JP3115735B2 - データ送受信装置および方法 - Google Patents

データ送受信装置および方法

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JP3115735B2
JP3115735B2 JP05112448A JP11244893A JP3115735B2 JP 3115735 B2 JP3115735 B2 JP 3115735B2 JP 05112448 A JP05112448 A JP 05112448A JP 11244893 A JP11244893 A JP 11244893A JP 3115735 B2 JP3115735 B2 JP 3115735B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L27/32Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
    • H04L27/34Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
    • H04L27/3405Modifications of the signal space to increase the efficiency of transmission, e.g. reduction of the bit error rate, bandwidth, or average power
    • H04L27/3416Modifications of the signal space to increase the efficiency of transmission, e.g. reduction of the bit error rate, bandwidth, or average power in which the information is carried by both the individual signal points and the subset to which the individual points belong, e.g. using coset coding, lattice coding, or related schemes
    • H04L27/3427Modifications of the signal space to increase the efficiency of transmission, e.g. reduction of the bit error rate, bandwidth, or average power in which the information is carried by both the individual signal points and the subset to which the individual points belong, e.g. using coset coding, lattice coding, or related schemes in which the constellation is the n - fold Cartesian product of a single underlying two-dimensional constellation
    • H04L27/3433Modifications of the signal space to increase the efficiency of transmission, e.g. reduction of the bit error rate, bandwidth, or average power in which the information is carried by both the individual signal points and the subset to which the individual points belong, e.g. using coset coding, lattice coding, or related schemes in which the constellation is the n - fold Cartesian product of a single underlying two-dimensional constellation using an underlying square constellation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声帯域データ伝送
(例えば、モデム)アプリケーションに有用なマルチレ
