JP3116131U - 電車玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 扉の開閉を行えると共に車両内の情景が変わる電車玩具を提供する。
【解決手段】 電車の形状に形成された中空状の車体2の側面に、開口した窓部5を設け、前記車体2の窓部5内に、当該窓部5内を模した窓部内情景を表示した表示部を移動可能に設け、前記車体2内に、前記表示部を移動させて前記窓部5に表示される窓部内情景を変える切換機構9を設けたことにより、前記課題を解決した。
【選択図】 図3

Description

本考案は、扉の開閉を行えると共に車両内の情景が変わりよりリアル感を表現することができる電車玩具に関するものである。
電車玩具は、特に男の子の玩具として人気があるものである。つまり、男の子は電車が好きで、他の乗り物、例えば、車に比べても大きく迫力があり魅力がある身近な乗物が電車なのである。電車玩具としては、より本物に近いものから幼児にも楽しめるものまで幅広いものがある。幼児にも楽しめる電車玩具としては、実用新案文献1や実用新案文献2等に記載されたものが知られている。
実公平7−4074号公報 実公平4−875号公報
これら実用新案文献1、2に記載された電車玩具は、いずれも扉が開閉するもので、幼児にとって興味をそそられるものである。このように、これら電車玩具は、扉を開閉させることで、現実に近いものにしようとしているが、扉が開閉する以外に変化がないものであり、リアル感を持った電車玩具が望まれていた。
本考案は、前記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車両内の情景が変わってリアル感を持たせることができる電車玩具を提供することにある。
前記の目的を達成するための本考案に係る電車玩具は、電車の形状に形成された中空状の車体の側面に、開口した窓部を設け、前記車体の窓部内に、当該窓部内を模した窓部内情景を表示した表示部を移動可能に設け、前記車体内に、前記表示部を移動させて前記窓部に表示される窓部内情景を変える切換機構を設けたことを特徴とする。
この考案によれば、窓部に表示されている窓部内情景が切替機構によって変わるので、リアル感を持った電車玩具が得られることになる。
本考案に係る電車玩具において、前記車体内に、回転ドラムを回転可能に設け、この回転ドラムの周面に、前記窓部内情景が表示され、この回転ドラムが前記切換機構により回動されて前記窓部に表示される前記窓部内情景が変わることが好ましい。また、本考案に係る電車玩具において、前記車体に、スライド部材をスライド可能に設け、このスライド部材を一方向に付勢するスライド付勢手段を設け、前記切換機構を、前記スライド付勢手段による付勢力に抗して前記スライド部材をスライド移動させる毎に前記回転ドラムを回動させるように構成したことが好ましい。また、本考案に係る電車玩具において、前記車体の側面に、開口した扉開口部を設け、前記車体の扉開口部内に、当該扉開口部を閉塞する閉塞板を設け、この閉塞板の外表面に、前記車体の扉開口部内を模した扉開口部内情景を表示し、前記車体と前記閉塞板との間に、前記扉開口部を開閉する扉片を移動可能に設けることが好ましい。また、本考案に係る電車玩具において、前記扉開口部を閉じる方向に前記扉片を付勢する扉付勢手段を設け、前記扉開口部を開口する開口状態に前記扉片を保持する係合手段を設け、この係合手段による前記扉片の係合を解除する解除手段を設け、前記スライド付勢手段による付勢力に抗して前記スライド部材をスライド移動させることで、前記扉片を開方向に移動させると共に、前記扉片を移動させて前記開口状態に保持させた後に、前記スライド部材のスライド移動を許容する開閉機構を設けることが好ましい。
以上説明したように本考案に係る電車玩具によれば、車体の窓部内に、窓部内情景を表示した表示部を移動可能に設け、車体内に、表示部を移動させて窓部に表示される窓部内情景を変える切換機構を設けたので、窓部に表示されている窓部内情景が変わるので、リアル感を持たせることができる。
以下、本考案に係る電車玩具を添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図4は本考案に係る電車玩具の一例を示す図である。図5は本考案に係るスライド部材の付勢状態を説明するための図である。図6は本考案に係る切替機構の一例を示す図である。図7は本考案に係る開閉機構の一例を示す図である。図8及び図9は本考案に係る電車玩具の動作状態を説明するための図である。本考案に係る電車玩具は、図1〜図9に示すように、電車の形状に形成された中空状の車体2の側面に、開口した窓部5を設け、前記車体2の窓部5内に、当該窓部5内を模した窓部内情景を表示した表示部を移動可能に設け、前記車体2内に、前記表示部を移動させて前記窓部5に表示される窓部内情景を変える切換機構を設けたことに特徴がある。
車体2は、電車の形状の中空状に形成されている。この車体2は、前面、側面及び後面を形成する組立体20と、床部材23と、屋根部材24と、前面パネル25とで主に構成されている。組立体20は、例えば、第1部材21と第2部材22の2つの部材からなり、例えば、第1部材21が車体2の略右半分を構成するものであると共に、第2部材22が車体2の略左半分を構成するものである。
第1部材21は、前面の略右半分、右側面及び後面の略右半分を形成する略コ字状に形成されている。第1部材21の側面(右側面)の両端部近傍には、電車の乗り降りを行う乗降口を模した略矩形状の扉開口部4がそれぞれ設けられている。また、第1部材21の扉開口部4の間には、窓部5が設けられている。この窓部5には、ウインドを模した透明板31が取り付けられる。第1部材21の側面部の内面の下端部は、図11に示すように、内側に略直交する方向に折り曲げられて底部フランジ部21aとして形成されている。この底部フランジ部21aの近傍には、底部フランジ部21aと間隔をあけて平行に平板状の固定片21bが設けられて、底部フランジ部21aと固定片21bとで床部材23が挿入される床部材挿入部21cが形成されている。第1部材21の側面の内面の上端部は、内側に略直交する方向に折り曲げられて屋根部材固定部21dとして形成されている。
第2部材22は、図3及び図12に示すように、前面の略左半分、左側面及び後面の略左半分を形成する略コ字状に形成されている。第2部材22の側面(左側面)の両端部近傍には、電車の乗り降りを行う乗降口を模した略矩形状の扉開口部4がそれぞれ設けられている。また、第2部材22の扉開口部4の間には、窓部5が設けられている。この窓部5には、ウインドを模した透明板31が取り付けられる。第2部材22の側面の内面の下端部は、内側に略直交する方向に折り曲げられて底部フランジ部22aとして形成されている。この底部フランジ部22aの近傍には、底部フランジ部22aと間隔をあけて平行に平板状の固定片22bが設けられて、底部フランジ部22aと固定片22bとで床部材23が挿入される床部材挿入部22cが形成されている。第2部材22の側面の内面の上端部は、内側に略直交する方向に折り曲げられて屋根部材固定部22dとして形成されている。
これら第1部材21の両先端部と第2部材22の両先端部とを互いに重ね合わせて例えばネジ止めにより上部と下部が略矩形状に開口された車体2である組立体20が形成される。組立体20の前面には、図1〜図4に示すように、前面パネル25が嵌合される。前面パネル25には、ウインド部25a及び2つのヘッドライト部25bが設けられている。また、前面パネル25には、ウインド部25a及びヘッドライト部25bを閉塞するようにフロントウインド及びライトを模した透明板32が嵌合される。また、前面パネル25の2つのヘッドライト部25b内の車体2内には、例えば、黄色のLED(図示せず)がそれぞれ設けられており、これら黄色のヘッドライトLEDがそれぞれ基板19に電気的に接続されている。
また、前面パネル25の下方には、連結器を模した連結部材33が例えばネジ止めにより取り付けられる。また、組立体20の後面の下方には、連結器を模した連結部34が取り付けられている。組立体20の両側面の下方には、車両の両側面の下方の車輪等を模した側面下部パネル35が例えばネジ止めにより取り付けられる。側面下部パネルと組立体20の両側面との間であってその両端部近傍には、本考案に係る電車玩具1を移動させるための車輪36が回転可能に合計4つ設けられている。
床部材23は、図3、図10、図13に示すように、略矩形板状の床部41と、扉開口部4を閉塞する閉塞板と、床部41の内面の略中央部に設けられた回転支持部42とから主になる。床部41は、略矩形板状に形成されている。床部41の外表面の端部は、階段状に形成されており、車体2の下部の開口部に嵌合し得るように形成されている。また、床部41の両側部が第1部材21と第2部材22とを組み付けるときに第1部材21の床部材挿入部21c及び第2部材22の床部材挿入部22cに挿入されて、床部材23が車体2に取り付けられるようになっている。床部41の外面には、給電源である、例えば、単三電池2本を交換可能に収納する電池収容部37が設けられている。この電池収容部37には、カバー38が取り外し可能に設けられている。床部41の内面には、スピーカー(図示せず)を取り付けるためのスピーカー取付部39が設けられている。
閉塞板6は、扉開口部4を閉塞するものである。閉塞板6は、床部41の両側部近傍の4箇所から立設されている。これら閉塞板6の外表面には、車体2の扉開口部4内を模した扉開口部内情景がそれぞれ表示されていることが好ましい。扉開口部内情景としては、特に限定されず、例えば、通勤中の人、通学中の人、子供づれの人等の絵等が挙げられる。
回転支持部42は、床部41の内面の略中央部に設けられている。回転支持部42は、回転ドラム44を回転可能に支持するものである。回転支持部42は、床部41の内面から立設される円筒部42aと、その円筒部42aの略中央部から下部までの周面の略90°間隔の4箇所に設けられた支持部42bとからなる。
回転ドラム44は、有底円筒体状に形成されている。回転ドラム44の底面の内面の略中央部には、その内面から同軸上に立設され、回転支持部42の円筒部42aが挿入される円筒状の回転部44aが設けられている。この回転部44aは、底面を貫通する貫通孔44bが設けられている。貫通孔44bは、回転支持部42の円筒部42aの外径より小さな寸法で形成され、この貫通孔44bを介して例えばネジ止めにより回転ドラム44が回転支持部42の円筒部42bに回転可能に取り付けられるようになっている。回転ドラム44の底面の外面には、同軸上に略リング状の回動係合部45が設けられている。この回動係合部45の周面には、略60°間隔で6つの係合凸部46が設けられている。この回動係合部45(係合凸部46を含む。)は、平面視略風車状に形成されている。また、回転ドラム44の底面の回動係合部45近傍には、その周方向に略60°間隔で6つの略円形状に凹んだ係合凹部47がそれぞれ設けられている。回転ドラム44の周面には、窓部5内を模した窓部内情景が表示されている。窓部内情景としては、特に限定されず、例えば、通勤中の人、通学中の人、子供づれの人等の絵等が挙げられる。
屋根部材24は、図1〜図4及び図14に示すように、車体2の下部の開口部に嵌合し得るように略矩形板状に形成されている。屋根部材24の内面の両側部近傍には、両側部側に延びる略L字状の固定片24aが設けられており、屋根部材24と固定片24aとで断面略コ字状であって、第1部材21及び第2部材22の屋根部材固定部21d、22dがそれぞれ挿入される屋根部材挿入部24bとして形成されている。第1部材21及び第2部材22の屋根部材固定部21d、22dが第1部材21と第2部材22とを組み付けるときに屋根部材24の屋根部材挿入部24bにそれぞれ挿入されて、屋根部材24が車体2に取り付けられるようになっている。
屋根部材24の中央部より前方側には、3つのボタン48、49、48を装着するための3つのボタン孔24cがその幅方向に直線上に設けられている。3つのボタン孔24cを形成する屋根部材24の裏面は、円筒状に突出してボタン孔形成部24dとして形成されている。ボタン孔形成部24dの先端部の前方側には、その軸方向に延びる延出部24eが設けられている。屋根部材24の裏面のボタン孔形成部24dの近傍には、基板19を取り付けるための基板取付部24fが4つ設けられており、基板19が例えばネジ止めにより取り付けられるようになっている。基板19は、3つのボタン孔形成部24dを覆うように略矩形板状に形成されている。基板19の真中のボタン孔形成部24dの近傍は、略矩形状に切り欠かれて切欠部19aとして形成されている。すなわち、基板19は、略凹状に形成されている。
3つのボタン48、49、48は、両側の2つのボタン(第1ボタン48ということがある。)が同じ形状に形成され、残りの1つのボタン(第2ボタン49ということがある。)が別形状に形成されている。第1ボタン48は、ボタン孔24cに挿入して嵌合される略有底円筒体状に形成されている。ボタン48の先端部は、径方向外方に折り曲げられたフランジ部48aとして形成されている。フランジ部48aの径は、ボタン孔24cの径より大きな寸法で形成されている。このフランジ部48aには、ボタン孔形成部24dの延出部24eが係合してボタン48をその軸方向に案内するガイド溝48bが設けられている。ボタン48の内面には、その同軸上に延びる作動部(図示せず)が設けられている。作動部の先端部には、付勢部材、例えばチューブ状の付勢部材(図示せず)が設けられており、ボタン48をボタン孔24cに取り付けたとき、付勢部材が基板19に接触し、このボタン48を付勢部材の付勢力に抗してボタン孔24cの内方に押圧することにより、作動部48cの先端部が基板19の第1音声スイッチ(図示せず)又は第2音声スイッチ(図示せず)をONさせて所定の音声が発生すると共に、ボタン48への押圧力を解除すると、付勢部材の付勢力によりボタン48がボタン孔から突出するように移動して第1音声スイッチ又は第2音声スイッチがOFFとなるように構成されている。
第2ボタン49は、ボタン孔24cに挿入して嵌合される略有底円筒体状に形成されている。第2ボタン49の先端部は、径方向外方に折り曲げられたフランジ部49aとして形成されている。フランジ部49aの径は、ボタン孔24cの径より大きな寸法で形成されている。このフランジ部49aには、ボタン孔形成部24dの延出部24eが係合して第2ボタン49をその軸方向に案内するガイド溝49bが設けられている。また、フランジ部49aの後方側(ガイド溝49bと対向する側)には、ボタン48の同軸上に延びた後、その径方向外方に延びる略矩形枠状の開係合部50が設けられている。第2ボタン49の内面には、その同軸上に延びる作動部49cが設けられている。第2ボタン49内の作動部49cの外周には、付勢部材としてのボタンコンプレッションスプリング51が設けられている。このボタンコンプレッションスプリング51によって第2ボタン49がボタン孔24cから突出する方向に付勢されている。この第2ボタン49をボタンコンプレッションスプリング51の付勢力に抗してボタン孔24cの内方に押圧することにより、開係合部50が基板19方向に移動して基板19の切欠部19a又は切欠部19aを通って基板19上に移動することで解除手段14が構成されると共に、作動部49cの先端部が基板19の第3音声スイッチ(図示せず)をONさせて所定の音声が発生すると共にヘッドライトLEDが点灯するように構成されているようになっている。
