JP3113868B2 - 官能基化したシンジオタクチックスチレン/p−アルキルスチレン共重合体、及びその製造方法 - Google Patents
官能基化したシンジオタクチックスチレン/p−アルキルスチレン共重合体、及びその製造方法Info
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Description
ジオタクチックスチレン/p−アルキルスチレン共重合
体、およびその製造方法に関する。
S)は、産業上広く使用されているが、他の材料(例え
ばPC回路基板の銅等)との接着性に劣る他、他の官能
性重合体との相溶性にも乏しい等の欠点を抱えている。
そこで、従来のシンジオタクチックポリスチレンの物理
的性質を改良すべく種々の提案がなされている。
84号において、α−オレフィンとp−アルキルスチレ
ンの官能基化共重合体を開示している。同公報によれ
ば、先ず、α−オレフィンとp−アルキルスチレンを共
重合させる。p−アルキルスチレンをα−オレフィン重
合体中に導入することにより、ベンジルプロトンが得ら
れるが、このベンジルプロトンは、ベンジル位に官能基
を導入することにより温和な反応条件下でも容易に種々
の化学反応を誘発することができるので、このベンジル
位に官能基を導入すればよい。次いで、α−オレフィン
/p−アルキルスチレン共重合体を官能基化反応に付
し、p−アルキルスチレン位にあるベンジルプロトンを
官能基化させる。この様な官能基化により、従来のオレ
フィン重合体の物理的性質を改善するものである。
48,029号において、p−アルキルスチレンとイソ
オレフィンのグラフト共重合体を開示している。この公
報は、上記と同様の方法により、先ずイソオレフィンと
p−アルキルスチレンを共重合させた後、得られたp−
アルキルスチレン/イソオレフィン共重合体を更に官能
基化反応に付すことにより、p−アルキルスチレン位の
ベンジルプロトンを官能基化させるものであり、かかる
官能基化反応により、従来のイソオレフィン重合体の物
理的性質を改善するものである。
チックスチレン/p−アルキルスチレン共重合体につい
ては未だ提供されていない。
みてなされたものであり、その目的は、官能基化されて
いないシンジオタクチックスチレン/p−アルキルスチ
レン共重合体に比べ、種々の基質に対する接着性および
他の重合体との相溶性の両方に優れた官能基化したシン
ジオタクチックスチレン/p−アルキルスチレン共重合
体、およびその製造方法を提供することにある。
発明の官能基化したシンジオタクチックスチレン/p−
アルキルスチレン共重合体とは、下記化学式(I):
て、水素、アルキル、第一級ハロアルキル及び第二級ハ
ロアルキルよりなる群から選択される少なくとも一種で
あり、Xは、シラン及びハロシランよりなる群から選択
される少なくとも一種であり、aは10〜30000の
整数、bは0〜30000の整数、cは1〜30000
の整数である)で表されるところに要旨を有する。
塩、シアン化物、及びCR3R4R5(R3,R4及びR
5は、同一または異なって有機基である)よりなる群か
ら選択される少なくとも一種であるもの;ホスフィンで
あるものも本発明の範囲に包含される。
能基化したシンジオタクチックスチレン/p−アルキル
スチレン共重合体の製造方法とは、下記化学式(I):
て、水素、アルキル、第一級ハロアルキル及び第二級ハ
ロアルキルよりなる群から選択される少なくとも一種で
あり、Xは、ハロゲン、金属、酸素、硫黄、ケイ素、窒
素、炭素、及びリンよりなる群から選択される少なくと
も一種を含む官能基であり、aは10〜30000の整
数、bは0〜30000の整数、cは1〜30000の
整数である)で表される官能基化したシンジオタクチッ
クスチレン/p−アルキルスチレン共重合体を製造する
方法であって、 (a)スチレン及びp−アルキルスチレンを共重合さ
せ、シンジオタクチックスチレン/p−アルキルスチレ
ン共重合体を得る工程と; (b)該シンジオタクチックスチレン/p−アルキルス
チレン共重合体中のベンジルプロトンを官能基化反応に
