同士を接続するチュ
ーブを必要とし、チューブはキャリアを往復移動させる
時に過大な負荷となる。また、チューブを引き回すスペ
ースが必要である。さらに、主インクタンクのスペース
も大きく必要とした。
【0009】(2)リードスクリューは、比較的細い軸か
ら成るため、外周面に形成される螺旋溝の傾斜が回転方
向に対して大きく、その結果、摩擦負荷が大きくなった
り、騒音を発したりした。また、記録ヘッドを往復移動
させる際、剛性が足りなくて振動することがあるので、
印字精度に悪影響を及ぼすことがある。
【0010】(3)主インクタンクの容量を大きくする
と、装置の大型化を招いた。
【0011】そこで本発明は、上記従来技術の問題点に
鑑み、主インクタンクとサブインクタンクを接続するチ
ューブを必要とせず、また、主インクタンクの容量を大
きくしてもスペースを取られずに済み、さらには印字精
度を向上させることができるインクジェット記録装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、記録用のインクを収容する主インクタンク
と、該主インクタンクからインクが補給される開口部を
有するサブインクタンクを内蔵し記録信号に応じてイン
クを吐出する記録ヘッドと、駆動手段によって回転する
ことで前記記録ヘッドを一直線上に往復移動させるリー
ドスクリューと、前記記録ヘッドの姿勢を保持すると共
に前記記録ヘッドを摺動自在に案内するガイドレール
と、を少なくとも備えたインクジェット記録装置におい
て、前記リードスクリューの内部が前記主インクタンク
を兼ねており、前記記録ヘッドのサブインクタンク開口
部は前記リードスクリューに面し、前記リードスクリュ
ーには、前記開口部を通じて前記記録ヘッドのサブイン
クタンク内へインクを供給するためのインク供給口が設
けられていることを特徴とする。
【0013】このインクジェット記録装置において、前
記主インクタンクを兼ねたリードスクリューの内部、お
よび前記記録ヘッドのサブインクタンクの内部にはそれ
ぞれ、インクを保持したインク吸収体が配設されている
ことを特徴とし、前記インク供給口は、前記リードスク
リューの一端側の外周面に開口されており、前記リード
スクリューの一端には、前記インク供給口を封鎖するた
めのシャッターが圧縮コイルばねを介して固定されてい
るものや、また、前記インク供給口は、前記リードスク
リューの両端側の外周面にそれぞれ開口されており、前
記リードスクリューの両端にはそれぞれ、前記各インク
供給口を封鎖するためのシャッターが圧縮コイルばねを
介して固定されているものが考えられる。
【0014】そして、前記主インクタンクを兼ねたリー
ドスクリューの内部には、インクカートリッジが交換可
能に装着されていてもよい。
【0015】また、前記リードスクリュー内部の側面に
は、前記主インクタンクを兼ねたリードスクリュー内の
インク吸収体を前記リードスクリューの回転と共に回転
するように保持するための凸状ずれ止め部が形成され、
前記リードスクリュー内部の側面の、前記インク供給口
を含む部分には、前記リードスクリューの回転時の遠心
力によりインクが溜るインク溜り部が円周方向に沿って
形成されているものであってもよく、前記リードスクリ
ュー内部の側面は、前記インク供給口の位置する方向へ
と広がるテーパになっていることが好ましい。
【0016】また、前記リードスクリューの他端側の内
部には、外周面に螺旋溝が形成された重錘が前記リード
スクリュー内のインク吸収体と接するように配置され、
該重錘の螺旋溝と係合するピン状突起が前記リードスク
リュー内部の側面に形成されているものや、前記リード
スクリューの他端側の内部には、外周面にピン状突起が
形成された重錘が前記リードスクリュー内のインク吸収
体と接するように配置され、該重錘のピン状突起と係合
する螺旋溝が前記リードスクリュー内部の側面に形成さ
れているものが考えられ、前記リードスクリュー内部中
央には、外周面に螺旋溝が形成された重錘が配置され、
該重錘の螺旋溝と係合するピン状突起が前記リードスク
リュー内部の側面に形成されており、前記リードスクリ
ュー内のインク吸収体は、前記重錘の両側にそれぞれ接
するように配設されているものや、前記リードスクリュ
ー内部中央には、外周面にピン状突起が形成された重錘
が配置され、該重錘のピン状突起と係合する螺旋溝が前
記リードスクリュー内部の側面に形成されており、前記
リードスクリュー内のインク吸収体は、前記重錘の両側
にそれぞれ接するように配設されているものが考えら
れ、これらのインクジェット記録装置においてはさら
に、前記リードスクリュー内のインク吸収体は、ゴム袋
で包囲され、該ゴム袋の一部と前記リードスクリューの
一部とで逆止弁が構成され、前記ゴム袋の袋口が前記イ
ンク供給口でパッキン状に形成されているものが考えら
れる。
【0017】上述した何れかのインクジェット記録装置
において、前記リードスクリューの両端を着脱自在に固
定する支持部材を有し、前記支持部材には、前記記録ヘ
ッドのインク吐出側端を被記録部材に対して対向移動さ
せるための移動機構が係合されていることが好ましい。
【0018】また本発明は、記録用のインクを収容する
主インクタンクと、該主インクタンクからインクが補給
される開口部を有するサブインクタンクを内蔵し記録信
号に応じてインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘ
ッドの姿勢を保持すると共に前記記録ヘッドを摺動自在
に案内するガイドレールと、前記記録ヘッドを前記ガイ
ドレールに沿って往復移動させる駆動手段と、を備えた
インクジェット記録装置において、前記記録ヘッドのサ
ブインクタンク開口部は前記ガイドレールに面し、前記
ガイドレールの内部が前記主インクタンクを兼ねてお
り、該ガイドレールに、前記開口部を通じて前記記録ヘ
ッドのサブインクタンク内へインクを供給するためのイ
ンク供給口が設けられているとともに、該ガイドレール
が着脱自在であることを特徴とするものである。そし
て、前記主インクタンクを兼ねたガイドレール内部と、
前記記録ヘッドのサブインクタンク内部とにはそれぞ
れ、インクを保持したインク吸収体が配設されているこ
とが好ましい。加えて、記録用のインクを収容する主イ
ンクタンクと、該主インクタンクからインクが補給され
る開口部を有するサブインクタンクを内蔵し記録信号に
応じてインクを吐出する記録ヘッドと、駆動手段によっ
て回転することにより前記記録ヘッドを一直線上に往復
移動させるリードスクリューと、前記記録ヘッドの姿勢
を保持すると共に前記記録ヘッドを摺動自在に案内する
ガイドレールと、を備えたインクジェット記録装置にお
いて、前記ガイドレールの内部が前記主インクタンクを
兼ねて、インクを保持するためのインク吸収体と、該イ
ンク吸収体に固定されてガイドレール端部から突出した
軸部材とを備えるとともに、前記軸部材は、前記リード
スクリューの回転に伴って回転するように構成されてお
り、前記ガイドレールに、前記軸部材の回転に伴う遠心
力により前記インク吸収体内を移動したインクを前記開
口部を通じて前記記録ヘッドのサブインクタンク内へ供
給するためのインク供給口が設けられていることを特徴
とするものであってもよい。また、このような装置にお
いて、前記ガイドレールの両端を着脱自在に固定する支
持部材を有し、前記支持部材には、前記記録ヘッドのイ
ンク吐出側端を被記録部材に対して対向移動させるため
の移動機構が係合されていることが好ましい。
【0019】上述した何れかのインクジェット記録装置
において、前記ガイドレールの両端を固定し、かつ、前
記ガイドレールと平行に前記リードスクリューの両端を
回転可能に支持する支持部材を少なくとも有し、前記支
持部材には、前記記録ヘッドのインク吐出側端を被記録
部材に対して対向移動させるための移動機構が係合され
ていることを特徴とする。
【0020】そして前記記録ヘッドは、インクを吐出す
るために利用される熱エネルギーを発生するための電気
熱変換体を備えていることを特徴とし、前記記録ヘッド
は、前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギー
により、インクに生じる膜沸騰を利用して吐出口よりイ
ンクを吐出させることを特徴とするものである。
【0021】
【作用】上記のとおりに構成された本発明では、駆動手
段によりリードスクリューを正逆方向に回転させると、
記録ヘッドは、ガイドレールによりその姿勢が保持され
た状態で案内されて、一直線上に往復移動する。
【0022】このような記録ヘッドの移動の際、リード
スクリューのインク供給口と、リードスクリューに面し
ている、記録ヘッドのサブインクタンク開口部とが対向
配置することにより、主インクタンクを兼ねたリードス
クリュー内のインクが、チューブを必要としないで記録
ヘッドのサブインクタンク内へ供給される。
【0023】また、主インクタンクの大容量化に伴い、
リードスクリュー径を大きくすることにより、その外周
面に形成される螺旋溝(リード)の傾斜が緩くなるの
で、駆動負荷および騒音を小さくすることが可能とな
る。
【0024】さらに、主インクタンクの大容量化を達成