屋根部材24の裏面のボタン孔の近傍には、回転ドラム44の回転を抑制するドラム回転規制部材52を取り付けるためのネジ取付部24gと位置決め取付部24hとが設けられている。ネジ取付部24gは、円筒状に形成されている。位置決め取付部24hは、平板状に形成され、この先端部の中央部に突出部24jが設けられている。
ドラム回転規制部材52は、基部52aと可撓部52bとからなる。基部52aは、略平板矩形状に形成されている。この基部52aには、例えばネジを貫通させてネジ取付部24gに螺合させるネジ貫通孔52cと、位置決め取付部24hの突出部24jが挿入されて嵌合する位置決め孔52dとが設けられている。可撓部52bは、基部52aから延び屋根部材24の裏面に対して略直交する方向に可撓可能に基部52aに設けられている。この可撓部52bは、回転ドラム44の係合凹部47上に先端部が位置されるように形成されている(図6参照。)。この可撓部52bの先端部には、係合凹部47に係合する係合凸部53が設けられており、回転ドラム44の回転が規制されるようになっている。
屋根部材24の裏面の幅方向中央部であってその長手方向の中央部より後方側に近い箇所には、付勢部材取付部24kとカム取付部24mとが立設されている。また、屋根部材24の長手方向の略中央部には、その幅方向の中央部に略矩形状のガイド孔54が設けられている。また、屋根部材24のガイド孔54と両端部近傍との間には、その長手方向に延びるガイド溝55がそれぞれ設けられている。この屋根部材24のガイド孔54とガイド溝55にスライド部材60がスライド可能に取り付けられる。
スライド部材60は、図1〜図4及び図15に示すように、屋根部材24の上面にスライド可能に取り付けられるものである。スライド部材60は、冷房装置等を収容する箱を模したもので、湾曲した略矩形状の4辺が直交する方向に延びる断面略コ字状に形成されている。このスライド部材60は、その開口部を屋根部材24に覆い被せるように設けられる。スライド部材60の裏面の幅方向中央部であって後部よりには、平面視H状のガイド部61が立設されている。このガイド部61は、屋根部材24のガイド孔54に挿入されて屋根部材24の長手方向に案内されるものである。また、スライド部材60の裏面のガイド部61の両側部近傍には、ガイド溝55に挿入されるガイド片62がそれぞれ設けられており、スライド部材60が確実に屋根部材24の長手方向にスライド移動するようになっている。また、スライド部材60のガイド部61の略中央部には、円筒状の取付部61aが立設されている。この取付部61aに作動部材63が設けられている。
作動部材63は、略矩形箱状に形成されている。作動部材63の略中央部には、作動部材63の取付部61aが挿入されて取付部61aに例えばネジ止めされる止め部63aが設けられている。作動部材63の後方側には、スライド付勢手段である第1コンプレッションスプリング64の一端部を例えばネジ止めにより取り付けるスプリング取付部63bが設けられている。その第1コンプレッションスプリング64の他端部が屋根部材24の裏面の付勢部材取付部24kに例えばネジ止めにより取り付けられている。これにより、第1コンプレッションスプリング64の付勢力により作動部材63を介してスライド部材60が屋根部材24すなわち車体2の後方側にスライド付勢されるようになっている(図5参照。)。なお、図5は屋根部材の裏面を示した図で、スライド部材60と作動部材63の位置関係が分かりやすいように屋根部材24、スライド部材60、作動部材63及び第1コンプレッションスプリング64のみで示した図である。
また、作動部材63の屋根部材24とは反対側の面の両側部近傍には、それぞれ突出部63cが設けられている。これら突出部63cが設けられている取付部材の面に係合突起取付部材65が取り付けられている。係合突起取付部材65は、略平板矩形状に形成されている。係合突起取付部材65の屋根部材24とは反対側の面(第1面ということがある。)であって右側端部近傍には、係合突起部材66を回動可能に支持する円筒状の回動支持部65aが設けられている。また、係合突起取付部材65の第1面には、付勢手段であるトーションバネ68の一端部が取り付けられるバネ取付部65bが設けられている。係合突起部材66と回転ドラム44の回動係合部45と主に切換機構9が構成されている。