ベル符号変調に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、「マルチレベル符号変調」とは、
入力データが複数のストリームに分割され、各ストリー
ムがそれぞれの冗長符号を使用して符号化される方式を
いう。続いて符号化出力は、通信チャネル(例えば音声
帯域電話チャネル)による伝送用に所定の信号配置から
チャネル記号を選択するために共同して使用される。マ
ルチレベル符号変調方式を採用する主な利点は、符号の
複雑さおよび復号遅延に対するさまざまな制約条件を満
たしながら、所望のレベルの誤り率性能(「符号化利
得」)を備えた符号化方式をシステム設計者が設計する
際の柔軟性が大きいことである。従来技術では以下の符
号化方法が知られている。 (1) 2元ブロックおよび畳み込み符号。 (2) コセット符号(ウンガベックおよび格子符号を
含む)。 (3) GF(2m)上の符号(例えばリード・ソロモ
ン符号)。 (4) 非符号化ビット。 (5) 単一またはマルチレベル分割符号。 (6) (3)のクラスと他のクラスの連接。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マルチレベル符号変調
方式における柔軟性をさらに増大させることが所望され
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、これら
の種類の冗長符号のうちの2つの特定の組合せを使用し
たマルチレベル符号変調方式が特に有利となる。特に、
入力データの第1部分(以後「トレリス符号化ビット」
という)がトレリス符号化され、その結果の符号化され
たストリームは、連続する記号間隔のそれぞれに対し
て、所定のコンステレーションの記号の所定数のサブセ
ットのうちの特定のサブセットを識別するために使用さ
れる。残りの入力データ(以後「非トレリス符号化ビッ
ト」という)はリード・ソロモン(RS)符号を使用し
て符号化され、その出力は識別されたサブセットから特
定の記号を伝送用に選択するために使用される。本発明
によれば、RS符号が高いレートの場合(すなわち、低
い冗長度、高い帯域幅効率)でも、大きい符号化利得が
達成される。
【0005】好ましい実施例は、直角格子に基づく2N
次元コンステレーション(N=1,2,4,
8,...)を使用する。コンステレーションは、4N
個のサブセットに分割される。トレリス符号の状態数
は、トレリス符号化ビットに対して所望される誤り率性
能に基づいて選択される。非トレリス符号化ビットの誤
り率性能は、全く符号化されない場合には、一般的にト
レリス符号化ビットの誤り率性能よりも悪いため、符号
化方式全体の誤り率性能(すなわち、全符号化利得)
は、非トレリス符号化ビットの誤り率性能によって決定
(支配)される。しかし、RS符号器によって実現され
る符号は、非トレリス符号化ビットの誤り率性能を、ト
レリス符号化ビットに与えられるのと少なくとも同じく
らい高いレベルに増大させるようなものであるため、符
号化方式全体の誤り率性能は、トレリス符号がトレリス
符号化ビットに与えるのと同じくらいにまで向上する。
本発明によれば、これを達成するために、非常に簡単な
高レートRS符号が使用可能であることが分かる。
【0006】本発明によれば、特に2つのマルチレベル
符号変調方式が有利であることが分かる。第1の方式
は、8個の4次元(4D)サブセットに分割された4D
コンステレーション、4D,64状態トレリス符号、お
よび単一誤り訂正RS符号を使用する。第2の方式は、
4個の2次元(2D)サブセットに分割された2Dコン
ステレーション、2D,64状態トレリス符号、および
二重誤り訂正RS符号を使用する。これらの方式は、現
在関心のある2つのアプリケーションで特に有利に使用
される。その1つは、ダイヤル呼出電話チャネルによる
約19.2Kbpsでのデータの伝送である。もう1つ
は、いわゆる電話加入者地域ループによる1.544M
bps(いわゆるT1速度)までの速度でのデータの伝
送である。後者は、米国特許第4,924,492号
(発明者:R.D.ギトリン他、発行日:1990年5
月9日)に一般的に記載されている。
【0007】
【実施例】図1で、データソース101(例えばパーソ
ナル・コンピュータ)からの2値データは、所定の2N
次元信号コンステレーションからとられた2N次元記号
によって表現され、この記号は、音声帯域電話チャネル
150によって伝送するための搬送波上に変調される。
【0008】少し図3を参照する。図3は、この技術分
野で従来使用されているいくつかの用語および概念を理
解するのに有用である。前記の記号はそれぞれN個の成
分2次元(2D)「信号点」N=1,2,3,...の
連結からなる。このような各信号点は、所定の2Dコン
