JP3116760U - レスキューシート - Google Patents

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Abstract

【課題】各種の事故現場や災害現場の広狭、曲直などの使用場所に制約されることなく、負傷者を迅速かつ安全に搬出できるようにするレスキューシートの提供。
【解決手段】略長方形状のシート2と、このシート2の長手方向に沿った左右縁部4,5に間隔をあけて設けられた複数の縣架用部材6と、シート2の前後両端部に、この前後両端部を長手方向に折り返してポケット状に形成した前後両端のストッパ部10、11とを備えている。
【選択図】図1

Description

本考案は、各種の事故現場や災害現場から負傷者を搬出するために使用されるレスキューシートの改良に関するものである。
従来、最もシンプルなものとして、略長方形シートの両側に担棒を固着した担架が周知である。
また、略長方形シートの両側所望箇所に把手用ベルトを配設し、該把手用ベルトを手で直接把持したり、担棒を介して把持するようにした担架も公知である(例えば、特許文献1参照)。
さらに、略長方形シートに負傷者等の身体固定用ベルトや、頭部カバー、足部カバー等を設けた担架も公知である(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−118121号公報 特許第3031852号公報
従来周知の略長方形シートの両側に担棒を固着した担架は、狭い場所や屈曲した路地等を通って負傷者を搬出する必要がある場合では、担棒が妨げとなって負傷者を搬出することができず、使用場所に制約されるという問題点があった。
また、特許文献1の担架は、上記問題点を克服できるが、搬送中に負傷者が滑落するという搬送中の安全性に問題点があった。
さらに、特許文献2の担架は、上記問題点を克服できるが、負傷者の頭と足の向きを担架の頭部カバー及び足部カバーの向きと一致させる必要があり、緊急時には却って問題となり、その上、負傷者の身体を固定ベルトで固定したり、頭部カバー及び足部カバー等を紐で結縛するなどの手間がかかり、一刻を争う救命救急活動において短時間に負傷者を搬出する場合には十分に対応し切れないという問題点があった。
本考案は、このような問題点を解決し得るレスキューシートを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案は次の手段を講じた。即ち、
略長方形状のシート2と、このシート2の長手方向に沿った左右縁部4,5に間隔をあけて設けられた複数の縣架用部材6と、シート2の前後両端部に、この前後両端部を長手方向に折り返してポケット状に形成した前後両端のストッパ部10、11とを備えている。
これによって、狭い場所や屈曲した路地等を通って負傷者を搬出する必要がある場合では、担棒を用いることなく、シート2の左右縁部4,5の複数の縣架用部材6を手で直接把持して搬出することができ、担棒が使用できる場所では、担棒を使用して搬出することができ、使用場所に制約されることがない。
しかも、シート2の前後両端部にストッパ10,11が設けてあるため、搬送中に負傷者がズレ落ちることを防止することができ、搬送中の安全性も確保できる。
さらに、シート2の前後両端部にストッパ10,11は、対称的に形成されているため、現場の負傷者の頭足の向きに関係なくシート2上に載置して搬出することができ、かつ、前記ストッパ部10,11は、シート2の前後両端部を長手方向に折り返してポケット状に形成してあるため、シート2上に載せた負傷者を紐等で固定する手間もかからず、一刻を争う救命救急活動において迅速かつ安全に負傷者を搬出することができる。
前記縣架用部材6が、担棒を挿脱可能な筒部7と、この筒部7をシート2に取り付ける取付用片9とを有している。
これによって、縣架用部材6の作製が容易となると共に、シート2への取付も簡単に行えるようになる。
前記取付用片9のシート2への取り付け位置に、把持孔12が、シート2と取付用片9とを貫通して形成されている。