付すことより、官能基化したシンジオタクチックスチレ
ン/p−アルキルスチレン共重合体を得る工程とを包含
するところに要旨を有するものである。
シンジオタクチックスチレン/p−アルキルスチレン共
重合体を直接官能基化反応に付す工程、または該シンジ
オタクチックスチレン/p−アルキルスチレン共重合体
をハロゲン化反応若しくは金属化反応に付した後、官能
基化反応に付す工程を含むものである。
カリ金属またはアルカリ土類金属;アルコキシド、フェ
ノキシド、及びカルボン酸塩よりなる群から選択される
少なくとも一種;チオラート、チオフェノラート、チオ
エーテル、チオカルボン酸塩、ジチオカルボン酸塩、チ
オ尿素、ジチオカルバメート、キサントゲン酸塩、及び
チオシアン酸塩よりなる群から選択される少なくとも一
種;シラン及びハロシランよりなる群から選択される少
なくとも一種;マロン酸塩、シアン化物、及びCR3R4
R5(R3,R4及びR5は、同一または異なって有機基で
ある)よりなる群から選択される少なくとも一種;アミ
ド、アミン、カルバゾール、フタルイミド、ピリジン、
マレイミド、及びシアン酸塩よりなる群から選択される
少なくとも一種;ホスフィンであるものは本発明の好ま
しい態様である。
一または異なって、水素、炭素数1〜5個のアルキル、
炭素数1〜5個の第一級ハロアルキル及び炭素数1〜5
の第二級ハロアルキルよりなる群から選択される少なく
とも一種であるものは本発明の好ましい態様である。
はメタロセン触媒の存在下に行われることが好ましく、
官能基化したシンジオタクチックスチレン/p−アルキ
ルスチレン共重合体の数平均分子量は少なくとも100
0以上であることが好ましい。
定義について説明する。
ルコキシド」、「第一級ハロアルキル」及び「第二級ハ
ロアルキル」におけるアルキル部分中の「アルキル」
は、炭素数1〜5個のアルキルが好ましく、これらは直
鎖状または分岐状であっても良い。具体的には例えば、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、s
ec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、ペンチ
ル、イソペンチル、ネオペンチル、tert−ペンチル
等が挙げられる。
並びに「ハロシラン」、「第一級ハロアルキル」及び
「第二級ハロアルキル」におけるハロゲン部分中の「ハ
ロゲン」としてはフッ素、塩素、臭素及びヨウ素が挙げ
られる。
チックスチレン/p−アルキルスチレン共重合体につい
て説明する。本発明の共重合体は上記式(I)で表され
る通りであり、式中、Xは、ハロゲン、金属、酸素、硫
黄、ケイ素、窒素、炭素、及びリンよりなる群から選択
される少なくとも一種を含む官能基である。具体的には
上記Xとして、以下の態様が挙げられる。
ルカリ金属(Li,Na等)、アルカリ土類金属(M
g,Ca等)等が挙げられる。
ルコキシド、フェノキシド、カルボン酸塩等が挙げら
れ、これらは、ベンジル上のハロゲンイオン(後記す
る)をOで置換することにより得られる。
ト、チオフェノラート、チオエーテル、チオカルボン酸
塩、ジチオカルボン酸塩、チオ尿素、ジチオカルバメー
ト、キサントゲン酸塩、チオシアン酸塩等が挙げられ、
これらは、ベンジル上のハロゲンイオンをSで置換する
ことにより得られる。
ン、ハロシラン等が挙げられ、これらは、ベンジル上の
ハロゲンイオンをSiで置換することにより得られる。
塩、シアン化物、CR3R4R5(R3,R4及びR5は、同
一または異なって有機基である)等が挙げられ、これら
は、ベンジル上のハロゲンイオンをCで置換することに
より得られる。
アミン、カルバゾール、フタルイミド、ピリジン、マレ
イミド、シアン酸塩等が挙げられ、これらは、ベンジル
上のハロゲンイオンをPで置換することにより得られ
る。
ン等が挙げられ、ベンジル上のハロゲンイオンをPで置
換することにより得られる。
1及びR2は同一または異なって、水素、アルキル、第一
級ハロアルキル及び第二級ハロアルキルよりなる群から
