JP3120201B2 - 加工装置のチャック装置 - Google Patents

加工装置のチャック装置

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JP3120201B2
JP3120201B2 JP5302694A JP5302694A JP3120201B2 JP 3120201 B2 JP3120201 B2 JP 3120201B2 JP 5302694 A JP5302694 A JP 5302694A JP 5302694 A JP5302694 A JP 5302694A JP 3120201 B2 JP3120201 B2 JP 3120201B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコンウェハの切断
加工や薄板の平面加工等を行う加工装置においてワーク
を固定する加工装置のチャック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコンウェハの切断加工を行う
加工装置であるダイシング装置では、シリコンウェハを
固定するために、例えば、シリコンウェハをキャリアフ
レームに固定し、このキャリアフレームを真空チャック
によって固定していた。図14はキャリアフレームおよ
びシリコンウェハを示す平面図、図15はキャリアフレ
ームを真空チャックに固定した状態を示す断面図であ
る。これらの図に示すように、リング状のキャリアフレ
ーム101には、下側から低粘着性の粘着テープ102
が貼り付けられ、この粘着テープ102上に、加工対象
ワーク103であるシリコンウェハが貼り付けられて固
定される。そして、加工対象ワーク103が固定された
キャリアフレーム101を、図15に示すように、真空
チャック104でクランプして切断を行っていた。
【0003】また、磁気ディスク用のガラスやアルミニ
ウムの板や、シリコンウェハ等の薄板の平面加工を行う
加工装置では、例えば、図17に示すように、薄板の加
工対象ワーク111を直接、真空チャック104でクラ
ンプして平面加工を行っていた。なお、平面加工は、ダ
イヤモンド旋盤、正面切削加工、スライス加工、円筒砥
石やカップ砥石による研削加工、クリープフィード加
工、ワーク回転加工等を含み、加工方法は問わない。ま
た、これらの固定方法の他に、ダイシング装置における
シリコンウェハの固定や、平面加工を行う加工装置にお
ける加工対象ワークの固定に用いられる固定方法として
は、図19に示すように、シリコンウェハ等の加工対象
ワーク112をワックス113によってチャックプレー
ト114に貼り付け、このチャックプレート114を真
空チャック104でクランプする方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
および図15に示すように加工対象ワーク103をキャ
リアフレーム101に固定する固定方法では、切断加工
前に、キャリアフレーム101に粘着テープ102を貼
る手間と時間がかかると共に、そのための装置が必要に
なり、また、粘着テープ102が使い捨てになるという
問題点があった。また、ワークの切断後、個々のワーク
を取り外すために、下側からピン等でワークを突き上げ
て、粘着テープ102から分離する装置(例えば、特開
平4−212422号公報に示されるような紫外線照射
手段等)が必要になるという問題点があった。また、個
々のワークを粘着テープ102から引き剥がす際に、個
々のワークに負荷がかかるため、個々のワークにチッピ
ング等の欠陥が発生することがあるという問題点があっ
た。更に、粘着テープ102が絶縁体であるため、静電
気が発生しやすいという問題点があった。
【0005】また、図17に示すように、加工対象ワー
ク111を真空チャック装置104でクランプする方法
では、図16に示すように湾曲した加工対象ワーク11
1を真空チャック装置104でクランプすると、加工時
には加工対象ワーク111が平らになっているが、加工
後、加工対象ワーク111を真空チャック装置104か
ら外すと、加工前と同様に湾曲した状態に戻り、平面度
が劣るという問題点があった。また、クランプ時に真空
チャック装置104の吸引部によって加工対象ワーク1
11の一部がへこみ、この状態で加工すると吸引部に対
応する部分の肉厚が厚くなると共に、加工後、クランプ
時にへこんでいた部分が元に戻るため、図18に示すよ
うに、加工後の加工対象ワーク111に凸部116が生
じ、平面度が劣化するという問題点があった。
【0006】また、図19に示すように、加工対象ワー
ク112をワックス113によってチャックプレート1
