JP3119215U - メタルキャップ - Google Patents

メタルキャップ Download PDF

Info

Publication number
JP3119215U
JP3119215U JP2005010272U JP2005010272U JP3119215U JP 3119215 U JP3119215 U JP 3119215U JP 2005010272 U JP2005010272 U JP 2005010272U JP 2005010272 U JP2005010272 U JP 2005010272U JP 3119215 U JP3119215 U JP 3119215U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal cap
column body
outer peripheral
lamp
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005010272U
Other languages
English (en)
Inventor
二三子 別所
Original Assignee
別所 由加
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 別所 由加 filed Critical 別所 由加
Priority to JP2005010272U priority Critical patent/JP3119215U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3119215U publication Critical patent/JP3119215U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】 熟練した技術がなくてもランプの清掃などの手入れを容易に行うことが可能であって、油の漏れを防止できるメタルキャップの提供。
【解決手段】 柱体部11と柱体部の上端を外径方向に張り出して形成したフランジ部12を有するキャップ本体1と、封止材2とを備えるメタルキャップである。柱体部の中心に上下方向に貫通して形成された芯穴13と、柱体部の外周面には封止材が嵌められる嵌合溝111が周方向に形成されるとともに、フランジ部の下面には外周縁に沿って全周に下方に延出する嵌合環121が形成され、フランジ部の外周面には全周に亘って凹凸部が形成されている。キャップ本体の上面には、前記芯穴を中心としてテーパー状に底部に向かって縮径されている窪み部123があり、窪み部の底部から中空の芯保持部124が上方に延出して形成されている。窪み部の底部から柱体部の下面までを連通する連通孔14を有する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、燃料ランプのメタルキャップに関する。
従来のハリケーンランプが図5に示すように提供され、従来のメタルキャップを装着したランプが図4に示すように提供されている。
ところが、レストラン、結婚式場などにおいては、ハリケーンランプの取扱いに熟練した者がいないのが通常であり、熟練していない者であっても簡単に手際よくランプ油の充填、ランプの清掃を行うことが望ましい。しかしながら、従来のハリケーンランプは、オイルタンクへの油の充填作業や清掃作業など熟練者でない者にとっては取扱いが難しく、メンテナンスに時間を要していた。
一方で図4に示すような従来のメタルキャップを装着したランプでは、取扱いは比較的簡単であるものの、ランプビンの口との間は密着されておらず、隙間が存在するので、振動などの弾みでランプビンが転倒すると、ビン内部の燃料が容易に外部にこぼれ出るおそれがあり、レストランや結婚式場などといった汚れが生じないように特に配慮しなければならない場所において使用するには不向きであった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、熟練者でなくてもランプの取扱いやメンテナンスを容易に行うことが可能であって、振動などの弾みでランプビンが転倒しても、ビン内部の燃料がこぼれ漏れ出ることがないメタルキャップの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本考案に係るメタルキャップは、柱体部と柱体部の上端を外径方向に張り出して形成したフランジ部を有するキャップ本体と、封止材とを備えるメタルキャップであって、
柱体部の中心に上下方向に貫通して形成された芯穴と、
柱体部の外周面には封止材が嵌められる嵌合溝が周方向に形成されるとともに、
フランジ部の下面には外周縁に沿って全周に下方に延出する嵌合環が形成され、
フランジ部の外周面には全周に亘って凹凸部が形成されていることを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するため、本考案に係るメタルキャップは、上記特徴に加えて、キャップ本体の上面には、芯穴を中心としてテーパー状に底部に向かって縮径されている窪み部があり、窪み部の底部から中空の芯保持部が上方に延出して形成されていることを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するため、本考案に係るメタルキャップは、上記特徴に加えて、窪み部の底部から柱体部の下面までを連通する連通孔を有することを特徴とする。
本考案のメタルキャップによれば、熟練者でなくてもランプのメンテナンスを容易に行うことが可能であって、振動などの弾みでランプビンが転倒しても、ビン内部の燃料がこぼれ漏れ出ることがない。
