JP2020090079A - 読書補助器具 - Google Patents
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Abstract
Description
それを容易に着脱出来、手放しで、横臥状態でも読書ができる、汎用部材から作る書見台からなる、読書補助器具を提供することを目的とする。
フレキシブルアームの先端に、書見台を読者の近傍の机やベッド等の安定物に固定するための固定用クランプが設けられた、ことを特徴とする読書補助器具が提供される。
本の中央に向けて延出された透明ツメが弾性を有するので、ページが意に反して捲れることはなく、且つ読者の指によって1ページづつ適切に捲ることが出来る。
根元側のコシを強くすることによって、本のページ保持が、見開いた状態により近づく。
また、自在支持脚を設けることによって、ページを捲る際に生じる、書見台の揺れが解消される。
文庫本・新書版で厚さ20mm程度であれば、左右に透明ツメ補強パーツを取り付ければ、本の姿勢を、仰向けで読書する姿勢としても、適切にページを保持し、指でページを捲って読書することが出来る。
ブックカバー2の素材は厚さ1mmのポリプロピレン板材(一般のクリアファイル等の表紙と同材)を、透明ツメ3は厚さ0.5mmのポリエチレンテレフタレート透明板(ペットボトルの素材と同材)を使用する。
透明ツメ3を本の中央側に延出して、あるいは厚みを増してページ押さえ機能を高めても、ページの文字が遮られることは無く、適切に読書することができる。
また、本の中央に向けて延出された透明ツメが弾性を有するので、ページが意に反して捲れることは無く、且つ読者の指によって1ページづつ適切に捲ることができ、特許文献1のようにページを捲るのに手間がかからない。
図3は表紙ポケット5に透明ツメ3を取り付ける部分の詳細図で、台形の形に切り込んだブックカバー切り込み6に、ポケットの外側になる方から、内側になる方に透明ツメ3を差し込んで、表紙ポケット5の溶着とともに接合する。
また、図2に記す表紙ポケット溶着部折り返し4は、ブックカバー2の左右端溶着部の仕上りが切り放しにならないように、図4のように折り返して溶着するために設けたものである。
本を着脱する時や、ページを保持したまま畳むときなどの動きやシナリの違い等により、舌部の切り込みが進まないように、弾性係数が異なる透明ツメ3とブックカバー舌部7の重なり部分(図3および図4に示す斜線部)は接合しない。
また、各サイズとも本の厚さがプラス10mm程度まで対応が可能(この左右のプラス5mmは、25mmの余裕の中で吸収できる)だが、ページを保持したまま折り畳むことは難しくなる。
全幅、全高は、兼用できる本の大きい方の寸法を採用して、
Sサイズ全幅W=105+25=130mm、全高H=182+3=185mm
Mサイズ全幅W=128+25=133mm、全高H=188+3=191mm
Lサイズ全幅W=150+25=175mm、全高H=220+3=223mm
とする。
書見台13には、図6に示すように、その向きを自在に変更するためのボールジョイント12および回転ヒンジ11が取り付けられ、回転ヒンジ11に、書見台の姿勢を自在に変更するためのフレキシブルアーム10が取り付けられ、フレキシブルアーム10の先端に、書見台を読者近傍の机やベッド等の安定物に取り付けるための固定用クランプ9が設けられている。
このとき、舌状差し込み部14は、書見台13を切り抜いて作られているので、切り抜いた部分に当たる、ブックカバー2の背の部分の曲がり癖を矯正するために、図6に示す、差し込み部カバー矯正バー15が書見台13の背面側に設置されている。これにより、ブックカバーが完全に見開いた状態になることで、本自体も見開いた状態に近づくことにより、読み易くなる。
これにより、書見台13の向きおよび姿勢を安定して保持できる。
そして、ここまでの固定でのメリットは、本をブックカバー2ごと着脱することが容易なので、昨晩に書見台13に装着して読んだ本を、翌朝にブックカバーごと抜き取って、通勤・通学、外出に持ち歩いて続きを読み、帰宅後に、再び書見台に装着することが容易である。
書見台13の左右端部には、図6,7,8に示す着脱式挟み込みバー16が設けられている。この着脱式挟み込みバー16で、ブックカバー2を装着した本を、そのままブックカバーごと挟み込み、バーの上部および下部を、書見台13に取り付けられたトラスネジと蝶ナットで締め込み固定する(強固定と呼ぶ)ことによって、透明ツメ補強パーツ17を取り付け、図10のように本の向きを90度傾けても、ページを保持し、読書人の指だけでページを捲って、読書することが出来るので、横臥状態での読書には最適である。また、透明ツメ補強パーツ17は、透明ツメ3と同材なので、字を隠して読みづらくするようなことはない。
なお、着脱式挟み込みバー16の上部および下部のトラスネジと蝶ナットは、紛失を防ぐため、弛めきっても外れないように、トラスネジ先端を加工しておく。
本発明のブックカバー2は、それ自体がページ保持機能を有し、読書人の指だけで容易にページを捲り、読み進めていくことができるので、読書人は立位の読書時以外はブックカバー2を手に持つ必要がない。そのため、普段の読書(座位)はもちろん、学習時、あるいは仕事において、本を読むとき、本を見ながらノートに書き写す、あるいはパソコンに打ち込むときなど、机の上に置いて使用するなど、様々な用途に活躍が期待できる。
