JP3115892B2 - コークス不活性化改質触媒の低温再生 - Google Patents

コークス不活性化改質触媒の低温再生

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明の主題は触媒上の炭素質物質の堆積により不活
性化された炭化水素改質触媒の再生法である。更に特
に、本発明は炭素の堆積より前の触媒と等しい、又はな
おより良好な活性、選択性及び安定性の特性を有する触
媒を生ずる、抑制された低温炭素燃焼工程によりコーク
ス不活性化改質触媒を再生する方法を供する。本発明の
方法により再生されるべく意図される改質触媒は分子ふ
るい物質及び白金を含む。
白金含有触媒は油精製及び石油化学工業で広く使用さ
れ、特にパラフィン、オレフィン及びナフテンが芳香族
化合物に転化される改質法において重要である。通常の
改質触媒は代表的にはベースの上に分散された一つ又は
それ以上の金属、最も代表的には白金を含み、そしてま
たベースに物理的支持体を加えるための結合剤及び酸性
作用を与えために塩化物を含む。代表的に、この触媒ベ
ースはアルミナであるが、最近では分子ふるいベース触
媒が改質反応に対して有効であることが判っている。
ゼオライトを含有する触媒組成物が工業上周知であ
り、最近では他の特定の触媒成分と組合わせたL−ゼオ
ライトの使用が改質に対して特に好適であることが判っ
ている。この触媒転化により製造される芳香族化合物は
そのより高いオクタン価により製油業者には価値あるも
のでありそして石油化学工業で次の処理と反応のために
改質生成物から回収される。このL−ゼオライト触媒は
通常には125゜Fから225゜Fで沸騰するC6及びC7非芳香族
炭化水素をベンゼン及びトルエンに転化するために特に
有効である。
改質法では、炭化水素原料は上昇温度で水素の存在で
触媒含有反応器に通される。この反応器でかつ還元した
又は活性化した触媒と接触すると、原料中のパラフィ
ン、オレフィン及びナフテンのあるものは反応してより
望ましい高オクタン芳香族生成物を形成する。代表的な
改質操作の途中で、この触媒は代表的には触媒の上に炭
素質物質又は“コークス”の沈着により、そして/又は
触媒金属粒子の焼結又は無力化により不活性化される。
商業的プラクチスでは、次にこの不活性化触媒は一工程
として上昇温度で(代表的には950゜F最終燃焼温度)酸
素含有ガスに触媒を露出して触媒上に蓄積された炭素質
沈着物を燃焼することを含む方法により再生されよう。
しかしながら、本発明以前には、上昇温度で触媒からコ
ークスを燃焼することは触媒金属のアグロメレーション
を引起こし、これは活性を著しく低下させ、かくして触
媒の性能を劣化させる。結果的にベースの上で触媒金属
の再分散を目的とする特別の工程が必要であった。この
再分散工程は代表的には酸素及び水蒸気の存在で触媒を
塩化物含有ガスと接触させることを含み、そして当業者
に周知である。
米国特許第4,493,901号、1985、1.15、Bernard等で
は、白金及び非酸性L−ゼオライトを含む触媒を再生す
る方法が記載され、これによって触媒は複工程法を受
け、第一の工程は水素環境にさらされ、続いて炭素燃焼
工程、次にか焼工程、特にオキシ塩素化工程に続く。Be
rnard等の再生法は水素化工程、続いてオキシ塩素化工
程を利用する。この水素化工程では一定量の水が冷却空
気に加えられる。
米国特許第4,810,683号、1989、3.7、Cohnでは、炭素
燃焼工程の間ハロゲン又はハロゲン含有ガスを使用する
方法が記載される。米国特許第4,810,683号の方法の燃
焼工程はハロゲン又はハロゲン含有ガスの存在でかつ30
0℃から600℃の温度で必ず行なわれる。
米国特許第3,986,982号、1976、10.19、Crowson等で
は、550℃の最大値に抑制された温度で不活性ガスと酸
素の流れで触媒上の沈着物を燃焼し去ることにより不活
性化された白金族金属負荷ゼオライトを再生する方法が
記載される。例1は530℃へ段階的燃焼工程を示す。含
水量は100−130ppmに保たれた。これに塩素ガスとして
0.5から20.0容量%の酸素及び5から500ppmvの塩素を含
有する不活性ガスの流れで処理することが続く。結果の
触媒はパージされて残りの酸素及び塩素を除去しそして
水素で還元される。
米国特許第4,359,400号、1982、11.16、G.R.Landolt
等はマルチ金属白金含有触媒を上昇温度で酸素含有ガス
と接触させてコークスを燃焼し去り、次に乾燥した、酸
素を含まないハロゲン化水素で処理する方法を記載す
る。次にこの触媒は酸素と水を含ないCl2含有ガスで処
理される。
米国特許第4,719,189号、1988、1.12、A.S.Krishnamu
rthyはコークス不活性化貴金属含有ゼオライト触媒を回
復する方法を記載する。この方法は酸素と二酸化イオウ
の混合物と触媒と接触させること、続いて触媒還元を含
む。752〜840゜Fの温度が好適である。
米国特許第4,645,751号、1987、2.24、S.B.McCullen
等はPtがアグロメレートした極めてケイ素質の(少なく
とも20のシリカ−アルミナ比)Ptゼオライト触媒を回復
する方法を記載する。このアグロメート化触媒は最初に
水素で還元される。還元に続いて、触媒は400〜450℃で
不活性ガスキャリア中で塩化水素と酸素で処理される。
米国特許第4,752,595号、1988、6.21、S.B.McCullen
等は貴金属含有ゼオライト触媒を再生する方法を記録す
る。この方法はコークス燃焼工程、続いて低温還元工程
(212〜482゜F)からなる。
コークス燃焼のための酸化条件は392〜1004゜F、好ま
しくは752〜950゜Fの範囲に及ぶ温度を含む。
米国特許第4,657,874号、1987、4.14、W.S.Borghard
等は極めてケイ素質のゼオライト上のPtを再分散させる
方法を記載する。この方法はコークス燃焼、続いてオキ
シ塩素化を含む。この酸素燃焼工程はゼオライトの結晶
構造にいかなる変更も阻止するのに十分に温和である条
件下で行なわれる。例6は850゜Fの温度を使用する。こ
れは次に水対塩素ガスのモル比が0.01から2.0の間であ
るような6から15トルの塩素ガスと水蒸気を含有する不
活性ガスの流れで処理することに続く。この回復は代表
的には450℃(842゜F)で行なわれる。
米国特許第4,851,380号、1989、6.25、D.A.VanLeirsb
ug等はイオウ汚染改質触媒を再生する方法を記載する。
この方法は800゜Fから1200゜Fで触媒をO2と接触させる
ことによって行なわれる白金アグロメレーション工程及
びオキシ塩素化工程を含み、アグロメレート化触媒を一
酸化炭素及びイオウを含まないハロゲン酸ガスと接触さ
