JP3120140U - 窓部の断熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】窓枠とサッシとの境界の気密性を高めることができ、断熱効果が高い窓部の断熱構造を提供する。
【解決手段】断熱性パッキン材11が、ポリカーボネートの発泡体を素材とし、細長く、コの字型の断面形状を成している。断熱性パッキン材11は、窓枠1の各縦枠材2および各横枠材3の窓枠1の内側面1a、屋外側側面1bおよび屋内側側面1cを覆うよう、各縦枠材2および各横枠材3ごとに4つ設けられている。断熱性パッキン材11は、窓枠1の内側にサッシ4を取り付けたとき、窓枠1とサッシ4との間を気密的に塞ぐよう設けられている。コーキング材12が、断熱性パッキン材11の窓枠1の屋外側側面側の側縁部11aと、外壁5との隙間を気密的に塞ぐよう設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、窓枠の内側にサッシが取り付けられる窓部の断熱構造に関する。
従来、窓枠の内側に断熱サッシを取り付けることにより、窓部での断熱性を高めるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−328644号公報
しかしながら、特許文献1記載のような従来の断熱サッシでは、サッシ自体の断熱性は優れるが、窓枠とサッシとの境界から外気が入って断熱性が損なわれるという課題があった。
本考案は、このような課題に着目してなされたもので、窓枠とサッシとの境界の気密性を高めることができ、断熱効果が高い窓部の断熱構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る窓部の断熱構造は、窓枠の内側にサッシが取り付けられる窓部の断熱構造であって、前記窓枠と前記サッシとの間を気密的に塞ぐ断熱性パッキン材を有することを、特徴とする。
本考案に係る窓部の断熱構造は、断熱性パッキン材が窓枠とサッシとの間を気密的に塞ぐよう設けられているため、窓枠とサッシとの境界の気密性を高めることができる。このため、窓枠とサッシとの境界から外気が入るのを防ぐことができ、断熱効果が高い。さらに、断熱性パッキン材により、窓部の防水性能や結露の抑止効果を高めることができ、地震で窓部ががたついて破損するのを防ぐこともできる。
なお、本考案に係る窓部の断熱構造で、断熱性パッキン材は、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタンまたはフェノール樹脂のプラスチックや、それらの発泡体から成ることが好ましい。また、断熱性パッキン材の窓枠の屋外側側面側の側縁部と、外壁との隙間を気密的に塞ぐコーキング材を有していてもよい。この場合、コーキング材により、断熱性パッキン材と外壁との間から雨水などが入り込むのを防ぐことができ、防水性能や断熱効果などをさらに高めることができる。
本考案に係る窓部の断熱構造で、前記断熱性パッキン材は前記窓枠の屋外側側面および屋内側側面に延びて各側面に密着していることが好ましい。この場合、断熱性パッキン材が窓枠の屋外側側面および屋内側側面に延びて各側面に密着することにより、窓枠および窓部の断熱効果や防水性能をより高めることができる。特に、断熱性パッキン材が窓枠の屋外側側面、屋内側側面またはその両方を覆っていることが好ましい。この場合、断熱性パッキン材で窓枠の露出面を全て覆うことによって、窓枠および窓部の断熱効果や防水性能をより高めることができる。
本考案に係る窓部の断熱構造で、前記窓枠は1対の縦枠材および1対の横枠材により矩形状に形成され、前記窓枠の各縦枠材と各縦枠材の外側に設けられた柱材との間を塞ぐ断熱材を有していてもよい。この場合、各縦枠材と各柱材との間に断熱材を設けない場合に比べ、断熱効果が高い。なお、断熱効果をさらに高めるために、断熱材と各縦枠材および各柱材との境界が、断熱性パッキン材により気密的に塞がれていることが好ましい。
本考案によれば、窓枠とサッシとの境界の気密性を高めることができ、断熱効果が高い窓部の断熱構造を提供することができる。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
