JP3115632B2 - データ伸長システムとその方法及びデータ圧縮・伸長システム - Google Patents

データ伸長システムとその方法及びデータ圧縮・伸長システム

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JP3115632B2
JP3115632B2 JP03094263A JP9426391A JP3115632B2 JP 3115632 B2 JP3115632 B2 JP 3115632B2 JP 03094263 A JP03094263 A JP 03094263A JP 9426391 A JP9426391 A JP 9426391A JP 3115632 B2 JP3115632 B2 JP 3115632B2
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  • Image Processing (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるデータ伸長技
術に関するものであり、特に画像におけるデータ伸長技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像データの圧縮と伸長技術は各
種のシステムに使用されている。このようなシステムに
は、記憶量の縮小化を必要とするデータベース・メモリ
システムおよび伝送帯域幅の削減化(データ伝送量の縮
小化)を必要とするデータ伝送システムがある。高い画
像忠実度を提供する前記のようなシステムでは、データ
圧縮はそれに応じた低い画質となる。。
【0003】通常のデータベース・メモリシステムで
は、画像はデータ圧縮されて、データベース・メモリに
格納される。画像が表示されるとき、データ圧縮された
画像はデータベース・メモリからアクセスされて、表示
用に伸長(再生)される。
【0004】通常の通信システムでは、画像はデータ圧
縮されて、遠隔地に伝送される。遠隔地において、デー
タ圧縮された画像は、圧縮形式のままデータベース・メ
モリに格納されることになる。画像が遠隔地で表示され
るとき、データ圧縮された画像はデータベース・メモリ
からアクセスされて、表示用に伸長される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、比較
的簡単な画像の復元処理および達成された忠実度に比例
したデータ圧縮処理を利用して、画像における優れたデ
ータ伸長方式を提供することにある。本発明は、特に本
願の関連出願である“ImprovedData Co
mpression System and Meth
od”に示されているデータ圧縮方式により圧縮された
画像のデータ伸長処理に適切な方式である。
【0006】本発明の方式は、前記関連出願におけるデ
ータ圧縮操作のいわば逆の操作に関するものである。具
体的には、直交アイコンと関連属性からピクセル(画
素)のブロックを再構成する操作である。
【0007】この発明の方式は、オリジナルの画像内に
発生する直交する特徴を再構成する場合に特に有効であ
る。この効果は、複数の比較的小さな独立したピクセル
ブロック(複数の画素からなるブロック)を、データ圧
縮処理により分割された各画像に再構成することによっ
て達成される。各ブロックは、エッジの位置、次元、強
度(これらは格納されたアイコンによって示される)
を、輝度遷移あるいはエッジにより仕切られたー定の強
度を有する領域に変換することにより再構成される。
【0008】
【課題を解決するための手段と作用】直交型の伸長は、
小さな画素ブロックを強度エッジ(輝度遷移の境界)の
主軸(各ブロックを構成する各ピクセルの出力信号の強
度分布に基づいて、各ブロック内の画像を信号強度の点
で対象になるように分割する対称軸となるもの)に沿っ
て再構成することによってなされるものであり、各ブロ
ックの直交する特徴を適正な忠実度をもって再構成する
ものである。この発明によれば、直交アイコンの最適セ
ット(フラットアイコン、エッジアイコン、リボンアイ
コン、コーナーアイコン、スポットアイコンのいずれ
か)と、各アイコンの属性の最適セットの利用が、デー
タ伸長とその忠実度をさらに改善することになる。
【0009】データ圧縮システムの実施例としては、複
数のアイコンを有する画像圧縮データを格納するための
入力メモリを備えたシステムである。このシステムは、
入力メモリに接続して、複数のアイコンに応じてデータ
伸長された画像を生成する伸長プロセッサを有する。さ
らに、本システムは、伸長プロセッサに接続して、デー
タ伸長された画像を表示するためのディスプレイモニタ
を有する。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0011】図1は本発明のシステムの構成を示すブロ
ック図である。図1において、Fig.1aは、通信シ
ステム110の構成を示すブロック図である。通信シス
テム110において、データ圧縮サブシステム112
は、通信サブシステム116に接続しており、遠隔地に
画像圧縮データを伝送する。
【0012】遠隔地において、通信サブシステム116
は、データ伸長サブシステム120に接続している。さ
らに、データ伸長サブシステム120はディスプレイモ
ニタ124に接続している。データ圧縮サブシステム1
12は、直交型圧縮方式により画像のデータ圧縮処理を
行なう。直交型圧縮方式は、相互に参考文献となる前記
の本願の関連出願の該当箇所に説明されている。
【0013】データ圧縮サブシステム112は、画像圧
縮データを画像圧縮データ信号114として発生し、通
