JP3116949U - 構成部材をスライド可能に固定するためのエレメント - Google Patents
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Abstract
自動車構造におけるボディエレメントをスライド可能に固定するためのポリマー材料から成る装置であって、該装置が、ほぼ方形の開口(4)を備えた平面領域(3)と、該平面領域の下側に組み込まれた環状領域とから成っており、該環状領域が、係止エレメント及びガイドエレメント、並びにポリマーのボディエレメントと対応して係合している少なくとも2つのばねエレメント(1)を有している。
Description
【技術分野】
【0001】
本考案は、構成部材をスライド可能に固定するためのエレメントに関する。
【0002】
プラスチック製の自動車ボディエレメントを固定するためには、鋼製の自動車ボディエレメントと比較してより大きな縦方向膨張に基づき、特別な固定エレメント若しくは複数の特別な固定エレメントのコンビネーションが必要とされる。
【0003】
例えばプラスチックフェンダを見ると、所要の寸法精度と、ドア及びフードの開閉機能とを保証するためには、とりわけドアへの移行部の領域では固定式の固定部が必要とされており、エンジンフードへの移行部及びフロントエンドの領域ではスライド可能な固定エレメントが必要とされている。
【0004】
車両に組み込む場合、スライド可能な固定部ではまさに、構成部材を正確に公称位置に組み込むということが重要である。例えば温度変化によって後で構成部材の位置が変化した場合、構成部材と固定エレメントとの間に設けられた運動スペースも実際に存在している必要がある。公称位置外の組込みは、構成部材の規定された運動の自由を相応に制限することになる。
【0005】
このためには、従来技術における多数の構造的な解決手段が知られている。
【0006】
例えばヨーロッパ特許第0799758号明細書には、ねじ締結前にスライドエレメントを公称位置にもたらす一体成形された板ばねを備えたプラスチック製の固定エレメントの構成が記載されている。
【0007】
米国特許第5098765号明細書に記載のプラスチックエレメントは、スライド可能な固定部を可能にする。このプラスチックエレメントは、公称位置を調節するために片側にピンを有しており、このピンは、固定しようとする構成部材の組込み時に、該構成部材に接触する。当該ピンは、前方領域において、例えば固定しようとする構成部材の熱膨張によって力負荷がかかると屈曲するように細く構成されている。これにより、固定しようとする構成部材の運動のための構成スペースがあけられている。
【0008】
プラスチックエレメントに対して選択的に、プラスチックに適したねじ締結のために金属のシムも使用される。これらのシムは、中心に一体成形されたフランジを備えた開口を有するプレートから成っている。この場合、フランジの深さは、固定ポイントに固定しようとする構成部材の材料厚さよりもわずかに大きい。
【0009】
但し、これらの公知の解決手段では、公称位置における固定エレメントの位置固定が不十分である、即ち、組込みに際して、小さな不本意な力が作用した場合に、既にねじ締結が公称位置外で行われる。しかし、規定されたこの公称位置は必ず保持する必要があり、更に、X方向及びY方向での組込み誤差を考慮しなければならない。このことは、従来技術に基づくプラスチックの解決手段では、制限されてしか可能でない。
【0010】
更に不都合なのは、汎用のプラスチックエレメントが比較的大きな構成スペースを必要とし且つ製作にコストがかかるという点である。金属のシムの場合、構成部材に当該シムを固定する構成は、固定状態において同時に構成部材がスライド可能であるというオプションが困難であり、更に、大きな組込み手間が生じる。
【0011】
従って本考案の課題は、所要の組込み誤差を保持すると同時に、なるべく小さな構成スペースを必要とし、組込み中の公称位置の保持を保証し、自動車ボディエレメントの簡単な組込みを可能にし、固定しようとする自動車ボディが熱膨張時に固定エレメント内でスライドできるということを可能にし、防食性且つ廉価に製作可能な固定エレメントを供給することである。
【0012】
