JP3117473U - ディスプレイ装置用の梱包箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】スタンドや付属品の組み立て作業を行うことが可能であり、しかも、組み立て作業やスタンドを取り付け高さ調節する高さ調節作業等を行うに際してもディスプレイ装置やスタンドに損傷を与えるようなことがないディスプレイ装置用の梱包箱を提供する。
【解決手段】梱包箱1は、上面1aと下面1bと四周側面1c〜1fとからなり、四周側面1c〜1fの一側面1fには、その一側面1fを拡開する拡開手段2を有し、梱包箱1には、ディスプレイのフロントパネル面よりも広い平面部を有する第1の中敷N1とこの第1の中敷N1を梱包箱内で所定高さで水平に保持する保持用の緩衝材K6,K6が少なくとも収納されている。そして、ディスプレイ装置Lがベース部材S1とディスプレイ装置Lの高さを調整する高さ調整部材S2を有するスタンドSを備え、梱包箱1には、スタンドSのベース部材S1を支持するための外部取り出し用の緩衝材K4が収納されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、液晶テレビ、プラズマテレビやコンピュータ等のディスプレイ装置用の梱包箱であって、特に比較的大きなフロントパネルを有する大型のディスプレイ装置の搬送と組み立てに使用されて好適なディスプレイ装置用の梱包箱に関する。
従来、テレビや冷蔵庫等の電気製品やパーソナルコンピュータやディスプレイ装置等の電子機器を運搬するには段ボール製の梱包箱が多く使用されている。これら電気製品や電子機器の中でもテレビは近年大型化の傾向にあり、50インチ以上のプラズマテレビが販売されるとともに、液晶テレビにおいても30インチ程度のものは勿論、40インチから50インチ程度のも大きさのものまで販売されるようになっている。また、近年のパーソナルコンピュータのディスプレイ装置も大型化の傾向にある。
このようなディスプレイ装置の運搬や取り出しを容易にするために、特許文献1が既に開示されている。特許文献1は、大型テレビ等の重量のある家電品を持ち上げることなく正面より前方に移動させて取り出しできるようにした包装箱であり、四周側面の一側面にジッパ式のミシン目を入れておき、その一側面の開口を容易にして重量のあるテレビなどを取り出すものである。一方、特許文献2は、側壁及び端壁の上下縁に側フラップ及び端フラップをそれぞれ備えた包装箱において、側壁に縦折線を、側フラップに切離線を連続して設け、側フラップを切離線沿いに切断し、側壁を縦折線沿いに屈曲させて多角形の周壁をなし、支持材及び底パッドを内挿して保形することにより、底パッド上に商品を盛り上げて展示できるようにした包装展示兼用箱が開示されている。このため、底パッドにテレビを置くようにすることも不可能ではない。
特開平09−002455号公報 特開2002−037245号公報
ところで、梱包箱から大型化のディスプレイ装置を取り出すに際しては、腰を低く屈めるようにしなくとも取り出されるようにするとともに、素早く組み立てることが望まれる。また、ディスプレイ装置の中には、スタンドや付属品を備え、これらをディスプレイ装置を取り出してから組み立てる必要があるものも多い。組み立て作業等は、床面上で直接行っているのが現状であるが、床面上で組み立て作業等を行うと、ディスプレイ装置やスタンドに損傷を与えることなく行われることが望まれる。そして、大型の傾向にあるディスプレイ装置であっても、取り出し作業やスタンドや付属品の組み立てをできるだけ少ない人数で行われることが効率的である。
