JP3121014U - 切削刃の調整機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】氷削り器のアイスボックスの底面に開口する削り出し穴から突き出る切削刃の刃先の出し具合を簡単に微調整の出来る取り付け構造にすること。
【解決手段】切削刃3は、2個の長穴3aに差し込まれる2本の止めネジ4固定とするが、此れらの切削刃3に個別で成る刃物送り体5が、それに設けた突起5aと切削刃3面に開口する穴3bとの結合等で一体化構成し、此れらの刃物送り体5は切削刃3の2本の止めネジ4に直交して設けたインサートネジ6に嵌合する調整ネジ7が刃物送り体5に設けたネジ穴5bに係合して成り、此れらの調整ネジ7の回動に準じて前後に連携移動する刃物送り体5は其れに一体化する切削刃3の刃先3cを削り出し穴2面からの突き出し寸法の微調整を自在にした切削刃の調整機構とする。
【選択図】図1

Description

技術の分野
此の考案は、家庭用で使う電動式或いは手動式氷削器のアイスボックスの底面に開口する削り出し穴に突き出して、アイスボックスに収容した氷塊を切削する金属製切削刃の取り付け固定構造に関する。
此の種の従来の技術として一般に知られる氷切削器に設けた切削刃の取り付け構造は、図5及び図6で述べる様に氷削器のアイスボックスAの底面1′に露出し、氷塊Bを切削する切削刃3が底板1′の所定の位置に切り込んた削り出し穴2から刃先3cをのぞかかせる為に、底面1′の裏面1a′で削り出し穴2の近辺に位置して2個のボスを設け、其れらに切削刃3′をネジ固定する為のインサートネジ6′が埋め込まれている。
そして金属製で板状の切削刃3面には2個の長穴3aが開口し、此れらの長穴3aのそれぞれに止めネジ4は平座金やスプリングワッシャーを介して挿入され、2個のボスに埋め込まれたインサートネジ6にドライバーでねじ込まれ仮止めされ、切削刃3の刃先3cが削り出し穴2からの突き出し度合いを目視で判断しながら指先或いはドライバーの先を使い切削刃3を前後にずらし、適当な突き出し度合いを決めたうえで止めネジ4を固く締め付て2個のボスに切削刃3が固定される。
即ち切削刃3面に開口する2個の長穴3aに止めネジ4を挿入することで刃先3cの突き出し度合いを自在に選択してるが、氷塊Bの滑る底板1a面に突き出す刃先3cが長い程粗目に氷が削られ、飛び出す刃先3cが短い程細目に氷は削られて削り出し穴2の真下に置いたカップにためられる構成である。
しかしながら、上記する従来技術の場合は底面に突き出す刃先の出具合を調整するのに2の止めネジで切削刃を固定するのに、始め切削刃2本の止めネジを軽く締めた後に指先を使って切削刃を摘まんで刃先の削り出し穴からの突き出し度合いを目視か指先で刃先を軽くなぞるなどして確認した後に2本の止めネジをドライバーで再度締め直す間際に切削刃が不測に動いたり、刃先がわずかづれる等で数回やり直をして固定しなけりばならないと云う課題がある。
更には切削刃を2本の止めネジを使って固定するのに1本づつ強く締めるため切削刃を強く指先で支えない限り止めネジの回転につられ刃先の飛び出しがややもすると傾き加減に固定され、氷の切削に支障をきたすなどの課題があり、利用者は此れらの刃先の調整に多くの不満を感じていた。
この様に刃先の微妙な突き出し度合いを指先を使って切削刃を微小に前後にづらして調整し更らに其のままの刃先を動かさずにドライバーを使って2本の止めネジを強硬に締めない限り緩い締め付けは氷の切削時に刃先の突き出に強烈な氷塊の切削衝撃の為に変則的に変動してしまう等の課題が多い。
この考案はかかる欠点ともなる課題を解決する為に請求項1を図1、図2、で述べるに氷削り器でアイスボックスAの底面1に設けた削り出し穴2から突き出して、氷塊Bを切削する切削刃3を底板1の裏面1aに固着する構造で、該切削刃3は2個の長穴3aに差し込まれる2本の止めネジ4固定とするが、此れらの切削刃3に個別でなる刃物送り体5が、それに設けた突起5aと切削刃3面に開口する穴3bとの結合等で一体構成し、此れらの刃物送り体5は切削刃3の2本の止めネジ4に直交して設けたインサートネジ6に嵌合する調整ネジ7が刃物送り体5に設けたネジ穴5bに係合して成り、此れらの調整ネジ7をインサートネジ6にねじ込みとねじ戻しの回動作用に同期し、前後に連携移動する刃物送り体5は其れに一体化する切削刃3の刃先3cを削り出し穴2面からの突き出し寸法の微調整をする事で解決するものである。
また請求項2では図3、図4で述べるように、上記する切削刃3に一体化構成で成る刃物送り体5の前後の移動を、調整ネジ7部材を不要にし、刃物送り体5の面にリンクするレバー体8は、刃物送り体5と同一裏面1aに設定したレバー体8の支点8aに近接する端部でリンクし、此の継ぎ手8bの片方の端部の左右回動での動作によって、刃物送り体5が前後に連動させ其れに一体化する切削刃3の刃先3cを削り出し穴2の面からの突き出し寸法の微調整をする事で解決するものである。