信サブシステム116に出力する。通信サブシステム1
16は、受信した画像圧縮データ信号114を伝送信号
118として遠隔地に伝送する。遠隔地では、データ伸
長サブシステム120は伝送信号118を伸長処理し、
画像伸長信号122を生成する。ディスプレイモニタ1
24は、画像伸長信号122に応じた画像伸長データを
表示する。
【0014】図1において、Fig.1bは、データベ
ース・メモリシステム130の構成を示すブロック図で
ある。データベース・メモリシステム130において、
データ圧縮サブシステム112は、データベース・メモ
リ・サブシステム136に接続している。以下順に、サ
ブシステム136がデータ伸長サブシステム120に接
続しており、サブシステム120がディスプレイモニタ
124に接続している。
【0015】データ圧縮サブシステム112は、前記と
同様に直交型圧縮方式により画像のデータ圧縮処理を行
なう。データ圧縮サブシステム112からの画像圧縮デ
ータ(114)は、直交アイコンと関連属性のテーブル
として、データベース・メモリ・サブシステム136に
格納される。このデータベース・メモリ・サブシステム
136からアクセスされた画像圧縮データは、画像圧縮
データ信号118としてデータ伸長サブシステム120
に入力される。データ伸長サブシステム120は画像伸
長信号122を生成し、ディスプレイモニタ124に出
力する。ディスプレイモニタ124は画像伸長信号12
2に応じた画像伸長データを表示する。図1において、
Fig.1cは、データ伸長サブシステム120の構成
を示すブロック図である。圧縮データメモリ154は、
伸長プロセッサ158に接続している。伸長プロセッサ
158は、画像メモリ162に接続している。さらに、
画像メモリ162はディスプレイモニタ124に接続し
ている。
【0016】データ伸長サブシステム120は、通信シ
ステム110(Fig.1a)における通信サブシステ
ム116から伝送された伝送信号(画像圧縮データ)1
18を受信する。データ伸長サブシステム120では、
受信された画像圧縮データ118は、アイコンと関連属
性のテーブルとして、圧縮データメモリ154に格納さ
れる。一方、データ伸長サブシステム120は、データ
ベース・メモリシステム130(Fig.1b)におけ
るデータベース・メモリ・サブシステム136からアク
セスされた画像圧縮データ118を受信する。同様に、
受信された画像圧縮データ118は、アイコンと関連属
性のテーブルとして、圧縮データメモリ154に格納さ
れる。
【0017】通常では圧縮データメモリ154はデータ
伸長サブシステム120に含まれる要素である。この圧
縮データメモリ154は、主として画像圧縮データを格
納するバッファメモリとして機能する。
【0018】伸長プロセッサ158は、圧縮データメモ
リ154から出力された画像圧縮データ信号156を処
理する。伸長プロセッサ158は、画像伸長輝度信号1
60を生成し、2次元メモリマップを設定するための行
列アドレス161の制御の下で画像メモリ162に格納
する。伸長プロセッサ158は、画像メモリ162に2
次元画像を格納するための2次元メモリマップを設定す
るためのアドレス161を生成する。ディスプレイモニ
タ124は、画像メモリ162から出力されるリフレッ
シュ信号(復元信号)122によるリフレッシュ動作を
実行し、画像伸長データを表示する。
【0019】圧縮データメモリ154は、逐次表形式の
データ圧縮されたアイコンと関連属性からなるテーブル
をアクセスするために逐次アドレスされている。画像メ
モリ162は、行列ピクセルとして格納されている2次
元画像をアクセスするために、2次元メモリマップ形式
にアドレスされている。
【0020】画像メモリ162は、伸長プロセッサ15
8により生成されるアドレス161の制御の下で動作す
る。画像メモリ162は、1000行列単位のピクセル
(1,000,000ピクセル)を有する2次元画像を
格納する2次元メモリマップを実現している。画像は、
100行列単位のピクセルブロックからなる2次元メモ
リマップアレイに配列された10,000ピクセルブロ
ックに分割されている。100行列単位の各ピクセルブ
ロックは、10行列単位の2次元配列ピクセルを有す
る。ピクセルブロックの分割は、伸長プロセッサ158
により生成される10単位で配列されたピクセルに基づ
いてなされる。この2次元ピクセルとブロックアドレス
構成については、下記において詳細に説明する。
【0021】伸長プロセッサ158は、行毎にブロック
ベースアドレスをブロック単位ベースに進める(一度に
10ピクセル)。ブロックの各行がアクセスされると、
各行のブロックをアクセスするために、ブロック行単位
を基準としてブロックアドレスを進める(一度に10ピ
クセル)。各ピクセルブロックに対して、伸長プロセッ
サ158は、行ピクセル毎にピクセル単位を基準として
選択されたピクセルブロックのピクセルアドレスを進め
る(一度に1ピクセル)。ピクセルの各行がアクセスさ
れると、各行のピクセルをアクセスするために、ピクセ
ル行単位を基準としてピクセルアドレスを進める(一度
に1ピクセル)。
【0022】各ピクセルブロックのアクセスは、各ピク
セルブロックのピクセルアドレスの同一ラスタスキャン
・シーケンスの生成と特定ピクセルブロックに対するブ
ロックベースアドレスを有するピクセルアドレスの指示
により完了する。本発明は、各ピクルスブロックが独立
的かつ個別的に処理されるため、ピクセルブロックを生
成するシーケンスが重要ではなく、独立のピクセルブロ
ックの並列処理を簡単化することにある。
【0023】図2のFig.2は、本発明に係わるブロ
