JP3115343U - 連続焼米機 - Google Patents

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Abstract

【課題】筒体の内壁面に焦げ付きが発生するのを未然に防止することのできる焼米機を提供する。
【解決手段】籾Rを、水平よりやや傾斜した状態で回転する多角筒体1の一端から供給し、他端に移動させる間に、多角筒体1の下面を加熱して、焼米を連続的に製造する連続焼米機であって、多角筒体1の複数の平坦な内壁面2の中央部分に、母線方向の断面山形状の突起部3を設ける。この多角筒体1は、その内部が仕切り壁4によって複数の室5に分割され、各仕切り壁4には開口6が形成され、かつ、各室5には、多角筒体1が一回転した後に、籾Rを開口6を通して隣接する室5に案内するガイド壁7が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、籾から焼米を連続して製造することのできる連続焼米機に関するものである。
焼米を密封脱酸包装したインスタント用ライスは、開封後に熱湯を注ぐだけで、数分間すれば、御飯やお粥が作れるものとして知られている。インスタント用ライスの水分を多くすると、保存期間が短く、即ち短期間で変質してしまう。
籾から焼米を連続して製造する手段として、籾を、回転する筒体に連続的に供給し、その筒体を下からバーナーで加熱することによって、籾を焼米にする連続焼米機は既に知られている(特許文献1、2参照)。
特開2000−037179号公報 特開2000−270824号公報
このうち、特許文献1に示す焼米機は、筒体を円筒形状としており、また、特許文献2に示す焼米機は、籾をより効果的に撹拌するために、筒体を多角筒形状としている。多角筒形状とすることによって、籾を急激に落下させることができるので、より効果的に掻き混ぜることが可能となり、均一に加熱することができ、加熱むらをなくし、安定した上等の焼米を製造することができる。
籾米を炒るとき、水分を少なくすることが望まれるが、水分を少なくすると、炒り機筒体の内壁面が高温となり、その内壁面へ接したままで1回転することがあり、籾が焼付いて炭化する状態を生じることがある。籾摺が出来る水分は16%以下なので、炒り上げの水分を、多目に炒り上げ、乾燥機で水分を調整していた。
また、押麦状に押圧して偏平化した焼米は、水分10%以下でも、注湯したとき迅やかに軟化するので、焙焼用回転筒内の籾米は低水分でも焼付かない。
これらの連続焼米機は、いずれも、連続して短時間に焼米を製造することができるといった優れた機能を発揮する。特に、特許文献2に記載の焼米機は、加熱むらをなくして、安定した上等の焼米を製造することができるといった長所を有する。
しかし、この従来の焼米機にも、さらなる改善の余地が残されている。すなわち、焼米の炒上げの水分は少ないほど焼米を長期保存できる。焼米の炒上げの水分を少なくすると焼籾米が炭化する。炒り過程において焼籾米の水分が減少するに従い、炒り機胴体の回転を速くしないと胴体の内壁面に接する籾の時間が長くなり焼籾米が炭化する。炒り機胴体の回転を速くすると炒る時間が短くなり焼籾米の水分が高くなる。炒る時間を長くするためには、炒り機の胴体の長さを長くしなくてはならない。これは炒り機の制作費が高くなる。
本考案はこうした問題に鑑み創案されたもので、焼籾米の水分を下げても、焼籾米の炭化が発生するのを未然に防止することのできる焼米機を提供することを課題とする。
図1乃至図4を参照して説明する。請求項1に記載の考案は、籾Rを、水平よりやや傾斜した状態で回転する多角筒体1の一端から供給し、他端に移動させる間に、前記多角筒体1の下面を加熱して、焼米を連続的に製造する連続焼米機において、前記多角筒体1の複数の平坦な内壁面2の中央部分に、母線方向に断面山形状の突起部3を設けている。また、前記多角筒体1は、その内部が仕切り壁4によって複数の室5に分割され、各仕切り壁4には開口6が形成され、かつ、前記各室5には、該多角筒体1が一回転した後に、前記籾Rを前記開口6を通して隣接する室5に案内するガイド壁7が設けたものである。
本考案に係る連続焼米機は、多角筒体1の複数の平坦な内壁面2の中央部分に母線方向の突起部3を設けているので、籾Rが内壁面2に接する時間が短くなり、よって焼籾米の炭化を未然に防止することができる。
