JP3120079U - ウォームタイ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ビジネスの場面においても違和感なく装着でき、保温効果に優れるウォームタイの提供。
【解決手段】 着用者の首を周回し得る長さを有し、両端を合わせ留める留め具を有する首回り部と、首回り部の長手方向中央部に取り付けられていてかつ長手方向に対して略直角方向に設けられ、着用者がワイシャツのボタンを外した際に、ワイシャツの首元を十分に覆い得る程度に幅広に形成されている保温部を備えるウォームタイである。
保温部は、前部102と後部103とを備え、首回り部104、105と交差する前部には前方に突出する突出部121が形成される。前部は細幅であって、後部は幅広であって、突出部は、前部の側端部を幅方向に絞り固定させて形成されている。
【選択図】 図3

Description

地球温暖化防止対策の一環として、役所では18℃、公共スペース・オフィス等では20℃という冬場の暖房設定温度が、この2005年冬場より政府により推奨された。そういった時代の背景を受け、本考案は、ビジネスの場面においても違和感なく装着でき、暖房温度の低い場所であっても首回りがタートルネック、ハイネックセーターのように暖かいウォームタイに関する。
冬場に暖をとるにはワイシャツやシャツの下にタートルネック、ハイネックのセーターを着ることが有効な手段である。しかしながら、温度変化に応じて脱着することが困難である。そういった不便さを解消するために薄い布地のスカーフのような幅広のネクタイであるアスコットタイをタートルネックやハイネックセーターの代わりに着用することもできる。このようなアスコットタイの装着においては、ワイシャツ襟の内側で結び目をつくり、幅広の前帯部を前方へ膨らませて形状をつくるのが一般的である。
しかしながら、従来のアスコットタイは、結び目を作ることによって成形するので、第一に首回りにコブができるような感覚が生じて着用時に違和感をもたらすものである。
第二に所望の形状に整えて着用するには時間を要するうえ、布地が薄く、形がついていないので、動作とともに着用時に整えた形状が崩れることがある。
また、形を崩れなくするためにピンで留めたとしても、着用感を良好に保つために首回りに余裕を持たせる必要がある以上、形状を保持することは困難であった。
さらに、タートルネック、ハイネックはもとより、アスコットタイも着脱には手間がかかるので、暖房温度の異なる場所に移動した場合、例えば、暖房温度が高いために汗ばむような場合に容易に脱ぐことができず、逆に暖房温度が低いために、首回りが寒い場合に容易に着用することができなかった。
このような不都合から、忙しく、スマートな着こなしが要求される会社内や商談の場といったビジネスの場面で使用するには不向きであった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、タートルネック、ハイネックセーターのような暖かさを有しつつも、暖房温度の高低に応じてワンタッチに着脱でき、型崩れが生じ易く結び目のあるアスコットタイの難点を克服して、ネクタイを締めざるを得ないビジネスの場面においても違和感なく着用できるウォームタイの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本考案に係るウォームタイは、着用者の首を周回し得る長さを有し、両端を合わせ留める留め具を有する首回り部と、首回り部の長手方向中央部に取り付けられていてかつ長手方向に対して略直角方向に設けられ、着用者がワイシャツの第一ボタン又は第二ボタンまでを外した際に、ワイシャツの首元を十分に覆い得る程度に幅広に形成されている保温部とを備えることを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するため、本考案に係るウォームタイは、上記特徴に加えて、前記保温部は、前部と後部とを備え、前記前部には前記首回り部と交差する位置において前方に突出する突出部が形成されることを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するため、本考案に係るウォームタイは、上記特徴に加えて、前記前部は細幅の帯体であり、前記後部は幅広の帯体であり、前記突出部は、前部の側端部を幅方向に絞り固定させて形成されていることを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するため、本考案に係るウォームタイは、上記特徴に加えて、前記前部は細幅の帯体であり、前記後部は幅広の帯体であり、前記突出部は、前部を幅方向に絞り、ひだが形成されていることを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するため、本考案に係るウォームタイは、上記特徴に加えて、前記後部は、その上端部が略V字形状に形成されていることを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するため、本考案に係るウォームタイは、上記特徴に加えて、前記前部は、着脱可能に構成されていることを特徴とする。