ステレーション(例えば、図3に示すいわゆるQAMコ
ンステレーション)内の点である。(2Dコンステレー
ション内の信号点の数は、アプリケーションの要求に依
存する。)2N次元記号は、持続時間Tの「信号間隔」
N個の間に、各信号間隔ごとに1信号点ずつ、伝送チャ
ネルに送出される。特定の符号変調方式で使用されるす
べての異なる2N次元記号の総体は、「2N次元コンス
テレーション」と呼ばれる。
【0009】図1の実施例では、Nの値は2である。す
なわち、信号コンステレーションは、各4D記号間隔の
第1および第2信号間隔においてそれぞれ第1および第
2の2D信号コンステレーションからとられた記号から
なる4次元(4D)コンステレーションである。例え
ば、同一の2Dコンステレーションが両方の信号間隔に
対して使用される。特に、その2Dコンステレーション
は、例えば、図4の64信号点(64点)QAMコンス
テレーションである。さらに、2つの2D信号点のすべ
ての可能な組合せが本実施例では使用されるため、4D
コンステレーションは642=4096個の4D記号か
らなる。
【0010】図1に戻り、ソース101からのビットの
ストリームは、4D記号間隔あたり10.8875ビッ
トの平均速度でスクランブラ104に入力される。(こ
の速度の意味は後で明らかになる。)スクランブラ10
4は、そのデータを通常の方法でランダム化する。スク
ランブラ104の直列ビットストリーム出力は、直並列
(S/P)変換器105に送られる。
【0011】S/P変換器105は、各4D記号間隔に
対して、リード108/109上に11ビットの出力ワ
ードを送出する。(文脈から明らかなように、明細書お
よび図面中のさまざまなリード(例えばリード108ま
たはリード109)は、実際にはリードの束であり、そ
の束の各リードがそれぞれビットを運搬するものと解す
べきである。)特に、2ビットがリード108上に送出
され、他の9ビットがリード109上に送出される。S
/P変換器105は、リード109上にビットを送出せ
ずにリード108上にのみ2ビットを送出することもあ
る(詳細は後述)。
【0012】リード108/109上のビットのストリ
ームは、4D,64状態トレリス符号器112およびレ
ート158/160リード・ソロモン(RS)符号器1
14からなる符号器11に送られる。特に、リード10
8上の連続するビット対からなるビットのストリームが
トレリス符号器112に供給され、そのリード113上
の出力は3ビットからなる。この3ビットは、4Dコン
ステレーションの4096個の4D記号のうち、8個の
所定のサブセットのうちの1つを識別する。
【0013】記号は、次のような標準的な方法でサブセ
ットに割り当てられる。4Dコンステレーション全体の
2個の2D成分コンステレーション(図4)はそれぞれ
4個の2Dサブセットに分割される。それらをa、b、
c、およびdと表す。図3に、参照符号によって、これ
ら4個の2Dサブセットのうちのいずれが各2D点に割
り当てられるかを示す。こうして、4Dコンステレーシ
ョン全体の8個のサブセットは、図5のようになる。
【0014】特に、4DサブセットS0は、第1および
第2成分2D信号点がいずれも2Dサブセットaまたは
2Dサブセットbからとられた各4D記号からなる。図
5で、信号点のこれらの組合せを(a,a)および
(b,b)と表す。これらをそれぞれ「4D型」と呼
ぶ。他の4Dサブセットのそれぞれ(S1〜S7)もま
た、図示のように2Dサブセットを組み合わせることに
よって形成される。
【0015】例えば、4DサブセットS3は、第1およ
び第2成分2D信号点が、それぞれ、2Dサブセットa
およびdから((a,d)とラベルされた4D型)、ま
たは、2Dサブセットbおよびcから((b,c)とラ
ベルされた4D型)とられた各4D記号からなる。全部
で4096個の4D記号があり、8個のサブセットがあ
るため、各4Dサブセットは512個の4D記号を含
む。
【0016】従来のトレリス符号変調(TCM)方式で
は、リード109に送出されるビットはいわゆる「非符
号化ビット」である。このビットは、リード113上の
ビットによって識別される4Dサブセットから特定の記
号を伝送用に選択するために使用される。従って、従来
のTCM方式では、リード109上の各9ビットワード
は、識別された4Dサブセットの29=512個の4D
記号のうちの1つを選択するために使用される。
【0017】しかし、本発明によれば、リード109上
のビットのストリームは、記号を直接選択するために使
用されない。むしろ、それらのビットはまずRS符号器
114によって符号化され、識別されたサブセットから
特定記号を選択するために使用されるのはこのRS符号
器の出力(9ビットワードの形式のままである)であ
