JP3114842U - エアブロー装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】エアコンプレッサを使用せずして加工部品などの表面に付着した切粉や洗浄水を吹き飛ばすことのできるエアブロー装置の提供。
【構成】吸気口1A及び排気口1Bを有する送風機1、該送風機の吸気口に接続する吸気ダクト4、該吸気ダクトを通じて送風機内に引き込まれる外気から浮遊物質を除去するためのエアフィルタ5、及び送風機の排気口に接続する送風ダクト7を具備して構成されるエアブロー装置である。特に、外気を吸い込む吸気ダクト4の一端には、消音器6が取り付けられる。又、送風ダクト7の先端にロータリジョイント8を介して中空の回転軸9が接続され、該回転軸の先端には、送風ダクト7側から送り込まれるエアを処理物に吹き付けるためのエア噴射ノズル11を備えたノズルヘッダ10が設けられる。
【選択図】図1

Description

本考案は、切削加工された加工部品から切粉を除去したり、水洗いされた部品から洗浄水を除去することなどに用いられるエアブロー装置に関する。
部品加工を行う場合、金属材料を主とする母材を旋盤やフライス盤といった工作機械を用いて切削することが一般に広く行われているが、母材を切削加工することにより得られる加工部品の表面には、多くの切り屑(これを切粉と呼ぶ)が付着する。
このため、係る切粉を除去するべく、加工部品の仕掛品や完成品に対してエアを吹き付けたり、これを水洗いすることが一般的に行われているが、切粉の除去などを目的として水洗い(超音波洗浄等)された工作物も、その表面に洗浄水が残存するので、洗浄後にはエアを吹き付けて洗浄水を除去することが通例である。
従来、切粉や水の除去を目的に、加工部品などにエアを吹き付ける装置としては圧縮空気を発生するエアコンプレッサ(空気圧縮機)を備えたものが利用されている。
例えば、その種の装置として、加工部品の一面上に形成された有底孔の内部に残存する切粉を圧縮空気により吹き飛ばして除去する切粉除去装置であって、空間部を介して加工部品の一面を取り囲むノズル治具と空気圧縮機とを備え、ノズル治具には有底孔の内部に圧縮空気を吹き込む空気吹込ノズルと、有底孔の内部から戻った切粉混じりの圧縮空気を排出する空気排出孔とが形成され、空気吹込ノズルには空気圧縮機が連通接続される、というものが知られる(例えば、特許文献1)。
実開平5−22085号公報
然しながら、空気圧縮機(エアコンプレッサ)は、加工部品の表面に付着した多くの切粉を吹き飛ばすに足る高圧の圧縮空気を発生させることができるものの、一般に高価な代物である。
又、空気圧縮機は高圧の圧縮空気を大量に発生することができるものの、大量の圧縮空気を発生するために消費電力も大きく、ランニングコストが嵩むという問題がある。
本考案は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的はエアコンプレッサを使用せずして加工部品などの表面に付着した切粉や洗浄水を吹き飛ばすことのできるエアブロー装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案に係るエアブロー装置は、吸気口及び排気口を有する送風機と、該送風機の吸気口に接続する吸気ダクトと、該吸気ダクトを通じて送風機内に引き込まれる外気から浮遊物質を除去するためのエアフィルタと、前記送風機の排気口に接続する送風ダクトと、を具備して構成されることを特徴とする。
又、上記のようなエアブロー装置において、外気を吸い込む吸気ダクトの一端に、消音器が取り付けられることを特徴とする。
更に、送風ダクトの先端にロータリジョイントを介して中空の回転軸が接続され、該回転軸の先端には、送風ダクト側から送り込まれるエアを処理物に吹き付けるためのエア噴射ノズルを備えたノズルヘッダが設けられることを特徴とする。
