JPWO2007049339A1 - ガスケット - Google Patents

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名川 政人
政人 名川
秀樹 野田
秀樹 野田
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名川 政人
政人 名川
大喜工業株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16J15/106Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing characterised by structure homogeneous

Abstract

構成及び製作が簡単で高温、高圧、強アルカリ、強酸性の気体、液体に対しても優れたシール性能を発揮するガスケットを提供すること。中央に孔部11を有し両面に接合面12,13を有し且つ弾性材からなる環状板体14の一方の接合面12に孔部11の内周と同心円状に一本又は複数本の第1の環状突起部15を設けると共に他方の接合面に前記孔部の内周と同心円状で且つ第1の環状突起部と重ならない位置に一本又は複数本の第2の環状突起部16を設けた構成のガスケット。

Description

本発明は、配管と配管との接続部に用いられ、配管内を流れる気体や液体の外部への漏れ、或いは外部から配管内に気体や液体が浸入するのを防止するシール作用を奏するガスケットに関するものである。
配管と配管を接続するのに、図1に示すように配管101と配管102のそれぞれの端部にフランジ103、フランジ104を設け、該フランジ103とフランジ104の間にガスケット105を外在させ、該フランジ103とフランジ104をボルト106及びナット107で締め付けることにより、配管101と配管102を接続している。ガスケット105の両面とフランジ103とフランジ104とが密接し、シール作用を奏し、配管101及び配管102内の気体や流体が外部に漏れたり、外部の気体や流体が配管101及び配管102内に浸入するのを防止している。
従来この種のガスケットでは、配管内を通る気体や液体が高温、高圧、強アルカリ、強酸性であったりするため、これに適した材料としては、アスベストを主体としてこれにゴムやカーボンを加え混合成形したものが多く使用されていた。しかしながら、2008年にアスベストの使用が全面禁止となることから、これに替わる材料を用いたガスケットが開発されている。その一つに特許文献1に開示されたガスケットがある。図2はこのガスケットの構成を示す図で、図2(a)は全体斜視図、図2(b)は断面図である。
図2に示すように、このガスケット200は中央に円形状の孔部201を有し、両面に接合面202を有した環状板体203の外周壁面204に環状溝205を形成して密接当接片部206、206を形成し、該密接当接片部206、206の接合面202に孔部201内周と同心円状の凸条部207を形成した構成である。ガスケット200の環状板体203を弾性金属材で形成することにより、ガスケット200を図1に示すように、フランジとフランジの間に介在させボルト及びナットで締め付けた場合、凸条部207がフランジの面に密接当接片部206が有する弾性力で押圧されることにより、該凸条部207とフランジ面が密接し、シール作用を奏する。
特開平11−22826号公報
上記がガスケットはシール性に優れ、弾性金属材料で製作し、その表面を耐食処理することにより、高温、高圧、強アルカリ、強酸性の気体、液体に対しても優れたシール作用を発揮することが期待できるが、環状板体203の外周壁面204に環状溝205を切削加工で形成する必要があるので、加工工程が多く、コスト高となるという問題がある。また、環状板体203の密接当接片部206、206の外周端近傍の表面に設けた1本の環状凸条部207でシール作用を奏させるので、例えば配管101、102内に腐食性の気体や液体を流す場合、該腐食性の気体や液体がフランジ103、104の面と環状板体203の各接合面202及び凸条部207、207で形成された空間に侵入し、該空間が腐食性の気体や液体の溜り場となる。また、接合面202に設けた1本の凸条部207でシールするので十分なシール効果が得られなという問題もあった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、構成及び製作が簡単で高温、高圧、強アルカリ、強酸性の気体、液体に対しても優れたシール性能を発揮するガスケットを提供することを目的とするものである。
発明が解決するための手段