る。従って、全符号化方式は、複数(この場合、2個)
のレベルの入力ビットが符号化されるという意味で「マ
ルチレベル符号変調方式」である。特に、いくつかのビ
ットはトレリス符号化され、残り(いわゆる「非トレリ
ス符号化」ビット)は、リード・ソロモン(RS)符号
化される。
【0018】RS符号器114は、周知の型のものであ
り、例えば、GF(29)でk=158の従来のレート
k/k+2組織符号器である。リード・ソロモン符号化
および復号は、例えば、マイケルソン他「ディジタル通
信のための誤り制御技術」第6章、ジョン・ワイリー・
アンド・サンズ(1985年)に記載されている。それ
に記載されるように、符号器114は、RSフレームで
その出力を送出する。
【0019】図6に示すように、各RSフレームは、リ
ード115上の160(すなわち、k+2)個の9ビッ
トRSワードからなる。RS符号はいわゆる組織符号で
あるため、フレームの最初のk=158ワードは単にリ
ード109からの158個の連続する入力ワードであ
る。これらを、「情報伝達ワード」と呼ぶ。160ワー
ドのフレームの最後の2ワードは、選択されたRS符号
に従って最初の158ワードの値に応じて生成されたい
わゆる「冗長ワード」である。
【0020】160ワードの全フレームがまず受信機で
回復され、2個の冗長ワードの存在によって、160ワ
ードのうち、誤って回復された1ワード、または、消去
された2ワードの識別および訂正が可能となる。従っ
て、この特定のRS符号を単一誤り訂正RS符号と呼
ぶ。RS符号器114の動作は、9ビットのワードが、
フレームを構成する最初の158個の連続する4D記号
間隔のそれぞれに対してリード109に送出され、残り
の2個の4D記号間隔ではビットが送出されないよう
に、S/P変換器105の動作と同期する。符号器11
4が前記の2個の冗長ワードを出力するのはこの2個の
間隔中である。
【0021】上記のように、160個の4D記号間隔の
それぞれに対して3ビットがリード113上に送られ
る。従って、各4D記号間隔に対して、リード113お
よび115上に12ビットが供給される。そのうち3ビ
ット(リード113)は4Dサブセットを識別し、残り
の9ビット(リード115)は、そのサブセットの特定
の記号を選択する。これらのビットは、4D,64−Q
AMコンステレーションマッパ120に送られる。4
D,64−QAMコンステレーションマッパ120は、
選択された4D記号の2つの成分2D信号点の表現(例
えばxおよびy座標)を出力する。これらの表現は、従
来型変調器141に送られる。従来型変調器141は、
チャネル150に、それらの2D信号点を表現する通過
帯域データ信号を送る。
【0022】ここで、データソース101が、そのデー
タを上記のように4D記号間隔あたり10.8875ビ
ットの平均速度で供給するように刻時する理由が明らか
となる。コンステレーションの4096個の4D記号の
うちの特定の1つを選択するのに要する12ビットのう
ち、1個の冗長ビットがトレリス符号器によって導入さ
れ、平均0.1125(=9ビット×2/160)ビッ
ト(すなわち、2個の冗長ワードのビット)がRS符号
器によって導入される。その結果、ソース101のデー
タ速度は、4D記号間隔あたり(12−1−0.112
5)=10.8875ビットであることが必要となる。
【0023】次に、図2の受信機に移る。
【0024】受信機は、チャネル150から、図1の送
信機によって生成された通過帯域データ信号を受信す
る。信号はまず等化器/復調器回路210に送られる。
等化器/復調器回路210は、通常のように、信号点の
列を回復してリード211上で復号器22に送出し、特
に、その中の最尤復号器220に送出する。回路210
が完全に補償できない歪みおよび他のチャネルの以上の
ため、リード211上の信号点は、2D信号空間におい
て、送信された2D信号点からやや変位する。
【0025】名称から分かるように、最尤復号器220
の機能は、a)トレリス符号器112によって使用され
るトレリス符号の知識に基づいて、送信された4D記号
の列として最も可能性のあるものは実際にはいずれかを
決定すること、および、b)リード221および222
上に、それらの4D記号に対応する(すなわち、送信機
内のリード108および115上のビットにそれぞれ対
応する)11ビットを送出することである。
【0026】図2の受信機で実行される処理の残りは送
信機で実行される処理の逆である。すなわち、特に、復
号器22内のRS復号器230はリード222上の16
0個の9ビットワードの各受信フレームに作用して、そ
の中の158個の情報伝達9ビットワードを回復する。
特に、上記のように、復号器は、最尤復号器220によ