しかしながら、特許文献1は、スタンドや付属品の組み立ては、ディスプレイ装置を段ボール箱から取り出して行うものと考えられ、また、梱包箱の一側面を開口してそのまま重量のあるテレビ等を引きずり出すものであり、テレビ等の損傷のおそれを有する。特許文献2は、包装箱を盛り上げ用の展示台として利用できるようにするものであり、お菓子等を対象とするものであり、ディスプレイ装置を対象とするものではなく、しかも、スタンドや付属品をディスプレイ装置を取り出してから組み立てていくときに使用されるものでもない。
そこで、本考案の目的は、ディスプレイ装置を容易に素早く取り出すことできるとともに、スタンドや付属品の組み立て作業も行うことが可能であり、しかも、組み立て作業やスタンドを取り付け高さ調節する高さ調節作業等を行うに際してもディスプレイ装置やスタンドに損傷を与えるようなことがないディスプレイ装置用の梱包箱を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の請求項1のディスプレイ装置用の梱包箱は、液晶テレビ、プラズマテレビやコンピュータ等のディスプレイ装置を梱包するディスプレイ装置用の梱包箱であって、梱包箱は、上面と下面と四周側面とからなり、四周側面の一側面には、その一側面を拡開する拡開手段を有し、梱包箱には、ディスプレイのフロントパネル面よりも広い平面部を有する第1の中敷とこの第1の中敷を梱包箱内で所定高さで水平に保持する保持用の緩衝材が少なくとも収納されていることを特徴とする。
本考案によれば、ディスプレイ装置の取り出しに際して、梱包箱の上面を拡開するとともに、四周側面の一側面を拡開手段により拡開させてから、ディスプレイ装置を一側面側に起立させると、つまり寝かされるように梱包箱に収納されていたディスプレイ装置をその脚部側を支点として垂直になるように起立させると、ディスプレイ装置を梱包箱から容易に素早く取り出すことができる。そして、梱包箱には、ディスプレイのフロントパネル面よりも広い平面部を有する第1の中敷とこの第1の中敷を梱包箱内で所定高さで水平に保持する保持用の緩衝材が少なくとも収納されていることから、ディスプレイ装置にスタンドや付属部品を取り付けたり、これらの位置を調節したり、ディスプレイ装置の損傷等の確認の作業を行うに際しては、ディスプレイ装置を所定の高さに保持された状態で、つまり第1の中敷を水平な作業台として使用することができるので、作業者は、腰を低く屈める姿勢にならなくともディスプレイ装置に対する作業を行うことができる。
本考案の請求項2のディスプレイ装置用の梱包箱は、請求項1記載の考案を前提として、前記ディスプレイ装置がベース部材とディスプレイ装置の高さを調整する高さ調整部材を有するスタンドを備え、梱包箱には、上記スタンドのベース部材を支持するための外部取り出し用の緩衝材が収納されていることを特徴とする。
この考案によれば、上記スタンドのベース部材を支持するための外部取り出し用の緩衝材が収納されていることから、梱包箱から外部取り出し用の緩衝材を取り出し、上記スタンドのベース部材を支持させてから、高さ調整部材により高さの調節等をすることができる。つまり高さ調節するとき、ベース部材が外部にはみ出してベース部材がぐらついたり、重量物であるため床面に接することがあるが、外部取り出し用の緩衝材を使用することにより、このような事態を防止することができる。
本考案の請求項3のディスプレイ装置用の梱包箱は、請求項1記載の考案を前提として、前記外部取り出し用の緩衝材に前記スタンドのベース部材を嵌合させる溝が形成されていることを特徴とする。
この考案によれば、前記外部取り出し用の緩衝材の溝にスタンドのベース部材を嵌合させると、外部取り出し用の緩衝材に対してベース部材が確実に支持され、スタンドの高さの調節の際の安定性が確保されることとなる。
本考案の請求項4記載のディスプレイ装置用の梱包箱は、請求項1記載の考案を前提として、梱包箱内に、前記保持用の緩衝材の高さを高くする段重ね用の緩衝材が配されるか、又は高さ調節用の第2の中敷が収納されていることを特徴とする。
この考案によれば、第1の中敷だけでは低すぎて、腰を低く屈めなければならないような場合には、前記保持用の緩衝材の上に高さ調節用の緩衝材を配するか、又は、第2の中敷を第1の中敷の上に段重ね用の緩衝材を介して配する等して、第1の中敷の高さを調整することができる。なお、第2の中敷の梱包箱内での収納状態としては、前記ディスプレイ装置のフロントパネルを保護するものとして収納することができる。
この考案によれば、梱包箱の上面を拡開するとともに、四周側面の一側面を拡開手段により拡開させてから、ディスプレイ装置を一側面側に起立させると、ディスプレイ装置を梱包箱から容易に素早く取り出すことができる。そして、ディスプレイ装置にスタンドや付属部品を取り付けたり、これらの位置を調節したり、ディスプレイ装置の損傷等の確認の作業を行うに際しては、ディスプレイ装置を所定の高さに保持させた状態で、つまり第1の中敷を水平な作業台として使用することができるので、作業者は、腰を低く屈める姿勢にならなくともディスプレイ装置に対する作業を行うことが可能になる。
以下、本考案の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。
本実施の形態は、液晶テレビに本考案を適用したものであり、図1と図2に示すように、上面1aと下面1bと四周側面1c〜1fとからなる直方体形状を呈するディスプレイ装置用の梱包箱1であり、比較的大型の液晶テレビであるディスプレイ装置Lを梱包するものである。このディスプレイ装置Lは、上方に26インチの大きさの液晶のフロントパネル面Laを有し、下方にスピーカユニットが配される縦長のものである。このディスプレイ装置Lは、その背面側にスタンドSが取り付けられている。スタンドSは、円盤状のベース部材S1と、ディスプレイ装置Lの背面側と連結される高さ調節部材S2を有し、ディスプレイ装置Lの床面に対する高さを調節することができる構造を有し、梱包状態では、ディスプレイ装置Lの背面側L2に所定の位置で固定されている。
梱包箱1は、段ボール製のものであり、上面1aと下面1bと四周側面1c〜1fとからなる直方体形状を呈するものであり、四周側面1c〜1fの各上側にフラップF1〜F4が連接され、これらのフラップF1〜F4を折り畳むようにすると上面1aが形成されることになる。このような段ボール製の梱包箱1は、電気製品や電子製品等の運搬に一般的に多用されるものであり、四周側面1c〜1fの各上側のフラップF1〜F4を開放すると、上面1aが全面的に開口する。
梱包箱1の四周側面1c〜1fの一側面1fには、その一側面1fを拡開する拡開手段2を有している。この拡開手段2は、上記一側面1fの左右両端部側において平行に一対形成されるジッパー式のミシン目である。すなわち、対向する一対のミシン目を有し、所定幅で開口される。このジッパー式のミシン目は、上記一側面1fの上下の角部に入れられた大きな切れ目(切断線)によって長さ方向の切断が行われる。このような拡開手段2としては、上記一側面1fを広く開放できることが好ましい。また、上記一側面1fから開口して、これと連続して上記上面1aまで開口するようにすることも可能である。
梱包箱1には、第1の中敷N1と、緩衝材K4〜K7が収納されている。第1の中敷N1は、スタンドSの高さ調節や付属品を取り付ける際の作業台の役割を果たすほかに、ディスプレイ装置Lのフロントパネル面Laを保護する役割も有するものであり、長方形状の段ボール製であり、長方形状の外周にフラップNaを有するとともに、上記一側面1f側には、付属品収納箱K1を介在させる折り曲げ片Nfを有し、全体的には断面凹状の上向きで収納される。なお、水平な作業台として使用するときは、この断面凹状を下向きにするとともに、折り曲げ片Nfをディスプレイ装置Lの頭部側にして使用する(図6)。そして、梱包状態では、ディスプレイ装置Lの上にフロントパネル面Laを保護するように配されており、その平面部Npはディスプレイ装置Lのフロントパネル面より大きく(図1、図3)、これを作業台として使用するときは、保持用の緩衝材K4〜K6により梱包箱1の内で所定高さに水平に保持される(図1、図8)。また、第1の中敷N1には、一側面側1fにフラップNaを有して、上記スタンドSのベース部材S1が上記拡開手段2を有する一側面側1fに位置するように上記フラップNaに付属品収納箱K1を介在させるようにして収納されている。ここで、図9に示す他の実施の形態のように、第2の中敷N2やこれを保持する段重ね用の緩衝材(図示せず)を梱包箱1に収納して、第1の中敷1の上に段重ね用の緩衝材を介して第2の中敷N2が段重ねされるようにすると上記作業台としての高さを更に高くすることが可能である。また、上記段重ね用の緩衝材K7を保持用の緩衝材K4〜K6と組み合わせて、これらの高さを高くする高さ調節用の緩衝材とすることによっても、上記水平な作業台としての高さを更に高くすることが可能である。
ディスプレイ装置Lの外周には、所定数の緩衝材K4〜K6が収納され、ディスプレイ装置Lが梱包箱1との間で固く保持されている。梱包状態では、緩衝材K4が上方角部に配され、緩衝材K6が下方角部に配され、これらの間に緩衝材K5が配され、ディスプレイ装置Lの外周枠を固定して収納されている。また、所定数の緩衝材K4〜K6のうちでも、ディスプレイ装置Lの上方側角部に配置される緩衝材K4は、外部取り出し用の緩衝材K4として、つまりスタンドSのベース部材S1を支持するための緩衝材K4として使用される。外部取り出し用の緩衝材K4は、断面がL字状を呈して(上壁と下壁を有するL字状)、このL字状の下壁にディスプレイ装置Lの外枠を支持する段差部Kaが形成されるとともに、この外部取り出し用の緩衝材K4を二つ重ね合わせるようにして、スタンドSのベース部材S1を支持するために、互いに重ね合わせ易い構造になっている(図1)。また、前記外部取り出し用の緩衝材K4に前記スタンドSのベース部材S1を嵌合させる円弧状の溝mが形成されている(図1)。このため、ベース部材S1が確実に溝mに嵌合するように支持され、スタンドS1の高さの調節の際の安定性が確保されることとなる。なお、このような外部取り出し用の緩衝材K4としての役割は、他の緩衝材K5・K6にその役割を担わせることも可能である。
次に、本実施の形態のディスプレイ用の梱包箱1を使用して、ディスプレイ装置Lを取り出す取り出し方について説明する。なお、本実施の形態では、プラズマテレビやコンピュータ等のディスプレイ装置Lは、ビニール袋に覆われており、そのフロントパネル面Laを第1の中敷N1に対してフロントパネルLaを上向きにして寝かせるように収納されているものとして説明する。
まず、図2の梱包された状態から、梱包箱1の上面1aを拡開した後、第1の中敷N1を除去する(図3)。すなわち、四周側面1c〜1fの各フラップF1〜F4を開いた後、第1の中敷N1を除去する。次に、四周側面1c〜1fの一側面1fを左右の一対のジッパー式のミシン目である拡開手段2により拡開して、上記一側面1fがフラップF1を伴って開放されるようにする。拡開手段2によって一側面1fを拡開すると、その左右端部に残り片2aを残して開口される(図4)。
このようにして、上面1aから一側面1fが開放させてから、スタンドSを有するディスプレイ装置Lを上記一側面側1fに起立させる(図5)。つまり、作業者がディスプレイ装置Lのフロントパネル側を持ち、ベース部材S1側を支点として90度回動させるようにして起立させると、腰を低く屈めなくとも容易に素早く取り出し作業を行うことができる。このとき、覆われているビニールを除去してからディスプレイ装置Lを起立させても良いが、ビニールで覆われた状態のままディスプレイ装置Lを起立させても良い。また、この起立動作の際は、ベース部材S1が損傷するような事態を防止するために、上記緩衝材K6とともに起立させると良い。そして、ディスプレイ装置LのスタンドSのベース部材S1を上記一側面1fやそのフラップF1の上に位置するようにして起立させると、上記一側面1fやそのフラップF1が下敷きとなってベース部材S1の損傷や床面の傷つきなどが防止される。なお、この起立状態にさせた後、ディスプレイ装置Lの上方角部に配されていた緩衝材K4を2つ取り出して、一つに重ね合わせるようにして、上記フラップF1の上に置いておくと良い(図7)。ここで、通常26インチ程度の液晶テレビでは、二人作業が推奨されているが、上記取り出し方にすれば、一人でも容易に損傷させることなく取り出すことが可能である。
次に、取り出していた第1の中敷N1を保持用の緩衝材K4〜K6の上に第1の中敷N1を敷き詰める(緩衝材K4を外部取り出し用に使用した場合は、緩衝材K5,K6を使用する。つまり、外部取り出し用の緩衝材K4としての役割は、他の緩衝材K5・K6にその役割を担わせることも可能である。)。このとき第1の中敷N1のフラップNaが保持用の緩衝材K4〜K6のL字状の内周面側(L字状の上方側Kb)に位置させて、保持用の緩衝材K4〜K6を介してフラップNaが梱包箱1の内周面に押し付けるようにして位置ずれを防止するか、又は、上記フラップNaを保持用の緩衝材K4〜K6の外側に配するか、又は、L字状の保持用の緩衝材K4〜K6の上面に第1の中敷N1のフラップNaを外部に出すようにして取り付けるかする。このようにしてから、ディスプレイ装置Lを回転させて、ディスプレイ装置Lの背面側L2が第1の中敷N1の上に伏せるようにする(図5、図6)。ここで、第1の中敷N1だけでは高さが低い場合には、図9に示すように、上記第2の中敷N2や高さ調節用の緩衝材K7を保持用の緩衝材K4〜K6の上に組み合わせる等して高さの高い水平な作業台とする。このような適度な高さの作業台としてから、ディスプレイ装置Lを回転させて、ディスプレイ装置Lの背面側L2が上になるようにして伏せるようにする(図7)。
そして、高さ調節部材S2を使用して、スタンドSの高さ(長さ)を調節する(図8)。つまり、ディスプレイ装置Lの背面側L2における高さ調節部材S2によりスタンドSの長さ等を調節する。スタンドSの長さ等を調節するとき、ねじなどを取り外すことによりスタンドSが高さ調節部材S2から分離しベース部材S1がぐらついたり、重量物であるために床面に接することがあるが、外部取り出し用の緩衝材K4の円弧状の溝mに円盤状のベース部材S2を嵌合させて支持させることで(図1)、このような事態を防止する。外部取り出し用の緩衝材K4は、上記一側面1fやそのフラップF1の上に配して、高さ調整部材S2を有するスタンドSを引き出すときにこれと伴って引き出すようにすれば、ベース部材S1を損傷させることなくスタンドSの長さ調節が可能である。このようにしてスタンドSの長さ調節や付属品の取付が終了した場合には、ディスプレイ装置Lを梱包箱1の一側面側1fに再度起立させることで、取り出しと組み立て作業が完了する。
ここで、ディスプレイ装置Lの当初の梱包状態としては、ディスプレイ装置Lのフロントパネル面Laを第1の中敷N1に伏せるようにして収納させておくことも可能であり、この場合は、起立動作させて反転させるような必要はなく、第1の中敷N1を作業台として、スタンドSの長さ調節や付属品の取付けをそのまま行うことができる。なお、第1の中敷N1と第2の中敷N2により、ディスプレイ装置Lの表裏を挟むように保護した状態で、梱包箱1に収納させることも可能である。
また、第1の中敷N1の上面側等のような作業者の目に付きやすい場所に、梱包箱1の開放の順序を説明する説明書を入れる、もしくはフラップF2に梱包箱1の開放手順を印刷することで組み立ての作業の利便性を向上させることが可能である。梱包箱を開放する順序としては、図示するように(図2から図8において丸数字で示す。)、所定箇所に順番を付するようにしておくことでも組み立ての作業の利便性を向上させることが可能である。
