JP3118975B2 - センサ装置及びその製造方法 - Google Patents
センサ装置及びその製造方法Info
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- JP3118975B2 JP3118975B2 JP04234629A JP23462992A JP3118975B2 JP 3118975 B2 JP3118975 B2 JP 3118975B2 JP 04234629 A JP04234629 A JP 04234629A JP 23462992 A JP23462992 A JP 23462992A JP 3118975 B2 JP3118975 B2 JP 3118975B2
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- holder
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基台と基台を貫通す
る接続リードとからなるホルダーの基台の先端面に、回
路基板を載置する突部を設けると共に、先端面から突出
する接続リードに屈曲部を設けたことにより、回路基板
に搭載したセンサ素子の位置合せを容易に行なえるよう
にして、組み立て行程の簡素化と組み立て精度の向上を
図ると同時に、信頼性の向上をも図ったセンサ装置及び
その製造方法に関する。
る接続リードとからなるホルダーの基台の先端面に、回
路基板を載置する突部を設けると共に、先端面から突出
する接続リードに屈曲部を設けたことにより、回路基板
に搭載したセンサ素子の位置合せを容易に行なえるよう
にして、組み立て行程の簡素化と組み立て精度の向上を
図ると同時に、信頼性の向上をも図ったセンサ装置及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気や温度等を検出するセンサ素子を回
路基板に搭載して外部を保護ハウジングで囲って使用す
るセンサ装置として、例えば図8に示す、磁電変換素子
1を搭載した回路基板2を、ホルダー3を貫通しその先
端面に露出させた接続リード4の電極上に載置し、その
ホルダー3に載置された回路基板2とホルダー3とをハ
ウジング5で囲み、封止部材6で封止した自動車用の回
転センサがある。
路基板に搭載して外部を保護ハウジングで囲って使用す
るセンサ装置として、例えば図8に示す、磁電変換素子
1を搭載した回路基板2を、ホルダー3を貫通しその先
端面に露出させた接続リード4の電極上に載置し、その
ホルダー3に載置された回路基板2とホルダー3とをハ
ウジング5で囲み、封止部材6で封止した自動車用の回
転センサがある。
【0003】このような自動車用の回転センサでは、従
来、その回路基板2の位置決めと回路基板2からの検出
信号の取り出しのために、ホルダー3端面の接続リード
4端に形成した電極と対向する回路基板2の裏面に出力
電極を設けると共に、両電極間に、銅のコア上にハンダ
コーティングを施したハンダバンプ7を配置し、熱板上
で加熱する等の手段でハンダを溶融させ、そして、その
ハンダの表面張力によって両電極のハンダ付けによる接
続が行なわれる際に、回路基板のセンサ素子1をハウジ
ング5の内壁に突き当て、上下方向の位置決めと接続と
を行なっている。
来、その回路基板2の位置決めと回路基板2からの検出
信号の取り出しのために、ホルダー3端面の接続リード
4端に形成した電極と対向する回路基板2の裏面に出力
電極を設けると共に、両電極間に、銅のコア上にハンダ
コーティングを施したハンダバンプ7を配置し、熱板上
で加熱する等の手段でハンダを溶融させ、そして、その
ハンダの表面張力によって両電極のハンダ付けによる接
続が行なわれる際に、回路基板のセンサ素子1をハウジ
ング5の内壁に突き当て、上下方向の位置決めと接続と
を行なっている。
【0004】ところで、上記のハンダバンプ7を用いた
ものでは、回路基板2は、その電極とホルダー3端面の
接続リード4の電極とが、ハンダバンプ7の溶融したハ
ンダによるハンダ付けによって支持されることとなる
が、本来、機械的な力を支えるものではなく、電気的接
続を行なうためのハンダ付けによって支持されている前
記両電極は、衝撃力や圧力等に対して弱く、断線等を起
こす危険があるため、機械的信頼性の点で多々不安があ
る。
ものでは、回路基板2は、その電極とホルダー3端面の
接続リード4の電極とが、ハンダバンプ7の溶融したハ
ンダによるハンダ付けによって支持されることとなる
が、本来、機械的な力を支えるものではなく、電気的接
続を行なうためのハンダ付けによって支持されている前
記両電極は、衝撃力や圧力等に対して弱く、断線等を起
こす危険があるため、機械的信頼性の点で多々不安があ
る。
【0005】そこで、図7に示すように、ホルダー3先
端部に凹部を設け、その凹部の側壁に回路基板2の端部
を当接させて回路基板2に加わる機械的な力を支持させ
ることが考えられるが、回路基板2と接続リード4との
接続を、ハンダバンプ7によるハンダ付けを用いた、い
わゆるつき当て方式によって行なう限り、回路基板2と
ホルダー3の成形誤差、熱膨張や収縮時の歪等が、全て
ストレスとしてハンダバンプ7のハンダ付け部に加わる
ことになり、ハンダクラックやハンダ剥がれ等による断
線等を起こす不安がある。
端部に凹部を設け、その凹部の側壁に回路基板2の端部
を当接させて回路基板2に加わる機械的な力を支持させ
ることが考えられるが、回路基板2と接続リード4との