ックピクセル210を示す図である。ブロックは10ピ
クセル単位の配列からなる。ピクセル216,218の
外部領域は外部輝度を有し、内部輝度を有するリボン
(ribbon)領域214により分割されている。リ
ボンX軸とY軸の主軸は角度φにより定義される。この
リボンアイコン図は以下で詳細に説明し、下記で説明す
る他の直交アイコンを表示することになる。
【0024】図2のFig.3a〜3eは、本発明に係
わる複数の直交アイコン128を示す図である。Fi
g.3aはフラットアイコン128aを示す図、Fi
g.3bはエッジ(edge)アイコン128bを示す
図、Fig.3cはリボンアイコン128cを示す図、
Fig.3dはコーナー(corner)アイコン12
8dを示す図、Fig.3eはスポット(spot)ア
イコン128eを示す図である。
【0025】アイコン128は、ピクセルブロックの軸
に対して約45度の角度を有する主軸として示されてい
る。アイコンファミリは、生成されるべき特徴型に一致
するようにデータ圧縮により生成される。
【0026】フラットアイコン128a(Fig.3
a)は、認識できない構造または輝度分布においてほぼ
一様に反映されたピクセルブロック320を表現してい
る。フラットアイコン128aは、いかなるエッジも備
えておらず、それゆえ所定の平均的な外部輝度を有する
ピクセルブロック320を生成する。
【0027】エッジアイコン128bは、Fig3bに
示すように、輝度の単一ステップ遷移である郵政的な構
造のピクセルブロック330を表現している。エッジア
イコン128bは、単一のエッジを有し、それゆえ異な
る輝度の2領域332,334を有するピクセルブロッ
ク330を生成する。エッジの位置は、その中央の座標
X0,Y0により定義される。外部輝度332は、Fi
g3bに示すように、矢印の方向に対して反対方向の領
域として定義される。この領域は、ピクセルブロック3
30の左上隅の角部に相当するエリアである。内部輝度
334は、その矢印の方向の領域として定義される。
【0028】リボンアイコン128c(Fig.3c)
は、二つの平行エッジを有するリボンからなる優勢的な
構造のピクセルブロック340を表現している。リボン
アイコン128cは、二つの平行エッジを有し、それゆ
え内部輝度346のリボンを分ける外部輝度344,3
45を有するピクセルブロック340を生成する。リボ
ンの位置は、その内側エッジの中央の座標X0,Y0に
より定義される。リボンの幅は、二つのエッジの間に挿
入されて、基準となるベクトル346の長さにより定義
される。
【0029】コーナーアイコン128d(Fig.3
d)は、二つが直交的に交差する輝度遷移からなる優勢
的な構造のピクセルブロック350を表現している。コ
ーナーアイコン128dは、ピクセルブロック350の
エッジに対応する一つのエッジを有するエッジの4つの
サイド領域を有する。コーナーアイコン128dは、外
部輝度352と内部輝度354のコーナー領域を有する
ピクセルブロックを生成する。コーナーの位置は、その
内側エッジ358の中央の座標X0,Y0 により定義さ
れる。コーナーの幅は、二つのエッジの間に挿入され
て、基準となるベクトル356の長さにより定義され
る。
【0030】スポットアイコン128e(Fig.3
e)は、領域の他の部分から有意味的に異なる輝度を有
する小さいエリアからなる優勢的な構造のピクセルブロ
ック360を表現している。スポットアイコン128e
(Fig.3e)は、エッジの4つのサイド領域を有
し、それゆえ外部輝度362と内部輝度364のスポッ
ト領域を有するピクセルブロック360を生成する。ス
ポットの位置は、その中央の座標X0 ,Y0 により定義
される。スポットの幅はエッジ366のサイズにより定
義されて、スポットの長さはエッジ368のサイズによ
り定義される。
【0031】図3(Fig.4a)および図4(Fi
g.4b)は、本発明に係わるデータ伸長動作を説明す
るためのフローチャートである。図3および図4の各フ
ローチャートは、結合子A450、B451及びC45
2により結合されている。この各結合子450〜452
は、図3および図4の両者において同一参照符号として
使用されている。
【0032】フローチャートは、伸長プロセッサ158
によるデータ伸長動作を説明している。伸長プロセッサ
158は、圧縮データメモリ154からアイコンパラメ
ータをアクセスし、そのアイコンパラメータに関連する
ピクセルブロックを画像メモリ162に格納する。ここ
で、アイコンパラメータとは、主軸の方向、グレイレベ
ル輝度、Fig.3c−3eに示すX0,Y0のような
参照点の座標、または区域の幅(Fig.3dの356
のような)のようなアイコンの属性である。各ピクセル
ブロックは、圧縮データメモリ154からアイコンとそ
の属性(アイコンパラメータ)のアクセスによりデータ
伸長処理される。さらに、ピクセルブロックに対応する
アイコンに応じて、画像メモリ162の特定ブロック位
置に100ピクセル単位のブロックをスキャンしてい
く。そして、次のアイコンとピクセルブロックを順にア
クセスするように進めていく。
【0033】画像メモリ162のピクセルブロックから
のピクセルのスキャンは、ラスタスキャン形式で、1列
10行のピクセルの10列分を列単位および行単位で実
行する。画像メモリ162に対するピクセルブロックの
書込みシーケンスは、ラスタスキャン形式で、1列10
行のピクセルの10列分を列単位および行単位で実行す
る。圧縮データメモリ154からのアイコンと属性のア
クセスは、ブロック単位の動作で順に実行する。
