JP3113916U - 書見台 - Google Patents
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Abstract
【課題】載置された書籍がページ数の少ない薄いものであっても、当該書籍のページを1ページごと確実に捲ることができる書見台を提供すること。
【解決手段】書籍を載置する載置板1と、この載置板1の表面に沿って上下方向に伸び、その左右方向に移動自在に設けられた2本の棒状部材2A,2Bとを備えてなり、前記棒状部材2A,2Bは、その一方2Aが、前記載置板1に載置された書籍9の表紙91Aの内側に挿入されるとともに、その他方2Bが、当該書籍9の裏表紙91Bの内側に挿入されるよう配設される。また、本考案の書見台は、ゴム弾性体を有するページ捲り補助具を備えていることが好ましい。
【選択図】 図5
【解決手段】書籍を載置する載置板1と、この載置板1の表面に沿って上下方向に伸び、その左右方向に移動自在に設けられた2本の棒状部材2A,2Bとを備えてなり、前記棒状部材2A,2Bは、その一方2Aが、前記載置板1に載置された書籍9の表紙91Aの内側に挿入されるとともに、その他方2Bが、当該書籍9の裏表紙91Bの内側に挿入されるよう配設される。また、本考案の書見台は、ゴム弾性体を有するページ捲り補助具を備えていることが好ましい。
【選択図】 図5
Description
本考案は、載置した書籍のページを確実に捲ることのできる書見台に関する。
書見台においては、書籍のページを1ページごと確実に捲れることが重要である。従来、載置した書籍のページの捲りやすさの向上を企図して、種々の構造の書見台が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
他方、紙を捲るための治具(補助具)においても種々の提案がなされており(例えば、特許文献4〜5参照)、このような治具によれば、手指で行うよりも容易に捲ることができるとされている。
実開平5−80326号公報
実開平6−81331号公報
実開平8− 1258号公報
特開平10−157333号公報
特開2000−255184号公報
然るに、書見台に載置した書籍がページ数の少ない薄いものである場合には、当該書籍のページを1ページごと確実に捲ることはきわめて困難である。
これは、図7(1)に示すように、薄い書籍90における見開きの各ページの紙面は、実質的に平坦面となるため、当該ページに係る紙を捲りにくく、また、速く捲ろうと摺接すると、同図(2)に示すように、当該ページに係る紙に弛みSが生じ、紙が折れて皺になるという問題がある。
これは、図7(1)に示すように、薄い書籍90における見開きの各ページの紙面は、実質的に平坦面となるため、当該ページに係る紙を捲りにくく、また、速く捲ろうと摺接すると、同図(2)に示すように、当該ページに係る紙に弛みSが生じ、紙が折れて皺になるという問題がある。
本考案は、以上のような事情に基いてなされたものであって、その目的は、載置された書籍がページ数の少ない薄いものであっても、当該書籍のページを1ページごと確実に捲ることができる書見台を提供することにある。
本考案の書見台は、書籍を載置する載置板(1)と、この載置板(1)の表面に沿って上下方向に伸び、その左右方向に移動自在に設けられた2本の棒状部材(2A,2B)とを備えてなり、前記棒状部材(2A,2B)は、その一方(2A)が、前記載置板(1)に載置された書籍の表紙の内側に挿入されるとともに、その他方(2B)が、当該書籍の裏表紙の内側に挿入されるよう配設されることを特徴とする。
本考案の書見台においては、ゴム弾性体を有するページ捲り補助具を備えていることが好ましい。
本考案の書見台においては、ゴム弾性体を有するページ捲り補助具を備えていることが好ましい。
一方の棒状部材が、前記載置板に載置された書籍の表紙の内側に挿入されるとともに、他方の棒状部材が、当該書籍の裏表紙の内側に挿入されることにより、当該書籍の位置が固定され、さらに、その見開きの各ページの紙面(紙)は、挿入された棒状部材によって湾曲した(撓んだ)状態となる。
このような湾曲した紙面に対して手指または治具によって摺接すると、弛みや皺などを発生させることなく、当該紙を容易かつ確実に捲ることができる。この結果、ページ数の少ない薄い書籍であっても1ページごと確実にページを捲ることができる。
また、ゴム弾性体を有するページ捲り補助具を使用することにより、摺接時の摩擦力が増加して更に捲りやすさを向上させることができる。
このような湾曲した紙面に対して手指または治具によって摺接すると、弛みや皺などを発生させることなく、当該紙を容易かつ確実に捲ることができる。この結果、ページ数の少ない薄い書籍であっても1ページごと確実にページを捲ることができる。
また、ゴム弾性体を有するページ捲り補助具を使用することにより、摺接時の摩擦力が増加して更に捲りやすさを向上させることができる。
以下、本考案について図面を用いて具体的に説明する
図1は、本考案の書見台の一例を示す斜視図であり、図2および図3は、それぞれこの書見台を示す側面図および背面図である。
