JP3114256U - 吊下げ具 - Google Patents

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義男 飯塚
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Abstract

【課題】 着脱の操作を容易にし、且つツールホルダ等の不慮の脱落がなく使い勝手の良い吊下げ具を提供することである。
【解決手段】 吊下げ具1のクリップ2は表面を赤、紫、黒、青、白等に着色されたプレートからなり、クリップ2の下側折り曲げ部4に矩形枠7を揺動自在に保持している。前記矩形枠7は棒体を正面台形状に屈折形成しており、第1の軸部9は軸方向長さのほぼ中央から分割されており、2分割された第1の軸部9における一方10は第2の軸部13に基端14が連接している。前記第1の軸部9における他方15は先端16に螺子溝17を形成し螺子軸18が設けられ螺子軸には連結部材が螺着している。前記第2の軸部13には一方10の基端14を第2の軸部13における軸方向に回動自在にする回動機構22が設けられている。前記クリップ2には裁頭円錐状のすべり止め用突起32が複数個形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、装着が容易で使い勝手の良い吊下げ具に関するものである。
従来、農作業や園芸作業において鋏を携帯する場合、腰ベルトに鋏を挿入するホルダを装着し、このホルダより鋏を出し入れして携帯するようにしている。このためホルダにはリング状のベルト通しが設けられていた。
ところで、農作業や園芸作業においては腰ベルトを使用しないでズボンを着用して作業する場合があり、このような場合では従来のベルト通しを設けたホルダは使用できなかった。
このような問題を解決するものとして、ズボンのウエスト部を挟むクリップを介して前記ホルダを装着するものが知られている(例えば特許文献1)。
しかしながら、ベルト通しを設けたホルダをすでに使用している場合、腰ベルトを使用しないで使用する場合には別途クリップを設けたホルダを購入しなければならなかった。
このような問題を解決するものとして、クリップの下側に被吊り下げ部たるホルダを吊り下げする矩形枠を設けた吊下げ具が知られている。
この吊下げ具は、1本の棒体を矩形枠状に屈折成形したものであり、棒体の両端は互いにすれ違った状態で矩形枠を形成している。そして通常外部から何も力が作用していない場合は、矩形枠の形状は環が閉じた状態で保持しており、ホルダを装着させるには矩形枠の両端に対し開く方向に力を加えて矩形枠を開口させ、ホルダのベルト通しを矩形枠の環の中に通し、その後両端の力を解除することで矩形枠は閉口し、吊下げ具にホルダは装着されるというものである。
実開平2−142271号公報
しかし、前記矩形枠では装着されたホルダが何かに引っかかった場合に、棒体の両端の互いにすれ違った両端に対し開口させる力が働いてしまうおそれがあり、このようなものでは矩形枠を開口させるのに機能する両端の構成に問題があり、矩形枠に装着されたホルダが矩形枠から脱落してしまうおそれがあった。
解決しようとする問題点は、着脱の操作を容易にし、且つ装着されたホルダ等の不慮の脱落がない使い勝手の良い吊下げ具を提供することである。
請求項1の考案は、クリップの下側に被吊り下げ部を吊り下げする矩形枠を設けた吊下げ具において、前記矩形枠の第1の軸部を該第1の軸部の軸方向に2分割して一方及び他方を形成し、前記一方の基端を該一方に連設する第2の軸部に回動自在に設けると共に、前記一方の先端と前記他方の先端との間に連結部材を開閉自在に介在することである。
請求項2の考案は、前記吊下げ具の前記第2の軸部には、前記一方の基端を回動自在にする回動機構を有することである。
請求項3の考案は、前記吊下げ具の前記他方の先端に前記連結部材が螺合自在となる螺子溝を有する螺子軸を形成し、前記螺子軸に螺着され該螺子軸に沿って移動可能な前記連結部材を前記一方の先端側に対し連結自在に形成したことである。
請求項4の考案は、前記クリップが着色されていることである。
請求項5の考案は、前記クリップにすべり止め用突起を設けたことである。
請求項1の考案によれば、矩形枠に開閉自在の機構と前記機構に対し閉状態を保持する為の連結部材を設けたことにより、矩形枠に対し被吊下げ具を装着した場合の吊下げ具としての操作性を向上することができる。
請求項2の考案によれば、矩形枠を容易に開口することができる。
請求項3の考案によれば、矩形枠を確実に閉状態に保持することができる。
請求項4の考案によれば、吊下げ具は着色されたクリップにより他の吊下げ具に対して識別可能にすることができる。
