JP3117481U - 水やり兼用施肥用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器の側面にストロー挿し込み穴の位置を逆T字形印で表示し、容器の側面に逆T字形に切開した穴にV字形のストローを挿し込み、上下移動して水遣りと液肥の滴下時間を調節可能とする。
【解決手段】
キャップ7で密栓をした容器1の底部より訳センチメートル程度の高さに穴の位置を示す逆T字状の印2を表示し、逆T字状の印のカット位置に切り込みを入れて割れ目に挿し込むストローの中央部で蛇腹状凹凸をV字形折り曲げて、ストローの高さを調節して滴下時間を調整することができるようにした水やり兼用施肥用容器。V字状に折り曲げて前記の割れ目に挿し込むストロー3を容器側面のホルダーに備えるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】
キャップ7で密栓をした容器1の底部より訳センチメートル程度の高さに穴の位置を示す逆T字状の印2を表示し、逆T字状の印のカット位置に切り込みを入れて割れ目に挿し込むストローの中央部で蛇腹状凹凸をV字形折り曲げて、ストローの高さを調節して滴下時間を調整することができるようにした水やり兼用施肥用容器。V字状に折り曲げて前記の割れ目に挿し込むストロー3を容器側面のホルダーに備えるようにした。
【選択図】図1
Description
本考案は、植物に水遣りと液体肥料の滴下間隔の調整が容易な水やり兼用施肥用容器に関するものである。
特許文献1(特開2000−287564号公報)は、容器本体の首部から容器本体の中央部の間に、小穴を開けることを特徴としており、小穴は空気の流入口になり、容器内に残量の水の重力がチューブの入り口にかかるために水遣りの時間を調節することができない。
又、特許文献2(登録実用新案第3000092号公報)に示された自動水遣り器は、水槽と、水槽内の水を植木鉢に導くパイプと、このパイプに挿入する給水材とから構成している。
特許文献2に添付の図面によれば、パイプの一方を水槽の中に入れたパイプは水槽の上部より湾曲して植木鉢にパイプのもう一方の出口を垂らして、その中に吸水材を通してある。この水槽とパイプの構造では、パイプが水槽の上縁をまたいでおり水はその中を通って滴下されるために水槽の液面が下がってくるに従って吸水材の中を通る液体の重力の作用でパイプの出口から滴下する時間が遅くなる。
特許文献3(特開2002−253069号公報)は、容器口部に取り付ける栓に貫通して設けられる容器内部に液体受給口を有する液体パイプのため、液体パイプの高さが一定で受給口から供給時間の経過により容器内液面が下がると滴下する時間が遅くなる。これは特許文献4についても同じ現象が起きる。
又、特許文献2(登録実用新案第3000092号公報)に示された自動水遣り器は、水槽と、水槽内の水を植木鉢に導くパイプと、このパイプに挿入する給水材とから構成している。
特許文献2に添付の図面によれば、パイプの一方を水槽の中に入れたパイプは水槽の上部より湾曲して植木鉢にパイプのもう一方の出口を垂らして、その中に吸水材を通してある。この水槽とパイプの構造では、パイプが水槽の上縁をまたいでおり水はその中を通って滴下されるために水槽の液面が下がってくるに従って吸水材の中を通る液体の重力の作用でパイプの出口から滴下する時間が遅くなる。
特許文献3(特開2002−253069号公報)は、容器口部に取り付ける栓に貫通して設けられる容器内部に液体受給口を有する液体パイプのため、液体パイプの高さが一定で受給口から供給時間の経過により容器内液面が下がると滴下する時間が遅くなる。これは特許文献4についても同じ現象が起きる。
しかし、吸水開始のはじめには早く滴下してしまい、だんだんと内部液面が下がってくるにつれて、吸水材による毛細管現象が起こりにくくなるので吸水時間がだんだんと遅くなり、終にはパイプの出口より下に液面が下がると毛細管現象が起こらなくなるので吸水を止めてしまうことになるために植物の生育を乾燥から守ることができないという欠点があった。
一般に給水して植物の生育を乾燥から守る方法として、この欠点は大きな障害である。具体的には、長期間の留守中の植物に対してはじめには給水時間が早いと不必要な給水をしたり、長時間が経過するにしたがって給水が停止したりするなどの問題があった。
この改善策として、本考案は給水時間を調整可能にして数日間にわたって少しずつ給水することができるようにしようとするものである。
特開2000−287564号公報
登録実用新案第3000092号公報
特開2002−253069号公報
特開平10−191815号公報
解決しようとする問題点は、植物への水遣りと液肥のいずれかを容器から滴下により供給する装置において、遣り過ぎによる根腐りの障害や不足により乾燥障害、肥料過多となる滴下時間を調整することができない点である。
本考案の最も主要な特徴は、植物への水遣りと液肥の供給をほぼ一定した間隔で滴下するようにストローの挿し込み位置を容器の底部より約5センチメートルの上部の側面又は底面に逆T字形印で表示をして、逆T字形の印をカッターナイフで切開して切れ目を作って、ストローの中央部に設けた蛇腹部分をV字形に折り曲げて前記の切れ目に挿し入れ、ストローの上下の高さ調節を可能にしてストローの中に通した芯(綿紐)により毛細管現象で容器内溶液を吸収して容器の外部へ滴下する間隔を調整することができるものである。
本考案の水やり兼用施肥用容器は、容器側面又は底面に表示した逆T字形の印を逆T字形にカッターで切開して切れ目を作り、そこに残った切開された切角がストローを固定するためのストッパーの機能を有し、切れ目に挿し込まれたV字形のストローの上下位置調整を容易にすることができる。このために溶液の中に浸された前記のストローの容器外部分の位置が高ければ溶液はゆっくり滴下し、そのストローの位置をそれより下げれば早く滴下することで溶液の滴下時間を自在に調整することができる。したがって、容器側面の逆T字形の切れ目に挿し込まれたストローの高さを移動すれば液肥の施肥量を加減して液肥の遣り過ぎを是正したり、水遣りの滴下間隔を調整して数日間にわたって水不足のために植物が乾燥するのを避けられるという利点がある。切れ目に、ストローが挿し込まれるとこれを切角で抑えるためにストッパーの機能を有し、さらに溶液による表面張力が起きるので、容器の栓を完全に密閉しておくと表面張力により内部の溶液は切れ目部分から外部に漏れ出ることができない。ストローより滴下して外部に出た内部溶液が減少した分の液面6上の空気は、ストローが挿し込まれた切れ目から少しづつ空気が容器の中に入り、容器の内部溶液はストローが届く液面まで減少する
密栓した容器の中の液体が植物を植えた土壌に滴下する時間を調整するという目的を、容器の側面の切れ目に挿し込んだストローの位置を調節することで、容器から溶液の無駄な遺漏をさせることなく実現した。
図1〜4は、本考案装置の1実施例を表示したものであって、図1は容器の正面図、図2は 容器側面の逆T字形印の表示をカッターナイフで切開しストローの挿し込み穴を開ける実施方法の説明図、図3はストローをV字形に折り曲げる実施方法の説明図、図4はV字形ストローを用いて滴下時間を調整する実施方法の断面図である。1は 容器、 2は ストロー挿し込み穴開け用逆T字形印の表示、 3は ストロー、 4は ストロー中央部の周囲に設けた蛇腹状凹凸、5は 綿紐、6は 液面、7は 密栓、8は ストロー挿し込みホルダー、9は カッターナイフである。
本考案の水やり兼用施肥用容器は、密栓することが可能な水密性のキャップ7を容器の上部に有し、容器1の底部より容器1の底部より約5センチメートルの側面にストローの挿し込み穴カット位置を示す逆T字形の印2を表示し、若しくは逆T字形の印2の表示を貼付し、綿紐5を中芯に有するストロー3の中央部の周囲にV字形に折り曲げ用の蛇腹状凹凸4を設けて容器外周面にストロー挿し込みホルダー8を設け取り外しできることを特徴とする。
図2に示すように密栓した容器1を横にして底部より約5センチメートルの上部の側面にストローの挿し込み穴カット位置を表示した逆T字形印2を上向きににしてカッターナイフ9で印2を切開した切れ目にストロー3の中央部の蛇腹状凹凸4をV字形に折り曲げて挿し込み、切れ目に残っている切角でそこに挿し込まれたストロー3を固定するが、ストローの位置を移動することは可能である。
水やり兼用施肥用容器は、キャップ7で密栓した容器1の側面にストローの挿し込み穴カット位置を表示した逆T字形印2をカッター9で切開して、その穴にストロー3をV字形に折り曲げて挿し込むことを説明する。水やり兼用施肥用容器の実施方法の説明文を容器に貼り付けるなどで表示することを特徴とする。
図1にストローを容器の側面に取り付ける方法を示したようにストロー挿し込みホルダー8を側面にもうけて、ホルダーのストローを取りはずし可能にした。ストローを取り外し可能であれば粘着テープを側面に貼ってもよい。図3に示したようにストロー3の管の中央部には蛇腹状に凹凸が設けられており、蛇腹状凹凸4によってストローをV字状に折り曲げて使用し、カッターナイフ9で容器の逆T字状の印を切開して切れ目にストロー3を挿し込み、開口部の切角でストローを挟み固定する。図4に示したように容器1に切れ目に挿し込まれたストロー3は、双方向矢印(図4)の双方向に高さの調整が可能であるから、ストローの管内部の綿紐5を液体が伝って毛細管現象で内部溶液が外部へ滴下する時間の調整ができる。
本考案の水やり兼用施肥用容器は、ペットボトルに密栓することができるキャップ7の中にストローの挿し込み穴カット位置を示す印を表示した中蓋11を容器口10に有する。中蓋の前記印をカッターナイフで切開して中蓋に切れ目を作り、そこにストロー3を挿し込む。つり環12をボトルの底面に接着剤で接着してこれで逆さに吊るして施肥或いは水やり用にペットボトルを使用することができる。この場合には、容器口10に付けた中蓋11が容器の底面となる。容器内の液面が少なくなったときにはストローの位置を下方へ移動して残液を使用できる。
図示しないが、容器のキャップ7の底面に逆T字状に切れ目を作る位置を表示し、それをカッターナイフで切開して切れ目を作り、そこにストロー3を挿し入れるようにしても良い