接続を、ハンダバンプ7によるハンダ付けを用いた、い
わゆるつき当て方式によって行なう限り、回路基板2と
ホルダー3の成形誤差、熱膨張や収縮時の歪等が、全て
ストレスとしてハンダバンプ7のハンダ付け部に加わる
ことになり、ハンダクラックやハンダ剥がれ等による断
線等を起こす不安がある。
【0006】このため、図8のハウジング5内のホルダ
ー3先端部に樹脂を流し込み、あとで加熱して固める、
いわゆる、ポッティング法等で回路基板2を固定するこ
ともよく行なわれるが、前記ハンダバンプ7のハンダ付
け部には樹脂を介して外部衝撃は加わるし、また、流入
させて固めた樹脂が歪みを生じ、前記ハンダ付け部に不
要な応力を与えて上記同様、ハンダクラックやハンダ剥
がれ等による断線を引き起こすことが考えられる。
ー3先端部に樹脂を流し込み、あとで加熱して固める、
いわゆる、ポッティング法等で回路基板2を固定するこ
ともよく行なわれるが、前記ハンダバンプ7のハンダ付
け部には樹脂を介して外部衝撃は加わるし、また、流入
させて固めた樹脂が歪みを生じ、前記ハンダ付け部に不
要な応力を与えて上記同様、ハンダクラックやハンダ剥
がれ等による断線を引き起こすことが考えられる。
【0007】これらの問題の一つの解決策として、図6
に示すように、回路基板2の支持と位置決め及び電気的
接続とをハンダバンプ7に依らず、回路基板2に直接ハ
ンダ付けされる回路基板2を貫通する接続リード4によ
って行なわせることが考えられる。
に示すように、回路基板2の支持と位置決め及び電気的
接続とをハンダバンプ7に依らず、回路基板2に直接ハ
ンダ付けされる回路基板2を貫通する接続リード4によ
って行なわせることが考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
回路基板の支持を、回路基板に直接ハンダ付けされる回
路基板を貫通する接続リードによって行なわせるもので
は、例えば回路基板の接続リードの貫通孔の位置と接続
リードの位置とにずれがあると取り付けが行なえないた
め、ホルダー、回路基板及び接続リード等の構成部材の
加工精度を上げなければならず、コストが高くなるとい
う問題がある。
回路基板の支持を、回路基板に直接ハンダ付けされる回
路基板を貫通する接続リードによって行なわせるもので
は、例えば回路基板の接続リードの貫通孔の位置と接続
リードの位置とにずれがあると取り付けが行なえないた
め、ホルダー、回路基板及び接続リード等の構成部材の
加工精度を上げなければならず、コストが高くなるとい
う問題がある。
【0009】また、組み立て後は、回路基板と接続リー
ドとが固定されてしまうため、組み立て後の熱膨張や収
縮また外部衝撃等がストレスとして直接接続リードと回
路基板とのハンダ付け部に加わることとなり、ハンダク
ラックやハンダ剥れ等のトラブルを起こす問題もある。
ドとが固定されてしまうため、組み立て後の熱膨張や収
縮また外部衝撃等がストレスとして直接接続リードと回
路基板とのハンダ付け部に加わることとなり、ハンダク
ラックやハンダ剥れ等のトラブルを起こす問題もある。
【0010】そこで、この発明の課題は、ホルダー、回
路基板及び接続リード等の加工誤差や取り付け誤差及び
回路基板と接続リードとのハンダ付け部の熱膨張や収縮
また、外部衝撃等を吸収あるいは減少できるようにした
センサ装置を提供することである。
路基板及び接続リード等の加工誤差や取り付け誤差及び
回路基板と接続リードとのハンダ付け部の熱膨張や収縮
また、外部衝撃等を吸収あるいは減少できるようにした
センサ装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明のセンサ装置では、基台に貫通され、その
基台の先端面より屈曲部の形成された一端を突出し、他
端が外部回路に接続される接続ワイヤと接続された接続
リードを有し、かつ、その基台の先端面周囲に、前記接
続リードの一端側に基台先端面と並行な支持溝の形成さ
れた突部を有するホルダーと、センサ素子が搭載され、
前記突部の支持溝に嵌め込まれる周端部を有し、前記突
部に載置されると共に、前記基台の先端面から突出した
接続リードの先端が屈曲部を介して貫通され、ハンダ付
けにより接続される接続端子を備えた回路基板と、前記
ホルダーの基台と嵌合し、基台先端より嵌入されて基台
を被うハウジングと、前記ハウジングとハウジングに嵌
入されるホルダーとを封止する封止部材とからなる構成
としたのである。
め、この発明のセンサ装置では、基台に貫通され、その
基台の先端面より屈曲部の形成された一端を突出し、他
端が外部回路に接続される接続ワイヤと接続された接続
リードを有し、かつ、その基台の先端面周囲に、前記接
続リードの一端側に基台先端面と並行な支持溝の形成さ
れた突部を有するホルダーと、センサ素子が搭載され、
前記突部の支持溝に嵌め込まれる周端部を有し、前記突
部に載置されると共に、前記基台の先端面から突出した
接続リードの先端が屈曲部を介して貫通され、ハンダ付
けにより接続される接続端子を備えた回路基板と、前記
ホルダーの基台と嵌合し、基台先端より嵌入されて基台
を被うハウジングと、前記ハウジングとハウジングに嵌
入されるホルダーとを封止する封止部材とからなる構成
としたのである。
【0012】このとき、上記突部の先端がその突部に載
置した回路基板及び回路基板に搭載したセンサ素子より
突出する構成とすることもできる。
置した回路基板及び回路基板に搭載したセンサ素子より
突出する構成とすることもできる。
【0013】これらの構成のセンサ装置を製造する方法