させることにより、記録ヘッドのサブインクタンクを小
さくして装置を小型化することが可能になる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0026】(第1の実施例)図1は、本発明のインク
ジェット記録装置の第1の実施例におけるインク供給機
構を示す斜視図、図2は、図1に示したリードスクリュ
ーを含む断面図である。
【0027】本実施例のインクジェット記録装置は、い
わゆるシリアルタイプであり、図1に示すように、イン
ク吐出部1aよりインク液滴を吐出して被記録部材(不
図示)に記録を行なうためのキャリアヘッド1を備えて
いる。
【0028】キャリアヘッド1の内部には、後述する主
インクタンクよりインクが補給されるサブインクタンク
2が形成されている。キャリアヘッド1の、サブインク
タンク2が形成されていない部位には、貫通孔が形成さ
れており、サブインクタンク2は、その貫通孔と連通す
る開口部2aを有している。
【0029】キャリアヘッド1の貫通孔には、外周面に
螺旋溝3bが形成された円筒型のリードスクリュー3が
挿入され、リードスクリュー3は、リード軸受(図2
中、符号12,13参照)に回転自在に支持されてい
る。
【0030】リードスクリュー3の一端部はリード軸ギ
ア7となっており、リード軸ギア7にはキャリアモータ
9の回転軸に取り付けられているモータピニオン8が噛
み合っている。このため、リードスクリュー3はキャリ
アモータ9を駆動することにより回転可能である。
【0031】そして、キャリアモータ9によりキャリア
ヘッド1をリードスクリュー3の長手方向に移動させる
為に、キャリアヘッド1には、リードピン10がリード
スクリュー3の螺旋溝3b内に突出するように係合さ
れ、かつ、キャリアヘッド1のインク吐出側と反対側端
部は、装置本体(不図示)にリードスクリュー3と平行
に固定されているガイドレール6に摺動自在に保持され
ている。
【0032】さらに、リードスクリュー3は、キャリア
ヘッド1のサブインクタンク2にインクを補給するため
の主インクタンクを兼ねている。すなわち、リードスク
リュー3の内部は空洞になっており、この空洞には、図
2に示すようにインクを保持したインク吸収体3cが詰
められている。また、キャリアヘッド1のサブインクタ
ンク2内にもインク吸収体2bが詰められている。
【0033】リードスクリュー3の、リード軸ギア7が
形成されている端部近傍には、リードスクリュー3のイ
ンク吸収体3cが保持するインクを、サブインクタンク
開口部2aを通じてキャリアヘッド1のサブインクタン
ク2のインク吸収体2bに供給するためのインク供給口
3aが形成されており、さらには、リードスクリュー3
の、リード軸ギア7が形成された端部と反対の端部側へ
シャッター戻しばね5により付勢され、図1に示すよう
な通常時にはインク供給口3aを封鎖するシャッター4
が設けられている。
【0034】尚、インク供給口3aおよびこれを封鎖す
るシャッター4を含む機構は、リードスクリュー3の両
端のいずれに設けられていても構わない。
【0035】また、主インクタンクの容量を大きくする
為、リードスクリュー3の外径を大きくするのが好まし
く、また、リードスクリュー径を大きくすることで、そ
の外周面に形成される螺旋溝の傾斜が緩くなるので、駆
動負荷および騒音を小さくすることが可能となる。
【0036】次に、図1および図2を参照し、前述した
構成によるインク供給動作を説明する。
【0037】図1および図2において、キャリアモータ
9を駆動させると、モータピニオン8が回転する。この
時の回転力は、モータピニオン8に噛み合うリード軸ギ
ア7に伝達されて、リードスクリュー3を回転させる。
すると、そのリードスクリュー3の回転に伴い、キャリ
アヘッド1はリードスクリュー3およびガイドレール6
の長手方向に沿って移動する。
【0038】そして、キャリアヘッド1がリード軸ギア
7の側へ移動した際、キャリアヘッド1の一側面によっ
てシャッター4はシャッター戻しばね5のばね力に抗し
て押し戻される。
【0039】このとき、主インクタンクを兼ねたリード
スクリュー3のインク供給口3aにキャリアヘッド1の
サブインクタンク2の開口部2aが対向配置されて、リ
ードスクリュー3内のインク吸収体3cとサブインクタ
ンク2内のインク吸収体2bとが接することにより、リ
ードスクリュー3と兼用の主インクタンクよりインクは
サブインクタンク2へ供給される。
【0040】また、本実施例において、インク供給口3
aはリードスクリュー3の回転に伴って移動するが、リ
ードスクリュー3の、インク供給口3aが形成されてい
る端部に、キャリアヘッド1が移動した際に、サブイン
クタンク2の開口部2aとインク供給口3aが常に合う
ように、キャリアモータ9の回転数やリードスクリュー
3の螺旋溝3bのピッチなどが設定されていることは言
うまでもない。
【0041】(第2の実施例)図3は、本発明のインク
ジェット記録装置の第2の実施例におけるインク供給機
構を示す断面図である。この図において、第1の実施例
で説明したものと同一の構成要素については同一の符号
を付し、ここではその説明を省略する。
【0042】本実施例のインクジェット記録装置は、図
3に示すように、第1の実施例と同様の構成のキャリア
ヘッドが装着される、円筒型のリードスクリュー103
を備え、リードスクリュー103はインクカートリッジ
式の主インクタンクを兼用して構成されている。そして
第1の実施例と同様に、リードスクリュー103の一端
部はリード軸ギア7となっており、リードスクリュー1
03の外周面には螺旋溝103bが形成されている。
【0043】リードスクリュー103の内部は二つの部
分に分けられている。すなわち、リードスクリュー10
3内にて、リード軸ギア7寄りは、インクを保持するイ
ンク吸収体103cが詰め込まれた空間部103fにな
っており、空間部103fを除く箇所は、リードスクリ
ュー103の、リード軸ギア7が形成されている端部と
反対側端よりインクカートリッジ11を装填可能な穴部
103gとなっている。
【0044】リードスクリュー103の、リード軸ギア
7が形成されている端部近傍には、空間部103fにお
けるインク吸収体103cが保持するインクを、第1の
実施例で説明したキャリアヘッドのサブインクタンクに
供給するためのインク供給口103aが形成されてお
り、さらには、リードスクリュー103の、リード軸ギ
ア7が形成された端部と反対の端部側へシャッター戻し
ばね5により付勢され、図1に示したような通常時には
インク供給口103aを封鎖するシャッター4が設けら
れている。
【0045】空間部103fと穴部103gを仕切る部
位には、穴部103g側に突起し、先端部が尖った、空
間部103fと穴部103gとを連通する孔を有する突
起部103dが形成されている。
【0046】また、インクカートリッジ11の先端面に
は、穴部103gにインクカートリッジ11が装填され
た際に突起部103dにより突き破られる栓部11aが
設けられている。そして、リードスクリュー103に装
填されたインクカートリッジ11内のインクが空間部1
03fにスムースに供給できるようにする為、突起部1
03dの外周面には、インクカートリッジ11内を大気
と連通させる溝103eが形成されている。
【0047】このような構成は、第1の実施例と同様の
作用、効果を奏するとともに、インクカートリッジ式の
為、インク交換が容易に行なえる。
【0048】(第3の実施例) 図4は、本発明のインクジェット記録装置の第3の実施
例におけるインク供給機構を示す斜視図、図5は、図4
に示したリードスクリューを含む断面図である。これら
の図において、第1の実施例で説明したものと同一の構
成要素については同一の符号を付し、ここではその説明
を省略する。
【0049】本実施例のインクジェット記録装置におけ
るインク供給機構は、図4に示すように、第1の実施例
と同様の構成のキャリアヘッドが装着される、円筒型の
リードスクリュー203を備え、リードスクリュー20
3はキャリアヘッド1のサブインクタンク2内に詰めら
れたインク吸収体にインクを補給するための主インクタ
ンクを兼用して構成されている。そして第1の実施例と
同様に、リードスクリュー203の外周面には螺旋溝2
03bが形成されている。リードスクリュー203の一
端部はリード軸ギア7となっており、リード軸ギア7に
は、キャリアモータ9の回転軸に取り付けられたモータ
ピニオン8が噛み合っている。
【0050】さらに、リードスクリュー203の内部
は、図5に示すように空洞になっており、この空洞に
は、図5に示すように、インクを保持したインク吸収体
203cが詰められている。
【0051】リードスクリュー203の内壁には、リー
ドスクリュー203と共にインク吸収体203cを回転
させるためにインク吸収体203cを保持する、凸状の
ずれ止め部203dが形成されている。
【0052】そして、リードスクリュー203の内壁
は、インク供給口203aの位置する方向へと広がるテ
ーパであり、インク供給口203aを含む内周面には、
インク溜まり溝203eが形成されている。
