JP3119600U - 電池内蔵型icタグの収納部を有する書類バインダ - Google Patents

電池内蔵型icタグの収納部を有する書類バインダ Download PDF

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Abstract

【課題】電池内蔵型ICタグの納まりがよく、不慮の機械的衝撃を避けることが可能であり、美観に優れた、電池内蔵型ICタグ取り付け用の書類バインダを得る。
【解決手段】第1表紙11、背表紙13と第2表紙14が連接され、背表紙13又は第2表紙14に固定された書類固定具20を備え、さらに電池内蔵型ICタグ2の収納部12を備える書類バインダ1であって、第1表紙11は箱状であり、第1表紙の厚さ(矢印32)が、ICタグの厚さ(矢印31)よりも厚く、箱状の第1表紙11の一部分に、電池内蔵型ICタグの収納部12を設けた。
【選択図】図1

Description

本考案は、電池内蔵型ICタグにより管理、所在追跡可能な書類バインダに関するものである。
書類情報及び書類の所在情報の管理のために、書類ファイルの表紙にICチップとICリーダライタを備えた書類ファイルが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−229199号公報 図3
ICタグは、電池を内蔵するもの(以下電池内蔵型という)と、電磁波により外部から駆動電力を供給されるもの(以下外部電源型という)に分類することが出来る。
書類管理用として電池内蔵型ICタグを書類バインダに取り付けたい場合がある。
しかし、電池内蔵型ICタグは、厚さが厚く、従来の外部電源型と同様に書類バインダに取り付けると、納まりが悪く、不慮の機械的衝撃を受ける危険性があり、かつ、書類バインダの美観も損なわれる。さらに、書類バインダに綴られる書類と重なり合わない位置に取り付けようとすれば、当該書類バインダが、従来の書類バインダの定格サイズを越えることがあり、専用のキャビネットが必要となるなど、管理システム全体の費用が嵩む。
そこで、本考案は、電池内蔵型ICタグの収納部を備えた書類バインダであって、電池内蔵型ICタグの納まりがよく、不慮の機械的衝撃を避けることが可能であり、美観に優れた、書類バインダを得ることを課題とする。また、本考案は、電池内蔵型ICタグの収納部を備えた書類バインダであって、従来の定格サイズのキャビネットにそのまま収納可能な書類バインダを得ることを課題とする。
本考案のその他の課題は、本考案の説明により明らかになる。
本考案の一の態様にかかる書類バインダは、第1表紙、背表紙と第2表紙が連接され、前記背表紙又は第2表紙に固定された書類固定具を備え、さらに電池内蔵型ICタグの収納部を備える書類バインダにおいて、第1表紙は箱状であり、第1表紙の厚さが、前記ICタグの厚さよりも厚く、前記箱状の第1表紙の一部分に、前記電池内蔵型ICタグの収納部を設けたことを特徴とする。
本考案の好ましい実施態様にかかる書類バインダは、前記第1表紙、背表紙と第2表紙は一枚のバインダ原シートからなり、前記バインダ原シートは、順に連接された第2見開部、第2表面部、背表紙部、第1表面部、第1周壁部、第1見開部、第2周壁部を有し、第2見開部、第2表面部を接着して、第2表紙を形成し、前記背表紙部が前記背表紙を形成し、第1表面部、第1周壁部、第1見開部、第2周壁部を折畳んで前記箱状の第1表紙を形成してもよい。
本好ましい実施態様によれば、書類バインダは一枚のシートを切断、折り曲げなどして製造されるので、例えば金型を作成して成形する場合に比較して、手軽かつ安価に製造が可能となる。しかしながら、本考案にかかる書類バインダは溶融樹脂を成形して製造してもよい。
本考案の他の好ましい実施態様にかかる書類バインダは、前記箱状の第1表紙の見開表紙の一部であって、前記電池内蔵型ICタグの収納部に面する部分を切断し、前記電池内蔵型ICタグの収納部の入口としたものであってもよい。
本好ましい実施態様によれば、見開側に電池内蔵型ICタグの収納部の入口があるので、当該ICタグの電池の入れ替えなど保守操作が容易となり、また、外観の見栄えがよくなる。しかしながら、本考案にかかる電池内蔵型ICタグ収納部の入口は第一表紙の表面側に位置していてもよい。
本考案のその他の好ましい実施態様にかかる書類バインダは、前記バインダ原シートが紙製であってもよい。
本好ましい実施態様にかかる書類バインダは環境にやさしいものとなる。
本考案の好ましい他の実施態様にかかる書類バインダは、前記箱状の第1表紙が空洞であり、前記空洞に紙製の充填部材を充填したものであってもよい。
本好ましい実施態様にかかる書類バインダは、より一層環境にやさしいものとなる。
本考案の他の態様にかかる電池内蔵型ICタグを収納した書類バインダは、電池内蔵型ICタグを備えた書類バインダにおいて、本考案にかかる電池内蔵型ICタグの収納部を備える書類バインダの前記電池内蔵型ICタグの収納部に、前記電池内蔵型ICタグを収納したことを特徴とする。
以上説明した本考案、本考案の好ましい実施態様、これらに含まれる構成要素は可能な限り組み合わせて実施することができる。
本考案にかかる電池内蔵型ICタグの収納部を備える書類バインダは、電池内蔵型ICタグの納まりがよく、不慮の機械的衝撃を避けることが可能であり、美観に優れた、書類管理バインダである。また、本考案にかかる当該書類バインダは、縦横の寸法を従来の書類バインダと同じ大きさにすることができるので、従来の定格サイズのキャビネットにそのまま収納可能である。このため、電池内蔵型ICタグを使用する書類管理システム全体を安価に構築することができる。
本考案にかかる電池内蔵型ICタグを収納した書類バインダは、上記書類バインダと同様な効果を有する。