ただ、本発明のブックカバー2の材質は、非常に滑り易いので、立位で読書をする場合は、ブックカバー2の表側に滑り止めシールを貼る、あるいは、紐やゴム紐などをかけて、手がかりを作るなど、滑落防止措置を施して使用することが必要である。(単独で商品化する場合は、カバーに、親指とその他の4指を差し込んでカバーを持てるバンドを付けておく等の対策を施して商品化する。)
また、健常者であっても、就寝前のちょっとした時間や、休日に、ベッドに横になって、あるいは椅子に座って読書する時、この読書補助器具があれば、本を手で持つ必要がなく、腕が疲れることがないので、大変喜ばれるものと確信する。
今回、ブックカバー2に使用した素材のポリプロピレン板材にはさまざまな色や透明度のものがあり、また、模様や絵柄をプリントすることもできるので、多種にわたるバリエーションの製品を生産することが出来る。
また、表・裏表紙ポケット内側を残して、ブックカバー2の上から皮革で覆えば、本発明のブックカバーの機能を有したまま、高級感のあるブックカバーが出来あがるし、綿布で覆えば、いろいろなデザイン・色のカジュアルなブックカバーが生産可能である。
また、書見台も、コストは上がるが、重荷重用のフレキシブルアームでも、三脚式でも対応できるので、大きいサイズでも対応は可能である。
2 ブックカバー
3 透明ツメ
4 表紙ポケット溶着部折り返し
5 表紙ポケット
6 ブックカバー切り込み
7 ブックカバー舌部
8 差し込みガイド
9 固定用クランプ
10 フレキシブルアーム
11 回転ヒンジ
12 ボールジョイント
13 書見台
14 舌状差し込み部
15 差し込み部カバー矯正バー
16 着脱式挟み込みバー
17 透明ツメ補強パーツ
18 自在支持脚
Claims (7)
- 本に装着されるブックカバーに、左右のページを押さえるためのページ押さえ部材を設け、ページ押さえ部材が、ブックカバーに装着された本の左右の外側の部分から、それぞれ本の中央に向けて延出された透明ツメを有し、
透明ツメが、そのツメの下方のページを弾性的に抑えると共に引き抜くことを許容する弾力性を有する、ことを特徴とする読書補助器具。 - ブックカバーの左右に、透明ツメよりも弾性係数が高い舌部が形成され、
舌部の下部に挿入して透明ツメが装着されている、ことを特徴とする請求項1に記載の読書補助器具。 - 請求項1または2に記載されたブックカバーが、着脱自在に装着される書見台を備え、その書見台に、その向きを自在に変更するためのボールジョイントと、回転ヒンジが取り付けられ、回転ヒンジに、書見台の姿勢を自在に変更するためのフレキシブルアームが取り付けられ、フレキシブルアームの先端に、書見台を読者の近傍の机やベッド等の安定物に固定するための固定用クランプが設けられた、ことを特徴とする読書補助器具。
- 請求項3に記載された書見台に、書見台及びそれに装着された本の重量を受けて安定物に支持するための自在支持脚を設けた、ことを特徴とする読書補助器具。
- 請求項3または4に記載された書見台の中央に、請求項1または2に記載されたブックカバーを着脱自在に装着するための舌状差し込み部が、本の天地方向に沿って設けられており、ブックカバーの中央に、舌状差し込み部が差し入れられる差し込みガイド、が本の天地方向に沿って設けられている、ことを特徴とする読書補助器具。
- 請求項3から5の何れか1項に記載された書見台に、請求項1または2に記載されたブックカバーを、本に装着して、舌状差し込み部に差し込んだ状態で、ブックカバーごと、本の表紙を挟んで保持する着脱式挟み込みバーと、裏表紙を挟んで保持する着脱式挟み込みバー、とが設けられている、ことを特徴とする読書補助器具。
- 請求項3から6の何れか1項に記載された書見台の、請求項5の舌状差し込み部に、請求項1または2に記載されたブックカバーに本を収納して差し込み装着したとき、当該部分のブックカバーの背の曲がりぐせを矯正するための差し込み部カバー矯正バー、が書見台の裏側に設けられている、ことを特徴とする読書補助器具。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20210020672A (ko) * | 2019-08-16 | 2021-02-24 | 한아랑 | 전자저울을 내장한 작업테이블 |
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2018
- 2018-12-07 JP JP2018243689A patent/JP6756998B2/ja active Active
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KR20210020672A (ko) * | 2019-08-16 | 2021-02-24 | 한아랑 | 전자저울을 내장한 작업테이블 |
KR102269263B1 (ko) | 2019-08-16 | 2021-06-25 | 한아랑 | 전자저울을 내장한 작업테이블 |
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