14に貼り付ける方法では、加工対象ワーク112の貼
り付け、取り外しに手間と時間がかかるという問題点が
あった。特に、取り外し時に、小片に分かれたワークの
ワックス113からの取り外しや取り扱いが難しく、自
動化が難しいという問題点があった。また、図19に示
すように、ワックス113内に気泡117が生じたりし
て、加工対象ワーク112とチャックプレート114の
間にワックス113を均一に入れることが難しく、平行
度良く加工を行うことが難しいという問題点があった。
【0007】ところで、例えば特開平1−188308
号公報に示されるように、加工対象ワークの取り付け、
取り外しの容易な固定方法として、冷凍チャックを用い
た方法が提案されている。この冷凍チャックは、チャッ
クプレート上に、冷凍した氷の層を介して加工対象ワー
クを固定するものである。しかしながら、この冷凍チャ
ックにおいても、従来は、加工対象ワークとチャックプ
レートとの間隔を均一にすることが難しく、平行度良く
加工を行うことが難しいという問題点があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、加工対象ワーク
とチャックプレートとの間隔を均一にしながら、冷凍チ
ャックを用いて加工対象ワークを固定することができる
ようにした加工装置のチャック装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、加工装置における加工対象ワークを氷を介して固定
するためのチャックプレートと、このチャックプレート
上に、氷を形成するための液体を供給する液体供給手段
と、この液体供給手段によってチャックプレート上に供
給された液体を冷凍して氷を形成する冷凍手段と、この
冷凍手段によって形成される氷によってチャックプレー
トの上面に固定される加工対象ワークとチャックプレー
トの上面との間隔を均一化する間隔均一化手段とを、加
工装置のチャック装置に具備させて、前記目的を達成す
る。
【0010】請求項2記載の加工装置のチャック装置
は、請求項1記載の装置において、間隔均一化手段が、
チャックプレートの上面に形成され、チャックプレート
に載置された加工対象ワークの下側において氷を形成す
るための液体を保持する溝を有するものである。請求項
3記載の加工装置のチャック装置は、請求項1記載の装
置において、間隔均一化手段が、加工対象ワークとチャ
ックプレートの上面との間に形成される氷の層の厚みを
均一化するものである。請求項4記載の加工装置のチャ
ック装置は、請求項3記載の装置において、間隔均一化
手段が、加工対象ワークとチャックプレートの上面との
間隔が略一定になるように、加工対象ワークをチャック
プレート上に保持する保持手段を有するものである。請
求項5記載の加工装置のチャック装置は、請求項4記載
の装置において、保持手段が、チャックプレートの上面
に設けられ、液体供給手段から供給される液体を放出す
る複数の液体出口を有し、この液体出口から放出される
液体の圧力と加工対象ワークの重量とのバランスによ
り、加工対象ワークを保持するものである。請求項6記
載の加工装置のチャック装置は、請求項4記載の装置に
おいて、保持手段が、チャックプレートの上面に設けら
れ、液体供給手段から供給される液体を放出する複数の
液体出口と、チャックプレート上において加工対象ワー
クの上方への移動を規制する規制手段とを有し、液体出
口から放出される液体の圧力によって加工対象ワークを
上方に持ち上げると共に、規制手段によって加工対象ワ
ークの上方への移動を規制することによって、加工対象
ワークを保持するものである。請求項7記載の加工装置
のチャック装置は、請求項4記載の装置において、保持
手段が、チャックプレートの上面に設けられ、液体供給
手段から供給される液体を放出する複数の液体出口と、
加工対象ワークの上面に対して上方から気体を放出する
気体放出手段とを有し、液体出口から放出される液体の
圧力と気体放出手段から放出される気体の圧力とのバラ
ンスにより、加工対象ワークを保持するものである。請
求項8記載の加工装置のチャック装置は、請求項4記載
の装置において、保持手段が、チャックプレートの上面
に設けられ、加工対象ワークとチャックプレートの上面
との間隔が略一定になるように、加工対象ワークをチャ
ックプレート上に保持するスペーサを有するものであ
る。請求項9記載の加工装置のチャック装置は、請求項
1ないし3のいずれかに記載の装置において、チャック
プレートの少なくとも加工対象ワークが固定される部分
が弾性部材によって形成されているものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の加工装置のチャック装置では、
