JP3118933U - ネクタイ用ハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】多数のネクタイを容易に掛外しすることができるとともに、収納時に場所を取らず、かつ、掛けたネクタイが選びやすいネクタイ用ハンガーを提供する。
【解決手段】このネクタイ用ハンガーでは、ネクタイ掛部2が、本体部1に回動可能に取り付けられる取付部21と、取付部21にその長手方向に沿って所定間隔で、かつ、側方へ延びるように突設された複数の掛棒22とを有しているとともに、取付部21の長手方向が本体部1の長手方向と揃うように配置される第1位置と、取付部21の長手方向が本体部1の長手方向に対して斜めに配置される第2位置との間で取付部21の長手方向中央部に位置する軸部24を中心として回動可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、ネクタイを掛けるためのネクタイ用ハンガーに関するものである。
従来、ネクタイを掛けるためのネクタイ用ハンガー(ネクタイ掛)が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示された従来のネクタイ用ハンガーは、ネクタイを掛けるための多数の掛棒が両側面に突設された支持杆を備えており、その支持杆の両側から多数のネクタイを容易に掛外しすることができるように構成されている。そして、この従来のネクタイ用ハンガーでは、支持杆が垂下状態と水平状態との間で回動可能に構成されている。これにより、ネクタイの収納時にはネクタイを掛けた支持杆を垂下状態にして場所を取らないようにすることができるとともに、ネクタイを掛外しするときには支持杆を水平状態にして各掛棒に掛けられたネクタイを分離させ、ネクタイを掛外ししやすい状態にすることができるようになっている。
実公昭36−26935号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来のネクタイ用ハンガーでは、支持杆を水平状態にした際に各掛棒に掛けられたネクタイが正面から見て重なってしまうので、ネクタイを選びにくいという問題点がある。
本考案は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、多数のネクタイを容易に掛外しすることができるとともに、収納時に場所を取らず、かつ、掛けたネクタイが選びやすいネクタイ用ハンガーを提供することである。
上記目的を達成するために、本考案のネクタイ用ハンガーは、本体部に回動可能に支持されるネクタイ掛部を備えたネクタイ用ハンガーであって、ネクタイ掛部が、本体部に回動可能に取り付けられる取付部と、取付部にその長手方向に沿って所定間隔で、かつ、側方へ延びるように突設された複数の掛棒とを有しているとともに、取付部の長手方向が本体部の長手方向と揃うように配置される第1位置と、取付部の長手方向が本体部の長手方向に対して斜めに配置される第2位置との間で取付部の長手方向中央部に位置する所定の軸を中心として回動可能に構成されている。
このネクタイ用ハンガーでは、ネクタイ掛部が取付部の長手方向に沿って所定間隔で、かつ、側方へ延びるように突設された複数の掛棒を有しているので、この複数の掛棒のそれぞれに側方から個別にネクタイを差し込んだり抜いたりすることができる。これにより、多数のネクタイを容易に掛外しすることができる。また、このネクタイ用ハンガーでは、ネクタイ掛部が取付部の長手方向が本体部の長手方向と揃うように配置される第1位置と、取付部の長手方向が本体部の長手方向に対して斜めに配置される第2位置との間で取付部の長手方向中央部に位置する所定の軸を中心として回動可能に構成されているので、ネクタイを掛けて衣装ケース等に収納する際にはネクタイ掛部を第1位置に配置して場所を取らないようにすることができる一方、ネクタイを掛外しする際にはネクタイ掛部を第2位置に配置して各掛棒に掛けられたネクタイを分離させて、ネクタイを掛外ししやすくすることができる。さらに、ネクタイ掛部を第2位置に配置することによって、各掛棒に掛けられたネクタイの位置を上下にずらすことができるので、正面から見て各掛棒に掛けられたネクタイが完全には重ならず、それらのネクタイの柄を見ることができる。このため、複数のネクタイを掛けた状態でもネクタイを選びやすくすることができる。