選択される少なくとも一種である。
10〜30000の整数、b:0〜30000の整数、
c:1〜30000の整数である。
タクチックスチレン/p−アルキルスチレン共重合体に
つき、代表的な製造法であるスチレンとp−メチルスチ
レンの反応を例に挙げて詳細に説明する。この製造法は
本発明の代表例を掲げたものであり、これに限定する趣
旨で決してない。
レン及びp−アルキルスチレンの単量体を共重合させ
る。この触媒系には、メチルアルミノキサン等の活性化
共触媒を更に含有しても良い。
分率(%)を夫々表わし、x+y=100である。
造(constrained geometry)を呈する非局在化π結合部
分を含むものが使用できる。上記触媒はまた、第IVB〜
VIB族金属元素と、拘束幾何構造を呈する非局在化π結
合部分とを含む一種の金属配位錯体と位置付けることも
できる。この様な配位錯体の幾つかは、米国特許第4,
542,199号、第4,530,914号、第4,6
65,047号、第4,752,597号、第5,02
6,798号、及び第5,272,236号に開示され
ている。なかでも好ましいのは、1または2個のシクロ
ペンタジエニル誘導体を含有するジルコノセンまたはチ
タノセンの配位化合物を含む触媒であり、例えばシクロ
ペンタジエニルジメトキシチタン(実施例1)、テトラ
ヒドロ酢酸コバルト(実施例9)等が挙げられる。
アルミノキサン(MAO)、トリアルキルアルミニウ
ム、ジアルキルアルミニウム、不活性且つ非配位アニオ
ンの塩類、またはこれらの混合物が挙げられる。
トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、ト
リプロピルアルミニウム、トリイソプロピルアルミニウ
ム、トリブチルアルミニウム、及びトリイソブチルアル
ミニウム(TIBA)よりなる群から選択される少なく
とも一種であることが好ましい。
ホウ酸塩が挙げられる。本発明に用いられるホウ酸塩と
しては、N,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ホウ酸塩、トリフェニルカルベ
ニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ホウ酸
塩、トリメチルアンモニウムテトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ホウ酸塩、フェロセニウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ホウ酸塩、ジメチルフェロセニ
ウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ホウ酸塩、
及びシルバーテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ホ
ウ酸塩等が挙げられる。
成分の希釈剤を適宜使用することができるが、該希釈剤
としては、一般の脂肪族炭化水素化合物または芳香族炭
化水素化合物が挙げられる。これらは単独で使用しても
良いし、混合して使用しても良い。この様な例として
は、プロパン、ブタン、ペンタン、シクロペンタン、ヘ
キサン、トルエン、ヘプタン、イソオクタン等が挙げら
れる。
ンとp−メチルスチレンを共重合反応器に入れ、触媒の
存在下に約0〜100℃の温度範囲で充分混合すること
により行われる。この重合反応は、実質的に水分の存在
しない不活性ガス雰囲気下で行われる。
体を使用する利点は、p−メチルスチレン中のベンジル
プロトンは、緩和な反応条件下においても容易に各種官
能基、例えば−COOH、−OH、−NH2、−Cl、
−Br、−M、COOM(Mは、Li、Na、K、Ca
等の金属を表わす)等に変換することができるという点
にある。有機化合物中のベンジルプロトンに基づく官能
基化反応のうち大部分は、p−メチルスチレン中のベン
ジルプロトンに基づく官能基化反応にも適用することが
できる。
メチルスチレン共重合体の臭素化反応及びカルボキシル
化反応を示し、これに基づいて、シンジオタクチックス