【0034】図3に示すように、入力(ENTER)動
作(410)を通じて、データ伸長プログラムが入力さ
れて実行される。次に、ブロックの関連パラメータを初
期化するブロック・初期化動作(411)に移行する。
このブロック・初期化動作には、画像メモリ162の列
アドレスRB をゼロにセットする初期化動作、画像メモ
リ162の行アドレスCB をゼロにセットする初期化動
作、および圧縮データメモリ154のアイコンアドレス
IB をゼロにセットする初期化動作が含まれる。画像メ
モリ162では、ピクセルブロックの列アドレス0およ
び行アドレス0により、ブロックラスタスキャンの開始
位置である画像メモリ162の角が確認されることにな
る。
【0035】次に、プログラムはブロックループ動作
(441)に移行する。このブロックループ動作(44
1)は、画像の各ピクセルブロック毎に一度、反復的に
実行する。ブロックループ動作(441)は、圧縮デー
タメモリ154のアイコンアドレスIB からアイコンを
アクセスするためのアクセスアイコン動作(412)か
ら開始となる。
【0036】アクセスアイコン動作(412)からピク
セル初期化動作(413)に移行する。ピクセル初期化
動作(413)では、現時点の列アドレスRBと行アド
レスCBにより選択的にアドレスされたピクセルブロッ
クのピクセルの関連パラメータ(選択されたブロックの
列アドレスRPと行アドレスCP)が初期化される。列
アドレスRBと行アドレスCBは、前記のブロック・初
期化動作(411)により初期化されて、ブロック更新
動作(435)とブロック列更新動作(434)により
更新される。アイコンアドレス(IB)は、更新アイコ
ン動作(436)により次のアドレスに増分される。
【0037】ピクセル初期化動作(413)には、選択
されたブロックの列アドレスRP をゼロにセットする初
期化動作およびその行アドレスCP をゼロにセットする
初期化動作がある。選択されたブロックのピクセルに対
する列アドレス0および行アドレス0により、ピクセル
ラスタスキャンの開始位置である選択ブロックの角が確
認されることになる。
【0038】次に、プログラムはピクセルループ動作
(442)に移行する。このピクセルループ動作(44
2)は、ブロック内の各ピクセル(画素)毎に一度、反
復的に実行する。ピクセルループ動作(442)は、ア
イコンテスト動作(415)から開始となる。アイコン
テスト動作(415)は、アクセスアイコン動作(41
2)によりアクセスされるアイコンをテストし、計算動
作(420)、(430)、(440)、(450)ま
たは(460)の一つにより、現時点のピクセルに関連
する位置パラメータを以下の計算式を用いて算出する。
この位置パラメータの符号は、ピクセルが内部輝度領域
(例えば図2のFIG.3bに示すエッジアイコンの場
合であれば332に対応する領域)に位置する場合には
負(NEGATIVE)を示し、外部輝度領域(同じ図
で、332で示す領域)に位置する場合には正(POS
ITIVE)を示す。計算動作(420)、(43
0)、(440)、(450)、(460)に使用され
る各種計算式について、以下説明する。なお、各計算式
の機能は、圧縮画像内の各ピクセルの強度に「位置」を
割り当てることである。ピクセルの強度は、このピクセ
ルがどこに位置するかによって決定されるものである。
各計算式は前記位置パラメータを表すものである。各種
計算式において、F(CP,CP)項は、ピクセルブロ
ックにおける現時点のピクセルの位置パラメータの符号
とサイズである。g(CP,CP)項及びh(CP,C
P)項は、中間位置パラメータの符号とサイズである。
φ項は主軸の角度である。CP ,CP項は、ブロック
における現時点のピクセルの座標である。ABS[]項
は括弧項の絶対値(サイズ)である。Sn[]項は括弧
項の符号を意味する。OR項は論理OR演算を意味す
る。
【0039】フラットアイコン128aがアイコンテス
ト動作(415)で検出されたとき、プログラムはアイ
コンテスト動作(415)からフラット(FLAT)パ
スに分岐する。この分岐により、位置パラメータの極性
が正極にセットされるフラット輝度計算動作(420)
に移行する。これは、外部輝度属性として格納される同
一輝度を有するピクセルのフラットアイコンブロック
に、全てのピクセル輝度が存在するためである。
【0040】エッジアイコン128bがアイコンテスト
動作(415)で検出されたとき、プログラムはアイコ
ンテスト動作(415)からエッジ(EDGE)パスを
通じてエッジ輝度計算動作(430)に分岐する。この
エッジ輝度計算動作(430)において、ピクセル位置
パラメータの符号とサイズは、以下の計算式(1)から
算出される。 F(CP ,RP )=Cos(φ)(CP −X0 )+Sin
(φ)(RP −Y0 )…(1) X0 とY0 項は、図2のFig.3bに示すように、エ
ッジの中央位置の座標である。
【0041】リボンアイコン128cがアイコンテスト
動作(415)で検出されたとき、プログラムはアイコ
ンテスト動作(415)からリボン(RIBBON)パ
スを通じてリボン輝度計算動作(440)に分岐する。
このリボン輝度計算動作(440)において、ピクセル
位置パラメータの符号とサイズは、以下の計算式(2)
から算出される。 F(CP ,RP )=ABS[Cos(φ)(CP −X0 )
+Sin(φ)(RP −Y0 )]−Width/2…(2)
【0042】ここで、図2のFig.3cに示すよう
に、X0とY0項は、リボンの中央位置の座標である。
また、Width項は、リボンの長さ方向に対して直交
する方向におけるリボン346の幅である。