本考案の一の実施の形態のディスプレイ装置用の梱包箱を示す斜視図である。 本考案の一の実施の形態のディスプレイ装置用の梱包箱の開口する順序を説明する図であり、開口する前の状態を説明する斜視図である。 本考案の一の実施の形態のディスプレイ装置用の梱包箱の開口する順序を説明する図であり、第2の中敷を取り外す状態の斜視図である。 本考案の一の実施の形態のディスプレイ装置用の梱包箱の開口する順序を説明する図であり、四周側面の一側面を開口する状態の斜視図である。 本考案の一の実施の形態のディスプレイ装置用の梱包箱の開口する順序を説明する図であり、ディスプレイ装置を起立させる状態の斜視図である。 本考案の一の実施の形態のディスプレイ装置用の梱包箱の開口する順序を説明する図であり、ディスプレイ装置を反転させる状態の斜視図である。 本考案の一の実施の形態のディスプレイ装置用の梱包箱の開口する順序を説明する図であり、起立させたディスプレイ装置を寝かせる状態の斜視図である。 本考案の一の実施の形態のディスプレイ装置用の梱包箱の開口する順序を説明する図であり、寝かせたディスプレイ装置のスタンドの高さ調節を行う状態の斜視図である。 本考案の他の実施の形態のディスプレイ装置用の梱包箱を示す斜視図である。
符号の説明
1 ディスプレイ装置用の梱包箱、
1a 上面、1b 下面、1c〜1f 四周側面、1f 一側面、
2 拡開手段、
F1〜F4 フラップ、
K4〜K7 緩衝材、K4 外部取り出し用の緩衝材、K4〜F6
保持用の緩衝材、
K7 高さ調節用の緩衝材(段重ね用の緩衝材)、
Ka 段差部、Kb L字状の上方側、
L ディスプレイ装置、La フロントパネル面、L2 背面、
m 溝、
N1 第1の中敷、N2 第2の中敷、Na フラップ、
S スタンド、S1、ベース部材、S2 高さ調節部材、

Claims (4)

  1. 液晶テレビ、プラズマテレビやコンピュータ等のディスプレイ装置を梱包するディスプレイ装置用の梱包箱であって、梱包箱は、上面と下面と四周側面とからなり、四周側面の一側面には、その一側面を拡開する拡開手段を有し、梱包箱には、ディスプレイのフロントパネル面よりも広い平面部を有する第1の中敷とこの第1の中敷を梱包箱内で所定高さで水平に保持する保持用の緩衝材が少なくとも収納されていることを特徴とするディスプレイ装置用の梱包箱。
  2. 前記ディスプレイ装置は、ベース部材とディスプレイ装置の高さを調整する高さ調整部材を有するスタンドを備え、梱包箱には、上記スタンドのベース部材を支持するための外部取り出し用の緩衝材が収納されていることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ装置用の梱包箱。
  3. 前記外部取り出し用の緩衝材に、前記スタンドのベース部材を嵌合させる溝が形成されていることを特徴とする請求項2記載のディスプレイ装置用の梱包箱。
  4. 梱包箱内に、前記保持用の緩衝材の高さを高くする高さ調節用の緩衝材が配されるか、又は、高さ調節用の第2の中敷が収納されていることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ装置用の梱包箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0740263A (ja) * 1993-08-03 1995-02-10 Kyoto Kikai Kogu Kk パイプに差し込まれたホース類の抜き取り装置
JP2015120541A (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 シャープ株式会社 梱包構造体

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