チレン/p−メチルスチレン共重合体中のベンジルプロ
トンに基づく官能基化反応を詳細に説明する。上記臭素
化反応はハロゲン化反応の代表例を例示しただけであ
り、これに限定する趣旨ではなく、他のハロゲン(フッ
素、塩素、ヨウ素)化反応であっても構わない。
ルスチレン共重合体中のベンジルプロトンの官能基化反
応のうち、ハロゲン化反応及び金属化反応は最も重要な
反応である。上記ハロゲン化反応によりベンジルハロゲ
ンが得られるが、該ベンジルハロゲンは非常に活性な求
電子試薬である為、求核置換反応により各種の官能基に
変換される。また、金属化反応によりp−アルキルスチ
レン中にベンジルアニオンが得られるが、このベンジル
アニオンも同様に多くの官能基に変換され得る。この様
にハロゲン化・金属化されたシンジオタクチックスチレ
ン/p−アルキルスチレン共重合体は、実質的にあらゆ
る種類の有機官能基に変換され得る。
クチックスチレン/p−アルキルスチレン共重合体を直
接反応させるか、またはハロゲン化若しくは金属化され
たシンジオタクチックスチレン/p−アルキルスチレン
共重合体を官能基化反応に付すことにより、上記化学式
(I)中の官能基Xは、ハロゲン、金属、酸素、硫黄、
ケイ素、窒素、炭素、及びリンよりなる群から選択され
る少なくとも一種を含む種々の官能基に変換される。ベ
ンジル位の官能基Xは、例えば米国特許第5,543,
484号(Chungら)、第5,548,029号
(Powersら)、第5,162,445号(Pow
ersら)に詳しく記載されており、これらの官能基を
本発明でも使用することができる。
述べる。ただし、下記実施例はこの発明を制限するもの
ではなく、前・後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施
することは全てこの発明の技術範囲に包含される。
ン−コ−p−メチルスチレン)の合成 窒素ガス充填した金属製1L反応器に、精製後のスチレ
ン単量体(以下pMSと略記する)35ml、及びスチ
レン単量体(以下SMと略記する)315mlを加えた
後、更に10wt%メチルアルミノキサン(MAO)を
2.8ml加えた。この反応器を70℃まで加熱した
後、触媒としてペンタメチルシクロペンタジエニルジメ
トキシチタン(III)[Cp*Ti(OMe)2]を0.
0208mmol加えて60分間反応させた。次に、水
酸化ナトリウム/メタノール溶液を加えて反応を終了さ
せた後、メタノールを溶剤として用い、24時間ソック
スレー抽出することにより86gの生成物を得た。この
様にして得られた共重合体の組成、融点及び分子量を、
1H−NMRスペクトル、示差走査熱量計(DSC)及
びゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で夫々測定し
たところ、この共重合体はpMSを約12mol%含有
し、融点は239℃で、重量平均分子量(Mw)は1,
526,000、数平均分子量(Mn)は741,00
0、分子量分布(Mw/Mn)は2.06であった。こ
れらの特性を表1にまとめて示す。
AO)の添加量を表1の如く変えたこと以外は実施例1
と同様に処理した。その結果を表1に併記する。
ジメトキシチタン(III)[Cp*Ti(OMe)2]触媒を、米
国特許第5,644,009号で使用した触媒システム
に変更し、表1の如く添加量等を変更したこと以外は実
施例1と同様の方法によりシンジオタクチックスチレン
共重合体を得た。その結果を表1に併記する。
え、圧力0.1kg/cm2Gの水素ガスを導入し、且
つ表1の如く添加量等を変更してシンジオタクチックス
チレン共重合体の重合反応を行ったこと以外は実施例3
と同様に処理した。その結果を表1に併記する。
と共に、反応物の添加量等も表1の如く変更したこと以
外は実施例1と同様に処理した。その結果を表1に併記
する。
ガスを導入すると共に、反応物の添加量等を表1の如く
変更したこと以外は実施例1と同様に処理した。その結
果を表1に併記する。
レン−コ−p−メチルスチレン)( sPS−pMS)の
