JP3118265U - 拡大観察装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】運搬し易く、専有面積が小さく、かつ、表示パネルの位置や方向を任意に設定できる拡大観察装置を提供する。
【解決手段】拡大画像を撮像する撮像手段2と、前記撮像手段2で撮像された映像を映し出す表示パネル10と、前記撮像手段2で撮像した情報に画像処理を施すと共に前記表示パネルの表示制御を行う演算制御手段と、起立状態で設置可能で、かつ、前記演算制御手段を収容する制御筐体1と、前記起立状態の制御筐体1の正面に直交する水平な第1の軸線のまわりに回転可能で、かつ、前記第1の軸線に直交する水平な第2の軸線のまわりに回転可能に、前記表示器10を前記制御筐体1に連結していることで、選択的に状態を設定可能とする連結手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】拡大画像を撮像する撮像手段2と、前記撮像手段2で撮像された映像を映し出す表示パネル10と、前記撮像手段2で撮像した情報に画像処理を施すと共に前記表示パネルの表示制御を行う演算制御手段と、起立状態で設置可能で、かつ、前記演算制御手段を収容する制御筐体1と、前記起立状態の制御筐体1の正面に直交する水平な第1の軸線のまわりに回転可能で、かつ、前記第1の軸線に直交する水平な第2の軸線のまわりに回転可能に、前記表示器10を前記制御筐体1に連結していることで、選択的に状態を設定可能とする連結手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本考案は、いわゆるマイクロスコープのような拡大観察装置に関するものである。
従来より、撮像手段によって撮像された画像を表示部に表示する拡大観察装置が提案されている(特許文献1)。
特開2004−177782 (図1)
従来の拡大観察装置では、たとえば、一般的なノート型パソコンなどのように、本体を倒して設置した後、表示パネルを開いて画像を表示させている。そのため、拡大観察装置の専有面積が大きくなる。
また、従来の表示パネルは、開閉方向の一方向のみにしか動かすことができないので、オペレータや他の観察者に最も適した表示位置や方向に設定することができない。
尚、拡大観察装置は現場に持ち運んで、現場で撮像したり、映像を映し出したりする場合があるので、持ち運び時に表示パネルを保護できるようにすることは重要である。
また、従来の表示パネルは、開閉方向の一方向のみにしか動かすことができないので、オペレータや他の観察者に最も適した表示位置や方向に設定することができない。
尚、拡大観察装置は現場に持ち運んで、現場で撮像したり、映像を映し出したりする場合があるので、持ち運び時に表示パネルを保護できるようにすることは重要である。
したがって、本考案の目的は、持ち運び時に表示パネルを保護でき、専有面積が小さく、かつ、表示パネルを任意の表示位置や方向に保つことのできる拡大観察装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本考案の拡大観察装置は、拡大画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段で撮像された映像を映し出す表示パネルと、前記撮像手段で撮像した情報に画像処理を施すと共に前記表示パネルの表示制御を行う演算制御手段と、起立状態で設置可能で、かつ、前記演算制御手段を収容する制御筐体と、前記起立状態の制御筐体の正面に直交する水平な第1の軸線のまわりに回転可能で、かつ、前記第1の軸線に直交する水平な第2の軸線のまわりに回転可能に、前記表示器を前記制御筐体に連結していることで、下記の(1) 〜(3) のいずれの状態にも選択的に状態を設定可能とする連結手段とを備えたことを特徴とする。本拡大観察装置は、以下に示す3種類の状態に設定可能となっている。
(1) 非表示状態:前記表示パネルを前記起立状態の制御筐体の正面部に沿って、かつ、前記表示パネルの表示面が前記制御筐体の正面部に対面した状態。