以下、本考案のメタルキャップAについて図面を参照しながら説明するが、本考案はこれらの実施例に記載されたもののみに限定されるものではない。
図1は、本考案の一実施例のメタルキャップを装着したランプの断面図である。
図2は、本考案のメタルキャップの拡大断面図である。
図3は、本考案の一実施例のメタルキャップの斜視図である。
図2に示されるように、メタルキャップAは、キャップ本体と封止材で構成されている。キャップ本体1は、円柱形状の柱体部11と柱体部の上端にフランジ部12を外径方向に張り出して一体成形され、中央に芯3を挿通する芯穴13を有している。キャップ本体1の材質は特に限定されないが、本実施例では、真鍮で形成されている。
封止材は、弾性を有するものであればとくに限定されないが、本実施例では、封止材はゴムのOリングとしている。
柱体部11には、その外周面に封止材が嵌められる嵌合溝111が周方向に形成されている。本実施例では、断面矩形の嵌合溝が形成されており、この嵌合溝には封止材として弾性を有するOリング2が嵌め込まれている。
フランジ部12は、柱体部11の上端から外径方向に張り出しており、嵌合環121が、フランジの外周縁に沿って全周に下方に延出して形成されている。図1に示されるように、この嵌合環121にランプ口の外周縁が嵌合され保持されることになる。
さらに、フランジ部12の外周面には、全周に亘って凹凸部122が形成されている。本実施例では、断面形状山形の凹凸が縦方向に形成されているが、これに限定されるものではない。
さらに、キャップ本体1の上面には、芯穴13を中心としてテーパー状に底部に向かって縮径されている窪み部123が形成されている。窪み部123のキャップ本体1の上面の外径は、本実施例では柱体部の外径と同一のものとしているが、特にこれに限定されるものではなく、窪み部123のキャップ本体1の上面の外径が、柱体部の外径よりも大きくてもよい。
そして、窪み部123の底部から中空の芯保持部124が上方に延出して形成されており、芯穴13に挿通されている芯3を保持している。すなわち、この芯保持部124によって、芯3が斜めに傾くことなく略垂直に保持されることになる。
芯材は特に限定されないが、本実施例ではグラスファイバーの芯材が用いられている。
窪み部123の底部から柱体部11の下面112までを連通する連通孔14を有する。燃焼しなかった燃料(油など)がこの連通孔14をつたってビンの内部に戻ることになる。すなわち、燃焼しなかった油は、窪み部123に滴下される。窪み部123はその底部の径が縮径されているので、滴下された油は窪み部の底部に徐々に溜まることになる。そして、一定程度の油が底部に溜まると連通孔14をつたって油がビン内部に滴下されることになる。このように、燃焼しなかった油がビン内部に戻るので、ビンの外部に油が飛び散ることがなく衛生的である。
次に、この実施例のメタルキャップAの使用について説明する。まず、ランプビンに一定量の燃料(油など)を充填し、燃料の充填されたビン4の底部に芯3の一端が置かれるように、芯の一端を燃料内部に浸す。芯の他端は、メタルキャップAの芯穴13に挿通され、芯保持部124よりやや突出するように配置される。
このように、芯3が芯穴13に挿通されたメタルキャップAは、その後、柱体部11の下面112からランプビンの口に嵌められ、フランジ部12の嵌合環121がビン口の外周縁を嵌合保持するまで嵌め込む。
柱体部11の外周面に設けられた嵌合溝111にはゴムのOリング2が嵌め込まれているので、メタルキャップが完全にビン口に嵌めこまれて、Oリングとビン口の内周縁とが接する箇所において、ビン口の内周縁が密閉されることになる。
さらに、フランジ部12の嵌合環121はビン口の外径と適合するようになっているので、ビン口の外周縁を嵌合保持するまで嵌め込まれることで、ビン口の外周縁も密閉されることになる。このように、ビン口の内周縁と外周縁の両方で密閉されているものなので、ビンが転倒した場合であっても、ビン内部の燃料が外部にこぼれ出ることがないものである。
燃料を補充する場合には、ビン口からメタルキャップAを取り外した後、ビン口から燃料を注入する。フランジ部の外周面には断面山形形状の凹凸部122が形成されているので、メタルキャップAをビン口から取り外す際に、凹凸部が指の滑り止めとして機能するので、ランプの取扱いに熟練していない者でも容易に且つ安全に燃料の補充をすることが可能となる。
ランプの清掃作業も、ビン口からメタルキャップAを取り外した後、ビンの内部を洗浄液等で洗浄した後、日陰干しなどするだけでよいので、ハリケーンランプの清掃に必要な特別な技術などは不要であり、簡単に行うことができるものである。
本考案に係るメタルキャップAを装着したランプビンは、テーブルなどに載置して、単体のランプとして用いてもよいことはもちろんであるが、ハリケーンランプと組み合わせて用いてもよい。すなわち、図6に示されるように、燃料の入っていないハリケーンランプのオイルタンクの開口部から燃料を充填したランプビンをオイルタンクの内部に嵌めこんで用いることも可能である。
このように、本考案に係るメタルキャップAによれば、熟練者でなくてもランプのメンテナンスが容易に行うことが可能であって、振動などの弾みでランプビンが転倒しても、ビン内部の燃料がこぼれ漏れ出ることがない。
本考案の一実施例のメタルキャップを装着したランプの断面図 本考案のメタルキャップの拡大断面図 本考案の一実施例のメタルキャップの斜視図 従来のメタルキャップを装着したランプの断面図 従来のハリケーンランプを示す切り欠き断面図 メタルキャップの使用例を示す断面図
符号の説明
A メタルキャップ
1 キャップ本体
2 Oリング
3 芯
4 ビン
11 柱体部
12 フランジ部
13 芯穴
14 連通孔
111 嵌合溝
121 嵌合環
122 凹凸部
123 窪み部
124 芯保持部

Claims (3)

  1. 柱体部と柱体部の上端を外径方向に張り出して形成したフランジ部を有するキャップ本体と、封止材とを備えるメタルキャップであって、
    前記柱体部の中心に上下方向に貫通して形成された芯穴と、
    前記柱体部の外周面には封止材が嵌められる嵌合溝が周方向に形成されるとともに、
    前記フランジ部の下面には外周縁に沿って全周に下方に延出する嵌合環が形成され、
    前記フランジ部の外周面には全周に亘って凹凸部が形成されていることを特徴とするメタルキャップ。
  2. 前記キャップ本体の上面には、前記芯穴を中心としてテーパー状に底部に向かって縮径されている窪み部があり、前記窪み部の底部から中空の芯保持部が上方に延出して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のメタルキャップ。
  3. 前記窪み部の底部から柱体部の下面までを連通する連通孔を有する請求項1又は2に記載のメタルキャップ。
JP2005010272U 2005-12-02 2005-12-02 メタルキャップ Expired - Lifetime JP3119215U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010272U JP3119215U (ja) 2005-12-02 2005-12-02 メタルキャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010272U JP3119215U (ja) 2005-12-02 2005-12-02 メタルキャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3119215U true JP3119215U (ja) 2006-02-16

Family

ID=43469451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005010272U Expired - Lifetime JP3119215U (ja) 2005-12-02 2005-12-02 メタルキャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3119215U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013533174A (ja) * 2010-06-10 2013-08-22 デイヴィッド バーンスタイン 液体容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013533174A (ja) * 2010-06-10 2013-08-22 デイヴィッド バーンスタイン 液体容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5432090B2 (ja) 揮散装置
KR100213804B1 (ko) 액체용기의 밀폐용 플러그
CA2511236A1 (en) Liquid sealing arrangements for replaceable liquid reservoirs
FR2617941A1 (fr) Valve et recipient a valve
CA3057348A1 (en) Water pipe
JP3119215U (ja) メタルキャップ
US6726470B1 (en) Disposable liquid fuel cells for windproof lighters
EP3932218A1 (en) Apparatus combining a glass container with a glass water pipe
TWM587953U (zh) 保溫杯
KR200380995Y1 (ko) 앰플병의 유리파편 유입 방지장치
JP2007145352A (ja) キャップ
JP2001158456A (ja) 液体収納容器及び該容器用リフィル容器
JPH08244822A (ja) 液体容器の口栓装置
CN205707805U (zh) 一种防挂壁的包装瓶口
KR101191759B1 (ko) 안전 알코올 램프
CN213503789U (zh) 防漏气导水芯、取水器及取水系统
JP5777969B2 (ja) 中栓および容器
JP2518603Y2 (ja) 容 器
KR850000829Y1 (ko) 유류병 마개
JPH0354019Y2 (ja)
JP5829663B2 (ja) 印鑑
JP3130255U (ja) メタルキャップ
KR20160001685U (ko) 유리글라스용 발광컵
JP2004239586A (ja) カートリッジタンクのキャップ
JP3110141U (ja) 無火式磁器芳香瓶

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140125

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term