としては、上記基台の先端面から突出する接続リード
を、上記突部先端より突出する長さを有するものとし、
上記回路基板に接続リードを貫通すると共に、上記突部
の支持溝に回路基板の周端部を嵌入して取り付け、接続
リードの前記突部の先端より突出する不要部分を切断し
た後、ハンダ付けを行ない、以後、その回路基板を備え
たホルダーにハウジングを嵌合して、封止部材によりそ
のハウジングとホルダを封止する構成を採用することが
できる。
としては、上記基台の先端面から突出する接続リード
を、上記突部先端より突出する長さを有するものとし、
上記回路基板に接続リードを貫通すると共に、上記突部
の支持溝に回路基板の周端部を嵌入して取り付け、接続
リードの前記突部の先端より突出する不要部分を切断し
た後、ハンダ付けを行ない、以後、その回路基板を備え
たホルダーにハウジングを嵌合して、封止部材によりそ
のハウジングとホルダを封止する構成を採用することが
できる。
【0014】
【作用】このように構成されるセンサ装置では、センサ
素子を搭載した回路基板は、その周端部をホルダー先端
面の突部に形成された支持溝に嵌入されることにより、
ホルダに載置され、上下方向の位置決めがなされる。こ
のとき、回路基板の外部回路との接続は、基台先端面か
ら突出する接続リードを基板の接続端子に貫通し、ハン
ダ付けを行なうことにより行なう。その際、回路基板を
回転させることにより、接続リードと回路基板との軸方
向の取り付け誤差が修正される。この修正に伴なう前記
ハンダ付け部に加わるストレスは、接続リードに形成さ
れた屈曲部の伸縮あるいは弾性により吸収される。ま
た、前記屈曲部は、接続リードやホルダーの熱膨脹や収
縮、回路基板に加わる外部応力等によって前記ハンダ付
け部に加わる組み立て後のストレスも同様に吸収する。
このため、ハンダ付け部に取り付け誤差や前記ストレス
によるハンダクラックやハンダ剥れ等を生じさせず断線
を起こさせないため、高い信頼性が得られる。
素子を搭載した回路基板は、その周端部をホルダー先端
面の突部に形成された支持溝に嵌入されることにより、
ホルダに載置され、上下方向の位置決めがなされる。こ
のとき、回路基板の外部回路との接続は、基台先端面か
ら突出する接続リードを基板の接続端子に貫通し、ハン
ダ付けを行なうことにより行なう。その際、回路基板を
回転させることにより、接続リードと回路基板との軸方
向の取り付け誤差が修正される。この修正に伴なう前記
ハンダ付け部に加わるストレスは、接続リードに形成さ
れた屈曲部の伸縮あるいは弾性により吸収される。ま
た、前記屈曲部は、接続リードやホルダーの熱膨脹や収
縮、回路基板に加わる外部応力等によって前記ハンダ付
け部に加わる組み立て後のストレスも同様に吸収する。
このため、ハンダ付け部に取り付け誤差や前記ストレス
によるハンダクラックやハンダ剥れ等を生じさせず断線
を起こさせないため、高い信頼性が得られる。
【0015】また、このとき、回路基板あるいは回路基
板に搭載したセンサ素子が突部先端より突出しないよう
にしたものでは、例えば封止時の押圧や外圧等により、
ホルダーに押圧が加わったり、またハウジングに変形が
生じた場合でも、その押圧や変形がハウジング先端の内
壁に当接する前記突部により支持されることにより、セ
ンサ素子あるいは回路基板に、押圧や変形による応力が
直接加わるのが防止されるため、センサ素子の損傷やセ
ンサ素子から前記外圧による誤信号が出力されない。
板に搭載したセンサ素子が突部先端より突出しないよう
にしたものでは、例えば封止時の押圧や外圧等により、
ホルダーに押圧が加わったり、またハウジングに変形が
生じた場合でも、その押圧や変形がハウジング先端の内
壁に当接する前記突部により支持されることにより、セ
ンサ素子あるいは回路基板に、押圧や変形による応力が
直接加わるのが防止されるため、センサ素子の損傷やセ
ンサ素子から前記外圧による誤信号が出力されない。
【0016】さらに、上記先端面より突出する接続リー
ドを、突部先端より突出する長さを有するものとしたも
のでは、回路基板のホルダーへの取り付けは、上記先端
面より突出する接続リードを突部先端より短かくしてあ
る場合のように、回路基板を突部に嵌入し、回路基板に
接続リードの先端を当接させ、そして接続端子の挿入孔
へ挿通される接続リードを、例えば回路基板を回転させ
る等して嵌め込み、挿通させる必要はなく、突部から突
出した接続リードを回路基板の所定の端子に貫通し、次
に、突部の支持溝に回路基板の周端部を押し込むだけで
取り付けられるため、取り付けが効率良く行なえる。こ
のとき、回路基板の端子の位置と接続リードの位置との
加工誤差は、接続リードの屈曲部により吸収されるた
め、回路基板と接続リードの位置合わせは厳密に行なわ
なくても良い。また、回路基板を突部の支持溝に押し込
む際にも回路基板、突部、接続リード等々が、それぞれ
有する加工誤差による位置ずれがあっても、そのずれは
接続リードの屈曲部により吸収される。したがって、両
方の位置合わせも別々に行なえるため、その取り付けが
容易に行なえる。また、接続リードと回路基板の端子と
のハンダ付けも、前記基板より突出した接続リードの不
要部分の切断をした後行なえばよいので容易に行なえ
る。
ドを、突部先端より突出する長さを有するものとしたも
のでは、回路基板のホルダーへの取り付けは、上記先端
面より突出する接続リードを突部先端より短かくしてあ
る場合のように、回路基板を突部に嵌入し、回路基板に
接続リードの先端を当接させ、そして接続端子の挿入孔