液体供給手段によってチャックプレート上に供給された
液体が冷凍手段によって冷凍され氷が形成され、この氷
によって加工対象ワークがチャックプレートの上面に固
定される。また、間隔均一化手段によって、加工対象ワ
ークとチャックプレートの上面との間隔が均一化され
る。なお、本発明において、氷とは、水以外の液体を冷
凍によって固化したものを含むものとする。
【0012】請求項2記載の加工装置のチャック装置で
は、チャックプレートの上面に形成された溝に保持され
た液体が冷凍手段によって冷凍され氷が形成され、この
氷によって、加工対象ワークとチャックプレートの上面
との間隔がほとんどない状態で、加工対象ワークがチャ
ックプレートの上面に固定される。請求項3記載の加工
装置のチャック装置では、間隔均一化手段によって、加
工対象ワークとチャックプレートの上面との間に形成さ
れる氷の層の厚みが均一化される。請求項4記載の加工
装置のチャック装置では、保持手段によって、加工対象
ワークとチャックプレートの上面との間隔が略一定にな
るように、加工対象ワークがチャックプレート上に保持
される。請求項5記載の加工装置のチャック装置では、
チャックプレートの上面に設けられた液体出口から放出
される液体の圧力と加工対象ワークの重量とのバランス
により、加工対象ワークが保持される。請求項6記載の
加工装置のチャック装置では、チャックプレートの上面
に設けられた液体出口から放出される液体の圧力によっ
て加工対象ワークが上方に持ち上げられると共に、規制
手段によって加工対象ワークの上方への移動が規制さ
れ、加工対象ワークが保持される。請求項7記載の加工
装置のチャック装置では、チャックプレートの上面に設
けられた液体出口から放出される液体の圧力と気体放出
手段から放出される気体の圧力とのバランスにより、加
工対象ワークが保持される。請求項8のいずれかに記載
の加工装置のチャック装置では、チャックプレートの上
面に設けられたスペーサによって、加工対象ワークとチ
ャックプレートの上面との間隔が略一定になるように、
加工対象ワークがチャックプレート上に保持される。請
求項9記載の加工装置のチャック装置では、チャックプ
レートの少なくとも加工対象ワークが固定される部分が
弾性部材によって形成されていることから、加工後のワ
ークの取り外しが容易になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の加工装置のチャック装置にお
ける実施例を図1ないし図13を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明の第1実施例のチャック装置の構成を
示す断面図である。この図に示すように、本実施例のチ
ャック装置は、シリコンウェハ等の加工対象ワーク11
を氷の層を介して固定するためのチャックプレート12
と、このチャックプレート12上に、氷の層を形成する
ための液体14を供給する液体供給装置13と、チャッ
クプレート12の下側に設けられ、液体供給装置13に
よってチャックプレート12上に供給された液体14を
冷凍して氷の層を形成する冷凍手段としての冷凍チャッ
ク15とを備えている。
【0014】チャックプレート12の側部には液体入口
部17が設けられ、チャックプレート12の上面には等
間隔に複数の液体出口18が設けられている。また、チ
ャックプレート12の内部には、液体入口部17と液体
出口18とを連通する液体通路19が設けられている。
また、チャックプレート12の上面の周部には、周回状
の凸部20が形成され、この凸部20で囲まれたチャッ
クプレート12の上面に液体14を保持できるようにな
っている。液体入口部17には、パイプ21を介して液
体供給装置13が接続されている。この液体供給装置1
3は、一定の圧力で液体を供給するようになっている。
本実施例では、チャックプレート12の上面に設けられ
た液体出口18から放出される液体14の圧力と加工対
象ワーク11の重量とのバランスにより、チャックプレ
ート12の上面と加工対象ワーク11との間隔が略一定
になるように、液体14を介して加工対象ワーク11が
チャックプレート12上に保持されるようになってい
る。なお、液体14には、0〜−30度C程度で固化す
る液体が用いられるが、特に純水が好ましい。
【0015】冷凍チャック15は、例えばペルチェ効果
を利用してチャックプレート12を冷却するようになっ
ている。ペルチェ効果とは、図2に示すように、異なる
金属23、24を接合し、これに電源25によって電流
を流すと、金属23、24の接合部において熱の発生ま
たは吸収が起こる現象である。なお、冷凍チャック15