【0053】また、リードスクリュー203の、リード
軸ギア7が形成されている端部近傍には、リードスクリ
ュー203内のインク吸収体203cが保持するインク
を、サブインクタンク2のインク吸収体に供給するため
のインク供給口203aが形成されている。このインク
供給口203aは通常には、第1の実施例と同様、リー
ドスクリュー3の、リード軸ギア7が形成された端部に
シャッター戻しばね5を介して固定されたシャッター4
により封鎖されている(図1参照)。
【0054】このような構成では、キャリアモータ9に
よりリードスクリュー203が回転し、キャリアヘッド
1がリードスクリュー203およびガイドレール6に沿
って移動した場合、そのリードスクリュー203の回転
による遠心力によってインク吸収体203cの保持する
インクは、リードスクリュー203の内壁側に移動し
て、内壁の傾斜づたいにインク溜まり溝203eに集ま
る。その結果、インク供給口203a付近のインク吸収
体203cは、湿潤状態になる。
【0055】そして、キャリアヘッド1の移動により、
シャッター4がシャッター戻しばね5のばね力に抗して
押し戻されて、リードスクリュー203のインク供給口
103aにキャリアヘッド1のサブインクタンク2の開
口部が対向配置された際には、湿潤状態のインク吸収体
203cがサブインクタンク2のインク吸収体に接する
ので、インクはサブインクタンク2へ速やかに供給され
る。
【0056】(第4の実施例)図6は、本発明のインク
ジェット記録装置の第4の実施例におけるインク供給機
構の斜視図である。この図において、第1の実施例で説
明したものと同一の構成要素については同一の符号を付
し、ここではその説明を省略する。
【0057】本実施例のインクジェット記録装置は、図
5に示すように、第1の実施例と同様のキャリアヘッド
1を備えている。そして、キャリアヘッド1の内部には
サブインクタンク2が形成され、キャリアヘッド1の、
サブインクタンク2が形成されていない部位には、大小
二つの貫通孔が平行に形成されている。なお、これらの
貫通孔のうち大きい方は、サブインクタンク2に隣接す
るように形成されている。
【0058】キャリアヘッド1の、大きい方の貫通孔に
は、内部が空洞である円筒型のガイドレール14が挿入
され、ガイドレール14は不図示の装置本体に固定され
ている。ガイドレール14内部には、インクを保持する
インク吸収体15が回転可能に挿入されている。これに
より、ガイドレール14はキャリアヘッド1のサブイン
クタンクにインクを供給する主インクタンクを兼ねてい
る。
【0059】ガイドレール14の一端には、ガイドレー
ル14内部のインク吸収体15と固定されているギア軸
16が突出している。ガイドレール14の他端には、イ
ンク吸収体15が保持するインクを、サブインクタンク
2のインク吸収体に供給するためのインク供給口14a
が形成され、かつ、通常時にはインク供給口14aを封
鎖するシャッター4がシャッター戻しばね5を介して固
定されている。
【0060】また、キャリアヘッド1の、小さい方の貫
通孔には、外周面に螺旋溝が形成されたリードスクリュ
ー19が挿入されて、不図示の軸受けにより回転自在に
支持されている。リードスクリュー19の螺旋溝内に
は、キャリアヘッド1にはめ込まれたリードピン21が
突出している。
【0061】そして、リードスクリュー19の両端はそ
れぞれギア18,22となっている。ギア22にはピニ
オン20が噛み合っており、ピニオン20はキャリアモ
ータ9の回転軸に取り付けられている。ギア18は、ギ
ア軸16にギア17を介して噛み合っている。
【0062】このような構成では、キャリアモータ9に
よりリードスクリュー19が回転すると、キャリアヘッ
ド1がリードスクリュー19およびガイドレール14の
長手方向に沿って移動すると共に、ガイドレール14内
のインク吸収体15がギア18,17、およびギア軸1
6を介して回転する。
【0063】このとき、インク吸収体15が保持するイ
ンクは、遠心力によってガイドレール14の内壁側へと
移動する。その結果、インク供給口14a周辺部はイン
クで湿潤状態となる。
【0064】そして、キャリアヘッド1の移動により、
シャッター4がシャッター戻しばね5のばね力に抗して
押し戻されて、ガイドレール14のインク供給口14a
にキャリアヘッド1のサブインクタンク2の開口部が対
向配置された際には、湿潤状態のインク吸収体15がサ
ブインクタンク2のインク吸収体に接するので、インク
はサブインクタンク2へ速やかに供給される。
【0065】上述した構成による、第3および第4の実
施例では、 (1)装置の放置姿勢によりインク供給口付近のインク吸
収体が枯渇状態となる。インク残量が小になると、乾燥
化が早い。
【0066】(2)インク吸収体自身の保水能力が強く、
インクを最後まで使い切れない。
【0067】(3)インク供給頻度が大であると、印字ス
ピードが遅くなり、供給口付近の乾燥機会が大になる。
【0068】(4)主インクタンクとサブインクタンクの
インク吸収体の接触状態の劣化により、インク供給不足
になる。 等のことが防止され、主インクタンクからサブインクタ
ンクへのインク供給動作が確実に行なえる。
【0069】(第5の実施例)図7は、本発明のインク
ジェット記録装置の第5の実施例におけるインク供給機
構の斜視図である。この図において、第1の実施例で説
明したものと同一の構成要素については同一の符号を付
し、ここではその説明を省略する。
【0070】本実施例のインクジェット記録装置は、図
7に示すように、第1の実施例と同様のキャリアヘッド
1を直線上で往復移動させるための、円筒型のリードス
クリュー303を備えている。
【0071】リードスクリュー303の外周面には螺旋
溝303bが形成されている。リードスクリュー303
の一端部はリード軸ギア7となっており、リード軸ギア
7には、キャリアモータ9の回転軸に取り付けられたモ
ータピニオン8が噛み合っている。
【0072】さらに、リードスクリュー303内は、キ
ャリアヘッド1のサブインクタンク2にインクを補充す
るための主インクタンクを兼ねている。
【0073】すなわち、リードスクリュー303の内部
は空洞になっており、リードスクリュー303内の、リ
ード軸ギア7が形成されていない端部側には、外周面に
螺旋溝23aが形成された重錘23が配置され、この重
錘23の螺旋溝23aと係合するピン状突起303c
が、リードスクリュー303内壁に形成されている。そ
して、この重錘23以外の空洞には、インクを保持した
インク吸収体303dが重錘23と接するように詰めて
ある。
【0074】リードスクリュー303の、リード軸ギア
7が形成されている端部近傍には、リードスクリュー3
03内のインク吸収体303cが保持するインクを、サ
ブインクタンク2のインク吸収体に供給するためのイン
ク供給口203aが形成されている。このインク供給口
303aは通常には、第1の実施例と同様、リードスク
リュー303の、リード軸ギア7が形成された端部にシ
ャッター戻しばね5を介して固定されたシャッター4に
より封鎖されている。
【0075】このような構成では、キャリアモータ9に
よりリードスクリュー303が回転すると、キャリアヘ
ッド1はリードスクリュー303およびガイドレール6
の長手方向に沿って移動する。
【0076】キャリアヘッド1がインク供給口303a
の位置する方向に移動する時は、重錘23は始め静止慣
性により回転しないので、インク吸収体303dを圧縮
する方向に移動し、インク吸収体303dを正圧にし、
正圧に負けるとインク吸収体303dを圧縮した状態で
リードスクリュー3と共に回転する。
【0077】そして、キャリアヘッド1の移動により、
シャッター4がシャッター戻しばね5のばね力に抗して
押し戻されて、リードスクリュー303のインク供給口
303aにキャリアヘッド1のサブインクタンク2の開
口部が対向配置された際には、インク吸収体303cは
正圧気味であるので、インク吸収体303cに接する、
サブインクタンク2のインク吸収体にインクが確実に供
給される。
【0078】一方、キャリアヘッド1がインク供給口3
03aより離れる方向へ移動する時は、インク吸収体3
03dは負圧気味になり、その結果、インク供給口3a
からのインク漏れがなくなる。
【0079】また、インク吸収体303d内では、前述
したような正圧・負圧の繰り返しによりインクが対流す
るで、インクの部分固着や増粘がなくなる。
【0080】(第6の実施例)図8は、本発明のインク
ジェット記録装置の第6の実施例におけるインク供給機
構の特徴部分を示す断面図である。この図において、第
1および第5の実施例で説明したものと同一の構成要素
については同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0081】本実施例では、図8に示すように、リード
スクリュー303の、インク供給口303aが形成され
ていない端部側の内部に、外周面にピン状突起24aが
形成された重錘24がインク吸収体303dに接するよ
うに配置され、この重錘24のピン状突起24aと係合
する螺旋溝303eが、リードスクリュー303内壁に
