JP3115429U - 歯科用ラミネートベニア - Google Patents

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Abstract

【課題】装着作業が容易かつ確実な歯科用ラミネートベニアを提供する。
【解決手段】ラミネートベニア1は、歯型を基に所定の色調を有する歯科用合成樹脂を成形することによって、その内面を歯牙2の前面2a形状に対応するよう形成するとともに、前記歯牙2aの前面全体を被覆する形状に形成し、その先端縁に、前記歯牙2先端縁に係止する係止用折曲部3を形成してなる。そして、その先端縁に前記歯牙2先端に係止する係止用折曲部3を設けたので、歯科医師が装着作業を行うときに、前記係止用折曲部3を歯牙2先端に係止することによって、接着すべき適正な位置への位置決めが容易であり、たとえ不慣れな歯科医師であっても該作業を確実に行うことができる。
【選択図】図4

Description

本考案は、歯の前面側を被覆して歯を美しく見せるための歯科用ラミネートベニアに関するものである。
従来、歯を美しく見せるための方法としては、美白用薬剤を使用するものがあったが、この方法は歯に悪影響を与えるので、歯の前面にカバーを接着する方法が提案されている(特許文献1参照)。
実開平03−080713号公報
上記従来例のカバーは、その内側に接着剤を塗布して、歯牙前面の適正な位置に貼り付ける際の位置決めに熟練を要し、不慣れな歯科医にとってこの正確な位置決めが要求される装着作業が煩雑かつ難しいという問題があった。本考案は、前記問題を解消することを課題とし、この課題を解決することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の本考案は、歯科用合成樹脂を歯牙の前面全体を被覆する形状となし、その先端縁に、前記歯牙先端縁に係止する係止用折曲部を形成したものである。
また、請求項2に記載の本考案は、歯科用合成樹脂を歯牙の前面全体を被覆する形状となし、その先端縁の中央を除く部分に、前記歯牙先端縁に係止する一対の係止用折曲部を形成したものである。
前記請求項1に記載の本考案は、その先端縁に、前記歯牙先端に係止する係止用折曲部を設けたので、歯科医師が装着作業を行うときに、前記係止用折曲部を歯牙先端に係止することによって、接着すべき適正な位置への位置決めが容易であり、たとえ不慣れな歯科医師であっても該装着作業を確実に行うことができるという効果を奏する。
さらに、前記請求項2に記載の本考案は、その先端縁の中央を除く部分に、前記歯牙先端縁に係止する一対の係止用折曲部を設けたので、特に先端が尖った歯牙に対して接着すべき適正な位置への位置決めが容易であり、たとえ不慣れな歯科医師であっても該装着作業を確実に行うことができるという効果を奏する。
以下に本考案の好適な第1の実施形態を添付図面の図1〜図4に基づいて詳細に説明する。ここにおいて、図1は側面図、図2は背面図、図3は歯牙に装着する前の状態を示す正面図、図4は歯牙に装着した状態の側面図である。
図1〜図4に示すように、ラミネートベニア1は、笑ったときなどに口外から見える所定の歯牙2の歯型(図示せず)を基に、所定の色調、例えば所定の白さに調整した歯科用の合成樹脂、例えばレジンを成形することによって形成するものである。また、その内面は、前記歯牙2の前面2aの凹凸に対応するよう形成し、その形状は、前記前面2a全体を被覆するように形成し、その先端縁には、前記前歯2先端縁に係止するよう内側に折曲させた係止用折曲部3を形成する。このラミネートベニア1は、薄ければ薄いほど装着時の違和感はないが、強度的に劣るものとなるので、0.5mm程度が好ましい。
続いて、上記ラミネートベニア1の作成と歯牙2への装着について説明する。先ず、歯科医師が装着者の希望する歯牙の歯型を採る。次に、歯科技工士が前記歯型を基に、歯科用合成樹脂で前記ラミネートベニア1を成形する。このようにして作成したラミネートベニア1を、歯科医師は、公知の歯科用接着剤を内面に塗布したうえ、係止用折曲部3を歯牙2の先端縁に係止するようにして位置決めし、歯牙2の前面に当てて押し付け接着させる。接着後は、歯牙2の前記先端縁が露出するように前記係止用折曲部3を除去する。このように、係止用折曲部3を除去するのは、歯牙2の先端縁を露出させることによって適正な咬合を確保するためである。
