JP3119755U - 設置方式変えをすることが出来る軽薄型テレビ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作でテレビ設置方式変えをすることのできる軽薄型テレビの構成と、分離式スピーカーと、可動支持台(備え付けの台)を提供する。
【解決手段】テレビ本体1と、複数の分離式スピーカー2と、可動足台3とからなり、当該テレビ本体1はスクリーンの背面に方形主支持台と当該可動足台3を有し、当該可動足台3は支持台の足31と支持台の底盤32を有し、当該方形主支持台とセット組みすることによりテレビの高さと支持台の底盤32の折畳を調整することが出来、当該分離式スピーカー2は、テレビ本体1の周りで固定用板4により固定、或いは独自にテレビ本体1の周辺に配置してなること、からなる。
【選択図】図3−b

Description

本考案はテレビの設置方式を変えることができるテレビ、即ちテレビのスクリーン、スピーカーと付属の物体をキャビネットと部屋空間の大きさに合わせて新たに配置することにより、簡単にテレビの音声とスクリーンの効果を最大限に発揮することが出来、部屋空間の調和を簡単に変えることが出来る軽薄型テレビに関するものである。
今まで、一般的に家庭でのテレビは大体粗大なCRT型のテレビで、大部分はキャビネットに収納し或いはテレビ台の上に置くのが普通であり、もはや通常のテレビ設置方式となっている。
科学の進歩と生活レベルの上昇に伴い、薄くてファッション的な代表であるPDPやTFT、LCD型等のテレビは今流である。しかし、現在出ているPDPやTFT、LCD型テレビのスクリーンは大部分が16:9の比率に生産され、しかもそのスクリーンの下にはまた付属の支持台を備え付けてあり、スピーカーも両側に置くことになり、すでに消費者家庭の常識になっている旧来の一定的なテレビ設置空間のことを配慮していないのが現状である。
現在、32インチの旧型CRTテレビでは、例えば、奥行きが長いためスクリーンは4:3で細く、スピーカーはキャビネット上或いは下に置き、付属の台もその下に固定されている。この旧型のCRTテレビをキャビネットに収納し或いはテレビ台の上に置く旧来の一定的になっているテレビ設置方式に変えるのは難題である。
一方、今市場に出ているPDPやTFT、LCD又はOLEDテレビは軽くて薄いものが求められるため、ほとんどはスクリーンを中心とし、スピーカーを両側に、下方には固定型の支持台とを一体となしている。そのため、消費者は新しいテレビを買おうとする時、既に家にあるキャビネットやテレビ台を考慮せずにいられないのであり、キャビネットやテレビ台を取り変えるか、或いは新しいテレビを買うか否かと考え込むこととなる。
尚、軽薄型テレビを壁に掛けた場合、付属の支持台は外して倉庫に置くことになるが、再度使うときには放置又は不備のため、失ってしまうこともしばしばである。またそのテレビに一致する支持台を新たに捜し購入するのも又大変である。もしも上記の原因で、消費者はテレビの購入を中止したら、実に軽薄型テレビの業界の損となるものである。
そこで、本考案は、簡単な操作でテレビ設置方式変えをすることのできる軽薄型テレビの構成と、分離式スピーカーと、可動支持台(備え付けの台)とを新たに設計することが目的である。
また、テレビを気軽に現有のキャビネットやテレビ台にも置くことができ、スピーカーも好きな場所に配置することができ、テレビも直配置式や壁掛け式や吊り下げ式等になったりすることができ、さらに支持台の底盤も装飾板として用いることができるテレビを提供することが目的である。
前記目的を達成するため、本考案の設置方式変えをすることが出来る軽薄型テレビは、
テレビ本体と、複数の分離式スピーカーと、可動足台とからなり、当該テレビ本体はスクリーンの背面に方形主支持台と当該可動足台を有し、
当該可動足台は支持台の足と支持台の底盤を有し、当該方形主支持台とセット組みすることによりテレビの高さと支持台の底盤の折畳を調整することが出来、
