JP3116212U - 滅菌手術衣 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来は、装着のために介助者と二人がかりで20秒程度かかっていたが、このような他人の介助がなくても、清潔状態を維持したまますばやく装着することができる滅菌手術着の提供。
【解決手段】外科手術時に着用する首下から上下肢・胸腹部・背中・腰部・臀部を覆え、背中2で合わせる手術衣に於いて、襟首の部分4を、切れ目のない四角形に構成し、その後辺にゴムを入れて伸縮性を持たせ、頭部を内側から該襟首を通して出すようにするだけで着用が可能な手術衣5。
【選択図】図1

Description

本考案は、外科手術を行う時、滅菌された手術衣を着るにあたり他人の手を借りずに素早くかつ、滅菌状態を維持したまま手術衣を着る事を可能にした手術衣に関するものである。
滅菌手術衣を着ようとするものは、手指を殺菌手洗いしてきたにもかかわらず滅菌されていない背中などの紐を結ぶ際に触れ不潔になってしまう。そのため後頚部や、腰の紐を結ぶためには介助者(第三者)の手を借りる必要があった。
従来の手術衣は襟首が円形であり後頚部を紐、またはマジックテープ(登録商標)で留めるようになっている。その為、介助者が腰の部分で紐を結び、さらに、自分が前胸部の紐を背中に回し、さらに前に持ってくることで前にすでにある紐と結ぶことで固定するという形態をなしている。そのため、後頚部の紐、背中の紐の2箇所は必ず介助者の手を借りなければならないからである。
従来の手術衣は、手術衣を着る時に介助者の手を借りなければ着る事ができなかった。そのため、介助者がいない場合や、介助者がほかの処置などで手が回らない時は手術衣を着る事ができずに待っているしかなく、手術に支障(始まりが遅くなる)をきたすという問題がある。そのため、一人で素早く手術衣を着る事ができるこの術衣により、1秒を争う緊急帝王切開術や、多くの症例を抱える眼科手術などをはじめ、全ての外科手術において医師、看護師の労力、時間短縮などにおいて本考案が解決できる課題は多い。
本考案は、介助者がいなくとも術者は術衣を着る事ができるため、手指を殺菌手洗いして来てすぐに手術衣を着る事を目的としており、素早く、そして、他の処置を中断させることなく手術がはじめられる手術衣及び、その製造方法を提供することを目的としている。
上記の目標を達成するために、本発明は外科手術時に着用する手術衣に於いて、襟首の部分を、切れ目のない四角に構成し、その後辺にゴムを入れて伸縮性を持たせ、頭部を内側から該襟首を通して出すようにするだけで着用が可能な手術衣である。
すなわち、本考案の手術衣においては従来の丸襟首で後頚部を紐、もしくはマジックテープ(登録商標)で固定していたものをかぶりの切れ目のない四角の襟首とし、後辺の一辺にゴムを入れ伸縮性を持たせた。四角の襟首とした理由は、個々の頭の大きさの違いに対応できること、眼鏡をしたままでも術衣を着衣することを可能にしたためである。
この術衣を装着しようとするものは、介助者の手を借りることなく、かつ、清潔状態を維持したまま、すばやく装着することができる。そのため、介助者の仕事を中断させることなく、手術自体の流れをスムーズに行うことができる。
本考案の実施の形態を一実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1〜4に示すように、襟首4の開口部を平面から見て四角形とし、その襟周りの後辺4cにゴムをいれ伸縮性を持たせた。その他の部位は従来の手術衣と同様である。
表裏反転状態で梱包されている手術衣を、装着者が取り出し、まず、両腕の清潔を維持したまま後ろの合わせ2の部分を観音開きにし、袖5aを通しながら裾5bの部分を床に着かないように下に落とす。続いてその腕を上に持ち上げることで手術衣自体を持ち上げ、そのまま後ろの合わせ2から頭を通し、後頭部を手術衣5の襟首4の後辺のゴムの部分4cに押し付け、両腕で引くようにして頭を通す。その後は、従来の手術衣同様、前胸部にかけている紐1を背中から回し、腰部に固定してあった紐3と結び、手術衣5を身体に固定する。
襟首4を四角形にしてあるのは、眼鏡や、感染症対策のフェイスガードをしている場合でも、楽に装着できるようにするためである。ゴムが入っているため着衣後は襟首が首の大きさになる。そのため従来の紐が必要なくなった。
この手術衣5の場合、完全に一人で装着することができる。しかし、従来の背中の内固定の紐が無いため、若干装着感は薄れるが手術操作になんら支障はなく、特に、緊急手術においては必要のないものである。従来の手術衣は、襟首が丸であり後頚部で紐、もしくはマジックテープ(登録商標)で止めるようになっているため、自分ひとりでは着衣することができない。
図3及び図4に示すように襟首後編の部分4cにゴムを挿入し、伸縮性を持たせた。他の3辺4a、4bは、伸縮性はない。
装着時に後ろの合わせの部分2から頭を入れ、襟首後編の部分4cに後頭部を押し当て、他の3辺4a、4bを下に下げることで顔をまず出し、その後、襟首後編の部分4cを下ろし、後頚部につける。そうすることで両腕を不潔にすることなく手術衣を着ることができる。
本考案の一実施例の正面説明図である。 本考案の一実施例の背面説明図である。 本考案の一実施例の折り畳んだ手術衣の襟首周りの平面説明図である。 本考案の一実施例の襟首中心の背面説明図である。
符号の説明
1 左腰部(逢着)から前胸部にかけてある紐。
2 ここから手を挿入し、ついで頭を通して着衣するあわせ部分。
3 腰部に逢着してある紐。
4 四角の襟首の全体像。
4a 四角襟首の伸縮性のない襟首前辺。
4b 四角襟首の伸縮性のない襟首側辺。
4c 四角襟首の伸縮性のある後辺。
5 手術衣の全体像。
5a 手術衣の袖。
5b 手術衣の裾。

Claims (1)

  1. 外科手術時に着用する首下から上下肢、胸腹部、背中、腰部、臀部を覆え、背中で合わせる手術衣に於いて、襟首の部分を、切れ目のない四角に構成し、その後辺にゴムを入れて伸縮性を持たせ、頭部を内側から該襟首を通して出すようにするだけで着用が可能な滅菌手術衣。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014123223A1 (ja) * 2013-02-07 2014-08-14 株式会社ホギメディカル 医療用外衣

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