これによって、筒部7を担棒が挿通できる程度まで小径化して、シート2から側方への突出量を少なくし、折り畳み収納時の省スペース化が図れると共に、担棒を用いて前後で支える通常の搬送と、担棒を装着したまま把持孔12に手を差し込んで負傷者を搬送する手持ち搬送とを随時切り替えつつ搬送作業ができ、担架の移し替え等をしなくとも搬送経路の足場の善し悪しに合わせた搬送が可能となる。
前記シート2は合成繊維の布地で構成され、その表面に撥水コーティングが施されている。
これによって、合成繊維の布地のもつ通気性により、負傷者の熱や汗を逃がして快適に搬送することが可能となり、撥水コーティングが施されているので、負傷者の血液などによる汚れも落としやすくなる。
前記把持孔12が、シート2の四隅近傍に設けられると共に、前記左右縁部4,5の中途位置に少なくとも1箇所以上設けられる。
これによって、シート2の前後方向全長に亘って負傷者を水平に保ったまま搬送が可能となり、また搬送者の人数や体格差に応じた搬送が可能となる。
本考案により、各種の事故現場や災害現場の広狭、曲直などの使用場所に制約されることなく、負傷者を迅速かつ安全に搬出することができる。
以下、本考案のレスキューシート1を図面に基づき説明する。
本考案のレスキューシート1は、警察署、交番、消防署、自衛隊駐屯地、山小屋、列車、船舶、救難車両、救難ヘリ、公共施設、一般家庭あるいは自家用車等に常備しておき、各種の事故現場や災害現場、例えば、交通事故現場、山岳救助現場、ビル倒壊現場、列車事故現場、海難事故現場等の足場の悪い被災現場に、折り畳んで携行して担架として負傷者を搬送したり、さらにアウトドアやレジャーにおいてハンモックやレジャーマットとしても利用したりする多目的シートである。
図1〜3に示すように、第1実施形態のレスキューシート1は、略長方形状に裁断して形成されるシート2と、このシート2の長手方向に沿った左右縁部4,5に間隔をあけて複数設けられる縣架用部材6と、シート2の前後縁部側に設けられるストッパー10、11とを有している。
図1及び2に示されるように、前記シート2は、負傷者が横臥できるサイズ、例えば、幅600〜1200mm、長さ1800mm〜2200mmの略長方形状に合成繊維の布地を裁断して形成される。この合成繊維の布地は編布、織布、撚り布、網布あるいは不織布のいずれでも良いが、通気性と強度に優れる編布または織布を用いるのが好ましい。
前記合成繊維には、レーヨンなどのビスコース繊維、トリアセテートなどのアセテート繊維、ビニロン繊維、アラミドなどのナイロン繊維、ポリ塩化ビニリデン系合成繊維、ポリ塩化ビニル系合成繊維、ポリエステル系合成繊維、ポリアクリロニトリル系合成繊維、ポリエチレン系合成繊維、ポリプロピレン系合成繊維、ポリウレタン系合成繊維、ポリクラール系合成繊維、ガラス繊維、炭素繊維などを単独または複合して用いることができる。これらの中でも好ましくは引張強度に優れるナイロン繊維、ポリウレタン系合成繊維、またはガラス繊維を用いるのが良い。
図3に示されるように、前記縣架用部材6は、前記合成繊維で成る帯材の長手方向両端を揃えて折り返し、折り目側以外を積層状態に貼り合わせて形成される。この縣架用部材6の折り目側は、帯材が互いに貼り合わされていないので、筒状に広げられる筒部7を形成している。この筒部7は担棒を挿し込んで、担棒を支持可能になっている。一方、縣架用部材6の折り目の反対側は、帯材が互いに貼り合わされて、貼合により破断強度等が向上された取付用片9となっている。この取付用片9はシート2の縁部4、5の下面側に面接されて接合されており、縣架用部材6をシート2に接合(取り付け)するのに用いられている。
前記縣架用部材6は、左右縁部4、5のそれぞれの側の縣架用部材6の筒部7が、縁部4、5に沿った同一線上に揃って開口するようにシート2に取り付けられ、左右縁部4、5のそれぞれの側の縣架用部材6を全て連通して担棒を挿通可能となっている。
前記取付用片9の貼り付けには、縫着、接着、鋲着等の公知の手段を用いることができるが、縫着を用いる場合は取付用片9の縁部に沿って四角形状に縫着すると共に、取付用片9の対角線に沿って補強用の縫着を行うのが良く、これによってどの方向から力が作用しても取付用片9がシート2より剥がれ難くなる。
前記筒部7は、担棒を挿通可能な程度の開口径と手に握り込める程度の長さであれば特に限定されないが、好ましくは長手方向に50〜200mmの長さと、80〜200mmの開口径とするのが良い。これにより、担棒を支障なく差し込んで搬送できると共に、搬送者が手で筒部7を握り込んで搬送することができるようになる。
前記担棒は、筒部7に挿通可能な径と、シート2より長い棒状であれば、木製、合成樹脂製、金属製、あるいはその複合材料製であっても良い。特に、担棒を備え付けとして用いる場合は、樫やグラスファイバーチューブ等が好ましい。また、被災現場において担棒の代替品を調達する場合は、青竹のような軽量且つ高強度な代替棒材を用いるのが好ましい。さらに、筒部7との滑りを防止するために、筒部7の内周面に凹凸加工、溝付け加工などの物理的加工やゴム貼り等の表面加工を行うのが好ましい。
前記ストッパー部10は、シート2の左右接合部13,14と前折返部15とでシート2に接合され、後方に開口したポケット状に形成され、負傷者の頭部を包み込むように押さえて、負傷者が前方に移動するのを規制している。
一方、前記ストッパー部11は、シート2の左右接合部13,14と後折返部16とでシート2に接合され、前方に開口したポケット状に形成され、負傷者の足部を包み込むように押さえて、負傷者が後方に移動するのを規制している。
前記左右接合部13,14は、シート2の前後先端を長手方向に沿って折り返し、折り返し部の左右縁部をシート2の左右縁部に合わせて接合して形成されている。この左右接合部13,14の接合には、接着手段、鋲着手段等の接合手段も可能であるが、接合強度が強い縫着手段が好ましい。
前記前後折返部15、16は、シート2の前後先端を長手方向に沿って、折り返された部分の左右縁部がシート2の左右縁部に合うように折り返して形成される折り目部分である。前後折返部15、16は、折り返しにより前記合成繊維に負荷がかかりやすいので、折り目に沿って補強縫いを行うのが好ましく、補強縫いにより折り癖がつけば折り畳むのも容易となり、利便性が向上する。
前記ストッパー部10、11の折り返し長さは、負傷者の前後方向移動を規制できれば特に限定されないが、好ましくは100〜300mmとするのがよい。折り返し長さを300mm未満とすることで、負傷者の頭部や足部が発汗等で蒸れずに、負傷者に息苦しい思いをさせることが無く搬送できる。また、折り返し長さを100mmより大きくすることで、負傷者の前後方向移動を十分に規制できるようになる。
前記ストッパー部10、11をシート2を折り返して形成することで、手間とコストとをかけずにストッパー部10、11を形成できる。また、前記ストッパー部10、11のポケット状になった部分の中に負傷者の頭部または足部を挿入するのみで、前記ストッパー部10、11が負傷者の頭部または足部を覆うように押さえて固定し、紐やベルト等を用いた固定作業が不要となって負傷者のレスキューシート1への載置作業や固定作業の効率化が図れる。なお、負傷者の負傷箇所や負傷程度によっては、ストッパー部10、11の固定では不十分な場合もあるため、ストッパー部10、11の固定に加えて紐やベルト等による固定を併用しても良い。
前記ストッパー部10、11はシート2の前後端部のいずれか一方に設けてあればよいが、このましくは両端部に設けるのが良い。また、両端部に設ける場合は折り返し長さ等もほぼ同じようにして、対称に設けるのが好ましい。このようにすることで、ストッパー部10、11が負傷者の頭部及び足部のいずれも固定できるようになり、頭足の方向に関係なく負傷者を載せることができるので、負傷者の搬出作業が効率的かつ簡便に行えて、一刻を争う救命救急活動において迅速かつ安全な搬出作業を行うことが可能となる。
前記シート2は、引張強度が450kg/cm2以上となるように前記合成繊維の糸の太さや織り方等を選ぶのが望ましい。シート2の引張強度を450kg/cm2以上とすることで、負傷者を載せて搬送時に不測の力が作用しても、シート2が破断等する恐れがなくなるからである。