容器に取付けたストローをV字形に折り曲げて用いて密栓した容器の側面に切開した切れ目に挿し込み、ストローの位置を移動して高さを調節し容器に入れた溶液を土壌に滴下させる時間を調整することによって液肥の遣り過ぎの調節や水遣りの間隔の調節も可能になる。本考案の容器は、植物に与える液肥を入れる容器として使用できるほか、中身の液肥を使い果たした容器は植物に与える水を入れれば水遣りの用途にも適用できる。
1 容器
2 ストロー挿し込み穴開け用逆T字形印の表示
3 ストロー
4 ストロー中央部の周囲に設けた蛇腹状凹凸
5 綿紐
6 液面
7 キャップ
8 ストロー挿し込みホルダー
9 カッターナイフ
10 容器口
11 中蓋
12 つり環
2 ストロー挿し込み穴開け用逆T字形印の表示
3 ストロー
4 ストロー中央部の周囲に設けた蛇腹状凹凸
5 綿紐
6 液面
7 キャップ
8 ストロー挿し込みホルダー
9 カッターナイフ
10 容器口
11 中蓋
12 つり環
Claims (5)
- 密栓した容器の底部より約5センチメートルの上部の側面又は底面にストローの挿し込み穴カット位置を示す逆T字形の印を表示し、若しくは逆T字形の印の表示を貼付し、綿紐を中芯に有するストローの中央部の周囲にV字形に折り曲げ用の蛇腹状凹凸を設けてなるストローを容器外周面に取り外しできることを特徴とする水やり兼用施肥用容器。
- 密栓した容器の底部より約5センチメートルの上部の側面又は底面にストローの挿し込み用切り目のカット位置を表示した逆T字形印をカッターナイフで切開してその切り目にストローをV字形に折り曲げて挿し込むことができるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の水やり兼用施肥用容器。
- 密栓した容器の底部より約5センチメートルの上部の側面又は底面にストローの挿し込み用切り目のカット位置を表示した逆T字形印をカッターナイフで切開してその切り目にストローをV字形に折り曲げて挿し込む使用方法の説明を容器に表示をすることを特徴とする請求項1又は2に記載の水やり兼用施肥用容器。
- 密栓することができるキャップを有するペットボトルであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の水やり兼用施肥用容器。
- 密栓することができるキャップの中にストローの挿し込み穴カット位置を示す印を表示した中蓋11を有するペットボトルであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の水やり兼用施肥用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008325U JP3117481U (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | 水やり兼用施肥用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008325U JP3117481U (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | 水やり兼用施肥用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3117481U true JP3117481U (ja) | 2006-01-05 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005008325U Expired - Fee Related JP3117481U (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | 水やり兼用施肥用容器 |
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JP (1) | JP3117481U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022063229A (ja) * | 2020-10-09 | 2022-04-21 | 耕生 水野 | ストローに対するスポイト機能付与具 |
-
2005
- 2005-10-07 JP JP2005008325U patent/JP3117481U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022063229A (ja) * | 2020-10-09 | 2022-04-21 | 耕生 水野 | ストローに対するスポイト機能付与具 |
JP7275418B2 (ja) | 2020-10-09 | 2023-05-18 | 耕生 水野 | ストローに対するスポイト機能付与具 |
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