JP3120682U - 褌 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に着用でき、機能性に優れてかつデザイン的に趣向のある褌を提供すること。
【解決手段】 褌本体布部3と前垂れ布部2とを有し、前記褌本体布部3と前垂れ布部2との間に腰部に巻回して固定する為の腰紐4と、前記褌本体布部の両端部に固定した前記腰紐4と挿通する為のループ片5とを備え、かつ、前垂れ布部2で隠れる部分の腰紐4の両端付近に一対の紐通し片7を設けた。この構成により、全体の穿き崩れも無く、尚且つ前垂れ布部2がずれること無く、更に結んだ腰紐4の端部が長く垂れ下がることも無く着用感が爽快となるなどの効果が得られる。
【選択図】図3
【解決手段】 褌本体布部3と前垂れ布部2とを有し、前記褌本体布部3と前垂れ布部2との間に腰部に巻回して固定する為の腰紐4と、前記褌本体布部の両端部に固定した前記腰紐4と挿通する為のループ片5とを備え、かつ、前垂れ布部2で隠れる部分の腰紐4の両端付近に一対の紐通し片7を設けた。この構成により、全体の穿き崩れも無く、尚且つ前垂れ布部2がずれること無く、更に結んだ腰紐4の端部が長く垂れ下がることも無く着用感が爽快となるなどの効果が得られる。
【選択図】図3
Description
本考案は、褌を長時間の着用により褌の前垂れ部分が中心にずれず、腹部から臀部を覆う部分の布がたるむことなく着用できる褌に関するものである。
また、従来の製作技術を改良し、褌の生地が柄物の場合にも対応し、生地本来の柄を生かすことを課題にデザイン性と着用心地と見栄えの三位一体の褌に係るものである。
また、従来の製作技術を改良し、褌の生地が柄物の場合にも対応し、生地本来の柄を生かすことを課題にデザイン性と着用心地と見栄えの三位一体の褌に係るものである。
従来、例えば特開 2002−275701号 公報に示されているように一般には褌を着用者の体に固定するための紐部分が褌本体の端部に縫い付けている。かかる従来品では着用しにくいという不便と長時間の着用あるいは着用者のハードな動きに対応できず、褌の前垂れ部分が中央にずれてしまう現象や腹部から臀部を覆う部分が垂れ下がるという現象が生じ易かった。また、例えば特開 2004−131909号 公報に示されているように従来では褌の生地が柄物であるというものは殆んどなくデザイン性に乏しかった。
そこで、このような欠点を改善するため、本考案者は、紐部分を褌本体布部の前垂れ部分と腹部から臀部を覆う部分の境に縫い合わせる方法と褌本体布部の端部に紐を通すためのループ片を付けることを提案した。また、紐の縫い目はカバーする役目にもなるため柄物の生地でも前方、後方ともに生地本来の柄を活かすことや前後全く違う柄の生地を使用するというニーズにも対応できるのが特徴である。
特開 2002−275701号 公報 特開 2004−131909号 公報
従来の褌では、着用中に前垂れ部分の布が中心に寄りやすくなるという現象が発生することにより見た目が悪くなってしまうという欠点が生じる。
また、上記の欠点と同時に長時間または着用者のハードな動きにより陰部に生地のたるみが出てしまう現象が発生することにより付け心地と見栄えが悪くなってしまうという欠点が生じる。
更に、プリントがされている柄物の布の場合、縫製の都合により装着時に前垂れ布部を折り返すためプリントされている柄の表裏が不一致になってしまう現象が起きる。また、前後違ったデザインといった要望にも応えることができないという欠点がある。更にまた、前で結んだ腰紐が長く下に垂れ下がって見苦しい等の欠点があった。
以上の課題に加えさらに改善に迫られている点がある。それは褌の着用手順である。すなわち、非常に着用に手間取ることである。
本考案は、上記した従来の褌にない形状にすることにより褌としての機能と付け心地の向上が図られるようにした。また、使用者を前後左右から見た場合の見栄えを良好にすることにより、“褌は下着である”というイメージにとらわれずもっと広い分野での活用に着眼し“褌”という延長線から発展させ、水着としての機能の向上にも結び付けた。従って、褌の商品価値を著しく高めることができる。
褌の前垂れ布と腹部から臀部を覆う布を別々に裁断し、二つの布の縫い合わせ部分に褌を固定する紐をさらに縫い合わせる。なお二つの布を別々に縫い合わせることにより素材が柄物にも対応できるようになる。