せることによるPt再分散を含む。
米国特許第4,855,269号、1989、8.8、D.H.Mohrは湿式
オキシ塩素化工程、続いて窒素パージ、続いて還元を含
む白金再分散法を開示する。
米国特許第4,914,068号、1960、4.3、V.R.Crossはオ
キシ塩素化に続いて触媒が還元の開始前に430℃又は好
ましくは375℃以下に冷却される場合には白金分散の改
良された保有のための方法を開示する。還元前に510℃
で触媒からコークスを燃焼した。
不運にも、再生中塩素又はフッ素又はこれらの化合物
のようなハロゲンの存在はHCl及びNH4Clのような腐食性
副生成物の形成を生ずる。これらの化合物は改質法で使
用される装置、例えば、熱交換器、液体/気体分離器及
び反応器内部に損傷を引起こす。白金再分散のために必
要なハロゲン含有化合物及びその生成物は同様に極めて
毒性である。それ故にハロゲン含有ガスの使用を含まな
い触媒再生法を利用することが極めて望ましい。
本発明の再生法の発見の前に、当業者により白金金属
アグロメレーションが改質工程と続くコークス燃焼除去
の避け難い結果であると思われた。結果的に、ハロゲン
含有化合物を使用する白金再分散は再生工程において必
要な工程であると信ぜられた。ハロゲンを必要としない
再生法が長らく望まれていた。
発明の要約 本発明は分子ふるい支持体上に白金を含むコークス汚
染触媒を再生するハロゲンを含まない方法に関し、この
方法は300゜Fから約780゜F以上ではない温度で前記の触
媒を酸素含有ガスと接触させることを含む。更に特に、
本発明は芳香族化活性が、触媒の前のランサイクルの出
発時に保有した芳香族化活性の20゜F以内に回復するよ
うな十分な時間の間780゜F未満の最大温度で前記の触媒
をハロゲンを含まない酸素含有ガスと接触させることを
含むコークス汚染触媒を再生する方法に関する。用語の
“芳香族化活性”とはラン条件及びフィード、並びに芳
香族収量が前のランサイクルにおけるものと実質上同一
であるラン温度の外挿されたスタートを意味する。本発
明の実施では触媒上の白金は支持体上に十分に分散され
たままであり、再生工程の終了時及び炭化水素転化サー
ビスへ復帰時で20゜Fより大きくない活性度変化を可能
とする。かくして、触媒芳香族化活性は所望の一定の芳
香族生成を得るのに必要な温度に基づいている。代表的
には、生成物中に約40から42重量%の芳香族に本方法を
調節したが、他の状況で他の数値をセットできる。本発
明の方法による再生は同一の一定の芳香族生成を得るの
に前のランで必要とされる温度の20゜F以内である、前
記に定義したような芳香族化活性を有する触媒を生ず
る。
他の要因の中で780゜F未満、好ましくは600゜Fから75
0゜Fの最大温度に炭素燃焼再生工程中の極限温度に限定
することによって、金属再分散工程を必要とすることな
く、新しい触媒の活性に非常に近い活性に触媒を回復で
きることが見出された。更に、炭素燃焼は約500゜F未満
の温度で開始されること、しかも更に再循環ガスが改質
反応器列に入る前に、再循環ガスが乾燥されて10ppm未
満の水の際循環ガス中の含水量を得ることが好ましい。
炭素燃焼工程の間又は後にハロゲン又はハロゲン含有
ガスの添加を避けることによって応力ひび割れ及び腐食
によるプラント劣化が最小になることが見出された。更
に本発明以前には、塩化物による腐食を阻止するために
改質の触媒の再生の間流出液熱交換器、移動ライン及び
液体−気体分離器を通してソーダ灰又はモルホリン溶液
を循環させることは通常のプラクチスであった。本発明
の方法により改質触媒を再生する時には、腐食抑制剤溶
液を使用する必要がなくなる。
一般に、技術は離れて教示し、即ち、高温燃焼工程、
続いて再分散工程又は組合わせた燃焼/再分散を記載す
る。ここで驚くべきことには、このコークス燃焼及び還
元の両方が低温でかつ低含水量で行なわれる場合には、
再生された触媒は優れた活性及び予想外に長い寿命を有
することが見出された。
驚くべきことには、また再生された触媒の不活性化の
速度又は“汚損速度”は本発明の再生法の適用に従って
減ずることが見出された。かくして、貴金属が顕著にア
グロメレートしない;再分散工程に対する必要がなくな
り、これはPt含有分子ふるい型触媒上で本再生法を使用
する利点の一つである、触媒再生法が発見された。
発明の詳細な説明 前記の要約項目で説明したように、本発明は分子ふる
い支持体上に白金を含む、改質触媒を再生する工程であ
る。
用語の“改質”とはパラフィン、ナフテン又はオレフ
ィンを水素化脱環化または脱水素化を介して芳香族炭化
水素へ転化する方法を意味する。改質に有用なフィード
は代表的には6から11の炭素原子を有する炭化水素を含
むが、これらのフィードはまたより狭いカット、例え
ば、C6からC7カットを含むことができる。実際に、本発
明の方法により再生できる改質触媒は化学品並びにガソ
リン成分を作るために使用できる。例えば、ベンゼン、
トルエン又はこれらの混合物は6から7の炭素原子を有
する炭化水素を改質することによって製造できる。
本発明の方法により有益に再生された触媒は分子ふる
い支持体上に白金を含む。分子ふるいとは分子尺度でふ
るいとして作用する性質を示す多孔性物質として定義さ
れる。触媒作用に最も関連のある分子ふるいは直径範囲
4.2から15オングストロームの均一な孔径を有するもの
で、特にアルミノリン酸塩、アルミノケイ酸塩、及び純
粋なシリカ型の結晶性物質である。アルミノケイ酸塩分
子ふるいはゼオライト及び特定の変性された粘土を含
む。
アルミノリン酸塩分子ふるいの例はALPO−5、ALPO−
11、ALP0−31、ALPO−34、及びALPO−41、並びに結晶骨
組の一部としてケイ素、コバルト、マンガン、マグネシ
ウム、鉄、クロム、チタン又は他の元素を含有する等構
造物質を含む。特別に関連のあるゼオライト分子ふるい
はゼオライト型X、Y及びL、モルデナイト、ZSM−
5、ZSM−12、ZSM−20、SSZ−25、SSZ−26及びベータゼ
オライトを含む。分子ふるい性質を有する変性粘土の例
はピラレッドベントナイト及びヘクトライトを含む。シ
リカライト及びSSZ−24は殆どシリカから構成される分
子ふるいの例である。シリカライトはZSM−5と同一の
結晶構造を有するが、ただしアルミニウム原子の殆どす
べてはケイ素原子で置換えられている。SSZ−24はALPO
−5の全シリカ構造類似体である。
触媒の説明 本発明の譲受人に譲渡されかつここで参照として全体
で挿入される、米国特許出願Serial No.496,119におい
て、少なくとも500のシリカ対アルミナ比を有する中間
孔径結晶性ケイ酸塩が記載される。本触媒再生法が中間
孔径結晶性ケイ酸塩触媒を再生するために有益に使用で
きること、しかも本方法がまた米国特許出願Serial No.
496,119に記載される中間孔径結晶性ケイ酸塩を含む混
合触媒システムに有益に適用できることが見出された。
本発明の方法により再生するのに好適な触媒はアルカ
リ土類又はアルカリ金属交換、L−ゼオライト上の白金
を含む。この触媒は改質に使用中イオウ無力化から保護
され、そのためこの触媒はフィード中重量で100ppb以上
のイオウと決して接触されないことで特に好適である。
これは米国特許第4,925,549号Robinson等に記載される
ようにイオウコンバーター/ソーバーシステムを使用す
ることによって行なわれる。本発明の再生法は殆どイオ
ウを含まない触媒で特に有効である。
白金の外に、この触媒はレニウム、スズ、ゲルマニウ
ム、イリジウム、銅、鉄、コバルト、ニッケル及びチタ
ンのような元素を含むことができ、これは特定の場合に
は触媒選択性又は安定性を改良できる。ナフサ改質に対
して、分子ふるい触媒は低い酸性度を有することが望ま
しい。酸サイトはアルカリイオン、例えば、リチウム、
ナトリウム、カリウム、セシウム及びルビジウムイオン
又はアルカリ土類イオン、例えば、カルシウム、マグネ
シウム、ストロンチウム及びバリウムとイオン交換によ
って中和できる。ゼオライトに関して、低い酸性度はま
たゼオライト骨組中のアルミニウムの代りにホウ素を置
換することによっても得られる;例えば、ホウ素置換β
−ゼオライト、又は500より大のシリカ/アルミナ比を
有するゼオライトを使用することによって得られる。
本発明は大孔径ゼオライトに適用される時に特に有用
であることが判明した。大孔径ゼオライトは6から15オ
ングストロームの有効孔直径を有するゼオライトと定義
される。改質触媒として有用であることが判明した大孔
径ゼオライトの中で、L−型ゼオライトが最も重要であ
る。他の重要なゼオライトはX−ゼオライト、Y−ゼオ
ライト、モルデナイト及びゼオライトベータを含む。
酸化物のモル比に関して表現される、L−型ゼオライ
トの代表的な組成は下記の通り表わされる; (0.9−1.3)M2/nO:Al2O3(5.2−6.9)SiO2:yH2O 式中、Mはカチオンを意味し、nはMの原子価を表わし
そしてyは0から9の何れかの数値である。ゼオライト
L、そのX線回折パターン、その性質及びその製法はこ
こで参照として挿入する米国特許第3,216,789号に詳細
に記載される。真の式は結晶構造を変えることなく変更
できる。例えば、ケイ素対アルミニウム(Si/Al)のモ
ル比は代表的には1.5から3.5である範囲にわたって変更
できるがより高くてもよい。ゼオライトLのバリウム交
換形は、例えば、米国特許第4,434,311号及び第4,547,4
72号に記載されるように、特に適している。
酸化物モル比に関して表現されるゼオライトYに対す
る化学式は下記のよう書ける: (0.7−1.1)Na2O:Al2O3:SiO2:yH2O 式中、xは3から6の数値でありそしてyは9までの数
値である。ゼオライトYは同定のため前記に式に関して
用いることができる特性X線回折パターンを有する。ゼ
オライトYは米国特許第3,130,007号により詳細に記載
される。米国特許第3,130,007号はここで参照として挿
入され、本発明で有用なゼオライトを示す。
より最近の特許は初めに合成されたゼオライトの骨組
からアルミニウムを除去するスチーミング及び/又は化
学抽出により製造されたゼオライトYの高シリカ/アル
ミナバージョンを開示する。50:1の高い又はより高い骨
組シリカ/アルミナ比を有するY−ゼオライトこれらの
方法で製造できそして本発明の方法により再生される改
質触媒のために有用な支持体である。
ゼオライトXは下記の式により表わされる合成結晶性
ゼオライト分子ふるいである: (0.7−1.1)M2/nO:Al2O3:(2.0−3.0)SiO2:yH2O 式中、Mは金属、特にアルカリ及びアルカリ土類金属を
表わし、nはMの原子価、そしてyはMの本体及び結晶
性ゼオライトの水和の程度に応じて約8までの数値であ
る。ゼオライトX、そのX線回折パターン、その性質及
びその製法は本発明で有用なゼオライトを示すためその
全体の参照としてここで挿入する米国特許第2,882,244
号に詳細に記載される。
ゼオライトベータはこのゼオライト、その調製及び性
質について更に詳細に参照される米国特許第3,308,069
号及びRE28,341に最初に記載される公知の合成結晶性ア
ルミノケイ酸塩である。これらの参考文献は下記のよう
な合成したままの形でゼオライトベータの組成を記載す
る: [XNa(1.0±0.1−X)TEA]AlO2・Y(SiO2・W H2O) 式中、Xは1未満、好ましくは0.75未満であり、TEAは
テトラエチルアンモニウムイオンを表わし、Yは5より
大かつ100未満でありそしてWは水和の条件及び存在す
る金属カチオンに応じて約4までである。これらの参考
文献はまたナトリウムイオンがイオン交換技術を使用し
て別の金属イオンに置換できることを教示する。続く刊
行物、例えば、ヨーロッパ特許出願第95,304号;第159,
846号;第159,847号及び第164,939号はゼオライトベー
タの定義を拡大してテトラエチルアンモニウムオキシド
及び100より大のSi/Alモル比を有する物質以外のテンプ
レート剤を使用して調製した物質を含む。ヨーロッパ特
許出願第55,046号(“Nu-2")及び英国特許出願第2,02
4,790号(“Borolite B")に記載されるゼオライトはゼ
オライトベータのものと類似の構造及びX線回折パター
ンを有しそしてここで使用する用語の“ゼオライトベー
タ”の範囲内に含まれる。
モルデナイトは天然に産する市販のゼオライトであり
かつまた合成されている。“小孔(small port")及び
“大孔(larg port)”モルデナイトが合成されてい
る。“大孔”形が触媒に適しそしてJhon Wiley and Son
s刊、Donald W.Breck著“Zeolite Molecular Sieves"に
記載される。代表的な酸化物組成は次の通りである: Na2O・Al2O3・9−10SiO2・6H2O シリカ/アルミナ比は種々の化学品を使用してアルミナ
を抽出すること及びゼオライトYで使用したものと類似
の方法によって増大できる。
触媒中の白金の百分率は0.1%から10%であり、その
下限は最小実際触媒活性にそしてその上限は最大可能白