酸化 実施例2で得られたシンジオタクチックポリ(スチレン
―コ−p―メチルスチレン)(sPS−pMS)を2L
の三つ底丸底フラスコに入れ、更に溶剤としてo−ジク
ロロベンゼン(ODCB)を600ml加えた。次に、
120℃の油浴中でsPS−pMSが完全に溶解するま
で撹拌した後、反応温度を100℃に維持しつつ、30
0mlの酢酸を徐々に加えた。次いで、sPS−pMS
中のpMS含量に基づき、表1に示す割合で20mol
%テトラヒドロ酢酸コバルト(III)[cobalt(III) a
cetate tetrahydrate]及び60mol%臭化ナトリウ
ムを加えた後、1L/分の速度で酸素ガスを導入し、2
時間反応させた。反応液を冷却した後、メタノールに流
し込み、濾過した。回収した沈殿物を、熱水とメタノー
ルの混合溶液で2回、引続きメタノールで2回、夫々洗
浄した後、ソックスレー抽出器を用いてメタノールで2
0時間抽出してから乾燥した。この様にして得られたs
PS−pMSの酸化物につき、CHO及びCOOHによ
る吸収を1HNMRスペクトルで観察したところ、表2
の結果を得た。表中、総酸化率とは、酸化された官能基
がもとのポリマー(sPS−pMS)中に占める割合
(mol%)を、PDIは多分散性指数を夫々示す。ま
た、Tmとは結晶融点(crystalline melting point)
を、Tgとはガラス転移温度を夫々示す。
(テトラヒドロ酢酸コバルト)及び臭化ナトリウムの添
加比率を変えたこと以外は実施例9と同様に処理した。
その結果を表2に併記する。
2の如く反応時間、並びに触媒及び臭化ナトリウムの添
加比率を変えたこと以外は実施例9と同様に処理した。
その結果を表2に併記する。
し、底をアルミ箔で包んだ丸底フラスコに加えた。次い
で、CCl4を450ml、N−ブロモコハク酸イミド
(NBS)を49.6g、過酸化ベンゾイル(BPO)
を1.7g加えた後、上記丸底フラスコに凝固管を取付
け、窒素ガス雰囲気下、油浴加熱方式により43時間還
流した。得られたポリマー溶液にイソプロパノールを加
えて沈殿させた後、この沈殿物を水及びイソプロパノー
ルで洗浄し、更に真空中、60℃で乾燥することにより
49.3gの臭素化重合体を得た。この臭素化重合体を
1HNMRスペクトルで観察したところ、p−CH3によ
る化学シフトのうち75%が−CH2Brによる化学シ
フト(4.4ppm)に変化したことが分かった。
丸底フラスコに加えた後、更にC6H5Clを200ml
加えた。告いで、上記丸底フラスコに凝固管を取付けた
後、油浴加熱方式で窒素ガス雰囲気下120℃まで加熱
することによりsPS−PMSを完全に溶解させてか
ら、温度を75℃に戻した。一方、臭素0.1ml(p
−CH3の50%に相当する量)をC6H5Cl(1m
l)中に加えて希釈した後、アルミ箔に包んだスポイト
に入れた。前記丸底フラスコを90Wの電球で照射する
と同時に、上記スポイト中の臭素溶液を20分かけて徐
々に丸底フラスコに加えた。この様にして得られた反応
液を、水酸化ナトリウム含有メタノール中に流込んで沈
殿させ、回収した沈殿物を水及びメタノールで夫々洗浄
した後、臭化後の重合体を60℃の真空下で乾燥すると
2.58gの臭化重合体が得られた。この臭化重合体を
1H−NMRスペクトルで観察した結果、p−CH3の化
学シフトのうち43%が、CH2Brの化学シフト
(4.4ppm)に変化したことが分かった。
ル化 実施例6で得られた乾燥sPS−pMSを3g採取し、
300mlの丸底フラスコに加えた。次いで、窒素ガス
環境下、精製・乾燥後のシクロヘキサン100mlを加
え、60℃まで加熱して溶解させた。溶解後のポリマー
溶液を徐々に0℃まで冷却した後、s−BuLi(1.
3M)10.4mlとテトラメチルエチレンジアミン
(TMEDA)4.1mlの混合溶液(赤褐色)をsP
S−pMS溶液に注入し、60℃まで徐々に加熱しなが
ら3時間反応させた。反応終了後、温度を室温まで下げ
た。次に、CO2で飽和したTHF150mlを反応液
中に加えた後、該反応液中にCO2を導入しながら1.