本考案のウォームタイによれば、予め成形されているので型崩れせず、突出部がネクタイを想起させるのでビジネスの場面での使用においても違和感がない。
さらに、首回りの保温効果に優れるとともに、暖房温度の高低に応じて容易に着脱可能であって、場所による温度変化に迅速に対応することが可能である。また、収納時にも嵩張らないものである。
さらに、ワイシャツの襟幅内に収まるので、ファッション性に優れるとともに、着用時に首が締まる感覚を生じることもなく、着用感に優れるものである。
以下、本考案のウォームタイについて図面を参照しながら説明するが、本考案はこれらの実施例に記載されたもののみに限定されるものではない。まず、本考案に係るウォームタイの第一実施例について説明する。図1は、本考案の第一実施例のウォームタイ101の構成部材を示す斜視図である。ウォームタイ101は、概ね、保温部と首回り部から構成される。
首回り部の帯体104、105は、装着時にワイシャツの襟からはみ出ないように細幅に形成されている。そして、首回り部104、105の端部において、それぞれ留め具が設けられているが、図1及び図2に示されているように、本実施例では留め具としてマグネット104a、105a、105bが複数個設けられている。
このように、マグネットを留め具として複数個設けていることから、着用者の首回りの長さに応じて適宜に調整することができる。すなわち、マグネット104aは、マグネット105a、マグネット105bのいずれにも接着可能である。例えば、首回りの長い着用者の場合には、マグネット104aは、端縁よりのマグネット105aに接着すればよく、首回りの短い着用者の場合には、マグネット104aは、マグネット105bに接着すれば、好適な着用状態が維持できる。なお、マグネットの個数は、特に限定されるものではなく、マグネットの形状も円形状のものに限定されず、矩形状のものでもよいことはもちろんである。
さらに、本実施例では、保温部を構成する前部102を着脱可能にする留め具106a、106b、106cが首回り部の帯体104、105の略中央に設けられている。本実施例では、留め具106a、106b、106cは面ファスナーとしているが、これに限定されるものではなく、マグネットを用いて留め具としてもよい。さらに、留め具の形状も特に限定されるものではない。
保温部は、前部102と後部103から構成されており、本実施例では、前部102と後部103とは別個の帯体から構成されている。前部102と後部103とは、絹が用いられているが、ウール、綿、ポリエステルなどの合成繊維であってもよく、特に限定されるものではない。なお、絹などの薄手の素材を用いる場合には中に芯地を入れることによってボリュームを出して形の補強をしてもよい。
図1に示されるように、後部103は、上端103aがV字形状に形成されている。例えば、後部103を構成する縦30cm、横20cmの長方形の帯体は、その上端においてV字形状に裁断される。V字形状は特に限定されないが、V字の傾斜角度がおよそ40度になることが好適である。
前部102は、後部103よりも細幅に形成される。本実施例では、前部102は剣状に形成されているが、後部より細幅であれば前部の形状は特に限定されるものではない。
そして、前部102の上方には前方に突出する突出部121が形成されている。突出部121は、前部の側端部を幅方向に細幅に絞られ固定されて形成されている。すなわち、前部102の側端部同士を縫合することで、幅方向に細幅に絞られ固定される。これにより前方に突出する突出部121が形成される。
図1に示されるように、本実施例では、前部102は着脱可能に構成されており、後述の首回り部への留め具を備える領域1021が設けられているので、突出部121は領域1021よりやや下方に設けられている。
本実施例では、前部102は、着脱可能に構成されているので、首回り部への留め具を備える領域1021が前部102の上端部に設けられている。すなわち、図1に示されるように、前部102の裏側には、留め具としての面ファスナー102a、102bが設けられ、前述の首回り部の帯体104、105の略中央の面ファスナー106a、106b、106cに留められるようになっている。面ファスナーの形状、大きさは適宜選択可能であり、この留め具もマグネットやフックなどでもよいことはいうまでもない。
このように前部102は着脱可能に構成されているので、色柄の異なる前部102´を設けることも可能である。すなわち、色柄の異なる前部を複数設けることによって、その日の着用者の好みに応じて適宜前部を選択することができファッション性にも優れているものである。
このように形成された前部102と後部103は、首回り部の帯体104、105の長手方向略中央において、首回り部を挟んで前部102と後部103が首回り部に対して略直角に配置される。
