JP3119363U - 研磨ディスク - Google Patents

研磨ディスク Download PDF

Info

Publication number
JP3119363U
JP3119363U JP2005010483U JP2005010483U JP3119363U JP 3119363 U JP3119363 U JP 3119363U JP 2005010483 U JP2005010483 U JP 2005010483U JP 2005010483 U JP2005010483 U JP 2005010483U JP 3119363 U JP3119363 U JP 3119363U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
polishing
grinding
polished
grinding part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005010483U
Other languages
English (en)
Inventor
克實 古倉
Original Assignee
株式会社ローデウスジャパンLtd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ローデウスジャパンLtd filed Critical 株式会社ローデウスジャパンLtd
Priority to JP2005010483U priority Critical patent/JP3119363U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3119363U publication Critical patent/JP3119363U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

【課題】研磨ディスクの高速回転による被研磨部材の温度上昇を防止し、回転する研磨ディスクを透して被研磨部材の研磨状態を視認できるようにする。
【解決手段】円盤状の基盤の中心に、電動回転工具の回転軸に装着する軸穴を設け、周方向に向けて研削部を設け、該研削部の盤面に研磨布紙を積層させて貼着した研磨ディスクであって、前記研削部は、前記基盤の軸穴を中心として20度〜40度の角度をなす切欠部を、円周を3等分または4等分する位置に等間隔に設けて構成する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、グラインダー等の電動回転工具に取り付けられる研磨ディスクに関し、特に、ディスクの高速回転による被研磨部材の温度上昇を防止することができると共に、回転するディスクを透して被研磨部材の研磨状態を視認することができる研磨ディスクに関する。
電動グラインダー等の電動回転工具は、航空機・造船・自動車などの機械部品、家具、皮革又は繊維など、幅広い技術分野における研磨・研削技術に使用されている。
この電動グラインダーには、特許文献1に示すように、回転軸に円盤状の中央部材を取り付け、それにリング状の研磨ディスクを取り付けたもの、特許文献2に示すように、回転軸に円盤状の研磨ディスクを取り付けたものがある。
これらの研磨ディスクは、リング状又は円盤状の基盤の板面に、サンドペーパー等の研磨布紙を、円周に沿って側縁部をずらしながら積層させて貼付したもので、研磨布紙が磨耗したら、上面の研磨布紙を剥し、新たな研磨面を露呈させることによって、長期にわたって使用できるようになっている。
特開2002−36127 特開2002−96269
しかしながら、特許文献1の電動グラインダーでは、研磨ディスクの高速回転に伴う被研磨部材との摩擦によって、被研磨部材や研磨布紙が焼けるという問題があった。
特許文献2の電動グラインダーは、研磨布紙に多数の小孔を設けることで、回転の際に空気の流れを生じせしめ、被研磨部材との摩擦熱を抑制しているものの、毎分1万回転以上の高速回転に耐え得るものではなかった。
また、いずれの電動グラインダーにおいても、被研磨部材を研磨する際には、被研磨部位がディスクによって隠れてしまうので、被研磨部材の研磨状態を視認することができず、例えば、溶接ビート面に溶接不良によるピンホールが存在していた場合、そのピンホールが切粉によって塞がれてしまって溶接不良を発見することができないといった不都合や、研磨状態の良否を判断することができないといった不都合があった。
そこで、本考案は、ディスクの高速回転による被研磨部材の温度上昇を防止すると共に、回転する研磨ディスクを透して被研磨部材の研磨状態を視認することができるグラインダー等の電動回転工具用の研磨ディスクの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る研磨ディスクは、円盤状の基盤の中心に、電動回転工具の回転軸に装着する軸穴を設け、周方向に向けて研削部を設け、該研削部の盤面に研磨布紙を積層させて貼着した研磨ディスクであって、前記研削部は、前記基盤の軸穴を中心として20度〜40度の角度をなす切欠部を等間隔に設けて構成されたことを特徴とするものである。
また、前記切欠部は、円周を3等分または4等分する位置に設けられたものであってもよい。
請求項1に係る考案によれば、円盤状の基盤の円周に切欠部を設けたので、被研磨部材と研磨布紙との継続的な接触による摩擦熱の上昇を防止することができる。また、この切欠部から空気が流通するので、被研磨部材及び研磨ディスクの温度上昇を抑制できる。これによって、被研磨部材の「焼け」が防止されると共に、研磨布紙の耐久性が向上される。
さらに、その切欠部を、前記基盤の軸穴を中心として20度〜40度の角度をなす形状としたので、研磨ディスクが高速回転する際に、残像効果によって被研磨部材の被研削面が透けて見える。このように、研磨工程において、ディスクを透して被研磨部材の被研削面を視認することができるので、被研削面に溶接不良によるピンホールが存在していた場合、そのピンホールが切粉によって塞がれてしまわないうちに、その存在を発見することができるといった効果や、研磨状態の良否を確認しながら研磨作業を行うことができるといった効果が発揮される。
請求項2に係る考案によれば、切欠を、円周を3等分または4等分する位置に設け、その残余の部分をもって研削部を構成したので、研磨ディスクの研削力を低下させることなく、温度上昇抑制効果及び被研磨部材の視認効果を発揮させることができる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の第1実施形態に係る研磨ディスク1が取り付けられたハンディタイプの電動グラインダー2である。研磨ディスク1は、この電動グラインダー2のスピンドル3に、取り付けナット4によって固定されている。
この研磨ディスク1は、図2に示すように、強固なプラスチック素材、又は特殊ネットを固定材で固めたベース素材によって構成された円盤状のディスク基盤5の中心に、前記電動グラインダー2のスピンドル3が挿通される軸穴6を設け、その軸穴6の周囲にナット締め付け用の凹部7を設け、その外側に研削部8を設けたものである。研削部8の盤面には、図3の(a)、(b)又は(c)に示す形状の研磨布紙8aが、ディスクの回転方向Aが下面になるように、側縁部をずらしながら順次積層させて貼り付けられている。
以下、この研削部8の形状を詳述する。
研削部8は、研磨ディスクの軸穴6を中心として、ディスク基盤5を3等分又は4等分した線Lを基準として、その基準線Lを中心に左右に合計20乃至40度の角度θをなす扇形の外周を切欠いた形状(幅が広い円弧の形状)の切欠部9の残余部分によって形成されている。
研磨ディスク1に、このような形状の切欠部9を設けることで、研磨ディスク1が高速回転した際に、切欠部9を介して見える被研磨部材10の残像現象によって、被研磨部材10の被研磨面が透けて見える。
この場合、切欠き深さを大きくすることで視認範囲は拡大するが、研削部8の強度等を考慮すると、研磨ディスク1の半径の半分程度の切欠き深さが好ましい。
また、切欠部9を3つ設けるか4つ設けるかは、研磨ディスク1の大きさに応じて適宜選択するものとする。
つまり、4インチのグラインダーディスクの場合は、円周を3等分し、30度の角度で切欠いたものが、高速回転の際に最も高い透過性を有し、なおかつ研削力が落ちない。
研削面の広い5インチのグラインダーディスクの場合は、円周を4等分し、25度の角度で切り欠いたものが、高速回転の際に最も高い透過性を有し、なおかつ研削力が落ちない。
切欠部9の角度を20度未満にした場合は、被研磨部材の残像現象が生じにくく、被研磨部材の被研磨面を十分に視認することができず、40度より大きくした場合は、研削力及び研削部の強度が低下する。
このように、ディスクの大きさに応じて切欠部の数と角度を適宜調節することによって、研磨ディスクの用途及び形状に応じた研削部8を構成することができる。
また、本実施形態のように、複数の切欠部9を設けた羽根形状の研磨ディスク1とすることで、回転方向Aに沿って回転方向下手に向かう気流の流れが生じ、切粉を外方に排出させることができる。これによって、被研磨部材10と研磨布紙8aとの摩擦熱による温度上昇が抑制されるという効果に加え、研磨布紙8aに切粉が付着することによる研磨能力の低下を防止できるという効果が発揮される。
なお、本考案に係る研磨ディスクは、従来型の切欠部を有しない研磨ディスクに比べて、1回転における研削面積が少なくなるので研削力が劣るように思われがちだが、研磨布紙の目詰まりが防止されることによって、長時間にわたって研削力が維持され、かえって研磨効率が向上されるといった使用結果が得られた。
なお、本実施形態に係る研磨ディスクは、図4に示す研磨ディスク1’のように、研削部8’を傾斜状にしてもよいし、卓上タイプのグラインダーに取り付けられるものであってもよい。切欠部の形状も、広幅の円弧形状に限らず、扇形状、四角形状、又は三角形状でもよい。
本考案の実施形態に係る研磨ディスクが取り付けられる電動グラインダーを示す説明図である。 上記研磨ディスクを示す斜視図である。 上記研磨ディスクの研削部に積層貼付される研磨布紙を示す説明図である。 上記研磨ディスクの変形例が取り付けられた電動グラインダーを示説明図である。
符号の説明
1、1’…研磨ディスク
2…電動グラインダー
3…スピンドル
4…取り付けナット
5…基盤
6…軸穴
7…凹部
8、8’…研削部
8a…研磨布紙
9…切欠部
10…被研磨部材