って与えられる、誤りによって破壊された単一の9ビッ
トワードまたは2個の消去されたワードを識別・訂正す
ることができる。158個の訂正された情報伝達ワード
のストリームは、RS復号器230によってリード23
2上に送られる。その後、リード221および232上
の11ビットが並直列変換器270によって直列形式に
変換され、デスクランブラ280によってデスクランブ
ルされ、データシンク290(例えばメインフレーム・
コンピュータ)に送られる。
【0027】本発明の利点を理解するための説明を以下
で行う。
【0028】単一レベル符号変調方式で使用される場合
(すなわち、非トレリス符号化ビットが全く符号化され
ない場合)、与えられたトレリス符号は、トレリス符号
化ビットおよび非トレリス符号化ビットに対してそれぞ
れ特定レベルの誤り率性能を与える。関心のある多くの
トレリス符号に対して、非トレリス符号化ビットの誤り
率性能は、トレリス符号化ビットの誤り率性能より悪
い。従って、符号化方式全体の誤り率性能(すなわち全
符号化利得)は、非トレリス符号化ビットの誤り率性能
によって決定(支配)される。さらに、非トレリス符号
化ビットの誤り率性能は、この場合、サブセット内の記
号間の最小ユークリッド距離の関数である。
【0029】(当業者には理解されるように、トレリス
符号化ビットの誤り率性能は、主として4Dサブセット
の異なる妥当な列間の最小ユークリッド距離によって決
定される。この距離を「トレリス距離」という。(「妥
当」な列とは、実際に生じるトレリス符号によって許容
される列である。)一方、非トレリス符号化ビットの誤
り率性能は、主として、(a)トレリス距離と(b)4
Dサブセットの同じ妥当な列からそれぞれ選択される4
D記号の異なる妥当な列間の最小ユークリッド距離
(「非トレリス距離」という)のうちの小さいほうによ
って決定される。)
【0030】全誤り率性能が、与えられたアプリケーシ
ョンにとって十分または受容可能ではない場合、従来技
術のアプローチでは、コンステレーションをさらに多数
のサブセットに分割する。すると、サブセットあたりの
記号数が少なくなるため、それらの間の距離は増大し、
その増大は一般的に全誤り率性能がトレリス符号化ビッ
トの誤り率性能によって支配されるようになる程度であ
る。これによって全誤り率性能が増大する。しかし、こ
のために払われる代償は大きい。サブセット数の増大
は、符号を実現する有限状態マシン内のトレリス状態数
の増大したトレリス符号器の使用を要求する。最尤復号
器の複雑さは、サブセット数とトレリス状態数の積にだ
いたい比例する。すなわち、最尤復号器の複雑さは極度
に増大する。実際、符号化方式の実際的でコストが受容
可能な実現が不可能な点まで増大する。
【0031】対照的に、本発明は、非トレリス符号化ビ
ットの誤り率性能を増加させるメカニズムとして、サブ
セット数の増大ではなく、上記のリード・ソロモン符号
化を使用する。実際、非トレリス距離をトレリス距離よ
り大きいレベルまで増大させることができる複雑さの低
いRS符号が利用可能であり、その結果、全誤り率性能
は、トレリス符号によってトレリス符号化ビットに与え
られる誤り率性能によって支配されるようになる。トレ
リス符号化ビットが支配的となることによって、符号化
方式全体の誤り率性能のレベルが向上する。最初に、同
一のトレリス符号が使用されると仮定すると、最尤復号
器の複雑さは同一のままである。さらに、単一誤り訂正
RS符号(例えば上記の実施例で使用されるもの)は高
度に帯域幅効率がよい。例えば、上記の実施例では、R
S符号によって生じる「オーバヘッド」は、上記のよう
に、4D記号あたり0.1125ビットのみである。
【0032】今度はトレリス符号化ビットの誤り率性能
が支配的となるため、この時点で、必要であれば、サブ
セット数の増大を要求しないトレリス符号(状態数は増
大するが)を使用することによって、さらに高いレベル
の全誤り率性能を達成することができる。この場合、全
体的効果は、最尤復号器の複雑さは比較的ゆっくり増大
するが、全誤り率性能が向上することである。
【0033】上記のことを図6の図表に図式的に説明す
る。「基準線」として、図表中の変調方式IIIをと
る。この方式は、上記の4096記号4Dコンステレー
ションに基づき、同じく上記のように8個のサブセット
に分割されたものである。この図表に示すように、この
方式は、(a)トレリス符号化ビットに対しては4D,
16状態トレリス符号(例えば、L.ウェイ「多次元コ
ンステレーションでのトレリス符号変調」IEEEトラ
ンザクションズ・オン・インフォメーション・セオリ
(1987年7月)参照)を使用し、(b)残りの非ト
レリス符号化ビットに対しては符号化を使用しない。こ
の方式では、非トレリス符号化ビットが誤り率性能を支
