JP3117270U - パノラマ光源を有する実物投影機 - Google Patents
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Abstract
【課題】実物投影機において、投影輝度を高め、映像の品質を改善する。
【解決手段】実物投影機20は、本体21、光学エンジン23、コントロール回路28、映像撮影装置22およびパノラマ光源(フロントライト24とバックライトを含む)を有し、光学エンジン23とコントロール回路28が本体21内に取り付けられている。投影シート、書類または立体投影物を実物投影バックライト26の上に置き、実物投影バックライト26が発する光線によって投影シート、書類の内容または立体物の側表面と背底面を透過または照らして、コントラストをよくし、映像パノラマの輝度を強めることができる。そしてフロントライト24は書類の正面または立体物の上部を照らすことで、正面の色彩を現すことができる。
【選択図】図2
【解決手段】実物投影機20は、本体21、光学エンジン23、コントロール回路28、映像撮影装置22およびパノラマ光源(フロントライト24とバックライトを含む)を有し、光学エンジン23とコントロール回路28が本体21内に取り付けられている。投影シート、書類または立体投影物を実物投影バックライト26の上に置き、実物投影バックライト26が発する光線によって投影シート、書類の内容または立体物の側表面と背底面を透過または照らして、コントラストをよくし、映像パノラマの輝度を強めることができる。そしてフロントライト24は書類の正面または立体物の上部を照らすことで、正面の色彩を現すことができる。
【選択図】図2
Description
本考案は、パノラマ光源を有する実物投影機、特に薄型平面光源と結合した実物投影機に関するものであり、実物投影機の投影輝度を高め、映像の品質を改善させることができる。
実物投影機は今では、教室やビジネス会議において広く活用されている。これは透明投影シートや紙の書類の映像を投影できるだけでなく、立体物の外観を即座に撮影し、拡大して投影することができる。従来のプロジェクタの簡単な平面図形投影に比べ、実物投影機は、迫真で立体的な投影効果があるだけでなく、マルチメディアと結合した応用により、一層多くの用途を生み出すことが可能である。
図1は公知の実物投影機の概略図である。この実物投影機10には、本体11、光学エンジン13、映像撮影装置12および照明ライト(フロントライト)14があり、そのうち、光学エンジン13とコントロール回路(図示せず)は本体内に取り付けられている。また、映像撮影装置12と照明ライト14は支持架15上に固定され、さらに支持架15内部のケーブルによってコントロール回路と互いに接続されている。そのため、映像撮影装置12は、即座に被投影物80および書類80’の映像を撮影して、コントロール回路と光学エンジン13を介して、撮影された静的または動的映像を投射スクリーンに投影することができる。
しかし、教材やダイジェストを後部座席の人にも投射スクリーン上の文字や画像がはっきり見えるようにするために、殆どの場合、教室や会議室の照明設備を消してしまう。そのため照明ライト14が被投影物80や書類80’を鮮明に見せる唯一の光源になる。しかし、通常この照明ライト(フロントライト)14は照明度の不十分なスポットライトかラインライトであり、また被投影物80や書類80’と一定の距離があるため、環境照明がすべて消されると、投射スクリーン上の映像が照明不足のために暗くてはっきりしなくなる。また、最終映像は立体感が悪く、輝度が足りないため、見る人にはっきり見えず、目を疲れさせ、目の健康を損ね、視力障害につながりかねない。
以上を総合すると、市場は、パノラマ光源を有する実物投影機を直ちに必要としている。本考案はパノラマ光源を有する実物投影機であり、フロントライトとバックライトを備えており、こうしてはじめて、環境光源の照度不足の使用条件を満足させることができ、ひいては、コンピュータ映像を転送したような効果を実現できる。
本考案の主な目的は、フロントライトに薄型の平面光源(バックライト)を加え、被投影物の下側に付けることにより、環境光源の照度不足の使用条件を満足させることができ、パノラマ光源を有する実物投影機を提供することである。
本実用新案のもう1つの目的は、既存の実物投影機の構造を変えずに明るくしたり、被投影物の背景輝度を強めたりする目的を実現でき、ひいては環境輝度不良や被投影物の照度不足による投影品質が改善され、薄型平面光源と結合した実物投影機を提供することである。
前記目的を達成するため、本実用新案は、パノラマ光源を有する実物投影機を開示する。この実物投影機は、本体、光学エンジン、コントロール回路、映像撮影装置およびパノラマ光源を有し、光学エンジンとコントロール回路が本体内に取り付けられている。この実物投影バックライトは薄型の平面光源(例えば、エレクトロルミネセンス発光板)でよい。これをコントロール回路と接続して電力を供給してもよいし、本体にある予備の収納スペースに収納することもできる。立体物や書類を実物投影バックライトの上に置き、この実物投影バックライトが発する光線によって被投影物の側表面と背底面を照らし、または書類の内容を透過することができる。このようにして、光学エンジンはもっと高輝度で、コントラストがよく、くっきりした映像を投射できるようにした。
図2は、本実用新案のパノラマ光源を有する実物投影機の概略図である。実物投影機20は、本体21、光学エンジン23、コンピュータ回路28、映像撮影装置22、実物投影バックライト26および照明ライト(フロントライト)24を有し、光学エンジン23とコントロール回路28は本体内に取り付けられている。また、映像撮影装置22と照明ライト24は支持架25上に固定され、さらに支持架25内部のケーブルによってコントロール回路28と互いに接続されている。そのため、映像撮影装置22は、即座に被投影物80や書類80’の映像を撮影して、コントロール回路28と光学エンジン23を介して、撮影された静的または動的映像を投射スクリーンに投影させることができる。
映像撮影装置22は、一般に電荷結合デバイス(Charge Coupled Device;CCD)カメラやCMOSカメラなどのフォトユニットが選ばれ、誘導した実際映像を電気信号に変換してコンピュータ回路28に提供することができる。またコントロール回路28と光学エンジン23は、その電気信号を再度映像に還元し、拡大して投射スクリーン上に投影させる。