請求項5の考案によれば、ベルトやズボンのウエスト部の周縁に対してのクリップの引っかかりを良くすることができる。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
図1〜8は実施例1を示しており、吊下げ具1のクリップ2は物を挟んで固定するものであり、このクリップ2はバネ鋼などの金属から形成されるものであって、表面を赤、紫、黒、青、白等に塗装或いは鍍金等により着色された基本的には適度な弾性及び靭性を有するプレートの上側を横方向一側に折り返して上側折り返し部3を形成し、下側を横方向他側に折り曲げて下側折り曲げ部4を形成し断面略S字形状に成形したものである。クリップ2の上側を横方向一側に折り返した上側折り返し部3は先端5が外側に反り先端と折り返しされた箇所との中間付近が内側に反るような波型に加工され係止部6を形成している。下側折り曲げ部4はクリップ2の下側を横方向他側に折り曲げたものであって、この下側折り曲げ部4は棒体からなる矩形枠7の外周に対し、矩形枠7を揺動自在に保持可能となるようカール状に屈折形成されている。
前記矩形枠7は棒体を正面台形状に屈折形成しており、矩形枠7の形状である正面台形における一対の脚部分の辺8に対応した一辺である第1の軸部9は軸方向長さのほぼ中央から分割されており、2分割された第1の軸部9における一方10は、矩形枠7がクリップ2の下側に揺動自在に保持された場合の下方向に位置しツールホルダ11の被吊下げ部12を揺動自在する第2の軸部13に基端14が連接している。前記第1の軸部9における他方15は、先端16側に螺子溝17を形成し螺子軸18が設けられている。
前記螺子軸18に螺着可能に形成された中空筒型形状の連結部材19は内周の径を前記一方10の先端20に連結可能な径に設けられている。連結部材19の外周面21には互いに交差する小溝が形成されている。
前記第2の軸部13における軸方向長さのほぼ中央に一方10の基端14を第2の軸部13における軸方向に回動自在にする回動機構22が設けられている。
前記回動機構22は第2の軸部13における軸方向長さのほぼ中央で分割しており、2分割された第2の軸部13における基端23が第1の軸部9に連接された一方24の先端25側を縮径し先端25にはフランジ部26が形成されている。第2の軸部13における他方27は一方24の先端25側を挿入可能な孔28を形成され、該孔28に一方24の先端25側を挿入した後孔28の形成された他方27の外周部分に凹部を形成し、孔28に対する一方24の先端25の抜け止29が設けられている。
前記クリップ2の上側折り返し部3を形成しているプレートの両側面30、31にはそれぞれの面に対し裁頭円錐状のすべり止め用突起32が複数個両側面30、31の内側に向けて形成されている。
前記ツールホルダ11は天然や合成の厚手の皮革地などから形成されたホルダ本体33の表面34に収納ポケット35を設け、収納ポケット35はホルダ本体33と同様の天然や合成の皮革地などからなり、剪定鋏等を収納可能な形状に形成されている。又はホルダ本体33の裏面36の上部にはホルダ本体33と同様の天然や合成の厚手の皮革地などを帯状に形成された被吊下げ部12が折り返されリング状にホルダ本体33に固定されている。収納ポケット35と被吊下げ部12は共にホルダ本体33に対し縫着され、一部をリベット止めにより固着されている。
以上の構成について使用方法を述べると、吊下げ具1の矩形枠7における第1の軸部9の両先端16、20を連結している連結部材19を螺子軸18に沿って他方15側に動かし、先端16、20同士の連結を解除する。そして一方10の先端20を他方15の先端16から離れるように回動させ矩形枠7を開口させる。次に剪定鋏等をポケット部27に収納した鋏などのツールホルダ11に設けられたベルト通しである被吊下げ部12を開口部37に通す。そして一方10の先端20を他方15の先端16に合わせるように回動させ先端16、20同士を揃え連結部材19を一方10の先端20方向に動かし両先端16、20を連結する。このようにしてツールホルダ11はクリップ2の矩形枠7に装着される。
次にツールホルダ11が装着されたクリップ2の作業者への装着方法を述べると、ズボンのウエスト部38にベルト39を装着している作業者に対しては、ズボンのウエスト部38とベルト39との隙間40に吊下げ具1の上側折り返し部3を先端5が外方向を向くようにして差込む。その後ベルト39に対し係止部6を係止して装着が完了する。
そして、ズボンのウエスト部38にベルト39を装着していない作業者に対してはズボンのウエスト部38の上側周縁41に対し直接クリップ2を係止することで装着が完了する。
複数のツールホルダ11を使用する場合に、異なる色に着色されたクリップ2をそれぞれのツールホルダ11に装着することで、異なる色のクリップ2を通じ複数のツールホルダ11同士は識別可能となる。