は、ペルチェ効果を利用するものの他、液体窒素やフロ
ンガス等の低温の流体を用いて冷却するものでも良い。
また、チャックプレート12は冷凍チャック15と一体
化されていても良いし、別体でも良い。チャックプレー
ト12が冷凍チャック15と別体の場合には、冷凍チャ
ック15が真空チャック機能を併せ持つようにしても良
い。この場合には、氷の層を介して加工対象ワーク11
を固定したチャックプレート12は、真空チャック機能
によって冷凍チャック15上に固定され、切断、研削等
の加工が行われる。冷凍チャック15が真空チャック機
能を併せ持たない場合には、氷の層を介して加工対象ワ
ーク11を固定したチャックプレート12を、図示しな
い真空チャックに固定し、切断、研削等の加工を行う。
【0016】次に、本実施例のチャック装置の作用につ
いて説明する。加工対象ワーク11をチャックプレート
12上に固定する場合は、まず、加工対象ワーク11を
チャックプレート12上に載置し、液体供給装置13よ
りパイプ21を介してチャックプレート12の液体入口
部17に液体14を一定圧力で供給する。この液体14
は、チャックプレート12内の液体通路19を経て、液
体出口18より放出され、加工対象ワーク11を持ち上
げる。これにより、加工対象ワーク11は、液体出口1
8より放出される液体14の圧力と加工対象ワーク11
の重量とが釣り合う位置に保持される。この状態で、冷
凍チャック15によってチャックプレート12を冷却す
ると、液体14が固化し、氷の層を介して加工対象ワー
ク11がチャックプレート12上に固定される。
【0017】このとき、チャックプレート12の上面と
加工対象ワーク11との間隔が略一定になるように加工
対象ワーク11がチャックプレート12上に保持されて
いるので、チャックプレート12の上面と加工対象ワー
ク11との間の氷の層の厚みは略均一となる。なお、氷
の層の厚みは、液体供給装置13における液体の供給圧
力を調整することによって調整することができる。この
氷の層の厚みは、数mm以下、特に100μm以下が好
ましい。このように、氷の層を薄くすることにより、た
とえ氷の層の厚みのばらつきが生じても、そのばらつき
の大きさを小さくすることができる。このようにしてチ
ャックプレート12上に固定された加工対象ワーク11
に対して、切断加工や平面加工が行われ、加工後は、熱
風等により氷を解凍することによって加工対象ワーク1
1がチャックプレート12から取り外される。
【0018】このように、本実施例によれば、冷凍チャ
ックによって加工対象ワーク11をチャックプレート1
2に固定するようにしたので、従来のような粘着テープ
やワックスによる貼り付けが不要であり、加工対象ワー
ク11の取り付け、取り外しの手間と時間を省くことが
できる。また、本実施例では、チャックプレート12の
上面と加工対象ワーク11との間の氷の層の厚みが略均
一になるため、平行度良く加工を行うことができる。ま
た、切断加工の場合には、氷の層がチャックプレート1
2の上面と加工対象ワーク11との間にあるため、チャ
ックプレート12を傷つけることなく加工対象ワーク1
1の切断を行うことができる。また、チャック時や切断
の際に、氷の層がワーク面を覆うため、この氷の層によ
ってワークを保護でき、チッピングを防止することがで
きる。更に、切断後の個々のワークの取り外しの際に、
個々のワークに負荷がかからないので、取り外しの際の
チッピングを防止することができる。
【0019】また、図3に示すように、本実施例では、
加工対象ワーク11に負荷をかけずに、加工対象ワーク
11を氷の層16を介してチャックプレート12に固定
することができるので、平面加工の場合には、湾曲した
加工対象ワーク11をそのままの形で固定して平面加工
することにより、平面加工後の加工面の反りを取ること
ができ、平面度良く加工することができる。また、真空
チャックによって加工対象ワークを直接固定する場合の
ように、真空チャックの吸引部によって加工対象ワーク
の一部がへこむことがないので、平面度良く加工するこ
とができる。
【0020】図4は本発明の第2実施例のチャック装置
の構成を示す断面図である。この図に示すように、本実
施例のチャック装置では、チャックプレート12上にお
ける加工対象ワーク11の上方への移動を規制する規制
手段としての押圧プレート31が設けられている。この
押圧プレート31は、平面部31aと、この平面部31
aの下面の周部に形成された下側に突出する周回状の凸
部31bと、この凸部31bに適宜の間隔で設けられた
液体出口31cとを有している。また、本実施例では、
チャックプレート12の上面には、周回状の凸部20は
形成されていない。
【0021】本実施例では、加工対象ワーク11をチャ
