JP3114607U - 機械・装置類の防塵カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】不安定さをなくし、カバーの伸縮性を良くし簡単に誰でも操作が行える。
【解決手段】カバーを吊るす竿杆を、断面がボックス構造の1体物のレールとし、強度を上げ、さらに不安定さ改善のためハンガーレールを吊下ロッドで支える構造とした。また、ハンガーレール内部をローラーが走行する構造とした事で、カバーを伸縮させる時の摩擦を無くし、滑らかな動きを可能とした。
【選択図】図1

Description

本考案は、工場で稼動する機械・装置・製品・部品などに対して簡単に操作できる機械・装置類の防塵カバ−に関する。
機械の加工後放置しておくと塵が堆積したり、他の機械の油や塵が飛んできたりして機械の掃除やメンテナンスに大変な労力が掛かる。従って誰にでも操作できる防塵カバーが必要になってくる。
機械・装置類の防塵カバーについては各種あるが、その中で、ある一つの防塵装置には、被保護器物と同時に吊り下げる吊下げ部材を備えた外囲壁に空気を注入する装置がある。(特許文献1参照)
また機械・装置類の防塵カバーではないが、車を被うものとして懸垂カバーの車庫が提案されている。それは径の異なる竿杆を繋ぎあわせ伸縮させる事で、カバーの開閉を行なうものである。(特許文献2参照)
その特許文献の懸垂カバーの車庫についての概要を以下のように説明する。
使われている主要部材として、車体カバー、直立支柱、竿杆、環体、力骨、および前垂れで構成され、固定された1本の支柱の先端より、釣り竿状に連結された径の異なる竿杆が伸び、その竿杆の下部に車体カバーが吊り下げられている。その竿杆が伸縮する事で車体カバーが開閉される。
公開実用平成02−93469 公開実用昭和61−69358
上記従来の懸垂カバーの車庫では、直立支柱および竿杆が1本のため、車体カバーの重さや外力により不安定となる。また連結された竿杆が、特に細い先端部において湾曲などにより、抵抗が大きくなり伸縮に支障をきたす。さらに、車体カバー先端の前垂れを持って竿杆の伸縮を行なうため、カバー内に車が入庫中の時は、手が届きづらく伸縮の操作が困難となる。
本考案は、主に防塵が必要な機械対象とし且つこのような問題を解決しょうとするものであり、竿杆および周辺構造の改善により不安定さを無くし、カバーの伸縮性を良くするため、新しい構造を取り入れる事により、簡単に誰にでも操作が行なえる事を目的とする。
本考案の機械・装置類の防塵カバーは、上記目的を達成するために新しい構造を取り入れた。まず始めに、収納物に合わせて適宜高に水平に配設し、収納物の長さに合わせた適宜長さの1本または複数のハンガーレールと、そのハンガーレールと直交し、収納物の横幅に合わせた長さで、前記直交部にハンガーレールに乗って水平移動を可能とするローラーを具備した複数のハンガーと、上記ローラーのシャフトの上部に、個々にハンガーガイドを装備し、そのハンガーガイド上部にガイドレールを左右から挟み込むように取り付けたローラーストッパーと、前記ハンガーの両端を頂点とし、天井とその天井から降下する側面からなり、天井部にハンガーを固定したカバーと、ハンガーレール先端のハンガーに固定され、他方の後尾側に導かれた開閉操作用の2本のロープとを装備し、そのロープの一方を引く事によりカバーをアコーデオンのように収縮させ、他方を引くと開くようにしたものである。
上記課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、 カバー全体の重量を支えるハンガーレールは、その断面をボックス構造とし、連結の無い一体物にする事で、ハンガーレール全体の強度を増す事ができる。
次に、前記のボックス故造をしたハンガーレールの中を、カバ−を支えるローラーを走らせる構造とし、ローラーのシャフト上部にある複数個のハンガーガイドのローラーストッパーにより、上下方向のぐらつきが押さえられる。
ハンガーレールをボックス構造にしたもう1つの理由として、レール内部を、ハンガーを吊るす複数のローラーが転がる事により、ロープなどでカバーを伸縮させる時の摩擦を無くし、途中引っかかる事も無く滑らかな動きが可能となる。
上述したように本考案の機械・装置類の防塵カバーは、構造を変え強度を上げる事によりカバーの脱着時の安定性が確保でき、カバー内部にある機械類の保護が計られる。またカバーをした状態で機械の運転ができ、クリーンルーム加工なども可能となる。