形成されている。このような構成によっても、第5の実
施例と同様の作用、効果を奏する。
【0082】上述した構成による、第5および第6の実
施例では、 (1)インク供給口附近の吸収体のインク枯渇が早い。特
にインク残量が小になると、インク供給口迄のインク浸
透時間が長くなり、インク供給が間に合わない。
【0083】(2)インク吸収体自身の保水力が強く、イ
ンクを最後まで使い切れない。また、タンク内部圧力を
正圧気味のままにすると、インク供給口などでインクが
漏れる。
【0084】(3)主インクタンクとサブインクタンクの
インク吸収体の接触状態の劣化等によりインク供給不足
になる。
【0085】(4)インクを対流させないと空気との接触
面から、インクの増粘化や固着化が始まる。 等のことが防止され、主インクタンクからサブインクタ
ンクへのインク供給動作が確実に行なえる。
【0086】(第7の実施例)図9は、本発明のインク
ジェット記録装置の第7の実施例におけるインク供給機
構を示す斜視図である。この図において、第1および第
5の実施例で説明したものと同一の構成要素については
同一の符号を付し、ここではその説明を省略する。
【0087】本実施例のインクジェット記録装置は、図
9に示すように、第1の実施例と同様のキャリアヘッド
1を直線上で往復移動させるための、円筒型のリードス
クリュー403を備えている。
【0088】リードスクリュー403の外周面には螺旋
溝403bが形成されている。リードスクリュー403
の一端部はリード軸ギア7となっており、リード軸ギア
7には、キャリアモータ9の回転軸に取り付けられたモ
ータピニオン8が噛み合っている。
【0089】さらに、リードスクリュー403内は、キ
ャリアヘッド1のサブインクタンク2にインクを補充す
るための主インクタンクを兼ねている。
【0090】すなわち、リードスクリュー403の内部
は空洞になっており、リードスクリュー403の内部中
央には、外周面に螺旋溝23aが形成された重錘23が
配置され、この重錘23の螺旋溝23aと係合するピン
状突起403cが、リードスクリュー403内壁に形成
されている。そして、この重錘23の両側の空間にはそ
れぞれ、インクを保持したインク吸収体403d,40
3fが重錘23と接するように詰めてある。
【0091】リードスクリュー403の両端近傍にはそ
れぞれ、各インク吸収体403d,403fが保持する
インクを、サブインクタンク2のインク吸収体に供給す
るためのインク供給口403a,403eが形成され、
各インク供給口403a,403eは通常時には、リー
ドスクリュー3の両端にそれぞれシャッター戻しばね
5,26を介して固定されたシャッター4,25により
封鎖されている。
【0092】このような構成では、キャリアモータ9に
よりリードスクリュー303が回転すると、キャリアヘ
ッド1はリードスクリュー303およびガイドレール6
の長手方向に沿って移動する。
【0093】キャリアヘッド1がインク供給口403a
の位置する方向に移動する時は、重錘23は始め静止慣
性により回転しないので、インク吸収体303dを圧縮
する方向に移動し、インク吸収体403dを正圧にし、
ある圧力になるとインク吸収体403dを圧縮した状態
でリードスクリュー3と共に回転する。
【0094】そして、キャリアヘッド1の移動により、
シャッター4がシャッター戻しばね5のばね力に抗して
押し戻されて、リードスクリュー403のインク供給口
403aにキャリアヘッド1のサブインクタンク2の開
口部が対向配置された際には、インク吸収体403cは
正圧気味であるので、インク吸収体403cに接した、
サブインクタンク2のインク吸収体にインクが確実に供
給される。
【0095】一方、キャリアヘッド1が、インク供給口
403aから離れる方向へ、すなわちインク供給口40
3eの方向へ移動する時は、インク吸収体403dは負
圧気味になって、インク供給口3aからのインク漏れが
なくなると共に、前述と同様にインク吸収体403fが
正圧となる。
【0096】そして、キャリアヘッド1の移動によりシ
ャッター25が押し戻され、インク供給口403eにキ
ャリアヘッド1のサブインクタンク2の開口部が対向配
置された際には、インク供給口403eからサブインク
タンク2へ確実にインクが供給される。
【0097】このように、インク供給口がリードスクリ
ュー両端に設けられているので、インク供給頻度が高
く、キャリアの往時印字や復時印字が可能になり、印字
速度が向上する。
【0098】(第8の実施例)図10は、本発明のイン
クジェット記録装置の第8の実施例におけるインク供給
機構の特徴部分を示す断面図である。この図において、
第1、第6および第7の実施例で説明したものと同一の
構成要素については同一の符号を付し、ここではその説
明を省略する。
【0099】本実施例では、図10に示すように、リー
ドスクリュー403の内部中央に、外周面にピン状突起
24aが形成された重錘24がインク吸収体403dお
よびインク吸収体403eに接するように配置され、こ
の重錘24のピン状突起24aと係合する螺旋溝403
eが、リードスクリュー403内壁に形成されている。
このような構成によっても、第7の実施例と同様の作
用、効果を奏する。
【0100】上記のような構成による、第7および第8
の実施例では、 (1)主インクタンク側の吸収体よりサブインクタンク側
の吸収体へインクを浸み渡らせるのに、接触だけだと時
間がかかる。
【0101】(2)往復印字等、インクの多量使用時はイ
ンクリフィルが間に合わず、印字がかすれてしまう。
【0102】(3)主インクタンク内でインクの対流が遅
いと、インク供給口附近では特にインクリフィルが間に
合わず、乾燥等により増粘、固着し易すく、吸収体の劣
化も早くなる。
【0103】(4)インク吸収体の保水力が強く、最後ま
でインクを使い切れないことがある。 等のことが防止され、主インクタンクからサブインクタ
ンクへのインク供給動作が確実に行なえる。
【0104】(第9の実施例)図11は、本発明のイン
クジェット記録装置の第9の実施例におけるインク供給
機構を示す斜視図、図12は、図11に示したリードス
クリューを含む断面図である。これらの図において、第
1および第6の実施例で説明したものと同一の構成要素
については同一の符号を付し、ここではその説明を省略
する。
【0105】本実施例のインクジェット記録装置は、図
11に示すように、第1の実施例と同様のキャリアヘッ
ド1を直線上で往復移動させるための、円筒型のリード
スクリュー503を備えている。
【0106】リードスクリュー503の外周面には螺旋
溝503bが形成されている。リードスクリュー503
の一端部はリード軸ギア7となっており、リード軸ギア
7には、キャリアモータ9の回転軸に取り付けられたモ
ータピニオン8が噛み合っている。
【0107】リードスクリュー503の、リード軸ギア
7が形成されている端部には、リードスクリュー503
外周面でスライド可能なシャッター4がシャッター戻し
ばね5を介して固定されている。
【0108】さらに、リードスクリュー503内は、キ
ャリアヘッド1のサブインクタンク2にインクを補充す
るための主インクタンクを兼ねている。
【0109】すなわち、リードスクリュー503の内部
は空洞になっており、図12に示すように、リードスク
リュー503内の、リード軸ギア7が形成されていない
端部側には、外周面に螺旋溝23aが形成された重錘2
3が配置され、この重錘23の螺旋溝23aと係合する
ピン状突起503cが、リードスクリュー303内壁に
形成されている。そして、重錘23以外の空洞部分に
は、インクを保持したインク吸収体27aを包囲してい
る筒型のゴム袋27が配置されている。
【0110】このゴム袋27の外周面はリードスクリュ
ー503内壁と接しており、ゴム袋27の一端面は重錘
23に接している。ゴム袋27の他端面は、リードスク
リュー503の、リード軸ギア7が形成されている端部
の内壁面とで逆止弁部27cを構成している。そして、
ゴム袋27の袋口は、ゴム袋27内のインク吸収体27
aが保持するインクをサブインクタンク2のインク吸収
体に供給するためのインク供給口503aにて、パッキ
ン部27bとなっている。
【0111】このインク供給口503aは、リードスク
リュー503の、リード軸ギア7が形成されている端部
近傍の周壁に形成されており、通常時は、図11に示さ
れているように、前述したシャッター4により封鎖さ
れ、しかもインク供給口503aにおけるパッキン部2
7bはシャッター4と密着している。
【0112】さらに、リードスクリュー503の、リー
ド軸ギア7が形成されている端部には、リードスクリュ
ー503内を大気と連通させる大気連通孔503dが形
成されている。
【0113】このような構成では、キャリアモータ9に
よりリードスクリュー303が回転すると、キャリアヘ
ッド1はリードスクリュー303およびガイドレール6
の長手方向に沿って移動する。
【0114】キャリアヘッド1がインク供給口503a
の位置する方向に移動する時は、重錘23は始め静止慣
性により回転しないので、インク吸収体27aを包囲す