本考案のエアブロー装置によれば、エアコンプレッサに代えて送風機を用いる構成としていることから、消費電力を削減しながら加工部品などの表面に付着する切粉や洗浄水を吹き飛ばすに足るエアを発生することができる。
又、送風機の吸気口に接続する吸気ダクトの吸込側の一端に消音器が取り付けられることから、外気の吸い込みに際して大きな騒音を発生せず、騒音発生による作業者の不快感を軽減することができる。
更に、送風ダクトの先端にロータリジョイントを介して中空の回転軸が接続され、該回転軸の先端には、送風ダクト側から送り込まれるエアを処理物に吹き付けるためのエア噴射ノズルを備えたノズルヘッダが設けられることから、エア噴射ノズルから噴出するエアによって処理物の表面から切粉や洗浄水を良好に吹き飛ばすことができる。
以下、図面に基づいて本考案を詳しく説明する。図1は本考案に係るエアブロー装置の構成例を示した概略図である。図1において、1は送風機(ブロワ)であり、この送風機1はケーシング内部に羽根車2を備え、その羽根車2がモータ3により回転される構成とされる。
特に、本例では、送風機1として小風量高圧のエアを発生することのできる遠心送風機が用いられるが、これに軸流形や斜流形を用いることもできる。
そして、係る送風機1の吸気口には、金属パイプなどから成る吸気ダクト4が接続される。吸気ダクト4は、送風機1の吸気口から上方に立ち上げられ、その中途にはエアフィルタ5が介在される。エアフィルタ5は、ケーシング内にフィルタエレメントを収容したもので、これは吸気ダクト4を通じて送風機1内に引き込まれる外気から浮遊物質を除去する役割を果たす。
又、外気を吸い込む吸気ダクト4の一端(上端吸引口)には、外気を吸い込む際に発生する騒音を減少させるための消音器6(サイレンサ)が取り付けられる。
一方、送風機1の排気口には送風ダクト7が接続される。送風ダクト7は、所定の長さを有してエア吹付対象(処理物)の近傍まで延長されるもので、これには金属パイプをはじめとする硬質管が用いられるが、その先端側をゴムホースなどの可撓管で構成するようにしてもよい。
そして、以上のような送風機1をはじめ、その吸気口及び排気口に接続する吸気ダクト4、送風ダクト7、並びに吸気ダクト4に取り付けられるエアフィルタ5、及び消音器6は後述する洗浄ユニットにエアを供給するための給気ユニットを構成する。
ここで、本例によれば、送風ダクト7が硬質管から成り、その先端にロータリジョイント8を介して回転軸9が接続される。
回転軸9は、一端(上端)がロータリジョイント8に接続する中空軸であり、その内部は送風ダクト7側から送り込まれたエアを通す気道とされている。
又、回転軸9の他端(下端)にはノズルヘッダ10が取り付けられ、そのノズルヘッダ10が回転軸9と共に鉛直軸(回転軸9の軸心)回りに回転するようにしてある。
ノズルヘッダ10は、コ字形を成した下部開放型の中空構造物であり、その内面(両側面および上面)にはエア噴射ノズル11が取り付けられる。
そして、ノズルヘッダ10の内側には切粉や洗浄水の付着した処理物Pが配され、その処理物Pに対し、送風機1から送風ダクト7、ロータリジョイント8、並びに回転軸9を経由してノズルヘッダ10内まで送り込まれたエアが、エア噴射ノズル11を通じて三方から吹き付けられるようになっている。
尚、ロータリジョイント8、回転軸9、並びにエア噴射ノズル11を備えたノズルヘッダ10は、給気ユニットからの給気によって処理物Pの表面に付着した切粉や洗浄水を除去するための洗浄ユニットを構成する。
図2は給気ユニットを示す側面図であり、図3には図2におけるA−A線方向からみた状態を部分的に省略して示している。これらの図で明らかなように、送風機1はフレームの下部台12の上に設置されている。
又、下部台12の上方には上部台13が設けられ、その上部台13にエアフィルタ5が据え付けられている。そして、吸気ダクト4及び送風ダクト7が上部台13を貫通させてあり、このうち吸気ダクト4の中間部分がエアフィルタ5の底部に接続するようにしている。