上記ネクタイ用ハンガーにおいて、ネクタイ掛部は、本体部の両側面にそれぞれ取り付けられており、一対のネクタイ掛部は、それぞれ、第1位置から第2位置へ互いに逆方向へ回動し、第2位置において互いの取付部の長手方向が交差するように配置されるのが好ましい。このように構成すれば、ネクタイ掛部が本体部の両側面にそれぞれ取り付けられているので、より多くのネクタイを掛けることができる。また、一対のネクタイ掛部は、それぞれ、第1位置から第2位置へ互いに逆方向へ回動し、第2位置において互いの取付部の長手方向が交差するように配置されるので、一対のネクタイ掛部がそれぞれ第2位置に配置されたときに重量バランスを取りやすくすることができる。
上記ネクタイ用ハンガーにおいて、本体部およびネクタイ掛部の一方は、第1位置と第2位置との間の角度に応じた中心角を有する略円弧状の溝部を含み、本体部およびネクタイ掛部の他方は、ネクタイ掛部が第1位置から第2位置へ回動する際、溝部内を溝部の端部に当接するまで移動する突起部を有するのが好ましい。このように構成すれば、ネクタイ掛部を第1位置から第2位置に回動させる際、突起部が溝部内を移動するとともに溝部の端部に当接したときにネクタイ掛部を停止させることができるので、ネクタイ掛部を第2位置で容易に停止させることができる。
上記ネクタイ用ハンガーにおいて、本体部およびネクタイ掛部の一方には、凹部が設けられているとともに、本体部およびネクタイ掛部の他方には、ネクタイ掛部が第1位置に位置するときに凹部と係合する凸部が設けられているのが好ましい。このように構成すれば、上記凹部と上記凸部とを係合させることにより、ネクタイ掛部を第1位置で容易に保持することができる。
上記ネクタイ用ハンガーにおいて、本体部に沿うように折畳み可能に設けられ、任意の箇所に引掛けるためのフック部をさらに備えているのが好ましい。このように構成すれば、使用者が任意の箇所にフック部を引掛けることにより、ネクタイ用ハンガーを任意の場所へ持ち運んで使用することができる。さらに、フック部が本体部に沿うように折畳み可能に構成されているので、フック部を折畳んでネクタイ用ハンガーをコンパクトにすることができる。これにより、フック部が設けられていても、複数のネクタイ用ハンガーをまとめて保管しておく場合に場所を取るのを抑制することができる。
上記ネクタイ用ハンガーにおいて、複数の掛棒のそれぞれに対して所定間隔を隔てて配置されるとともに、掛棒に沿って取付部の側方へ延びるように突設され、掛棒との間でネクタイを挟持するネクタイ止部をさらに備えているのが好ましい。このように構成すれば、ネクタイ止部によりネクタイ掛部の掛棒に掛けられたネクタイが脱落するのを抑制することができる。また、ネクタイ止部は、掛棒に対して所定の間隔を隔てて掛棒に沿って取付部の側方へ突設されているので、掛棒の側方からネクタイを掛棒に沿って差し込んだり抜いたりするのを阻害しない。これにより、ネクタイ止部が設けられていても、掛棒の側方からのネクタイの掛外しが阻害されないようにすることができる。
以上説明したように、本考案によるネクタイ用ハンガーでは、多数のネクタイを容易に掛外しすることができるとともに、収納時に場所を取らず、かつ、掛けたネクタイを選びやすくすることができる。
以下、本考案の実施形態を図面を参照して説明する。
図1、図2および図3は、それぞれ、本考案の一実施形態によるネクタイ用ハンガーの全体構成を示した斜視図、正面図および側面図であり、図4〜図11は、そのネクタイ用ハンガーを構成する各部材の構造を示した図である。まず、図1〜図11を参照して、本考案の一実施形態によるネクタイ用ハンガーの構成について説明する。
本実施形態によるネクタイ用ハンガーは、図1〜図3に示すように、本体部1と、ネクタイ掛部2と、フック受部材3と、フック部4とによって構成されている。