図1乃至図3は、本考案の実施の形態の窓部の断熱構造を示している。
図1乃至図3に示すように、窓部の断熱構造は、断熱性パッキン材11とコーキング材12と断熱材13とを有している。
窓部は、窓枠1が1対の縦枠材2および1対の横枠材3により矩形状に形成されている。各縦枠材2および各横枠材3は、木製の角材から成っている。
図1および図2に示すように、断熱性パッキン材11は、ポリカーボネートの発泡体を素材とし、細長く、コの字型の断面形状を成している。断熱性パッキン材11は、窓枠1の各縦枠材2および各横枠材3の窓枠1の内側面1a、屋外側側面1bおよび屋内側側面1cに延びてそれらを覆い、各側面1b,1cに密着するよう、各縦枠材2および各横枠材3ごとに4つ設けられている。断熱性パッキン材11は、窓枠1の内側にサッシ4を取り付けたとき、窓枠1とサッシ4との間を気密的に塞ぐよう設けられている。
図1に示すように、コーキング材12は、断熱性パッキン材11の窓枠1の屋外側側面側の側縁部11aと、外壁5との隙間を気密的に塞ぐよう設けられている。
図1に示すように、断熱材13は、窓枠1の各縦枠材2と、各縦枠材2のそれぞれの外側に設けられた柱材6との間を塞ぐよう設けられている。
次に、作用について説明する。
本考案の実施の形態の窓部の断熱構造は、断熱性パッキン材11が窓枠1とサッシ4との間を気密的に塞ぐよう設けられているため、窓枠1とサッシ4との境界の気密性を高めることができる。このため、窓枠1とサッシ4との境界から外気が入るのを防ぐことができ、断熱効果が高い。また、断熱性パッキン材11が窓枠1の内側面1a、屋外側側面1bおよび屋内側側面1cの全ての露出面を覆っているため、窓枠1自体の断熱性も高めることができる。さらに、断熱性パッキン材11により、窓部の防水性能や結露の抑止効果を高めることができ、地震で窓部ががたついて破損するのを防ぐこともできる。
また、コーキング材12が、断熱性パッキン材11の窓枠1の屋外側側面側の側縁部11aと、外壁5との隙間を気密的に塞ぐよう設けられているため、断熱性パッキン材11と外壁5との間から雨水などが入り込むのを防ぐことができ、防水性能や断熱効果などをさらに高めることができる。
図3(a)に示すように、一般的な窓部の構造では、各縦枠材2と各柱材6との間には、薄い板材7しか設けられていないため、断熱サッシ4などを使用しても、この板材7の部分で断熱性が損なわれるという問題があった。これに対して、本考案の実施の形態の窓部の断熱構造では、断熱材13が各縦枠材2と各柱材6との間を塞ぐよう設けられているため、図3(a)の場合に比べて断熱効果が高い。
なお、図3(b)に示すように、断熱性パッキン材11は、窓枠1の屋外側側面1bを覆い、かつ窓枠1とサッシ4との間を気密的に塞ぐよう設けられ、断熱材13と各縦枠材2との境界が断熱性パッキン材11により気密的に塞がれ、断熱材13と各柱材6との境界が別の断熱性パッキン材21により気密的に塞がれていてもよい。この場合、さらに断熱効果を高めることができる。
本考案の実施の形態の窓部の断熱構造を示す縦断面図である。 本考案の実施の形態の窓部の断熱構造の、断熱性パッキン材を示す斜視図である。 (a)一般的な窓部の構造を示す横断面図、(b)本考案の実施の形態の窓部の断熱構造を示す横断面図である。
符号の説明
1 窓枠
2 縦枠材
3 横枠材
4 サッシ
5 外壁
6 柱材
11 断熱性パッキン材
12 コーキング材
13 断熱材

Claims (3)

  1. 窓枠の内側にサッシが取り付けられる窓部の断熱構造であって、
    前記窓枠と前記サッシとの間を気密的に塞ぐ断熱性パッキン材を有することを、
    特徴とする窓部の断熱構造。
  2. 前記断熱性パッキン材は前記窓枠の屋外側側面および屋内側側面に延びて各側面に密着していることを、特徴とする請求項1記載の窓部の断熱構造。
  3. 前記窓枠は1対の縦枠材および1対の横枠材により矩形状に形成され、
    前記窓枠の各縦枠材と各縦枠材の外側に設けられた柱材との間を塞ぐ断熱材を有することを、
    特徴とする請求項1または2記載の窓部の断熱構造。
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