なお、本考案においては、多角筒体1を、仕切り壁4によって複数の室5に分割し、各仕切り壁4に開口6を形成し、さらに、各室5に、当該多角筒体1が一回転した後に、籾Rを前記開口6を通して隣接する室5に案内するガイド壁7を設けているので、複数の室5のそれぞれ確実に加熱することができ、全ての籾Rを一定時間、均一に加熱することができる。従って、加熱むらのない、上等な焼米を製造することができる。
本考案に係る連続焼米機の実施形態を、図1乃至図4に示す。これは、籾Rを、上流側から下流側に向けて、水平よりやや下降傾斜させた状態で回転する多角筒体1の一端である供給口8から供給し、他端の排出口(開口6)に移動させる間に、前記多角筒体1の下面を加熱して、焼米を連続的に製造する連続焼米機である。そして、この多角筒体1の六つの平坦な内壁面2の内、五つの内壁面2のそれぞれ中央部分に、母線方向に断面山形状の突起部3を設けている。なお、Mは稜線である。
なお、籾Rは、ホッパー14に収納し、そこから供給口8を通して供給する。また、多角筒体1の加熱は、その直下に設けた複数のバーナー9によって行っている。多角筒体1は、中空状の回転軸10によって支持し、この回転軸10には、多角筒体1内の湿気を排気するための排気孔12と排気通路11を設けており、ファン13を介して外に排出している。回転軸10は、モーター15を駆動源として回転させる。なお、籾Rに水分を与えるために、ホッパー14あるいは多角筒体1に水を供給する水供給部16を形成することもできる。
本実施形態における連続焼米機は、突起部3を設けたので、籾Rが均等に内壁面2に接する時間が短くなり炭化を未然に防止することができる。
また、この連続焼米機は、その多角筒体1の内部を、仕切り壁4によって六つの室5に分割している。それぞれの仕切り壁4には籾Rが通過できる開口6を形成している。また、各室5には、多角筒体1が一回転した後に、籾Rを開口6を通して隣接する室5に案内するガイド壁7を、上流側から下流側に向けて斜めに設けている。
これにより、ホッパー14から最初の室5に供給された籾Rは、その室5で、多角筒体1が一回転する間、加熱された後、ガイド壁7によって開口6から次の室5に案内される。そして、当該籾Rは、その室5で、多角筒体1が一回転する間、加熱された後、同様に、ガイド壁7によってさらに次の室5へ案内される。こうした工程を、六つの室5で経た後、最後の室5の開口6から排出される。
このように、本実施形態における連続焼米機は、六つの室5のそれぞれにおいて、籾Rを確実に加熱することができ、また、多角筒体1の供給された全ての籾Rを一定時間、均一に加熱することができる。従って、加熱むらのない、上等な焼米を安定して製造することができる。
なお、本実施形態における多角筒体1は断面六角形状としているが、本考案は、これに限定されない。また、室5は六つ形成しているが、これも特に限定されるものではない。
本考案に係る連続焼米機の実施形態を示す縦断面図である。 本考案の実施形態を示すもので、図1のA−A線断面図である。 本考案の実施形態を示すもので、図2のB−B線断面図である。 本考案の実施形態を示すもので、図2の中央部はD−D線、両端部はC−C線の断面図である。 多角筒体の展開図である。
符号の説明
1 多角筒体
2 内壁面
3 突起部
4 仕切り壁
5 室
6 開口
7 ガイド壁
8 供給口
9 バーナー
10 回転軸
11 排気通路
12 排気孔
13 ファン
14 ホッパー
15 モーター
16 水供給部
M 稜線
R 籾

Claims (1)

  1. 籾(R)を,水平よりやや傾斜した状態で回転する多角筒体(1)の一端から供給し,他端に移動させる間に,前記多角筒体の下面を加熱して,焼米を連続的に製造する連続焼米機において、前記多角筒体の複数の平坦な内壁面(2)の中央部分に,母線方向に断面山形状の突起部(3)を設けてなり、前記多角筒体は,その内部が仕切り壁(4)によって複数の室(5)に分割され,各仕切り壁には開口(6)が形成され,かつ,前記各室には,該多角筒体が一回転した後に,前記籾を前記開口を通して隣接する室に案内するガイド壁(7)を設けた連続焼米機。
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