上記課題を解決するため本願第1の発明は、中央に孔部を有し両面に接合面を有し且つ弾性材からなる環状板体の一方の接合面の前記孔部外周側に該孔部形状と相似形状の一本又は複数本の第1の環状突起部を設けると共に他方の接合面の前記孔部外周側に該孔部形状と相似形で且つ前記第1の環状突起部と重ならない位置に一本又は複数本の第2の環状突起部を設けたことを特徴とするガスケットにある。
また、本願第2の発明は、本願第1発明のガスケットにおいて、前記環状板体の外形は円形又は四角形又は多角形であることを特徴とする。
また、本願第3の発明は、本願第1発明のガスケットにおいて、
前記環状板体は弾性を有する金属材からなり、その表面に耐食性被覆層が形成されていることを特徴とする。
また、本願第4の発明は、本願第1発明のガスケットにおいて、前記耐食性被覆層は柔軟性を有する材料からなることを特徴とする。
また、本願第5の発明は、本願第1発明のガスケットにおいて、前記環状板体は弾性を有し耐食性の非金属材からなることを特徴とする。
また、本願第6の発明は、中央に孔部を有し両面に接合面を有し且つ弾性材からなる環状板体の一方の接合面の前記孔部外周側に該孔部形状と相似形状の一本又は複数本の第1の環状突起部を他方の接合面の対応する部分に環状凹部を形成して設けると共に、他方の接合面の前記孔部外周側に該孔部形状と相似形状で且つ前記第1の環状突起部と重ならない位置に一本又は複数本の第2の環状突起部を前記一方の接合面の対応する部分に環状凹部を形成して設けたことを特徴とするガスケットにある。
また、本願第7の発明は、本願第6発明のガスケットにおいて、前記環状板体の外形は円形又は四角形又は多角形であることを特徴とする。
また、本願第8の発明は、本願第6発明のガスケットにおいて、前記環状板体は弾性を有する金属材からなり、その表面に耐食性被覆層が形成されていることを特徴とする。
また、本願第9の発明は、本願第6発明のガスケットにおいて、前記耐食性被覆層は柔軟性を有する材料からなることを特徴とする。
また、本願第10の発明は、本願第6発明のガスケットにおいて、前記環状板体は弾性を有し耐食性の非金属材からなることを特徴とする。
発明の実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図3は本発明に係るガスケットの構成例を示す図で、図3(a)は平面図、図3(b)はA−A矢視断面図である。図示するように、本ガスケット10は中央に円形状の孔部11を有し両面に接合面12、13を有する環状板体14を備え、該環状板体14の一方の接合面12に孔部11の内周と同心円状に複数本(図では2本)の第1の環状突起部15を設けると共に、他方の接合面13に孔部11の内周と同心円状で且つ第1の環状突起部15と重ならない位置に複数本(図では2本)の第2の環状突起部16を設けている。
上記構成のガスケット10を図4に示すように配管21、配管22のそれぞれの端部に設けたフランジ23とフランジ24の間に、環状板体14の孔部11の中心が配管21及び配管22の中心と一致するように介在させ、該フランジ23とフランジ24をボルト25及びナット26で締め付けることにより、後に詳述するようにこの締め付け力により環状板体14は弾性変形し、弾性による復元力でガスケット10の第1の環状突起部15はフランジ24の面に、第2の環状突起部16はフランジ24の面に強い押圧力で当接し、第1及び第2の環状突起部15、16の頂部と環状板体14及びフランジ24及び23の面の間を密封し、シールする。
図5はガスケット10がフランジ23とフランジ24の間に挟持された状態を示す拡大図である。図示するように、ガスケット10の環状板体14の接合面12に設けられた2本の第1の環状突起部15、15と接合面13に設けられた2本の第2の環状突起部16、16は互いに重なり合わないよう位置をずらして配置しているので、ガスケット10をフランジ23とフランジ24で強く挟持すると、ガスケット10の環状板体14は波状に弾性変形し、その弾性による復元力Fで第1の環状突起部15、15と第2の環状突起部16、16はそれぞれフランジ24の面24aとフランジ23の面23aを押圧する。これにより第1の環状突起部15、15の頂部とフランジ24の面24a及び第2の環状突起部16、16の頂部とフランジ23の面23aの間は密封され、シールされることになる。