本考案は上述の様に構成作用するので次の優れて効果を奏する。即ち請求項1で述べるように氷削りを粗目削りか細目削りかの選択時に、切先の突き出し寸法の微調整は調整ネジの頭を素手で左右いずれか方向に回動するだけで刃先を簡単に正確に調整の出来る切削刃の調整機構を提供出来る。
また請求項2で述べるように、刃物送り体に接続するテコ式のレバー体の端を弱い力で左右方向に動かす事で簡単に刃先の微調整の出来る切削刃の調整機構を提供出来る。
以下に図示の実施例に基づいて本考案を更に詳細に説明する。
図1は本考案での第一実施例での要部断面図で、図2は図1でのD方向矢視図での要部平面図で、電動式氷や手動式氷削器に設けた筒状のアイスボックスAの底面1には其の中央部から外壁の向け細長い削り出し穴2が開口し、其れらの開口穴に1枚の片刃でなる切削刃3の刃先3cがカンナ式に突き出し、其のアイスボックスAに入れられた氷塊Bが外部からの回転押し圧を受け底面1の削り出し穴2に突き出す刃先3cにによって細く削られるが、此れらの1枚の切削刃3は底面1の裏面1aに2本の止めネジ4で固定されるが、氷塊Aを削り出す刃先3cの底面1からの突き出し程度で、粗目や細目に氷塊Aが削られる仕組みである。
本考案は、此れらの刃先3cの突き出し度合いを調整ネジ6を操作する事で刃先3cの出し入れを行う為に、切削刃3の平面に2個の止めネジ4用の長穴3aの他に個別で成る刃物送り体5を此の切削刃3に一体化する為に、2個の丸い穴3bを開口し、其の穴3bに刃物送り体5の平面に突き出した2個の突起5aが差し込まれ双方が一体化される。
此れらの一体化はステンレス板材にし双方に穴を設けリベット固定でも良い、此の刃物送り体5の一辺に直角コーナーで其の面には、調整ネジ7が緩く差し込まれる為のネジ穴5bが開口された成型品での刃物送り体5が本実施例では採用される。
更にアイスボックスAの底面1の裏面1aに設けた受け合1bに2個の止めネジ4がねじ込み固定されるインサートネジ(図示せず)と其れに直交して調整ネジ7がねじ込まれるインサートネジ6がそれぞれ埋め込まれる。
そして此れらの2個の止めネジ4用インサートネジと調整ネジ7用インサートネジ6とが受け台1bに埋め込まれが、刃物送り体5は受け台1b面に密着し前後に数ミリの移動自在で成るスペースとする。
此れらの切削刃3は2個の止めネジ4によって平座金やスプリング座金等を介して始は緩く2個のインサートネジに仮止めされ、刃先3cを削り出し穴2から突き出させ、且つ調整ネジ7は刃物送り体5の直角コーナーのネジ穴5bに差し込まれ、コイルスプリング7aの弾発力を受けながら締め付けと締め戻し自在にインサートネジ6にねじ込まれる。
此れらの調整ネジ7の頭は指先で摘まんで矢印a方向に軽く回し切削刃3を同時に矢印a方向に突き出し、矢印a方向と逆回しによって刃先3cは後退する事で刃先3cが削り出し穴2からの突き出し具合を目視しながら微調整しすることで、其の後に2個の仮止めされた止めネジ4を固く締め付け直し所定の位置に切削刃3は安定的に固く固定される。
次に第二実施例例において、図3は本考案での全体を示す平面図で、図4は図3のA−A断面を示す断面図で、前記する切削刃3に一体化構成で成る刃物送り体5の直角コーナーの無いフラットな刃物送り体5で、其の一辺に軸状の継ぎ手8bが直立し、個別でなる細長い板状でのレバー体8を裏面1aから伸びる支点8aに回動自在に支え、それに近い端に長穴を開口し、刃物送り体5に直立する軸状の継ぎ手8bに差し込まれリンクされる。
此のように一枚の細長い板状でのレバー体8は端部を矢印b方向に回動する事で、継ぎ手8bが矢印b方向に回動し其れに連動する刃物送り体5に一体化する切削刃3の矢印b方向への移動が刃先3cを削り出し穴2から突き出す事になり、継ぎ手8bを指で摘まんで矢印b逆方向に回動する事で、刃先3cを自在に後退することで、切削刃3の微調整を行い、2個の仮止めされた止めネジ4を固く締め付けることになる。
本考案に係わる第一実施例での要部断面図である。 本考案に係わる第一実施例での図1のD矢視での平面図である。 本実施に係わる第二実施例での平面図である。 本実施に係わる第二実施例での図3のA−A断面での断面図である。 従来技術での要部断面図である。 従来技術での要部平面図である。
符号の説明
A アイスボックス
B 氷塊
1, 1′ 底面
1a,1a′ 裏面
1b 受け台
2 削り出し穴
3,3′ 切削刃
3a 長穴
3b 穴
3c 刃先
4 止めネジ
5 刃物送り体
5a 突起
5b ネジ穴
6,6′ インサートネジ
7 調整ネジ
7a コイルスプリング
8 レバー体
8a 支点
8b 継ぎ手