本体部1は、図4に示すように、縦長に形成されており、その下部中央には、本体部1の正面から背面へ貫通する開口部11が設けられている。そして、この開口部11と本体部1の両側面との間を貫通するように孔部12が設けられている。この孔部12は、後述するネクタイ掛部2の軸部24を回動可能に支持する。本体部1の両側面の孔部12の上下には、図5に示すように、ネクタイ掛部2の後述する第1位置Aと第2位置B1(B2)との間の角度に応じた中心角(本実施形態では約45°)を有する略円弧状の一対の溝部13aおよび13bが形成されている。この溝部13aおよび13bには、後述するネクタイ掛部2の突起部25aおよび25bがそれぞれ遊動可能に嵌合する。
また、本体部1の上部には、フック受部材3を支持する支持部14が設けられている。この支持部14は、所定の間隔を隔てて設けられた一対の板状部14aと、その板状部14a間を繋ぐように設けられた支持軸14bとによって構成されている。この支持軸14bに後述するフック受部材3の係合部32が係合することによって、フック受部材3は支持軸14bに回動可能に支持される。また、上記一対の板状部14aの外側面には、それぞれ、後述するネクタイ掛部2の凸部26が係合する円形の凹部15が形成されている。
本実施形態では、図1に示すように、上記ネクタイ掛部2は本体部1の両側面にそれぞれ取り付けられている。そして、各ネクタイ掛部2は、図6に示すように、取付部21と、掛棒22と、ネクタイ止部23と、軸部24と、突起部25aおよび25bと、凸部26とを有している。取付部21は、細長の板状体からなり、取付部21の一方側面には、その長手方向に沿ってネクタイを掛けるための複数(本実施形態では10本)の掛棒22が所定間隔で設けられている。また、これらの複数の掛棒22は、取付部21から側方へ延びるように突設されている。
ネクタイ止部23は、取付部21の上記一方側面の各掛棒22の上方に所定間隔を隔てて設けられており、対応する掛棒22との間でネクタイを挟持する。また、ネクタイ止部23は、取付部21から掛棒22に沿って側方へ突設されている。また、ネクタイ止部23の中間部から先端部にかけての領域は湾曲しており、この湾曲領域と対応する掛棒22との間の間隔が狭くなっている。これにより、ネクタイ止部23と掛棒22との間でネクタイを挟持するときに、その間隔の狭い領域でネクタイを確実に保持することができるようになっている。
軸部24は、取付部21の他方側面の長手方向中央部に突設されている。この軸部24は本体部1の孔部12に回動可能に挿入されており、この状態で軸部24の先端部24aは本体部1の開口部11内に突出している。そして、先端部24aは本体部1の孔部12よりも大径に形成されており、軸部24の孔部12からの抜け止め部として機能している。
そして、本実施形態では、図3に示すように、ネクタイ掛部2は、軸部24を中心として取付部21の長手方向が本体部1の長手方向と揃うように配置される第1位置Aと、取付部21の長手方向が本体部1の長手方向に対して所定角度(本実施形態では約45°)斜めに配置される第2位置B1(B2)との間で回動可能に構成されている。
また、本実施形態では、本体部1の両側面にそれぞれ取り付けられたネクタイ掛部2は、それぞれ、上記第1位置Aから上記第2位置B1(B2)へ互いに逆方向へ回動するように構成されている。すなわち、図3に示すように、一方のネクタイ掛部2は、第1位置Aから第2位置B1へ回動し、他方のネクタイ掛部2は、それとは逆方向に第1位置Aから第2位置B2へ回動可能に構成されている。そして、両ネクタイ掛部2がそれぞれ第2位置B1およびB2に配置された状態では、図1に示すように、互いの取付部21の長手方向が交差するように配置される。
なお、上記第1位置Aでは、ネクタイ掛部2を本体部1に沿って略垂直状態に配置することが可能であり、ネクタイを掛けて衣装ケース等に収納する際にはあまり場所を取らないようにすることが可能である。一方、上記第2位置B1(B2)では、ネクタイ掛部2の各掛棒22に掛けたネクタイを互いに分離させることが可能であり、ネクタイの掛外しがしやすくなる。また、第2位置B1(B2)では、掛棒22の配列が斜めになるので各掛棒22に掛けたネクタイの位置を上下にずらすことが可能であり、それらの全てのネクタイの柄を正面から見ることが可能となる。