(2) 第1表示状態:前記表示面が前面に向って映像を表示する状態。
(3) 第2表示状態:前記表示面が前記第1表示状態とは異なる方向に向って映像を表示する状態。
(1) 非表示状態:前記表示パネルを前記起立状態の制御筐体の正面部に沿って、かつ、前記表示パネルの表示面が前記制御筐体の正面部に対面した状態。
(2) 第1表示状態:前記表示面が前面に向って映像を表示する状態。
(3) 第2表示状態:前記表示面が前記第1表示状態とは異なる方向に向って映像を表示する状態。
本考案によれば、表示パネルを非表示状態に設定した上で、持ち運ぶことにより、表示パネルの表示面が損傷したりすることがないように保護することができる。また、拡大観察装置の制御筐体が、起立状態で設置されるので、拡大観察装置の専有面積を著しく小さくすることができる。また、表示パネルを2以上の表示状態にすることができるので、オペレータや他の観察者から見易い表示位置や方向に設定することができる。
実施例1:
つぎに、本考案の一実施例について図面に従って説明する。
図1は、拡大観察装置を示す。
図1に示すように、拡大観察装置は、制御筐体1、撮像手段2、キーボード11、マウス12およびコンソール操作器13を備えている。なお、キーボード11およびマウス12と、コンソール操作器13とは選択的に用いられる。
つぎに、本考案の一実施例について図面に従って説明する。
図1は、拡大観察装置を示す。
図1に示すように、拡大観察装置は、制御筐体1、撮像手段2、キーボード11、マウス12およびコンソール操作器13を備えている。なお、キーボード11およびマウス12と、コンソール操作器13とは選択的に用いられる。
制御筐体1は、撮像手段2や前記各操作機器11〜13から離れた場所に起立状態に設置される。前記制御筐体1には、たとえば液晶表示器からなる表示パネル10が連結されている。制御筐体1と撮像手段2とは、撮像手段2に一体に連結された撮像ケーブル21によって互いに接続される。
制御筐体1の機器構成:
前記制御筐体1は、図2に示すPCボード30を収容している。PCボード30は、CPU30aおよびメモリ30bを備えた演算制御手段を構成している。
PCボード30には、前記表示パネル10や、キーボード11およびマウス12が、図示しないインターフェイスを介して接続される。その他、外部モニタや、たとえばプリンタなど種々の外部デバイス、ノートパソコンなどのパーソナルコンピュータ(PC)などが接続可能である。
PCボード30には、HDD(ハードディスク)37およびCD−R38などの外部記憶装置が接続されている。
前記制御筐体1は、図2に示すPCボード30を収容している。PCボード30は、CPU30aおよびメモリ30bを備えた演算制御手段を構成している。
PCボード30には、前記表示パネル10や、キーボード11およびマウス12が、図示しないインターフェイスを介して接続される。その他、外部モニタや、たとえばプリンタなど種々の外部デバイス、ノートパソコンなどのパーソナルコンピュータ(PC)などが接続可能である。
PCボード30には、HDD(ハードディスク)37およびCD−R38などの外部記憶装置が接続されている。
PCボード30には、制御ボード31が接続されている。制御ボード31には、電源基板33および可変照明機構32が接続されていると共に、必要に応じて、前記コンソール操作器13が接続される。前記電源基板33には、SW電源34、ハロゲンランプ35およびATX電源36などが接続されている。ATX電源36は、前記PCボード30に電源供給を行う。
PCボード30には、カメラAFE(アナログ・フロント・エンド)14および画像入力ボード15が接続されている。カメラAFE14と画像入力ボード15とは互いに接続されている。カメラAFE14には、電源コントロール16および撮像手段2のカメラヘッドが接続されている。
図1に示す撮像手段2内には、図示しないCCD(撮像素子)や、CCD駆動回路、結像用のレンズユニットなどが収容されている。前記レンズユニットは、たとえば複数枚の結像用のレンズからなり、いわゆるピント調整を行うことで、対象物の像を前記CCD上に結像させる。
前記撮像手段2によって撮像された情報は、撮像ケーブル21を介して制御筐体1に送られ、前記演算制御手段により、画像処理が施された後、撮像画像として表示パネル10の表示面10Aに映し出される。
前記撮像手段2によって撮像された情報は、撮像ケーブル21を介して制御筐体1に送られ、前記演算制御手段により、画像処理が施された後、撮像画像として表示パネル10の表示面10Aに映し出される。
設置スペース;
図3〜図5は使用状態(後述する第1表示状態)における制御筐体1を示している。
このように、拡大観察装置の制御筐体1を、起立状態で設置して使用することができるので、拡大観察装置の専有面積を著しく小さくすることができる。
図3〜図5は使用状態(後述する第1表示状態)における制御筐体1を示している。
このように、拡大観察装置の制御筐体1を、起立状態で設置して使用することができるので、拡大観察装置の専有面積を著しく小さくすることができる。
コンソール操作器13;
ところで、図1の制御筐体1を起立状態で使用することにより、制御筐体1を机上の後方に設置する場合が想定される。かかる場合には、観察者(オペレータ)から制御筐体1が遠くなる。そのため、制御筐体1に各種操作スイッチを設けると、観察者が制御筐体1まで手を伸ばして該スイッチを操作する必要があるため不便である。
そこで、前記スイッチに対応するボタン13bなどをコンソール操作器13に設けることにより、コンソール操作器13を用いて制御筐体1を操作することができるので至便である。
ところで、図1の制御筐体1を起立状態で使用することにより、制御筐体1を机上の後方に設置する場合が想定される。かかる場合には、観察者(オペレータ)から制御筐体1が遠くなる。そのため、制御筐体1に各種操作スイッチを設けると、観察者が制御筐体1まで手を伸ばして該スイッチを操作する必要があるため不便である。
そこで、前記スイッチに対応するボタン13bなどをコンソール操作器13に設けることにより、コンソール操作器13を用いて制御筐体1を操作することができるので至便である。
前面スペースの有効活用;
前記撮像ケーブル21内には、電気信号を伝える信号線の他に、制御筐体1内に設けられたハロゲンランプ35(図2)の光を導光する光ファイバなどが収容されている。そのため、撮像ケーブル21は、他のケーブル類に比べて太く、かつ、曲がり難い。
ここで、従来の拡大観察装置の制御筐体は、該制御筐体の前面に撮像ケーブルが連結されている。前記撮像ケーブルは、曲がり難いので、従来、制御筐体の前面スペースを大きく専有し、該制御筐体の前面がデッドスペースとなっていた。
これに対し、本拡大観察装置の制御筐体1では、制御筐体1の側面に撮像ケーブル21を接続しているので、制御筐体1の前面スペースを有効に活用することができる。
前記撮像ケーブル21内には、電気信号を伝える信号線の他に、制御筐体1内に設けられたハロゲンランプ35(図2)の光を導光する光ファイバなどが収容されている。そのため、撮像ケーブル21は、他のケーブル類に比べて太く、かつ、曲がり難い。
ここで、従来の拡大観察装置の制御筐体は、該制御筐体の前面に撮像ケーブルが連結されている。前記撮像ケーブルは、曲がり難いので、従来、制御筐体の前面スペースを大きく専有し、該制御筐体の前面がデッドスペースとなっていた。
これに対し、本拡大観察装置の制御筐体1では、制御筐体1の側面に撮像ケーブル21を接続しているので、制御筐体1の前面スペースを有効に活用することができる。
第1コネクタ1Rの配置;
制御筐体1の一方の側面下部には、撮像ケーブル21の端部を接続するための第1コネクタ1Rが設けられている。ここで、第1コネクタ1Rを制御筐体1の上部に設けた場合には、撮像ケーブル21が垂れて引回しがしにくく、制御筐体1の重量バランスも悪くなる。そのため、第1コネクタ1Rを制御筐体1の下部に設けることにより、撮像ケーブル21の引回しが良好になると共に、制御筐体1の転倒防止を図り得る。
なお、第1コネクタ1Rを制御筐体1の正面右側に設けるのが好ましい。右利きの観察者が撮像手段2の操作を行い易くなるからである。
制御筐体1の一方の側面下部には、撮像ケーブル21の端部を接続するための第1コネクタ1Rが設けられている。ここで、第1コネクタ1Rを制御筐体1の上部に設けた場合には、撮像ケーブル21が垂れて引回しがしにくく、制御筐体1の重量バランスも悪くなる。そのため、第1コネクタ1Rを制御筐体1の下部に設けることにより、撮像ケーブル21の引回しが良好になると共に、制御筐体1の転倒防止を図り得る。
なお、第1コネクタ1Rを制御筐体1の正面右側に設けるのが好ましい。右利きの観察者が撮像手段2の操作を行い易くなるからである。
第2コネクタ1Lの配置;
図4に示すように、制御筐体1の他方の側面には、撮像手段2以外の機器(たとえば、キーボード11およびマウス12や、コンソール操作器13など)を接続するための複数の第2コネクタ1Lが設けられている。
このように、制御筐体1の左右の側面に、第1および第2コネクタ1L,1Rを振り分けて設けたので、ケーブルの取付・取外が至便である。
また、複数の第2コネクタ1Lを、制御筐体1の側面凹部1Cに集中して設けたので、各種ケーブル類の先端部が、制御筐体1の側面から大きく突出するのを防止することができる。
図4に示すように、制御筐体1の他方の側面には、撮像手段2以外の機器(たとえば、キーボード11およびマウス12や、コンソール操作器13など)を接続するための複数の第2コネクタ1Lが設けられている。
このように、制御筐体1の左右の側面に、第1および第2コネクタ1L,1Rを振り分けて設けたので、ケーブルの取付・取外が至便である。
また、複数の第2コネクタ1Lを、制御筐体1の側面凹部1Cに集中して設けたので、各種ケーブル類の先端部が、制御筐体1の側面から大きく突出するのを防止することができる。
CD−R38の配置;
図1に示す制御筐体1の前記第1コネクタ1Rと同じ側面において、CD−R38のトレイ38aが引出可能になっている。制御筐体1の一方の側面には、曲がりにくく太い撮像ケーブル21が接続されるため、デッドスペース(無駄な空間)が生じる。かかるデッドスペースが生じる側に、CD−R38を配置することにより、制御筐体1の側面を有効に活用することができる。
図1に示す制御筐体1の前記第1コネクタ1Rと同じ側面において、CD−R38のトレイ38aが引出可能になっている。制御筐体1の一方の側面には、曲がりにくく太い撮像ケーブル21が接続されるため、デッドスペース(無駄な空間)が生じる。かかるデッドスペースが生じる側に、CD−R38を配置することにより、制御筐体1の側面を有効に活用することができる。
インレット7;
図4に示すインレット7には、商用電源に接続されるACケーブルが挿入される。インレット7は、制御筐体1の背面Bに設けられている。一方、制御筐体1の背面Bには冷却風の吸気孔H1b,H5,H6が設けられている。このように、制御筐体1の背面Bにインレット7を設けたので、制御筐体1から突出したACケーブルによって、制御筐体1の背面Bと壁などが密着するのを防止することができるから、制御筐体1の背面Bの吸気孔H1b,H5,H6が塞がれる心配がなくなる。
図4に示すインレット7には、商用電源に接続されるACケーブルが挿入される。インレット7は、制御筐体1の背面Bに設けられている。一方、制御筐体1の背面Bには冷却風の吸気孔H1b,H5,H6が設けられている。このように、制御筐体1の背面Bにインレット7を設けたので、制御筐体1から突出したACケーブルによって、制御筐体1の背面Bと壁などが密着するのを防止することができるから、制御筐体1の背面Bの吸気孔H1b,H5,H6が塞がれる心配がなくなる。
表示パネル10:
図3に示すように、前記表示パネル10は、制御筐体1に設けられた第1および第2ヒンジ(連結手段)5a,5bによって制御筐体1に連結されている。表示パネル10は、第1ヒンジ5aを中心に、起立状態の制御筐体1の正面Fに直交する概ね水平な第1の軸線Xのまわりに回転可能である。一方、表示パネル10は、第2ヒンジ5bを中心に、前記第1の軸線Xに直交する略水平な第2の軸線Yのまわりに回転可能である。
図3に示すように、前記表示パネル10は、制御筐体1に設けられた第1および第2ヒンジ(連結手段)5a,5bによって制御筐体1に連結されている。表示パネル10は、第1ヒンジ5aを中心に、起立状態の制御筐体1の正面Fに直交する概ね水平な第1の軸線Xのまわりに回転可能である。一方、表示パネル10は、第2ヒンジ5bを中心に、前記第1の軸線Xに直交する略水平な第2の軸線Yのまわりに回転可能である。
したがって、表示パネル10は、以下に説明するように、種々の状態に変化させることが可能である。
(1) 非表示状態:図6に示すように、表示パネル10を起立状態の制御筐体1の正面部1Fに沿って、かつ、表示パネル10の表示面10Aが制御筐体1の正面部1Fに対面した状態。したがって、非表示状態において、制御筐体1の正面部1Fには、表示パネル10の裏面10Bが配置される。
(2) 第1表示状態:図3および図11に示すように、表示パネル10の表示面10Aが制御筐体1の前面Fに向って映像を表示する状態。
(3) 第2表示状態:たとえば、図7〜図10や、図12、図13に示すように、表示パネル10の表示面10Aが、前記第1表示状態とは異なる方向に向って映像を表示する状態。
(1) 非表示状態:図6に示すように、表示パネル10を起立状態の制御筐体1の正面部1Fに沿って、かつ、表示パネル10の表示面10Aが制御筐体1の正面部1Fに対面した状態。したがって、非表示状態において、制御筐体1の正面部1Fには、表示パネル10の裏面10Bが配置される。
(2) 第1表示状態:図3および図11に示すように、表示パネル10の表示面10Aが制御筐体1の前面Fに向って映像を表示する状態。
(3) 第2表示状態:たとえば、図7〜図10や、図12、図13に示すように、表示パネル10の表示面10Aが、前記第1表示状態とは異なる方向に向って映像を表示する状態。
非表示状態:
液晶の保護;
ところで、制御筐体1の持ち運び時において、表示パネル10の表示面10Aが剥き出しになっていると、液晶面へのキズ付きなどの不具合等が発生するおそれがある。そこで、図6に示す非表示状態に設定することで、表示パネル10の裏面10Bが外側になり、液晶面を保護することができる。
液晶の保護;
ところで、制御筐体1の持ち運び時において、表示パネル10の表示面10Aが剥き出しになっていると、液晶面へのキズ付きなどの不具合等が発生するおそれがある。そこで、図6に示す非表示状態に設定することで、表示パネル10の裏面10Bが外側になり、液晶面を保護することができる。
取手4;
制御筐体1の上部には取手4が設けられている。図6に示すように、取手4を起立させることにより、取手4を握って制御筐体1を作業現場等に持ち運ぶことが可能である。
制御筐体1の上部には取手4が設けられている。図6に示すように、取手4を起立させることにより、取手4を握って制御筐体1を作業現場等に持ち運ぶことが可能である。
ロックつまみ6;
図6に示す制御筐体1の両側面には、前記非表示状態において、表示パネル10を制御筐体1に固定するためのロック用のつまみ6が設けられている。観察者は、前記ロックつまみ6を固定方向にスライド移動させることにより、表示パネル10を制御筐体1に固定することができる。
このように、非表示状態では、ロックつまみ6を用いて表示パネル10が制御筐体1に対して固定されるので、移動時などにおける表示パネル10の破損を防止することができる。
なお、ロックつまみ6の代わりに、マグネットやバックルなどで表示パネル10を制御筐体1に固定するようにしてもよい。
図6に示す制御筐体1の両側面には、前記非表示状態において、表示パネル10を制御筐体1に固定するためのロック用のつまみ6が設けられている。観察者は、前記ロックつまみ6を固定方向にスライド移動させることにより、表示パネル10を制御筐体1に固定することができる。
このように、非表示状態では、ロックつまみ6を用いて表示パネル10が制御筐体1に対して固定されるので、移動時などにおける表示パネル10の破損を防止することができる。
なお、ロックつまみ6の代わりに、マグネットやバックルなどで表示パネル10を制御筐体1に固定するようにしてもよい。
バックライト;
ところで、制御筐体1に外部表示器などを接続し、撮像手段2(図1)で撮像された映像を前記外部表示器に表示させることが可能である。かかる場合には、表示面10Aのバックライトの寿命を考慮し、バックライト電源をOFFするのが好ましい。そのため、表示パネル10が非表示状態にあるときには、図示しないセンサによって、該非表示状態が検出され、表示面10Aのバックライト電源がOFFされる。
このように、前記バックライトを非表示状態において消燈させることで、バックライトの消耗を最小限に抑えることができる。
ところで、制御筐体1に外部表示器などを接続し、撮像手段2(図1)で撮像された映像を前記外部表示器に表示させることが可能である。かかる場合には、表示面10Aのバックライトの寿命を考慮し、バックライト電源をOFFするのが好ましい。そのため、表示パネル10が非表示状態にあるときには、図示しないセンサによって、該非表示状態が検出され、表示面10Aのバックライト電源がOFFされる。
このように、前記バックライトを非表示状態において消燈させることで、バックライトの消耗を最小限に抑えることができる。
第1表示状態:
図6の非表示状態の表示パネル10を、図11の第1表示状態にするには、まず、図7の矢印に示すように、表示パネル10を第2の軸線Y(図3)のまわりに回転させる。ついで、表示パネル10を図9の位置になるまで第1の軸線X(図3)のまわりに回転させる。その後、図10に示すように、表示パネル10を図11の第1表示状態まで第2の軸線Y(図3)のまわりに回転させる。第1表示状態において、撮像手段2で撮像された映像を表示パネル10の表示面10Aに映し出すことが可能である。
図6の非表示状態の表示パネル10を、図11の第1表示状態にするには、まず、図7の矢印に示すように、表示パネル10を第2の軸線Y(図3)のまわりに回転させる。ついで、表示パネル10を図9の位置になるまで第1の軸線X(図3)のまわりに回転させる。その後、図10に示すように、表示パネル10を図11の第1表示状態まで第2の軸線Y(図3)のまわりに回転させる。第1表示状態において、撮像手段2で撮像された映像を表示パネル10の表示面10Aに映し出すことが可能である。
第2表示状態:
表示パネル10の角度調節;
表示パネル10を第2表示状態にすることで、各観察者の位置や姿勢に合わせて、表示パネル10を任意の角度で保持することができる。第2表示状態においても、撮像手段2で撮像された映像を表示パネル10の表示面10Aに映し出すことが可能である。したがって、表示パネル10の角度を調節することにより、机上操作やプレゼンテーション時などにおいて、観察者に最も適した姿勢を確保することができる。
特に、観察者が複数人いる場合や、遠くで観察する場合などには、図12や図13に示す表示パネル10を制御筐体1よりも高く上げた状態や、表示パネル10を横に90°回転した状態に設定することにより、表示面10Aをより見やすくすることができる。
表示パネル10の角度調節;
表示パネル10を第2表示状態にすることで、各観察者の位置や姿勢に合わせて、表示パネル10を任意の角度で保持することができる。第2表示状態においても、撮像手段2で撮像された映像を表示パネル10の表示面10Aに映し出すことが可能である。したがって、表示パネル10の角度を調節することにより、机上操作やプレゼンテーション時などにおいて、観察者に最も適した姿勢を確保することができる。
特に、観察者が複数人いる場合や、遠くで観察する場合などには、図12や図13に示す表示パネル10を制御筐体1よりも高く上げた状態や、表示パネル10を横に90°回転した状態に設定することにより、表示面10Aをより見やすくすることができる。
ファンF1〜F5:
制御筐体1は、図14に示すシャーシ1Sを備えている。該シャーシ1Sには、図15に示すように、第1〜5ファンF1〜F5が搭載されている。第1〜第3ファンF1 〜F3は、制御筐体1の一方の側面に設けられている。第4ファンF4はハロゲンランプ35の近傍に設けられており、第5ファンF5は、CPU30aに面して設けられている。
制御筐体1は、図14に示すシャーシ1Sを備えている。該シャーシ1Sには、図15に示すように、第1〜5ファンF1〜F5が搭載されている。第1〜第3ファンF1 〜F3は、制御筐体1の一方の側面に設けられている。第4ファンF4はハロゲンランプ35の近傍に設けられており、第5ファンF5は、CPU30aに面して設けられている。
図16に示すように、制御筐体1の内部は、仕切板18およびSW電源34等によって上下に3つの区画SP1〜SP3が形成されている。前記区画SP1〜SP3は、主な熱源であるATX電源36、CPU30aおよびハロゲンランプ35にそれぞれ対応するように区画されている。このように区画することにより、ATX電源36やハロゲンランプ35から発熱でCPU30aなどの演算制御手段が昇温するのを抑制できる。
図16は、図1の内部を背面Bから見た斜視図であり、図4に示す制御筐体1の背面図に対応している。
上部区画SP1;
図16のATX電源36が位置する上部区画SP1には、第1ファンF1が設けられている。側面および背面Bの第1吸気孔H1a,H1b(図4)から吸気された外気は、矢印で示すように、上部区画SP1を通り第1ファンF1により制御筐体1の外に排気され、ATX電源36等が冷却される。
上部区画SP1;
図16のATX電源36が位置する上部区画SP1には、第1ファンF1が設けられている。側面および背面Bの第1吸気孔H1a,H1b(図4)から吸気された外気は、矢印で示すように、上部区画SP1を通り第1ファンF1により制御筐体1の外に排気され、ATX電源36等が冷却される。
中部区画SP2;
PCボード30が位置する中部区画SP2には、第2ファンF2および第5ファンF5が設けられている。背面Bの第5および第6吸気孔H5,H6(図4)から吸気された外気は、矢印で示すように、主に中部区画SP2を通り、第2ファンF2によって制御筐体1の外に排気される。
特に、CPU30aに対面するように第5ファンF5を設け、該第5ファンF5によって背面Bの第5吸気孔H5(図4)から外気を取り入れ、CPU30aに直接外気を当てるようにしたので、CPU30aを効率的に冷却することができる。
PCボード30が位置する中部区画SP2には、第2ファンF2および第5ファンF5が設けられている。背面Bの第5および第6吸気孔H5,H6(図4)から吸気された外気は、矢印で示すように、主に中部区画SP2を通り、第2ファンF2によって制御筐体1の外に排気される。
特に、CPU30aに対面するように第5ファンF5を設け、該第5ファンF5によって背面Bの第5吸気孔H5(図4)から外気を取り入れ、CPU30aに直接外気を当てるようにしたので、CPU30aを効率的に冷却することができる。
下部区画SP3;
ハロゲンランプ35が位置する下部区画SP3には、第3ファンF3および第4ファンF4が設けられている。底面および背面Bの第4吸気孔H4(図5)および第6吸気孔H6(図4)から吸気された外気は、矢印で示すように、主に第4ファンF4によって下部区画SP3を通り、第3ファンF3によって制御筐体1の外に排気される。
なお、図5に示すように、制御筐体1の底面には、脚3が設けられており、第4吸気孔H4が設置面に密着するのを防止している。
ハロゲンランプ35が位置する下部区画SP3には、第3ファンF3および第4ファンF4が設けられている。底面および背面Bの第4吸気孔H4(図5)および第6吸気孔H6(図4)から吸気された外気は、矢印で示すように、主に第4ファンF4によって下部区画SP3を通り、第3ファンF3によって制御筐体1の外に排気される。
なお、図5に示すように、制御筐体1の底面には、脚3が設けられており、第4吸気孔H4が設置面に密着するのを防止している。
このように、図15に示すハロゲンランプ35の近傍に第4ファンF4を設けたので、ハロゲンランプ35を効率的に冷却することができる。
また、第3ファンF3は、他のファンに比べ大型のファンを採用している。そのため、ハロゲンランプ35に対して、より一層の冷却効果を得ることができる。
また、第3ファンF3は、他のファンに比べ大型のファンを採用している。そのため、ハロゲンランプ35に対して、より一層の冷却効果を得ることができる。
以上説明したように、制御筐体1の一方の側面、背面および底面から吸気された外気は、制御筐体1内を通り、第1〜第3ファンF1〜F3により、制御筐体1の他方の側面からスムースに排気される。
ファンの回転速度;
制御筐体1の内部には温度センサ(図示せず)が設けられている。前記温度センサからの温度信号に基づき、制御筐体1内部の温度に応じて各ファンF1〜F5の回転速度をそれぞれ制御している。
制御筐体1の内部の温度がさほど上昇していない場合には、ファンF1〜F5の回転速度を低速にすることで、ファンF1〜F5による騒音や振動を低減することができる。
制御筐体1の内部には温度センサ(図示せず)が設けられている。前記温度センサからの温度信号に基づき、制御筐体1内部の温度に応じて各ファンF1〜F5の回転速度をそれぞれ制御している。
制御筐体1の内部の温度がさほど上昇していない場合には、ファンF1〜F5の回転速度を低速にすることで、ファンF1〜F5による騒音や振動を低減することができる。
ここで、撮像手段2による撮像画像は、拡大率が非常に高いため、制御筐体1の振動が机や撮像ケーブル21を介して撮像手段2に伝わり、映像がぶれるおそれがある。そこで、各ファンF1〜F5の回転速度を温度に応じて変化させることにより、ファンF1〜F5による制御筐体1の振動を極力小さくすることができる。
1:制御筐体
2:撮像手段
5a,5b:連結手段(ヒンジ)
10:表示パネル
30:PCボード(演算制御手段)
X:第1の軸線
Y:第2の軸線
2:撮像手段
5a,5b:連結手段(ヒンジ)
10:表示パネル
30:PCボード(演算制御手段)
X:第1の軸線
Y:第2の軸線
Claims (1)
- 拡大画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段で撮像された映像を映し出す表示パネルと、
前記撮像手段で撮像した情報に画像処理を施すと共に前記表示パネルの表示制御を行う演算制御手段と、
起立状態で設置可能で、かつ、前記演算制御手段を収容する制御筐体と、
前記起立状態の制御筐体の正面に直交する水平な第1の軸線のまわりに回転可能で、かつ、前記第1の軸線に直交する水平な第2の軸線のまわりに回転可能に、前記表示器を前記制御筐体に連結していることで、下記の(1) 〜(3) のいずれの状態にも選択的に状態を設定可能とする連結手段とを備えた拡大観察装置
(1) 非表示状態:前記表示パネルを前記起立状態の制御筐体の正面部に沿って、かつ、前記表示パネルの表示面が前記制御筐体の正面部に対面した状態、
(2) 第1表示状態:前記表示面が前面に向って映像を表示する状態、
(3) 第2表示状態:前記表示面が前記第1表示状態とは異なる方向に向って映像を表示する状態。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009228U JP3118265U (ja) | 2005-11-04 | 2005-11-04 | 拡大観察装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005009228U JP3118265U (ja) | 2005-11-04 | 2005-11-04 | 拡大観察装置 |
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JP3118265U true JP3118265U (ja) | 2006-01-26 |
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Family Applications (1)
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-
2005
- 2005-11-04 JP JP2005009228U patent/JP3118265U/ja not_active Expired - Fee Related
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