ックプレート12上に固定する場合は、まず、加工対象
ワーク11をチャックプレート12上に載置し、加工対
象ワーク11を覆うように押圧プレート31をチャック
プレート12上に載置する。そして、液体供給装置13
よりチャックプレート12に液体14を供給し、液体出
口18より放出させる。すると、液体出口18から放出
される液体14の圧力によって加工対象ワーク11が上
方に持ち上げられ、押圧プレート31の平面部31aに
当接して保持される。なお、液体出口18から放出され
た液体14は押圧プレート31の液体出口31cより排
出される。
【0022】この状態で、冷凍チャック15によってチ
ャックプレート12を冷却すると、液体14が固化し、
氷の層を介して加工対象ワーク11がチャックプレート
12上に固定される。このとき、押圧プレート31によ
って、チャックプレート12の上面と加工対象ワーク1
1との間隔が一定に保持されているので、チャックプレ
ート12の上面と加工対象ワーク11との間の氷の層の
厚みは略均一となる。なお、押圧プレート31は金属等
で形成しても良いが、加工対象ワーク11の上面におけ
る傷の発生を防止するためにゴム等の弾性部材で形成し
ても良い。その他の構成、作用および効果は第1実施例
と同様である。
【0023】図5は本発明の第3実施例のチャック装置
の構成を示す断面図である。この図に示すように、本実
施例のチャック装置は、第2実施例における押圧プレー
ト31の内部に、冷水または冷気を通すための流体通路
31dを形成したものである。本実施例では、加工対象
ワーク11をチャックプレート12上に固定する際に、
流体通路31dに冷水または冷気を通すことにより、チ
ャックプレート12上の液体14における上側と下側の
温度差を少なくすることができ、液体14を冷凍固化す
る時間を短縮することができる。その他の構成、作用お
よび効果は第2実施例と同様である。
【0024】図6は本発明の第4実施例のチャック装置
の構成を示す断面図である。この図に示すように、本実
施例のチャック装置では、第2実施例のチャック装置に
おいて、押圧プレート31の代わりに、加工対象ワーク
11の上面に対して上方から空気等の気体を放出する気
体放出装置41を設けたものである。この気体放出装置
41は、側部に設けられた気体入口部41aと、下面に
形成された複数の気体出口41bと、内部に形成され、
気体入口部41aと気体出口41bとを連通する気体通
路41cとを有している。気体入口部41aは、図示し
ないパイプを介して図示しない気体供給装置に接続され
るようになっている。
【0025】本実施例では、加工対象ワーク11をチャ
ックプレート12上に固定する場合は、まず、加工対象
ワーク11をチャックプレート12上に載置し、加工対
象ワーク11の上方に気体放出装置41を配置する。そ
して、液体供給装置13よりチャックプレート12に液
体14を供給し、液体出口18より放出させ、また、図
示しない気体供給装置より気体放出装置41に気体を供
給し、気体出口41bより放出させる。すると、液体出
口18から放出される液体14の圧力と気体放出装置4
1の気体出口41bから放出される気体の圧力とのバラ
ンスにより、加工対象ワーク11が所定の位置に保持さ
れる。この状態で、冷凍チャック15によってチャック
プレート12を冷却すると、液体14が固化し、氷の層
を介して加工対象ワーク11がチャックプレート12上
に固定される。
【0026】このとき、チャックプレート12の上面と
加工対象ワーク11との間隔が一定に保持されているの
で、チャックプレート12の上面と加工対象ワーク11
との間の氷の層の厚みは略均一となる。なお、本実施例
において、気体放出装置41によって放出する気体を冷
気としても良い。これにより、チャックプレート12上
の液体14における上側と下側の温度差を少なくするこ
とができ、液体14を冷凍固化する時間を短縮すること
ができる。その他の構成、作用および効果は第2実施例
と同様である。
【0027】図7は本発明の第5実施例のチャック装置
の構成を示す断面図である。この図に示すように、本実
施例のチャック装置では、第1実施例におけるチャック
プレート12の代わりに、チャックプレート50が設け
られている。このチャックプレート50は、第1実施例
におけるチャックプレート12のような液体入口部1
7、液体出口18および液体通路19を有していない。
液体供給装置13から供給される液体14は、パイプ5
1を介してチャックプレート50の上面に排出されるよ
うになっている。
【0028】また、チャックプレート50の上面の周部
には、周回状の凸部52が形成され、この凸部52で囲
まれたチャックプレート50の上面に液体14を保持で
きるようになっている。また、チャックプレート50に
は、少なくとも3個のピン挿通用孔53が上下に貫通し
て設けられ、この複数のピン挿通用孔53には、スペー
サとして、互いに同じ長さのピン54が挿通されてい
る。この複数のピン54の下側の端部はプレート55に
固着され、上側の端部は互いに同じ長さだけチャックプ
レート50の上面より突出している。このピン54の突
出量は、氷の層の厚みに合わせて数mm以下、好ましく
は100μm以下とする。なお、本実施例におけるチャ
ックプレート50は、冷凍チャック15とは別体にさ
れ、加工対象ワーク11固定後のチャックプレート50
は、冷凍チャック15の真空チャック機能により冷凍チ
ャック15上に固定されるか、あるいは他の真空チャッ
クに固定されるようになっている。
【0029】本実施例では、加工対象ワーク11をチャ
ックプレート50上に固定する場合は、まず、ピン54
をピン挿通用孔53に挿通し、ピン54の上側の端部を
チャックプレート50の上面より突出させる。次に、こ
のピン54の上に加工対象ワーク11を載置し、チャッ
クプレート50の凸部52で囲まれた上面に液体14を
充填する。この状態で、冷凍チャック15によってチャ
ックプレート50を冷却すると、液体14が固化し、氷
の層を介して加工対象ワーク11がチャックプレート5
0上に固定される。このとき、ピン54によって、チャ
ックプレート50の上面と加工対象ワーク11との間隔
が一定に保持されているので、チャックプレート50の
上面と加工対象ワーク11との間の氷の層の厚みは略均
一となる。
【0030】氷の層ができた後はピン54を引き抜いて
も良い。この場合、例えば、プレート55を介して各ピ
ン54に熱を加えて下方に引き抜くようにしても良い。
また、プレート55を設けずに、各ピン54を別体と
し、各ピン54を1本ずつ回転させながら下方に引き抜
くようにしても良い。その他の構成、作用および効果は
第1実施例と同様である。
【0031】図8および図9は本発明の第6実施例に係
り、図8はチャックプレートの平面図、図9はチャック
プレートの断面図である。これらの図に示すように、本
実施例では、第1実施例におけるチャックプレート12
の代わりに、チャックプレート61が設けられている。
このチャックプレート61は、第1実施例におけるチャ
ックプレート12のような液体入口部17、液体出口1
8および液体通路19を有していない。液体供給装置1
3から供給される液体は、図7に示すパイプ51を介し
てチャックプレート61の上面に排出されるようになっ
ている。このチャックプレート61の上面には、図9に
示すように、切断用刃具63用の逃げ溝62が格子状に
形成されている。
【0032】本実施例では、加工対象ワーク11をチャ
ックプレート61上に固定する場合は、チャックプレー
ト61の上面の逃げ溝62に液体を充填し、チャックプ
レート61の上面に加工対象ワーク11を載置する。こ
の状態で、冷凍チャック15によってチャックプレート
61を冷却すると、逃げ溝62内の液体が固化し、この
逃げ溝62内の氷によって加工対象ワーク11がチャッ
クプレート61上に固定される。このとき、チャックプ
レート61の上面と加工対象ワーク11との間には氷の
層が全く形成されないか、あるいは極めて薄い氷の層が
形成される。従って、本実施例によれば、加工対象ワー
ク11の平行度がより高くなる。その他の構成、作用お
よび効果は第1実施例と同様である。
【0033】図10および図11は本発明の第7実施例
に係り、図10はチャックプレートの平面図、図11は
チャックプレートの断面図である。これらの図に示すよ
うに、本実施例では、第6実施例におけるチャックプレ
ート61の代わりに、チャックプレート71が設けられ
ている。このチャックプレート71は、第1実施例にお
けるチャックプレート12のような液体入口部17、液
体出口18および液体通路19を有していない。液体供
給装置13から供給される液体は、図7に示すパイプ5
1を介してチャックプレート71の上面に排出されるよ
うになっている。このチャックプレート71の上面の周
部には、周回状の凸部72が形成され、この凸部72で
囲まれたチャックプレート71の上面に液体を保持でき
るようになっている。また、チャックプレート71の上
面には、スペーサとして、それぞれ高さが等しく格子状
に配列された複数の凸部73が形成されている。凸部7
3の高さは、氷の層の厚みに合わせて数mm以下、好ま
しくは100μm以下とする。
【0034】本実施例では、加工対象ワーク11をチャ
ックプレート71上に固定する場合は、凸部73の上に
加工対象ワーク11を載置し、チャックプレート71の