るゴム袋27を圧縮する方向に移動し、ゴム袋27を正
圧にし、正圧に負けるとゴム袋27を圧縮した状態でリ
ードスクリュー503と共に回転する。
【0115】そして、キャリアヘッド1の移動により、
シャッター4がシャッター戻しばね5のばね力に抗して
押し戻されて、リードスクリュー503のインク供給口
503aにキャリアヘッド1のサブインクタンク開口部
2aが対向配置された際には、ゴム袋27は正圧気味で
あるので、ゴム袋27のインク吸収体27aに接した、
サブインクタンク2のインク吸収体にインクが確実に供
給される。
【0116】一方、キャリアヘッド1がインク供給口5
03aより離れる方向へ移動する時は、重錘23もキャ
リアヘッド1と同方向に移動して、ゴム袋27内が負圧
気味になる為、逆止弁部27cが大気連通孔503dを
介して大気と連通状態になる。その時、パッキン部27
bはシャッター4と密着しており、インクが漏れること
はない。なお、正圧は重錘の慣性による為、周囲の温度
とは無関係に一定に保たれる。
【0117】(第10の実施例)図13は、本発明のイ
ンクジェット記録装置の第10の実施例におけるインク
供給機構を示す斜視図である。この図において、第1、
第6および第8の実施例で説明したものと同一の構成要
素については同一の符号を付し、ここではその説明を省
略する。
【0118】本実施例のインクジェット記録装置は、図
13に示すように、第1の実施例と同様のキャリアヘッ
ド1を直線上で往復移動させるための、円筒型のリード
スクリュー603を備えている。
【0119】リードスクリュー603の外周面には螺旋
溝603bが形成されている。リードスクリュー603
の一端部はリード軸ギア7となっており、リード軸ギア
7には、キャリアモータ9の回転軸に取り付けられたモ
ータピニオン8が噛み合っている。
【0120】さらに、リードスクリュー603内は、キ
ャリアヘッド1のサブインクタンク2にインクを補充す
るための主インクタンクを兼ねている。
【0121】すなわち、リードスクリュー603の内部
は空洞になっており、リードスクリュー603の内部中
央には、外周面に螺旋溝23aが形成された重錘23が
配置され、この重錘23の螺旋溝23aと係合するピン
状突起603cが、リードスクリュー603内壁に形成
されている。そして、重錘23の両側の空洞部分にはそ
れぞれ、インクを保持したインク吸収体を包囲している
ゴム袋28,29が配置されている。なお、ゴム袋2
8,29には、第10の実施例と同様の機能を有する、
逆止弁部およびパッキン部が形成されている。
【0122】リードスクリュー603の両端近傍にはそ
れぞれ、各ゴム袋27,28内のインク保持部材が保持
するインクを、サブインクタンク2のインク吸収体に供
給するためのインク供給口603a,603eが形成さ
れ、各インク供給口603a,603eは通常時には、
リードスクリュー603の両端にそれぞれシャッター戻
しばね5,26を介して固定されたシャッター4,25
により封鎖されている。しかも、第10の実施例と同
様、各インク供給口603a,603eにおけるゴム袋
28,29のパッキン部(不図示)はそれぞれシャッタ
ー4,25と密着している。
【0123】さらに、リードスクリュー603の両端面
にはそれぞれ、リードスクリュー603内を大気と連通
させる大気連通孔が形成されている。
【0124】このような構成では、キャリアモータ9に
よりリードスクリュー603が回転すると、キャリアヘ
ッド1はリードスクリュー603およびガイドレール6
の長手方向に沿って移動する。
【0125】キャリアヘッド1がインク供給口603a
の位置する方向に移動する時は、重錘23は始め静止慣
性により回転しないので、インク吸収体を包囲している
ゴム袋28を圧縮する方向に移動し、インク吸収体60
3dを正圧にし、ある圧力になるとゴム袋28を圧縮し
た状態でリードスクリュー3と共に回転する。
【0126】そして、キャリアヘッド1の移動により、
シャッター4がシャッター戻しばね5のばね力に抗して
押し戻されて、リードスクリュー603のインク供給口
603aにキャリアヘッド1のサブインクタンク開口部
2aが対向配置された際には、ゴム袋28は正圧気味で
あるので、ゴム袋28内のインク吸収体に接した、サブ
インクタンク2のインク吸収体にインクが確実に供給さ
れる。
【0127】一方、キャリアヘッド1が、インク供給口
603aから離れる方向へ、すなわちインク供給口60
3eの方向へ移動する時は、重錘23もキャリアヘッド
1と同方向へ移動し、前述と同様にインク吸収体を包囲
しているゴム袋29が圧縮されて正圧となる。一方、ゴ
ム袋28は負圧気味となる為、逆止弁部27cが大気連
通孔503dを介して大気と連通状態になる。その時、
インク供給口603aはパッキン部とシャッター4とで
密閉されるので、インクの漏れはない。
【0128】そして、キャリアヘッド1の移動によりシ
ャッター25が押し戻され、インク供給口603eにキ
ャリアヘッド1のサブインクタンク開口部2aが対向配
置された際には、前述と同様にインク吸収体を包囲して
いるゴム袋29が正圧気味であるので、インク供給口6
03eからサブインクタンク2へ確実にインクが供給さ
れる。さらに、キャリアヘッド1がインク供給口603
aの方向へ再び移動する際にも、インク供給口603e
はパッキン部とシャッター25とで密閉されるので、イ
ンクの漏れはない。
【0129】このように本実施例は、リードスクリュー
内に主インクタンクを2個収納し、インク供給口をリー
ドスクリュ両端に設けたことにより、インクの供給頻度
を上げることができる。このため、サブインクタンクの
容量をより小さくする事が可能になるので、キャリアヘ
ッド質量やキャリア負荷が小さくなり、キャリアスピー
ドも向上する。
【0130】上記のような構成による、第7および第8
の実施例では、 (1)インク供給口からのインク浸透時間が長く、インク
供給が間に合わない。
【0131】(2)インク吸収体の保水力が強く、インク
を最後まで使い切れない。
【0132】(3)主インクタンクとサブインクタンクの
インク吸収体の接触劣化で、インク供給不足となる。
【0133】(4)インクが主インクタンク−サブインク
タンク間、主インクタンク−シャッター間から漏れる。
【0134】(5)環境温湿度によりインク漏れや乾燥、
インク変質等起き易い。 等のことが防止され、主インクタンクからサブインクタ
ンクへのインク供給動作が確実に行なえる。
【0135】(第11の実施例)図14は、本発明のイ
ンクジェット記録装置の第11の実施例における紙間調
節機構を示す斜視図、図15は、図14に示したキャリ
アヘッドと被記録部材との配置関係を示す側面図であ
る。これらの図において、第1の実施例で説明したもの
と同一の構成要素については同一の符号を付し、ここで
はその説明を省略する。
【0136】本実施例のインクジェット記録装置は、キ
ャリアヘッドを一直線上に往復移動させるためのリード
スクリュー内を主インクタンクとし、これらのリードス
クリューおよびキャリアヘッドを支持する部材をインク
吐出方向と平行に移動可能に構成することにより、被記
録部材とキャリアヘッドの吐出側端との距離を調節可能
にしたものである。
【0137】すなわち、このインクジェット記録装置
は、上述の各実施例と同様、図14に示すように、キャ
リアヘッド1の貫通孔に挿入され、外周面に螺旋溝70
3bが形成されたリードスクリュー703を備えてい
る。そして、キャリアヘッド1には、リードピン10が
螺旋溝703bと係合するようにはめ込まれている。
【0138】このリードスクリュー703の両端面には
それぞれ、リードスクリュー703を回転自在に支持す
るための支持軸703c,703eが突出しており、い
ずれか一方の端面はギア部703dとなっている。
【0139】さらに、リードスクリュー703内は、キ
ャリアヘッド1のサブインクタンク(不図示)にインク
を補充するための主インクタンクを兼ねると共に、イン
クをキャリアヘッドのサブインクタンクに供給するため
のインク供給口703aがリードスクリュー703の一
端に開口されている。
【0140】本実施例は、上記のリードスクリュー70
3およびキャリアヘッド1を合わせて、交換可能なカー
トリッジ形態を構成している。
【0141】カートリッジ形態を構成しているリードス
クリュー703の支持軸703c,703eはそれぞ
れ、支持部材30,31に回転自在に支持されていると
共に、各支持部材30,31にそれぞれ固定されている
板ばね37,38により、脱落しないように押圧されて
いる。また、支持部材30には、回転軸にピニオン8が
取り付けられているキャリアモータ9が固定されてお
り、ピニオン8は、支持されたリードスクリュー703
のギア部703dと噛み合っている。
【0142】支持部材30,31間には、キャリアヘッ
ド1をリードスクリュー703の長手方向に案内可能に
保持するガイドレール35が設けられている。
【0143】また、各支持部材30,31は、装置本体
(不図示)に、図15に示されるような紙送りローラ3
9およびピンチローラ40にて送出される被記録部材の
一面に対して垂直方向に移動可能に保持されている。