更に、図3から明らかなように、送風機1の吸気口1Aと排気口1Bは横並びに設けられており、それらに吸気ダクト4と送風ダクト7の一端がそれぞれ接続されている。
次に、図4は洗浄ユニットを部分的に破断して示した側面図である。図4において、14は回転軸9を回転させる駆動源としてのモータで、そのロータ軸にはプーリ15が取り付けられる。
又、回転軸9の外周部にもプーリ16が取り付けられており、それらプーリ15,16にタイミングベルト17が巻き掛けられている。
このため、モータ14を回転駆動すると、タイミングベルト17を介して回転軸9が回転し、これに連れてノズルヘッダ10も同方向に回転することとなる。尚、回転軸9は上部台13を貫通して図示せぬ軸受ユニットにより回転自在に支持されている。
因みに、プーリ15,16に代えてスプロケットを用い、その両者間に無端の駆動チェーンを巻き掛けるようにしてもよい。
ここで、以上のように構成されるエアブロー装置の作用について説明する。先ず、送風機1を起動すると、消音器6を介して吸気ダクト4内に外気が吸い込まれる。尚、外気が吸気ダクト4内に吸い込まれることによる騒音は消音器6により減少される。
そして、吸気ダクト4内に吸い込まれた外気は、エアフィルタ5を通過して浮遊物質を除去された後、送風機1の吸気口1Aよりその内部に引き込まれ、そして該送風機1の排気口1Bから送風ダクト7内へと送り出される。
送風ダクト7内へ送り出されたエア(外気)は、ロータリジョイント8から回転軸9の内部を通じてノズルヘッダ10内に送り込まれた後、その内面に取り付けられるエア噴射ノズル11から外部に噴出される。
尚、このとき、ノズルヘッダ10は回転軸9を介してモータ14により回転されているが、ノズルヘッダ10の内側には予め処理物Pが配置される。このため、係る処理物Pにはエア噴射ノズル11からエアが旋回状に吹き付けられ、これによって処理物Pの表面に付着する切粉や洗浄水が良好に吹き飛ばされる。
以上、本考案について説明したが、係るエアブロー装置は上記例に限定されるものでなく、例えば洗浄ユニットを構成する回転軸9を回転させる手段として、巻き掛け伝動方式に代えて歯車伝動方式を採用するようにしてもよい。
又、洗浄ユニットは必要に応じて種々の態様に変更することができる。例えば、洗浄ユニットの最も簡単な態様として、市販のエアガンや先細ノズルを用い、これを可撓性を有する送風ダクト7の先端に取り付けるようにしてもよい。
更に、洗浄ユニットを省略してもよく、この場合には送風ダクト7の少なくとも先端側をゴムホースなどの可撓管で構成して、その先端から噴出するエアを処理物に向けて直接吹き付け、これにより処理物の表面に付着する切粉や洗浄水を除去することができる。
本考案に係るエアブロー装置の構成例を示す概略図 同装置の給気側を示す側面図 図2におけるA−A線方向からみた状態を示す部分断面図 本考案に係るエアブロー装置のエア吹出側を示す側面図
符号の説明
1 送風機
1A 吸気口
1B 排気口
4 吸気ダクト
5 エアフィルタ
6 消音器
7 送風ダクト
8 ロータリジョイント
9 回転軸
10 ノズルヘッダ
11 エア噴射ノズル

Claims (3)

  1. 吸気口及び排気口を有する送風機と、該送風機の吸気口に接続する吸気ダクトと、該吸気ダクトを通じて送風機内に引き込まれる外気から浮遊物質を除去するためのエアフィルタと、前記送風機の排気口に接続する送風ダクトと、を具備して構成されるエアブロー装置。
  2. 外気を吸い込む吸気ダクトの一端に、消音器が取り付けられることを特徴とする請求項1記載のエアブロー装置。
  3. 送風ダクトの先端にロータリジョイントを介して中空の回転軸が接続され、該回転軸の先端には、送風ダクト側から送り込まれるエアを処理物に吹き付けるためのエア噴射ノズルを備えたノズルヘッダが設けられることを特徴とする請求項1、又は2記載のエアブロー装置。
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