Claims (2)

  1. 氷削り器でアイスボックス(A)の底面(1)に設けた削り出し穴(2)から突き出して氷塊(B)を切削する切削刃(3)を裏面(1a)に固着する構造において、該切削刃(3)は、2個の長穴(3a)に差し込まれる2本の止めネジ(4)固定とするが、此れらの切削刃(3)に個別で成る刃物送り体(5)が、それに設けた突起(5a)と切削刃(3)面に開口する穴(3b)との結合等で一体化構成し、此れらの刃物送り体(5)は切削刃(3)の2本の止めネジ(4)に直交して設けたインサートネジ(6)に嵌合する調整ネジ(7)が刃物送り体(5)に設けたネジ穴(5b)に係合して成り、此れらの調整ネジ(7)の回動に準じて前後に連携移動する刃物送り体(5)は其れに一体化する切削刃(3)の刃先(3c)を削り出し穴(2)面からの突き出し寸法の微調整を自在にした事を特徴とする切削刃の調整機構。
  2. 上記する切削刃(3)に一体化構成で成る刃物送り体(5)の前後の移動を、調整ネジ(7)を使わずに、刃物送り体(5)面にリンクするレバー体(8)に連接することで、底面(1)の裏面(1a)に設定したレバー体(8)の支点(8a)の端部でリンクする継ぎ手(8b)の左右動作によって刃物送り体(5)が前後の連携移動にレバー体(8)によって変換され切削刃(3)の刃先(3c)を削り出し穴(2)面からの突き出しの微調整を自在にしたことを特徴とする請求項1記載の切削刃の調整機構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107782033A (zh) * 2016-08-26 2018-03-09 河南艾斯比尔电器有限公司 一种片冰雪花机

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