へ挿通される接続リードを、例えば回路基板を回転させ
る等して嵌め込み、挿通させる必要はなく、突部から突
出した接続リードを回路基板の所定の端子に貫通し、次
に、突部の支持溝に回路基板の周端部を押し込むだけで
取り付けられるため、取り付けが効率良く行なえる。こ
のとき、回路基板の端子の位置と接続リードの位置との
加工誤差は、接続リードの屈曲部により吸収されるた
め、回路基板と接続リードの位置合わせは厳密に行なわ
なくても良い。また、回路基板を突部の支持溝に押し込
む際にも回路基板、突部、接続リード等々が、それぞれ
有する加工誤差による位置ずれがあっても、そのずれは
接続リードの屈曲部により吸収される。したがって、両
方の位置合わせも別々に行なえるため、その取り付けが
容易に行なえる。また、接続リードと回路基板の端子と
のハンダ付けも、前記基板より突出した接続リードの不
要部分の切断をした後行なえばよいので容易に行なえ
る。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0018】図1及び図2に示す本実施例のセンサ装置
は、センサ素子に磁気検出素子としてホールIC10を
用いた磁気式回転センサで、ホルダー11と、ホルダー
11に載置されるホールIC10の搭載された回路基板
12と、ホルダー11の嵌入されるハウジング13及
び、ハウジング13とそのハウジング13に嵌入された
ホルダー11とを封止する封止部材14とからなってい
る。
は、センサ素子に磁気検出素子としてホールIC10を
用いた磁気式回転センサで、ホルダー11と、ホルダー
11に載置されるホールIC10の搭載された回路基板
12と、ホルダー11の嵌入されるハウジング13及
び、ハウジング13とそのハウジング13に嵌入された
ホルダー11とを封止する封止部材14とからなってい
る。
【0019】ホルダー11は、一側に嵌合溝15の形成
された円柱形の基台16とその基台16を貫通し、基台
16の先端面17より屈曲部18の形成された一端1
9’が突出される接続リード19と、その先端面17の
周縁即ち、先端面17から突出する接続リード19の一
端19’の周囲に形成された突部20とからなってい
る。
された円柱形の基台16とその基台16を貫通し、基台
16の先端面17より屈曲部18の形成された一端1
9’が突出される接続リード19と、その先端面17の
周縁即ち、先端面17から突出する接続リード19の一
端19’の周囲に形成された突部20とからなってい
る。
【0020】接続リード19は、基台16の先端面17
より突出する接続リード19の一端19’の屈曲部18
がN字形に形成され、回路基板12の取り付け前には、
前記突部20先端より突出する長さに形成されている。
より突出する接続リード19の一端19’の屈曲部18
がN字形に形成され、回路基板12の取り付け前には、
前記突部20先端より突出する長さに形成されている。
【0021】突部20は、接続リード19側の中程に、
基台16の先端面17と並行な支持溝21が形成されて
おり、その溝21には、突部20の先端から前記回路基
板12を押し込むことにより、回路基板12の周端部1
2’が嵌め込まれ、支持されるようになっている。この
ため、突部20の先端は、回路基板12の挿入が容易に
行なえるよう外側に向けての傾斜面に形成されている。
また、前記突部20の支持溝21の位置及び先端の長さ
は、前記支持した回路基板12のホールIC10が先端
より突出しないように、形成されている。
基台16の先端面17と並行な支持溝21が形成されて
おり、その溝21には、突部20の先端から前記回路基
板12を押し込むことにより、回路基板12の周端部1
2’が嵌め込まれ、支持されるようになっている。この
ため、突部20の先端は、回路基板12の挿入が容易に
行なえるよう外側に向けての傾斜面に形成されている。
また、前記突部20の支持溝21の位置及び先端の長さ
は、前記支持した回路基板12のホールIC10が先端
より突出しないように、形成されている。
【0022】回路基板12は、上述した如く、前記突部
20の支持溝21に嵌めこまれる周端部12’を有し、
ホールIC10と回路部品22を搭載すると共に、前記
ホールIC10と接続され、前記基台16の先端面17
から突出した接続リード19が貫通する接続端子とし
て、スルホール23が設けられている。
20の支持溝21に嵌めこまれる周端部12’を有し、
ホールIC10と回路部品22を搭載すると共に、前記
ホールIC10と接続され、前記基台16の先端面17
から突出した接続リード19が貫通する接続端子とし
て、スルホール23が設けられている。
【0023】一方、この回路基板12に搭載されたホー
ルIC10と対向する基台11の先端面17には、挿入
孔24が形成され、その挿入孔24には、マグネット2
5が圧入されている。また、そのマグネット25の先端
は、回路基板12に当接させることにより、組み立ての
際に、マグネット25とホールIC10との距離が、組
み立てるセンサごとに違ったものとならず、常に一定と
なるようにして、ホールIC10に加えられるバイアス
磁界の強度のバラツキを小さくし、特性の安定を図って
いる。さらに、この場合、マグネット25と回路基板1
2間に鉄片等を用いた磁極子を設けることによって漏れ
磁束を小さくし、磁気特性の向上を図るようにしてもよ
い。
ルIC10と対向する基台11の先端面17には、挿入
孔24が形成され、その挿入孔24には、マグネット2
5が圧入されている。また、そのマグネット25の先端