更に褌装着時に、前垂れ布部で隠れる腰紐の両端付近に腰部を巻回して固定する為の腰紐を通す為の一対の紐通し片を設けるようにし前で結んだ腰紐が長く下に垂れ下がるのを防止した。これにより見栄えが一段と向上する。
本考案は、上記のように構成したので、概略次のような効果が得られる。
(1)褌の前垂れ布部のずれが生じない。
(2)褌の本体布部の垂れ下がる現象が生じない。
(3)褌の着心地が爽快となる。
(4)着用時の見栄えは常に良好である。
(5)褌のデザインの幅を広げる効果を得られる。
(6)トイレ等での着脱時に腰紐が垂れ下がることなく着脱が簡単にできる。
(1)褌の前垂れ布部のずれが生じない。
(2)褌の本体布部の垂れ下がる現象が生じない。
(3)褌の着心地が爽快となる。
(4)着用時の見栄えは常に良好である。
(5)褌のデザインの幅を広げる効果を得られる。
(6)トイレ等での着脱時に腰紐が垂れ下がることなく着脱が簡単にできる。
以下に、本考案の一実施例を図に基づいて詳細に説明する。
図1は褌の展開図である。
図1において、1は褌全体を示す。2は褌の前垂れ布部を示し、3は褌本体布部を示す。4は腰紐を示し、5は前記腰紐4を固定するループ片である。6は前記褌の前垂れ布2、前記褌本体布部3、腰紐4の縫い合わせ部分を示している。7は腰紐4を挿通するための紐通し片である。
図1は褌の展開図である。
図1において、1は褌全体を示す。2は褌の前垂れ布部を示し、3は褌本体布部を示す。4は腰紐を示し、5は前記腰紐4を固定するループ片である。6は前記褌の前垂れ布2、前記褌本体布部3、腰紐4の縫い合わせ部分を示している。7は腰紐4を挿通するための紐通し片である。
図2は前記図1のループ片5の部分の拡大した図である。
図2において、5a〜5eは着用者のウエストサイズに合わしたループ片である。これらのループ片5a〜5eは褌本体布部3の両端部にその長手方向に沿って固定されている。また、前記ループ片5a〜5eにはそれぞれ腰紐を挿通するための腰紐挿通孔8a〜8eが設けられている。
図2において、5a〜5eは着用者のウエストサイズに合わしたループ片である。これらのループ片5a〜5eは褌本体布部3の両端部にその長手方向に沿って固定されている。また、前記ループ片5a〜5eにはそれぞれ腰紐を挿通するための腰紐挿通孔8a〜8eが設けられている。
図3は着用時の状態を示す。
図3において褌全体1、褌前垂れ布部2、褌本体布部3、腰紐4、ループ片5、縫い合わせ部分6は前記図1と同じ部分を示す。腰紐を固定する紐通し片7、腰紐挿通孔8a〜8e、9は着用時の腰紐を締めた時の結び目を示す。
図3において褌全体1、褌前垂れ布部2、褌本体布部3、腰紐4、ループ片5、縫い合わせ部分6は前記図1と同じ部分を示す。腰紐を固定する紐通し片7、腰紐挿通孔8a〜8e、9は着用時の腰紐を締めた時の結び目を示す。
本考案は従来の褌の紐部分と褌本体の縫い合わせ部を改善したものである。すなわち、紐部分を前垂れ部分に縫い合わせる方法で装着時に紐に左右へ力が加わり前垂れ部分を常に左右に引っ張るという働きをもたらすため、従来の前垂れが中心に寄りやすくなってしまうという欠点を完全に解決することができる。換言すれば、長時間の着用と着用者のハードな動きによりずれてしまうということがなく、常に見栄えが良好となる効果がある。
なお、本考案は装着直前に褌の固定に使う紐を褌の端部にあったループ片に通して、装着時の形態を予め整えた後に、着用することで非常にスムーズに装着することができる。
また、本考案は、腰紐4により着用者の下腹部と腰部を中心に左右への力が常時に働いているため、装着中に陰部を覆うための布がたれてしまうという欠点が解決できる。さらに装着中常に装着者の体にフィットするため装着時における使い心地が良好となる効果がある。
また、本考案は従来の褌にない形態から紐の結び方にも工夫を施した。すなわち、両端の前記腰紐4を左右後ろ方向に回し、図1のループ片5に通す。次に、前記腰紐4の端部を腹部に向かって前方向に引っ張り着用者のウエストのサイズに合うまで締めてから下腹部の両端にある紐通し片に紐7を通し、中央部分で結べば前記前垂れ布部2のずれが防止でき、かつ腰紐4が長く下に垂れることを防止できる効果が得られる。