【0144】そして、図14に示すように、各支持部材
30,31における、リードスクリュー703側の面
は、それぞれラック部30a,31aとなっており、各
ラック部30a,31aにはそれぞれギア33,37が
噛み合っている。
【0145】さらに、ギア35には、紙間を調節するた
めの、回転自在な紙間調節ギア34が噛み合っており、
ギア33,36間には、リンク棒32が、紙間調節ギア
を回した時にギア33,36が互いに逆回転するように
掛け渡されている。
【0146】上述した構成では、紙間調節ギア34をい
ずれか一方向に回すと、ギア33,36が互い逆回転
し、各ギア33,36の回転力がそれぞれ支持部材3
0,31のラック部30a,31aに働くので、支持部
材30,31は平行に移動する。そして、支持部材3
0,31に支持された、リードスクリュー703および
キャリアヘッド1も移動するので、キャリアヘッドの吐
出口側端と被記録部材間との距離δが調節可能となる。
このため、紙厚に対応させて最適な紙間距離が採れるの
で、高印字品位が保てる。
【0147】(第12の実施例)図16は、本発明のイ
ンクジェット記録装置の第12の実施例を示す斜視図で
ある。この図において、第1の実施例で説明したものと
同一の構成要素については同一の符号を付し、ここでは
その説明を省略する。
【0148】本実施例は、ガイドレールが主インクタン
クであり、交換可能構造にしたものである。交換時、ワ
ンタッチで支持でき、ガイドレールの位置を支持部材に
て決めることができる。
【0149】すなわち、本実施例のインクジェット記録
装置は、図16に示すように、第1の実施例と同様のキ
ャリアヘッド1を備えている。そして、キャリアヘッド
1の内部にはサブインクタンク2が形成され、キャリア
ヘッド1の、サブインクタンク2が形成されていない部
位には、貫通孔がサブインクタンク2に隣接するように
形成されている。
【0150】このキャリアヘッド1の貫通孔には、外周
面に溝が長手方向に形成された、円筒型のガイドレール
49が挿入されている。ガイドレール49の内部は、主
インクタンクを兼ねて空洞となっており、この空洞内に
は、インクを保持したインク吸収部材が詰められてい
る。ガイドレール49の一端近傍には、インクをキャリ
アヘッド1のサブインクタンク2に供給するためのイン
ク供給口49aが開口されている。
【0151】また、キャリアヘッド1には、キャリアヘ
ッド1がガイドレール49の軸回りに回転しないように
する回り止めピン48がはめ込まれ、回り止めピン48
はガイドレール50の溝内へと突出している。
【0152】キャリアヘッド1のインク吐出側端と反対
側端は、張り車46と、キャリアモータ9の回転軸に取
り付けられたモータプーリ45との間に掛け回されてい
るワイヤ47の一部分に固定されている。
【0153】さらに、ガイドレール49の両端部は、そ
れぞれ支持部材41,42に支持され、各支持部材4
1,42にて脱落しないように板ばね43,44により
押圧されている。そして、各支持部材41,42は、
11の実施例と同様の構成によって、装置本体(不図
示)に、送出される被記録部材(不図示)の一面に対し
て垂直方向に移動可能に保持されて、キャリアヘッドの
吐出口側端と被記録部材間との距離が調節可能になって
いる。
【0154】このような構成では、キャリアモータ9に
よりワイヤ47が一方向に回転すると共に、このワイヤ
47によりキャリアヘッド1が引っ張られてガイドレー
ル49の長手方向に沿って移動する。そして、キャリア
ヘッド1のサブインクタンク開口部2aがガイドレール
49のインク供給口49aに対向配置した際、上述した
各実施例と同様、ガイドレール49内のインク保持部材
とサブインクタンク2内のインク保持部材とが接触し
て、インクが供給される。
【0155】そして、第11の実施例と同様の構成の紙
間調節機構に適用される事より、ガイドレールが主イン
クタンクを兼ねると共に、キャリアヘッドの吐出口側端
と被記録部材間との距離も調節することができる。
【0156】(第13の実施例)本発明は、上述の各実
施例に限られず、リードスクリュを太くして空洞にし、
内部を廃インク吸収体の収納スペースとして使用するこ
とも考えられる。
【0157】本発明は、特にインクジェット方式の中で
も熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、画像の
出力を行うインクジェットヘッド、インクジェット装置
において優れた効果をもたらすものである。
【0158】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、画像情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、インクジェットヘッドの熱作用面に膜沸
騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応
した液体(インク)内の気泡を形成できるので有効であ
る。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液
体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成
する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に
気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液
体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0159】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0160】インクジェットヘッドの構成としては、上
述の各明細書に開示されているような吐出口、液路、電
気熱変換体の組み合わせ構成(直線状液流路または直角
液流路)の他に、熱作用部が屈曲する領域に配置されて
いる構成を開示する米国特許第4558333号明細
書、米国特許第4459600号明細書を用いた構成も
本発明に含まれるものである。
【0161】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
【0162】また、本発明のインクジェット装置の構成
として設けられる、インクジェットヘッドに対しての回
復手段、予備的な補助手段等を付加することは本発明の
効果を一層安定できるので好ましいものである。これら
を具体的に挙げれば、インクジェットヘッドに対しての
キャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは吸
引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子あ
るいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録と
は別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定した
記録を行うために有効である。
【0163】さらに、インクジェット装置の記録モード
としては黒色等の主流色のみを記録モードだけではな
く、インクジェットヘッドを一体的に構成するか複数個
を組み合わせによってでもよいが、異なる色の複色カラ
ー、または混色によるフルカラーの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0164】以上説明した本発明の実施例においては、
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであって、室温で軟化するもの、もしく
は液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式
ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0165】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としてもよい。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0166】さらに加えて、本発明に係るインクジェッ
ト装置の形態としては、ワードプロセッサやコンピュー
タ等の情報処理機器の画像出力端末として一体または別
体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複写
装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の
形態を採るものであっても良い。
【0167】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0168】請求項1に記載のものにおいては、リ−ド
スクリュ−の内部を主インクタンクとし、記録ヘッドの
サブインクタンク開口部をリードスクリューに面するよ
うに設け、リードスクリューに記録ヘッドのサブインク
タンク内へインクを供給するインク供給口を設けたこと