前述したような環境光源の照度不足による投影品質を改善するために、本考案は背面照明としてまたは被投影物80および書類80’を透過する光源として実物投影バックライト26を提供しており、そのためフロントライトである照明ライト24は相対的にその照明効率を低減でき、照明ライト24の耐用寿命の延長をもたらす。実物投影バックライト26が点灯しているとき、被投影物80や書類80’が十分な光線の照射を受け、さらに映像撮影装置22内まで反射するため、光学エンジン23内の投影用光源も相対的に照明効率を低減できる。このように、本体21の放熱問題を軽減するとともに、投影用光源の耐用寿命も延長される。従って、コントロール回路28でバックライト26、照明ライト24および投影用光源の電源パワーの配分を管理し、さらに環境照度を検出し、比較的良好に対応する照度に自動調整できる。
実物投影バックライト26は、エレクトロルミネセンス発光板でよく、そのドライバ262はコントロール回路28中に統合してよいし、ケーブル261でコントロール回路28から電力の供給を受けてもよい。エレクトロルミネセンス発光板が薄型のため収納し易く、湾曲させることさえ可能である。このほかに、導光板と発光ダイオード(冷陰極線管でもよい)を組み合わせて実物投影バックライト26とすることもできる。当該発光ダイオードを導光板の側面に取り付け、導光板上の模様によって平面光源の効果が生まれる。エレクトロルミネセンス発光板が非常に薄いためにバックライト26は非常に収納し易く、また、本体21の本来の設計構造を変更する必要がない。例えば、脚部27の下側にできている隙間に置くなど。
勿論、図3の実物投影機20’に示すように、実物投影バックライト26’と本体21’を直接結合させることもできる。実物投影バックライト26’を本体21’の収納スペース211に収納することもでき、使用したいときになって、引っ張りだし、被投影物80と書類80’の照明光源としてまたはバックライトにする。
本考案の実物投影バックライト26は、環境光源の照度不足による投影品質を大幅に改善でき、実測結果によると、実物投影バックライト26を有する実物投影機20の輝度が、従来の実物投影機10の環境光源がない場合の投影輝度の4倍以上向上した。つまり、環境光源がない場合では、従来の実物投影機10の投影の壁面輝度は22〜23ルックス(lux)であり、実物投影機20は同じ条件下で輝度が125〜130(lux)の投影を形成させることができる。
10、20、20’ 実物投影機
11、21、21’ 本体
12、22 映像撮影装置
13、23 光学エンジン
14、24 照明ライト(フロントライト)
15、25 支持架
26、26’ 実物投影バックライト
27 脚部
28 コントロール回路
80 被投影物
80’ 書類
221 収納スペース
261 ケーブル
262 ドライバ
11、21、21’ 本体
12、22 映像撮影装置
13、23 光学エンジン
14、24 照明ライト(フロントライト)
15、25 支持架
26、26’ 実物投影バックライト
27 脚部
28 コントロール回路
80 被投影物
80’ 書類
221 収納スペース
261 ケーブル
262 ドライバ
Claims (10)
- 被投影物の投影映像を形成することができる、パノラマ光源を備えた実物投影機であって、
物体の映像を撮影し、対応する電気信号に変換することができる映像撮影装置と、
前記映像を拡大し、投影させる光学エンジンと、
前記電気信号を受け取り、前記光学エンジンの必要規格の信号に変換するコントロール回路と、
前記被投影物の前記映像撮影装置と向き合う側とは反対側に設置され、均一光線を生じさせて前記被投影物を照明または透過させることのできる実物投影バックライトと
を備えた実物投影機。 - さらに本体を備え、前記光学エンジンと前記コントロール回路が前記本体中に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の実物投影機。
- 前記実物投影バックライトがエレクトロルミネセンス発光板であることを特徴とする請求項1に記載の実物投影機。
- さらに前記エレクトロルミネセンス発光板の発光を駆動するドライバを備え、該ドライバが前記コントロール回路内に統合できることを特徴とする請求項3に記載の実物投影機。
- 前記実物投影バックライトが発光素子と導光板の結合体であることを特徴とする請求項1に記載の実物投影機。
- 前記実物投影バックライトは平面光源であり、なおかつ湾曲面の光源であってもよいことを特徴とする請求項1に記載の実物投影機。
- 前記実物投影バックライトに加え、前記映像撮影装置部に取り付けられたもう1つの照明であるフロントライトを含むことを特徴とする請求項1に記載の実物投影機。
- 前記コントロール回路が、前記実物投影バックライトと前記光学エンジン内の投影用光源のそれぞれの照度を管理できることを特徴とする請求項1に記載の実物投影機。
- 前記本体に、前記実物投影バックライトを収納できる収納スペースがあることを特徴とする請求項2に記載の実物投影機。
- 前記被投影物が立体物または書類であることを特徴とする請求項1に記載の実物投影機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008046U JP3117270U (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | パノラマ光源を有する実物投影機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005008046U JP3117270U (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | パノラマ光源を有する実物投影機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3117270U true JP3117270U (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=43467607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005008046U Expired - Fee Related JP3117270U (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | パノラマ光源を有する実物投影機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3117270U (ja) |
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2005
- 2005-09-30 JP JP2005008046U patent/JP3117270U/ja not_active Expired - Fee Related
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