JP3117625U - 靴用滑り止め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】積雪寒冷地における冬季間の圧雪路等での、効果的な且つ安心して使用でき且つ構造が簡単で使用しやすい靴用滑り止め具を提供することが課題である。
【解決手段】普通には、平板状の基板1の片面にコイルバネ2の側面を固定し、この基板を靴10底へ直接取り付けて使用する靴用滑り止め具とするものである。
【選択図】図3

Description

本考案は、靴底に取り付けて使用する、圧雪路、氷面路等の通路における滑り止め具に関するものである。
従来、寒冷地における冬期間の圧雪路、凍結路面等での、様々な靴用の滑り止め具が使用或いは提案されているが、何れも目的を充分に達成しているものとは言えず、この事情に鑑み、同一出願人による、コイルバネの断・連続性を利用して、基本的にはコイルバネの側面を靴底に横に配置して取付け該コイルバネの中を通す弾性材で成る紐により靴に固定する極めて有効な技術的手段が特許出願されている。
特願2005−161965号公報
考案に開示
考案が解決使用とする課題
本考案は、前記同一出願人による特許出願に関る技術の応用技術であり、従来にはない効果の高い且つ容易に実施できる、靴底に取り付けて使用することの出来る圧雪路或いは凍結路における滑り止め具を提供することを課題としている。
課題を解決するための手段
形状を問うものではないが簡単には平板状の基板の片面にコイルバネの側面を、バンド或いは溶融樹脂による一部埋め込み等の、基板に使用する素材により選択される適宜固定手段に拠り固定し、この基板の他面側をピン、凹凸の嵌合或いはバンド等の適宜取付手段に依って靴底に固定して成る靴用の滑り止め具として課題を解決するものである。歩行方向に対してコイルバネの側面が略直角に配置され、人体の荷重によりコイルバネの側面の一部が路面に食いこんで抵抗が増すように構成されことが前述の特許出願に関わる技術の基本的思想の延長上にある。コイルバネの螺旋を利用して路面上で全方向への抵抗が生ずることを積極的に利用するものであり、強く踏みつけることに拠り抵抗が生じて滑り難くなるものである。
考案の効果
極めて簡単な構造で容易に実施できる、冬期の圧雪路等における靴用滑り止め具を提供するという課題を充分に達成している固有の効果を有し、更に靴底に取り付けて歩行時に使用する以外に車両用の車輪の表面に取り付けて使用しても同様の効果を得ることが出来ると言う汎用性も期待される効果を有するものである。
最も容易な実施形態としては、合成ゴムの平板状基板の片面に、コイルバネの中を通す同質のゴム紐の両端側一部を基板に穿つ切欠き部に通して他面側に接着して基板にコイルバネを固定し、この基板をピンに拠り靴底の踵部或いは足掌部に打ち付けて固定して使用するものである。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案の実施態様について詳述する。
図1及び図2には、基板にゴム板を用いる場合の実施例を示してある。略四角型の平板状基板1の一部に、コイルバネ2の中を通してコイルバネ2を基板1の表面に固定する帯状のゴム紐3の両端部が潜り裏面に突出して接着されるコイルバネ2の長さより多少長い位置に穿つ切欠孔1−1を設けるものである。本実施例にあっては接着剤の使用容易性から基板1とゴム紐3の材料に同質の合成ゴムを使用する例を示してあるが、この場合ゴム紐3を多少伸ばした状態でコイルバネ2の中を通して固定することがコイルバネ2を基板1に確りと固定でき望ましい使用方法となる。また基板1の形状は平板状で有れば四角以外の形状も例えば靴底の形状に合わせて自由に設定できるものである。
図4には、コイルバネ2の基板1への固定手段として他の実施例を示してある。コイルバネ2の中を通す例えばプラスチック製の帯状の紐3−1を基板1のバネ固定面に固定するものであり、基板1に使用する材料により適当に選択されるビス止め、接着剤等の固定手段で固定されるものである。基板1に金属板を使用する場合にはビス止めが普通となる。勿論紐3−1の材質がプラスチックに限るものではない。