は、回路基板12に当接させることにより、組み立ての
際に、マグネット25とホールIC10との距離が、組
み立てるセンサごとに違ったものとならず、常に一定と
なるようにして、ホールIC10に加えられるバイアス
磁界の強度のバラツキを小さくし、特性の安定を図って
いる。さらに、この場合、マグネット25と回路基板1
2間に鉄片等を用いた磁極子を設けることによって漏れ
磁束を小さくし、磁気特性の向上を図るようにしてもよ
い。
【0024】ハウジング13は、前記ホルダー11と嵌
合する円筒形に形成されたカップ状容器で、その一側に
は、前記ホルダー11の嵌合溝15と互いに嵌り合う溝
15’が形成されている。このため、嵌入されるホルダ
ー11の先端面17に載置される回路基板12のホール
IC10の向きが、組み立てるセンサごとに違ったもの
とならず、常にハウジング13の向きに対して一定とな
り、量産時のセンサ装置の磁気感応領域が常に同じとな
るようになっている。
合する円筒形に形成されたカップ状容器で、その一側に
は、前記ホルダー11の嵌合溝15と互いに嵌り合う溝
15’が形成されている。このため、嵌入されるホルダ
ー11の先端面17に載置される回路基板12のホール
IC10の向きが、組み立てるセンサごとに違ったもの
とならず、常にハウジング13の向きに対して一定とな
り、量産時のセンサ装置の磁気感応領域が常に同じとな
るようになっている。
【0025】また、ハウジング13の開口端28は、外
向きに折曲され、その折曲は、図1に示すように、封止
部材14と係合することによって両者の封止が強固に行
なわれるようになっている。
向きに折曲され、その折曲は、図1に示すように、封止
部材14と係合することによって両者の封止が強固に行
なわれるようになっている。
【0026】この封止部材14にはナイロン樹脂が用い
られ、その成形の際には、取り付け用のボルト孔26を
有するフランジ27が形成されると共に、ホルダー11
後端面から突出した接続リード19の他端19”とその
他端19”と接続されたワイヤーハーネス29とが一体
に成形される。
られ、その成形の際には、取り付け用のボルト孔26を
有するフランジ27が形成されると共に、ホルダー11
後端面から突出した接続リード19の他端19”とその
他端19”と接続されたワイヤーハーネス29とが一体
に成形される。
【0027】この実施例は以上のように構成され、この
回転センサでは、例えばホルダー11とハウジング13
とを金型あるいは射出成形等を用いて個々に樹脂成形に
より成形する。このとき、ホルダー11には接続リード
19を一体成形によりモールドする。
回転センサでは、例えばホルダー11とハウジング13
とを金型あるいは射出成形等を用いて個々に樹脂成形に
より成形する。このとき、ホルダー11には接続リード
19を一体成形によりモールドする。
【0028】こうして成形されたホルダー11には、基
台16の先端面17の挿入孔24にマグネット25を圧
入すると共に、あらかじめ別に組み立てておいたホール
IC10を搭載した回路基板12のスルホール23に、
所定の接続リード19の先端19’を宛てがい貫通させ
た後、回路基板12の周端部12’を突部20の支持溝
21に押し込み支持させると、上下方向の位置決めが完
了する。
台16の先端面17の挿入孔24にマグネット25を圧
入すると共に、あらかじめ別に組み立てておいたホール
IC10を搭載した回路基板12のスルホール23に、
所定の接続リード19の先端19’を宛てがい貫通させ
た後、回路基板12の周端部12’を突部20の支持溝
21に押し込み支持させると、上下方向の位置決めが完
了する。
【0029】次に、回路基板12を回転させてホールI
C10が規定の方向を向くよう軸方向の位置決めを行な
う。このとき、回路基板12のスルホール23の形成誤
差や接続リード19の成形誤差等は、接続リード19の
屈曲部18の伸縮あるいは弾性により吸収される。
C10が規定の方向を向くよう軸方向の位置決めを行な
う。このとき、回路基板12のスルホール23の形成誤
差や接続リード19の成形誤差等は、接続リード19の
屈曲部18の伸縮あるいは弾性により吸収される。
【0030】こうして位置決めの済んだ回路基板12
は、回路基板12から突出した接続リード19の不要部
分を切断した後、ハンダ付けする。
は、回路基板12から突出した接続リード19の不要部
分を切断した後、ハンダ付けする。
【0031】このように、回路基板12に接続リード1
9を屈曲部18を介して貫通し、突部20に支持させた
後、接続リード19の不要部分を切断し、ハンダ付けす
ることとしたため、作業性がよく、また、ハンダ付け作
業も容易に行なえる。
9を屈曲部18を介して貫通し、突部20に支持させた
後、接続リード19の不要部分を切断し、ハンダ付けす
ることとしたため、作業性がよく、また、ハンダ付け作
業も容易に行なえる。
【0032】また、このようにして、回路基板12の載
置されたホルダー11は、図2に示すように、ホルダー
11の嵌合溝15とハウジング13に形成された溝1
5’とを合致させながらハウジング13に嵌入すると、
回路基板12のホールIC10の位置合わせができ、セ
ンサ装置の磁気感応領域が一定に決められる。
置されたホルダー11は、図2に示すように、ホルダー
11の嵌合溝15とハウジング13に形成された溝1
5’とを合致させながらハウジング13に嵌入すると、
回路基板12のホールIC10の位置合わせができ、セ
ンサ装置の磁気感応領域が一定に決められる。
