JP3115043B2 - イソシアネート官能性のグラフトした重合体 - Google Patents

イソシアネート官能性のグラフトした重合体

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JP3115043B2 JP03231038A JP23103891A JP3115043B2 JP 3115043 B2 JP3115043 B2 JP 3115043B2 JP 03231038 A JP03231038 A JP 03231038A JP 23103891 A JP23103891 A JP 23103891A JP 3115043 B2 JP3115043 B2 JP 3115043B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は新規なイソシアネート官能性グラ
フト重合体の製造に関する。本イソシアネート官能性重
合体は、グラフト化しうる重合体にイソプロペニル−
α,α−ジメチルベンジルイソシアネートをグラフト
し、或いは該重合体にイソプロペニル−α,α−ジメチ
ルベンジルイソシアネートをグラフト化共単量体と組合
せてコグラフトすることにより製造される。
【0002】イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジ
ルイソシアネート或いはTMIR(メタ)不飽和脂肪族
の商品名でアメリカン・サイアナミド社(Americ
anCyanamid Co.)から販売されているT
MI不飽和イソシアネートは、2つの異なる反応性基、
即ちビニル基とイソシアネート基を有する単量体であ
る。TMI不飽和イソシアネートは、メタ異性体、パラ
異性体、又はメタ及びパラ異性体の混合物として存在す
る。TMIイソシアネートのメタ異性体は式
【0003】
【化4】
【0004】によって表わされる。
【0005】反応性物質、普通単量体又はオリゴマーを
グラフト化しうる物質、普通グラフトすべき反応性物質
と反応しうる反応性点又は官能基を有する重合体上に結
合させるというグラフト化は技術的に認められた方法で
ある。グラフト化を行う反応は、限定なく2つの物質を
結合させるいずれかの反応であってよい。しかしながら
最もしばしばそれは遊離基反応である。
【0006】本明細書において、ホモグラフト化は、1
種類の単量体(即ちTMI不飽和イソシアネート)だけ
を反応性物質として用い、1つ又はそれ以上の基がグラ
フト化しうる重合体にペンダントで結合しているホモグ
ラフトした重合体を生成するグラフト化法として定義さ
れる。
【0007】本明細書において、コグラフト化は1つよ
りも多い単量体を反応性物質として用い、単量体並びに
1つ又はそれ以上の共単量体に由来する基、例えばグラ
フトしうる重合体にペンダントで結合した共重合基をも
つコグラフト重合体を生成するグラフト化法として定義
される。
【0008】イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジ
ルイソシアネートの、イソシアネート反応性重合体への
イソシアネート官能基によるグラフト化は米国特許第
4,766,185号、第4,839,230号及び第
4,579,911号に言及されており、ペンダントし
たイソプロペニル基を有する重合体を生成する。しかし
引用した特許はペンダントNCO基を有する重合体を製
造するための遊離基ホモグラフト化又はコグラフト化を
言及していない。
【0009】ポリオレフィンの、メタ−イソプロペニル
−α,α−ジメチルベンジルイソシアネートでの、イソ
プロペニル基による押出しグラフト化の可能性は、「プ
ラスチックス技術」、1989年11月号、13頁に開
示されている。メタ−イソプロペニル−α,α−ジメチ
ルベンジルイソシアネートの、ポリオレフィン、ポリス
チレン、アクリル、及びポリエステルへの遊離基グラフ
ト化は「モダーン・プラスチックス」、1989年12
月号、16頁に開示されているが、コグラフト化につい
ては何の言及もない。
【0010】1986年6月25日付けのヨーロッパ特
許願第185,606号は、メタ−イソプロペニル−
α,α−ジメチルベンジルイソシアネートのチオエステ
ル相乗作用剤付加物の、スチレン−ブタジエンゴムへの
イソプロペニル基による遊離基開始グラフト化を開示し
ている。しかしながらこの開示のグラフト化重合体生成
物はイソシアネート官能性でない。更にこのグラフト化
法はイソプロペニル基の反応性が貧弱なために低効率で
ある。最後にこの開示は、メタ−イソプロペニル−α,
α−ジメチルベンジルイソシアネート又は付加物をコグ
ラフト共単量体と組合せてコグラフト化することについ
て参照していない。
【0011】本発明の目的は、イソシアネート官能性重
合体、その製造法、その架橋しうる組成物、及びその架
橋した製品を提供することであり、これはグラフト化し
うる重合体をイソプロペニル−α,α−ジメチルベンジ
ルイソシアネートでホモグラフト化ることにより製造さ
れる。
【0012】重合体は、グラフトしうる重合体に、遊離
基開始剤を用いて、イソプロペニル−α,α−ジメチル
イソシアネートをホモグラフト化し、或いはイソプロペ
ニル−α,α−ジメチルイソシアネートをグラフト共単
量体と組合せてコグラフト化することを含んでなる新規
な方法によって製造される。
【0013】更に本発明は、本発明の新規なホモグラフ
ト化又はコグラフト化した重合体を用いることによる改
良された架橋しうる組成物に関する。
【0014】また本発明は、本発明の新規なホモグラフ
ト化又はコグラフト化した重合体を含有する改良された
架橋しうる組成物を硬化させることによって製造される
架橋された製品に関する。
【0015】本発明の新規なグラフト化された重合体
は、式
【0016】
【化5】
【0017】[式中、Aはグラフト化しうる重合体であ
り、Bはイソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイ
ソシアネートに由来するイソシアネート官能性の2価の
単位であり、Cは1つ又はそれ以上の不飽和共単量体に
由来する2価の単位であり、Dは連鎖停止剤基であり、
Kは(−B−)の単位の数で且つ1又はそれ以上の値を
もつ整数であり、Lは(−C−)の単位の数で0又はそ
れ以上の値をもつ整数であり、Mは(−B−)K(−C
−)L単位の反復単位の数で1又はそれ以上の値をもつ