Claims (2)

  1. 円盤状の基盤の中心に、電動回転工具の回転軸に装着する軸穴を設け、周方向に向けて研削部を設け、該研削部の盤面に研磨布紙を積層させて貼着した研磨ディスクであって、
    前記研削部は、前記基盤の軸穴を中心として20度〜40度の角度をなす切欠部を等間隔に設けて構成されたことを特徴とする研磨ディスク。
  2. 前記切欠部は、円周を3等分または4等分する位置に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の研磨ディスク。
JP2005010483U 2005-12-12 2005-12-12 研磨ディスク Expired - Fee Related JP3119363U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010483U JP3119363U (ja) 2005-12-12 2005-12-12 研磨ディスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010483U JP3119363U (ja) 2005-12-12 2005-12-12 研磨ディスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3119363U true JP3119363U (ja) 2006-02-23

Family

ID=43469595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005010483U Expired - Fee Related JP3119363U (ja) 2005-12-12 2005-12-12 研磨ディスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3119363U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6110031A (en) Superabrasive cutting surface
AU2003289412B2 (en) Diamond disk
JP2003001568A5 (ja)
JP4261484B2 (ja) 回転研磨材
CN101437654A (zh) 磨盘及保持该磨盘的磨轮
US5542875A (en) Abrasive wheel
JP5951788B2 (ja) チップソー
JP3119363U (ja) 研磨ディスク
JPS60114470A (ja) 回転研削研磨具
JP2002046073A (ja) 研磨用軟質孔あきディスク及びその製造方法
JP3904701B2 (ja) 機械部品のエッジ丸めのためのミリング工具
US8562396B1 (en) Grinding or polishing disc with improved visibility and air fins for vortex cooling of the workpiece during eh grinding operation
JP3130505U (ja) 研磨ディスク
JPH04365561A (ja) 乾式カッタ
CN2721318Y (zh) 一种布砂轮
JPH10128673A (ja) ブレードソー
JP6012486B2 (ja) 電着砥石
JP2002096269A (ja) 回転研磨ディスク
JP2006192557A (ja) 研削ホイール
JP5307686B2 (ja) 回転砥石
JP5649214B2 (ja) ロータリー式電気かみそり
ES2639374B1 (es) Disco abrasivo multiangular para máquinas lijadoras
US2807918A (en) Sanding disc
JPH085020Y2 (ja) 研磨具
JPH0760648A (ja) 精密研削切断砥石

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20051228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

Year of fee payment: 6

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees