JP3117249U - ブロック体 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内や屋外の壁面に取り付けられることでレンガ調の装飾性を壁面に発揮させることができると同時に、衝突物に対して傷を付けることがなく、また衝撃を十分に吸収することができるブロック体の提供を課題とする。
【解決手段】軟質発泡樹脂からなり、全体に色彩が施されると共に上面11にはレンガ調の微細な凹凸模様Dが構成され、矩形状の底面21をもって室内や屋外の壁面に取り付けることで壁面に衝撃吸収性と装飾性とを付与するブロック体である。
【選択図】 図1

Description

本考案はブロック体に関し、詳しくは、室内や屋外の壁面に取り付けられて、衝撃吸収性を発揮することで、衝突しても傷等がつかないようにすることができる装飾性のブロック体に関する。
レンガに似せたブロックやタイル等の資材、即ちレンガ調の資材として、ガーデニング等の屋外で使用するものや室内装飾に使用する軽量の資材が提供されている(特許文献1)。
これらのレンガ調のブロックやタイルは、外観をレンガのような風合にすることができるのに加えて、プラスチックやその他の軽量資材により軽量に作られていることから、取り扱いが容易で、使いやすいという利点がある。このため、従来は室内や屋外の壁面等に本物のレンガに代えてレンガ調の装飾を施すのに使用されていた。
特開2005−132689号公報
ところが上記特許文献1に記載の建築用タイルや、その他の従来のレンガ調軽量資材は、何れも硬質材で構成されており、その結果、これらの軽量硬質タイルないしブロックを、例えば自動車の車庫の壁面に使用した場合には、装飾性を向上させることができるものの、自動車のドア等が壁面に触れた際に、ドア表面に傷が付きやすいという問題を避けることができなかった。また例えば室内の壁面に使用した場合には、装飾性を向上させることができる一方、子供等の頭が当たった場合に衝撃緩和の役割を果たすことができないという問題があった。
そこで本考案は上記従来の問題を解消し、室内や屋外の壁面に取り付けられることでレンガ調の装飾性を壁面に発揮させることができると同時に、衝突物に対して傷を付けることがなく、また衝撃を十分に吸収することができるブロック体の提供を課題とする。
上記課題を達成するため、本考案のブロック体は、軟質発泡樹脂からなり、全体に色彩が施されると共に上面にはレンガ調の微細な凹凸模様が構成され、矩形状の底面をもって室内や屋外の壁面に取り付けることで壁面に衝撃吸収性と装飾性とを付与するブロック体であることを第1の特徴としている。
また本考案のブロック体は、上記第1の特徴に加えて、底面の面積に対して上面の面積が少し小さくなるように構成してあることを第2の特徴としている。
また本考案のブロック体は、上記第1又は第2の特徴に加えて、軟質発泡樹脂が発泡ポリエチレン樹脂からなることを第3の特徴としている。
請求項1に記載のブロック体によれば、矩形状の底面をもって室内や屋外の壁面に、両面テープや接着剤により簡単に貼り付けて、ブロック体を取り付けることができる。これによってブロック体の上面が新たな壁面となって、レンガ調の微細な凹凸模様による装飾性を付与することができる。勿論、ブロック体の底面は矩形状であるので、複数のブロック体を壁面に相互に隙間を生じることなく取り付けることが可能である。
そしてブロック体は軟質発泡樹脂からなるので、該ブロック体に物等が触れたり、衝突したりしても、その物等に傷が付くのを防止することができ、またその物等に対する衝撃を十分に緩和することができる。
請求項2に記載のブロック体によれば、上記請求項1に記載の構成による効果に加えて、ブロック体の底面の面積に対して上面の面積が少し小さくなるように構成しているので、ブロック体を壁面に相互に接触させて緻密に取り付ける場合においても、面積の小さい上面側を手で持ちやすく、よって既に取り付けられているブロック体の隙間へも容易に、確実に取り付けを行うことができる。またブロック体の上面の面積を底面の面積に対して少し小さくなるようにしているので、ブロック体を壁面に緻密に配列して取り付けた場合においても、ブロック体の上面においては、隣接するブロック体の上面との間に一定の間隙線からなる線模様を容易に且つ正確な間隙線として構成することが可能となる。