すなわち、後部103は、図2に示されるように、V字形状の端部103aと首回り部の帯体104、105の下端とを縫合することによって、首回り部の帯体104、105に縫着される。
他方、前部102は、着脱可能に形成されているので、図3に示されるように、留め具によって、首回り部の帯体104、105の略中央において、首回り部と前部の突出部121とが交差するように留められることになる。このようにして、ウォームタイ101が構成される。
次に、この実施例のウォームタイ101の使用について説明する。図5は、本考案の第一実施例のウォームタイの使用状態を示す図である。本考案にかかるウォームタイ101は、首回りに直接着用するものである。すなわち、後部103上縁がおおよそ喉元にくるように位置決めするとともに、首回り部の帯体104、105を首に回して、端部のマグネット104a、105a、105bによって適当な位置で留める。
マグネット104a、105a、105bを留めた後、後部103をワイシャツの中に入れ込み、首回り部の帯体104、105をワイシャツの襟の内側に納まるように整える。これに対して、前部102は、図5に示されるように、ワイシャツの外に出して着用する。
ウォームタイの前部102には突出部121が形成されているので、着用する際に形を形成する手間がいらず、長時間着用していても型崩れがすることがない。
さらに、第一実施例では、前部102が後部103と比較して、細幅に構成され、前部102には前方に突出する突出部121が形成されているので、従来のネクタイのような感覚で、ネクタイの代用として気軽に着用することが可能であり、着用において心理的抵抗感が少ない。また、後部103が幅広の構成となっているので、斜めからみた場合であっても、肌着がみえることがなく違和感のないものである。
ウォームタイ101を脱ぐ場合は、首回り部の帯体104、105の端部のマグネット104a、105a、105bを外すことにより、簡単に脱ぐことができる。さらに、折りたたむことが可能であるので嵩張らず、背広の内ポケットなどに迅速に収納することが可能であり、忙しいビジネスの場面においても使い勝手の極めて良いものである。
さらに、後部103の上端103aはV字形状に形成されているので、後部103の幅が広い場合であっても、ウォームタイ着用時に後部の上端が上にずり上がることがなく、胸元にしわがよらないので着用時にすっきりとするものである。
なお、本実施例では、前部102は、着脱可能に構成したが、着脱可能ではなく首回り部に縫合する構成としてもよいことはもちろんである。
次に本考案に係るウォームタイの第二実施例について説明する。図6は、本考案の第二実施例のウォームタイ201の構成部材を示す斜視図である。ウォームタイ201は、概ね、保温部と首回り部から構成される。
首回り部の帯体204、205は、装着時にワイシャツの襟からはみ出ないように細幅に形成されている。そして、首回り部204、205の端部において、それぞれ留め具であるマグネット204a、205a、205bが複数個設けられ、保温部を構成する前部202を着脱可能にする留め具として面ファスナー206a、206b、206cが首回り部の略中央に設けられている。この点は第一実施例と同様であり、留め具206a、206b、206cはマグネットを用いてもよく、形状も特に限定されるものではない。
保温部は、前部202と後部203から構成されており、本実施例では、前部202と後部203とは別個の帯体から構成されている。例えば、縦30cm、横60cmの二つの帯体をそれぞれ三つ折りにして縦30cm、横20cmの長方形を形成して端部を縫合し、一方を前部とし、他方を後部としている。
また、厚生地の一枚もので保温部を形成してもよく、この場合は三つ折りにして縫製する必要がない。保温効果を考慮して適宜に保温部の生地を選択することが可能である。
本実施例においては、後部203の横幅は20cmとしている。前部202と後部203とは、絹が用いられているが、綿、ウール、ポリエステルなどの合成繊維であってもよく特に限定されるものではない。なお、絹などの薄手の素材を用いる場合には中に芯地を入れることによってボリュームを出して形の補強をしてもよい。
図6に示されるように、後部203は、上端203aがV字形状に形成されている。すなわち、三つ折りにされた縦30cm、横20cmの長方形の帯体は、その上端においてV字形状に裁断される。V字形状は特に限定されないが、V字の傾斜角度がおよそ40度になることが好適である。
前部202は、後部203よりも細幅に形成されるのは、第一実施例と同様である。本実施例では、前部202は、両端部から内側に畳み込まれ、幅5cmの細幅の略長方形状に形成されて端部が縫合される。
そして、前部202の上方には前方に突出する突出部221が形成されている。突出部221は、前部202の側端部を幅方向に細幅に絞られ固定されて形成されている。すなわち、内側に畳み込まれて細幅の略長方形状に形成された前部202の側端部同士を縫合することで、幅方向に細幅に絞られ固定される。これにより前方に突出する突出部221が形成される。