配する。
【0034】1つ上の欄(変調方式II)は、本発明の
原理を実現する。この変調方式は、方式IIIと同じコ
ンステレーション、同じ分割および同じトレリス符号を
使用する。しかし、非トレリス符号化ビットは単一誤り
訂正RS符号(例えば上記のレート158/160RS
符号)を使用して符号化される。図表に示すように、上
記のように、支配的な誤り要因はトレリス符号化ビット
である。表の左側の矢印で記号的に表現したように、こ
の方式の全誤り率性能は方式IIIの全誤り率性能より
も良好である。
【0035】表の最上欄(変調方式I)も本発明の原理
を実現する。今度は、さらに強力なトレリス符号を使用
する。特に、その符号は4D,64状態トレリス符号で
あって、都合良く、同じ4Dコンステレーションの同じ
8サブセット分割に基づく。全誤り率性能は、トレリス
符号化ビットに対してこの符号が与える誤り率性能の増
大によって再び改善される。この場合、トレリス距離は
非トレリス距離ほど大きくないため、トレリス符号化ビ
ットの誤り率性能が支配的のままである。
【0036】方式Iのトレリス符号器112によって使
用されるトレリス符号は図8の回路によって実現され
る。図8で、「2T」とラベルされた各要素は、2T秒
(すなわち4D記号間隔の持続時間)だけ入力を遅延す
る遅延要素である。「+」とラベルされた要素は排他的
ORゲートである。これは「組織」符号であるため、リ
ード113上の3個の出力ビットのうちの2個は単にリ
ード108からの2個の入力ビットである。第3の出力
ビットは、2個の入力ビットおよびその遅延バージョン
に応答して図示の回路によって発生される。リード11
3上の3個の出力ビットは、8個の4DサブセットS
0,S1,...,S7のうちの1つを識別する。特
に、3個の出力ビットによって形成される2進ワードの
10進値(図の上、中、下のビットが最上位、第2位お
よび最下位ビットとなる)がサブセットを定義する。例
えば、2進数100は10進数4と等価であるため、リ
ード113上に現れる100というビットパターンはサ
ブセットS4を識別する。
【0037】上記の説明は単に本発明の原理を例示した
ものである。例えば、特定のビット速度、符号、コンス
テレーションおよび分割が示され、特定のパラメータ値
(例えばN、kなどに対する)が使用されているが、こ
れらはすべて単なる例示である。例えば、一般に、RS
およびトレリス符号の符号化/復号アルゴリズムやRS
フレーム調などを変更する必要なく、さまざまな異なる
ソースビット速度が(a)異なるサイズ(ビット数)の
RSワード、および(b)さまざまな異なるコンステレ
ーションサイズの使用によって、さまざまな異なるソー
スビット速度が許容される。さらに、2N次元コンステ
レーションは低次の成分コンステレーションからなるこ
とが可能である。例えば、4Dコンステレーションは4
個の1Dコンステレーションからなることが可能であ
る。また、2N次元コンステレーションには、成分低次
元コンステレーションに分解不能のものもある。さら
に、本発明は、通過帯域伝送装置に関して説明したが、
ベースバンド装置でも使用可能である。
【0038】さらに、本発明の符号変調方式は特定のア
プリケーションについて説明したが、本発明は他のアプ
リケーションでも同様に使用可能である。
【0039】さらに、本発明は、離散的な機能構成ブロ
ック(例えば、符号器、マッパなど)で実現されるよう
に説明したが、それらの構成ブロックの機能は、適切に
プログラムされたプロセッサ、ディジタル信号処理(D
SP)チップなどを使用して実行可能である。すなわ
ち、特許請求の範囲に記載のさまざまな「手段」はそれ
ぞれ、何らかの実施例で、その手段の機能を実行するよ
うに特別に設計された特定回路に対応することが可能で
あるが、このような「手段」は、他の実施例では、回路
にその機能を実行させる格納プログラム命令を有するプ
ロセッサベースの回路の組合せに対応することも可能で
ある。
【0040】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明には、非常に
多くの利点がある。例えば、RS符号は、所望のレベル
の全誤り率性能(符号化利得)を達成するためにほとん
ど冗長度を要しないため、帯域幅効率(記号あたりのビ
ット数)は、非トレリス符号化ビットが全く符号化され
ないようなシステムのものに接近させることができる。
任意の大きさのインパルスノイズによる誤りが訂正可能
である。さまざまな異なるビット速度でのデータの伝送
が容易に受容される。伝送用に選択されるマルチレベル
符号化記号は、チャネルインパルスノイズや相関ノイズ