請求項3に記載のブロック体によれば、上記請求項1又は2に記載の構成による効果に加えて、軟質発泡樹脂が発泡ポリエチレン樹脂からなることにより、ブロック体が十分に弾力性を有して、そのクッション性を十分に発揮し、接触し或いは衝突してくるものに対して傷を付けるのを確実に防止し、また衝撃を十分に低減することができる。
以下の図面を参照して本考案の実施形態を更に詳細に説明し、本考案の理解に供する。しかし以下の説明は本考案の具体例であって、実用新案登録請求の範囲に記載の内容を減縮するものではない。
図1は本考案の実施形態に係るブロック体の斜視図、図2はブロック体の正面図、図3はブロック体の平面図、図4はブロック体を壁面に並べて取り付けた状態を示す図、図5は図の4のA−A断面図、図6はブロック体の製造を説明する図である。
図1〜図5を参照して、本考案のブロック体1は軟質発泡樹脂からなり、ブロック体1の全体に色彩が施されている。そしてブロック体1の少なくとも上面11にはレンガ調の微細な凹凸模様Dが構成されている。
一方、ブロック体1の矩形状の底面21によって、室内や屋外の壁面Wに取り付けられる。この取り付けは、例えば接着剤や両面接着テープを用いて行うことができる。壁面Wに取り付けられたブロック体1は、前記軟質発泡樹脂による衝撃吸収性と、前記色彩及レンガ調の微細な凹凸模様による装飾性を壁面Wに付与する。
前記ブロック体1の上面11は底面21に対して、略相似形とし、且つ面積が少し小さくなるように構成している。上面11の面積を底面21の面積よりも少し小さくなるようにすることで、ブロック体1を壁面Wに密に取り付ける際に、上面11側の周囲に多少の隙間S(図5参照)が生じるので、手が邪魔になりにくい。またブロック体1を密に並べて取り付けた場合に、前記隙間Sの連続による格子模様Lを自然に構成することができる。
前記軟質発泡樹脂は、例えば発泡ポリエチレンとすることができる。発泡ポリエチレンは軟質であることから、該発泡ポリエチレンからなるブロック体1に何か物体が当たった場合に、その物体の表面に傷を付けることがない。従ってブロック体1を駐車ガレージの壁面に取り付けて用いることで、ガレージの装飾性を向上させることは元より、自動車のドア等が誤って壁面に当たっても、ドア等の車体に擦り傷が付いたり、凹んだりすることを避けることができる。
またブロック体1自らが凹むことで、物体に対する衝撃を吸収する。従ってブロック体1を室内の壁に取り付けて用いた場合に、子供等が頭をぶつけても怪我をするといった問題を回避することができる。
そして発泡ポリエチレンからなるブロック体1は、適当な弾力性も有することから、一旦凹んでも、ある程度は元の形状に復帰することができるので、長期間の使用にも耐えることができる。また物に当たってもブロック体1の表面がボロボロと落ちたりすることがない。
勿論、ブロック体1の上面11には微細な凹凸模様を施してあるので、多少の傷や凹みが衝突によって生じても、それが目立つことがない。
なお当然であるが、発泡により軽量化されており、取り扱いが容易である。
軟質発泡樹脂は、発泡ポリエチレンの他、軟質で衝撃吸収性のある発泡樹脂を使用することが可能である。本考案はこのような場合もその範囲に含むものである。
ブロック体1の形状は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、縦、横の寸法に比べて厚みが小さくしてなる矩形状の板として構成している。
前記矩形状の板からなるブロック体1は、より詳細には、上部10と基礎部20とからなる。