以下、図面を参照して本考案の実施例にかかる書類バインダと電池内蔵型ICタグを収納した書類バインダをさらに説明する。本考案の実施例に記載した部材や部分の寸法、材質、形状、その相対位置などは、とくに特定的な記載のない限りは、この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は書類バインダ1を開いた状態の一部分解斜視図である。書類バインダ1は、第1表紙11、背表紙13と第2表紙14が連接されている。第1表紙11は箱状である。矢印32で示す第1表紙11の厚さは、矢印31で示すICタグ2の厚さよりも厚い。ICタグ2は電池内蔵型である。第1表紙11の一部分に、ICタグの収納部12を設けている。本実施例の場合は、収納部12は、第1表紙の見開側に開口し、有底の窪みである(収納部12の底面は、第1表紙の表面部材である)。
第1表紙11の厚さ(矢印32)はICタグの厚さ(矢印31)に依存するが、通常、4mm〜10mm、好ましくは7mm〜9mmである。
第1表紙11及び第2表紙14の縦横寸法は、特に制限はないが、従来より用いられている書類バインダの寸法と等しくすることが好ましい。例えば、A4サイズの書類を綴る用途であれば307mm×240mm、B5サイズの書類を綴る用途であれば267mm×197mm、伝票サイズの書類を綴る用途であれば118mm×215mmなどを例示することができる。
第2表紙14には、ストラップ23、綴じ具21とスライド22からなる書類固定具20が取り付けられている。書類固定具は、いかなる形式の固定具であってもよく、例えば、リング式、パイプ式、押圧式(パンチレスタイプ)、多穴式(ルーズリーフタイプ)などであってもよい。また、封筒を貼り付けたものであってもよい。書類固定具は、背表紙13に固定されていてもよい。
本実施例の第1表紙11は空洞であり、当該空洞に充填部材17が充填されている。充填の方向を矢印9で示している。充填部材17には、収納部12となる充填部材貫通部18が設けられている。充填部材17の材料として、紙製(ダンボール紙、厚紙等)、発泡スチロール、発泡ウレタンなどを挙げることができる。充填部材17の材料は、環境にやさしい観点から紙製が好ましい。収納部12に周壁を形成する場合には、充填部材17を2分割すればよい。このような場合分割位置として、分割面19を例示することができる。
収納部12にICタグ2を入れ(当該過程を矢印8で示している)、収納部12の開口部に紙を折り曲げて作成した蓋16を被せている(当該過程を矢印7で示している)。
図2は、バインダ原シート6の平面図である。バインダ原シート6は一枚のシートからなり、第2見開部61、第2表面部62、背表紙部63、第1表面部64、第1周壁部65、第1見開部66、第2周壁部67、糊代部68が順に横方向に連接されている。第1表紙部64の上側には、第3周壁部69と第3閉じ込み部70が連接されている。第1表紙部64の下側には、第4周壁部71と第4閉じ込み部72が連接されている。また、第1周壁部65の上下には夫々周壁補強部73が連接されている。第2周壁部67の上下には夫々周壁補強部73が連接されている。
第1見開き部66の一部には、切り込み線が設けられ、2つの収納周壁部81と2つの収納周壁部糊代部82が形成されている。
第2見開部61と第2表面部62をこれらの境界線で折り畳み接着して、書類バインダ1の第2表紙14とする。
第1表面部64、第1周壁部65、第1見開部66、第2周壁部67と糊代部68の各境界線を90度折り曲げて、糊代部68を第1表面部64に接着する。続いて、4つの周壁補強部73を折り曲げる。引き続き、第1表紙部64、第3周壁部69と第3閉じ込み部70の各境界線を折り曲げて、第3閉じ込み部70を生じた空洞内に閉じ込む。引き続き、第1表紙部64、第4周壁部71と第4閉じ込み部72の各境界線を折り曲げて、第4閉じ込み部72を生じた空洞内に閉じ込む。以上の工程により、書類バインダ1の第1表紙11が出来る。
さらに、各々の収納周壁部81の境界線を折り曲げて、2つの収納周壁部糊代部82を対面する第1表面部64に接着して、収納部12が出来る。
背表紙部63は、書類バインダ1の背表紙13となる。
バインダ原シート6の材料として、紙、合成樹脂(例えばポリプロピレン)などを挙げることが出来る。バインダ原シート6の材料は、環境にやさしい観点から紙が好ましい。
以下に、その他の実施例を説明する。
第1表紙11の空洞部に充填部材17を充填する場合には、充填部材貫通部18の壁面を収納部12の内壁とすることができる。
収納部12は、第1表紙11の表紙側、あるいは周壁に開口してもよい。また、収納部12は、開口部を持たず、充填部材17の貫通穴、または有底窪み部にICタグ2を納めて、第1表紙11の周壁部から、充填部材17とともに空洞部に収めてもよい。
第1表紙11は空洞を持たず、素材が密に詰まったものであってもよい。この場合には、第1表紙11の表面側、見開側、周壁側いずれかに開口する窪み部を形成し、収納部とすればよい。
本考案にかかる書類バインダと電池内蔵型ICタグを収納した書類バインダは、例えば、電池内蔵型ICタグ用いた書類管理システムの構成物として使用することができる。
書類バインダ1を開いた状態の一部分解斜視図である。 バインダ原シート6の平面図である。
符号の説明
1 書類バインダ
2 電池内蔵型ICタグ
6 バインダ原シート
11 第1表紙
12 収納部
13 背表紙
14 第2表紙
16 蓋
17 充填部材
18 充填部材貫通部
19 分割面
20 書類固定具
31 ICタグの厚さを示す矢印
32 第1表紙の厚さを示す矢印
61 第2見開部
62 第2表面部
63 背表紙部
64 第1表面部
65 第1周壁部
66 第1見開部
67 第2周壁部
68 糊代部
81 収納周壁部
82 収納周壁部糊代部