以上のように、前記実施例では請求項1に対応してクリップ2の下側に被吊り下げ部12を吊り下げする矩形枠7を設けた吊下げ具1において、前記矩形枠7の第1の軸部9を該軸方向に2分割して一方10及び他方15を形成し、前記一方10の基端14を該一方10に連設する第2の軸部13に回動自在に設けると共に、前記一方10の先端20と前記他方15の先端16との間に連結部材19を開閉自在に介在することにより、矩形枠7に開閉自在の機構と前記機構に対し閉状態を保持する為の連結部材19を設けたことにより、矩形枠7に対し被吊下げ具12を装着した場合の吊下げ具1としての操作性を向上することができる。
また、前記実施例では請求項2に対応して前記第2の軸部13は、該第2の軸部13における軸方向に前記一方10の基端14を回動自在にする機構22を有することにより、矩形枠7を容易に開口することができる。
さらに、前記実施例では請求項3に対応して前記他方15の先端16に前記連結部材19が螺合自在となる螺子溝17を有する螺子軸18を形成し、前記螺子軸18に螺着され螺子軸18に沿って移動可能な連結部材19を前記一方10の先端20側に対し連結自在に形成したことにより、矩形枠7を確実に閉状態に保持することができる。
また、前記実施例では請求項4に対応して前記クリップ2が着色されていることにより、吊下げ具1は着色されたクリップ2により他の吊下げ具に対して識別可能にすることができる。
さらに、前記実施例では請求項5に対応して前記クリップ2にすべり止め用突起32を設けたことにより、ベルト39やズボンのウエスト部38の周縁41に対してのクリップ2の引っかかりを良くすることができる。
本考案の実施例1を示す同上吊下げ具に実際にツールホルダを装着した状態を示した斜視図である。 本考案の実施例1を示す同上吊下げ具の断面図である。 図3(a)〜(b)は本考案の実施例1を示す同上吊下げ具の矩形枠を閉口した状態の図であり、図3(a)は左側面図であり、図3(b)は右側面図である。 図4(a)〜(b)は本考案の実施例1を示す同上吊下げ具の矩形枠を開口した状態の図であり、図4(a)は左側面図であり、図4(b)は右側面図である。 本考案の実施例1における矩形枠の一部切欠側面図である。 本考案の実施例1を示す同上吊下げ具の矩形枠を開口し、ツールホルダの被吊下げ部に対しての装着方法を示した斜視図である。 本考案の実施例1を示す同上吊下げ具をベルトに装着する手順を示したものであり図7(a)はベルトとズボンのウエスト部の隙間に吊下げ具のクリップを挿入する状態を示した斜視図であり、図7(b)は隙間にクリップを挿入した後ベルトにクリップを係止する状態を示した斜視図である。 本考案の実施例1を示す同上吊下げ具をズボンのウエスト部の周縁に直接係止して装着した状態を示した斜視図である。
符号の説明
1 吊下げ具
2 クリップ
7 矩形枠
9 第1の軸部
10 第1の軸部における一方
12 被吊下げ部
13 第2の軸部
14 第1の軸部における一方の基端
15 第1の軸部における他方
16 第1の軸部における他方の先端
17 螺子溝
18 螺子軸
19 連結部材
20 第1の軸部における一方の先端
22 回動機構
32 すべり止め用突起

Claims (5)

  1. クリップの下側に被吊り下げ部を吊り下げする矩形枠を設けた吊下げ具において、前記矩形枠の第1の軸部を該第1の軸部の軸方向に2分割して一方及び他方を形成し、前記一方の基端を該一方に連設する第2の軸部に回動自在に設けると共に、前記一方の先端と前記他方の先端との間に連結部材を開閉自在に介在することを特徴とする吊下げ具。
  2. 前記第2の軸部には、前記一方の基端を回動自在にする回動機構を有することを特徴とする請求項1に記載の吊下げ具。
  3. 前記他方の先端に前記連結部材が螺合自在となる螺子溝を有する螺子軸を形成し、前記螺子軸に螺着され該螺子軸に沿って移動可能な前記連結部材を前記一方の先端側に対し連結自在に形成したことを特徴とする請求項1又2に記載の吊下げ具。
  4. 前記クリップが着色されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の吊下げ具。
  5. 前記クリップにすべり止め用突起を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の吊下げ具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111733412A (zh) * 2020-07-07 2020-10-02 东阳市维创工业产品设计有限公司 一种机械零件烤蓝用的自动切换式的烤蓝吊具

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