に対する耐性を強化するためにインタリーブ可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を実現するマルチレベル符号変調
方式を利用した電話音声帯域モデムの送信部分のブロッ
ク図である。
【図2】図1の送信機によって生成されたデータ信号を
受信し処理することが可能な電話音声帯域モデムの受信
部分のブロック図である。
【図3】いくつかの従来の用語および概念を理解する際
に有用な図である。
【図4】図1の送信機において、それ自体で、または、
より高い次元(例えば4次元コンステレーション)の成
分として使用される2次元コンステレーションの図であ
る。
【図5】実施例で使用される4次元コンステレーション
が8個のサブセットに分割される方法を示す図である。
【図6】本発明の原理を実現するマルチレベル符号変調
方式を含むさまざまな符号変調方式を比較する図表であ
る。
【図7】図1の送信機のリード・ソロモン符号器のため
に使用されるフレーム編成の図である。
【図8】図1の送信機のトレリス符号器によって使用さ
れる特定のトレリス符号を実現する回路の図である。
【符号の説明】
101 データソース 104 スクランブラ 105 S/P変換器 11 符号器 112 4D,64状態トレリス符号器 114 レート158/160リード・ソロモン符号
器 120 4D,64−QAMコンステレーションマッ
パ 141 従来型変調器 150 音声帯域電話チャネル 210 等化器/復調器回路 22 復号器 220 最尤復号器 230 RS復号器 270 並直列変換器 280 デスクランブラ 290 データシンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−11829(JP,A) 特開 平3−46416(JP,A) 特開 平2−2277(JP,A) 特開 平2−294140(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/00 - 27/38 G06F 11/10 330 H03M 13/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1データストリームをトレリス符号器
    (112)に入力し、第2データストリームをリード・
    ソロモン符号器(114)に入力する手段(101,1
    04,105)と、 符号化された第1および第2データストリームに応答し
    て所定の信号コンステレーションから選択されるチャネ
    ル記号を出力するマッピング手段(120)とからなる
    データ送信装置において、 前記マッピング手段および前記トレリス符号器は、共同
    して、符号化された第1データストリームに対する第1
    の特定レベルの誤り率性能を備え、 前記マッピング手段、前記トレリス符号器および前記リ
    ード・ソロモン符号器は、共同して、符号化された第2
    データストリームに対する第2の特定レベルの誤り率性
    能を備え、 前記第2の特定レベルは前記第1の特定レベルと少なく
    とも同程度の大きさであることを特徴とするデータ送信
    装置。
  2. 【請求項2】 前記信号コンステレーションは、チャネ
    ル記号の複数のサブセットからなり、各サブセットのチ
    ャネル記号は、ある最小距離だけ互いに離れており、 前記マッピング手段は、 (a)符号化された第1データストリームに応答して前
    記サブセットの列を識別し、 (b)符号化された第2データストリームに応答して前
    記列の各サブセットからチャネル記号を選択して、ある
    トレリス距離を有する記号の列を生成し、 前記トレリス距離は前記最小距離より大きいことを特徴
    とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記トレリス符号器によって実現される
    トレリス符号は、前記トレリス距離を前記最小距離より
    大きくするのに必要な状態数より多くの状態数を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記マッピング手段によって出力される
    チャネル記号を表現する通過帯域信号を発生し、該通過
    帯域信号を伝送チャネルへ送る手段(141)をさらに
    有することを特徴とする請求項1、2または3に記載の
    装置。
  5. 【請求項5】 前記コンステレーションは、直角格子に
    基づく2N次元コンステレーションであり、 Nは整数1,2,4,8,...のうちのいずれかであ
    り、 4N個の前記サブセットがあることを特徴とする請求項
    1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記トレリス符号は2次元64状態トレ