【0033】こうしてホルダー11を嵌入したハウジン
グ13には、例えばナイロン樹脂を用いた射出成形によ
って封止が行なわれる。このとき、接続リード19の他
端19”とその他端19”に接続されたワイヤーハーネ
ス29とを一体に成形する。
グ13には、例えばナイロン樹脂を用いた射出成形によ
って封止が行なわれる。このとき、接続リード19の他
端19”とその他端19”に接続されたワイヤーハーネ
ス29とを一体に成形する。
【0034】また、こうして、樹脂成形による封止を行
なった場合、樹脂成形に伴なう成形圧力(数百kg/c
m2 )がホルダー11に加わり、そのストレスが前記回
路基板12と接続リード19とのハンダ付け部30にも
加わるが、そのストレスは接続リード19の屈曲部18
で吸収または緩和され、前記ハンダ付け部30には加わ
らない。このため、ハンダ付け部30は、ストレスによ
るハンダクラックやハンダ剥れ等を起こして損傷される
ことはなく、断線を起こさない。
なった場合、樹脂成形に伴なう成形圧力(数百kg/c
m2 )がホルダー11に加わり、そのストレスが前記回
路基板12と接続リード19とのハンダ付け部30にも
加わるが、そのストレスは接続リード19の屈曲部18
で吸収または緩和され、前記ハンダ付け部30には加わ
らない。このため、ハンダ付け部30は、ストレスによ
るハンダクラックやハンダ剥れ等を起こして損傷される
ことはなく、断線を起こさない。
【0035】このように、この回転センサでは、マグネ
ット25や接続リード19を組み込んだホルダー11
に、回路基板12を取り付けるだけでホールIC10の
位置決めと固定とが行なえるため作業性がよく、量産品
として適している。
ット25や接続リード19を組み込んだホルダー11
に、回路基板12を取り付けるだけでホールIC10の
位置決めと固定とが行なえるため作業性がよく、量産品
として適している。
【0036】一方、このようにして組み立てられた回転
センサは、例えば取り付け用フランジ27によって車輪
と共に回転するセンサロータRと対向する自動車のタイ
ヤリムに取り付けられ、磁性体であるセンサロータRの
外周の歯車の凹凸によって変化する磁束密度をホールI
C10により検出し、その検出信号を接続リード19及
びワイヤー29を介して外部回路へ出力する車速センサ
として使用するが、このとき、例えばセンサロータRと
ハウジング13間に異物を噛み込み、ハウジング13に
過大な応力が加わり変形が生じた場合でも、その変形
は、回路基板12を基台11の突部20先端より突出し
ないように固定したため、直接、回路基板12及び回路
基板12に搭載したホールIC10に加わらないため、
それらを損傷したり、その検出信号に影響を与えること
はなく、外部衝撃に対しても強い。
センサは、例えば取り付け用フランジ27によって車輪
と共に回転するセンサロータRと対向する自動車のタイ
ヤリムに取り付けられ、磁性体であるセンサロータRの
外周の歯車の凹凸によって変化する磁束密度をホールI
C10により検出し、その検出信号を接続リード19及
びワイヤー29を介して外部回路へ出力する車速センサ
として使用するが、このとき、例えばセンサロータRと
ハウジング13間に異物を噛み込み、ハウジング13に
過大な応力が加わり変形が生じた場合でも、その変形
は、回路基板12を基台11の突部20先端より突出し
ないように固定したため、直接、回路基板12及び回路
基板12に搭載したホールIC10に加わらないため、
それらを損傷したり、その検出信号に影響を与えること
はなく、外部衝撃に対しても強い。
【0037】また、このようにして使用される回転セン
サでは、センサ付近に取り付けられたブレーキ用の摩擦
板の摩擦熱により、150℃以上に熱せられることがあ
るが、その熱により発生する接続リード19の熱膨張ス
トレスも屈曲部18により吸収あるいは緩和され、前記
ハンダ付け部30に過大なストレスが加わることがな
く、温度変化に対しても強い。
サでは、センサ付近に取り付けられたブレーキ用の摩擦
板の摩擦熱により、150℃以上に熱せられることがあ
るが、その熱により発生する接続リード19の熱膨張ス
トレスも屈曲部18により吸収あるいは緩和され、前記
ハンダ付け部30に過大なストレスが加わることがな
く、温度変化に対しても強い。
【0038】なお、本実施例では、ハウジング13に樹
脂成形によるものを用いたが、これ以外にもハウジング
13には、非磁性材、例えばアルミやステンレス鋼を用
いて強度を高めるようにしてもよい。さらに、ホルダー
11には、あまり衝撃の加わらない用途であれば、セラ
ミックスを用いてもよい。
脂成形によるものを用いたが、これ以外にもハウジング
13には、非磁性材、例えばアルミやステンレス鋼を用
いて強度を高めるようにしてもよい。さらに、ホルダー
11には、あまり衝撃の加わらない用途であれば、セラ
ミックスを用いてもよい。
【0039】一方、接続リード19には大抵の金属が使
えるが弾性を有し、かつ、ハンダ付け可能なものが好ま
しく、例えば表面処理を施したリン青銅等が好ましい。
えるが弾性を有し、かつ、ハンダ付け可能なものが好ま
しく、例えば表面処理を施したリン青銅等が好ましい。
【0040】また、接続リード19の屈曲部18は、本
実施例ではN字形に形成したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば図3(a)に示すようにカギ形、同図
(b)の斜形、同図(c)、(d)に示すようにコイル
形としてもよい。