整数であり、そしてNは1又はそれ以上に等しい整数で
且つグラフト重合体のグラフト側鎖の数である]によっ
て表わされる。
【0018】Lが0のとき、上式は本発明のホモグラフ
ト化重合体を表わす。
【0019】Lが1又はそれ以上のとき、上式は本発明
のコグラフト化重合体を表わす。但しこの場合、コグラ
フト化された側鎖のグラフト化しうる重合体Aへの結合
点は単位(−B−)又は(−C−)のいずれかを介して
いるということが理解される。
【0020】本発明の好適な新規なイソシアネート官能
性のグラフト化された重合体は式
【0021】
【化6】
【0022】[式中、Aは飽和又は不飽和の主鎖を有す
る遊離基でグラフトしうる重合体例えばポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリブタジエン、ポリスチレンなど
であり;R1はLの2価の単位(−CH2CR12−)に
おいて同一でも異なってもよく且つ独立に水素又はアル
キルから選択され;R2はLの2価の単位(−CH2CR
12−)において同一でも異なってもよく且つ独立に炭
素数1〜20のアルキル、アリール、アラルキル及びア
ルカリール、エステル基例えばメトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、プロピオキシカルボニル、ブトキシ
カルボニル、ヘキソキシカルボニル、2−エチルヘキソ
キシカルボニル、ラウロキシカルボニルを含む炭素数1
〜20のエステル、炭素数1〜20のアルコキシ、アミ
ノカルボニル、アセトキシ、又はシアノから選択され;
3は遊離基開始剤に由来する末端基であり;これは不
均化、水素引き抜き、又はグラフト化過程で起こる連鎖
移動反応に由来してもよく;それは水素、アルキル、ア
ルコキシ、アリール、アシロキシ、又はアルキルチオの
ような基であってよく;Kは炭素数1〜約25の範囲の
整数であり且つ(−CH2CR12−)と交互の(al
ternative)2価の反復単位
【0023】
【化7】
【0024】の数を表わし;これはメタ又はパラ異性体
或いはこれらの混合物であってよく;Lは0〜約100
の範囲の整数であり且つ2価の反復単位(−CH2CR1
2−)の数を表わし;Mは1〜約100の範囲の整数
であり且つLが1又はそれ以上のとき単量体−共単量体
交互体の数を表わし;Nは1又はそれ以上に等しい整数
を表わし且つコグラフト化した重合体におけるコグラフ
ト化側鎖の数を表わし、但しコグラフト化した重合体の
全イソシアネート基含量は約0.01〜約2重量%であ
る]によって表わされる。
【0025】本明細書に記述するホモグラフト化した及
びコグラフト化したイソシアネート官能性重合体は、そ
の製造法に特徴的な分布特性を有する統計学的分布で種
々の成分を含むということを認識すべきである。即ち本
発明のホモグラフト化した及びコグラフト化した重合体
は種々の成分の混合物あり、いくらかは多かれ少なかれ
TMIイソシアネートを選択した主鎖に有し、付随して
反応性、分子量、粘度、溶融性などが異なる。
【0026】本発明の最も好適なイソシアネート官能性
グラフト化重合体は式
【0027】
【化8】
【0028】[式中、R4は水素又はメチル基であり;
そしてR5は炭素数1〜20のアルキル基、アリール
基、又はアラルキル基であり;またA、R3、K、L、
M、及びNは上述の好適な重合体に関して言及したもの
と同一の意味を有する]によって表わされる。
【0029】本発明の好適なグラフト重合体において、
KとLの比は約1:100〜約25:1である。最も好
適なグラフト重合体において、KとLの比は1:1〜
1:10である。
【0030】本発明の新規なグラフト重合体は、1つ又
はそれ以上の不飽和単量体から形成される主鎖を含んで
なり、イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソ
シアネートを含んでなる1つ又はそれ以上の単量体に由
来する1つ又はそれ以上のペンダントしたイソシアネー
ト含有の側鎖を有する。この側鎖はイソプロペニル−
α,α−ジメチルベンジルイソシアネート及び1つ又は
それ以上の不飽和共単量体に由来してよい。本発明で使
用しうる不飽和共単量体は特に後述するものである。
【0031】好適な種類の有用な不飽和共単量体はアク
リレートエステルである。
【0032】イソシアネート官能性ホモグラフト化重合
体の製造法は、(A)グラフト化しうる重合体を含有す
る反応域に、 (i)式
【0033】
【化9】
【0034】で表わされるメタ又はパラ−イソプロペニ
ル−α,α−ジメチルベンジルイソシアネート或いはこ
れらの混合物;及び(ii)遊離基開始剤、を含んでな
るホモグラフト化仕込み物を導入し、 (B)該反応域を、イソプロペニル−α,α−ジメチル
ベンジルイソシアネートの少くとも10%をグラフトさ
せるのに十分な温度に且つ時間維持し、そして (C)随時未反応の単量体をホモグラフトした重合体生
成物から分離する、工程を含んでなる。
【0035】イソシアネート官能性コグラフト化重合体
を製造する方法は、(A)グラフト化しうる重合体を含
有する反応域に、 (i)式
【0036】
【化10】
【0037】によって表わされるメタ又はパラ−イソプ
ロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソシアネート、
或いはこれらの混合物; (ii)式
【0038】
【化11】 [式中、R1は水素及びアルキルからなる群から選択さ
れ、そしてR2はメトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、ヘ
キソキシカルボニル、2−エチルヘキソキシカルボニ
ル、ラウロキシカルボニル、炭素数1〜20のアルキ
ル、アリール、アミノカルボニル、アセトキシ、及びシ
アノ基からなる群から選択される]によって表わされる
不飽和共単量体、及び(iii)遊離基開始剤、を含ん
でなる共グラフト化仕込み物を導入し、 (B)反応域を、単量体(i)及び(ii)の少くとも
10%をコグラフトさせるのに十分な温度に及び時間維
持し、そして (C)随時不飽和単量体をコグラフトした重合体生成物
から分離する、工程を含んでなる。
【0039】本発明に有用なグラフト化しうる重合体
は、飽和又は不飽和の主鎖を有する遊離基でグラフト化
しうる重合体例えばポリオレフィンである。それらはポ
