JP3118638U - クリーナー - Google Patents
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Abstract
【課題】本体を形作る素材と払拭用素材の間に接着フィルムを介在させることなく、低コストで製造でき、また長期の使用にも耐え得る携行型クリーナーを提供する。
【解決手段】本考案にかかる第一の携行型クリーナーは、複数本の極細糸を撚り合わせて染色した撚り糸が織成又は編成された生地(1)を、袋体(2)に形成していることを特徴とする。また、本考案にかかる第二の携行型クリーナーは、複数本の極細糸を撚り合わせて染色した撚り糸が織成又は編成された生地(1)の複数枚(1a,1b)を、輪郭に沿って接合したことを特徴とする。本考案にかかる第二の携行型クリーナーは、該複数枚の生地の間に弾性材が充填されているものであってもよく、或いは、該極細糸が熱溶融性を有し、該複数枚の生地が溶着されているものであってもよい。
【選択図】図2
【解決手段】本考案にかかる第一の携行型クリーナーは、複数本の極細糸を撚り合わせて染色した撚り糸が織成又は編成された生地(1)を、袋体(2)に形成していることを特徴とする。また、本考案にかかる第二の携行型クリーナーは、複数本の極細糸を撚り合わせて染色した撚り糸が織成又は編成された生地(1)の複数枚(1a,1b)を、輪郭に沿って接合したことを特徴とする。本考案にかかる第二の携行型クリーナーは、該複数枚の生地の間に弾性材が充填されているものであってもよく、或いは、該極細糸が熱溶融性を有し、該複数枚の生地が溶着されているものであってもよい。
【選択図】図2
Description
本考案はモバイル機器、特に携帯電話、のディスプレーの汚れを取り除くのに適した携行型クリーナーに関する。
モバイル機器の携行型クリーナーとして、実用新案登録第3098894号に、レピア織機等の織機によって、ポリエステルを素材として織り、織りの段階で、袋織りされた袋本体を設け、該袋本体の片面に接着フィルムを貼着した後、極細繊維で織り上げた拭き布を貼着し、この拭き布と張り合わせた袋本体を、レーザーカット機にて、所望の形状にカットし、前記袋織りされた袋本体内にポリウレタンを素材とした充填材を充填した簡易ワイピング具が開示されている。
実用新案登録第3098894号
前掲の実用新案登録第3098894号では、簡易ワイピング具を形作る布は太い糸で織られていため滑らかさに欠け、ディスプレーの払拭には不向きであった。そのため、袋織りされた袋本体の片面に接着フィルムを貼着し、この接着フィルムの表面に極細繊維で織り上げた拭き布を貼着して、ディスプレーの払拭に適合させる必要があった。
しかしながら、このように接着フィルムを介在させることは、作業性もさることながら、コスト高となって、広く需要を喚起するにはいささか問題を残している。その上、洗濯を繰り返すと剥離したりして、長期の使用には耐えられないという問題もあった。
そこで、本考案は、本体を形作る素材と払拭用素材の間に接着フィルムを介在させることなく、低コストで製造でき、また長期の使用にも耐え得る携行型クリーナーを提供することを目的とする。
本考案に係る第一の携行型クリーナーは、複数本の極細糸を撚り合わせて染色した撚り糸が織成又は編成された生地を、袋体に形成したものである。
本考案に係る第二の携行型クリーナーは、複数本の極細糸を撚り合わせて染色した撚り糸が織成又は編成された生地の複数枚を、輪郭に沿って接合したものである。なお、生地の接合形式に制限はなく、熱溶着、逢着、その他の形式であってもよい。
第二の携行型クリーナーにおいて、該複数枚の生地の間に弾性材が充填されていてもよい。
第二の携行型クリーナーにおいて、該極細糸は熱溶融性を有し、該複数枚の生地は、溶着されていてもよい。
本考案によれば、複数本の極細糸を撚り合わせた撚り糸が織成又は編成された生地から形成されたクリーナー本体(袋体或いは複数枚の生地を接合したもの、以下同じ)が滑らかさを持つため、クリーナー本体そのものを払拭に利用することができる。一方、従来、極細繊維が織成又は編成された生地は編織してから染め上げられたものでありその製品のデザインに制限があったが、染色した撚り糸を織成又は編成した生地のデザインには従来のような制限はないため、そのような生地でクリーナー本体を形成することで、所望のデザインの製品とすることができる。そのため、太い糸で織られた生地を利用した場合の利点である製品デザインの選択の余地を損なうことなく、本体を形作る素材と払拭用素材の間に接着フィルムを介在させずに、低コストで製造でき、また長期の使用にも耐え得るものにすることが可能となる。
なお、染色した撚り糸を織成又は編成した生地として、本出願人の取扱いでエスフィーヴと称する製品が特に好適である。
なお、染色した撚り糸を織成又は編成した生地として、本出願人の取扱いでエスフィーヴと称する製品が特に好適である。
第二の携行型クリーナーにおいて、複数枚の生地を接合する際それらを重合状態とするにあたり、袋織り又は袋編みの何れか一方による一枚の筒状とされたものを型抜きしてもよい。この場合、一枚の筒状生地を扁平にするだけで重合状態を現出でき、別々の生地を重ね合わせる手間が省け、更なるコスト低減を図ることができる。一方、独立した複数枚の生地を重ね合わせて型抜きしてもよく、この場合、各別に編成又は織成された複数枚の生地を採用でき、生地の選択により、種々の用途に適したクリーナーを提供できる。
複数枚の生地の間に弾性材が充填されていれば、生地の外面を払拭対象面に密着させ、効率よく払拭できる。
極細糸に熱溶融性を有するものを採用し、複数枚の生地を溶着することとすれば、レーザーカットを利用して裁断と同時に接合できる。
図1は本考案にかかる第一の携行型クリーナーの具体例を示す一部切欠正面図である。
携行型クリーナーは、袋体2の内部に携帯電話4を収容した状態で袋体2の外側から携帯電話4を軽く掴み、携帯電話4の表面を滑らすように袋体2の生地1を往復移動させることにより、携帯電話4のディスプレイ5の汚れを払拭するものである。そして、袋体2は、複数本の極細糸を撚り合わせて染色した撚り糸が織成又は編成された生地エスフィーヴ(製品名、株式会社タケダヤ)で形成されている。
なお、袋体2の開口はストラップ6により開閉自在とされているため、払拭の必要がない場合には、携帯電話4を収容したまま携行する袋としても使用できるようになっている。また、携帯電話4を収容していなければ、袋体2の外面を払拭に利用することができる。
携行型クリーナーは、袋体2の内部に携帯電話4を収容した状態で袋体2の外側から携帯電話4を軽く掴み、携帯電話4の表面を滑らすように袋体2の生地1を往復移動させることにより、携帯電話4のディスプレイ5の汚れを払拭するものである。そして、袋体2は、複数本の極細糸を撚り合わせて染色した撚り糸が織成又は編成された生地エスフィーヴ(製品名、株式会社タケダヤ)で形成されている。
なお、袋体2の開口はストラップ6により開閉自在とされているため、払拭の必要がない場合には、携帯電話4を収容したまま携行する袋としても使用できるようになっている。また、携帯電話4を収容していなければ、袋体2の外面を払拭に利用することができる。
この携行型クリーナーは、複数本の極細糸を撚り合わせた撚り糸が織成又は編成された生地から形成された袋体2が滑らかさを持つため、袋体2自体を払拭に利用することができる。また、複数本の極細糸を撚り合わせて染色した撚り糸を織成又は編成した生地1のデザインには、従来の極細繊維が織成又は編成された生地のような制限はないため、所望のデザインの製品とすることができる。そのため、太い糸で織られた生地を利用した場合の利点である製品デザインの選択の余地を損なうことなく、本体を形作る素材と払拭用素材の間に接着フィルムを介在させずに、低コストで製造でき、また長期の使用にも耐え得るものにすることが可能となる。
図2は本考案にかかる第二の携行型クリーナーの具体例を示す一部切欠斜面図、図3は同携行型クリーナーにストラップを取り付けた状態を示す一部切欠斜面図である。なお、図2及び図3において、図1の具体例と実質的に同じ部分には同符号を付すものとする。
この携行型クリーナーは、払拭の対象となるモバイル機器よりも小さく、モバイル機器に取り付けて使用するもので、その本体3は、袋織りによる一枚の筒状となった生地1を型抜きして得られた2枚の重合する生地1a、1bを、輪郭7に沿って接合したものである。なお、本体3の外面には、柄11が現れている。また、本体3には孔9が貫設され、ストラップ6の一端部がリング8を介して取り付けられており、このストラップ6によりモバイル機器に取り付けることができるようになっている。
この携行型クリーナーも、図1に示す携行型クリーナーと同様、本体3が滑らかさを持つため、本体3自体を払拭に利用することができる。また、複数本の極細糸を撚り合わせて染色した撚り糸を織成又は編成した生地を使用するため、柄11を表示する等、所望のデザインの製品とすることができる。なお、柄11は極細糸で現出しているので柄部分そのものも払拭に適用できる。
また、一枚の筒状生地1を扁平にするだけで重合状態を現出でき、別々の生地を重ね合わせる手間が省け、更なるコスト低減を図ることができる。なお、生地1は、袋編みにより筒状としても同様の効果を得ることができる。
複数枚の生地1a、1bの間にには、弾性材10が充填されている。
こうすると、生地1a、1bの外面を払拭対象面に密着させ、効率よく払拭できる。
なお、弾性材10には発泡スチロール、各種の繊維、その他弾性変形するものなら適当なものを採用できる。
こうすると、生地1a、1bの外面を払拭対象面に密着させ、効率よく払拭できる。
なお、弾性材10には発泡スチロール、各種の繊維、その他弾性変形するものなら適当なものを採用できる。
生地1の織成又は編成に使用される撚り糸を構成する極細糸は熱溶融性を持つもので、生地1a、1bはレーザーカットにより裁断され、溶着されたものとなっている。
こうすると、複数枚の生地1a、1bを、裁断と同時に接合できる。
こうすると、複数枚の生地1a、1bを、裁断と同時に接合できる。
図4は本考案にかかる第二の携行型クリーナーの他の具体例を示す一部切欠斜面図である。なお、図4において、図1、図2及び図3の具体例と実質的に同じ部分には同符号を付すものとする。
この携行型クリーナーは、図2及び図3に示す携行型クリーナーと同じ型式のもの、すなわち、本体3が払拭の対象となるモバイル機器よりも小さく、モバイル機器に取り付けて使用するものである。ただし、本体3を形成する2枚の生地1a、1bは、独立した複数枚の生地1、1を重ね合わせて型抜きして得られたものとなっている点で相違する。そのため、各別に編成又は織成された複数枚の生地1、1を採用でき、生地1、1の選択により、種々の用途に適合させることができる。
この携行型クリーナーは、図2及び図3に示す携行型クリーナーと同じ型式のもの、すなわち、本体3が払拭の対象となるモバイル機器よりも小さく、モバイル機器に取り付けて使用するものである。ただし、本体3を形成する2枚の生地1a、1bは、独立した複数枚の生地1、1を重ね合わせて型抜きして得られたものとなっている点で相違する。そのため、各別に編成又は織成された複数枚の生地1、1を採用でき、生地1、1の選択により、種々の用途に適合させることができる。
1、1a、1b 生地
2 袋体
3 本体
4 携帯電話
5 ディスプレー
6 ストラップ
7 輪郭
8 リング
9 孔
10 弾性材
11 柄
2 袋体
3 本体
4 携帯電話
5 ディスプレー
6 ストラップ
7 輪郭
8 リング
9 孔
10 弾性材
11 柄
Claims (4)
- 複数本の極細糸を撚り合わせて染色した撚り糸が織成又は編成された生地(1)を、袋体(2)に形成していることを特徴とする携行型クリーナー。
- 複数本の極細糸を撚り合わせて染色した撚り糸が織成又は編成された生地(1)の複数枚(1a,1b)を、輪郭に沿って接合したことを特徴とする携行型クリーナー。
- 該複数枚の生地(1a,1b)の間に弾性材(10)が充填されている請求項2に記載の携行型クリーナー。
- 該極細糸は熱溶融性を有し、該複数枚の生地(1a,1b)は、溶着されている請求項2又は3に記載の携行型クリーナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005009609U JP3118638U (ja) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | クリーナー |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005009609U JP3118638U (ja) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | クリーナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3118638U true JP3118638U (ja) | 2006-02-02 |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016087078A (ja) * | 2014-11-04 | 2016-05-23 | 有限会社サンショウ | 着脱式ワイピングシートおよびその製造方法 |
-
2005
- 2005-11-16 JP JP2005009609U patent/JP3118638U/ja not_active Expired - Fee Related
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