従来品と比較し、本考案は褌の腰紐の縫い付け位置の変更と褌の端部分にループ片5と下腹部の両端に紐通し片7を付け加えたため、装着直前に腰紐を装着者に合うサイズのループ片5と紐通し片7に通すことにより日ごろ着用しなれているトランクスやブリーフの様な下着の形に近い状態にすることができる。また、通常通りに下着を着ける感覚で着用すれば簡単に着用できる。
また、本考案は褌の生地が柄物であるケースにも対応できる製作技術を使用したため従来の褌のように生地に縛られることなく、一層見栄えがよくなると共に褌のデザインの幅を大きく広げる効果がある。
更に、図4のように褌本体布部3と褌の前垂れ布部2の幅を変える事も可能となりフィット感を調整できる為、着用者の履き心地もより一層向上する効果がある。
図5は図4の着用時の状態を示す。
図5は図4の着用時の状態を示す。
実際に本考案の褌を着用して、おみこしを担ぐなどのハードな動きしたり、また、水着として使用し、水でぬらしたりした結果、穿き崩れせず、また前垂れ布部分は中央にずれることなく、看者からの見栄えも良好に保つことができた。
尚、上記の実施例ではループ片5に複数の挿通孔5a〜5eを設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、オーダーメイドの場合には、その人のウエストサイズに合わせるので挿通孔は1つであっても良い。
1 褌全体
2 褌の前垂れ布部
3 褌本体布部
4 腰紐
5 腰紐を固定するループ片全体
5a〜5e ループ片
6 褌本体布部と褌前垂れ布部と腰紐との縫い合わせ部分
7 腰紐を固定する紐通し片
8a〜8e 腰紐挿通孔
9 着用時の腰紐の結び目
2 褌の前垂れ布部
3 褌本体布部
4 腰紐
5 腰紐を固定するループ片全体
5a〜5e ループ片
6 褌本体布部と褌前垂れ布部と腰紐との縫い合わせ部分
7 腰紐を固定する紐通し片
8a〜8e 腰紐挿通孔
9 着用時の腰紐の結び目
Claims (4)
- 褌本体布部と、この褌本体布部に連なる前垂れ布部と、前記褌本体布部と前垂れ布部との間に腰部に巻回して固定する為の腰紐と、前記褌本体布部の両端部に固定した前記腰紐を挿通する為のループ片とを有することを特徴とする褌。
- 前記ループ片は、ウエストサイズを調整する為の複数の腰紐挿通孔を有することを特徴とする請求項1に記載の褌。
- 褌装着時に、前記前垂れ布部で隠れる腰紐の両端付近に前記腰部を巻回して固定する為の腰紐を通し該腰紐の垂れ下がり防止の為の一対の紐通し片を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載された褌。
- 前記褌本体布部、前垂れ布部、腰紐、ループ片及び紐通し片のいずれか若しくはこれら全てに各種の絵柄、図、文字等のデザインを施したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載された褌。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000605U JP3120682U (ja) | 2006-01-04 | 2006-01-04 | 褌 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006000605U JP3120682U (ja) | 2006-01-04 | 2006-01-04 | 褌 |
Publications (1)
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JP3120682U true JP3120682U (ja) | 2006-04-20 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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2006
- 2006-01-04 JP JP2006000605U patent/JP3120682U/ja not_active Expired - Fee Related
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