【0043】コーナーアイコン128dがアイコンテス
ト動作(415)で検出されたとき、プログラムはアイ
コンテスト動作(415)からコーナー(CORNE
R)パスを通じてコーナー輝度計算動作(450)に分
岐する。このコーナー輝度計算動作(450)におい
て、ピクセル位置パラメータの記号とサイズは、以下の
計算式(3)〜(5)から算出される。 g(CP ,RP )=ABS[Cos(φ)(CP −X0 )
+Sin(φ)(RP −Y0 )]−Width/2…(3) h(CP ,RP )=Cos(φ)(CP −X0 )−Sin
(φ)(RP −Y0 )…(4) Sn[F(CP ,RP )]=Sn[g(CP ,RP )]
ORSn[h(CP ,RP )]…(5)
【0044】ここで、図2のFig.3dに示すよう
に、X0 とY0 項はコーナーの中央位置の座標である。
また、Width項はコーナー356の幅である。さらに、
Sn[F(CP ,RP )]の計算式は、g(CP ,RP
)項またはh(CP ,RP )項のいずれかが正極のと
きに、正極(外部輝度を意味する)であるF(CP ,R
P)項の符号を意味する。また、g(CP ,RP )項及
びh(CP ,RP )項の両者が負極のときに、負極(内
部輝度を意味する)であるF(CP ,RP )項の符号を
意味する。
【0045】スポットアイコン128eがアイコンテス
ト動作(415)で検出されたとき、プログラムはアイ
コンテスト動作(415)からスポット(SPOT)パ
スを通じてスポット輝度計算動作(460)に分岐す
る。このスポット輝度計算動作(460)において、ピ
クセル位置パラメータの符号とサイズは、以下の計算式
(6)〜(8)から算出される。 g(CP ,RP )=ABS[Cos(φ)(CP −X0 )
+Sin(φ)(RP −Y0 )]−Width/2…(6) h(CP ,RP )=ABS[Cos(φ)(RP −Y0 )
−Sin(φ)(CP −X0 )−Length /2…(7) Sn[F(CP ,RP )]=Sn[g(CP ,RP )]
ORSn[h(CP ,RP )]…(8)
【0046】ここで、X0 とY0 項はスポットの中央位
置の座標である。また、Width項は第1の主軸方向にお
けるスポットの幅366である。さらに、Length 項
は、第2の主軸方向におけるスポットの長さ368であ
る。
【0047】Sn[F(CP ,RP )]の計算式は、g
(CP ,RP )項またはh(CP ,RP )項のいずれか
が正極のときに、正極(外部輝度を意味する)であるF
(CP ,RP )項の符号を意味する。また、g(CP ,
RP )項及びh(CP ,RP)項の両者が負極のとき
に、負極(内部輝度を意味する)であるF(CP ,R
P)項の符号を意味する。
【0048】次に、プログラムは、計算動作(42
0),(430),(440),(450),(46
0)の選択された一つから符号テスト動作(417)に
移行する。この符号テスト動作(417)において、位
置パラメータの符号がテストされる。もし位置パラメー
タの符号が正極ならば、その後にプログラムは正極(P
OSITIVE)を通じて外部輝度記憶動作(416)
に移行する。
【0049】この外部輝度記憶動作(416)では、現
時点のアイコンに対する外部輝度属性が、画像メモリ1
62におけるピクセル位置に格納される。この画像メモ
リ162におけるピクセル位置は、メモリマップ形式に
おいて、トータルの行アドレスCT とトータルの列アド
レスRT との結合によりアドレスされる。
【0050】もし位置パラメータの符号が負極ならば、
その後にプログラムは負極(NEGATIVE)を通じ
て内部輝度記憶動作(419)に移行する。この内部輝
度記憶動作(419)では、現時点のアイコンに対する
内部輝度属性が、画像メモリ162におけるピクセル位
置に格納される。この画像メモリ162におけるピクセ
ル位置は、メモリマップ形式において、トータルの行ア
ドレスCT とトータルの列アドレスRT との結合により
アドレスされる。トータルアドレスは、計算式「CT =
CB +CP 」と「RT =RB +RP 」からブロックアド
レスとピクセルアドレスとの合計により算出される。
【0051】このピクセルアドレスとブロックアドレス
との分割を維持し、外部輝度記憶動作(416)と内部
輝度記憶動作(419)とでそれらを合成する構成は、
ラスタスキャン形式におけるピクセルブロックの選択お
よびラスタスキャン形式において各ピクセルブロックに
ピクセル輝度をスキャンすることを容易に実現させる。
【0052】結合子A450を通じて、図3と図4のフ
ローチャートで示す各プログラムは結合している。プロ
グラムは、ピクセルループ動作(442)による反復的
処理を完了する。プログラムは、ピクセル列のスキャン
アウトが完了したか否かをテストするために、外部輝度
記憶動作(416)又は内部輝度記憶動作(419)か
ら「CP =CP max」のテスト動作(418)に移行
する。
【0053】もし、CP とCP maxとが不一致の場合
には、ピクセル列のスキャンアウトが完了していないた
め、プログラムはNOパスを通じて、テスト動作(41
8)からピクセル行更新動作(428)に移行する。こ
のピクセル行更新動作(428)では、CP アドレスは
ピクセル列の次のピクセルに増分されて、かつRP アド
レスはそのまま維持される。プログラムは、図4に示す
結合子C452から図3に示す結合子C452を通じ
て、ピクセルループ動作(442)でのループ復帰動作
となる。アイコンテスト動作(415)は、現時点のピ
クセルブロックにおける次のピクセルに進める処理を行
なう。