リオレフィン例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ス
チレン類例えばポリスチレン、アクリル類例えばポリメ
タクリル酸メチル、ポリブタジエン、ポリエステル、ポ
リ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニルなどである。本発明で有
用なグラフト化しうる重合体は、飽和及び不飽和弾性体
を含む飽和又は不飽和重合体のブレンドであってよい。
それらは複数の単量体を重合させることによって得られ
る共重合体であってもよい。グラフト化又はコグラフト
化しうる共重合体の例は、エチレン−プロピレン共重合
体を生成するエチレン及びプロピレン混合物、エチレン
−酢酸ビニ共重合体を生成するエチレン及び酢酸ビニル
混合物の共重合に由来するものである。
【0040】特に有用なものは、商業的に製造されるポ
リオレフィン例えば衝撃性改良のポリプロピレン重合
体、ポリプロピレンブレンド及びエチレン含有ポリプロ
ピレン共重合体を含むポリプロピレン及びポリエチレン
を包含するポリオレフィン種の重合体員である。これら
は良く知られた及び広く実施されている方法に従い、例
えばプロピレン又はプロピレン−エチレン混合物をチー
グラー・ナッタ配位触媒、特に遷移金属がチタンである
ものと接触させて重合せしめることにより製造される。
【0041】本発明で有用なポリプロピレン単独重合体
の例は、ヒモント社(HimontUSA,Inc.,
Wilmington,D.C.)の製品であり且つ以
下の性質を有するプロ−ファクス(Pro−faxR
6301ポリプロピレン単独重合体である: 揮発物(容量%) :0.4以下 融点(℃) :160以上 水への溶解性 :無視できる 比重 :0.88〜0.92 引火点(℃、セツキン) :329以上 本発明で有用なポリプロピレン単独重合体の他の例は、
上述と同様の性質を有するプロ−ファクス6801級ポ
リプロピレン単独重合体である。他の等級のポリプロピ
レン単独重合体例えばプロ−ファクス6501樹脂も本
発明において有用である。
【0042】本発明で使用されるイソシアネート官能性
単量体は、メタ及びパラ−イソプロペニル−α,α−ジ
メチルベンジルイソシアネート又はこれらの混合物であ
る。商品名TMI(メタ)不飽和脂肪族イソシアネート
(アメリカン・サイアナミド社、Wayne,N.
J.)で販売されているメタ−イソプロペニル−α,α
−ジメチルベンジルイソシアネートは、単独で使用する
ときにホモグラフト化単量体として、或いはコグラフト
化単量体と組合せて使用するときにコグラフト化単量体
成分として有用である好適なイソシアネート官能性単量
体である。これは式
【0043】
【化12】
【0044】によって表わされ、次の性質を有する: CAS登録番号 :2094−44−7 外観 :無色の液体 NCO含量(理論量の%) :20.9 沸点(℃、1気圧) :270 蒸気圧(mmHg、100℃) :2 粘度(27℃、cp) :3 密度(g/ml) :1.01 上述のメタ異性体のほかに、パラ異性体、即ちTMI
(パラ)不飽和脂肪族イソシアネートも、本発明の実施
におけるグラフト化単量体として有用であり、式
【0045】
【化13】
【0046】で表わされ、且つ次の性質を有する: CAS登録番号 :2889−58−9 外観 :無色の液体 融点(℃) :0 蒸気圧(25℃、mmHg) :0.0046 蒸気密度(空気=1) :100.5 TMI不飽和脂肪族イソシアネートを単独で又はコグラ
フト化共単量体例えばメタクリル酸メチルと共にグラフ
ト化しうる重合体例えばポリプロピレンにグラフトさせ
ると、ペンダントで結合しうる更に反応することのでき
るイソシアネート基を有するイソシアネート官能性グラ
フト化重合体が製造される。典型的なそのような反応
は、イソシアネート反応性の多官能性物質、特に水分、
アミン、メルカプタン及びアルコールでの架橋によるポ
リ尿素及びポリウレタン結合の生成である。
【0047】適当なグラフト化共単量体は、イソプロペ
ニル−α,α−ジメチルベンジルイソシアネートのビニ
ル基と共重合して共重合体を生成し、これが次いで主鎖
にグラフト化することのできるものである。共単量体は
モノ置換及びgem−ジ置換不飽和化合物から選択され
るが、これに限定されるものでなく、例えばα−オレフ
ィン、ビニルカルボキシレート、ビニルエーテル、α,
β−不飽和アルデヒド及びケトン、スチレン、α−メチ
ルスチレン、アクリル及びメタクリルエステル、アクリ
ル及びメタクリルアミド、及びアクリル及びメタクリル
ニトリルを含む。
【0048】本発明で有用なグラフト化共単量体は式
【0049】
【化14】 [式中、R1は水素又はアルキル基例えばメチル基であ
り、そしてR2は重合活性基例えばメトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブト
キシカルボニル、ヘキソキシカルボニル、2−エチルヘ
キソキシカルボニル、ラウロキシカルボニル、炭素数1
〜20のアルキル、アリール、アミノカルボニル、アル
コキシ、アシロキシ、シアノなどである]によって表わ
される不飽和共単量体である。
【0050】適当なグラフト化共単量体は次のものを含
む:酢酸ビニル、メチレンバレロラクトン、ヘキシルビ
ニルエーテル、メチルビニルケトン、アクロレイン、ス
チレン、α−メチルスチレン、パラ−メチルスチレン、
アクリルアミド、メタクリルアミド、N,N−ジメチル
アクリルアミド、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、
メタクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、メタクリル
酸ブチル、アクリル酸ヘキシル、メタクリル酸ヘキシ
ル、アクリル酸エチルヘキシル、メタクリル酸エチルヘ
キシル、アクリル酸ラウリル、メタクリル酸ラウリルな
ど。
【0051】好適な種類のコグラフト化共単量体は式
【0052】
【化15】 [式中、R4は水素又はメチルであり、そしてR5は炭素
数1〜20のアルキル、アリール、又はアラルキル基で
ある]によって表わされるアクリレート及びメタクリレ
ートエステルである。
【0053】最も好適なアクリレート及びメタクリレー
トは、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、アク