本実施例では、前部202は着脱可能に構成されており、後述の首回り部への留め具を備える領域2021が設けられているので、突出部221は前部202の領域2021よりやや下方に設けられている。
本実施例では、前部202は着脱可能に構成されているので、首回り部への留め具を備える領域2021が前部202の上端部に設けられている。すなわち、図6に示されるように、前部202の裏側には、留め具としての面ファスナー202a、202b、202cが設けられ、前述の首回り部の帯体204、205の略中央の面ファスナー206a、206b、206cに留められるようになっている。面ファスナーの形状、大きさは適宜選択可能であり、この留め具もマグネットやフックなどでもよいことはいうまでもない。
このように前部202は着脱可能に構成されているので、色柄の異なる前部を設けてもよいし、ビジネス用とプライベート用の前部を設けてもよい。例えば、図6の前部202´は、ビジネスの場面で着用されるのに対して、前部202´´は、プライベートな場面で着用されるものとしてもよい。
すなわち、前部202´は、その突出部221´が、細幅の略長方形状に形成された前部の側端部同士を縫合することで、幅方向に細幅に絞られ固定されて形成されており、突出部の形状がネクタイの結び目を想起させるものであるので、ビジネスの場面で違和感なく使用されるものである。一方、前部202´´は、その突出部221´´が、前部を幅方向に絞り、ひだ状に形成されていることから、プライベートな場面での着用に適合するものである。
このように形成された前部202と後部203は、首回り部の帯体204、205の長手方向略中央において、首回り部を挟んで前部202と後部203が首回り部に対して略直角に配置される。
すなわち、後部203は、図7に示されるように、V字形状の端部203aと首回り部の帯体204、205の下端とを縫合することによって、首回り部の帯体204、205に縫着される。
他方、前部202は、着脱可能に形成されているので、図8に示されるように、留め具によって、首回り部の帯体204、205の略中央において、首回り部と前部の突出部221とが交差するように留められることになる。このようにして、ウォームタイ201が構成される。
第二実施例のウォームタイ201の使用については、基本的には、第一実施例での使用と同様であるが、本実施例の前部は、第一実施例の前部と比べると長さが短く構成されているので、図10に示されるように、前部202をワイシャツの中に入れ込むことも可能である。すなわち、マグネット204a、205a、205bを留めた後、後部203だけでなく、前部202もワイシャツの中に入れ込み、首回り部の帯体204、205をワイシャツの襟の内側に納まるように整える。
さらに、前部202が着脱可能に形成されているので、その日の気分に応じて適宜別の色柄の前部202´、202´´を選んで着用することが可能であり、多様なファッション性をもたせることができる。また、ビジネスやプライベートといった場面に応じて適宜前部を取り替えて使用することが可能である。
なお、本実施例では、前部202は、着脱可能に構成していたが、着脱可能ではなく首回り部に縫合する構成としてもよいことはもちろんである。
また、本実施例では、前部は、着用時に下方に垂れるような構成としたが、前方に突出する突出部があればよく、下方に垂れない構成としてもよい。すなわち、第三実施例として、図11に示される前部302は、前方に突出する突出部321を有するが、着用時に下方に垂れないものである。そして、突出部321を、適宜に花、星の形状とするなどして前方に突出する構成とすることも可能である。
図12は、本考案の第四実施例のウォームタイの正面図である。ウォームタイ401は、概ね、保温部と首回り部とから構成されるが、図12に示されるように、保温部は、首回り部の長手方向略中央において、首回り部に対して略直角に幅広の帯体を配置して構成されている。すなわち、保温部は、細幅の前部402と幅広の後部403から構成されており、本実施例では、前部402と後部403とは一枚の帯体で一体構成されているが、別個の帯体から構成してもよいことはもちろんである。
首回り部は、帯体404、405で構成され、装着時にワイシャツの襟からはみ出ないように細幅に形成されている。本実施例では、首回り部は細長の一枚の帯体を四つ折にして構成されており、4cmの幅としているが、幅長は特に限定されない。長さは46cmとしているがこれに限定されるものではない。
そして、首回り部の帯体404、405の端部には、それぞれ留め具が設けられ、本実施例では、面ファスナー404a、405aが設けられているが、これに限定されるものではなく、マグネット、フックなども適宜選択可能である。
前部402と後部403は、本実施例においては、細長の一枚の帯体から構成されている。すなわち、まず、縦60cm、横14cmの帯体の中央で二つ折りにして、前部分を前部とし、後部分を後部としている。この時点では、前部と後部は、それぞれ縦30cm、横14cmの長方形状である。