前記シート2の負傷者が載る表面と反対側の裏面には、撥水コーティングが施されるのが好ましい。この撥水コーティングには、テフロン(登録商標)樹脂、シリコン樹脂、ジルコニウム塩などを用いた通気性防水加工を用いるのが良く、これによって搬送中の負傷者が発汗等により蒸れて不快な思いをすることもなくなり、また負傷者の血液等の汚れがレスキューシート1に付着してもこれを落としやすくなる。
レスキューシート1の使用方法は、通常の平坦な搬送経路による場合は、前記筒部7に挿通するに適した径の担棒を使用し、この担棒を筒部7に挿通し、負傷者が載せられたシート2を搬送者が前後で2本の担棒で支えながら搬送する。
一方、ビルの倒壊現場や列車事故現場のような被災現場では、被災現場付近のみが足場が悪く、その周囲は平坦であるが負傷者が倒れている場所は狭く、また屈曲した路地になっている場合が多く、このような被災現場には長尺な担棒は持ち込みが困難な場合も多い。このような場合は、レスキューシート1を折り畳んで被災現場に携行し、負傷者を載せた後、安全な場所まで筒部7を搬送者が手で持って負傷者を一旦運び、次に担棒を筒部7に挿通して2本の担棒で支えながら搬送する。
さらに、撥水コーティング面を下に向けてレジャーマットとして利用すると、浜辺等の湿気の多い地面に敷くことができ、(通気性に優れるので汗で蒸れる心配がないので)座り心地の良いレジャーマットとして活用可能である。また、筒部7にロープを挿通して樹木間に架け渡せば、快適な通気性を活かして汗を逃がせるので、快適なハンモックとしても活用可能である。
第2実施形態のレスキューシート1は、取付用片9のシート2への貼り付け位置に、取付用片9とシート2とを連通する把持孔12が設けられており、縣架用部材6の筒部7は第1実施形態に比べて小さい開口径であり且つ長手方向に長く形成されている。
前記把持孔12は、搬送者が手を差し込んでシート2を突っ張り状態で支えれるように長孔形状に穿孔されており、搬送者が手を差し込めるサイズであれば、形状等は特に限定されない。しかし、把持孔12は、好ましくは幅(シート2の幅方向と同じ方向の長さ)で30〜80mm、長さ(シート2の長手方向と同じ方向の長さ)で90〜180mmとするのが良い。把持孔12を大きくし過ぎるとシート2が破断する恐れがあり、小さくし過ぎるとかえって搬送に不便であるからである。
前記把持孔12は、取付用片9のシート2への取り付け位置の略中央部に、取付用片9より小さく開口して設けるのが好ましい。取付用片9のシート2への取り付け(貼り付け)位置は、取付用片9がシート2に貼り付けられてシート厚みが増しており、破断強度等が他のシート2部分より向上している。よって、把持孔12の穿孔によりシート2や取付用片9が破断する可能性が低いからである。
前記筒部7は、径が50〜100mmと第1実施形態より小さい開口径で、長さが100〜250mmと第1実施形態より長手方向に長く形成されている。これにより、山岳事故現場のように筒部7の径に合わせた担棒を持ち込みにくい被災現場において、青竹や木ぎれのような代用品を担棒として用いる場合にも、担棒の径は筒部7の径に近いので、担棒が筒部7より抜け難くなり、前記代用品で十分担棒の代わりが務まるので、担棒の持ち込みも不要となる。
第2実施形態のレスキューシート1は、高山の山岳事故現場のような峻険な悪路と平坦な経路が入り乱れた長い搬送経路を通って負傷者を搬送する場合に有利であり、その使用方法は筒部7に担棒を差し込んだまま、担棒による搬送と手持ち搬送とを随時切り替えて搬送するものである。
即ち、傾斜のある搬送経路においては、負傷者の体重で担棒が筒部7から滑りやすいので、把持孔12に搬送者が手を差し込んで挿通状態にある担棒を掴持しつつ搬送する。平坦な搬送経路においては、担棒を搬送者が前後で支えながら搬送する。
これによって、峻険な悪路と平坦な経路が入り乱れた長い搬送経路を通って負傷者を搬送する際に、従来の担架で必要とされた担棒挿脱の手間が不要となり、長距離を搬送しても搬送者に負担をかけなくなる。