Claims (6)

  1. 第1表紙、背表紙と第2表紙が連接され、前記背表紙又は第2表紙に固定された書類固定具を備え、さらに電池内蔵型ICタグの収納部を備える書類バインダにおいて、
    第1表紙は箱状であり、第1表紙の厚さが、前記ICタグの厚さよりも厚く、前記箱状の第1表紙の一部分に、前記電池内蔵型ICタグの収納部を設けたことを特徴とする書類バインダ。
  2. 請求項1に記載した書類バインダにおいて、
    第1表紙、背表紙と第2表紙は一枚のバインダ原シートからなり、前記バインダ原シートは、順に連接された第2見開部、第2表面部、背表紙部、第1表面部、第1周壁部、第1見開部、第2周壁部を有し、
    第2見開部、第2表面部を接着して、第2表紙を形成し、
    前記背表紙部が前記背表紙を形成し、
    第1表面部、第1周壁部、第1見開部、第2周壁部を折畳んで前記箱状の第1表紙を形成したことを特徴とする請求項1に記載した書類バインダ。
  3. 請求項1乃至2いずれか記載の書類バインダにおいて、
    前記箱状の第1表紙の見開表紙の一部であって、前記電池内蔵型ICタグの収納部に面する部分を切断し、前記電池内蔵型ICタグの収納部の入口としたことを特徴とする請求項1乃至2いずれか記載の書類バインダ。
  4. 請求項2に記載した書類バインダにおいて、
    前記バインダ原シートが紙製であることを特徴とする請求項2に記載した書類バインダ
  5. 請求項1乃至4いずれか記載の書類バインダにおいて、
    前記箱状の第1表紙は空洞であり、前記空洞に紙製の充填部材を充填したことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の書類バインダ
  6. 電池内蔵型ICタグを備えた書類バインダにおいて、
    請求項1乃至5いずれかに記載した書類バインダの前記電池内蔵型ICタグの収納部に、電池内蔵型ICタグを収納したことを特徴とする書類バインダ。

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