前部402と後部403は、本実施例においては、絹が用いられているが、綿、ウール、ポリエステルなどの合成繊維であってもよく特に限定されるものではない。首回りに直接着用するものなので、保温効果に優れており、肌に優しい素材が好適である。なお、絹などの薄手の素材を用いる場合には中に芯地を入れることによってボリュームを出して形の補強をしてもよい。
その後、前部402は、後部403よりも細幅に形成される。すなわち、前部402は、両端部から内側に畳み込まれ、細幅の略長方形状に形成される。本実施例では、内側に畳み込まれることにより幅5cmの略長方形状に形成して、畳み込まれた端部が縫合される。
そして、前部402の上部には前方に突出する突出部421が形成されている。突出部421は、前部の側端部を幅方向に細幅に絞り固定することで形成されている。すなわち、内側に畳み込まれて細幅の略長方形状に形成された前部の上部の端部同士を縫合することで、幅方向に細幅に絞られ固定される。これにより前方に突出する突出部421が形成される。
このように形成された前部402と後部403は、首回り部の長手方向略中央において、首回り部を挟んで前部402と後部403が首回り部に対して略直角に、首回り部と前部の突出部421とが交差するように配置される。その後、前部402と後部403は、首回り部の帯体404、405に縫合されて、ウォームタイ401が形成される。
この実施例のウォームタイ401の使用については、第二実施例での使用方法と同様である。すなわち、面ファスナー404a、405aを留めた後、後部403だけでなく、前部402もワイシャツの中に入れ込み、首回り部の帯体404、405をワイシャツの襟の内側に納まるように整えて装着する。
なお、本実施例では、前部402は、首回り部に縫合されて着脱できない構成としていたが、別の実施例として着脱可能に構成してもよいことはもちろんである。
このように、本考案に係るウォームタイによれば、予め成形されているので型崩れせずビジネスの場面での使用においても違和感がない。
さらに、ワイシャツの襟幅内に収まるので、ファッション性にも優れ、着用時に首が締まる感覚を生じることもなく、着用感に優れるものである。
暖房温度の高低に応じて容易に着脱可能であって、場所による温度変化に迅速に対応することが可能であって、暖房温度が低く設定されている場合、暖房温度を上昇させなくても容易に首回りの暖をとることが可能であり、ひいては地球温暖化防止にも貢献できるものである。
本考案の第一実施例のウォームタイの構成部材を示す斜視図である。 本考案の第一実施例のウォームタイの前部を取付ない状態での斜視図である。 本考案の第一実施例のウォームタイの前部の取付状態を示す図である。 本考案の第一実施例のウォームタイの側面図である。 本考案の第一実施例のウォームタイの使用状態を示す図である。 本考案の第二実施例のウォームタイの構成部材を示す斜視図である。 本考案の第二実施例のウォームタイの前部を取付ない状態での斜視図である。 本考案の第二実施例のウォームタイの前部の取付状態を示す図である。 本考案の第二実施例のウォームタイの側面図である。 本考案の第二実施例のウォームタイの使用状態を示す図である。 本考案の第三実施例のウォームタイの斜視図である。 本考案の第四実施例のウォームタイの正面図である。 本考案の第四実施例のウォームタイの背面図である。 本考案の第四実施例のウォームタイの側面図である。 本考案の第四実施例のウォームタイの平面図である。
符号の説明
101 ウォームタイ
102 前部
103 後部
104 帯体
104a マグネット
105 帯体
105a マグネット
105b マグネット
121 突出部

Claims (6)

  1. 着用者の首を周回し得る長さを有し、両端を合わせ留める留め具を有する首回り部と、
    首回り部の長手方向中央部に取り付けられていてかつ長手方向に対して略直角方向に設けられ、着用者がワイシャツの第一ボタン又は第二ボタンを外した際に、ワイシャツの首元を十分に覆い得る程度に幅広に形成されている保温部とを備えるウォームタイ。
  2. 前記保温部は、前部と後部とを備え、前記前部には前記首回り部と交差する位置において前方に突出する突出部が形成されることを特徴とする請求項1に記載のウォームタイ。
  3. 前記前部は細幅の帯体であり、前記後部は幅広の帯体であり、前記突出部は、前部の側端部を幅方向に絞り固定させて形成されていることを特徴とする請求項2に記載のウォームタイ。
  4. 前記前部は細幅の帯体であり、前記後部は幅広の帯体であり、前記突出部は、前部を幅方向に絞り、ひだが形成されていることを特徴とする請求項2に記載のウォームタイ。
  5. 前記後部は、その上端部が略V字形状に形成されていることを特徴とする請求項2乃至4に記載のウォームタイ。
  6. 前記前部は、着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項2乃至5に記載のウォームタイ。
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