図を省略するが、基板1にコイルバネ2を固定する手段は、シリコン樹脂製の基板に溶融シリコンでコイルバネの側面の一部をマスキングし固化して固定する方法、比較的軟質の素材で成る基盤にコイルバネの側面の一部を糸などにより縫い付けて固定する方法、金属製の基板にコイルバネの側面を溶接或いは溶着或いはハンダ付け等で固定する方法、基板にコイルバネの側面を接着剤により固定する方法、基板にコイルバネの長さに相当するバネの外径に近い幅で二本の切欠部を穿ちその間の帯状部にコイルバネを回しながら通して固定する方法、基板に設けるコイルバネの長さに相当する切欠孔部にコイルバネを挿入し裏面にコイルバネの側面の一部を突出させその突出しているコイルバネの中に板状体を挿入して固定する方法、金属製基板に両端部の一巻分を横に倒しその部分でビス止めしたりする方法等の選択は設計上の問題であり自由に為されるものである。
図5は、靴底に取り付けて使用する例を示すものである。靴10の踵底部に凹部10−1を穿ち、該凹部10−1に嵌合する凸部1−2を設ける基板1に、コイルバネ2を埋め込み固定する板状体6を嵌めこんだものである。この場合、厚みのある踵への固定が好適となり、靴底との取り付けは着脱自在となることが特徴的なこととなる。
図6は靴への取付手段として他の実施例を示すものである。金属製基板1の片面にコイルバネ2を固定し、この基板1の他面側が靴10の踵部に穿つ凹部10−1内に収まるように、基板1の付け根で凹部10−1部においてピン7によりヒンジ結合して揺動し、滑り止めとして使用する時にはコイルバネ2が路面に接するように回転させて使用するものである。この例に合っては予め靴と一体化された実施となる。亦、図は省略してあるがヒンジ結合部における保持用スプリングの使用等は設計上当然のことである。
図3には、他の取付手段を使用状態図として示してある。靴10の底面の踵にはコイルバネ2を固定する基板1の裏面を当接させてピン4により打ち付けて固定し、前方には足掌に当てる平板上基板1を、この基板1の四隅に設けるゴムなどの弾性材でなるベルト5を靴10の甲部に巻きつけて固定するものである。
本実施例においては、基板1に固定するコイルバネ2はそれぞれ一個を示してるが、例えば、前方の足掌部に固定する基板1に複数のコイルバネ2を固定したものを用いる等の採用は自由であり、要するに歩行方向に略直角にコイルバネ2の側面が配置され、路面に接するように取り付けられることができれば基本的な要を為すこととなる。
図示は省略してあるが、上記方法以外に、以下のような本器具の靴への取付手段も考えられ、その選択は使用する靴の形、素材などにより設計上適に採用されるものである。
基板1を靴底に接着剤で取り付ける方法、ビスでねじ止めする方法或いは片側に多少広がっている基板1全体を靴底に設ける奥が広めのテ−パ−を有する凹部に嵌めこむ方法、基板1に設ける爪状の突起部を靴に設ける穴部に挿入する等が適に選択されることになる。
図7には、本考案の使用例を示してある。靴10の底の踵にはコイルバネ2を一個設ける基板1を取り付け、前方の足掌部には基板1にコイルバネ2を三個三角形に配置したものを取り付けている例である。この複数のコイルバネ2を使用する場合でも少なくとも一つのコイルバネ2が歩行方向即ち靴10の縦方向に直角に配置されていることが必要であり、三角形状に配置する以外に並列させて設けることも勿論可能である。
また、足掌部或いは踵部に単独に取り付けて使用することも可能であり、特に坂道での使用は踵に取り付けたものが有効となり平坦部での歩行では足掌に取り付けただけでの使用も有効である。
以上説明したように、本考案は、極めて簡単な構造の靴用滑り止め具であり、基板には合成ゴム或いはプラスチックあるいは金属などの適当な素材を選択でき、コイルバネの素材には通常はステンレス鋼材、バネ鋼材等が使用されるが、耐食性を考慮すればステンレス鋼材の使用が望ましものとなる。
また、靴用としての効用以外に、車両用の滑り止めとして、適当な素材の帯状の基板に、側面に作用する車両の重量に耐える程度の強度を有するようにコイルバネを設計し、このコイルバネを進行方向と直角になるように断続的に並列させて配置して、この基板を車輪に巻きつけて使用する等の有効な応用も考えられる。
本考案の一実施例を示す断面図である。 同上平面図である。 取り付け状態を示す外観図である。 他の実施例を示す平面図である。 他の取り付け上体を示す部分断面図である。 更に他の取り付け上体を示す部分断面図である。 配置を示す外観図である。
符号の説明
1 基板
2 コイルバネ
3 紐
4 ピン
5 ベルト
6 板状体
7 蝶番用ピン
10 靴

Claims (1)

  1. 側面に作用する人体の荷重により変形することのない程度の強度を有するコイルバネの側面を基板の片面に固定し、該基板の他面側を靴底に固定して使用する靴用滑り止め具。
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