本考案により、この課題は請求項1の特徴部に記載の構成を有する、射出成形法で製作されるプラスチック製の固定エレメントによって解決された。
【0013】
本考案の利点は、特に金属のシム若しくは従来のプラスチックエレメントとの比較における製作コストの削減、金属のシムとの比較における組込み手間の削減、公称位置規定のより高度な正確性、X方向及びY方向におけるより大きな組込み誤差の実現化、既存のプラスチック構成との比較において小さな構成スペースを実現できる可能性、より大きな肉厚を有する構成部材を組み込める可能性及び金属のシムと比較してより大きなスライド距離に関する可能性という点にある。
【0014】
以下に、本考案による固定エレメントの1実施例において、乗用車における前方プラスチックフェンダの固定を図面につき詳しく説明する。
【0015】
図1に示した固定エレメントは、フェンダの組込み用切欠きに突入係止するまでZ方向で押し込まれるので、やや楔状に形成された係止エレメントによって生ぜしめられるアンダカットが、固定エレメントをフェンダの組込み用切欠きに保持する。
【0016】
この実施例では、係止エレメントは同時にY方向のフェンダの運動を大体において防止するガイドエレメントとしても働く。構造的な要求に応じて、係止エレメントとガイドエレメントとは互いに別個に構成されてもよい。固定エレメントは、2つのばねエレメントがその真ん中の楔形の凹部を以て、フェンダの組込み用切欠きに一体成形された、楔形の2つの対応する凸部に係合し、これにより、公称位置の正確な保持を保証するまで、組込み用切欠き内でX方向にずらされる。次いで、カラー付きねじが、固定エレメントの平面部分の開口を介して差し込まれ、金属のボディ構造にねじ込まれ且つトルクレンチによって締め付けられる。今やフェンダはボディに不動に固定されているが、熱膨張に基づくX方向でのシフトは依然として可能である。
【0017】
材料面では、固定エレメントはやはり高い強度及び靱性を有する材料から成っている。フェンダのラッカ塗装温度が140℃(オンラインラッカ塗装)〜190℃(電気泳動塗装(KTL))の場合は、特にポリアミド、ポリエステル及びこれらをベースにした混合物が考慮される。一般に充填材、特にグラスファイバの添加が行われ、付加的に滑剤、特にPTFE、MoS2、UHMW−PE又は白亜を使用することが可能である。最高約100℃の温度による「オフラインラッカ塗装」については一般にPOMが材料に選ばれ、場合によってはやはり充填材及び/又は滑剤も添加される。
【0018】
図1には本考案の第1実施例が示されている。
【0019】
この場合、10は固定エレメントを上から見た図であり、9は斜め下から見た立体図であり、8は下から見た図であり、10aは自動車ボディ部分の平面図である。10は、カラー付きねじのためのねじ支持面として20mmの板直径を備えて設計された平面領域3と、この平面領域3内の開口4とを示しており、この開口4は、2つの3次元方向で組込み誤差の補償を可能にする。8及び9において良好に認識可能な、下側に組み込まれた環状領域6は、互いに対向位置する2つのばねエレメント1を有しており、これらのばねエレメント1は、それぞれ真ん中に取り付けられた楔形の凹部1aを有している。この楔形の凹部1aには、固定エレメントの組込みに際して、固定しようとする構成部材13の組込み用切欠き12の領域に一体成形された凸部11が係合し、これにより、公称位置の保持が保証されている。
【0020】
フェンダ13の組込み用切欠き12におけるガイド及び組込み時の紛失に対する位置固定は、やや楔状に形成された、組み合わされたガイド・係止エレメント2によって得られ、このガイド・係止エレメント2は、組込み方向に関してアンダカットを形成し、これにより、固定しようとする構成部材における固定エレメントの確実な保持を保証する。
【0021】
図2には、本考案の第2実施例が示されている。
【0022】
21は、平面領域31と、カラー付きねじを収容するための開口32とを備えた固定エレメントを上から見た図である。更に、平面領域31は2つの切欠き33を有しており、これらの切欠き33は、内側に一体成形された、平面領域上に垂直方向で直立するフランジをフレキシブルに保持するために役立つ。
【0023】
22は固定エレメントを斜め下から見た立体図であり、23は自動車ボディ部分の平面図である。固定しようとする構成部材39の組込み用切欠き38における固定エレメントのガイドはガイドエレメント34によって行われ、そこで固定エレメントは、Z方向で係止機能を働かせるばねエレメント35によって保持される。これらのばねエレメント35は同時に凸部36を有しており、この凸部36自体は組込み用切欠き38の凹部37に係合して、これにより、自動車ボディエレメントの組込みに際する公称位置の正確な保持を保証する。
【0024】
図示して説明した前記実施例は、本考案を成すための単なる例に過ぎない。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】10は第1実施例の固定エレメントを上から見た図であり、9は斜め下から見た立体図であり、8は下から見た図であり、10aは自動車ボディ部分の平面図である。
【0026】
【図2】21は第2実施例の固定エレメントを上から見た図であり、22は斜め下から見た立体図であり、23は自動車ボディ部分の平面図である。
【符号の説明】
【0027】
1,35 ばねエレメント、 1a,37 凹部、 2 係止エレメント、 3,31 平面領域、 4,32 開口、 6 環状領域、 11,36 凸部、 12,38 組込み用切欠き、 13,39 構成部材、 33 切欠き、 34 ガイドエレメント
【0001】
本考案は、構成部材をスライド可能に固定するためのエレメントに関する。
【0002】
プラスチック製の自動車ボディエレメントを固定するためには、鋼製の自動車ボディエレメントと比較してより大きな縦方向膨張に基づき、特別な固定エレメント若しくは複数の特別な固定エレメントのコンビネーションが必要とされる。
【0003】
例えばプラスチックフェンダを見ると、所要の寸法精度と、ドア及びフードの開閉機能とを保証するためには、とりわけドアへの移行部の領域では固定式の固定部が必要とされており、エンジンフードへの移行部及びフロントエンドの領域ではスライド可能な固定エレメントが必要とされている。
【0004】
車両に組み込む場合、スライド可能な固定部ではまさに、構成部材を正確に公称位置に組み込むということが重要である。例えば温度変化によって後で構成部材の位置が変化した場合、構成部材と固定エレメントとの間に設けられた運動スペースも実際に存在している必要がある。公称位置外の組込みは、構成部材の規定された運動の自由を相応に制限することになる。
【0005】
このためには、従来技術における多数の構造的な解決手段が知られている。
【0006】
例えばヨーロッパ特許第0799758号明細書には、ねじ締結前にスライドエレメントを公称位置にもたらす一体成形された板ばねを備えたプラスチック製の固定エレメントの構成が記載されている。
【0007】
米国特許第5098765号明細書に記載のプラスチックエレメントは、スライド可能な固定部を可能にする。このプラスチックエレメントは、公称位置を調節するために片側にピンを有しており、このピンは、固定しようとする構成部材の組込み時に、該構成部材に接触する。当該ピンは、前方領域において、例えば固定しようとする構成部材の熱膨張によって力負荷がかかると屈曲するように細く構成されている。これにより、固定しようとする構成部材の運動のための構成スペースがあけられている。
【0008】
プラスチックエレメントに対して選択的に、プラスチックに適したねじ締結のために金属のシムも使用される。これらのシムは、中心に一体成形されたフランジを備えた開口を有するプレートから成っている。この場合、フランジの深さは、固定ポイントに固定しようとする構成部材の材料厚さよりもわずかに大きい。
【0009】
但し、これらの公知の解決手段では、公称位置における固定エレメントの位置固定が不十分である、即ち、組込みに際して、小さな不本意な力が作用した場合に、既にねじ締結が公称位置外で行われる。しかし、規定されたこの公称位置は必ず保持する必要があり、更に、X方向及びY方向での組込み誤差を考慮しなければならない。このことは、従来技術に基づくプラスチックの解決手段では、制限されてしか可能でない。
【0010】