第1の環状突起部15、15と第2の環状突起部16、16をそれぞれ2本ずつ設けることにより、シール効果が2重となり、図2に示すガスケットに比べてシール効果が向上する。なお、第1の環状突起部15及び第2の環状突起部16の本数を更に増すとその分シール効果も向上する。第1の環状突起部15、15と第2の環状突起部16、16のうち内側の環状突起部15、16を孔部11にできるだけ近づけて設けることにより、該内側の環状突起部15、16と環状板体14の接合面12、13とフランジ24、23で形成される空間体積、即ち配管21、22内を流れる流体の溜り場の空間も小さくなる。従って、配管21、22内を流れる流体が強アルカリ、強酸性等の腐食性強い気体や液体の場合に好適なガスケットとなる。
ガスケット10の復元力Fは環状板体14の弾性力によって決まるから、強いシール力を得るためには、環状板体14を弾性を有する金属材料、例えば鋼材等で構成する。また、本ガスケット10は上記のように中央に円形状の孔部11を有する環状板体14の接合面のそれぞれに複数本の第1の環状突起部15と第2の環状突起部16を設けただけの簡単な構成なので、プレス加工又は鍛造加工で簡単に製造できる。よって、シール作用の優れた多量のガスケット10を安価で多量に製造できる。
ガスケット10の環状板体14を鋼材で製作した場合は、強アルカリ、強酸性等の腐食環境で使用する場合は、ガスケット10を耐食処理、例えば、表面にテフロン(登録商標)コーティング、耐食性ゴムコーティング、亜鉛めっき等の耐食性の被覆層を形成すればよい。被覆層をテフロン(登録商標)コーティング層、耐食性ゴムコーティングのような柔軟性のある材料で形成すると被覆層がフランジ23、24に傷等の凹凸がある場合で被覆層がこのフランジ24、23面の凹凸に応じて変形して密接するのでシール効果が向上する。また、SUS等の不錆性の鋼材を用いるのもよい。また、弾性を有し耐食性の非金属を、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリイミド等のプラスチックを用いることもできる。
なお、上記例では、第1の環状突起部15及び第2の環状突起部16を断面を半円状としたが、これに限定されものではなく、例えば図6に示すように、断面三角形状であってもよい。要は突起部の頂部がフランジ面に線状又は帯状に接触し、その間を適正に密封できる断面形状であればよい。また、上記例では第1の環状突起部15及び第2の環状突起部16を夫々2本としたが、それ以上でも良い。また、図7に示すように、第1の環状突起部15及び第2の環状突起部16をそれぞれ1本ずつとしてもよい。また、更に図8に示すように、環状板体14の一方の接合面12に2本の第1の環状突起部15、15を所定の間隔を設け、他方の接合面13に第1の環状突起部15と15間に位置するように第2の環状突起部16を設けてもよい。また、図7及び図8に示すガスケット10においても、第1の環状突起部15及び第2の環状突起部16を孔部11に接近させて設けることにより、配管内を流れる流体の溜り場を小さくできる。
なお、上記ガスケット10はいずれもその環状板体14の外形及び孔部11を円形としたが、環状板体14は円形に限定されるものではなく、図9に示すように、外形を四角形、孔部11を四角形としてもよい。更に、環状板体14の孔部11の形状及び外形は、五角形以上の多角形でよいことは当然である。即ち、接続する配管の孔形状及びフランジの形状に応じて変更できる。
図10は本発明に係るガスケットの構成例を示す図で、図10(a)は平面図、図10(b)はA−A矢視断面図である。図示するように、本ガスケット10は、中央に円形状の孔部31を有し両面に接合面32、33を有する環状板体34を備え、一方の接合面32に孔部31の内周と同心円状に複数本(図では2本)の第1の環状突起部35を他方の接合面33の対応する部分に環状凹部35aを形成して設けると共に、他方の接合面33に孔部31の内周と同心円状で且つ第1の環状突起部35と重ならない位置に複数本(図では2本)の第2の環状突起部36を一方の接合面32の対応する部分に環状凹部36aを形成して設けた構成である。
上記構成のガスケット10を図11に示すように配管21、配管22のそれぞれの端部に設けたフランジ23とフランジ24の間に、環状板体34の孔部31の中心が配管21及び配管22の中心と一致するように介在させてフランジ23とフランジ24をボルト25及びナット26で締め付けることにより、図12に示すように、ガスケット10の環状板体34が弾性変形する。そしてその弾性による復元力Fで第1の環状突起部35はフランジ24の面に、第2の環状突起部36はフランジ23の面に当接し、該第1の環状突起部35の頂部とフランジ24の面の間、第2の環状突起部36の頂部とフランジ23の面の間を密封する。
ガスケット10の復元力は環状板体14の場合と同様、環状板体34の弾性力によって決まるから、強いシール力を得るためには、環状板体34を弾性を有する金属材料、例えば鋼材等で構成する。また、本ガスケット10は上記のように中央に円形状の孔部31を有する環状板体34の一方の接合面32に第1の環状突起部35を他方の接合面33の対応する部分に環状凹部35aを形成して設けると共に、他方の接合面33に第2の環状突起部36を一方の接合面32の対応する部分に環状凹部36aを形成して構成したので、プレス加工により簡単に製造でき、シール性の優れたガスケット10を安価に多量に製造できる。
ガスケット10の環状板体34を鋼材で製作した場合は、強アルカリ、強酸性等の腐食環境で使用する時は、ガスケット10を耐食処理、例えば、表面にテフロン(登録商標)コーティング、亜鉛めっき等の耐食性の被覆層を形成すればよい。被覆層をテフロン(登録商標)コーティング層のような柔軟性のある材料で形成すると被覆層がフランジ23、24に傷等の凹凸がある場合で被覆層がこのフランジ24、23面の凹凸に応じて変形して密接するのでシール効果が向上する。また、SUS等の不錆性の鋼材を用いるのもよい。また、弾性を有し耐食性の非金属を、例えば炭素系材を用いることもできる。
なお、上記例では、第1の環状突起部35及びと第2の環状突起部36を断面を三角形状としたが、これに限定されものではなく、例えば図13に示すように、第1及び第2の環状突起部35、36の頂部を円弧に形成してもよい。要は突起部の頂部がフランジ面に線状又は帯状に接触し、その間を適正に密封できる断面形状であればよい。
また、上記例では第1の環状突起部35及び第2の環状突起部36を夫々2本としたが、それ以上でも良い。また、図14に示すように、第1の環状突起部35及び第2の環状突起部36をそれぞれ1本ずつでもよい。また、更に、図14に示すように、環状板体34の一方の接合面32に第1の環状突起部35、35を所定の間隔を設けた同心円状に2本設け、他方の接合面33に第1の環状突起部35と35の間に位置するように第2の環状突起部36を設けてもよい。また、図14及び図15に示すガスケット10においても、第1の環状突起部35及び第2の環状突起部36を孔部31に接近させて設けることにより、配管内を流れる流体の溜り場を小さくできる。
なお、図10乃至図15に示すガスケット10はいずれもその環状板体34の外形及び孔部11を円形としたが、環状板体34は円形に限定されるものではなく、図示は省略するが外形を四角形、孔部11を四角形としてもよい(図9参照)。更に、環状板体34の孔部11の形状及び外形は、五角形以上の多角形でよいことは当然である。即ち、接続する配管の孔形状及びフランジの形状に応じて変更できる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
以上説明したように本発明によれば、ガスケットの構成を環状板体の一方の接合面の孔部外周側に孔部形状と相似形状の一本又は複数本の第1の環状突起部を設けると共に他方の接合面の孔部外周側に孔部形状と相似形で且つ第1の環状突起部と重ならない位置に一本又は複数本の第2の環状突起部を設けたので、配管の端部に設けたフランジとフランジの間にこのガスケットを介在し、両フランジを締め付けたとき、第1及び第2の環状突起部がそれぞれフランジの面に押圧され環状板体が弾性変形し、その復元力で第1及び第2の環状突起部はフランジ面を押圧し、第1及び第2の環状突起部とフランジ面の間を密封するので、優れたシール作用を発揮する。また、第1及び第2の環状突起部をそれぞれ複数本とすれば、シール効果も向上する。また、複数本の第1及び第2の環状突起部の内側環状突起部を孔部に近づけて設けることにより配管を流れる気体や液体が溜まる流体溜り場の体積を小さくできる。また、環状板体の一方の接合面に第1の環状突起部を他方の接合面に第2の環状突起部を設けた簡単な構成であるため、ガスケットをプレスや鍛造工程で簡単に製作でき、コストが安価となる。
また、環状板体は弾性を有する金属材からなり、その表面に耐食性被覆層が形成されているので、高温、高圧、強アルカリ、強酸性の腐食性の気体や液体を扱う配管の接続部に用いるガスケットとして好適なガスケットを安価に提供できる。
また、耐食性被覆層は柔軟性を有する材料とするから、例えば当接するフランジ面に傷等の凹凸があっても耐食性被覆層がこの凹凸面に密接するから、シール性が向上する。
また、環状板体は弾性を有し耐食性の非金属材からなるので、表面に耐食処理を施すことなく、高温、高圧、強アルカリ、強酸性の腐食性の気体や液体を扱う配管の接続部に用いるガスケットとして好適なガスケットを安価に提供できる。
