JP3114507U - 水鳥形浮き - Google Patents

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Abstract

【課題】魚信を視覚的にとらえる浮きの提供。
【解決手段】水に浮かぶ鳥の如き形状に成形して成る浮きであって、その胴体内部には前後方向に連通孔が形成されており、且つ該胴体の後方には重錘が設けられているものであることを特徴とする水鳥形浮き。魚が引いていない状態では、仕掛けの錘と胴体内の重錘がバランスをとり水面に静止する水鳥のような姿勢だが、魚が引くとこのバランスが崩れ、頭部が水中に没してゆく方向で回動運動を始める。
【選択図】図1

Description

本考案は、水面に水鳥のように浮かぶ釣り用浮きの構造に関するものである。
釣り、特に趣味としての釣りにあって「浮き」は、魚信を視覚的に捉える重要な道具の一つである(特殊なものとしては、仕掛けを遠投することを助勢する「飛ばし浮き」等もあるが、ここでは除外する)。
魚信を視覚的に捉えるものであるから、魚に引きに敏感に反応しそれを明確に伝えるものが当然好ましいが、敏感に過ぎると、風や波による影響を受けやすいものとなり魚信と錯誤しがちとなるので、特に初心者にとってみれば「盛んに揺れ動くだけで魚信を取るタイミングの判らない浮き」というものになり易い。
特開昭48−85372号
換言すると、風があっても水面がうねっていても静止姿勢を保ち、魚が仕掛けを引いた時にのみその動きを大きく伝えるような浮きが最適である。且つまた、単に浮いている浮きが沈んでゆくことだけで魚信を取るというのも、水の透明度や日照の加減などによっては判りづらい場合がある。
そこで本考案者は、こうした点に鑑み鋭意研究の結果遂に本考案を成したものでありその特徴とするところは、水に浮かぶ鳥の如き形状に成形して成る浮きであって、その胴体内部には前後方向に連通孔が形成されており、且つ該胴体の後方には重錘が設けられている点にある。
「水に浮かぶ鳥の如き形状」とは、表現としてはアヒル、カモ、ハクチョウ、等の成鳥或いは幼鳥が水に浮かんでいる形状のことを指すが、足は不要であるし、折り畳まれた羽根が明確である必要もない。要するに、鶏卵形や楕円球形、或いはやや扁平した鶏卵形や楕円球形であるところの胴体部と、その長軸端部近傍に膨出する頭部とが存在すれば本発明でいうところの「水に浮かぶ鳥の如き形状」の条件は備えている。ハクチョウの如く頸部が明確に存在している水鳥を模す場合には、胴体部に長い頸部を形成すれば良いし、頭部に、嘴や目などを設けても当然構わない。
本体の材質については特に限定するものではない。木材を切削しても制作は可能であるし、浮力を得るための中空部分を有するプラスチックによっても良い。特に好ましいのは「発泡プラスチック」である。充分な浮力とある程度の保形性を具備し耐水性に優れたものであれば、非常に好ましい材料となる。但しその詳細(プラスチックの種類や発泡倍率等)を限定するものではない。本発明者が試作実験した範囲では、発泡倍率が15〜25倍程度のポリスチレンとした時、強度・浮力・切削加工性のバランスが最適であった。勿論切削加工という手法を採らず、圧縮成形によって全体形状を形成するのが大量生産には適している。
「連通孔」は、浮き本体の胴体内部を前後方向に連通する孔であり、ここには釣り糸が通されることとなる。形状としては中通し浮きということとなるが、通常の中通し浮きがそうであるように、浮き留めの手法によっては固定浮きとしても使用可能である。またこの連通孔は、内部を釣り糸が盛んに動くものであるし、魚信に合わせる時などには大きな負荷の掛かる部分であるので、本体材質が木材或いは発泡プラスチックの場合には強度不足が危惧される。そこで胴体内部にパイプを配置しこのパイプ孔を連通孔とすれば、耐久性に優れた浮きとなる。