更に不都合なのは、汎用のプラスチックエレメントが比較的大きな構成スペースを必要とし且つ製作にコストがかかるという点である。金属のシムの場合、構成部材に当該シムを固定する構成は、固定状態において同時に構成部材がスライド可能であるというオプションが困難であり、更に、大きな組込み手間が生じる。
【0011】
従って本考案の課題は、所要の組込み誤差を保持すると同時に、なるべく小さな構成スペースを必要とし、組込み中の公称位置の保持を保証し、自動車ボディエレメントの簡単な組込みを可能にし、固定しようとする自動車ボディが熱膨張時に固定エレメント内でスライドできるということを可能にし、防食性且つ廉価に製作可能な固定エレメントを供給することである。
【0012】
本考案により、この課題は請求項1の特徴部に記載の構成を有する、射出成形法で製作されるプラスチック製の固定エレメントによって解決された。
【0013】
本考案の利点は、特に金属のシム若しくは従来のプラスチックエレメントとの比較における製作コストの削減、金属のシムとの比較における組込み手間の削減、公称位置規定のより高度な正確性、X方向及びY方向におけるより大きな組込み誤差の実現化、既存のプラスチック構成との比較において小さな構成スペースを実現できる可能性、より大きな肉厚を有する構成部材を組み込める可能性及び金属のシムと比較してより大きなスライド距離に関する可能性という点にある。
【0014】
以下に、本考案による固定エレメントの1実施例において、乗用車における前方プラスチックフェンダの固定を図面につき詳しく説明する。
【0015】
図1に示した固定エレメントは、フェンダの組込み用切欠きに突入係止するまでZ方向で押し込まれるので、やや楔状に形成された係止エレメントによって生ぜしめられるアンダカットが、固定エレメントをフェンダの組込み用切欠きに保持する。
【0016】
この実施例では、係止エレメントは同時にY方向のフェンダの運動を大体において防止するガイドエレメントとしても働く。構造的な要求に応じて、係止エレメントとガイドエレメントとは互いに別個に構成されてもよい。固定エレメントは、2つのばねエレメントがその真ん中の楔形の凹部を以て、フェンダの組込み用切欠きに一体成形された、楔形の2つの対応する凸部に係合し、これにより、公称位置の正確な保持を保証するまで、組込み用切欠き内でX方向にずらされる。次いで、カラー付きねじが、固定エレメントの平面部分の開口を介して差し込まれ、金属のボディ構造にねじ込まれ且つトルクレンチによって締め付けられる。今やフェンダはボディに不動に固定されているが、熱膨張に基づくX方向でのシフトは依然として可能である。
【0017】
材料面では、固定エレメントはやはり高い強度及び靱性を有する材料から成っている。フェンダのラッカ塗装温度が140℃(オンラインラッカ塗装)〜190℃(電気泳動塗装(KTL))の場合は、特にポリアミド、ポリエステル及びこれらをベースにした混合物が考慮される。一般に充填材、特にグラスファイバの添加が行われ、付加的に滑剤、特にPTFE、MoS2、UHMW−PE又は白亜を使用することが可能である。最高約100℃の温度による「オフラインラッカ塗装」については一般にPOMが材料に選ばれ、場合によってはやはり充填材及び/又は滑剤も添加される。
【0018】
図1には本考案の第1実施例が示されている。
【0019】
この場合、10は固定エレメントを上から見た図であり、9は斜め下から見た立体図であり、8は下から見た図であり、10aは自動車ボディ部分の平面図である。10は、カラー付きねじのためのねじ支持面として20mmの板直径を備えて設計された平面領域3と、この平面領域3内の開口4とを示しており、この開口4は、2つの3次元方向で組込み誤差の補償を可能にする。8及び9において良好に認識可能な、下側に組み込まれた環状領域6は、互いに対向位置する2つのばねエレメント1を有しており、これらのばねエレメント1は、それぞれ真ん中に取り付けられた楔形の凹部1aを有している。この楔形の凹部1aには、固定エレメントの組込みに際して、固定しようとする構成部材13の組込み用切欠き12の領域に一体成形された凸部11が係合し、これにより、公称位置の保持が保証されている。
【0020】