図1は、本考案の書見台の一例を示す斜視図であり、図2および図3は、それぞれこの書見台を示す側面図および背面図である。
図1乃至3に示す書見台は、書籍を載置する載置板1と、この載置板1の表面に沿って上下方向(図1中Y方向)に伸び、左右方向(図1中X方向)に移動自在に設けられた棒状部材2A,2Bとを備えてなる点に特徴を有している。
載置板1は、書籍が載置される表面を有し、載置板1の下方には、載置する書籍の下端面が当接される保持部3が設けられている。
この保持部3には、ストッパー4A,4Bが設けられ、このストッパー4A,4Bは、書籍の見開きの各ページの下端部が挿入され、これにより、読者がページを捲って次の紙を挿入するまで、所望の見開き状態が維持される。
この保持部3には、ストッパー4A,4Bが設けられ、このストッパー4A,4Bは、書籍の見開きの各ページの下端部が挿入され、これにより、読者がページを捲って次の紙を挿入するまで、所望の見開き状態が維持される。
載置板1の裏面には、ヒンジ部51を介してスタンド(支持脚)5が設けられており、このスタンド5を軸部52を中心に回動させることによって、載置板1の傾斜角(θ)を適宜調整することができる。
載置板1には、図示しない連結紐を介してページ捲り補助具6が取付けられている。
ページ捲り補助具6は、図4に示すように、ゴム弾性体からなる摺接部61と、半円形状の把手部62とからなる。63は、摺接部61と把手部62とを強固に接合するための板状金具である。
ページ捲り補助具6は、図4に示すように、ゴム弾性体からなる摺接部61と、半円形状の把手部62とからなる。63は、摺接部61と把手部62とを強固に接合するための板状金具である。
ページ捲り補助具6を使用することにより、手指で摺接する場合と比較して、摺接時の摩擦力(ゴム弾性体による摩擦力)が大きくなり、捲りやすさが格段に向上する。なお、ページ捲り補助具はゴム弾性体のみからなるものであってもよく、その形状も特に限定されるものではない。
棒状部材2A,2Bの外径は、見開きの各ページの紙面に好適な湾曲状態を形成する観点から10〜20mm程度であることが好ましい。
棒状部材2A,2Bの材質としては特に限定されるものではなく、木材、プラスチック、金属などを例示することができる。
棒状部材2A,2Bの材質としては特に限定されるものではなく、木材、プラスチック、金属などを例示することができる。
棒状部材2A,2Bの上端部には、それぞれ、掛止用金具7A,7Bが装着されている。そして、掛止用金具7A,7Bのそれぞれが載置板1の上端部に掛止されることにより、棒状部材2A,2Bのそれぞれが、載置板1の表面に沿って上下方向(図1中Y方向)に伸びるよう取付けられている。
掛止用金具7A,7Bは左右方向(図1中X方向)に移動することができ、これにより、載置する書籍のサイズに応じて棒状部材2A,2Bの配設位置(後述する書籍への挿入位置)を適宜調整することができる。
掛止用金具7A,7Bは左右方向(図1中X方向)に移動することができ、これにより、載置する書籍のサイズに応じて棒状部材2A,2Bの配設位置(後述する書籍への挿入位置)を適宜調整することができる。
図5(1)は、この書見台の使用状態を示す正面図であり、同図(2)は、同図(1)のD−D断面図である。
書見台の使用時において、載置板1に載置された書籍9の表紙91Aの内側には、棒状部材2Aが挿入され、当該書籍9の裏表紙91Bの内側には、棒状部材2Bが挿入されている。
これにより、載置台1と棒状部材2Aとで表紙91Aが挟持されるとともに、載置台1と棒状部材2Bとで裏表紙91Bが挟持され、この結果、載置板1の表面における書籍9の位置が固定される。
書見台の使用時において、載置板1に載置された書籍9の表紙91Aの内側には、棒状部材2Aが挿入され、当該書籍9の裏表紙91Bの内側には、棒状部材2Bが挿入されている。
これにより、載置台1と棒状部材2Aとで表紙91Aが挟持されるとともに、載置台1と棒状部材2Bとで裏表紙91Bが挟持され、この結果、載置板1の表面における書籍9の位置が固定される。
さらに、当該書籍9の見開きページの紙面9A/9Bは、表紙91A/裏表紙91Bの内側に挿入された棒状部材2A/2Bによって、それぞれ湾曲した(撓んだ)状態となる。
そして、このような湾曲した紙面(例えば紙面9B)に対して手指または治具によって摺接することにより、弛みや皺などを発生させるこなく、容易かつ確実に、ページを捲ることができる。
そして、このような湾曲した紙面(例えば紙面9B)に対して手指または治具によって摺接することにより、弛みや皺などを発生させるこなく、容易かつ確実に、ページを捲ることができる。
以上のように、棒状部材2A,2Bを、それぞれ、載置板1の表面に載置された書籍9の表紙91A,裏表紙91Bの内側に挿入されるよう配設することにより、当該書籍9がページ数の少ない薄いものであっても、そのページを1ページごと確実に捲ることができる。
以上、本考案の書見台の一例について説明したが、本考案はこれらに限定されるものでなく種々の変更が可能である。
例えば、図6に示すように、棒状部材2Aに代えて、複数の棒状部材81A,82A,83Aの連結体(84Aはこれらの棒状部材および掛止用金具7Aを連結する紐である)を備え、棒状部材2Bに代えて、複数の棒状部材81B,82B,83Bの連結体(84Bはこれらの棒状部材および掛止用金具7Bを連結する紐である)を備えてなるものであってもよい。
例えば、図6に示すように、棒状部材2Aに代えて、複数の棒状部材81A,82A,83Aの連結体(84Aはこれらの棒状部材および掛止用金具7Aを連結する紐である)を備え、棒状部材2Bに代えて、複数の棒状部材81B,82B,83Bの連結体(84Bはこれらの棒状部材および掛止用金具7Bを連結する紐である)を備えてなるものであってもよい。
また、2本の棒状部材(2A,2B)に代えて、載置板(1)の表面に沿って移動自在に設けられた2個の凸状部材を備えてなり、これら凸状部材の一方が、載置板に載置された書籍の表紙の内側に挿入されるとともに、その他方が、当該書籍の裏表紙の内側に挿入されるよう配設されるものであってもよい。
ここに、凸状部材は、これらが表紙/裏表紙の内側に挿入されたときのページ(見開きの各ページ)を湾曲状態とすることができるものであれば、その形状は特に限定されるものではない。
ここに、凸状部材は、これらが表紙/裏表紙の内側に挿入されたときのページ(見開きの各ページ)を湾曲状態とすることができるものであれば、その形状は特に限定されるものではない。
本考案の書見台は、載置した書籍に触れることなく見開きページの内容を読むことができ、改頁の際には、当該書籍のページを確実に捲ることのできる書見台として利用される。
1 載置板
2A,2B 棒状部材
3 保持部
4A,4B ストッパー
5 スタンド
51 ヒンジ部
52 軸部
6 ページ捲り補助具
61 摺接部
62 把手部
63 板状金具
7A,7B 掛止用金具
81A,82A,83A 棒状部材
81B,82B,83B 棒状部材
84A,84B 連結紐
9 書籍
91A 表紙
91B 裏表紙
9A,9B 見開きのページの紙面
2A,2B 棒状部材
3 保持部
4A,4B ストッパー
5 スタンド
51 ヒンジ部
52 軸部
6 ページ捲り補助具
61 摺接部
62 把手部
63 板状金具
7A,7B 掛止用金具
81A,82A,83A 棒状部材
81B,82B,83B 棒状部材
84A,84B 連結紐
9 書籍
91A 表紙
91B 裏表紙
9A,9B 見開きのページの紙面
Claims (3)
- 書籍を載置する載置板(1)と、
この載置板(1)の表面に沿って上下方向に伸び、その左右方向に移動自在に設けられた2本の棒状部材(2A,2B)とを備えてなり、
前記棒状部材(2A,2B)は、その一方(2A)が、前記載置板(1)に載置された書籍の表紙の内側に挿入されるとともに、その他方(2B)が、当該書籍の裏表紙の内側に挿入されるよう配設されることを特徴とする書見台。 - 書籍を載置する載置板と、
この載置板の表面に沿って移動自在に設けられた2個の凸状部材とを備えてなり、
前記凸状部材は、その一方が、前記載置板に載置された書籍の表紙の内側に挿入されるとともに、その他方が、当該書籍の裏表紙の内側に挿入されるよう配設されることを特徴とする書見台。 - ゴム弾性体を有するページ捲り補助具を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の書見台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004678U JP3113916U (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | 書見台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004678U JP3113916U (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | 書見台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3113916U true JP3113916U (ja) | 2005-09-22 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3113916U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019051620A (ja) * | 2017-09-13 | 2019-04-04 | カシオ計算機株式会社 | 頁めくり装置、及び本支持方法 |
-
2005
- 2005-06-21 JP JP2005004678U patent/JP3113916U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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