リル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸ヘキシ
ル、メタクリル酸ヘキシル、アクリル酸エチルヘキシ
ル、及びメタクリル酸エチルヘキシルである。
【0054】グラフト化開始剤は、熱、光化学、化学線
照射、ガンマ線、又はX線エネルギーを適用した時に遊
離基を発生することのできる化合物である。熱及び光化
学的に活性化しうる開始剤のうち、熱で発生する開始剤
は用いるのに簡便であり、従って光開始剤より好適であ
る。
【0055】グラフト化に有用な遊離基開始剤は、一般
的な種類のアゾ化合物、硫黄化合物、及びパーオキサイ
ドである。パーオキサイドは、グラフト化しうる重合体
から水素を効果的に引き抜いてグラフト化過程を開始し
うるから好適な種類の遊離基開始剤である。パーオキサ
イド開始剤はパーエステル、アルキルパーオキサイド、
アシルパーオキサイド、パーカーボネート、及びハイド
ロパーオキサイドからなる群から選択される。パーエス
テル及びアルキルパーオキサイド開始剤は最も好適であ
り、tert−ブチルパーベンゾエート、tert−ブ
チルパーアセテート、クミルパーベンゾエート、ter
t−ブチルパーアセテート、tert−アミルパーオク
トエート、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、ジ−
クミルパーオキサイド、ジ−tert−アミルパーオキ
サイド、2,5−ジメチル−2,5−ビス−(t−ブチ
ルパーオキシ)ヘキサン及び2,5−ジメチル−2,5
−ビス−(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3及び
1,1−ビス−(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−
トリメチルシクロヘキサンなどである。
【0056】遊離基開始剤はグラフト化点を制限し且つ
グラフト側鎖の長さを限定するためにメルカプタンのよ
うな連鎖移動剤と組合せて使用することができる。しか
しながら一般にはそれを使用しない。
【0057】ホモグラフト化仕込み物中のメタ又はパラ
−イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソシア
ネートの濃度は約90〜約99.9重量%である。
【0058】ホモグラフト化仕込み物中の遊離基開始剤
濃度は約10〜約0.01重量%である。
【0059】メタ又はパラ−イソプロペニル−α,α−
ジメチルベンジルイソシアネートと遊離基開始剤の比は
約9:1〜約9999:1である。
【0060】グラフト化しうる重合体とホモグラフト化
仕込み物との比は約100:1〜約1:1の範囲であ
り、10:1〜2:1の範囲は好適である。
【0061】コグラフト仕込み物中のメタ又はパラ−イ
ソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソシアネー
トの濃度は約10〜約90重量%であり、20〜40重
量%は特に好適である。
【0062】コグラフト化仕込み物中の不飽和共単量体
の濃度は約90〜約10重量%であり、80〜60重量
%は特に好適である。
【0063】コグラフト化仕込み物中の遊離開始剤の重
量%は約0.01〜約10重量%であり、2〜4重量%
の範囲は特に好適である。
【0064】メタ又はパラ−イソプロペニル−α,α−
ジメチルベンジルイソシアネートと不飽和共単量体との
比は約9:1〜約1:9である。
【0065】全単量体(即ちメタ又はパラ−イソプロペ
ニル−α,α−ジメチルベンジルイソシアネート及び不
飽和共単量体)と遊離基開始剤との比は約9:1〜約9
000:1である。
【0066】グラフト化しうる重合体とコグラフト化仕
込み物との比は約100:1〜約1:1の範囲であり、
10:1〜2:1の範囲は特に好適である。
【0067】本発明の方法の反応器は回分式又は連続式
反応を行なう目的に適当な反応器である。ホットメルト
押出し機の高剪断混合機又は押出し機室は適当な反応域
である。
【0068】ホモグラフト化及びコグラフト化の両方法
において、本発明の方法の反応域の温度は約80〜約2
80℃の範囲内に維持される。130〜220℃の範囲
は好適であり、150〜180℃の範囲は特に好適であ
る。
【0069】本発明の方法におけるホモグラフト化又は
コグラフト化仕込み物の導入時間は約5秒〜約5時間の
範囲であり、高剪断混合反応域に対しては1〜3時間の
範囲及び押出し機室に対しては5秒〜30分間の範囲が
特に好適である。
【0070】ホモグラフト化又はコグラフト化仕込み物
の添加後のホモグラフト化又はコグラフト化時間は約5
分〜約5時間の範囲であり、1〜3時間の範囲は特に好
適である。斯くしてホモグラフト化又はコグラフト化仕
込み物中の単量体の少くとも10重量%が反応せしめら
れる。
【0071】ホモグラフト化又はコグラフト化後、未反
応の単量体は単量体を溶解する溶媒での抽出により又は
真空蒸留によりホモグラフト化又はコグラフト化重合体
から分離することができる。
【0072】本発明の架橋しうる組成物は (a)イソシアネート反応性物質、及び (b)イソシアネート官能性重合体、を含んでなり、イ
ソシアネート官能性重合体(b)として式
【0073】
【化16】
【0074】[式中、Aはグラフト化しうる重合体であ
り、Bはイソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイ
ソシアネートに由来するイソシアネート官能性の2価の
単位であり、Cは1つ又はそれ以上の不飽和共単量体に
由来する2価の単位であり、Dは連鎖停止剤基であり、
Kは(−B−)の単位の数で且つ1又はそれ以上の値を
もつ整数であり、Lは(−C−)の単位の数で0又はそ
れ以上の値をもつ整数であり、Mは(−B−)K(−C
−)L単位の反復単位の数で1又はそれ以上の値をもつ
整数であり、そしてNは1又はそれ以上に等しい整数で
且つグラフト重合体のグラフト側鎖の数である]によっ
て表わされるイソシアネート官能性グラフト化重合体を
用いることが特色である。
【0075】好適なイソシアネート官能性重合体(b)
は、Kが1〜約25の範囲の整数であり、Lが0〜約1
00の範囲の整数であり、Mが1〜約100の範囲の整
数であり、そしてNが1又はそれ以上の整数である、但
しグラフト化重合体の全イソシアネート基含量が約0.