フェンダ13の組込み用切欠き12におけるガイド及び組込み時の紛失に対する位置固定は、やや楔状に形成された、組み合わされたガイド・係止エレメント2によって得られ、このガイド・係止エレメント2は、組込み方向に関してアンダカットを形成し、これにより、固定しようとする構成部材における固定エレメントの確実な保持を保証する。
【0021】
図2には、本考案の第2実施例が示されている。
【0022】
21は、平面領域31と、カラー付きねじを収容するための開口32とを備えた固定エレメントを上から見た図である。更に、平面領域31は2つの切欠き33を有しており、これらの切欠き33は、内側に一体成形された、平面領域上に垂直方向で直立するフランジをフレキシブルに保持するために役立つ。
【0023】
22は固定エレメントを斜め下から見た立体図であり、23は自動車ボディ部分の平面図である。固定しようとする構成部材39の組込み用切欠き38における固定エレメントのガイドはガイドエレメント34によって行われ、そこで固定エレメントは、Z方向で係止機能を働かせるばねエレメント35によって保持される。これらのばねエレメント35は同時に凸部36を有しており、この凸部36自体は組込み用切欠き38の凹部37に係合して、これにより、自動車ボディエレメントの組込みに際する公称位置の正確な保持を保証する。
【0024】
図示して説明した前記実施例は、本考案を成すための単なる例に過ぎない。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】10は第1実施例の固定エレメントを上から見た図であり、9は斜め下から見た立体図であり、8は下から見た図であり、10aは自動車ボディ部分の平面図である。
【0026】
【図2】21は第2実施例の固定エレメントを上から見た図であり、22は斜め下から見た立体図であり、23は自動車ボディ部分の平面図である。
【符号の説明】
【0027】
1,35 ばねエレメント、 1a,37 凹部、 2 係止エレメント、 3,31 平面領域、 4,32 開口、 6 環状領域、 11,36 凸部、 12,38 組込み用切欠き、 13,39 構成部材、 33 切欠き、 34 ガイドエレメント
Claims (6)
- 自動車構造におけるボディエレメントをスライド可能に固定するためのポリマー材料から成る装置であって、該装置が、
(■)ほぼ方形の開口を備えた平面領域と、
(■■)該平面領域の下側に組み込まれた環状領域とから成っており、該環状領域が、係止エレメント及びガイドエレメント、並びにポリマーのボディエレメントと対応して係合している少なくとも2つのばねエレメントを有していることを特徴とする、構成部材をスライド可能に固定するためのエレメント。 - ガイドエレメント及びばねエレメントが、ボディエレメントの組込み時の公称位置の保持を保証する、請求項1記載の装置。
- ばねエレメントがボディエレメントの熱的な縦方向膨張を可能にする、請求項1記載の装置。
- 係止エレメントが、ボディエレメントの組込み用切欠きにおける固定エレメントの保持を保証する、請求項1記載の装置。
- PA、PA混合物、PBT、PBT混合物又はPOMのグループからポリマー材料が選択されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
- ポリマー材料に充填材及び/又は滑剤が添加されている、請求項5記載の装置。
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PCT/EP2002/014401 WO2003051705A1 (de) | 2001-12-18 | 2002-12-17 | Elemente zur gleitfähigen befestigung von bauteilen |
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JP2003600058U Expired - Fee Related JP3116949U (ja) | 2001-12-18 | 2002-12-17 | 構成部材をスライド可能に固定するためのエレメント |
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