当該分離式スピーカーは、テレビ本体の周りで固定用板により固定、或いは独自にテレビ本体の周辺に配置してなること、からなる。
又、前記支持台の足は弧状の穴と旋回軸を有し、支持台の底盤とジョイント点でジョイントされ、これらによって折畳式の働きを持つこと、が好適である。
又、前記分離式スピーカーはテレビ本体の左右側に、又は独自にテレビ本体の両サイドに配置されることが好適である。
又、前記分離式スピーカーは、差し込み式或いは磁石吸盤式によりテレビ本体の周りに配置することができることが好適である。
又、前記テレビ本体を壁掛け式として使う時、可動足台の支持台の底盤は取り外すことなく後方へ折り畳むと一種の飾板に変身し、装飾版に用いることができることが好適である。
本考案の以上の構成により、テレビ本体は分離式スピーカーと可動足台との組み立て方式により実にいろいろと変化することができる。それによる有利な効果は下記の通りである。
1.テレビ直接配置式或いは壁掛け式として使った時、その可動足台を利用して、高さを調節したり、折畳式になったりすることによってテレビの設置方式変えができ、また支持台の底盤も一種の飾板に変身、装飾板に用いることが出来る。
2.分離式スピーカーは自分の好みにより、テレビの左右側や下側或いは独自に配置することができ、適当に限られた空間を有効に利用することが出来る。
また、テレビ本体とスピーカーと可動足台との組み立て方式により、簡単にテレビのスクリーンを最大限に発揮することと共に、音声効果と空間の設置方式変えの設計効果をもたらすことができる。
以下、本考案の特徴を図面に基づいて説明する。
図1−aと図1−bは従来のテレビと本考案のとの比較図である。従来、スクリーンの広いテレビは両側に分離式スピーカー2が常にキャビネット9の収納空間に限られ、有効に空間の利用ができなかった(図1−aを参照)。本考案は分離式スピーカー2を採用するので、その分離式スピーカー2を適当な場所に配置し、自由に空間の調整ができる(図1−bを参照)。
本考案の主な構成(図5−a、図5−b、図3−bを参照)はテレビ本体1、分離式スピーカー2と可動足台3である。テレビ本体1にはスクリーン11と本体1の後方に方形主支持台12があり、その下方にある可動足台3とセットで組み、支持台の底盤32の高さを調整する。また、分離式スピーカー2はテレビ本体1の左右側や下方や周り等の場所に置かれる。尚、分離式スピーカー2は固定用板4或いは固定用ねじ41でテレビ本体の下方または左右側に固定することもできる。可動足台3は支持台の足31、支持台の底盤32と固定用ねじ33を有し、その支持台の足31は弧状の穴35、旋回軸36とジョイント点37を有し、支持台の底盤32とねじり接することによって支持台の底盤32が曲げ折られ、折畳の役割をなす。
上記した条件で、本考案はテレビ本体1、分離式スピーカー2と可動足台3の組み合わせにより、簡単にテレビのスクリーンを最大限に発揮すること共に音声効果と設置方式変えの設計効果をもたらすことができる。
図2−aと図2−bは本考案における分離式スピーカー2とテレビ本体1との組立図である。図に示したように、分離式スピーカー2はテレビ本体1の左右側に固定用板4と固定用ねじ41で固定されている。
図3−aと図3−bは本考案における分離式スピーカー2とテレビ本体1との組立図の別例である。図3−aに示すように、分離式スピーカー2はテレビ本体1の下方に置かれ、図3−bでは、分離式スピーカー2はテレビ本体1の下方に置かれた時、固定用板4と固定用ねじ41でテレビ本体1の下方に固定される。
図4−aと図4−bは本考案における分離式スピーカー2がテレビ本体1の左右側に配置されている図である。分離式スピーカー2はテレビ本体1の左右側に固定用板4と固定用ねじ41で固定されるか、またはスピーカーのケーブル21を延長し、独自にテレビの両サイドに配置することもできる(図4−bを参照)。又、テレビ本体1の裏にケーブル収納スペース22を備え付け、スピーカーの延長ケーブルを固定しても良い。上記これらの分離式スピーカー2は差し込み式或いは磁石吸盤式によりテレビ本体1の周りに設置することができる。