    リス符号であることを特徴とする請求項3に記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 第1冗長符号によって符号化された第1
    データストリームの関数として信号コンステレーション
    のチャネル記号のサブセットの列を識別するステップ
    と、 第2冗長符号によって符号化された第2データストリー
    ムの関数として前記列の各サブセットからチャネル記号
    を選択して、あるトレリス距離を有する記号の列を生成
    するステップとによって生成された受信信号を処理する
    信号処理方法において、 各サブセットのチャネル記号はある最小距離だけ互いに
    離れており、前記第1冗長符号はトレリス符号であり、
    前記符号化された第1データストリームは第1の特定レ
    ベルの誤り率性能を有し、前記符号化された第2データ
    ストリームは第2の特定レベルの誤り率性能を有し、前
    記第2の特定レベルは前記第1の特定レベルと少なくと
    も同程度の大きさであり、前記トレリス距離は前記最小
    距離より大きく、 前記方法は、 最尤復号器を用いて、前記受信信号から、(a)前記第
    1データストリーム、および、(b)前記符号化された
    第2データストリーム、を回復するステップと、 回復された前記符号化された第2データストリームを復
    号して前記第2データストリームを回復するステップと
    からなることを特徴とする信号処理方法。
  8. 【請求項8】 チャネル記号の複数のサブセットからな
    る信号コンステレーションからチャネル記号を選択する
    選択ステップと、 選択されたチャネル記号をチャネルに出力するステップ
    とからなる信号処理方法において、 各サブセットのチャネル記号はある最小距離だけ互いに
    離れており、 前記選択ステップは、(a)第1冗長符号によって符号
    化された第1データストリームの関数として前記サブセ
    ットの列を識別するステップと、(b)第2冗長符号に
    よって符号化された第2データストリームの関数として
    前記列の各サブセットからチャネル記号を選択して、あ
    るトレリス距離を有する記号の列を生成するステップと
    を有し、前記第1冗長符号はトレリス符号であり、 前記符号化された第1データストリームは第1の特定レ
    ベルの誤り率性能を有し、前記符号化された第2データ
    ストリームは第2の特定レベルの誤り率性能を有し、前
    記第2の特定レベルは前記第1の特定レベルと少なくと
    も同程度の大きさであり、前記トレリス距離は前記最小
    距離より大きいことを特徴とする信号処理方法。
  9. 【請求項9】 前記トレリス符号は、前記トレリス距離
    を前記最小距離より大きくするのに必要な状態数より多
    くの状態数を有することを特徴とする請求項7または8
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第2冗長符号はリード・ソロモン
    符号であることを特徴とする請求項7、8または9に記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 前記コンステレーションは、直角格子
    に基づく2N次元コンステレーションであり、 Nは整数1,2,4,8,...のうちのいずれかであ
    り、 4N個の前記サブセットがあることを特徴とする請求項
    10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 Nは2であり、 前記リード・ソロモン符号は単一誤り訂正リード・ソロ
    モン符号であることを特徴とする請求項11に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 前記トレリス符号は4次元64状態ト
    レリス符号であることを特徴とする請求項8または12
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】 Nは1であり、 前記リード・ソロモン符号は二重誤り訂正リード・ソロ
    モン符号であることを特徴とする請求項11に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 前記トレリス符号は2次元64状態ト
    レリス符号であることを特徴とする請求項9に記載の方
    法。
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