また、列車事故現場のように狭い被災現場では、担棒の持ち込みは困難である場合が多いので、シート2のみを携行して手持ち搬送で対応し、安全な場所で担棒を装着する。
これによって、手持ち担架から担棒支持の担架への負傷者の載せ替えの手間が省け、レスキュー活動の効率化と時間短縮によるレスキュー成功率の向上が図れる。
本考案は前記実施形態における各部材の形状およびそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜図6に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
例えば、シート2は合成樹脂に限られず、天然繊維、無機系繊維または金属系繊維で形成されても良い。また、シート2は繊維糸を絡合させた網布であっても良い。
なお、縣架用部材6への担棒の挿脱は、筒部7とする必要はなく、ベルトや係止具で取り付けることも可能である。縣架用部材6をシート2への取り付けるのに、取付用片9を用いる必要はなく、取付用片9に代えて係止具を用いて取り付けたり、筒部7を直接接着等しても良い。
なお、撥水コーティングは行わなくても良いし、シート2の表裏面双方に行っても良い。
なお、把持孔12は左右縁部に限られず、前後端部に沿って形成されても良く、把持孔12の穿孔で破断しないように布地の選定や把持孔12の開口縁に補強を行えば、把持孔12の穿孔位置は取付用片9の取り付け箇所に限定されない。
本考案の第1実施形態のレスキューシートの斜視図である。 同レスキューシートを上方から見た平面図である。 図2のA−A線断面図である。 第2実施形態のレスキューシートの斜視図である。 第2実施形態のレスキューシートを上方から見た平面図である。 図5のA−A線断面図である。
符号の説明
1 レスキューシート
2 シート
4 左縁部
5 右縁部
6 縣架用部材
7 筒部
9 取付用片
10 ストッパー(頭部)
11 ストッパー(足部)
12 把持孔
13 左接合部
14 右接合部
15 前折返部
16 後折返部

Claims (5)

  1. 略長方形状のシート(2)と、このシート(2)の長手方向に沿った左右縁部(4,5)に間隔をあけて設けられた複数の縣架用部材(6)と、シート(2)の前後両端部に、この前後両端部を長手方向に折り返してポケット状に形成した前後両端のストッパ部(10、11)とを備えていることを特徴とするレスキューシート。
  2. 前記縣架用部材(6)が、担棒を挿脱可能な筒部(7)と、この筒部(7)をシート(2)に取り付ける取付用片(9)とを有していることを特徴とする請求項1に記載のレスキューシート。
  3. 前記取付用片(9)のシート(2)への取り付け位置に、把持孔(12)が、シート(2)と取付用片(9)とを貫通して形成されていることを特徴とする請求項2に記載のレスキューシート。
  4. 前記シート(2)は合成繊維の布地で構成され、その表面に撥水コーティングが施されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のレスキューシート。
  5. 前記把持孔(12)が、シート(2)の四隅近傍に設けられると共に、前記左右縁部(4,5)の中途位置に少なくとも1箇所以上設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載のレスキューシート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013192745A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Morita Holdings Corp 折りたたみ式担架
US11208574B2 (en) 2016-02-26 2021-12-28 Trinseo Europe Gmbh Molded structures of polycarbonate based substrates over molded with silicone rubbers

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