また、ガスケットの構成を環状板体の一方の接合面の孔部外周側に該孔部形状と相似形状の一本又は複数本の第1の環状突起部を他方の接合面の対応する部分に環状凹部を形成して設けると共に、他方の接合面の孔部外周側に該孔部形状と相似形状で且つ第1の環状突起部と重ならない位置に一本又は複数本の第2の環状突起部を一方の接合面の対応する部分に環状凹部を形成して設けたので、配管の端部に設けたフランジとフランジの間にガスケットを介在し、両フランジを締め付けたとき、第1及び第2の環状突起部がそれぞれフランジの面に押圧され環状板体が弾性変形し、その復元力で第1及び第2の環状突起部はフランジ面を押圧し、該第1及び第2の環状突起部とフランジ面の間を密封するので、優れたシール作用を発揮する。また、第1及び第2の環状突起部をそれぞれ複数本とすれば、シール効果も向上する。また、複数本の第1及び第2の環状突起部の内側環状突起部を孔部に近づけて設けることにより配管を流れる気体や液体が溜まる流体溜り場の体積を小さくできる。また、環状板体の一方の接合面に第1の環状突起部を他方の接合面に第2の環状突起部を設けた簡単な構成であるため、ガスケットをプレス工程で簡単に製作でき、コストが安価となる。
また、環状板体は弾性を有する金属材からなり、その表面に耐食性被覆層が形成されているので、高温、高圧、強アルカリ、強酸性の腐食性の気体や液体を扱う配管の接続部に用いるガスケットとして好適なガスケットを安価に提供できる。
また、耐食性被覆層は柔軟性を有する材料とするから、例えば当接するフランジ面に傷等の凹凸があっても耐食性被覆層がこの凹凸面に密接するから、シール性が向上する。
また、環状板体は弾性を有し耐食性の非金属材からなるので、表面に耐食処理を施すことなく、高温、高圧、強アルカリ、強酸性の腐食性の気体や液体を扱う配管の接続部に用いるガスケットとして好適なガスケットを安価に提供できる。
従来の配管の接続部の構造例を示す図である。 従来のガスケットの構成例を示す図である。 本発明に係るガスケットの構成例を示す図で、(a)は平面図、(b)はA−A矢視断面図ある。 本発明に係るガスケットを用いた配管の接続部の構造例を示す図である。 本発明に係るガスケットの動作例を説明するための図である。 本発明に係るガスケットの構成例を示す断面図である。 本発明に係るガスケットの構成例を示す断面図である。 本発明に係るガスケットの構成例を示す断面図である。 本発明に係るガスケットの構成例を示す図で、(a)は平面図、(b)はA−A矢視断面図ある。 本発明に係るガスケットの構成例を示す図で、(a)は平面図、(b)はA−A矢視断面図ある。 本発明に係るガスケットを用いた配管の接続部の構造例を示す図である。 本発明に係るガスケットの動作例を説明するための図である。 本発明に係るガスケットの構成例を示す断面図である。 本発明に係るガスケットの構成例を示す断面図である。 本発明に係るガスケットの構成例を示す断面図である。
符号の説明
10 ガスケット
11 孔部
12 接合面
13 接合面
14 環状板体
15 第1の環状突起部
16 第2の環状突起部
21 配管
22 配管
23 フランジ
24 フランジ
25 ボルト
26 ナット
31 孔部
32 接合面
33 接合面
34 環状板体
35 第1の環状突起部
36 第2の環状突起部
記ガスケットはシール性に優れ、弾性金属材料で製作し、その表面を耐食処理することにより、高温、高圧、強アルカリ、強酸性の気体、液体に対しても優れたシール作用を発揮することが期待できるが、環状板体203の外周壁面204に環状溝205を切削加工で形成する必要があるので、加工工程が多く、コスト高となるという問題がある。また、環状板体203の密接当接片部206、206の外周端近傍の表面に設けた1本の環状凸条部207でシール作用を奏させるので、例えば配管101、102内に腐食性の気体や液体を流す場合、該腐食性の気体や液体がフランジ103、104の面と環状板体203の各接合面202及び凸条部207、207で形成された空間に侵入し、該空間が腐食性の気体や液体の溜り場となる。また、接合面202に設けた1本の凸条部207でシールするので十分なシール効果が得られないという問題もあった。
上記課題を解決するため本願第1の発明は、中央に孔部を有し両面に接合面を有し且つ弾性材からなる環状板体の一方の接合面の前記孔部外周側に該孔部形状と相似形状の一本又は複数本の第1の環状突起部を一体的に形成して設けると共に他方の接合面の前記孔部形状と相似形で且つ前記第1の環状突起部と重ならない位置に一本又は複数本の第2の環状突起部を一体的に形成して設けたことを特徴とするガスケットにある。
また、本願第4の発明は、本願第1発明のガスケットにおいて、前記環状板体は弾性を有する金属材からなり、その表面に柔軟性を有する材料からなる耐食性被覆層が形成されていることを特徴とする。
また、本願第5の発明は、本願第1発明のガスケットにおいて、前記環状板体は弾性を有し耐食性の非金属材からなることを特徴とする。
また、本願第6の発明は、本願第1発明のガスケットにおいて、前記環状板体はプラスチックからなることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、ガスケットの構成を環状板体の一方の接合面の孔部外周側に孔部形状と相似形状の一本又は複数本の第1の環状突起部を一体的に形成して設けると共に他方の接合面の孔部形状と相似形で且つ第1の環状突起部と重ならない位置に一本又は複数本の第2の環状突起部を一体的に形成して設けたので、配管の端部に設けたフランジとフランジの間にこのガスケットを介在し、両フランジを締め付けたとき、第1及び第2の環状突起部がそれぞれフランジの面に押圧され環状板体が弾性変形し、その復元力で第1及び第2の環状突起部はフランジ面を押圧し、第1及び第2の環状屈曲突起部とフランジ面の間を密封するので、優れたシール作用を発揮する。また、第1及び第2の環状突起部をそれぞれ複数本とすれば、シール効果も向上する。また、複数本の第1及び第2の環状突起部の内側環状突起部を孔部に近づけて設けることにより配管を流れる気体や液体が溜まる流体溜り場の体積を小さくできる。また、環状板体の一方の接合面に第1の環状突起部を他方の接合面に第2の環状突起部を一体的に形成して設けた簡単な構成であるため、ガスケットをプレスや鍛造工程で簡単に製造でき、コストが安価となる。
また、環状板体は弾性を有し耐食性の非金属材からなるので、表面に耐食処理を施すことなく、高温、高圧、強アルカリ、強酸性の耐食性の気体や液体を扱う配管の接続部に用いるガスケットとして好適なガスケットを安価に提供できる。
従来の配管の接続部の構造例を示す図である。 従来のガスケットの構成例を示す図である。 本発明に係るガスケットの構成例を示す図で、 (a)は平面図、(b)はA−A矢視断面図ある。 本発明に係るガスケットを用いた配管の接続部の構造例を示す図である。 本発明に係るガスケットの動作例を説明するための図である。 本発明に係るガスケットの構成例を示す断面図である。

Claims (10)

  1. 中央に孔部を有し両面に接合面を有し且つ弾性材からなる環状板体の一方の接合面の前記孔部外周側に該孔部形状と相似形状の一本又は複数本の第1の環状突起部を設けると共に他方の接合面の前記孔部外周側に該孔部形状と相似形で且つ前記第1の環状突起部と重ならない位置に一本又は複数本の第2の環状突起部を設けたことを特徴とするガスケット。
  2. 請求項1記載のガスケットにおいて、
    前記環状板体の外形は円形又は四角形又は多角形であることを特徴とするガスケット。
  3. 請求項1記載のガスケットにおいて、
    前記環状板体は弾性を有する金属材からなり、その表面に耐食性被覆層が形成されていることを特徴とするガスケット。
  4. 請求項1記載のガスケットにおいて、
    前記耐食性被覆層は柔軟性を有する材料からなることを特徴とするガスケット。
  5. 請求項1記載のガスケットにおいて、
    前記環状板体は弾性を有し耐食性の非金属材からなることを特徴とするガスケット。
  6. 中央に孔部を有し両面に接合面を有し且つ弾性材からなる環状板体の一方の接合面の前記孔部外周側に該孔部形状と相似形状の一本又は複数本の第1の環状突起部を他方の接合面の対応する部分に環状凹部を形成して設けると共に、他方の接合面の前記孔部外周側に該孔部形状と相似形状で且つ前記第1の環状突起部と重ならない位置に一本又は複数本の第2の環状突起部を前記一方の接合面の対応する部分に環状凹部を形成して設けたことを特徴とするガスケット。
  7. 請求項6記載のガスケットにおいて、
    前記環状板体の外形は円形又は四角形又は多角形であることを特徴とするガスケット。
  8. 請求項6記載のガスケットにおいて、
    前記環状板体は弾性を有する金属材からなり、その表面に耐食性被覆層が形成されていることを特徴とするガスケット。
  9. 請求項6記載のガスケットにおいて、
    前記耐食性被覆層は柔軟性を有する材料からなることを特徴とするガスケット。
  10. 請求項6記載のガスケットにおいて、
    前記環状板体は弾性を有し耐食性の非金属材からなることを特徴とするガスケット。
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