凸部72で囲まれた上面に液体14を充填する。この状
態で、冷凍チャック15によってチャックプレート71
を冷却すると、液体14が固化し、氷の層を介して加工
対象ワーク11がチャックプレート71上に固定され
る。このとき、凸部73によって、チャックプレート7
1の上面と加工対象ワーク11との間隔が一定に保持さ
れているので、チャックプレート71の上面と加工対象
ワーク11との間の氷の層の厚みは略均一となる。
【0035】また、本実施例では、シリコンウェハを切
断する加工装置に用いる場合、シリコンウェハの切断位
置となる可能性のない位置に凸部73を配置することに
より、シリコンウェハの切断位置を変更する場合でも、
チャックプレート71を交換することなく対応すること
が可能となる。その他の構成、作用および効果は第1実
施例と同様である。
【0036】図12は本発明の第8実施例におけるチャ
ックプレートの断面図である。本実施例におけるチャッ
クプレート81は、第7実施例におけるチャックプレー
ト71と同様に、上面の周部に周回状の凸部82が形成
され、この凸部82で囲まれたチャックプレート81の
上面に液体を保持できるようになっている。また、チャ
ックプレート81の上面には、第7実施例のような凸部
73は形成されておらず、代わりに、スペーサとして、
均一な径の球形のギャップ材83が複数個載置されてい
る。このギャップ材83としては、例えば、径が0.0
5〜0.1mm程度の、シリコンよりも柔らかいプラス
チックやセラミックス等が用いられる。
【0037】本実施例では、加工対象ワーク11をチャ
ックプレート81上に固定する場合は、ギャップ材83
の上に加工対象ワーク11を載置し、チャックプレート
81の凸部82で囲まれた上面に液体14を充填する。
この状態で、冷凍チャック15によってチャックプレー
ト81を冷却すると、液体14が固化し、氷の層を介し
て加工対象ワーク11がチャックプレート81上に固定
される。このとき、ギャップ材83によって、チャック
プレート81の上面と加工対象ワーク11との間隔が一
定に保持されているので、チャックプレート81の上面
と加工対象ワーク11との間の氷の層の厚みは略均一と
なる。その他の構成、作用および効果は第1実施例と同
様である。
【0038】図13は本発明の第9実施例におけるチャ
ックプレートの断面図である。本実施例におけるチャッ
クプレート91は、リング状のフレーム92と、このフ
レーム92の下側に貼り付けられた円板状の弾性部材9
3とで構成されている。弾性部材93の材質としては、
ゴム、ポリプロピレン、樹脂フィルム等が用いられる。
また、液体供給装置13から供給される液体は、図7に
示すパイプ51を介してチャックプレート91の上面に
排出されるようになっている。
【0039】本実施例では、加工対象ワーク11をチャ
ックプレート91上に固定する場合は、まず、フレーム
92の内側に液体14を充填する。この状態で、冷凍チ
ャック15によってチャックプレート91を冷却する
と、液体14が固化し、略均一の厚みの氷の層が形成さ
れる。次に、氷の層の上に加工対象ワーク11を載せる
と、加工対象ワーク11の持つ熱によって氷の一部が解
け、再び固化することにより加工対象ワーク11がチャ
ックプレート91上に固定される。そして、加工対象ワ
ーク11が固定されたチャックプレート91を真空チャ
ックによって固定して、加工対象ワーク11の切断等の
加工を行う。加工後は、氷の層を解凍し、弾性部材93
の下側から加工対象ワーク11を押し上げることによ
り、加工対象ワーク11を容易に取り外すことができ
る。特に、シリコンウェハの切断加工の場合には、切断
後のチップのパターン面に触れることなく、チップを取
り扱うことができる。なお、本発明は上記各実施例に限
定されず、例えば、加工対象ワークとチャックプレート
の上面との間に形成される氷の層の厚みを均一化するた
めに、チャックプレートを回転させながらチャックプレ
ート上の液体を冷凍するようにしても良い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、間
隔均一化手段によって加工対象ワークとチャックプレー
トの上面との間隔を均一化するようにしたので、加工対
象ワークとチャックプレートとの間隔を均一にしなが
ら、冷凍チャックを用いて加工対象ワークを固定するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のチャック装置の構成を示
す断面図である。
【図2】図1における冷凍チャックで用いるペルチェ効
果の原理を示す説明図である。
【図3】図1のチャック装置によって加工対象ワークを
チャックプレートに固定した状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例のチャック装置の構成を示
す断面図である。
【図5】本発明の第3実施例のチャック装置の構成を示
す断面図である。
【図6】本発明の第4実施例のチャック装置の構成を示
す断面図である。
【図7】本発明の第5実施例のチャック装置の構成を示
す断面図である。
【図8】本発明の第6実施例におけるチャックプレート
の平面図である。
【図9】図8に示すチャックプレートの断面図である。
【図10】本発明の第7実施例におけるチャックプレー
トの平面図である。
【図11】図10に示すチャックプレートの断面図であ
る。
【図12】本発明の第8実施例におけるチャックプレー
トの断面図である。
【図13】本発明の第9実施例におけるチャックプレー
トの断面図である。
【図14】従来の固定方法によるキャリアフレームとシ
リコンウェハを示す平面図である。
【図15】図14のキャリアフレームを真空チャックに
固定した状態を示す断面図である。
【図16】湾曲した加工対象ワークを示す断面図であ
る。
【図17】加工対象ワークを真空チャック装置で固定し
た状態を示す断面図である。
【図18】真空チャック装置で固定した加工対象ワーク
の加工後の状態を示す断面図である。
【図19】加工対象ワークをワックスによってチャック
プレートに固定した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 加工対象ワーク 12 チャックプレート 13 液体供給装置 14 液体 15 冷凍チャック 18 液体出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−124243(JP,A) 特開 昭62−246447(JP,A) 特開 平6−31567(JP,A) 特開 昭63−283037(JP,A) 特開 昭64−16886(JP,A) 特開 昭49−3727(JP,A) 特表 平6−502353(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 3/08 B28D 7/04 H01L 21/301 H01L 21/68

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 氷を形成するための液体を保持する液体
    保持部が設けられたチャックプレートと、前記液体保持
    部に前記液体を供給する液体供給手段と、前記液体保持
    部によって保持されている液体を冷凍する冷凍手段とを
    備えて、加工装置における加工対象ワークを氷を介して
    固定する加工装置のチャック装置であって、 前記液体保持部内に配置され、加工用刃具との接触が起
    こらない箇所にて、前記チャックプレート上面と該チャ
    ックプレート上面に固定される加工対象ワークとの間隔
    を均一化させるよう保持するスペーサを有することを特
    徴とする加工装置のチャック装置。
  2. 【請求項2】 前記スペーサが、前記チャックプレート
    の上面に同じ長さだけ突出した複数のピンにより形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の加工装置のチ
    ャック装置。
  3. 【請求項3】 前記スペーサが、前記チャックプレート
    の上面に格子状に配列された高さの等しい複数の凸部に
    より形成されていることを特徴とする請求項1記載の加
    工装置のチャック装置。
  4. 【請求項4】 前記スペーサが、前記チャックプレート
    の上面に載置された均一な径のギャップ材からなること
    を特徴とする請求項1記載の加工装置のチャック装置。
  5. 【請求項5】 氷を形成するための液体を保持する液体
    保持部が設けられたチャックプレートと、前記液体保持
    部に前記液体を供給する液体供給手段と、前記液体保持
    部によって保持されている液体を冷凍する冷凍手段とを
    備えて、加工装置における加工対象ワークを氷を介して
    固定する加工装置のチャック装置であって、 チャックプレートに設けられた複数の液体出口から放出
    される液体の圧力と加工対象ワークとの重量バランスに
    より当該加工対象ワークを保持する保持手段と、 チャックプレート上において加工対象ワークの上方向へ
    の移動を規制する規制手段とを有することを特徴とする
    加工装置のチャック装置。
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