また、ロープなどを引く事によりカバーを伸縮させるとき、ハンガーレール内に摩擦の少ないローラーを使うことにより伸縮性が良く、滑らかな動きが可能となり、誰にでも簡単に操作を行なう事ができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1および図2において、本考案の主要部材は、カバー1、吊下ロッド2、ハンガーレール3、ハンガー4、ローラー5などで構成されている。カバー1は吊り下げ構造で袋状に縫製され、天秤式のハンガー4により吊り下げられている。さらにハンガー4はハンガーレール3に連結されて、ハンガーレール3を支点にした天秤状の形態を取っている。
ハンガーレール3は一方を壁または支柱に固定され、さらにたわみと揺れを防ぐ為、もう一個所斜め上方より吊下ロッド2で吊られ、三角形を形成する事になる。
図2および図4において、ハンガー4とハンガーレール3はローラー5を介して連結され、ローラー5がハンガーレール3内部を走行する構造になっている。
ローラー5はシャフト8の先端に取り付けられ、そのシャフト8はハンガーガイド6およびハンガー4とナット9で固定されいる。
ハンガーガイド6の上部には、ローラーストッパー7が2個取り付けてあり,このローラーストッパー7が、ハンガーレール3を挟む構造になっている。
シャフト8は、その断面を円形とせず、2個所面取りして小判形とする。例えばキープレート10とL形キープレート11の取り付け部に面取りしている。
ハンガーガイド6の底部には、キープレート10が、またハンガー4の下部にはL形キープレート11がナット9により友締めされてあり、そのキープレート10およびL型キープレート11のシャフト8貫通部には、小判形の抜き穴を設け、その抜き穴とシャフト8の2面面取り部が嵌合する構造になっている。
以下、上記構成の動作を説明する。カバー1は複数のハンガー4を介してハンガーレール3に連結されている。ハンガー4の中央にあるシャフト8の上部に取り付けられたローラー5がハンガーレール3の内部を走行するが、その操作はカバー先端に有るハンガー4上部のローラー部をロープ12で移動させることにより、順次、カバー1が縮じむ方向に或いは伸びる方向に移動する。この時、カバーが異動する時の重心移動による揺れ現象などは、吊下ロッド2により防ぎ、ハンガー 4 の水平方向の揺れはローラーストッパー7で防ぐ事が出来る。
さらに、ハンガー4の水平方向の揺れは、キープレート10とL形キープレート11の上記した抜き穴とシャフト8の2面、面取り部の嵌合により防ぐ事が出来る。
以上のようにハンガーレール3やハンガー4の揺れを極力少なくした構造と、1体物のハンガーレール3により、カバー1の伸縮を担うローラー5は滑らかな 走行が可能となる。従ってこのようにカバーをアコーデオンのように伸縮させる事により、誰にでも簡単に機械にカバーを着脱させる事が出来る。
防塵が必要な機械を対象とする事が出来る。特に精密加工機械や、クリーンルーム加工などに適する。さらに車などのガレージにも応用が出来る。
本考案の実施形態を示す防塵カバーの外観図 ローラー部の図1におけるA−A線断面図 シャフトの図2におけるB−B線断面図 ハンガーレールの図2におけるC−C線断面図 シャフトの図4におけるD−D線断面図
符号の説明
1 カバー
2 吊下ロッド
3 ハンガーレール
4 ハンガー
5 ローラー
6 ハンガーガイド
7 ローラーストッパー
8 シャフト
9 ナット
10 キープレート
11 L形キープレート
12 ロープ

Claims (1)

  1. 収納物に合わせて適宜高に水平に配設し、収納物の長さに合わせた適宜長さの1本または複数のハンガーレールと、そのハンガーレールと直交し、収納物の横幅に合わせた長さで、前記直交部にハンガーレールに乗って水平移動を可能とするローラーを具備した複数のハンガーと、上記ローラーのシャフトの上部に、個々にハンガーガイドを装備し、そのハンガーガイド上部にガイドレールを左右から挟み込むように取り付けたローラーストッパーと、前記ハンガーの両端を頂点とし、天井とその天井から降下する側面からなり、天井部にハンガーを固定したカバーと、ハンガーレール先端のハンガーに固定され、他方の後尾側に導かれた開閉操作用の2本のロープとを装備し、そのロープの一方を引く事によりカバーをアコーデオンのように収縮させ、他方を引くと開くようにした事を特徴とする機械・装置類の防塵カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109158651A (zh) * 2018-10-18 2019-01-08 无锡市星达石化配件有限公司 一种法兰盘制造用打孔装置
KR101989918B1 (ko) * 2018-10-30 2019-09-24 주식회사 한성Gt 자체 가이드 기능을 갖는 공작기계 슬라이드 커버용 가이드 레일
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