突起部25aおよび25bは、図6に示すように、取付部21の上記他方側面に突設されている。また、この突起部25aおよび25bは、図7に示すように、軸部24を挟んで斜めの対称位置に設けられている。そして、突起部25aおよび25bは、本体部1の溝部13aおよび13b(図5参照)にそれぞれ遊動可能に嵌合している。
本実施形態では、図3に示すように、ネクタイ掛部2が軸部24を中心として上記第1位置Aから上記第2位置B1(B2)に回動する際、突起部25aおよび25bは、本体部1の溝部13aおよび13b内を一方の端部から他方の端部側へそれぞれ移動する。そして、突起部25aおよび25bが溝部13aおよび13bの他方の端部にそれぞれ当接することにより、ネクタイ掛部2の回動が上記第2位置B1(B2)で停止するようになっている。
また、凸部26は、図6に示すように、取付部21の上記他方側面の上部に突設されており、円形に形成されている。この凸部26は、ネクタイ掛部2が上記第1位置Aに配置されたときに本体部1の凹部15(図5参照)と係合する。
上記フック受部材3は、フック部4を本体部1に連結するためのものであり、図8および図9に示すようにフック取付部31と、係合部32とを有している。フック取付部31は、所定の間隔を隔てて配置された一対の板状部31aを含み、その一対の板状部31aの互いに対向する面には、それぞれ、フック部4の後述する軸部43が遊嵌する支持穴31bが形成されている。また、板状部31aの支持穴31bの上側には、フック部4の軸部43を支持穴31bへ導入するための斜面状の導入部31cが形成されている。フック部4をフック受部材3に上方から装着する際、フック部4の側面に突設された軸部43がこの導入部31c上に沿って移動するとともに支持穴31bに嵌め込まれる。係合部32は、本体部1の支持軸14b(図4参照)に係合する部分であり、図9に示すようにフック状に形成されている。この係合部32が本体部1の支持軸14bに係合することにより、フック受部材3は本体部1の支持軸14b回りに回動可能となっている。
上記フック部4は、使用者が任意の箇所に引掛けるための部分であり、本体部1の支持部14に上記フック受部材3を介して取り付けられる。このフック部4の基端側の軸部41には、図11に示すように、側方から見て円形の取付部42が一体的に設けられている。そして、この取付部42の両側面の中央には、図10に示すように、フック受部材3の支持穴31bに遊嵌する軸部43がそれぞれ突設されている。この軸部43の下半分は斜面状に形成されており、フック受部材3のフック取付部31にフック部4を上方から装着する際、取付部42を一対の板状部31a間に挿入しやすくなっている。そして、フック部4は、軸部43を中心としてフック受部材3に対して回動可能となっている。
本実施形態では、フック受部材3が本体部1の支持軸に回動可能に支持されているとともに、フック部4がその軸部43を中心として回動可能にフック受部材3に取り付けられていることによって、フック部4は図3に示すように本体部1に沿って折畳み可能に構成されている。すなわち、フック部4、フック受部材3および本体部1が直線的に配置された状態から、フック受部材3を本体部1の長手方向に対して略垂直な状態まで回動させるとともに、フック部4をフック受部材3の長手方向に対して略垂直な状態まで回動させることによって、フック部4を本体部1に沿って折畳むことが可能となっている。