実施例ではN字形に形成したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば図3(a)に示すようにカギ形、同図
(b)の斜形、同図(c)、(d)に示すようにコイル
形としてもよい。
【0041】さらに、この実施例では、基台16の先端
の突部20を連続した円筒形のものとしたが、これ以外
にも図4に示すように、突部20を櫛歯状の間隔を設け
たものとして、回路基板12を突部に挿入する際の取り
付けが容易に行なえるものとしてもよい。
の突部20を連続した円筒形のものとしたが、これ以外
にも図4に示すように、突部20を櫛歯状の間隔を設け
たものとして、回路基板12を突部に挿入する際の取り
付けが容易に行なえるものとしてもよい。
【0042】また、本実施例では、嵌合部として、ホル
ダー11とハウジング13とに嵌合溝15、15’を設
けたが、この溝15、15’は、図2に示すものに限っ
たものではなく、例えば図5(a)に示す変形した溝1
5、15’であってもよく、また、嵌合部は、溝15、
15’に限らず、図5(b)に示すようにホルダー11
及びハウジング13の一側を平面状に形成したり、図5
(c)に示すように突部33、33’を設けるようにし
てもよい。
ダー11とハウジング13とに嵌合溝15、15’を設
けたが、この溝15、15’は、図2に示すものに限っ
たものではなく、例えば図5(a)に示す変形した溝1
5、15’であってもよく、また、嵌合部は、溝15、
15’に限らず、図5(b)に示すようにホルダー11
及びハウジング13の一側を平面状に形成したり、図5
(c)に示すように突部33、33’を設けるようにし
てもよい。
【0043】さらに、実施例では、ホール効果を用いた
磁気式回転センサを示したが、特にこれにこだわる必要
はなく、例えば温度検出素子(サーミスタ等)を用いた
温度センサ装置や放射線変換器を用いた放射線検出器
等、回路基板に搭載して使用できるセンサ素子を用いる
センサ装置であればどのようなものにも使用できる。
磁気式回転センサを示したが、特にこれにこだわる必要
はなく、例えば温度検出素子(サーミスタ等)を用いた
温度センサ装置や放射線変換器を用いた放射線検出器
等、回路基板に搭載して使用できるセンサ素子を用いる
センサ装置であればどのようなものにも使用できる。
【0044】
【効果】この発明は、以上のように構成し、ホルダー先
端面にセンサ素子を搭載した回路基板を載置する突部
と、その突部の回路基板とハンダ付けされる接続リード
に屈曲部を形成したことにより、回路基板と接続リード
とのハンダ付け部に力のかからない信頼性の高い端子引
出し構造を実現できる。しかも、この構造は、むやみに
高価で誤差の少ない加工をしなくても、簡単な嵌め込み
による位置合せを行なうことができるため、量産にも適
し、位置合わせが必要なセンサ装置を実現するために適
している。
端面にセンサ素子を搭載した回路基板を載置する突部
と、その突部の回路基板とハンダ付けされる接続リード
に屈曲部を形成したことにより、回路基板と接続リード
とのハンダ付け部に力のかからない信頼性の高い端子引
出し構造を実現できる。しかも、この構造は、むやみに
高価で誤差の少ない加工をしなくても、簡単な嵌め込み
による位置合せを行なうことができるため、量産にも適
し、位置合わせが必要なセンサ装置を実現するために適
している。
【0045】また、前記ハンダ付け部に加わる成形圧力
や加工誤差及び熱による熱膨張ストレス等による歪みス
トレスは、全て屈曲部で吸収または緩和され、前記ハン
ダ付け部に加わらないため、ハンダクラックやハンダ剥
がれ等による断線を起こすことがなく、信頼性も高い。
や加工誤差及び熱による熱膨張ストレス等による歪みス
トレスは、全て屈曲部で吸収または緩和され、前記ハン
ダ付け部に加わらないため、ハンダクラックやハンダ剥
がれ等による断線を起こすことがなく、信頼性も高い。
【0046】さらに、突部先端より、回路基板及びセン
サ素子が突出しないようにしたものでは、外部衝撃等に
よるハウジングの変形等を、突部が支持することによっ
てその変形が、回路基板及びセンサ素子に直接加わるこ
とを防ぐため、外部衝撃に対しても強い。
サ素子が突出しないようにしたものでは、外部衝撃等に
よるハウジングの変形等を、突部が支持することによっ
てその変形が、回路基板及びセンサ素子に直接加わるこ
とを防ぐため、外部衝撃に対しても強い。
【0047】一方、これらのセンサ装置を製造する際に
は、接続リードを突部先端より突出するよう長くしたも
のとすれば、回路基板の取り付けが容易に行なえるた
め、組み立てが簡単にできる。
は、接続リードを突部先端より突出するよう長くしたも
のとすれば、回路基板の取り付けが容易に行なえるた
め、組み立てが簡単にできる。
【図1】実施例の縦断面図
【図2】図1の横断面図
【図3】(a)、(b)、(c)、(d)は接続リード
の屈曲部を示す作用図
の屈曲部を示す作用図
【図4】突部の他の実施例を示す斜視図
【図5】(a)、(b)、(c)は他の実施例を示す作
用図
用図
【図6】接続リードと基板との接続を示す作用図
【図7】従来例を示す作用図
【図8】他の従来例を示す縦断面図