【0054】一方、CP とCP maxとが一致した場合
には、テスト動作(418)により、ピクセル列のスキ
ャンアウトが完了したと判定される。プログラムは、Y
ESパスを通じて、テスト動作(418)から「RP =
RP max」のテスト動作(422)に移行する。この
テスト動作(422)により、ピクセルの新しい列を呼
び出す処理が実行される。
【0055】プログラムは、最後のピクセル列が完了し
たか否かをテストするために、「CP =CP max」の
テスト動作(418)から「RP=RP max」のテス
ト動作(422)に移行する。もし、RP とRP max
とが不一致の場合には、完了しているピクセル列が最後
のピクセル列ではないため、プログラムはNOパスを通
じて、テスト動作(422)からピクセル列更新動作
(426)に移行する。このピクセル列更新動作(42
6)では、RP アドレスはピクセル列の次のピクセルに
増分される。また、次のピクセル列の開始位置となるC
P アドレスは、ゼロにセットされる。
【0056】プログラムは、ピクセルループ動作(44
2)でのループ復帰動作となり、現時点のピクセルブロ
ックにおける次のピクセルに進める処理を行なうアイコ
ンテスト動作(415)に復帰する。
【0057】一方、RP とRP maxとが一致した場合
には、テスト動作(422)により、最後のピクセル列
のスキャンアウトが完了したと判定される。プログラム
は、YESパスを通じて、「RP =RP max」のテス
ト動作(422)から「CB=CB max」のテスト動
作(424)に移行し、ピクセルループ動作(442)
から出力し、かつブロックループ動作(441)を継続
する。
【0058】プログラムは、ブロックループ動作(44
1)による反復的処理を完了する。プログラムは、ピク
セルブロックの現時点での列の処理が完了したか否かを
テストするために、「RP =RP max」のテスト動作
(422)から「CB =CBmax」のテスト動作(4
24)に移行する。もし、CB とCB maxとが不一致
の場合には、ピクセルブロックの現時点での列の処理が
完了していないため、プログラムはNOパスを通じて、
テスト動作(424)からブロック行更新動作(43
0)に移行する。
【0059】このブロック行更新動作(430)では、
CB アドレスはブロックの列における次のブロックに増
分されて、かつRB アドレスはそのまま維持される。プ
ログラムは、図4に示す結合子B451から図3に示す
結合子B451を通じて、ブロックループ動作(44
1)でのループ復帰動作となる。アクセスアイコン動作
(412)は、画像における次のピクセルブロックの処
理を実行する。
【0060】もし、CB とCB maxとが一致した場合
には、テスト動作(424)により、ピクセルブロック
の現時点での列の処理が完了したと判定される。プログ
ラムは、YESパスを通じて、テスト動作(424)か
ら「RB =RB max」のテスト動作(432)に移行
する。このテスト動作(432)により、ピクセルブロ
ックの新しい列を呼び出す処理が実行される。
【0061】プログラムは、最後のピクセルブロック列
が完了したか否かをテストするために、「CB =CB m
ax」のテスト動作(424)から「RB =RB ma
x」のテスト動作(432)に移行する。もし、RB と
RB maxとが不一致の場合には、完了しているピクセ
ルブロック列が最後のピクセルブロック列ではないた
め、プログラムはNOパスを通じて、「RB =RB ma
x」のテスト動作(432)からブロック列更新動作
(434)に移行する。
【0062】このブロック列更新動作(434)では、
RB アドレスはピクセルブロックの次の列に増分され
る。また、次のピクセルブロック列の開始位置となるC
B アドレスは、ゼロにセットされる。プログラムは、ブ
ロックループ動作(441)でのループ復帰動作とな
り、画像における次のピクセルブロックに進める処理を
行なうアクセスアイコン動作(412)に復帰する。
【0063】もし、RB とRB maxとが一致した場合
には、「RB =RB max」のテスト動作(432)に
より、ピクセルブロックの最終列の処理が完了したと判
定される。プログラムは、YESパスを通じて、テスト
動作(432)から出力動作(446)に移行して、ブ
ロックループ動作(441)およびプログラムルーチン
400から出力する。
【0064】ここで、前記の実施例に限ることなく、そ
れ以外の多くの実施例の提供が可能である。例えば、画
像メモリ162と圧縮データメモリ154は、異なるメ
モリから構成されてもよい。また、伸長プロセッサ15
8は、独立のプロセッサとして分割されているか、また
は同一プロセッサの異なる機能として構成されていても
よい。さらに、伸長プロセッサ158は、並列処理方
式、パイプライン処理方式、並列パイプライン処理方式
あるいは他の処理方式からなるものでもよい。伸長プロ
セッサ158は、例えばプログラム内蔵方式または特別
仕様のハードワイヤードプロセッサでもよい。プログラ
ム内蔵方式としては、マイクロプロセッサ、アレイプロ
セッサまたはRISCプロセッサがある。
【0065】前記のように、本発明は新規かつ進歩性を
有する画像データ伸長システムおよびその方法である。
本発明の原理の応用が表現される多数の実施例の中いく
つかについて、前記のような実施例が例証として補足さ
れる。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、新
規かつ進歩性を有する画像データ伸長システムおよびそ
の方法を提供することができる。本発明では、直交アイ
コンと関連属性からピクセルブロックを合成することが
できる。さらに、画像の直交型特徴を再構成するために
適切な直交アイコンと関連属性をセットすることができ
る。さらに、本発明では、他のピクセルブロックから独
立した各ピクセルブロックの処理を行なうことができ
る。しかも、多数のピクセルブロックを並列に処理する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるシステムの要部を示す
ブロック図。
【図2】同実施例に係わる動作を説明するための概念
図。
【図3】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図4】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
112…データ圧縮サブシステム、116…通信サブシ
ステム、120…データ伸長サブシステム、124…デ
ィスプレイモニタ、136…データベース・メモリ・サ
ブシステム、154…圧縮データメモリ、158…伸長
プロセッサ、162…画像メモリ。
フロントページの続き (72)発明者 ジェリー・エー・バーマン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 91361、ウエストレイク・ビレッジ、 ラ・ベンタ・ドライブ 4114 (56)参考文献 特開 昭50−40015(JP,A) 特開 昭62−75782(JP,A) 特開 昭61−159869(JP,A) 特開 昭54−2619(JP,A) 米国特許4529228(US,A) 電子通信学会論文誌 Vol.J65− D No.7(昭57)P.928−935

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ圧縮システムにより生成される圧
    縮画像データを伸長処理して、伸長画像を生成するデー
    タ伸長システムであり、前記圧縮画像データはフラット
    アイコン、エッジアイコン、リボンアイコン、コーナー
    アイコン及びスポットアイコンから構成される複数のア
    イコンとそれに関連する属性とからなり、前記属性はそ
    れに対応するアイコンに関連した画素ブロックの画像内
    容を表すと共に前記画素ブロックを特徴づける主軸角を
    含み、前記アイコンと前記属性とにより複数の画素の配
    列の中にある圧縮された画像内容が構成される前記デー
    タ伸長システムにおいて、 前記データ圧縮システムによって生成された前記圧縮画
    像データを記憶する入力メモリ手段と、 前記入力メモリ手段結合されていて、前記圧縮画像デ
    ータの前記複数のアイコンの伸長画像の組み合わせであ
    る伸長画像データを生成する伸長プロセッサであり、前
    記アイコンおよび前記主軸角を含む前記属性を伸長する
    ことにより、複数の画素からなる複数の伸長ブロックと
    して伸長画像データを生成する主軸プロセッサを有する
    伸長プロセッサと、 上記伸長プロセッサに結合されており、前記伸長画像
    ータを表示する画像表示手段とを有することを特徴とす
    るデータ伸長システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ伸長システムにお
    いて、 前記伸長プロセッサは、前記複数のアイコンをそれぞれ
    独立に処理して、前記伸長画像データを生成することを
    特徴とするデータ伸長システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ伸長システムにお
    いて、 前記伸長プロセッサは、画素ブロックプロセッサを有
    し、 この画素ブロックプロセッサは、伸長画像データを、伸
    長された複数の画素ブロックとして生成するもので、 各伸長された画素ブロックを、前記圧縮画像データのう
    ちの一つのアイコンの伸長処理に対応して生成するもの
    であることを特徴とするデータ伸長システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のデータ伸長システムにお
    いて、 伸長プロセッサは、画素ブロックプロセッサを有し、 この画素ブロックプロセッサは、 フラットアイコンで示される圧縮画像データを処理する
    ことで、一定の強度を有する画素ブロックを生成するこ
    とを特徴とするデータ伸長システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のデータ伸長システムにお
    いて、 伸長プロセッサは、画素ブロックプロセッサを有し、 この画素ブロックプロセッサは、 エッジアイコンで示される圧縮画像データを処理するこ
    とで、一つのエッジで仕切られた2つの異なる強度領域
    を有する画素ブロックを生成することを特徴とするデー
    タ伸長システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のデータ伸長システムにお
    いて、 伸長プロセッサは、画素ブロックプロセッサを有し、 この画素ブロックプロセッサは、 リボンアイコンで示される圧縮画像データを処理するこ
    とで、画素ブロックを横切る2つの強度境界エッジによ
    り規定される第1強度の領域と、前記第1強度の領域の
    両側に位置する第2強度の2つの領域を有する画素ブロ
    ックを生成することを特徴とするデータ伸長システム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のデータ伸長システムにお