以上のような本実施形態のネクタイ用ハンガーによると、上記のように、ネクタイ掛部2が取付部21の長手方向に沿って所定間隔で、かつ、側方へ延びるように突設された複数の掛棒22を有しているので、この複数の掛棒22のそれぞれに側方から個別にネクタイを差し込んだり抜いたりすることができる。これにより、多数のネクタイを容易に掛外しすることができる。また、ネクタイ掛部2が取付部21の長手方向が本体部1の長手方向と揃うように配置される第1位置Aと、取付部21の長手方向が本体部1の長手方向に対して斜めに配置される第2位置B1(B2)との間で取付部21の長手方向中央部に位置する軸部24を中心として回動可能に構成されているので、ネクタイを掛けて衣装ケース等に収納する際にはネクタイ掛部2を第1位置Aに配置して場所を取らないようにすることができる一方、ネクタイを掛外しする際にはネクタイ掛部2を第2位置B1(B2)に配置して各掛棒22に掛けられたネクタイを分離させて、ネクタイを掛外ししやすくすることができる。さらに、ネクタイ掛部2を第2位置B1(B2)に配置することによって、各掛棒22に掛けられたネクタイの位置を上下にずらすことができるので、正面から見て各掛棒22に掛けられたネクタイが完全には重ならず、それらのネクタイの柄を見ることができる。このため、複数のネクタイを掛けた状態でもネクタイを選びやすくすることができる。
また、本実施形態では、ネクタイ掛部2が本体部1の両側面にそれぞれ取り付けられているので、より多くのネクタイを掛けることができる。また、一対のネクタイ掛部2は、それぞれ、第1位置Aから第2位置B1(B2)へ互いに逆方向へ回動し、第2位置B1(B2)において互いの取付部21の長手方向が交差するように配置されるので、一対のネクタイ掛部2がそれぞれ第2位置B1(B2)に配置されたときに重量バランスを取りやすくすることができる。
また、本実施形態では、上記第1位置Aと第2位置B1(B2)との間の角度に応じた中心角を有する略円弧状の溝部13a(13b)が本体部1に設けられているとともに、ネクタイ掛部2が第1位置Aから第2位置B1(B2)へ回動する際、上記溝部13a(13b)内をその端部に当接するまで移動する突起部25a(25b)がネクタイ掛部2の取付部21に設けられているので、ネクタイ掛部2を第1位置Aから第2位置B1(B2)に回動させる際、突起部25a(25b)が溝部13a(13b)の端部に当接したときにネクタイ掛部2を停止させることができる。これにより、ネクタイ掛部2を第2位置B1(B2)で容易に停止させることができる。
また、本実施形態では、本体部1に凹部15が設けられているとともに、ネクタイ掛部2にネクタイ掛部2が第1位置Aに位置するときに凹部15と係合する凸部26が設けられているので、ネクタイ掛部2を第1位置Aで容易に保持することができる。
また、本実施形態では、任意の箇所に引掛けるためのフック部4が設けられているので、使用者が任意の箇所にフック部4を引掛けることにより、ネクタイ用ハンガーを任意の場所へ持ち運んで使用することができる。さらに、そのフック部4が本体部1に沿うように折畳み可能に構成されているので、フック部4を折畳んでネクタイ用ハンガーをコンパクトにすることができる。これにより、フック部4が設けられていても、複数のネクタイ用ハンガーをまとめて保管しておく場合に場所を取るのを抑制することができる。
また、本実施形態では、掛棒22との間でネクタイを挟持するネクタイ止部23が設けられているので、ネクタイ止部23により掛棒22に掛けられたネクタイが脱落するのを抑制することができる。また、このネクタイ止部23は、掛棒22に対して所定の間隔を隔てて掛棒22に沿って取付部21の側方へ突設されているので、掛棒22の側方からネクタイを掛棒22に沿って差し込んだり抜いたりするのを阻害しない。これにより、ネクタイ止部23が設けられていても、掛棒22の側方からのネクタイの掛外しが阻害されないようにすることができる。
なお、本考案の範囲は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更例を含む。
たとえば、上記実施形態において、フック部4を本体部1に対してその軸部4a回りに回動可能に構成してもよい。このように構成すれば、ネクタイ用ハンガーを任意の箇所に引掛けた状態で本体部1およびネクタイ掛部2の向きを自由に変えることができるので、使用者が望む方向からネクタイ掛部2に掛けたネクタイを選んだり、ネクタイを掛外しすることが容易になる。
また、上記実施形態では、本体部1に略円弧状の溝部13a(13b)を設けるとともに、ネクタイ掛部2にその溝部13a(13b)内を移動する突起部25a(25b)を設けたが、本考案はこれに限らず、ネクタイ掛部2に溝部13a(13b)を設けるとともに本体部1に突起部25a(25b)を設けてもよい。
また、上記実施形態では、本体部1に凹部15を設けるとともに、ネクタイ掛部2に第1位置においてその凹部15と係合する凸部26を設けたが、本考案はこれに限らず、ネクタイ掛部2に凹部15を設けるとともに本体部1に凸部26を設けてもよい。
本考案の一実施形態によるネクタイ用ハンガーの全体構成を示した斜視図である。 本考案の一実施形態によるネクタイ用ハンガーの全体構成を示した正面図である。 本考案の一実施形態によるネクタイ用ハンガーの全体構成を示した側面図である。 本考案の一実施形態によるネクタイ用ハンガーの本体部の正面図である。 図4に示したネクタイ用ハンガーの本体部の側面図である。 本考案の一実施形態によるネクタイ用ハンガーのネクタイ掛部の正面図である。 図6に示したネクタイ用ハンガーのネクタイ掛部の側面図である。 本考案の一実施形態によるネクタイ用ハンガーのフック受部材の正面図である。 図8に示したネクタイ用ハンガーのフック受部材の100−100線に沿った断面図である。 本考案の一実施形態によるネクタイ用ハンガーのフック部の正面図である。 図10に示したネクタイ用ハンガーのフック部の側面図である。
符号の説明
1 本体部
2 ネクタイ掛部
4 フック部
13a、13b 溝部
15 凹部
21 取付部
22 掛棒
23 ネクタイ止部
25a、25b 突起部
26 凸部

Claims (6)

  1. 本体部に回動可能に支持されるネクタイ掛部を備えたネクタイ用ハンガーであって、
    前記ネクタイ掛部が、前記本体部に回動可能に取り付けられる取付部と、前記取付部にその長手方向に沿って所定間隔で、かつ、側方へ延びるように突設された複数の掛棒とを有しているとともに、前記取付部の長手方向が前記本体部の長手方向と揃うように配置される第1位置と、前記取付部の長手方向が前記本体部の長手方向に対して斜めに配置される第2位置との間で前記取付部の長手方向中央部に位置する所定の軸を中心として回動可能に構成されている、ネクタイ用ハンガー。
  2. 前記ネクタイ掛部は、前記本体部の両側面にそれぞれ取り付けられており、
    一対の前記ネクタイ掛部は、それぞれ、前記第1位置から前記第2位置へ互いに逆方向へ回動し、前記第2位置において互いの前記取付部の長手方向が交差するように配置される、請求項1に記載のネクタイ用ハンガー。
  3. 前記本体部および前記ネクタイ掛部の一方は、前記第1位置と前記第2位置との間の角度に応じた中心角を有する略円弧状の溝部を含み、
    前記本体部および前記ネクタイ掛部の他方は、前記ネクタイ掛部が前記第1位置から前記第2位置へ回動する際、前記溝部内を前記溝部の端部に当接するまで移動する突起部を有する、請求項1または2に記載のネクタイ用ハンガー。
  4. 前記本体部および前記ネクタイ掛部の一方には、凹部が設けられているとともに、前記本体部および前記ネクタイ掛部の他方には、前記ネクタイ掛部が前記第1位置に位置するときに前記凹部と係合する凸部が設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のネクタイ用ハンガー。
  5. 前記本体部に沿うように折畳み可能に設けられ、任意の箇所に引掛けるためのフック部をさらに備える、請求1〜4のいずれか1項に記載のネクタイ用ハンガー。
  6. 前記複数の掛棒のそれぞれに対して所定間隔を隔てて配置されるとともに、前記掛棒に沿って前記取付部の側方へ延びるように突設され、前記掛棒との間でネクタイを挟持するネクタイ止部をさらに備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載のネクタイ用ハンガー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020150782A (ja) * 2019-03-12 2020-09-17 森田 妙子 ケーブルの整理保持器具

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