JP3118379U - 床用スリーブ装置 - Google Patents
床用スリーブ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3118379U JP3118379U JP2005009289U JP2005009289U JP3118379U JP 3118379 U JP3118379 U JP 3118379U JP 2005009289 U JP2005009289 U JP 2005009289U JP 2005009289 U JP2005009289 U JP 2005009289U JP 3118379 U JP3118379 U JP 3118379U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- floor
- locking
- pair
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
【課題】簡単な構造で床寸法に一致する高さを正確に設定できる。
【解決手段】床用スリーブ装置10は、コンクリート打ちされる床位置に配置されて縦方向に配管通し穴を形成するものであり、下側に位置する下スリーブ12と、上側に位置して下スリーブ12の外側に摺動自在に装着された上スリーブ14と、下スリーブ12の側面外側に張出し固定された一対の係止金具16と、上スリーブ14の側面外側に張出し固定された一対のスライド部材20と、下端を係止金具16に係止し、上部をスライド部材20に挿通する一対の連結金具22と、下スリーブ12の下端と上スリーブ14の上端の間隔を設置する床の厚さに一致するスライド位置に調整した状態で、一対の連結金具22をスライド部材20の挿通部位で固定する蝶ネジ26とを備えする。下スリーブ12の外周軸方向に、下スリーブ12の下端と上スリーブ14の上端の間隔を表すスケール28を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】床用スリーブ装置10は、コンクリート打ちされる床位置に配置されて縦方向に配管通し穴を形成するものであり、下側に位置する下スリーブ12と、上側に位置して下スリーブ12の外側に摺動自在に装着された上スリーブ14と、下スリーブ12の側面外側に張出し固定された一対の係止金具16と、上スリーブ14の側面外側に張出し固定された一対のスライド部材20と、下端を係止金具16に係止し、上部をスライド部材20に挿通する一対の連結金具22と、下スリーブ12の下端と上スリーブ14の上端の間隔を設置する床の厚さに一致するスライド位置に調整した状態で、一対の連結金具22をスライド部材20の挿通部位で固定する蝶ネジ26とを備えする。下スリーブ12の外周軸方向に、下スリーブ12の下端と上スリーブ14の上端の間隔を表すスケール28を設ける。
【選択図】図1
Description
本考案は、ビル工事などで床となる位置に取り付けてコンクリート打ちの際に配管通し穴を縦方向に形成する床用スリーブ装置に関する。
従来、ビル工事の際には、鉄筋を組んだ際に配管を通す床の部分に円筒形のスリーブを組みつけている。このようなスリーブは薄肉の鉄板で作られており、コンクリート打ちで構築される床の厚さに一致する高さ寸法のスリーブを製造して取り付けるようにしている。
意匠登録第1077117号公報
しかしながら、このような従来の床用スリーブにあっては、施工する建物の床の厚さに一致する高さが必要であり、床の高さは例えば200mmから600mm程度の範囲にあるが、同じ建物であっても、階によって寸法が例えば5mm単位で相違する場合があり、寸法の異なるスリーブを必要数だけ製造しなければならないという多品種少量生産であり、現場の工事予定に併せて例えば2〜3日単位で製造して納品するような生産形態をとらざるを得ず、長期的な生産計画を立てることは困難であり、現場作業的な製造となるために、製造にかかる工数及び負担が大きな問題となっている。
この問題を解消するためには、特許文献1のように、ネジ溝を形成した一対のスリーブを螺合することで、スリーブの高さを必要に応じて自由に調整できるフレキシブルスリーブも考えられるが、ネジによる螺合では、スリーブを床部分に立てて取り付けた際に、ネジの遊びによる高さ寸法のずれが数ミリ以下の範囲で発生し、床寸法を正確に設定することが難しいという問題がある。
また床用スリーブは薄板金属の押し出し加工などにより外周にネジ溝を形成するため、加工が煩雑であり、また一対のスリーブを螺合した際に、遊びが大きくないと滑らかに回転できず、遊びを大きくすると、設置した際の高さ寸法のずれが大きくなるという問題があり、実用化は困難である。
本考案は、簡単な構造で床寸法に一致する高さを正確に設定できる高さ方向に調整自在な床用スリーブ装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本考案は次のように構成する。本考案は、コンクリート打ちされる床位置に配置されて縦方向に配管通し穴を形成する床用スリーブ装置を提供するものであり、
下側に位置する下スリーブと、
上側に位置し、下スリーブの外側に摺動自在に装着された上スリーブと、
下スリーブの側面外側に張出し固定された一対の係止部材と、
上スリーブの側面外側に張出し固定された一対のスライド部材と、
下端を係止部材に係止し、上部をスライド部材に挿通する一対の連結部材と、
下スリーブの下端と上スリーブの上端の間隔を設置する床の厚さに一致するスライド位置に調整した状態で、一対の連結部材をスライド部材の挿通部位で固定するネジ部材と、
を備えたことを特徴とする。
下側に位置する下スリーブと、
上側に位置し、下スリーブの外側に摺動自在に装着された上スリーブと、
下スリーブの側面外側に張出し固定された一対の係止部材と、
上スリーブの側面外側に張出し固定された一対のスライド部材と、
下端を係止部材に係止し、上部をスライド部材に挿通する一対の連結部材と、
下スリーブの下端と上スリーブの上端の間隔を設置する床の厚さに一致するスライド位置に調整した状態で、一対の連結部材をスライド部材の挿通部位で固定するネジ部材と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、連結部材におけるネジ部材の先端の押圧を受ける面の高さ方向に刻みを形成して滑り止めする。
また下スリーブの外周軸方向に、下スリーブの下端と上スリーブの上端の間隔を表すスケールを設ける。このスケールとしては、表面に目盛り表示した粘着テープを下スリーブの外周軸方向に貼り付ける。
係止部材は係止穴を開口した板部材であり、係止穴に連結部材の下端に屈曲形成した係止爪を係着する。
スライド金具は上下に開口した鞘形状であり、内部に通した連結部材を固定するネジ部材を螺合するネジ穴を備える。
本考案の他の形態として、係止部材と連結部材を一体化して下スリーブに固定しても良い。
本考案によれば、下スリーブの外側に上スリーブを摺動自在に嵌め入れ、床寸法に一致する高さに調整した状態で、下スリーブの係止部材に係止している連結部材を上スリーブのスライド部材に通した状態で、蝶ネジなどで固定することで、簡単且つ正確に高さ寸法を設定することができる。
このようにスリーブ高さ寸法を床寸法に合わせて自由に調整可能としたことで、現場毎に床寸法が異なっても、床寸法を調整範囲に含む床用スリーブ装置を使用すればよく、現場での床寸法に拘束されることなく、製造側が主導で生産計画を立てて製造することができ、多種少量生産の問題を一機に解決することができる。
また下スリーブの外側にスケールを設けたことで、このスケールに上スリーブの下端を合わせることで、床寸法に一致する高さ正確に設定することができ、メジャーなどを別途使用した現場作業が不要であり、例えばミリ単位で床寸法に一致する高さを簡単且つ容易に設定できる。
図1は本考案による床用スリーブ装置の1実施形態を示した説明図である。図1において、本実施形態の床用スリーブ装置10は下スリーブ12と上スリーブ14を備える。上スリーブ14は下スリーブ12の外側に軸方向に摺動自在にはめ込まれている。したがって下スリーブ12の外形は上スリーブ14の内径にほぼ一致した寸法を有する。下スリーブ12、上スリーブ14は共に薄い金属板で作られている円筒部材である。
本考案の床用スリーブ装置10にあっては、下スリーブ12の外側に必ず上スリーブ14がはまり込む構造としなければならない。これは、コンクリート打ちの際にスリーブの内部に下スリーブ12と上スリーブ14の合わせ部分の隙間を通って流れ込むことを防止するためである。
下スリーブ12の外周の相対する位置には一対の係止金具16がスポット溶接などにより固着されている。係止金具16は図5に取り出して示すようにL字型に屈曲した金具であり、固定部16aと張出し部16bで構成され、張出し部16bに矩形の係止穴18を開口している。
再び図1を参照するに上スリーブ14の外周下端部の相対する位置にはスライド部材20がストップ溶接などにより固着されている。スライド部材20は図6に取り出して示すように、上から見て鞘状に屈曲した形状を持ち、屈曲した下の合わせ部分にスリット36が形成され、このスリット36に相対した反対側の位置にネジ穴34を形成しており、スリット36側に位置する部分の左側については切欠38を設け、内部が一部見えるようにし、スライド部材20は一方の側端となる固定部20aを図1のように上スリーブ14の外周面にスポット溶接などにより固着している。
下スリーブ12の外周に固定された一対の係止金具16に対しては連結金具22が係止爪24の係止穴18に対する係着で固定され、連結金具22の上部には上スリーブ14の外側に固定したスライド部材20に通している。
連結金具22は図7に取り出して示すように軸方向に長い金属板部材であり、下端部の切欠部分を外側に屈曲することで係止爪18を一体に形成している。連結金具22は上スリーブ14のスライド部材20に通した状態で、スライド部材20のネジ穴34(図6参照)に対する蝶ネジ26のネジ込みで連結金具22を固定している。
更に連結金具22は蝶ネジ26の先端が押付けられる外側の面に、ローレット加工などにより山形の凹凸を縦方向に並べた刻み23を入れており、この刻み23の部分を蝶ネジ26の先端を押付けることで滑り止めし、所望の高さ寸法に調整して固定した後に、上から押す力が加わっても、動いて縮むことなく、調整固定した高さ寸法を維持できる。
下スリーブ12の外周の軸方向にはスケール28が設けられている。スケール28としては、例えば白い粘着テープの表面に目盛り30を表示したものを貼り付けている。
このような構造を有する本考案の床用スリーブ装置10にあっては、設置場所の床寸法が床面31から床裏面32までの間隔D1であった場合、この床の間隔D1に一致するように下スリーブ12に対し蝶ネジ26を緩めた状態で上スリーブ14の摺動位置を調整する。
この摺動位置の調整は下スリーブ12のスケール28の目盛り30を使用して行うことができる。スケール28の目盛り30には上スリーブ14の下端部14bをカーソル位置として目盛りに寸法を合わせることで、上スリーブ14の上端部14aと下スリーブ12の下端部12bの間隔D1を決めることができる。
したがって目盛り30について床面の厚さD1で与えられる寸法と目盛り30の目盛り位置となるように上スリーブ14の下端部14bを合わせることで、床の寸法に対応した高さD1を床用スリーブ装置10に設定することができる。
このようにして目盛り30を使用した下スリーブ12と上スリーブ14の高さ調整が済んだならば、その状態で蝶ネジ26をネジ込むとスライド部材20が蝶ネジ26の先端でスライド部材20の内側部分に押し付けられ、連結金具22を介して下スリーブ12と上スリーブ14を調整された高さに固定することができる。
図2は図1の側面図であり、下スリーブ12に固定した係止金具16の係止穴18(図1参照)に対し連結金具22の下端に一体に形成した係止爪24が係着しており、連結金具22の上部は上スリーブ14に固定したスライド部材20の中を通って先端が飛び出しており、このスライド部材20を横方向より蝶ネジ26を締めこむことで連結金具22をスライド部材20の内側に押し付けて固定することができる。
図3は図1の平面図であり、上スリーブ14の外側に固着したスライド部材20に対する下スリーブ12側に係着している連結金具22の組み込み状態及び蝶ネジ26のネジ部26aによる押し付け固定状態が明らかである。
図4は図1の実施形態につき床用スリーブ装置10の高さを低くした場合の説明図である。図4にあっては設置対象となる床面31と床裏面32の間隔が図1のD1より小さいD2となっており、この場合には蝶ネジ26を緩めてスケール28の目盛り30に対する上スリーブ14の下端部14bの位置が小さくなった床寸法D2に一致する寸法位置に合わせて、この状態で蝶ネジ26をネジ込み固定することで高さを低くした寸法位置に固定することができる。
通常、床用スリーブ装置を設ける床の厚さは200mm〜600mmの範囲にあることから、例えば上スリーブ14と下スリーブ12の調整間隔の最大長と最小長の中間寸法を例えば200mm,300mm,400mm,500mmの4種類とし、調整可能な寸法を基準高さの±50%とすることで次のような床寸法範囲の調整が可能である。
(1)基準寸法200mm±100mm=100mm〜300mm
(2)基準寸法300mm±150mm=150mm〜450mm
(3)基準寸法400mm±200mm=200mm〜600mm
(4)基準寸法500mm±250mm=250mm〜750mm
(2)基準寸法300mm±150mm=150mm〜450mm
(3)基準寸法400mm±200mm=200mm〜600mm
(4)基準寸法500mm±250mm=250mm〜750mm
もちろん、この基準寸法と寸法調整範囲は一例であり必要に応じて適宜の調整範囲を設定することができる。また調整寸法範囲は、各範囲に応じて長さの異なる連結金具22を準備するだけで良い。
図8は本考案による床用スリーブ装置の他の実施形態を示した説明図である。図8の実施形態にあっては、床用スリーブ装置10の下スリーブ12に対し、図1の実施形態で別々に設けていた係止金具16と連結金具22を一体化した連結金具40とし、連結金具40の角をL字型に形成した後に横方向に屈曲して固定部42を形成し、この固定部42を直接下スリーブ12の外側にスポット溶接などにより固着している。
このように連結金具40を固定部42により直接下スリーブ12に固着することで、部品添数を軽減できると同時に連結金具40の係止構造による寸法のがたつきをなくすことができる。上スリーブ14の装製時の設定間隔を正確に設定することができる。
図9は本考案による床用スリーブ装置の他の実施形態を示した説明図である。図9の実施形態にあっては、床用スリーブ装置10の下スリーブ12の外周に設ける係止金具160として両側の固定部160aに対し、中央を外側に張り出した矩形形状とし、その中央に係止穴18を設け、ここに連結金具22の下端の係止爪24を係合している。
また上スリーブ14の外周に固定するスライド部材200についても両側の固定部200aに対し、外側に矩形に張り出し部を形成し、ここにネジ穴を設け蝶ネジ26をネジ込み、スライド部材200内を挿通している連結金具22を蝶ネジ26のネジ込みで固定することで、下スリーブ12の下端部12aと上スリーブ14の上端部12aの間隔で決まる床設置寸法を決定している。また下スリーブ12の外周にスケール28を設けた点は図1の実施形態と同じである。
図10は図9の平面図であり、上スリーブ14の外周に両側に固定部200aを備え、中央を張り出した矩形のスライド部材200をスポット溶接などにより固定しており、その中に下側から連結金具22を通し、蝶ネジ26のネジ部26aのネジ穴に対するネジ込みで連結金具22を上スリーブ14の外周に押し付けて固定している。
図11は図9の下スリーブ12を取り出して示した平面図であり、下スリーブ12の外周に両端の固定部160aに続いて外側に張り出した矩形形状を持つ係止金具160をスポット溶接などにより固着しており、係止金具160の内側からその係止穴18(図9参照)に対し、係止金具160の下端に形成した係止穴24を嵌めいれて固着している。
この図9〜図11の実施形態にあっては、下スリーブ12及び上スリーブ14の外周面に沿った方向に係止金具160、スライド部材200及び連結金具22が位置することから、図1の実施形態に比べスリーブ外側に対する連結構造の飛び出し量を抑えることができ、装置全体としてコンパクトな構造とすることができる。
尚、図9〜図11の実施形態についても図8の実施形態と同様、連結金具22と係止金具160については、両者を一体化して係止金具160側で直接下スリーブ12の外周面に固着するようにしても良い。
図12は本考案による床用スリーブ装置の他の実施形態であり、図13にその側面図を示す。
図12及び図13の床用スリーブ装置10は、係止部材として樹脂製係止部材260を使用してタップネジ261により連結金具22の下部を下スリーブ12の外周に固定するようにしたことを特徴とする。
樹脂製係止部材260は図14に平面図および平面図として取出して示すように、上部に開口した矩形の係合溝262を備え、係合溝262を横方向に貫通して通し穴264を形成しており、同じ位置に通し穴を備えた連結金具22の下端を係合溝262に係合した状態で、図12のようにタップネジ261をねじ込み、下スリーブ12側に設けたタップ穴に螺合して固定している。他の構成は図9の実施形態と同じである。
このように樹脂製係止部材260を係止部材として使用することで、下スリーブ12に対する連結金具22の位置決め固定が正確且つ容易にでき、コスト的にも安価できる。
図15は本考案による床用スリーブ装置の他の実施形態であり、図16にその側面図を示す。図15及び図16の床用スリーブ装置10は、図13及び図14の実施形態で使用している樹脂製係止部材260を止め、その代わりにスペーサ280を介してタップネジ261により連結金具22の下部を下スリーブ12の外周に直接固定するようにしたことを特徴とする。これにより更に部品点数を低減してコストダウンができる。スペーサ280としては、ワッシャー、ゴム、鉄板などを使用する。
図17は本考案による床用スリーブ装置の他の実施形態であり、この実施形態にあっては、連結部材として連結棒220を使用したことを特徴とする。図1〜図16の実施形態は連結部材としてフラットな金属プレートによる連結金具22を使用しているが、その代わりに連結棒220を使用しても良い。
連結棒220は下端を図15の実施形態と同様にスペーサ280を介してタップネジ261により下スリーブ12の外周に固定し、上部は図17のように、上スリーブ14の外周にスポット溶接などで固定された一対のスライド部品300a,300bで構成されるスライド部材300に通しており、下スリーブ12と上スリーブ14の間隔を床寸法に調整した状態で蝶ネジ26により締め付け固定している。
ここで図17の実施形態にあっては、連結棒220として丸棒を使用しているが、丸棒の代えてネジ棒を使用してもよい。連結棒220としてネジ棒を使用することで、所望の高さ寸法に調整して蝶ネジ26により一対のスライド部品300a,300bで締め付け固定した後に、上から押す力が加わっても、動いて縮むことなく、調整固定した高さ寸法を維持できる。
なお、上記の実施形態にあっては、スライド部材20に対する連結金具22の固定を工具を使用せずにネジ込み固定できるように蝶ネジ26を使用しているが、蝶ネジ26は飛び出し量が多く、またコスト的にも高いことから通常のドライバでネジ込むビスやボルトを使用しても良い。
またスケール28は下スリーブ12の外周の相対する2箇所に設けることで、調整寸法の精度を高めるようにしても良い。
また本考案はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:床用スリーブ装置
12:下スリーブ
12a,14a:上端部
12b,14b:下端部
14:上スリーブ
16,160:係止金具
16a,20a,42,160a,200a:固定部
16b:張出し部
18:係止穴
20,200,300:スライド部材
22,40:連結金具
23:刻み
24:係止爪
26:蝶ネジ
28:スケール
30:目盛り
31:床面
32:床裏面
34:ネジ穴
36:スリット
38:切欠
220:連結棒
260:樹脂製係止部材
261:タップネジ
262:係合溝
264:通し穴
27:固定金具
280:スペーサ
300a,300b:スライド部品
12:下スリーブ
12a,14a:上端部
12b,14b:下端部
14:上スリーブ
16,160:係止金具
16a,20a,42,160a,200a:固定部
16b:張出し部
18:係止穴
20,200,300:スライド部材
22,40:連結金具
23:刻み
24:係止爪
26:蝶ネジ
28:スケール
30:目盛り
31:床面
32:床裏面
34:ネジ穴
36:スリット
38:切欠
220:連結棒
260:樹脂製係止部材
261:タップネジ
262:係合溝
264:通し穴
27:固定金具
280:スペーサ
300a,300b:スライド部品
Claims (7)
- コンクリート打ちされる床位置に配置されて縦方向に配管通し穴を形成する床用スリーブ装置に於いて、
下側に位置する下スリーブと、
上側に位置し、前記下スリーブの外側に摺動自在に装着された上スリーブと、
前記下スリーブの側面外側に張出し固定された一対の係止部材と、
前記上スリーブの側面外側に張出し固定された一対のスライド部材と、
下端を前記係止部材に係止し、上部を前記スライド部材に挿通する一対の連結部材と、
前記下スリーブの下端と前記上スリーブの上端の間隔を設置する床の厚さに一致するスライド位置に調整した状態で、前記一対の連結部材を前記スライド部材の挿通部位で固定するネジ部材と、
を備えたことを特徴とする床用スリーブ装置。
- 請求項1記載の床用スリーブ装置に於いて、前記連結部材における前記ネジ部材の先端の押圧を受ける面の高さ方向に刻みを形成して滑り止めしたことを特徴とする床用スリーブ装置。
- 請求項1記載の床用スリーブ装置に於いて、前記下スリーブの外周軸方向に、前記下スリーブの下端と前記上スリーブの上端の間隔を表すスケールを設けたことを特徴とする床用スリーブ装置。
- 請求項2記載の床用スリーブ装置に於いて、前記スケールとして、表面に目盛り表示した粘着テープを前記下スリーブの外周軸方向に貼り付けたことを特徴とする床用スリーブ装置。
- 請求項1記載の床用スリーブ装置に於いて、前記係止部材は係止穴を開口した板部材であり、前記係止穴に前記連結部材の下端に屈曲形成した係止爪を係着することを特徴とする床用スリーブ装置。
- 請求項1記載の床用スリーブ装置に於いて、前記スライド金具は上下に開口した鞘形状であり、内部に通した前記連結部材を固定する前記ネジ部材を螺合するネジ穴を備えたことを特徴とする床用スリーブ装置。
- 請求項1記載の床用スリーブ装置に於いて、前記係止部材と連結部材を一体化したことを特徴とする床用スリーブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009289U JP3118379U (ja) | 2005-10-21 | 2005-11-07 | 床用スリーブ装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008722U JP3117813U (ja) | 2005-10-21 | 2005-10-21 | 床用スリーブ装置 |
JP2005009289U JP3118379U (ja) | 2005-10-21 | 2005-11-07 | 床用スリーブ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3118379U true JP3118379U (ja) | 2006-01-26 |
Family
ID=43468128
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005008722U Expired - Fee Related JP3117813U (ja) | 2005-10-21 | 2005-10-21 | 床用スリーブ装置 |
JP2005009289U Expired - Fee Related JP3118379U (ja) | 2005-10-21 | 2005-11-07 | 床用スリーブ装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005008722U Expired - Fee Related JP3117813U (ja) | 2005-10-21 | 2005-10-21 | 床用スリーブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP3117813U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101243498B1 (ko) * | 2012-02-15 | 2013-03-13 | 하철상 | 자동으로 길이조절이 되는 설치가 용이한 관통슬리브 |
CN113531219A (zh) * | 2021-07-09 | 2021-10-22 | 安徽三建工程有限公司 | 一种提高预埋套管敷设精度的安装装置及方法 |
-
2005
- 2005-10-21 JP JP2005008722U patent/JP3117813U/ja not_active Expired - Fee Related
- 2005-11-07 JP JP2005009289U patent/JP3118379U/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3117813U (ja) | 2006-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4198470B2 (ja) | パイプ継手およびこのパイプ継手を用いた組立体 | |
US9534709B2 (en) | Plumbing bracket assembly | |
US10030369B2 (en) | Faucet assembly fixture | |
CN210316616U (zh) | 辅助定位工装 | |
JP3118379U (ja) | 床用スリーブ装置 | |
JP2012012887A (ja) | 固定具 | |
RU2482956C2 (ru) | Измерительный инструмент, используемый при установке болта | |
US20090015004A1 (en) | Pipe Fitting Wireform for Measuring Linear Distance and Method | |
JP2007138692A (ja) | 床用スリーブ装置 | |
JP3118675U (ja) | 床用スリーブ装置 | |
JP2007146622A5 (ja) | ||
KR101983079B1 (ko) | 배관 고정구 | |
US10214883B2 (en) | Sillcock for robust re-installation | |
JP4606957B2 (ja) | 火災報知器取付具 | |
JP2007039993A (ja) | 角型ドレンの施工用固定装置 | |
US11353133B2 (en) | Securing device for attaching to a ledge of an actuating drive housing | |
JP4940459B2 (ja) | ケーブル受金物の固定方法及び固定器具 | |
CN205504207U (zh) | 一种管道吊架 | |
CN212361409U (zh) | 机械式万向支架 | |
JP3228904U (ja) | ドア枠取付け用補助具 | |
JP2011052427A (ja) | 手摺り装置 | |
JP4690844B2 (ja) | 受け継手付き配管ボックスの製造方法並びにそれに用いる調整部材及び型 | |
KR102242094B1 (ko) | 부착장치를 갖는 센서모듈 | |
US20190113157A1 (en) | Reinforcement element for the securing of a mixing valve to a mounting rail | |
JP3155135U (ja) | 制震装置におけるブレース部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |