JP3115875U - 管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部を完全に密封できる管継手を提供する。
【解決手段】二本のパイプ2、3の接合に用いられ、接合される二本のパイプ2、3の両端部に形成される拡口部20、30を含み、二本のパイプ2、3の間に介在するシール部材4と、シール部材4の固定を行なう蓋板5とからなり、シール部材4はパイプ2、3の拡口部20、30方向に段部40を有し、段部40の外周の形状は完全に拡口部20、30の形状に対応し、拡口部20、30に接触する。段部40の外縁と拡口部20、30とは斜面であり、段部40の拡口部20、30と接触する場所にはシール面が形成され、組立時、蓋板5を螺合するときに発生する圧力によってシール面を圧着してパイプ内を完全に密封する。
【選択図】図2

Description

本考案は、パイプの接合部から液漏れが発生しない密封式の管継手に関する。
産業技術の進歩によって、製品の品質は常に高まっており、使用される生産設備は一定のレベルに達していることが要求される。例えば、生産過程において使用される液体の輸送システムの信頼度は重要であり、液体輸送時における液漏れは人体への影響、環境汚染または製造工程への影響などが発生するので必ず避けなければならない。
例を挙げると、フッ素樹脂は耐熱性、耐薬品性および清潔性などの特性から現代の高純度化学製品の製造、保存、輸送および操作などの環境に非常に適している。フッ素樹脂からなるパイプおよびパイプ部材によって構成されるパイプシステムによる流体の輸送では高純度の化学品の品質を維持できる。
しかし、フッ素樹脂材料は高熱によって変形するという欠点があり、フッ素樹脂からなるパイプおよび管継手を温度の高い環境で使用した場合、パイプおよび管継手が容易に変形し、液漏れが発生して使用できなくなる。
また、図1に示す従来技術によるパイプ接合技術においては、接合するパイプ10、11内または外縁にねじ山101、111を加工し、管継手12を螺合する。
この技術における欠点は、パイプ10、11と管継手12との間を完全に密封できないという点であり、特に管内の流体が大きな圧力を発生するとき、接合部分の脱落や液漏れが発生しやすい。
従って、パイプの材料が如何なるものであっても、管継手によってパイプを接合するとき、変形や脱落によって管内の流体が漏れる状況が発生することがなく、製造工程の技術レベルを高めることができる設計が必要であった。
特開2003−74769号公報
本考案の目的は上記の問題点に鑑みてなされたもので、特殊な構造によって、パイプを接合するとき、内部を完全に密封でき、それによって液漏れが発生することがなく、特に、管内に流体による圧力が発生した場合においても同様の効果を得ることができる管継手の構造を提供することにある。
上述の課題を解決するため、請求項1の考案は、接合されるパイプの両端部に形成される拡口部を含み、シール部材と、蓋板とを有するパイプの接合に用いられる管継手であって、シール部材は、接合される二本のパイプの間に設けられ、シール部材はパイプの拡口部方向に段部を有し、段部の形状は完全に拡口部の形状に対応し、拡口部に接触する位置にはシール面が形成されており、蓋板は、拡口部とシール部材とを挟持する方式でシール部材を固定し、蓋板とシール部材とにボルトを貫通して蓋板を螺合するときに発生する圧力によって前記シール面を圧着してパイプ内を完全に密封することを特徴とする管継手である。
請求項2の考案は、シール面は斜面であることを特徴とする請求項1記載の管継手である。
請求項3の考案は、シール部材の段部外縁にはシール部材凸部が設けられ、シール部材凸部の弾性加圧部材は流体がここを通過するとき、その圧力によって変形し、シール部材凸部は弾性加圧部材の変形応力を得て自動的に拡口部を密封する圧力が発生することを特徴とする請求項1または2記載の管継手である。
請求項4の考案は、弾性加圧部材は、シール部材の段部の底縁に開設されたスリットによって構成され、スリットによって弾性加圧部材が圧力を受けたとき、弾性アームのように変形し、自動的にシール部材凸部と拡口部とを密着させる力が発生することを特徴とする請求項3記載の管継手である。
請求項5の考案は、蓋板のシール部材との接触面には、蓋板シール凸部が設けられ、蓋板シール凸部の弾性加圧部材は管継手を螺合する力によって変形し、自動的に変形応力によって圧力が発生して密封することを特徴とする請求項1記載の管継手である。
請求項6の考案は、弾性加圧部材は、蓋板の底縁に開設されたスリットによって構成され、スリットによって弾性加圧部材が圧力を受けたとき、弾性アームのように変形し、自動的に蓋板シール凸部とシール部材とを密着させる力が発生することを特徴とする請求項5記載の管継手である。
請求項7の考案は、金属製の蓋板の外周は、容易に変形する非金属材料によって被覆され、弾性加圧部材および蓋板シール凸部が変形できるようになっていることを特徴とする請求項5または6記載の管継手である。
請求項8の考案は、蓋板のシール部材との接触面には、蓋板シール凸部が設けられ、蓋板シール凸部の第2の弾性加圧部材は管継手を螺合する力によって変形し、自動的に変形応力によって圧力が発生して密封することを特徴とする請求項3記載の管継手である。
請求項9の考案は、第2の弾性加圧部材は、蓋板の底縁に開設されたスリットによって構成され、スリットによって弾性加圧部材が圧力を受けたとき、弾性アームのように変形し、自動的にシール部材凸部とシール部材とを密着させる力が発生することを特徴とする請求項8記載の管継手である。
本考案は、接合されるパイプの両端部に形成される拡口部を含み、シール部材と、蓋板とを有し、シール部材は、接合される二本のパイプの間に設けられ、シール部材はパイプの拡口部方向に段部を有し、段部の形状は完全に拡口部の形状に対応し、拡口部に接触する位置にはシール面が形成されているので、蓋板は拡口部とシール部材とを挟持する方式でシール部材を固定し、蓋板とシール部材とにボルトを貫通して蓋板を螺合するときに発生する圧力によって前記シール面を圧着してパイプ内を完全に密封することができる。
本考案の管継手の好適な実施例を図面を参照しつつ説明する。
図2に示すように、本考案の第1実施例による管継手は、二本のパイプ2、3の接合に用いられ、接合される二本のパイプ2、3の両端部に形成される拡口部20、30と、二本のパイプ2、3の間に介在するシール部材4と、シール部材4の固定を行なう蓋板5とからなる。シール部材4はパイプ2、3の拡口部20、30方向に段部40を有し、段部40の外周の形状は完全に拡口部20、30の形状に対応し、拡口部20、30に接触する。
図3に示すように、段部40の外縁と拡口部20、30とは斜面であり、段部40と拡口部20、30と接触する場所にはシール面6が形成されているのが好ましい。組立時、蓋板5によって拡口部20、30とシール部材4とを挟持する方式でシール部材4を固定し、蓋板5とシール部材4とにボルト7のような螺合部材を貫通し、蓋板5を螺合するときに発生する圧力によってシール面6を圧着してパイプ内を完全に密封する。
図4は、本考案の第2実施例を示し、シール部材4の段部40外縁にはシール部材凸部41が設けられ、シール部材凸部41は、流体がここを通過するとき、圧力によってシール部材凸部41の第1の弾性加圧部材42が変形し、シール部材凸部41は第1の弾性加圧部材42の変形応力を得て自動的に拡口部20、30を密封する圧力が発生する。
上述の第1の弾性加圧部材42は、シール部材4の段部40の底縁に開設されたスリット43によって構成され、スリット43によって第1の弾性加圧部材42が圧力を受けたとき、弾性アームのように変形し、自動的にシール部材凸部41と拡口部20、30とを密着させる力が発生する。
図5は、本考案の第3実施例を示し、蓋板5とシール部材4との接触面には、蓋板シール凸部50が設けられ、蓋板シール凸部50は第2の弾性加圧部材51が管継手を螺合する力によって変形し、自動的に変形応力によって圧力が発生して密封する。
上述の第2の弾性加圧部材51は、蓋板5の底縁に開設されたスリット52によって構成され、スリット52によって第2の弾性加圧部材51が圧力を受けたとき、弾性アームのように変形し、自動的に蓋板シール凸部50とシール部材4とを密着させる力が発生する。
蓋板5は通常金属材料からなり、蓋板シール凸部50に一定の弾性を発生させるために、金属材料からなる蓋板5の外周は容易に変形する非金属材料によって被覆され、第2の弾性加圧部材51および蓋板シール凸部50が変形できるようになっている。
上述の設計によって、本考案による管継手は多重の密封効果を有することができ、管内の流体の圧力によって自動的に密封する圧力が発生し、複雑な方式や構造が必要ない。
上述の説明は本考案の好適な実施例を示したものであり、本考案の範囲を制限するものではない。本考案の主旨を逸脱しない範囲における修飾や変更はすべて本考案の均等の範囲に含まれることは勿論である。
従来技術による管継手を示す断面図である。 本考案による管継手を示す立体分解図である。 本考案の第1実施例による管継手の使用状態を示す断面図である。 本考案の第2実施例による管継手の使用状態を示す断面図である。 本考案の第3実施例による管継手の使用状態を示す断面図である。
符号の説明
2、3 パイプ
20、30 拡口部
4 シール部材
40 段部
41 シール部材凸部
42 第1の弾性加圧部材
43、52 スリット
5 蓋板
50 蓋板シール凸部
51 第2の弾性加圧部材
6 シール面
7 ボルト

Claims (9)

  1. 接合されるパイプの両端部に形成される拡口部を含み、シール部材と、蓋板とを有するパイプの接合に用いられる管継手であって、
    前記シール部材は、接合される二本のパイプの間に設けられ、前記シール部材はパイプの拡口部方向に段部を有し、前記段部の形状は完全に前記拡口部の形状に対応し、前記拡口部に接触する位置にはシール面が形成されており、
    前記蓋板は、拡口部とシール部材とを挟持する方式でシール部材を固定し、蓋板とシール部材とにボルトを貫通して蓋板を螺合するときに発生する圧力によって前記シール面を圧着してパイプ内を完全に密封することを特徴とする管継手。
  2. 前記シール面は斜面であることを特徴とする請求項1記載の管継手。
  3. 前記シール部材の段部外縁にはシール部材凸部が設けられ、前記シール部材凸部の弾性加圧部材は流体がここを通過するとき、その圧力によって変形し、前記シール部材凸部は前記弾性加圧部材の変形応力を得て自動的に拡口部を密封する圧力が発生することを特徴とする請求項1または2記載の管継手。
  4. 前記弾性加圧部材は、シール部材の段部の底縁に開設されたスリットによって構成され、前記スリットによって弾性加圧部材が圧力を受けたとき、弾性アームのように変形し、自動的にシール部材凸部と拡口部とを密着させる力が発生することを特徴とする請求項3記載の管継手。
  5. 前記蓋板の前記シール部材との接触面には、蓋板シール凸部が設けられ、前記蓋板シール凸部の弾性加圧部材は管継手を螺合する力によって変形し、自動的に変形応力によって圧力が発生して密封することを特徴とする請求項1記載の管継手。
  6. 前記弾性加圧部材は、蓋板の底縁に開設されたスリットによって構成され、前記スリットによって前記弾性加圧部材が圧力を受けたとき、弾性アームのように変形し、自動的に蓋板シール凸部とシール部材とを密着させる力が発生することを特徴とする請求項5記載の管継手。
  7. 前記金属製の蓋板の外周は、容易に変形する非金属材料によって被覆され、前記弾性加圧部材および蓋板シール凸部が変形できるようになっていることを特徴とする請求項5または6記載の管継手。
  8. 前記蓋板の前記シール部材との接触面には、蓋板シール凸部が設けられ、前記蓋板シール凸部の第2の弾性加圧部材は管継手を螺合する力によって変形し、自動的に変形応力によって圧力が発生して密封することを特徴とする請求項3記載の管継手。
  9. 前記第2の弾性加圧部材は、蓋板の底縁に開設されたスリットによって構成され、前記スリットによって弾性加圧部材が圧力を受けたとき、弾性アームのように変形し、自動的にシール部材凸部とシール部材とを密着させる力が発生することを特徴とする請求項8記載の管継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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