01〜約2重量%である、上述した本発明のグラフト重
合体である。
【0076】グラフト化重合体は前述したものであり、
飽和及び不飽和重合体を含む。改良された架橋しうる組
成物において有用である典型的なグラフト化しうる重合
体は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、
ポリメタクリル酸メチル、ポリエステル、ポリ酢酸ビニ
ル、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、及びこれらの混合物である。
【0077】イソシアネート官能性の2価の単位Bはイ
ソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソシアネー
ト異性体又はこれらの混合物に由来し、特にBはメタ−
イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソシアネ
ートに由来する。
【0078】2価の基Cは1つ又はそれ以上の不飽和単
量体に由来し、式
【0079】
【化17】 [式中、R1はLの2価の単位(−CH2CR12−)の
各において、同一でも異なってもよく且つ水素及び炭素
数1〜20のアルキルからなる群から選択され、そして
2はLの2価の単位(−CH2CR12−)の各におい
て、同一でも異なってもよく且つ炭素数1〜20のアル
キル、炭素数1〜20のアルコキシ、アリール、アラル
キル、アルカリール、アミノカルボニル、アルコキシカ
ルボニルからなる群から選択され、但しアルコキシ基は
炭素数1〜20のものである]によって表わされる。
【0080】改良された組成物中のイソシアネート反応
性物質(a)は多官能性物質例えばヒドロキシ官能性重
合体、アミノ官能性重合体、メルカプト官能性重合体、
又はこれらの混合物であってよい。これは多官能性単量
体物質例えばジオール、トリオール、ジアミン、トリア
ミン、及び高級の多官能性ポリオール、ポリアミン、及
びポリメルカプタンであってもよい。ヒドロキシ官能性
アクリル及びポリエステルも、満足しうる硬化速度を有
する十分な低分子量であるならば本発明の組成物に使用
しうる。表面上にイソシアネート反応性官能基を含有す
る固体粒子例えば吸着されたヒドロキシ、アミン、又は
メルカプト基を有するものも本発明のイソシアネート反
応性物質として有用である。殿粉、セルロース、粘度、
及び雲母のような物質もイソシアネート反応性物質とし
て使用しうる。
【0081】改良された架橋法は、イソシアネート反応
性物質及びイソシアネート官能性重合体の混合物として
上述の架橋しうる組成物を加熱することを含んでなるイ
ソシアネート反応性物質及びイソシアネート官能性重合
体の混合物の加熱によって実施される。
【0082】
【実施例】実施例 1 メタ−イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソ
シアネートのポリプロピレンへの146℃でのコグラフ
ト化 メタクリル酸メチル(70.0g、0.70モル)、メ
タ−イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソシ
アネート、TMI(メタ)不飽和脂肪族イソシアネート
(30g、0.15モル)、及びペンウォルト社ルシド
ール部門(Lucidol Division of
Pennwalt Corp.,Buffalo,N.