係合突起部材66は、アーム状に形成されている。係合突起部材66の後端部には、回動支持部65aが挿入される挿入孔66aが設けられている。この係合突起部材66の挿入孔66aが回動支持部65aの軸回りに位置されることにより、係合突起部材66が回動可能に支持されることになる。係合突起部材66の後端部近傍には、トーションバネ68の他端部が取り付けられるバネ取付突部66bが設けられている。係合突起部材66は回動支持部65aより前方側に延びるように配置されており、トーションバネ68の付勢力により係合突起部材66の先端部が車体2の幅方向略中央部側に付勢されるようになっている。係合突起部材66の先端部には、係合突起67が設けられている。
スライド部材60が車体2の後方側にスライド付勢されているとき、すなわち、スライド部材60に外力が作用していないとき、係合突起67が回転ドラム44の回動係合部45の係合凸部46と接触した状態になっており(図6(a)参照。)、スライド部材60を車体2に対して前方側にスライド移動すると、係合突起67が係合凸部46と係合して回転ドラム44が図6に示す例では左回りに略60°回動するようになっている(図6(b)及び(c)参照。)。このように、回転ドラム44が略60°回動すると、ドラム回転規制部材52の係合凸部53が別の係合凹部47に係合するので、回転ドラム44の回転が規制されるようになっている。また、スライド部材60への外力を解除すると、すなわち、スライド部材60から指を離すと、第1コンプレッションスプリング64の付勢力により作動部材63を介して係合突起部材66が回動係合部46上を後方側へと摺動して次の係合凸部46と接触する位置になるようになっている。なお、図6は回転ドラム44と係合突起67及びドラム回転規制部材52との位置関係が分かりやすいように示した図である。
また、車体2には、図3及び図7〜図9に示すように、開閉機構11が設けられている。開閉機構11は、扉片7a、7bを移動させて、扉開口部4の開閉を行うものである。開閉機構11は、扉開口部4の開閉を行えれば特に限定されず、例えば、スライド部材60のスライド移動に伴って扉片7a、7bが移動して扉開口部4の開閉が行われるように構成することが好ましい。この開閉機構11としては、例えば、第1開閉部材71と第2開閉部材72とカム部材80とで主に構成されている。扉片としては、1つの扉片で形成してもよいが、2つの扉片、すなわち、前方側扉片7aと後方側扉片7bからなることが好ましい。
第1開閉部材71は、略平板矩形状に形成されている。第1開閉部材71には、第1開閉部材71を屋根部材24(車体2)の長手方向にスライド移動させる2つのスライド溝71a、71bが設けられている。これらスライド溝のうちの1つのスライド溝71aが、作動部材63が挿入されるものであり、残りのスライド溝71bがカム取付部24mが挿入されるものである。第1開閉部材71の両側部の両側部近傍には、後方側扉片7bを有する後方連結部材73、74を取り付けるための取付部71cが設けられている。取付部71cは、屋根部材24と反対側の表面が矩形状に凹むと共に、2箇所の貫通孔71dが設けられてなるものである。
後方連結部材73、74は、扉開口部4の後方側の半分を覆う後方側扉片7bと、後方側扉片7bを連結する連結部73a、74aとからなる。後方側扉片7bは、後方側の扉(ドアーということがある。)を模したもので、扉開口部4の後方側の半分を覆うように高さ方向に細長に形成されている。後方側扉片7bの略中央部から上方までには、窓を模したドアウインド部7baが設けられている。後方側扉片7bの上端部が連結部73a、74aに一体的に設けられている。連結部73a、74aは、車体2の長手方向に延びる細長の平板状に形成されている。連結部73a、74aの車体2の側部側に位置される側端部(第1端部ということがある。)に後方側扉片7bの上端部が一体的に設けられている。また、連結部73a、74aの第1端部と反対側の側端部には、第1開閉部材71の取付部71cに嵌合される略矩形状の取付片73b、74bが2つそれぞれ延出し、これら取付片73bの上部には、その取付部71cの貫通孔71dに挿入される突出部73cが2つ設けられている。第1開閉部材71の両側部にそれぞれ後方連結部材73、74を取り付けることにより、略コ字状に形成されている。第1開閉部材71には、第1カム係合部71eが設けられていると共に、扉付勢手段である第2コンプレッションスプリング78の一端部を取り付けるためのスプリング取付部71fが設けられている。
第2開閉部材72は、略平板矩形状に形成されている。第2開閉部材72は、屋根部材24の裏面に対して第1開閉部材71と重なり合うように設けられる。第2開閉部材72には、第2開閉部材72を屋根部材24(車体2)の長手方向にスライド移動させる2つのスライド孔72a、72bが設けられている。これらスライド孔のうちの1つのスライド孔(作動スライド孔72aということがある。)は、作動部材63が挿入されて作動部材63のスライドを許容する大きさに形成されている。残りのスライド孔(カムスライド孔72bということがある。)は、カム取付部24mが挿入される例えば長円状に形成されている。これらスライド孔72a、72bに作動部材63、カム取付部24mが挿入されることにより、第2開閉部材72が屋根部材24に対してスライド移動するようになっている。第2開閉部材72の両側部の両側部近傍には、前方側扉片7aを有する前方連結部材75、76を取り付けるための取付部72cが設けられている。取付部72cは、屋根部材24側の表面が矩形状に凹むと共に、2箇所の貫通孔72dが設けられてなるものである。
前方連結部材75、76は、扉開口部4の前方側の半分を覆う前方側扉片7aと、前方側扉片7aを連結する連結部75a、76aとからなる。前方側扉片7aは、前方側の扉(ドアーということがある。)を模したもので、扉開口部4の前方側の半分を覆うように高さ方向に細長に形成されている。前方側扉片7aの略中央部から上方までには、窓を模したドアウインド部7aaが設けられている。前方側扉片7aの上端部が連結部75a、76aに一体的に設けられている。連結部75a、76aは、車体2の長手方向に延びる細長の平板状に形成されている。連結部75a、76aの車体2の側部側に位置される側端部(第1端部ということがある。)に前方側扉片7aの上端部が一体的に設けられている。また、連結部75a、76aの第1端部と反対側の側端部には、第2開閉部材72の取付部72cに嵌合される略矩形状の取付片75b、76bが2つそれぞれ延出し、これら取付片75b、76bの上部には、その取付部72cの貫通孔72dに挿入される突出部75c、76cが2つ設けられている。第2開閉部材72の両側部にそれぞれ前方連結部材75、76を取り付けることにより、略コ字状に形成されている。第2開閉部材72には、第2カム係合部72eが設けられていると共に、第1開閉部材71の第1カム係合部71eを露出させるカム溝72gが設けられている。また、第2開閉部材72の屋根部材24側の表面であって第1開閉部材71と重なり合うことがない箇所には、第2コンプレッションスプリング78の他端部を取り付けるためのスプリング取付部72fが設けられている。
第2開閉部材72の前方側の端部の略中央部には、第2ボタン49の開係合部50と係合する係合凸部77が設けられている。係合凸部77は、第2開閉部材72の前方側の端部が屋根部材24側に略直交する方向に折り曲げられてから第2開閉部材72と平行になるように折り曲げられた略L字状に形成され、この先端部の屋根部材24と反対側の表面に係合突起77aが設けられている。この係合凸部77及び係合突起77aが第2ボタン49の開係合部50の近傍に設けられている。
屋根部材24の裏面には、第1開閉部材71が裏面に積層するように設けられている。このとき、第1開閉部材71に取り付けた後方連結部材73、74がそれぞれ屋根部材24の固定片24aに一部が面接触して摺動するようになっている。この第1開閉部材71上に第2開閉部材72が重ね合わされるように設けられている。このとき、第1開閉部材71の後方側扉片7bと第2開閉部材72の前方側扉片7aで扉開口部4が閉じられるようになっている。また、第2開閉部材72の作動スライド孔72aを貫通した作動部材63に取り付けられた係合突起取付部材65によって第1開閉部材71及び第2開閉部材72が屋根部材24の裏面から離脱することなくスライド移動可能に設けられている。
また、第1開閉部材71のスライド溝71b及び第2開閉部材72のカムスライド孔72bを通った屋根部材24のカム取付部74mには、カム部材80が回動可能に設けられている。カム部材80は、略平板長円状に形成されている。このカム部材80の略中央部には、屋根部材24のカム取付部24mに例えばネジ止めにより回動可能に取り付けるための取付孔80aが設けられている。カム部材80の屋根部材24側の表面の両端部近傍には、カム凸部80b、80cがそれぞれ設けられている。これらカム凸部の一方(第1カム凸部80bということがある。)が、第2開閉部材72のカム溝72gを介して第1開閉部材71の第1カム係合部71eに係合すると共に、他方(第2カム凸部80cということがある。)が第2開閉部材72の第2カム係合部72eに係合しており、第2開閉部材72が前方側にスライド移動すると、第2開閉部材72のスライド移動に伴ってカム部材80を介して第1開閉部材71が後方側にスライド移動すると共に、第2開閉部材72が後方側にスライド移動すると、第2開閉部材72のスライド移動に伴ってカム部材80を介して第1開閉部材71が前方側にスライド移動するようになっている。
すなわち、スライド部材60に外力が作用していない状態では、前方側扉片7aと後方側扉片7bとにより扉開口部4が閉塞されていると共に、作動部材63が第2開閉部材72の作動スライド孔の前方の端部に接触している閉塞状態である(図7(a)、図8(a)及び図9参照)。この閉塞状態からスライド部材60を第1コンプレッションスプリング64の付勢力に抗して前方側にスライド移動させると、作動部材63の移動とともに第2開閉部材72が前方側にスライド移動すると共に、カム部材80を介して第1開閉部材71が後方側にスライド移動する。つまり、第2開閉部材72と第1開閉部材71とは第2コンプレッションスプリング78の付勢力に抗して前方側扉片7aと後方側扉片7bとが互いに離れる方向、開方向に移動して、扉開口部4が開かれた状態になる。このとき、第2ボタン49の開係合部50の屋根部材24側に第2開閉部材72の係合凸部77が接触しつつ移動してその係合突起77aが第2ボタン49の開係合部50と係合する(図7(b)及び図8(b)参照)。これにより、第2開閉部材72のスライド移動が阻止されて扉開口部4が開状態に保持される。第2開閉部材72の係合凸部77と第2ボタン49の開係合部50とで係合手段13が主に構成される。
この状態で、スライド部材60への外力を解除すると、作動部材63が第1コンプレッションスプリング64の付勢力により第2開閉部材72の作動スライド孔72a内を後方側に移動すると共にスライド部材60が後方側にスライド移動するようになっている(図7(c)参照)。また、第2ボタン49を屋根部材24の内方に押圧すると、第2ボタン49がボタンコンプレッションスプリング51の付勢力に抗して屋根部材24の内方に移動して、つまり、第2ボタン49の開係合部50が基板19の切欠部19a又は切欠部19aを通って基板19上に移動して、第2開閉部材72の係合凸部77との係合が解除される。これにより、第2開閉部材72は第2コンプレッションスプリング78の付勢力により後方側に移動すると共に第1開閉部材71は前方側に移動、つまり、閉じ方向に第2開閉部材72及び第1開閉部材71が移動して、前方側扉片7aと後方側扉片7bが互いに近づく方向に移動し扉開口部4が開じられるようになっている。
次に本考案に係る電車玩具1の作用を説明する。
本考案に係る電車玩具1には、図1〜図4に示すように、車輪36が回転可能に設けられているので、車体2を持って押して遊ぶことができる。また、車体2の扉片7(前方側扉片7a、後方側扉片7b)のドアウインド部7aa、7baからは、閉塞板6の表面に表示された扉開口部内情景の一部を目視することができる。また、車体2の窓部5からは、回転ドラム44の周面に表示された窓部内情景の一部を目視することができる。その結果、本考案に係る電車玩具1はより楽しく遊ぶことができる。
扉開口部4が閉じられた閉状態からスライド部材60を前方側にスライド移動させると、作動部材63の移動とともに第2開閉部材72が前方側にスライド移動すると共にカム部材80を介して第1開閉部材71が後方側にスライド移動し、前方側扉片7aと後方側扉片7bとが互いに離れる方向、開方向に移動して扉開口部4が開かれる。また、スライド部材60を前方側にスライド移動させると、音声発生スイッチが作動されて、例えば、「次、降りよっと!」と音声が発生すると共に、ヘッドライトLEDが所定時間点滅する。また、スライド部材60がスライド移動すると、係合突起部材66の係合突起67が回転ドラム44の回動係合部45の係合凸部46と係合して回転ドラム44が略60°回動して、窓部5から目視し得る回転ドラム44の周面に表示された窓部内情景の一部が変わる。
また、スライド部材60をスライド移動させて扉開口部4を開いたとき、第2開閉部材72の係合凸部77が第2ボタン49の開係合部50と係合して、扉が開かれた状態、つまり扉開口部4が開状態に保持される。この状態で、スライド部材60への外力を解除すると、スライド部材60は第1コンプレッションスプリング64の付勢力により抗してスライド移動していたことから、その第1コンプレッションスプリング64の付勢力により、スライド部材60は、後方側にスライド移動する。
この扉開口部4が開いた状態で、スライド部材60を前方側にスライド移動させると、係合突起部材66の係合突起67が回転ドラム44の回動係合部45の係合凸部46と係合して回転ドラム44が略60°回動して、窓部5から目視し得る回転ドラム44の周面に表示された窓部内情景の一部が変わる。すなわち、扉開口部4が開いた状態で、スライド部材60を前方側にスライド移動させる毎に回転ドラム44が略60°回動して、窓部5から目視し得る窓部内情景が変わる(図4参照)。その結果、例えば、回転ドラム44の周面の窓部内情景に、通勤中の人、通学中の人、子供づれの人等の絵を表示させることにより、とても楽しく遊ぶことができる。
また、扉開口部4が開いた状態で、第2ボタン49を屋根部材24の内方に押圧する。これにより、第2ボタン49の開係合部50が基板19の切欠部19aを通って基板19上に移動して、第2開閉部材72の係合凸部77との係合が解除されて、第2開閉部材72が第2コンプレッションスプリング78の付勢力により後方側に移動すると共に第1開閉部材71が前方側に移動して、前方側扉片7aと後方側扉片7bが互いに近づく閉じる方向に移動し扉開口部4が開じられる。また、第2ボタン49の押し込み操作により、所定の音声、例えば、「閉まるドアにご注意下さい。」と音声が発生すると共に、ヘッドライトLEDが所定時間点灯する。
したがって、本考案に係る電車玩具1は、スライド部材60をスライドする毎に窓部5に表示されている窓部内情景が変わるので、リアル感を持たせることができ、楽しく遊ぶことができるものである。また、本考案に係る電車玩具1は、扉片7a、7bである扉を開閉することができると共に、扉を開いたとき扉開口部4には閉塞板6の外表面に表示された扉開口部内情景が目視されるので、よりリアル感を持たせることができ、楽しく遊ぶことができるものである。
また、3つのボタン48、49のうちの両側の一方のボタン(右第1ボタン48ということがある。)を押し込み操作することにより、基板19の第1音声スイッチがONして、任意の音声が発生したり、ヘッドライトLEDが点灯又は点滅したりする。また、他方のボタン(左第1ボタン48ということがある。)を押し込み操作することにより、基板19の第2音声スイッチがONして、任意の音声が発生したり、ヘッドライトLEDが点灯又は点滅したりする。これにより、本考案に係る電車玩具1はより一層リアル感を持たせることができ、楽しく遊ぶことができるものである。
以上説明したように本考案に係る電車玩具は、窓部に表示されている窓部内情景が変わるので、リアル感を持たせた玩具が得られることになる。
本考案に係る電車玩具の一例を示す斜視図である。 本考案に係る電車玩具の一例を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は後面図である。 本考案に係る電車玩具の一例を示す分解図である。 本考案に係る電車玩具の一例で示す側面図である。 本考案に係るスライド部材の付勢状態を説明するための図で、(a)は外力が作用していない状態を示す図、(b)は付勢力に抗してスライド部材が移動している状態を示す図である。 本考案に係る切替機構の一例を示す図で、(a)は外力が作用していない状態を示す図、(b)はスライド部材をスライドさせる途中の状態を示す図、(c)はスライド部材をスライドさせた状態を示す図である。 本考案に係る開閉機構の一例を示す図で、(a)は外力が作用していない状態を示す図、(b)はスライド部材をスライドさせる途中の状態を示す図、(c)はスライド部材をスライドさせた状態を示す図である。 本考案に係る電車玩具の動作状態を説明するための図で、(a)は閉状態を示す図、(b)は開状態を示す図である。 本考案に係る電車玩具における閉状態を説明するための断面図である。 本考案に係る床部材に回動ドラムを取り付けた一例を示す断面図である。 本考案に係る第1部材の内面の一例を示す平面図である。 本考案に係る第2部材の内面の一例を示す斜視図である。 本考案に係る床部材の一例を示す断面図である。 本考案に係る屋根部材の一例を示す図で、(a)は正面図背面図、(b)は断面図、(c)は斜視図である。 本考案に係るスライド部材の一例を示す図で、(a)は正面図、(b)は断面図、(c)は裏面図である。
符号の説明
1 電車玩具
2 車体
4 扉開口部
5 窓部
6 閉塞板
7 扉片
7a、7b 扉片
8 表示部
9 切換機構
11 開閉機構
13 係合手段
14 解除手段
44 回転ドラム
60 スライド部材
64 第1コンプレッションスプリング(スライド付勢手段)
78 第2コンプレッションスプリング(扉付勢手段)

Claims (5)

  1. 電車の形状に形成された中空状の車体の側面に、開口した窓部を設け、前記車体の窓部内に、当該窓部内を模した窓部内情景を表示した表示部を移動可能に設け、前記車体内に、前記表示部を移動させて前記窓部に表示される窓部内情景を変える切換機構を設けたことを特徴とする、電車玩具。
  2. 前記車体内に、回転ドラムを回転可能に設け、この回転ドラムの周面に、前記窓部内情景が表示され、この回転ドラムが前記切換機構により回動されて前記窓部に表示される前記窓部内情景が変わることを特徴とする、請求項1に記載の電車玩具。
  3. 前記車体に、スライド部材をスライド可能に設け、このスライド部材を一方向に付勢するスライド付勢手段を設け、前記切換機構を、前記スライド付勢手段による付勢力に抗して前記スライド部材をスライド移動させる毎に前記回転ドラムを回動させるように構成したことを特徴とする、請求項2に記載の電車玩具。
  4. 前記車体の側面に、開口した扉開口部を設け、前記車体の扉開口部内に、当該扉開口部を閉塞する閉塞板を設け、この閉塞板の外表面に、前記車体の扉開口部内を模した扉開口部内情景を表示し、前記車体と前記閉塞板との間に、前記扉開口部を開閉する扉片を移動可能に設けたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電車玩具。
  5. 前記扉開口部を閉じる方向に前記扉片を付勢する扉付勢手段を設け、前記扉開口部を開口する開口状態に前記扉片を保持する係合手段を設け、この係合手段による前記扉片の係合を解除する解除手段を設け、前記スライド付勢手段による付勢力に抗して前記スライド部材をスライド移動させることで、前記扉片を開方向に移動させると共に、前記扉片を移動させて前記開口状態に保持させた後に、前記スライド部材のスライド移動を許容する開閉機構を設けたことを特徴とする、請求項4に記載の電車玩具。
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