続いて、前記第1実施形態の変形例を添付図面の図5に基づいて説明する。ここにおいて、図5は正面図である。
この変形例のラミネートベニア4において前記第1実施形態のラミネートベニア1と相違するのは、前記ラミネートベニア4の前面に、宝飾体5を接着して設けた構成であり、他の構成は前記実施形態のラミネートベニア1と同一であるので、その詳細な説明は省略する。
前記ラミネートベニア4は、宝飾体5を設けたので、ファッション性を有するものとなるという利点がある。
次に、本考案の第2の実施形態を添付図面の図6に基づいて説明する。ここにおいて、図6は背面図である。
図6に示すように、ラミネートベニア11は、前記第1の実施形態のラミネートベニア1の場合と同様に、歯型(図示せず)を基に、所定の白さを調整した歯科用合成樹脂を成形することによって形成するものである。また、その内面は、前記歯牙前面の凹凸に対応するよう形成し、その形状は、歯牙前面12a全体を被覆する形状に形成し、その先端縁は、中央を除き該中央の両側に、前記歯牙12先端縁に係止するよう内側に折曲させた一対の係止用折曲部12,12を形成する。また、このラミネートベニア11が0.5mm程度が好ましいことは前記ラミネートベニア1の場合と同様である。
続いて、上記ラミネートベニア11の作成と前歯への装着について説明する。前記第1の実施形態の場合と同様に、先ず、歯科医師が装着者の希望する歯牙の歯型を採る。次に、歯科技工士が前記歯型を基に、歯科用合成樹脂で前記ラミネートベニア11を成形する。このようにして作成したラミネートベニア11を歯科医師は、公知の歯科用接着剤を内面に塗布したうえ、前記係止用折曲部12,12を被装着者の所定の歯牙の先端縁に係止するようにして歯牙の前面に当てて押し付け接着する。接着後は、歯牙の先端縁が露出するように前記係止用折曲部12,12を除去する。前記ラミネートベニア11は、犬歯のようなその先端縁の中央が尖った形状の歯牙に適用すると、前記先端縁の尖った中央の両側に前記係止用折曲部12,12が係止し、犬歯の上下方向と横方向にずれるのを防ぎ、位置決めが確実となり好適である。
なお、本考案は、上記各実施形態になんら限定されるものではなく、図7に示すように、係止用折曲部は、短く形成して歯牙の先端縁の中央部のみに一つ設けてもよいほか、係止用折曲部は、一つ又は二つではなく、三つ設けたものでもよく、装着する歯牙の形状に応じて選択する。また、係止用折曲部は歯牙の裏面側にまで折曲される必要はなく、歯牙の先端部に載置されるものでもよい。さらに、歯を美しく見せるためには、全体が白い必要はなく、ラミネートベニアの先端部が透明であってもよいほか、全体を透明にしたり、全体を白以外の色彩としたり、模様を施してもよい。
第1の実施形態における側面図。 第1の実施形態における背面図。 第1の実施形態における歯牙に装着する前の状態を示す正面図。 第1の実施形態における歯牙に装着した状態の側面図。 第1の実施形態の変形例における正面図。 第2の実施形態における背面図。 他の実施形態における背面図。
符号の説明
1 ラミネートベニア
2 歯牙
2a 前面
3 係止用折曲部
4 ラミネートベニア
5 装飾体
11 ラミネートベニア
12 係止用折曲部

Claims (2)

  1. 歯科用合成樹脂を歯牙の前面全体を被覆する形状となし、その先端縁に、前記歯牙先端縁に係止する係止用折曲部を形成した歯科用ラミネートベニア。
  2. 歯科用合成樹脂を歯牙の前面全体を被覆する形状となし、その先端縁の中央を除く部分に、前記歯牙先端縁に係止する一対の係止用折曲部を形成した歯科用ラミネートベニア。
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