図5−aと図5−bに示すように、本考案における可動足台3はテレビ本体1と組み立てられている。テレビ本体1の背面には方形主支持台12があり、その下には支持台の足31、支持台の底盤32と固定用ねじ33とで組み立てて可動足台3を形成し、その支持台の足31は方形主支持台12の内側にセット付けられ、上、下への高さの調整ができ、固定用ねじ33で固定されている。支持台の足31と支持台の底盤32はジョイント点37によって連結しており、支持台の足31の下部には弧状の穴35があり、支持台の底盤32はジョイント点37を中心とし旋回軸36にて旋回し、支持台の底盤32を折畳むことができるようになっている。
テレビは壁掛け式の時、図7に示すように、可動足台3の支持台の底盤32を上方へ折り畳むだけで取り外すことなく一種の飾板に変身、装飾板に用いられる。また、その支持台の底盤32は透明な材料で作られるため、会社のロゴをその表面に刻み、コマーシャル広告の効果をたらし、業界における利用性がかなりあるものとなる。
従来のテレビ配置図 本考案の実施例図 本考案の分離式スピーカーとテレビ本体の正面図 本考案の分離式スピーカーとテレビ本体の背面図 本考案の分離式スピーカーと支持台がテレビ本体に設けた一つの実施例正面図 本考案の分離式スピーカーと支持台がテレビ本体に設けた一つの実施例の背面図 本考案の分離式スピーカーがテレビ本体の両側に置かれている正面図 本考案の分離式スピーカーがテレビ本体の両側に置かれている背面図 本考案の可動足台をテレビ本体に設けた第一位置図 本考案の可動足台をテレビ本体に設けた第二位置図 本考案の可動足台を折り畳みにした背面の立体図 本考案の可動足台の上方図 本考案の可動足台の側面図 本考案の可動足台の正面図と底盤の側面図 本考案の可動足台の底盤を折り畳みにした実施例の正面図 本考案の可動足台の底盤を折り畳みにした実施例の右側図
符号の説明
1 テレビ本体
2 分離式スピーカー
3 可動足台
4 固定用板
9 キャビネット
11 テレビのスクリーン
12 方形主支持台
21 スピーカーのケーブル
22 ケーブル収納スペース
31 主持台の足
32 主持台の底盤
33 固定用ねじ
35 弧状の穴
36 旋回軸
37 ジョイント点
41 固定用ねじ

Claims (5)

  1. テレビ本体(1)と、複数の分離式スピーカー(2)と、可動足台(3)とからなり、当該テレビ本体(1)はスクリーン(11)の背面に方形主支持台(12)と当該可動足台(3)を有し、
    当該可動足台(3)は支持台の足(31)と支持台の底盤(32)を有し、当該方形主支持台(12)とセット組みすることによりテレビの高さと支持台の底盤(32)の折畳を調整することが出来、
    当該分離式スピーカー(2)は、テレビ本体(1)の周りで固定用板(4)により固定、或いは独自にテレビ本体(1)の周辺に配置してなることを特徴とする設置方式変えをすることが出来る軽薄型テレビ。
  2. 前記支持台の足(31)は弧状の穴(35)と旋回軸(36)を有し、支持台の底盤(32)とジョイント点(37)でジョイントされ、これらによって折畳式の働きを持つことを特徴とする請求項1記載の設置方式変えをすることが出来る軽薄型テレビ。
  3. 前記分離式スピーカー(2)はテレビ本体(1)の左右側に、又は独自にテレビ本体(1)の両サイドに配置されることを特徴とする請求項1記載の設置方式変えをすることが出来る軽薄型テレビ。
  4. 前記分離式スピーカー(2)は、差し込み式或いは磁石吸盤式によりテレビ本体(1)の周りに配置することができることを特徴とする請求項1記載の設置方式変えをすることが出来る軽薄型テレビ。
  5. 前記テレビ本体(1)を壁掛け式として使う時、可動足台(3)の支持台の底盤(32)は取り外すことなく後方へ折り畳むと飾板に変身し、装飾版に用いることができることを特徴とする請求項1記載の設置方式変えをすることが出来る軽薄型テレビ。
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