Y.)の製品、tert−ブチルパーベンゾエート
(3.0g、0.015モル)を、プロ−ファクス63
01ポリプロピレン重合体樹脂(300g)を含有する
2でパージレ且つ135℃に加熱したシグマ−混合機
フラスコに、2時間にわたって滴下した。添加期間中、
混合物の温度は146℃まで上昇し、混合物を最初の半
分の添加中穏やかな還流下に保った。反応温度を更に2
時間146℃に保ち、次いで室温まで冷却し、未反応の
単量体を真空蒸留によって除去した後、コグラフト化し
たポリプロピレン生成物を得た。真空蒸留前に生成物は
次の特性を有した。
【0083】(1)反応生成物を室温で24時間アセト
ン中で撹拌して、アセトンに可溶な成分を抽出した。こ
の抽出物はアセトンのほかに次のものを含有した: (a)メタ−イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジ
ルイソシアネート(定量的ガスクロマトグラフィーによ
ると、元の仕込み量の0.7%に相当、0.21g)。
【0084】(b)メタクリル酸メチル(定量的ガスク
ロマトグラフィーによると、元の仕込み量の0.1%に
相当、0.07g)。
【0085】(c)多量のヘキサンでの沈殿の試みで決
定して、グラフト化されてない共重合体は存在していな
かった。
【0086】(2)グラフト化反応生成物は不溶融性粒
子部分を含有した。
【0087】(3)グラフト化生成物は圧縮成形される
部品の製造に適当であった。
【0088】(4)グラフト化生成物は21.2のメル
トインデックスを有した。
【0089】実施例1は本発明のイソシアネート官能性
コグラフト化ポリプロピレン重合体の製造と性質を例示
する。
【0090】実施例 2 メタ−イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソ
シアネート及びメタクリル酸メチルのポリプロピレンへ
の165℃でのコグラフト化グラフト化を165℃で行
う以外実施例1の方法に従った。コグラフト化したポリ
プロピレンの赤外スペクトルはコグラフト生成物中にイ
ソシアネート基の存在を示した。
【0091】アセトン抽出及びガスクロマトグラフィー
分析は、メタ−イソプロペニル−α,α−ジメチルベン
ジルイソシアネートの元の仕込み物の17.2%及びメ
タクリル酸メチルの元の仕込み物の3.7%が未反応で
あることを示した。
【0092】グラフト化されてない共重合体又は不溶融
性粒子は検出されなかった。
【0093】本実施例も本発明のイソシアネート官能性
コグラフト化ポリプロピレン重合体の製造を例示する。
【0094】実施例 3 メタ−イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソ
シアネートのポリプロピレンへのホモグラフト化メタク
リル酸メチルを使用せず且つTMI(メタ)不飽和脂肪
族イソシアネート30gを添加する以外実施例2の方法
に従った。グラフト化の終りに、メタ−イソプロペニル
−α,α−ジメチルベンジルイソシアネートの元の仕込
み物の64%が依然未反応であった。
【0095】本実施例は、実施例1及び2と組合わさっ
て、(a)メタ−イソプロペニル−α,α−ジメチルベ
ンジルイソシアネートのそれ自体のホモグラフト化はコ
グラフト化より効率が低い、(b)そしてメタ−イソプ
ロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソシアネート
の、メタクリル酸メチルのようなコグラフト化共単量体
と組合わせてのコグラフト化は、イソシアネート基をグ
ラフト化しうる重合体例えばポリプロピレンに導入する
高効率の方法である、ということを例示する。
【0096】実施例 4 イソシアネート官能性コグラフト化ポリプロピレンから
のコグラフト化ポリプロピレン成形物の製造 成形A:プロ−ファクス6301ポリプロピレン単独重
合体樹脂(15g)を、6.35cm×6.35cmの
型に175℃で2分間僅かな加圧下においた。次いで圧
力を約35000KPaまで上昇させた。型を25℃ま
で冷却した。この冷却時間は5分であった。この成形試
料から、ミクロテンシル(microtensile)
を試験のために切断した。
【0097】成形B:ポリプロピレン及びtert−ブ
チルパーベンゾエートを、単量体又は共単量体の不存在
下に実施例2の反応条件に供する以外成形Aの方法に従
った。
【0098】成形C:プロ−ファクス6301ポリプロ
ピレン樹脂の代りに実施例1の生成物を用いる以外成形
Aの方法に従った。
【0099】成形D:プロ−ファクス6301ポリプロ
ピレン樹脂の代りに実施例2の生成物を用いる以外成形
Aの方法に従った: 成形E:プロ−ファクス6301ポリプロピレン単独重
合体樹脂の代りに実施例3の生成物を用いる以外成形A
の方法に従った:表1の結果から、イソプロペニル−
α,α−ジメチルベンジルイソシアネートでのグラフト
化の結果としてポリプロピレンの物理的性質が殆んど又
は全然失われないことが結論される。
【0100】
【表1】
【0101】実施例 5 本実施例は、重合体のTMI(メタ)不飽和イソシアネ
ート単量体での押出しホモグラフト化及び押出しコグラ
フト化を例示する。
【0102】第1部 押出しホモグラフトA メルトインデックス9を有するモルケム(Morche
R)831低密度ポリエチレン(LDPE)(100
g)、TMI(メタ)不飽和イソシアネート(2.0
g)、及びペンウォルト社(Pennwalt Cor
p.,Philadelphia,PA)からパーゾル
(LupersolR)101開始剤の商品名で販売さ
れている2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブ
チルペルオキシ)ヘキサンを、双軸ブラデンダー押出し
機(3.5amp、24rpm)中へ1回通過で供給し
た。域1、2、3及び4(口金)の温度はそれぞれ17
4、200、200及び182℃であった。
【0103】第2部 押出しコグラフトA TMI(1.32g)及びスチレン(0.68g)から
なる且つTMI:スチレンのモル比が1:1であるTM
I及びスチレンの混合物(2.0g)をTMIの代りに
用いる以外実施例5第1部の方法に従った。
【0104】第3部 押出しコグラフトB モルケム831LDPEのグラフト化しうる重合体の代
りに、デュポン社(E.I.Dupont de Ne
mours Corp.,Wilmington,D
E)製のエルバクス(ElvaxR)350エチレン酢
酸ビニル(EVA)75/25のメルトインデックス1
9を有する共重合体を用いる以外実施例5第1部の方法
に従った。域1及び4(口金)の押出し温度は第1部よ
り僅かに低く双方とも150℃であった。
【0105】第4部 押出しホモグラフトC モルケム831LDPEのグラフト化しうる重合体の代
りに、ダウケミカル社(Dow Chemical,M
idland,MI)製のダウ(DowR)4012線
状低密度ポリエチレン(LLDPE)を用い且つルパー
ゾル(LupersolR)101の量を0.4gまで
2倍にする以外実施例5第1部の方法に従った。
【0106】押出しコグラフトA及び押出しホモグラフ
トA、B、及びCに対する元の仕込み物のパーセントと
して表わされるグラフト又はコグラフト化したTMI
(メタ)不飽和イソシアネートの量を表2に示す。
【0107】表2の結果から、グラフト化の効率は単量
体/遊離基の低モル比において高く、且つコグラフト化
はホモグラフト化よりも高効率であり、他の因子は同じ
であるということが結論される。
【0108】実施例 6 ルパーゾル101遊離基開始剤の量を半分にする(0.
4gの代わりに0.2g)以外実施例5第C部の方法に
従った。TMI/遊離基モル比は8であった。138℃
で6時間乾燥した後、TMI単量体18%がグラフト化
された(赤外線スペクトルで決定)。
【0109】0.36%のグラフト化したTMIを含む
TMIグラフト化ダウ4012LLDPE重合体を厚さ
0.20mmの薄いフィルム3枚にプレス成形した。
【0110】第1のフィルムを水中で20時間60℃に
加熱し、次いで105℃に乾燥し且つ硬化させるまで2
0時間加熱した。得られた生成物はフィルムであった。
次いでフィルムを熱キシレンで処理した。これは弱化し
且つゲルに崩解した。
【0111】第2のフィルムを、水及び濃アンモニアの
等部混合物中で20時間60℃に加熱し、次いで105
℃に加熱して乾燥及び硬化させた。得られた生成物は弱
いフィルムで、熱キシレンに不溶であるが、いくらかの
崩解を示した。
【0112】第3のフィルムを、ジエチレントリアミン
10重量%を含むトルエン中で只4時間60℃に加熱し
た。この生成物を105℃に20時間加熱して乾燥及び
硬化させた。得られた生成物はかなり強く且つ熱キシレ
ンに不溶なフィルムであり、崩解しないでその形態を保
持した。
【0113】本実施の実験から、m−TDI−グラフト
化ダウ4012LLDPE重合体は多官能性架橋剤例え
ばジエチレントリアミンで架橋して熱キシレン中で崩解
しない不溶性で硬化又は架橋したフィルムを生成しうる
ということが結論される。
【0114】
【表2】
【0115】以上本発明をある好適な具体例を参照して
記述してきたけれど、その改変及び変化は特許請求の範
囲に定義する如き本発明の範囲を逸脱しないで同業者の
行いうることは明白である。
【0116】本発明の特徴及び態様は以下の通りであ
る: 1.式
【0117】
【化18】
【0118】[式中、Aはグラフト化しうる重合体であ
り、Bはイソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイ
ソシアネートに由来するイソシアネート官能性の2価の
単位であり、Cは1つ又はそれ以上の不飽和共単量体に
由来する2価の単位であり、Dは連鎖停止剤基であり、
Kは(−B−)の単位の数で且つ1又はそれ以上の値を
もつ整数であり、Lは(−C−)の単位の数で0又はそ
れ以上の値をもつ整数であり、Mは(−B−)K(−C
−)L単位の反復単位の数で1又はそれ以上の値をもつ
整数であり、そしてNは1又はそれ以上に等しい整数で
且つグラフト重合体のグラフト側鎖の数である]によっ
て表わされるイソシアネート官能性のグラフトした重合
体。
【0119】2.Kが1〜約25の範囲の整数であり、
Lが0〜約100の範囲の整数であり、Mが1〜約10
0の範囲の整数であり、そしてNが1又はそれ以上の整
数である、但しグラフト化した重合体の全イソシアネー
ト基含量が約0.01〜約2重量%である、上記1のグ
ラフトした重合体。
【0120】3.Aがポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリエステ
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン−プロピレン共重合
体、ポリエチレン−酢酸ビニル共重合体、及びこれらの
混合物からなる群から選択されるグラフト化しうる重合
体である上記2のグラフトした重合体。
【0121】4.Bがメタ−イソプロペニル−α,α−
ジメチルベンジルイソシアネートに由来するイソシアネ
ート官能性の2価の基である上記2のグラフトした重合
体。5.1つ又はそれ以上の不飽和単量体から、製造さ
れ且つイソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソ
シアネートを含む1つ又はそれ以上の単量体に由来する
1つ又はそれ以上のペンダントのイソシアネート含有側
鎖を有する主鎖を含んでなるグラフトした重合体。
【0122】6.不飽和共単量体がアクリレートエステ
ルである上記5の重合体。
【0123】7.(A)グラフト化しうる重合体を含有
する反応域へ、(i)イソプロペニル−α,α−ジメチ
ルベンジルイソシアネート、(ii)遊離基開始剤、を
含んでなるホモグラフト化仕込み物を導入し、 (B)該反応域を、イソプロペニル−α,α−ジメチル
ベンジルイソシアネートの少くとも10%をグラフトさ
せるのに十分な温度に且つ十分な時間維持し、そして (C)随時未反応の単量体をホモグラフトした重合体生
成物から分離する、工程を含んでなるイソシアネート官
能性の、ホモグラフトされた重合体の製造法。
【0124】8.(A)グラフトしうる重合体を含有す
る反応域へ、(i)イソプロピル−α,α−ジメチルベ
ンジルイソシアネート、 (ii)式
【0125】
【化19】 [式中、R1は水素及びアルキルからなる群から選択さ
れ、そしてR2はメトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、ヘ
キソキシカルボニル、2−エチルヘキソキシカルボニ
ル、ラウロキシカルボニル、炭素数1〜20のアルキ
ル、アリール、アミノカルボニル、アセトキシ、及びシ
アノ基からなる群から選択される]によって表わされる
不飽和共単量体、及び(iii)遊離基開始剤、を含ん
でなる共グラフト化仕込みものを導入し、 (B)反応域を、単量体(i)及び(ii)の少くとも
10%をコグラフトさせるのに十分な温度に且つ十分な
時間維持し、そして (C)随時未反応の不飽和単量体をコグラフトした重合
体生成物から分離する、工程を含んでなるイソシアネー
ト官能性のコグラフトした重合体の製造法。
【0126】9.反応域がホットメルト押出し機の加熱
室である上記8の方法。
【0127】10.a)イソシアネート反応性物質、及
び b)イソシアネート官能性重合体、 の混合物を含んでなり、但しイソシアネート官能性重合
体b)として式
【0128】
【化20】
【0129】[式中、Aはグラフト化しうる重合体であ
り、Bはイソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイ
ソシアネートに由来するイソシアネート官能性の2価の
単位であり、Cは1つ又はそれ以上の不飽和共単量体に
由来する2価の単位であり、Dは連鎖停止剤基であり、
Kは(−B−)の単位の数で且つ1又はそれ以上の値を
もつ整数であり、Lは(−C−)の単位の数で0又はそ
れ以上の値をもつ整数であり、Mは(−B−)K(−C
−)L単位の反復単位の数で1又はそれ以上の値をもつ
整数であり、そしてNは1又はそれ以上に等しい整数で
且つグラフト重合体のグラフト側鎖の数である]によっ
て表わされるイソシアネート官能性グラフト化重合体を
用いることを含んでなる改良された架橋しうる組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レロイ・エイ・ホワイト アメリカ合衆国コネチカツト州06071サ マース・ルートロード78 (72)発明者 ハワード・アール・ルーカス アメリカ合衆国コネチカツト州06810ダ ンバリー・グラブプレイス16 (56)参考文献 特開 昭60−161417(JP,A) 特開 昭61−126178(JP,A) 特開 昭63−186722(JP,A) 特開 平1−319507(JP,A) 特開 平2−169616(JP,A) 特開 平5−125132(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/00 - 18/87 C08F 291/00 - 291/18 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、Aはグラフト化しうる重合体であり、 Bはイソプロペニルーα,α−ジメチルベンジルイソシ
    アネートに由来するイソシアネート官能性の2価の単位
    であり、 Cは1つ又はそれ以上の不飽和共単量体に由来する2価
    の単位であり、 Dは連鎖停止剤基であり、 Kは(−B−)の単位の数で且つ1又はそれ以上の値を
    もつ整数であり、 Lは(−C−)の単位の数で0又はそれ以上の値をもつ
    整数であり、 Mは(−B−)(−C−)単位の反復単位の数で1
    又はそれ以上の値をもつ整数であり、そして Nは1又はそれ以上に等しい整数で且つグラフト重合体
    のグラフト側鎖の数である] によって表わされるイソシアネート官能性のグラフトし
    た重合体。
  2. 【請求項2】 Lが1又はそれ以上の値をもつ整数であ
    る請求項1記載のグラフトした重合体。
  3. 【請求項3】 1つ又はそれ以上の不飽和単量体から製
    造され且つイソプロペニルーα,α−ジメチルベンジル
    イソシアネートを含む1つ又はそれ以上の単量体に由来
    する1つ又はそれ以上のペンダントのイソシアネート含
    有側鎖を有する主鎖を含んでなるグラフトした重合体。
  4. 【請求項4】 (A)グラフト化しうる重合体を含有す
    る反応域へ、 (i)イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソ
    シアネート、 (ii)遊離基開始剤、 を含有するホモグラフト化仕込み物を導入し、 (B)該反応域を、イソプロペニル−α,α−ジメチル
    ベンジルイソシアネートの少くとも10重量%をグラフ
    トさせるのに十分な温度に且つ十分な時間維持し、そし
    て (C)随時未反応の単量体をホモグラフトした重合体生
    成物から分離する、 工程を含んでなるイソシアネート官能性の、ホモグラフ
    トされた重合体の製造法。
  5. 【請求項5】 (A)グラフトしうる重合体を含有する
    反応域へ、 (i)イソプロピル−α,α−ジメチルベンジルイソシ
    アネート、 (ii)式 【化2】 [式中、R1は水素及びアルキルからなる群から選択さ
    れ、そしてR2はメトキシカルボニル、エトキシカルボ
    ニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、ヘ
    キソキシカルボニル、2−エチルヘキソキシカルボニ
    ル、ラウロキシカルボニル、炭素数1〜20のアルキ
    ル、アリール、アミノカルボニル、アセトキシ、及びシ
    アノ基からなる群から選択される] によって表わされる不飽和共単量体、及び (iii)遊離基開始剤、 を含んでなる共グラフト化仕込みを導入し、 (B)反応域を、単量体(i)及び(ii)の少くとも
    10重量%をコグラフトさせるのに十分な温度に且つ十
    分な時間維持し、そして (C)随時未反応の不飽和単量体をコグラフトした重合
    体生成物から分離する、工程を含んでなるイソシアネー
    ト官能性のコグラフトした重合体の製造法。
  6. 【請求項6】 a)イソシアネート反応性物質、及び b)イソシアネート官能性重合体、 の混合物を含んでなり、但しイソシアネート官能性重合
    体b)として式 【化3】 [式中、Aはグラフト化しうる重合体であり、 Bはイソプロペニルーα,α−ジメチルベンジルイソシ
    アネートに由来するイソシアネート官能性の2価の単位
    であり、 Cは1つ又はそれ以上の不飽和共単量体に由来する2価
    の単位であり、 Dは連鎖停止剤基であり、 Kは(−B−)の単位の数で且つ1又はそれ以上の値を
    もつ整数であり、 Lは(−C−)の単位の数で0又はそれ以上の値をもつ
    整数であり、 Mは(−B−)(−C−)単位の反復単位の数で1
    又はそれ以上の値をもつ整数であり、そして Nは1又はそれ以上に等しい整数で且つグラフト重合体
    のグラフト側鎖の数である] によって表わされるイソシアネート官能性グラフト化重
    合体を用いることを含んでなる改良された架橋しうる組
    成物。
  7. 【請求項7】 Lが1又はそれ以上の値をもつ整数であ
    る請求項6記載の改良された架橋しうる組成物。
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