金利用に大体対応する。好ましくは、触媒は0.2から5.0
%の白金を含有する。第VIII族金属が合成、適当な金属
塩の水溶液で含浸又はイオン交換の間大孔ゼオライトの
中に導入される。大孔ゼオライト上に二つの第VIII族金
属を導入することが望ましい場合には、この操作を同時
に又は続いて行なう。
例として、硝酸テトラミン白金(II) [Pt(NH3](NO3、塩化テトラミン白金(II)
[Pt(NH3]Cl2又はジアミン白金[Pt(NH3
(NO2の水溶液を大孔ゼオライトに含浸することに
より白金を導入できる。イオン交換法では、カチオン性
白金錯体、例えば硝酸テトラミン白金(II)を使用して
白金を導入できる。
触媒の調製に結合剤を使用できる。無機酸化物が基質
として使用されて大孔ゼオライトを結合する。この結合
剤は天然のもの又は合成で調製された無機酸化物又は無
機酸化物の組合せでよい。使用できる代表的な無機酸化
物結合剤は粘土、アルミナ、シリカ又はこれらの混合物
を含む。好適な結合剤はアルミナ、シリカ又はこれらの
混合物である。結合剤上の酸化サイトは強い酸性度を付
与しないカチオン(例えば、ナトリウム、カリウム、ル
ビジウム、セシウム、カルシウム、ストロンチウム又は
バリウム)に交換されることが好ましい。
所望の単数又は複数の金属が導入された後に、この触
媒は代表的には空気中でか焼され、そして次に水素環境
中で還元される。
本発明の再生法は押出物、球状物、ピル、ペレット、
粒状物、破砕フラグメント又は当業者に公知の種々の他
の形状物の物理的形で接触上で有用である。
触媒の使用及び汚染 本発明の方法により再生される改質触媒はC6から
C11、好ましくはC6及びC7非芳香族炭化水素の芳香族化
のために使用される。従って、C6からC11パラフィン、
オレフィン、又はナフテンを含む炭化水素フィード流を
芳香族化条件で触媒と接触させる。芳香族化条件は代表
的には約0.5から約50.0大気圧の絶対圧、好適な圧力は
約1.0から約10.0大気圧であり約800゜Fから約1200゜Fの
温度、好適には約800゜Fから約1050゜F、そして時間当
り約0.1から約10の液体時間空間速度を含む。好ましく
は、この方法で水素を用いる。存在する時には水素は炭
化水素フィード流中の炭化水素のモル当り約1.0から約1
0.0モルの速度で循環される。改質反応器に入るフィー
ド流ではイオウと水がイオウ無力化又は白金焼結による
触媒不活性化を阻止するのに十分に低くなければならな
い。
触媒再生法 触媒上にコークス及び他の不活性化炭素質沈着物の徐
徐の蓄積は結果的に触媒の活性及び芳香族化法の選択性
を減ずる。代表的には、約0.5から約3.0重量%又はそれ
以上の炭素質沈着物が触媒上に置かれる時に触媒再生が
必要になる。この時点で、炭化水素フィード流を触媒と
の接触から取外しそして適当なガス流で炭化水素転化帯
をパージすることが典型的に必要である。次に触媒を転
化帯から取出しそして別の容器又は設備で再生すること
又はその場合で再生を行なうことの何れかで本発明の触
媒再生法を行なう。別法として、別の容器に再生のため
反応器から触媒を連続的に引出して連続式触媒改質器の
ような反応器へ戻すことができる。
本発明の触媒再生法により、この方法の必須の工程を
より低温の炭素燃焼工程と結合する。この低温炭素燃焼
工程は不活性化された触媒を酸素と不活性ガスのガス状
混合物と接触させることを含む。この酸素は代表的には
空気から得られ、そして不活性ガスは酸素濃度が約21モ
ル%の酸素から本発明の実施のための0.1モル%ほどの
低い酸素である下限であるように希釈剤として役立つ。
しかしながら、本発明の実施は空気の使用に限定され
ず、より高いレベルの酸素は、シリンダー又は他の含有
装置のような更に純粋な形で酸素が供給される方法で使
用できる。低温炭素燃焼工程に使用される代表的な不活
性ガスは窒素、ヘリウム、二酸化炭素等のガス又はこれ
らの混合物を含む;窒素が好適である。再生ガスはこれ
らが反応器に入るので実質上にイオウを含むべきではな
く、好ましくは容量で100ppm以下の水を含むべきであ
る。酸素含量が燃焼の速度を決定するので、過熱及び金
属アグロメレーションを引起こすことにより触媒を損傷
しないように酸素含量を低く保ち、一方なお迅速かつ有
効の両方である方式でこの炭素燃焼工程を行なうことが
望ましい。触媒へ熱損傷を避けそしてなお再生工程が合
理的な時間量で行なわれることができるように本発明の
実施の間再生容器への入口で酸素レベルを0.2から4.0モ
ル%に保つことが望ましいと判明した。
本再生法の低温炭素燃焼工程は300゜Fから780゜Fの温
度で起こる。この低温炭素燃焼工程中存在する他の条件
は触媒帯を通してガス状酸素含有混合物の流れを保つの
に十分な圧力、例えば、約1.0から50.0の大気圧、好ま
しくは約2から約15大気圧の圧力、及び時間当り約100
から10,000のガス時間空間速度、時間当り約500から約
5,000の好適値を含む。
本発明の再生法はハロゲンを含まない環境で行なわれ
る。ハロゲンを含まないとは塩素、臭素又はヨウ素又は
例えば塩化水素、四塩化炭素、エチレンジクロリド、プ
ロレンジクロリドを含むこれらの化合物が触媒再生工程
中いかなる時も加えられないことを意味する。
改質反応中及び再生工程中水レベルを低く保つことが
望ましい。これは特に温度が700゜Fより高いときに本当
である。飽和のような高い水レベルで短時間の間(数
分)は700゜F及びより高い温度で許容できるが、この高
い水レベルを避けることが望ましい。
本発明の好適具体例は酸素含有ガスと触媒の接触から
生ずる燃焼ガスの少なくとも一部を乾燥器へ流すことそ
して乾燥した燃焼ガスを触媒帯へ再循環させることと組
合わせた乾燥器の使用を含む。再循環ガスを乾燥するこ
とは更に触媒金属アグロメレーションを減じ、より活性
な再生触媒を生ずることが見出された。再循環ガス中の
水は、このガスが触媒帯へ再循環される前に、100ppmv
未満、より好ましくは10ppmv未満に減ぜられることが好
ましい。コークス燃焼工程の直前にかつ間中新しい乾燥
器を用いるときに結果が最良であることが判明した。
本発明の好適具体例では、低温炭素燃焼工程は触媒か
ら炭素質物質の殆どを除去し、一方触媒上に0.1から約
0.5重量%の炭素の一定量を残す。本発明は作用のいか
なる理論にも限定されないが、結果の改良された触媒性
能の一つの可能な説明は触媒上に留まる少量の炭素が酸
サイトに位置し、従って再生された触媒の汚染速度を顕
著に減ずることである。驚くべきことには、またC5 +
成物選択性の収量は触媒の最初の再生後に僅かに増大す
ることが見出された。
更に、本発明の別の好適具体例では、最初の反応器入
口温度は500゜F以下、好ましくは300゜Fから500゜Fの初
期温度から約1から5日の間にわたって段階的方式で炭
素燃焼の間増大して780゜F未満、好ましくは約600゜Fか
ら750゜Fの最終ピーク触媒床温度に到達する。
最初の反応器入口で酸素濃度は炭化水素燃焼による発
熱と高い水分レベルを制御するように本発明の方法では
抑制されるべきである。それ故に、本発明の好適具体例
では、酸素は炭素燃焼除去工程を通して酸素含有ガス中
で約0.2モル%から2.0モル%の間のレベルに保たれる。
燃焼の初期段階中に、酸素レベルは0.2から0.5モル%の
間のレベルに保たれることが好ましい。燃焼の速度は越
知込むので、酸素レベルを0.5から4.0モル%の間に増大
できる。
燃焼した炭素質物質の一部を有する結果の再生した触
媒は代表的にはその後約500゜Fに冷却されそして窒素又
は他の不活性ガスでパージされてそこから酸素と何れか
の水を置換える。出口ガスは容易にモニターされて触媒
帯が酸素と水を実質上含まない時を決定する。
低温炭素燃焼及びパージ後に、水素で処理により触媒
を活性化する。最初の還元工程において、少なくとも約
0.1から約10.0時間の間約300゜Fから約700゜Fの温度で
触媒を水素含有流と接触させる。この還元工程の好適条
件は約0.から約2時間の間約400゜Fから約600゜Fであ
る。還元工程に使用される圧力とガス速度は好ましくは
低温炭素燃焼工程で前記のものに非常に類似している。
初期還元に続いて、温度を900から1000゜F間に上げなが
ら不活性ガスと水素の混合物を循環させることによって
触媒を更に還元しかつ乾燥できる。この還元工程では、
金属成分はその基本状態に戻されそして結果の再生され
た触媒は新しい触媒で生ずるものと極めて類似する活性
と選択性の特性を有する。更に、再生された触媒は減少
した汚損速度に測定されるように改良された安定性を有
することが見出された。酸化鉄が触媒上に又は配管中に
存在する時には、NH3の形式を200ppmv未満に制限するた
めに、還元と乾燥工程間に窒素対水素の少なくとも4:1
モル比を使用することが望ましい。
還元工程を完了した後に、温度を800゜F又はそれ以下
に下げる。触媒帯へ炭化水素フィード流を装入すること
そして所望の転化及び生成物収率を得るように反応条件
を調節することによって、触媒が使用される改質工程を
再開する。
下記の例は本発明を更に例示するつもりであり、いず
れにしても本発明を限定する意図はない。
低温再生 例I 前処理及びナフサ供給原料の組成 炭化水素供給原料を水素化処理しかつ乾燥してイオ
ウ、酸素及び水を除去した。処理したフィードを窒素下
貯蔵して水と酸素の殆どないように保った。水素化処理
したフィードのイオウ含量は約0.1ppmwであった。ガス
クロマトグラフ分析により下記の組成が示された。
LV% i−ペンタン 0.0 n−ペンタン 0.5 2,2−ジメチルブタン 2.2 2,3−ジメチルブタン 3.5 2−メチルペンタン 17.9 3−メチルペンタン 14.5 n−ヘキサン 20.0 2,2−ジメチルペンタン 1.3 2,4−ジメチルペンタン 1.7 2,3−ジメチルペンタン 2.8 2−メチルヘキサン 7.5 3−メチルヘキサン 8.5 n−ヘプタン 4.5 C8 +パラフィン 2.1 シクロペンタン 1.2 メチルシクロペンタン 4.9 シクロヘキサン 2.0 メチルシクロヘキサン 0.5 他のC6−C7ナフテン 1.7 ベンゼン 0.2 トルエン 0.7 エチルベンゼン 0.2 ヘビース 1.6 例II 新しい触媒で開始する第1ランサイクル 80cm3の新しい改質触媒を直径1インチの管状反応器
に装入した。この触媒はバリウム交換L−ゼオライト上
の白金及び結合剤を含んだ。この反応器を3帯電気炉内
でナフサ改質パイロットプラット中に設置した。軸方向
サーモウエル中の触媒床の頂部から底部に配置された6
個の等しく離れた熱電対ポイントにより触媒床温度を測
定した。このパイロットプラントを窒素でパージしかつ
圧力試験し、減圧し、次に窒素中1.0%の酸素の混和物
で100psigに加圧しそしてリサイクルコンプレッサーを
始動した。反応器流出液を冷却した液体−ガス分離器、
水分分析器、4A分子ふるいを含有する乾燥器、コンプレ
ッサー、質量流量計を通過させそして反応器へ戻した。
ガス循環速度を分当り0.7標準に調節した。少量のリ
サイクルガスをリサイクルループから流出するままし、
そしてメークアップ酸素/窒素混和物をシリンダーから
供給した。
酸素/窒素混和物を循環させかつ500゜Fに加熱するこ
とによって触媒を乾燥させた。反応器流出液が300ppm未
満の水を含むまで温度を500゜Fに保った。次に炉温度を
600゜Fに上げそして反応器流出液中の水が再び300ppm未
満になるまで保った。最後に、温度を700゜Fに上げそし
て反応器流出液が100ppm未満の水を含むまで保った。反
応器500゜Fに冷却しそして酸素/窒素メークアップガス
を乾燥窒素と置換えた。パイロットプラントから酸素を
パージしそして圧力を70psigに調節し、コンプレッサー
を同一の設定で操作し続けた。
メークアップガスを窒素から水素に切換えかつ70psig
から100psigに加圧することにより触媒還元を開始し
た。次にコンプレッサーセッティングを分当り0.7標準
の循環速読を再び得るように再調節した。1時間500
゜Fに保った後に、反応器炉温度を50゜F/hの速度で700
゜Fに上げた。反応器流出液中の水が300ppmv未満になる
まで温度を700゜Fに保ち、そして次に50゜F/hで800゜F
に上げた。反応器流出液中の水分から再び300ppmv未満
に下がった時に、温度を900゜Fに上げそして反応器流出
液中の水が100ppmv未満になるまで保った。次に炉温度
を800゜Fに下げ、そこでナフサフィード導入のために調
製品を作った。これはナフサフィード導入ポイントと改
質反応器の間のリサイクループ中にイオウコンバーター
/ソーバー反応器オンラインを置くことを含む。イオウ
コンバータ/ソーバーの目的は改質反応器に入るフィー
ド中のイオウ化合物を5ppbv未満に減ずることにあっ
た。
例Iからのナフサフィードを1.6容量の液体時間空間
速度(LHSV)に対する128ml/hの速度で供給した。生成
物水素ガスが背圧レギュレータを通してリサイクルルー
プから出るにまかせて圧力を100psigに調節した。生成
物水素流を分析しそして3.0の水素対ナフサフィードモ
ル比を得るように水素リサイクルを調節した。
液体生成物を60゜Fで分離器で回収した。レベルコン
トロールと弁を分離器がデブタナイザー中に排出するに
まかせ、これはなおC5 +液体生成物を生じた。
フィード導入後に、触媒芳香族化活性が42重量%の芳
香族を含む液体生成物を生ずることができるまで炉温度
を迅速に上げた。液体生成物の収率はフィードで約85LV
%であった。その後に触媒が不活性化するので、液体生
成物中に一定の芳香族を保つように温度を上げた。ラン
温度の開始に関して芳香族化活性を測定するために、下
記の工程を使用した。最初のアインアウト時間後に、平
均触媒床温度置を時間に対してプロットして触媒不活性
化速度を測定した。このプロットは大体線状でありかつ
最小自乗法に適合できる。線の傾斜は触媒不活性化速度
でありかつラン温度の開始はゼロ時間切片として定義さ
れる。ラン温度の末端に線状挿入を行なうことによって
大体の最終のラン長さを推定する。ランの末端で、芳香
族選択性が減少し始めそして触媒不活性化が著しく促進
する。前記のフィードとラン条件に対してラン温度の末
端は935゜Fであると予想された。
始動後に、658時間一定のLHSV、リサイクル比、圧力
及び芳香族でパイロットプラントをランした。反応温度
データの最小自乗フイットは0.026゜F/hの汚損速度と85
5゜Fのラン温度の開始を生じた。935゜Fのラン温度の末
端を推定すると、最終のラン長さは反応条件が変化しな
いままと仮定すると約3100時間であった。
658時間のオンストリーム後に、工程変動効果を調べ
るために反応条件を変更した。全部で3810時間種種の条
件下でランを続けた。ランの最後に、ナフサ供給を停止
し、反応器炉を500゜Fに冷却する一方水素循環を続け
た。次に装置を窒素パージしそして周辺温度に冷却する
にまかせた。最後に、反応器窒素圧下遮断しそして後の
再生のため触媒を貯蔵した。
例III 触媒の最初の再生 例IIからの触媒を含有する反応器をパイロットプラン
トに再装入し、窒素でパージしそして水素中で反応温度
に加熱した。次に最初の空間速度、圧力及びリサイクル
比で改質反応を再開し触媒活性を測定した。流れで84時
間後に、42時間%の芳香族を含有するC5 +液体生成物を
作るために919゜Fの平均触媒温度が必要であることが測
定された。それ故この触媒は例IIのランの開始以来74゜
F老化した。
ナフサ供給を停止しかつ反応器炉を500゜Fに冷却する
一方水素循環を続けた。500゜Fでイオウコンバーター/
ソーバー反応器をバイパスし、閉塞しそして分離器をド
レインした。リサイクルループを窒素でパージしかつ改
質反応器を300゜Fに冷却する一方リサイクルガス循環を
夜通し続けた。
リサイクルガス流に空気及び分当り約60立方cmの1.0
%酸素/窒素混和物を導入することそして改質反応器に
入るガスに約1.0%の酸素を保つよう空気流を調節する
ことによって300゜Fと95psigで炭素燃焼を開始した。リ
サイクルガス速度は時間当り1.3標準であった。空気
を分子ふるいで乾燥しかつ質量流量計を通して測定し
た。酸素分析のため十分なオフガスを供するように酸素
/窒素混和物を加えた。分子ふるい乾燥器はリサイクル
ループに留まりそして乾燥器の前後で水分レベルを測定
した。燃焼を通して反応器入口酸素濃度を約1.0%に保
った。反応器入口流の水は5ppmv未満であった。
空気を導入すると、約20゜Fに等しい発熱が触媒床の
前端で得られた。これは燃焼ガス中の炭化水素蒸気の燃
焼に帰因した。数時間後発熱は減退した。炉温度を22時
間300゜Fに保ち、次に50゜F/hの速度で500゜Fに上げ
た。炉温度を上げるにつれて、発熱は約25゜Fに増加し
そして触媒床を通して移動した。反応器流出液中の酸素
濃度はゼロに低下した。炉温度が500゜Fに達する時に
は、発熱と酸素消費は再び減少していた。
炉温度を20.0時間500゜Fに保ち、次に時間当り50゜F
の速度で600゜Fに上げた。再び、温度が上がるにつれて
触媒コークスの燃焼が促進された。発熱が増加しそして
反応器流出液中の酸素が減少した。発熱は約10゜Fでピ
ークとなりそして酸素転化は約30%でピークとなった。
炉温度が600゜Fに到達後短時間で燃焼が再び減退した。
22.0時間600゜Fに保った後に、炉温度50゜F/hで700゜
Fに上げた。今度はピーク発熱は5゜F以下であった。70
0゜Fで22.0時間後空気及び酸素/窒素混和物を遮断し
た。ここで水と二酸化炭素を負荷したリサイクルガス乾
燥器をバイパスしそして新しい乾燥器をオンラインに導
いた。リサイクルループを窒素でパージしかつ改質反応
器を500゜Fに冷却する一方ガス循環を続けた。
コンプレッサーを操作し続ける一方70psigに減圧し、
次に水素で100psigまで加圧することによって触媒還元
を開始した。メイクアップガスを窒素から水素に切換え
た。温度を1時間500゜Fに保ち、次に4゜F/hで900゜F
に上げた。ナフサ供給導入のため800゜Fに冷却する前に
温度を16時間900゜Fに保った。
例IV 最初の再生後触媒の性能 触媒再生後に、例IIに使用したものと同一の条件とフ
ィードでナフサ改質反応を再開した。液体生成物収量は
前の再生と同一でありそして新しい触媒により僅かに良
好であった。流れで840時間後、前のように最小自乗フ
イットを行なってラン温度の開始と不活性化速度を測定
した。ラン温度の開始は859゜Fでありかつ触媒不活性化
速度は0.017゜F/hであった。かくして、触媒活性は新し
い触媒の4゜F以内に回復していた。驚くべきことに
は、触媒不活性化速度は新しい触媒より著しく小さかっ
た。投影されたラン長さは第一のサイクルの3100時間に
比較して4300時間であった。
ラン温度の開始と触媒不活性化速度を測定した後に、
触媒汚染を促進するために液体時間速度を3.0に増加し
かつ1025゜Fの最大触媒床温度を得るために炉温度を増
加した。これらの条件で1464時間後に、触媒床はラン活
性の大体の末端に到達しそして液体時間空間速度は1.6
の元の数値に減じた。次に42重量%芳香族を含有する液
体生成物を生ずる平均触媒床温度は939゜Fであると測定
された。この触媒は第2ランサイクルの開始から80゜F
老化した。
例V 触媒の第2の再生 例IVに記載されたランサイクルの終りで、ナフサフィ
ードを停止そして水素を循環させることを続ける一方改
質反応器を500゜Fに冷却した。500゜Fで、リサイクルル
ープを窒素でパージし、イオウコンバータ/ソーバーを
ラインから取外し、そして分離器をドレインした。反応
器を300゜Fに冷却しながらパージを続けた。
例IIIに使用したも実質上同一の工程に従って触媒を
再生した。
例VI 第2触媒再生に続く触媒性能 第2再生後に、第1及び第2ランサイクルの開始で使
用した同一の条件とフィードで改質反応を再開した。66
0時間後に、最小自乗フイットを再び行なってラン温度
の開始及び触媒不活性化速度を測定した。ラン温度の開
始は874゜Fであると測定されそして触媒不活性化速度は
0.012゜F/hであった。それ故にこれらの条件で投影され
たラン長さは約5000時間であった。ラン温度の開始は前
のランサイクルの開始から13゜F減退するが、触媒不活
性速度が再び減少し、このため投影されるラン長さは増
加した。流体C5 +収量は第1再生の後と同一であった。
例VII 乾燥器なしの再生 4700時間パイロットプラントからのコークス化触媒を
貯蔵しそして後に前記の例にした同じ条件で用務に戻し
た。その使用の前に、触媒は例IIに使用した触媒と同一
の組成を有した。330時間のオンストリーム後、平均触
媒床温度は930゜Fでありかつ液体組成物は42重量%の芳
香族を含有した。フィードで液体生成物の収量は減少し
始め、85.5LV%であった。
この点でナフサ供給を停止し、水素を循環して反応器
を500゜Fに冷却した。500゜Fで、リサイクルループを窒
素でパージしそしてイオウコンバータ/ソーバー反応器
及びリサイクルガス乾燥器をバイパスしそして分離器を
ドレインした。圧力を85psigに調節した。今度は炭素燃
焼を500゜Fで開始した。例III及びVにおけるように空
気と酸素/窒素混和物をリサイクルガス流に加えるが、
反応器入口で酸素含量を1.0%の代りに0.5%に調節し
た。燃焼を通して乾燥器をバイパスにとどめた。相当な
酸素転化がありかつ発熱は約12゜Fであった。1.5時間50
0゜Fに保った後に、炉温度を25゜F/hで700゜Fに上げ
た。炉温度が約640゜Fに到達した時に酸素漏出が起こっ
た。炉温度が700゜Fに到達する時までごく少量の燃焼が
ありそして発熱は無視できるほどであった。反応器入口
酸素レベルを1.0%に上げそして20時間温度で700゜Fに
保って燃焼を完了した。最終燃焼の間発熱は2゜F未満
であった。
リサイクルガス乾燥器をバイパスしたので、分離器で
飽和レベルに達するまで燃焼中水はリサイクルガス内に
蓄積した。リサイクルガス中の水分レベルは700゜F保持
時間内に2000ppmを十分に越えた。
炭素燃焼を完了した後に、リサイクルループを窒素で
パージしそしてリサイクルガス循環を続ける一方反応器
を500゜Fに冷却した。500゜Fで乾燥器及びイオウコンバ
ータ/ソーバーをラインに戻した。リサイクルガス中の
水が100ppmv未満に下がった時に、プラントを水素で100
psigに加圧して触媒還元を開始した。500゜Fで1時間後
に、10゜F/hの速度で反応器を900゜Fに加熱した。反応
器流出液の含水量が100ppm未満になるまで反応器を900
゜Fに保ち、次にフィード導入のために800゜Fに冷却し
た。
例VIII 乾燥器なしで再生後の触媒性能 例VIIで触媒再生後に、ナフサ供給を再開しかつ590時
間改質反応を再び始めた。フィード及びラン条件は例II
と同一であった。触媒性能は例II,IV又はVIで得られた
ものほど良好ではなかった。ラン温度の開始は868゜Fで
あり、汚損速度は0.031゜F/hであった。それ故に投影さ
れるラン長さは僅か約2100時間であった。
例IX 乾燥器を用いて再生 別のコークス化触媒試料で例VIIIの再生工程を繰返し
たが炭素燃焼中リサイクルガス乾燥器を使用し、結果と
して反応器入口水分レベルを常に5ppm未満であった。改
質触媒としてその使用前に触媒組成は例II及びVIIに使
用したもの同一であった。
例X 乾燥器を用いて再生後触媒性能 例IXで再生した触媒を例VIIIにおけるものと同一の条
件とフィードで試験した。流れで576時間後に、ラン温
度の開始は862゜Fでありそして触媒不活性化速度は0.01
9゜F/hであった。投影されたラン長さは例VIIIの2100に
比較して3800時間であった。
例IからXの結果を下記の第1表に要約した。
この表は明らかに抑制された低温炭素燃焼再生工程が
前のランサイクルの開始時に存在する活性の殆どを回復
すること、しかも触媒不活性化速度が著しく減じ、この
ため白金再分散を必要とする前に幾つかのサイクルが可
能であることを示す。この結果は更に炭素燃焼中リサイ
クルガスの含水量を減ずるため乾燥器を使用することの
利点を示す。これらの結果は従来技術の見地では驚くべ
きであり、サイクル長を増大しそして腐食性かつ時には
極めて毒性のハロゲン化合物を避ける機会を与える。
例 1 大規模プラントのための再生工程 パイロットプラントに比較して発熱での差を許容し
て、並列した4つの反応器で商業的単位を下記の通り再
生する。ナフサフィードを引出しそして水素を高温で循
環させて触媒から炭化水素をストリップする。分離器及
びノックアウトドラムから周期的に炭化水素をドレイン
する。反応器を約420゜Fに冷却しながら水素循環を続け
る。420゜Fでリサイクルループを窒素でパージしそして
液体炭化水素に対して低いポイントで検査する。周期的
ドレイニングにより炭化水素液体が殆ど又は全く回収さ
れないことが示された後に、炭化水素と水を殆ど含まな
い新しいリサイクルガス乾燥器に切換えることが有益で
ある。リサイクルガスイオウコンバータ/ソーバーがあ
る場合には、これはこの地点でバイパスされる。
反応器入口が420゜Fでありかつリサイクルガス中の燃
焼物のレベルが2.0%未満である場合には、リサイクル
ガス流に空気を導入する。第1反応器入口で酸素レベル
を0.5%に調節する。リサイクルガス中の残りの可燃物
の燃焼はすべての酸素を消費しそして第1反応器を横切
って80から125゜Fへの発熱を生ずる。結果的に、蒸気相
可燃物が消費されそして燃焼波は反応器列を通して移動
する。酸素漏出が起こりかつ発熱が減退した後に、ピー
ク触媒床温度が700゜Fに到達するまで炉温度を約25゜F/
hの速度で上げる。この点で全発熱は約20゜F未満であ
る。反応器列を横切って酸素転化が10%未満に低下する
時には、反応器入口で酸素濃度を1.0から4.0%に上げそ
してピーク触媒床温度をできるだけ700゜Fに近く保つよ
うに炉温度を調節する。
空気メイクアップを停止する前に12から24時間温度を
700゜Fに保つ。次にリサイクルループを窒素でパージし
そして500゜Fに冷却する。500゜Fでリサイクルガス乾燥
器を再び切変えそしてイオウコンバータ/ソーバーをオ
ンラインに戻す。触媒の還元に必要な約2倍量の化学量
論的量の水素を約1時間にわたって装置の中に供給す
る。次にこの装置を一部減圧しそして水素対窒素比を約
1対4に調節するように水素で加圧する。より高い水素
対窒素は過剰のアンモニア形成を生じ、これは反応器管
に存在する鉄粒子により接触作用を受ける。約1時間温
度を500゜Fに保ち、次に10゜F/hで900゜Fに上げる。水
素及び窒素メイークアップ速度を調節することによって
水素/窒素比を保つ。少なくとも12時間温度を900゜Fに
保つ。第4反応器流出液中の水が100ppm未満である時に
は、温度を700゜F又はそれ以下に下げてフィード導入を
待つ。
例XII シリカライト触媒/触媒コークス化を用いて改質 シリカライト粉末上に1%ptを与えるように乾燥した
合成シリカライト粉末に含浸させること、次にこれをSA
PO−11粉末と混合して25重量%のSAPO−11と75重量%の
Ptシリカライトからなる完成した触媒を生ずることによ
ってシリカライト触媒を製造した。
この触媒を使用してヘキサン含有フィードを芳香族に
転化した。フィード組成を第XI表に記載した。使用した
転化条件は30psigの圧力、0.72のWHSV、7対1の水素対
炭化水素比であり、高い生成物ベンゼンレベルを保ちか
つ汚損を調節するために触媒温度は880から1000゜Fの範
囲に及ぶ。
例XIII シリカライト触媒の再生 例XIIの触媒を繰返しコークス化をして再生した。再
生条件は923のGHSVで30から100psigで低い濃度(0.5か
ら2.0重量%)へ酸素で触媒を処理することを含む。
再生温度を450から680゜Fの範囲にわたって変えた。1
6から24時間約500゜F未満の再生は新しい触媒に類似し
た活性(例えば、ヘキサン転化により測定した)又は選
択性(例えば、生成物中のベンゼンの重量%により測定
した)を有する触媒を製造することで成功しなかった。
550から680゜Fの再生温度では、芳香族化活性はランサ
イクルの開始のそれに大体回復した。
下記の第2表には、活性と選択性の結果と共に、これ
らの再生の幾つかに対して再生温度と時間が示される。
再生間で1000時間を越える間、これらの再生された触媒
は約40重量%の生成物ベンゼンレベルを保つことができ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マラスキー,バーナード エフ. アメリカ合衆国94930 カリフォルニア 州フェアーファックス,シャーマン コ ート 18 (56)参考文献 特開 平3−207795(JP,A) 特開 昭63−84632(JP,A) 特開 昭55−56188(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C10G 35/095 B01J 38/18 B01J 29/90

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分子ふるい上の白金を含むコークス汚染改
    質触媒を再生する方法において、前記の触媒が前のラン
    サイクルの開始時に有した活性の20゜F(11℃)以内に
    触媒芳香族化活性が回復するような十分な時間の間780
    ゜F(416℃)未満の温度で前記の触媒をハロゲンを含ま
    ない酸素含有ガスと接触させることから本質的なる前記
    の方法。
  2. 【請求項2】分子ふるいが大孔ゼオライトである、請求
    項1に記載した方法。
  3. 【請求項3】大孔ゼオライトが型−Lゼオライトであ
    る、請求項2に記載した方法。
  4. 【請求項4】分子ふるいがシリカライトである、請求項
    1に記載した方法。
  5. 【請求項5】ゼオライトが更にアルカリ土類金属を含
    む、請求項2に記載した方法。
  6. 【請求項6】ゼオライトが更にホウ素を含む、請求項2
    に記載した方法。
  7. 【請求項7】触媒がアルミナ、シリカ又はこれらの混合
    物を含む支持体基質と結合される。請求項1、3又は4
    に記載した方法。
  8. 【請求項8】更に300゜F(149℃)から700゜F(371℃)
    の初期温度で触媒を水素含有ガス状流と接触させること
    により再生触媒を還元することを含む、請求項1に記載
    した方法。
  9. 【請求項9】更に酸素含有ガスと触媒の接触から生ずる
    燃焼ガスの少なくとも一部を乾燥すること、そして次に
    この乾燥した燃焼ガスを反応器へリサイクルすることを
    含む、請求項1に記載した方法。
  10. 【請求項10】(a)300゜F(149℃)から780゜F(416
    ℃)の温度及び100ppmv以下の入口含水量でコークス不
    活性化L−ゼオライト触媒をハロゲンを含まない酸素含
    有ガス状流と接触させること、そして (b)この触媒を水素含有ガスと接触させることにより
    工程(a)から生ずる触媒を還元すること、を含む、コ
    ークス不活性化改質触媒を再生する方法。
  11. 【請求項11】改質条件下ランの間炭化水素流を白金含
    有分子ふるい触媒と接触させること、そして記載した請
    求項1のような方法により前記の触媒を再生することを
    含む改質法。
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