により、チューブが不必要になり、その分、キャリア負
荷が小さくなり、チューブスペースも不要になる。
【0169】また、リードスクリュー径を大きくするこ
とにより、主インクタンクが大容量になると共に、リー
ドの傾斜が緩くなる為に駆動負荷が小さく、駆動音が小
さくなる。
【0170】さらに、主インクタンクの大容量化が達成
されるので、サブインクタンクを小さく、すなわち記録
ヘッドが小さく製造でき、その結果、記録ヘッドの移動
軌跡スペースが小さくできる為、装置が小型になる。
【0171】加えて、従来技術のようなキャリアを記録
ヘッドと兼用し、かつ、主インクタンクをリードスクリ
ューと兼用させているので、部品が少くなり、低コスト
化が図れる。
【0172】請求項6に記載のものにおいては、リード
スクリュー内部の側面に凸状ずれ止め部を形成して、リ
ードスクリューを兼ねる主インクタンク内のインク吸収
体をリードスクリューと共に回転させたことにより、イ
ンク供給口周辺が常に湿潤状態になり、主インクタンク
よりサブインクタンクへインクを確実に供給することが
できる。
【0173】請求項8,9に記載のものにおいては、リ
ードスクリューの内部に、外周面に螺旋溝(/ピン状突
起)が形成された重錘をリードスクリュー内のインク吸
収体と接するように配置し、この重錘の螺旋溝(/ピン
状突起)に係合するピン状突起(/螺旋溝)をリードス
クリュー内の側面に形成したことにより、インク供給
時、主インクタンク内が正圧気味になり、サブインクタ
ンク内のインク吸収体へのインク移動が確実に行なわれ
る。
【0174】また、記録ヘッドがインク供給口から離れ
る方向に移動している時、主インクタンク内は負圧気味
になるので、インク供給口等からのインク漏れがない。
【0175】さらに、主インクタンク内は正圧、負圧を
繰り返すので、インクの対流が行なわれ、インク表面の
増粘や固着が少くなる。
【0176】請求項10,11に記載のものにおいて
は、リードスクリューの両端にそれぞれインク供給口を
設け、リードスクリューの内部中央に、外周面に螺旋溝
(/ピン状突起)が形成された重錘を配置し、この重錘
の螺旋溝(/ピン状突起)に係合するピン状突起(/螺
旋溝)をリードスクリュー内の側面に形成し、さらに、
重錘の両側にそれぞれ接するようにインク吸収体が配さ
れたことにより、インクの供給頻度が増加して、小さな
サブインクタンクで足りる為、記録ヘッドの質量が小さ
くなり、高速印字が可能になる。
【0177】また、インク供給時には、主インクタンク
内が正圧気味になり、サブインクタンク内のインク吸収
体へのインク移動が確実に行なわれ、記録ヘッドがイン
ク供給口から離れる方向に移動している時には、主イン
クタンク内は負圧気味になるので、インク供給口等から
のインク漏れがない。
【0178】さらに、1つの重錘で2つのインク室のイ
ンク対流が可能となる。
【0179】請求項12に記載のものにおいては、請求
項8乃至11に記載のものの効果に加えて、リードスク
リューのインク吸収体をゴム袋で包囲し、ゴム袋の一部
とリードスクリューの一部とで逆止弁を構成し、さら
に、ゴム袋の袋口をインク供給口にてパッキン状に形成
したことにより、インク吸収体はインク流出を防ぐだけ
でよいので、密度を疎にできる。
【0180】また、インク吸収体が劣化しても、インク
供給力に変化はない。
【0181】そして、主インクタンクとサブインクタン
ク間、主インクタンクとシャッター間にパッキンが介在
するのでインク漏れがない。
【0182】さらに、正圧は機械的に作られるので、環
境温度や湿度に依存しない。
【0183】請求項13に記載のものにおいては、ガイ
ドレールの内部を主インクタンクとし、記録ヘッドのサ
ブインクタンク開口部をガイドレールに面するように設
け、ガイドレールに記録ヘッドのサブインクタンク内へ
インクを供給するインク供給口を設けたことにより、チ
ューブが不必要になり、その分、キャリア負荷が小さく
なり、チューブスペースも不要になる。
【0184】さらに、主インクタンクの大容量化が達成
されるので、サブインクタンクを小さく、すなわち記録
ヘッドが小さく製造でき、その結果、記録ヘッドの移動
軌跡スペースが小さくできる為、装置が小型になる。
【0185】加えて、従来技術のようなキャリアを記録
ヘッドと兼用し、かつ、主インクタンクをガイドレール
と兼用させているので、部品が少くなり、低コスト化が
図れる。
【0186】請求項16および17に記載のものにおい
ては、キャリアヘッドの吐出口側端と被記録部材間との
距離を調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の第1の実施
例におけるインク供給機構を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示したリードスクリューを含む
断面図である。
【図3】本発明のインクジェット記録装置の第2の実施
例におけるインク供給機構を示す断面図である。
【図4】本発明のインクジェット記録装置の第3の実施
例におけるインク供給機構を示す斜視図である。
【図5】図4に示したリードスクリューを含む断面図で
ある。
【図6】本発明のインクジェット記録装置の第4の実施
例におけるインク供給機構の斜視図である。
【図7】本発明のインクジェット記録装置の第5の実施
例におけるインク供給機構の斜視図である。
【図8】本発明のインクジェット記録装置の第6の実施
例におけるインク供給機構の特徴部分を示す断面図であ
る。
【図9】本発明のインクジェット記録装置の第7の実施
例におけるインク供給機構を示す斜視図である。
【図10】本発明のインクジェット記録装置の第8の実
施例におけるインク供給機構の特徴部分を示す断面図で
ある。
【図11】本発明のインクジェット記録装置の第9の実
施例におけるインク供給機構を示す斜視図である。
【図12】図11に示したリードスクリューを含む断面
図である。
【図13】本発明のインクジェット記録装置の第10
実施例におけるインク供給機構を示す斜視図である。
【図14】本発明のインクジェット記録装置の第11
実施例における紙間調節機構を示す斜視図である。
【図15】図14に示したキャリアヘッドと被記録部材
との配置関係を示す側面図である。
【図16】図14に示されるような紙間調節機構が適用
可能なインクジェット記録装置の第12の実施例を示す
斜視図である。
【図17】従来のインクジェット記録装置の一構成例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 キャリアヘッド 2 サブインクタンク 2a サブインクタンク開口部 2b,3c,15,27a,29a,103c,203
c,303d,403d,403f インク吸収体 3,19,103,203,303,403,503,
603,703 リードスクリュー(主インクタン
ク) 3a,14a,49a,103a,203a,303
a,403a,403f,503a,603e イン
ク供給口 3b,23a,103b,203b,303b,303
d,403b,403g,503b,603b,703
b 螺旋溝 4,25 シャッター 5,26 シャッター戻しばね 6,35 ガイドレール 7 リード軸ギア 8,20 モータピニオン 9 キャリアモータ 10 リードピン 11 インクカートリッジ 11a 栓部 12,13 リード軸受 14,49 ガイドレール(主インクタンク) 16 ギア軸 17,18,22,33,36 ギア 23,24 重錘 24a,303c,503c ピン状突起 27,28,29 ゴム袋 27b パッキン部 27c 逆止弁部 30,31 支持部材 30a,31a ラック部 32 リンク棒 34 紙間調節ギア 37,38 板ばね 39 紙送りロ−ラ 40 ピンチロ−ラ 41,42 支持部材 43,44 板ばね 45 モータプーリ 46 張り車 47 ワイヤ 48 回り止めピン 103d 突起部 103e 大気通気溝 103f 空間部 103g 穴部 203d 凸状ずれ止め部 203e インク溜り溝 503d,603d 大気連通孔 703c,703e 支持軸 703d ギア部

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用のインクを収容する主インクタン
    クと、該主インクタンクからインクが補給される開口部
    を有するサブインクタンクを内蔵し記録信号に応じてイ
    ンクを吐出する記録ヘッドと、駆動手段によって回転す
    ることで前記記録ヘッドを一直線上に往復移動させるリ
    ードスクリューと、前記記録ヘッドの姿勢を保持すると
    共に前記記録ヘッドを摺動自在に案内するガイドレール
    と、を少なくとも備えたインクジェット記録装置におい
    て、 前記リードスクリューの内部が前記主インクタンクを兼
    ねており、 前記記録ヘッドのサブインクタンク開口部は前記リード
    スクリューに面し、 前記リードスクリューには、前記開口部を通じて前記記
    録ヘッドのサブインクタンク内へインクを供給するため
    のインク供給口が設けられていることを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記主インクタンクを兼ねたリードスク
    リューの内部、および前記記録ヘッドのサブインクタン
    クの内部にはそれぞれ、インクを保持したインク吸収体
    が配設されていることを特徴とする、請求項1に記載の
    インクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インク供給口は、前記リードスクリ
    ューの一端側の外周面に開口されており、 前記リードスクリューの一端には、前記インク供給口を
    封鎖するためのシャッターが圧縮コイルばねを介して固
    定されていることを特徴とする、請求項2に記載のイン
    クジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インク供給口は、前記リードスクリ
    ューの両端側の外周面にそれぞれ開口されており、 前記リードスクリューの両端にはそれぞれ、前記各イン
    ク供給口を封鎖するためのシャッターが圧縮コイルばね
    を介して固定されていることを特徴とする、請求項2に
    記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記主インクタンクを兼ねたリードスク
    リューの内部には、インクカートリッジが交換可能に装
    着されていることを特徴とする、請求項2に記載のイン
    クジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記リードスクリュー内部の側面には、
    前記主インクタンクを兼ねたリードスクリュー内のイン
    ク吸収体を前記リードスクリューの回転と共に回転する
    ように保持するための凸状ずれ止め部が形成され、 前記リードスクリュー内部の側面の、前記インク供給口
    を含む部分には、前記リードスクリューの回転時の遠心
    力によりインクが溜るインク溜り部が円周方向に沿って
    形成されていることを特徴とする、請求項3に記載のイ
    ンクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記リードスクリュー内部の側面は、前
    記インク供給口の位置する方向へと広がるテーパになっ
    ていることを特徴とする、請求項6に記載のインクジェ
    ット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記リードスクリューの他端側の内部に
    は、外周面に螺旋溝が形成された重錘が前記リードスク
    リュー内のインク吸収体と接するように配置され、該重
    錘の螺旋溝と係合するピン状突起が前記リードスクリュ
    ー内部の側面に形成されていることを特徴とする、請求
    項3に記載のインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 前記リードスクリューの他端側の内部に
    は、外周面にピン状突起が形成された重錘が前記リード
    スクリュー内のインク吸収体と接するように配置され、
    該重錘のピン状突起と係合する螺旋溝が前記リードスク
    リュー内部の側面に形成されていることを特徴とする、
    請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 前記リードスクリュー内部中央には、
    外周面に螺旋溝が形成された重錘が配置され、該重錘の
    螺旋溝と係合するピン状突起が前記リードスクリュー内
    部の側面に形成されており、 前記リードスクリュー内のインク吸収体は、前記重錘の
    両側にそれぞれ接するように配設されていることを特徴
    とする、請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  11. 【請求項11】 前記リードスクリュー内部中央には、
    外周面にピン状突起が形成された重錘が配置され、該重
    錘のピン状突起と係合する螺旋溝が前記リードスクリュ
    ー内部の側面に形成されており、 前記リードスクリュー内のインク吸収体は、前記重錘の
    両側にそれぞれ接するように配設されていることを特徴
    とする、請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】 前記リードスクリュー内のインク吸収
    体は、ゴム袋で包囲され、該ゴム袋の一部と前記リード
    スクリューの一部とで逆止弁が構成され、前記ゴム袋の
    袋口が前記インク供給口でパッキン状に形成されている
    ことを特徴とする、請求項8乃至11のいずれか1項に
    記載のインクジェット記録装置。
  13. 【請求項13】 記録用のインクを収容する主インクタ
    ンクと、該主インクタンクからインクが補給される開口
    部を有するサブインクタンクを内蔵し記録信号に応じて
    インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドの姿勢
    を保持すると共に前記記録ヘッドを摺動自在に案内する
    ガイドレールと、前記記録ヘッドを前記ガイドレールに
    沿って往復移動させる駆動手段と、を備えたインクジェ
    ット記録装置において、 前記記録ヘッドのサブインクタンク開口部は前記ガイド
    レールに面し、前記ガイドレールの内部が前記主インクタンクを兼ねて
    おり、該ガイドレールに、前記開口部を通じて前記記録
    ヘッドのサブインクタンク内へインクを供給するための
    インク供給口が設けられているとともに、 該ガイドレールが着脱自在である ことを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  14. 【請求項14】 前記主インクタンクを兼ねたガイドレ
    ール内部と、前記記録ヘッドのサブインクタンク内部と
    にはそれぞれ、インクを保持したインク吸収体が配設さ
    れていることを特徴とする、請求項13に記載のインク
    ジェット記録装置。
  15. 【請求項15】 記録用のインクを収容する主インクタ
    ンクと、該主インクタンクからインクが補給される開口
    部を有するサブインクタンクを内蔵し記録信号に応じて
    インクを吐出する記録ヘッドと、駆動手段によって回転
    することにより前記記録ヘッドを一直線上に往復移動さ
    せるリードスクリューと、前記記録ヘッドの姿勢を保持
    すると共に前記記録ヘッドを摺動自在に案内するガイド
    レールと、を備えたインクジェット記録装置において、 前記ガイドレールの内部が前記主インクタンクを兼ね
    て、インクを保持するた めのインク吸収体と、該インク
    吸収体に固定されてガイドレール端部から突出した軸部
    材とを備えるとともに、 前記軸部材は、前記リードスクリューの回転に伴って回
    転するように構成されており、 前記ガイドレールに、前記軸部材の回転に伴う遠心力に
    より前記インク吸収体内を移動したインクを前記開口部
    を通じて前記記録ヘッドのサブインクタンク内へ供給す
    るためのインク供給口が設けられていることを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  16. 【請求項16】 前記ガイドレールの両端を着脱自在に
    固定する支持部材を有し、前記支持部材には、前記記録
    ヘッドのインク吐出側端を被記録部材に対して対向移動
    させるための移動機構が係合されていることを特徴とす
    る、請求項13または14に記載のインクジェット記録
    装置。
  17. 【請求項17】 前記リードスクリューの両端を着脱自
    在に固定する支持部材を有し、前記支持部材には、前記
    記録ヘッドのインク吐出側端を被記録部材に対して対向
    移動させるための移動機構が係合されていることを特徴
    とする、請求項1乃至12のいずれか1項に記載のイン
    クジェット記録装置。
  18. 【請求項18】 前記記録ヘッドは、インクを吐出する
    ために利用される熱エネルギーを発生するための電気熱
    変換体を備えていることを特徴とする、請求項1乃至1
    7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  19. 【請求項19】 前記記録ヘッドは、前記電気熱変換体
    によって印加される熱エネルギーにより、インクに生じ
    る膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させること
    を特徴とする、請求項18に記載のインクジェット記録
    装置。
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