JP3115102U - 構造用不燃パネル - Google Patents

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岩川 煕
茂喜 畠
重好 佐藤
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Abstract

【課題】
高い耐火性能を備え、且つパネル工法等における構造用面材として機能するに十分な強度を有する構造用不燃パネルの提供
【解決手段】
木質片を主成分とし、それに不燃性樹脂からなるバインダーを添加して板状に熱圧成形してなる構造用パネル本体2に、不燃性ボード3が一体に貼り合わされてなる構造用不燃パネル。
【選択図】 図1

Description

本考案は、主に家屋等の建物の壁等に使用される構造用不燃パネルに関する。
従来、防火地域や準防火地域にある家屋等の建物は、建築基準法により一定の耐火基準(性能)を有することが必要とされ、このような耐火建物の壁材にはけい酸カルシウム板や石膏ボード等からなる耐火ボードが使用されている。
しかし、上述の如き従来の技術では、石膏ボード等の耐火ボード単体では壁強度の基準となる壁倍率が低く、パネル工法等の構造用面材として使用することができない為、軸組工法等の在来工法によって、柱、間柱等の壁枠体間に筋交等を設けなければならず、施工期間の長期化やコストの増大等の問題があった。
そこで本考案は、上述の従来技術の問題を鑑み、高い耐火性能を備え、且つパネル工法等における構造用面材として機能するに十分な強度を有する構造用不燃パネルの提供を目的とする。
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の考案は、木質片を主成分とし、それに不燃性樹脂からなるバインダーを添加して板状に熱圧成形してなる構造用パネル本体に、不燃性ボードが一体に貼り合わされてなる構造用不燃パネルであることを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1の構成に加え、構造用パネル本体の裏面に遮水シートを貼り合せたことを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2の構成に加え、不燃性ボードは、けい酸カルシウム板であることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、請求項3の構成に加え、前記けい酸カルシウム板の表面をエマルション樹脂により被覆し、化粧板用の下地処理を施したことを特徴とする。
本考案に係る構造用不燃パネルは、木質片を主成分とし、それに不燃性樹脂からなるバインダーを添加して板状に熱圧成形してなる構造用パネル本体に、不燃性ボードが一体に貼り合わされたことによって、防火地域、準防火地域又は建築基準法第22条に規定する指定地域の家屋等の建物に使用される耐火材料として十分な耐火性能を発揮するとともに、パネル壁工法等に使用される構造用面材として十分な耐力を備える。
構造用パネル本体の裏面に遮水シートを貼り合せたことによって、高い防水性が得られ、腐食し難い。
不燃性ボードは、けい酸カルシウム板であることによって、加工性、防腐食性に優れ、更に石膏ボード等に比べて高い壁倍率が得られる。
前記けい酸カルシウム板の表面をエマルション樹脂により被覆し、化粧板用の下地処理を施したことによって、ラス張り、モルタル塗装等の工程を省いて表面に直接タイル等の仕上材又は化粧板を好適に貼り付けることができ、工期を短縮することができる。
次に本考案に係る構造用不燃パネルの実施形態を図に基づいて説明する。
図1は、構造用不燃パネルの一例を示し、図中符号1は構造用不燃パネルである。
この構造用不燃パネル1は、構造用パネル本体2と、不燃性ボード3とを接着剤層4を介して一体に貼り合わせて形成され、高い耐火性能を備えつつパネル工法等の構造用面材として使用できるようになっている。
構造用パネル本体2は、木片を主成分とし、その木片の繊維方向が互いに交差するように木片層を重ね合わせ、それにバインダーを添加して板状に熱圧成形されたOSB(Oriented Strand Board)等の木質ボードにより構成されている。
また、このパネル本体2に使用されるバインダーには、不燃性樹脂が使用され、熱せられても有害な物質を発生しないようになっている。
更に、構造用パネル本体2には、裏面にポリエチレン製の遮水シート5が熱風圧着により貼り合わされ、防水加工がなされている。
接着剤層4は、不燃性樹脂からなる接着剤が使用されている。
不燃性ボード3は、けい酸カルシウム板をもって構成され、その表面にエマルション特殊樹脂の被覆6が施され、タイル等の仕上材や化粧板が貼られる下地処理が施されている。即ち、水の侵入を防ぎ、接着性を向上させ、ラス張り、モルタル塗装等の工程を省いて、タイルを直接不燃性ボードの表面に貼り付けることができるようになっている。
このように構成された構造用不燃パネル1は、パネル本体2のバインダー及び接着剤に不燃性樹脂材を使用し、表面に不燃性ボード3を貼り合わせたことによって全体で不燃材として機能する。
また、不燃性ボード3とOSB等の構造用パネル本体2とを貼り合せたことにより、強度の基準となる壁倍率が2.5以上となり、パネル壁工法等における構造用面材として十分な耐力を発揮する。ここで壁倍率とは、耐力壁長さ1m当たりの基準耐力(建築基準法においては130kgf、住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)においては200kgf)に対する許容耐力の比率を言い、例えば、壁倍率1.0倍であれば許容耐力は130kgf(200kgf)であり、壁倍率2.0倍であれば許容耐力は260kgf(400kgf)である。
尚、この構造用不燃パネルは、内外壁等の壁材、床材、屋根材等の建築材に適用することができる。
本考案に係る構造用不燃パネルの一例を示す断面図である。
符号の説明
1 構造用不燃パネル
2 構造用パネル本体
3 不燃性ボード
4 接着剤層
5 遮水シート
6 下地用被覆(エマルション樹脂)

Claims (4)

  1. 木質片を主成分とし、それに不燃性樹脂からなるバインダーを添加して板状に熱圧成形してなる構造用パネル本体の表面に不燃性ボードが一体に貼り合わされてなる構造用不燃パネル。
  2. 構造用パネル本体の裏面に遮水シートを貼り合せた請求項1に記載の構造用不燃パネル。
  3. 不燃性ボードは、けい酸カルシウム板である請求項1又は2に記載の構造用不燃パネル。
  4. 前記けい酸カルシウム板の表面をエマルション樹脂により被覆し、化粧板用の下地処理を施した請求項3に記載の構造用不燃パネル。
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