基礎部20は扁平な直方体形状としている。しかし必要に応じて側壁22に厚み方向の若干のテーパをつけ、断面が扁平な台形形状のものとしてもよい。基礎部20の底面21は凹凸のない平滑面とし、壁面Wへの接着が良好に行えるようにしている。底面21には必要に応じて接着剤が剥離紙と共に施されたものとしてもよい。また底面21は最初から接着剤を施したものとせず、既述したように、実際の壁面Wへの取り付けに際して接着剤を塗布し或いは両面接着テープを用いて取り付けるようにしてもよい。
前記ブロック体1の上部10は、壁面Wに取り付けられた状態で人目にさらされる新たな表面となる部分である。側壁12は厚み方向にテーパがつけられており、断面が扁平な台形形状にされている。
上部10の側壁12は、基礎部20の上面外周線から内側へ小さな寸法の段部23が構成され、その内側の位置からから傾斜して立ち上がっており、前記基礎部20の厚みよりも少し小さい厚みを構成している。
上部10の上面11は、ブロック体1の上面でもあるが、既述したように表面にレンガ調の微細な凹凸模様Dが施されている。また前記傾斜した側壁12にもレンガ調の微細な凹凸模様Dが施されている。その結果、ブロック体1が壁面Wに取り付けられて構成される新たな壁面がレンガ作り調となる。
ブロック体1の壁面Wへの取り付けは、図4に示すように、ブロック体1同士を密に並べて取り付ける他、ブロック体1による模様を壁面Wに構成する如く、適当に分散させて取り付けるようにしてもよい。密に並べて取り付ける場合には、ブロック体1の上部10が側壁12の傾斜をもって基礎部20よりもその面積が小さくなされているので、隣接するブロック体1の上部10との間に多少の隙間Sが生じることから、ブロック体1の取り付けが容易となる。またブロック体1を密に並べて取り付けた場合に、既述したように隙間Sの連続による格子模様Lを自動的に構成することができる。
ブロック体1の製造は、例えば図6に示すような工程で行うことができる。先ず色彩を付けた発泡ポリエチレンからなるシート状ブロックB1を用意し、次にこのブロックB1を加熱機Hにより150℃程度に加熱することで、成型がしやすい状態にする。この加熱状態のシート状ブロックB1をコールドプレス機Pの金型Mにセットして冷却しながら成型と裁断を行う。前記コールドプレス機の金型Mには前記シート状ブロックB1から準完成品である小ブロックB2を得るための一対の雄型と雌型を予め構成しておく。
前記コールドプレス機Pによって得られた小ブロックB2は外形的にはブロック体1と同じである。これに仕上げ作業として、ブラシかけ等による艶消し作業を行い、レンガ調の自然な風合いを持つブロック体1を完成させる。
室内、屋外の壁面に取り付けて、レンガ調の装飾を付加し、併せて壁面に接触し或いは衝突するものに対して、擦り傷が付いたり、凹んだりするのを防止し、また衝撃を吸収して打撲を受けるのを防止するのに役立てることができる。
本考案の実施形態に係るブロック体の斜視図である。 本考案の実施形態に係るブロック体の正面図である。 本考案の実施形態に係るブロック体の平面図である。 本考案の実施形態に係るブロック体を壁面に並べて取り付けた状態を示す図である。 図の4のA−A断面図である。 本考案の実施形態に係るブロック体の製造を説明する図である。
符号の説明
1 ブロック体
10 上部
11 上面
12 側壁
20 基礎部
21 底面
22 側壁
23 段部
B1 シート状ブロック
B2 小ブロック
D 凹凸模様
H 加熱機
L 格子模様
M 金型
P コールドプレス機
S 隙間
W 壁面

Claims (3)

  1. 軟質発泡樹脂からなり、全体に色彩が施されると共に上面にはレンガ調の微細な凹凸模様が構成され、矩形状の底面をもって室内や屋外の壁面に取り付けることで壁面に衝撃吸収性と装飾性とを付与することを特徴とするブロック体。
  2. 底面の面積に対して上面の面積が少し小さくなるように構成してあることを特徴とする請求項1に記載のブロック体。
  3. 軟質発泡樹脂が発泡ポリエチレン樹脂からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のブロック体。
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