10 ホールIC 11 ホルダー 12 回路基板 12’ 回路基板の周端部 13 ハウジング 14 封止部材 15、15’ 嵌合溝 16 基台 17 基台の先端面 18 接続リードの屈曲部 19 接続リード 20 突部 21 支持溝 23 スルホール 30 ハンダ付け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粂 昌宏 伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友電気 工業株式会社伊丹製作所内 (56)参考文献 特開 平2−196938(JP,A) 実開 平2−48882(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 1/04 G01D 5/245 G01B 21/00
Claims (3)
- 【請求項1】 基台16に貫通され、その基台16の先
端面17より屈曲部18の形成された一端19’を突出
し、他端19”が外部回路に接続される接続ワイヤー2
9と接続された接続リード19を有し、かつ、前記基台
16の先端面周囲に、前記接続リード19の一端19’
側に基台先端面17と並行に支持溝21の形成された突
部20を有するホルダー11と、 センサ素子10が搭載され、前記突部20の支持溝21
に嵌め込まれる周端部12’を有し、前記突部20に載
置されると共に、前記基台16の先端面から突出した接
続リード19の先端が屈曲部18を介して貫通され、ハ
ンダ付けにより接続される接続端子23を備えた回路基
板12と、 前記ホルダー11の基台16と嵌合し、基台16先端よ
り嵌入されて基台16を被うハウジング13と、 前記ハウジング13とハウジング13に嵌入されるホル
ダー11とを封止する封止部材14とからなるセンサ装
置。 - 【請求項2】 上記突部20の先端がその突部20に載
置された回路基板12及びその回路基板12に搭載した
センサ素子10より突出するようにしたことを特徴とす
る請求項1記載のセンサ装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のセンサ装置を製
造する方法であって、上記基台16の先端面17から突
出する接続リード19を、上記突部20先端より突出す
る長さを有するものとし、上記回路基板12に接続リー
ド19を貫通すると共に、上記突部20の支持溝21に
回路基板12の周端部を嵌入して取り付け、接続リード
19の前記突部20の先端より突出する不要部分を切断
した後、ハンダ付けを行ない、以後、その回路基板12
を備えたホルダー11にハウジング13を嵌合して、封
止部材14によりそのハウジング13とホルダ11を封
止することを特徴とするセンサ装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04234629A JP3118975B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | センサ装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04234629A JP3118975B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | センサ装置及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682477A JPH0682477A (ja) | 1994-03-22 |
JP3118975B2 true JP3118975B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=16974035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04234629A Expired - Fee Related JP3118975B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | センサ装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3118975B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE29910305U1 (de) * | 1999-06-12 | 2000-11-16 | Robert Bosch Gmbh, 70469 Stuttgart | Elektrisches Gerät |
US6838871B2 (en) * | 2002-12-23 | 2005-01-04 | Bendix Commercial Vehicle Systems, Llc | High temperature wheel speed sensor package to envelope sensor IC |
JP4085079B2 (ja) | 2004-07-20 | 2008-04-30 | 住電エレクトロニクス株式会社 | 回転検出センサ |
JP2013168331A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-08-29 | Denso Corp | 配線ケーブルおよび回転検出装置 |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP04234629A patent/JP3118975B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0682477A (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |