JP3118222U - バレエ用タイツ - Google Patents

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Abstract

【課題】開口部の周縁が分厚くならない、爪先に開口部を設けたバレエ用タイツを提供する。
【解決手段】上部からウエスト部、パンティ部、脚部からなるバレエ用タイツにおいて、脚部の爪先部2がトウ部3と目減らし部4と目増やし部5と袋編部6とラベルコース部8とからなり、前記爪先部2上面または下面に開口部7を設けたバレエ用タイツ1を構成するものである。
【選択図】図4

Description

本考案は、バレエ用タイツに係り、更に詳細には、爪先から腰部まで被覆するパンティストッキング状のバレエ用タイツに関するものである。
本考案でいうバレエ用タイツとは、パンティストッキング状のタイツのことである。パンティストッキングとは、特許文献1に記載されているように、爪先から腰部まで被覆するタイプのものからなっている。
特開平9−195104号公報
バレエ用の爪先用具としては、特許文献2や特許文献3に記載されたものが提案されている。
特開平6−142250号公報 特開2003−325204号公報
また、開口部を設けたパンティストッキングとしては、股部に開口部を形成した特許文献4に記載されたものが開示されている。
特開2001−115303号公報
そして、本考案と同様に、足裏部に引出穴を設けたバレエ用のパンティストッキングが、実用新案登録文献に先行技術が開示されている。
実開平7−15705号公報
しかし、上記実用新案登録文献に記載のものは、編成後に、足裏部に引出穴を穿設して、周囲を解け止め加工したものである。そのため、解け止め加工が分厚くなってトウジューズとの摩擦に支障をきたし、また、ロックが外れたり、生地の目流れを発生することがあった。
上記の事情に鑑み、本考案は、開口部の周縁が分厚くならない、爪先部に開口部を設けたバレエ用タイツを提供することを課題とするものである。
本考案は上記目的を達成するために、上部からウエスト部、パンティ部、脚部からなるバレエ用タイツにおいて、脚部の爪先部がトウ部と目減らし部と目増やし部と袋編部とラベルコース部とからなり、前記爪先部上面または下面に開口部を設けたバレエ用タイツを構成するものである。
本考案のバレエ用タイツは、爪先部上面または下面に開口部を設けたので、足先が蒸れてほてった場合には、タイツを脱ぐことなく、足の指先をタイツから出すことができる。
本考案のバレエ用タイツは、編成によって開口部を設けているので、周縁が分厚くならず、トウシューズとの摩擦にも支障をきたさない。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本考案のバレエ用タイツの一実施例を示す正面図、図2は、同爪先部の拡大側面図である。
バレエ用タイツ1は、図1に示すように、上部からウエスト部W、パンティ部P、脚部Fからなる。バレエ用タイツ1の編成は、上部からウエスト部W、パンティ部P、脚部Fの順に行なわれる。
図2に示すように、脚部Fの爪先部2は、トウ部3の編成を所定コース分行なった後、目減らし部4と目増やし部5からなる反復回転編成を行なう。これは、筒編みの一方に袋状の編地を形成するもので、シリンダの半周にある長いパットニードルを非編成レベルに上げ、残る半周の短いパットニードルでシリンダの正逆往復回転により、針上げピッカー及び針下げによって、目減らし部4と目増やし部5を編成するものである。この正逆往復回転は、通常の踵と同じ針によって行なわれる。
爪先部2を、より深く編成したい場合は、Y型のゴアラインを採用したり、針の増減をコースに1回にする。目減らし部4の反復回転編成をゴアライン9まで行なう。
目減らし部4の反復回転編成に続く目増やし部5を同じコースだけ編成した後、反復回転編成を終了して再びトウ部3を編成し、開口部7に袋編部6を編成する。この編成は、強撚糸SCY(シングルカバリングヤーン)を使用して、針のみ1×1(1目編成し、次の1目編成しないことを繰り返す編成方法)や1×2(1目編成し、次の2目編成しないことを繰り返す編成方法)の連続編成によって行なわれる。
袋編部6の編成は、具体的には、図3に示すように、nコース目から偶数列の針を休止させて奇数列の針だけで編成する。このとき、休止した針B1,B2,B3,B4は、編目を保持した状態である。この編成をmコースだけ奇数列の針だけで編成する。この間も偶数列の針はnコースだけ編目を保持したままである。このため、奇数列の針で編成した編地が成長する。mコース編成してm+1コースで休止していた偶数列の針を編成状態に復帰させる。この結果、mコースの偶数列の編目がn+m+1コース目でクリアされ、互いに連結され、奇数列だけで編成されたn+1〜n+mコースの編地が生地の裏側を表にした袋状に形成される。この例では、1×1(1目編成し、次の1目編成しないことを繰り返す編成方法)の編成であるが、その他、任意の編成、例えば1×2(1目編成し、次の2目編成しないことを繰り返す編成方法)の編成でも同様に袋状の編地が編成される。
袋編部6の末端は、解け防止のラベルコース8を適当なコース分編成した後、カッタて切り離す。ラベルコースとは、編み終わりの編成組織のことであり、一般には、給糸口が1口で平編組織で、糸はシングルカバリングヤーンを使用することが好適であり、編地の端縁が巻回しほつれにくくすることができる。このようにして、図4に示すように、目増やし部5とトウ部3間の爪先部2の上面に、開口部7が設けられる。
これらの編成に際して、糸使いはライクラ(商標)の強撚糸SCY(シングルカバリングヤーン)を使用したが、これに限定されるものでなく、本考案の糸使いは自由に選択しうるものである。また、ラベルコース8の編糸には、熱溶融糸を編み込んで、解けに対する堅牢性を増加するようにしてもよい。
図5は、本考案のバレエ用タイツの別の実施例を示す爪先部の拡大側面図である。
バレエ用タイツの爪先部12は、トウ部13の編成を所定コース分行なった後、目減らし部14と目増やし部15からなる編成を行なう。実施例1と同様に、筒編みの一方に袋状の編地を形成するもので、シリンダの半周にある長いパットニードルを非編成レベルに上げ、残る半周の短いパットニードルでシリンダの正逆往復回転により、針上げピッカー及び針下げによって、目減らし部14と目増やし部15を編成するものである。
本実施例の場合の正逆往復回転の編成は、踵と反対側の針によって行なわれる。したがって、爪先の上の方から編成される点が、先の実施例とは異なっている。爪先部12を、より深く編成したい場合は、Y型のゴアラインを採用したり、針の増減を2コースに1回にする。
目減らし部14に続く目増やし部15を同じコースだけ編成した後、再びトウ部13を編成するが、この間に、袋編部16を編成して開口部17を設ける。この編成は、針のみ1×1(1目編成し、次の1目編成しないことを繰り返す編成方法)や1×2(1目編成し、次の2目編成しないことを繰り返す編成方法)の連続編成によって行なわれる。袋編部の編成は、実施例1と同様に行なわれる。
袋編部16の末端は、解け防止のラベルコース18を適当なコース分編成した後、閉じて切り離している。このようにして、目増やし部15とトウ部13間の爪先部12の下面に開口部17が設けられる。なお、19はゴアラインである。
袋編部の糸使いの一例として、ライクラ(商標)の強撚糸SCY(シングルカバリングヤーン)を使用したが、糸使いはこれに限定されるものでなく、本考案の糸使いは、任意に選択しうるものである。また、ラベルコース18の編糸には、熱溶融糸を編み込んで、解けに対する堅牢性を増加するようにしてもよい。
本考案は、バレエ用タイツとして、練習用や舞台用に広く利用しうるものである。
本考案のバレエ用タイツの一実施例を示す正面図である。 同爪先部の編成順序を示す拡大側面図である。 同袋編部の編成順序を示す拡大側面図である。 同爪先部の拡大側面図である。 本考案のバレエ用タイツの別の実施例を示す爪先部の拡大側面図である。
符号の説明
1 バレエ用タイツ
2,12
爪先部
3,13
トウ部
4.14
目減らし部
5,15
目増やし部
6,16
袋編部
7,17
開口部
8,18
ラベルコース
9,19
ゴアライン

Claims (3)

  1. 上部からウエスト部、パンティ部、脚部からなるバレエ用タイツにおいて、脚部の爪先部がトウ部と目減らし部と目増やし部と袋編部とラベルコース部とからなり、前記爪先部上面または下面に開口部を設けたことを特徴とするバレエ用タイツ。
  2. 前記袋編部の編糸にカバリング糸を使用した請求項1記載のバレエ用タイツ。
  3. 前記ラベルコース部の編糸に熱溶融糸を使用した請求項1または請求項2記載のバレエ用タイツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011017097A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Okamoto Kk 筒状編地の開口部形成方法、筒状編地製品、袋状編地製品、及び、靴下

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