    いて、 伸長プロセッサは、画素ブロックプロセッサを有し、 この画素ブロックプロセッサは、 コーナーアイコンで示される圧縮画像データを処理する
    ことで、3つの強度境界エッジで囲まれた第1の強度の
    領域と、この第1の強度の領域の外側の異なる強度を有
    する第2の強度の領域とを有する画素ブロックを生成す
    ることを特徴とするデータ伸長システム。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のデータ伸長システムにお
    いて、 伸長プロセッサは、画素ブロックプロセッサを有し、 この画素ブロックプロセッサは、 スポットアイコンで示される圧縮画像データを処理する
    ことで、4つの強度境界エッジで囲まれた第1の強度の
    領域と、この第1の強度の領域を囲む異なる強度の第2
    の強度の領域とを有する画素ブロックを生成することを
    特徴とするデータ伸長システム。
  9. 【請求項9】 複数の画素からなる入力画像を発生する
    画像入力回路と、フラットアイコン、エッジアイコン、リボンアイコン、
    コーナーアイコン及びスポットアイコンから構成される
    複数のアイコンとそれに関連した属性とからなり、前記
    属性はそれに対応したアイコンに関連する画素ブロック
    の画像内容を表すと共に前記画素ブロックを特徴づける
    主軸角を含む、圧縮画像データを生成するデータ圧縮プ
    ロセッサであり、前記アイコンと前記属性とにより複数
    の画素の配列の中にある圧縮された画像内容が構成され
    る、前記画像入力回路に接続された データ圧縮プロセッ
    サと、 このデータ圧縮プロセッサに接続され、前記複数のアイ
    コンを示す前記圧縮画像データを記憶するデータベース
    メモリと、 前記データベースメモリに接続されており、前記圧縮画
    像データの前記複数のアイコンの伸長画像の組み合わせ
    である伸長画像データを生成する伸長プロセッサであ
    り、前記アイコンおよび前記主軸角を含む属性を伸長す
    ることにより、複数の画素からなる複数の伸長ブロック
    として伸長画像データを生成する主軸プロセッサを有す
    伸長プロセッサと、 上記伸長プロセッサに接続されており、前記伸長画像
    ータを表示する画像表示手段とを有することを特徴とす
    データ圧縮・伸長システム
  10. 【請求項10】 請求項9記載のデータ圧縮・伸長シス
    テムにおいて、前記伸長プロセッサは、前記複数のアイ
    コンをそれぞれ独立に処理して、前記伸長画像データを
    生成することを特徴とするデータ圧縮・伸長システム
  11. 【請求項11】 請求項記載のデータ圧縮・伸長シ
    ステムにおいて、 前記伸長プロセッサは、画素ブロックプロセッサを有
    し、 この画素ブロックプロセッサは、 伸長画像データを、伸長された複数の画素ブロックとし
    て生成するもので、伸長された各画素ブロックを、前記
    圧縮画像データのうちの一つのアイコンの伸長処理に対
    応して生成するものであることを特徴とするデータ圧縮
    ・伸長システム
  12. 【請求項12】 データ圧縮システムにより生成され
    圧縮画像データを伸長処理して、伸長画像を生成するデ
    ータ伸長方法であり、前記圧縮画像データはフラットア
    イコン、エッジアイコン、リボンアイコン、コーナーア
    イコン及びスポットアイコンから構成される複数のアイ
    コンと関連する属性とからなり、前記属性はそのアイコ
    ンに関連し画素ブロックの画像内容を表すと共に前記画
    素ブロックを特徴づける主軸角を含み、前記アイコンと
    前記属性とにより複数の画素の配列の中にある圧縮され
    た画像内容が構成される前記データ伸長方法において、 前記圧縮画像データをメモリに格納する工程と、 前記メモリに格納された各アイコンにアクセスする工程
    と、 各アクセスしたアイコンを相互独立に伸長処理し、前記
    アイコンおよび前記主軸角を含む属性を伸長することに
    より、複数の画素からなる複数の伸長画素ブロックを生
    成する工程と、 前記伸長画素ブロックを組み合わせて伸長画像データを
    生成する工程と、 を有することを特徴とするデータ伸長方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のデータ伸長方法にお
    いて、 前記伸長画素ブロックを生成する工程は、 前記圧縮画像データ中の一つのアイコンの伸長処理に
    してそれぞれ伸長画像ブロックを生成し、 伸長画像データを、複数の伸長画素ブロックとして生成
    する工程をさらに有することを特徴とするデータ伸長方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項12記載のデータ伸長方法にお
    いて、 各アイコンをその主軸について、その主軸の角度に応じ
    て伸長処理することで、伸長画像データを、複数の伸長
    された画素ブロックとして生成することを特徴とするデ
    ータ伸長方法。
JP03094263A 1990-04-25 1991-04-24 データ伸長システムとその方法及びデータ圧縮・伸長システム Expired - Lifetime JP3115632B2 (ja)

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