「重錘」については従来の錘入りの浮きに採用されている重錘と同一又は同等のもので良く何ら限定しない。そしてこの重錘は、胴体部後方に配置される部材であるが、これは胴体に接着するようにしても良いし、胴体内部に配置させることで外観させないようにしても良い。
色彩に関しては特に限定はしないが、実際の水鳥の色彩に忠実なものに比して、全体が黄色若しくは橙色に着色されているものの方が視認性が良く、浮きとしての機能は優れている。
本考案に係る水鳥形浮きは、以下述べる如き効果を有する極めて有用な考案である。
(1) 全体形状が水に浮く水鳥のようなものであり、魚が釣り針をくわえて引っ張った時に全体が回動運動し、水鳥が水中の餌をつつくような動きとなり、単に浮きが水没するだけの浮きに比べて、魚信として視認しやすい。
(2) 全体形状が水に浮く水鳥のような浮きというものは、意匠的にも斬新である。
以下図面に基づき本考案を更に詳細に説明する。
図1は、本考案に係る水鳥形浮き1(以下「本考案浮き1」という)の一例を示すものである。図より明らかなように本例の本考案浮き1は、全体形状が水に浮くアヒルの幼鳥のようなものである。胴体内部にはその前後方向にプラスチックパイプ2が配置されており連通孔を形成している。また胴体後方には重錘3が埋め込まれている。そして胴体と頭部を構成する浮き本体4は、本例の本考案浮き1の場合、発泡倍率20倍の発泡ポリスチレン製の直方体ブロックを切削し、プラスチックパイプ2と重錘3を埋め込むという手法で製作した。
図2(a)(b)は、本考案浮き1の使用状態の一例を概略的に示すものである。胴体内部のプラスチックパイプ2内には釣り糸Lが通されている。釣り糸Lの形態は、本考案浮き1の前方(水鳥の胸部前端に相当する位置)開口から仕掛け(ハリスや釣り針、小型錘、サルカン等より構成される)が水底に向かって垂れ下がり、後方開口から出た釣り糸Lは釣り竿まで至る。魚が釣り糸Lを引いていない状態では本考案浮き1は、同図(a)のように頭部が持ち上がったまま水面に浮いている。換言すると、浮き本体4に配置された重錘3は、このような姿勢をとるために仕掛け全体の沈降力とのバランスを図るために設けられた部材である。
魚が釣り針に掛かり仕掛けを引っ張ると、釣り糸Lには同図(b)中の矢印のような力が掛かる。すると上記バランスは崩れ、本考案浮き1は頭部が水中に没するような回動運動を開始する。この回動運動は、対象魚によって種々の形態があり、回動運動の途中で静止した時、或いは浮き全体が水中に没し始めた時、等々で魚信を取ることとなるが、これらは通常の浮きの場合と同様である。但し一般的な浮きの場合には浮き先端が水中に真っ直ぐ沈んで行く様子で魚信を取るのに比して、回動運動で魚信を取ることになるので視認性は非常に高いものとなる。
本考案に係る水鳥形浮きの一例を示す概略断面図である。 (a)(b)は、本考案に係る水鳥形浮きの使用状態の一例を示すいずれも概略側面図である。
符号の説明
1 本考案に係る水鳥形浮き
2 プラスチックパイプ
3 重錘
4 浮き本体
L 釣り糸

Claims (5)

  1. 水に浮かぶ鳥の如き形状に成形して成る浮きであって、その胴体内部には前後方向に連通孔が形成されており、且つ該胴体の後方には重錘が設けられているものであることを特徴とする水鳥形浮き。
  2. 該連通孔は、胴体内部にパイプを内蔵することで形成されているものである請求項1記載の水鳥形浮き。
  3. 該重錘は該胴体の後方に内包されて成る請求項1又は2記載の水鳥形浮き。
  4. 全体が黄色若しくは橙色に着色されて成る請求項1、2又は3記載の水鳥形浮き。
  5. 本体は発泡プラスチックにより成形されているものである請求項1、2、3又は4記載の水鳥形浮き。
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