5時間カルボキシル反応を行った。その後、メタノール
を加えて反応を終了させ、得られたカルボキシ化ポリマ
ー中に更にメタノールを加えて沈殿させた。このポリマ
ー沈殿物を再度THFに溶解した後、イソプロピルアル
コール(IPA)を加えて沈殿・乾燥した。上記重合体
のFT−IRスペクトルを観察したところ、1718c
m-1の位置にカルボキシル基(C=O)に基づく鋭い吸
収ピークが観察された。また、示差走査熱分析曲線よ
り、ガラス転移温度(Tg)が5.5℃上昇したことが
分かった。
0.5g採取し、50mlのTHF中に溶解した。次い
で、(CH3)3SiClを1ml、及び(C2H5)3N
を0.5ml加えた後、加熱しつつ30分間撹拌した。
この反応液を多量のメタノール溶剤に流込み、得られた
沈殿物を濾過しで分離した後、回収した沈殿物をメタノ
ールで洗浄し、乾燥した。この様にしてシリル化した重
合体につき、1H−NMRスペクトルを観察した結果、
Si(CH3)3の化学シフトが0.09ppmに見られ
た。
クチックスチレン/p−アルキルスチレン共重合体は以
上の様に構成されているので、官能基化されていないシ
ンジオタクチックスチレン重合体に比べ、種々の基質に
対する接着性、及び他の重合体との相溶性に優れてい
る。
Claims (16)
- 【請求項1】 下記化学式(I): 【化1】 (式中、R1及びR2は同一または異なって、水素、アル
キル、第一級ハロアルキル及び第二級ハロアルキルより
なる群から選択される少なくとも一種であり、Xは、シラン及びハロシランよりなる群から選択される
少なくと も一種であり、 aは10〜30000の整数、 bは0〜30000の整数、 cは1〜30000の整数である)で表されることを特
徴とする官能基化したシンジオタクチックスチレン/p
−アルキルスチレン共重合体。 - 【請求項2】 Xがマロン酸塩、シアン化物、及びCR
3R4R5(R3,R4及びR5は、同一または異なって有機
基である)よりなる群から選択される少なくとも一種で
ある請求項1に記載の共重合体。 - 【請求項3】 Xがホスフィンである請求項1に記載の
共重合体。 - 【請求項4】 下記化学式(I): 【化2】 (式中、R 1 及びR 2 は同一または異なって、水素、アル
キル、第一級 ハロアルキル及び第二級ハロアルキルより
なる群から選択され る少なくとも一種であり、 Xは、ハロゲン、金属、酸素、硫黄、ケイ素、窒素、炭
素、及び リンよりなる群から選択される少なくとも一種
を含む官能基であ り、 aは10〜30000の整数、 bは0〜30000の整数、 cは1〜30000の整数である)で表される官能基化
したシンジオタクチックスチレン/p−アルキルスチレ
ン共重合体を製造する方法であって、 (a)スチレン及びp−アルキルスチレンを共重合さ
せ、シンジオタクチックスチレン/p−アルキルスチレ
ン共重合体を得る工程と; (b)該シンジオタクチックスチレン/p−アルキルス
チレン共重合体中のベンジルプロトンを官能基化反応に
付すことより、官能基化したシンジオタクチックスチレ
ン/p−アルキルスチレン共重合体を得る工程とを包含
することを特徴とする官能基化したシンジオタクチック
スチレン/p−アルキルスチレン共重合体の製造方法。 - 【請求項5】 前記(b)の官能基化反応は、 シンジオタクチックスチレン/p−アルキルスチレン共
重合体を直接官能基化反応に付す工程、または 該シンジ
オタクチックスチレン/p−アルキルスチレン共重合体
をハロゲン化 反応若しくは金属化反応に付した後、官能
基化反応に付す工程を含むものである請求項4に記載の
製造方法。 - 【請求項6】 Xがハロゲンである請求項4または5に
記載の製造方法。 - 【請求項7】 Xが、アルカリ金属またはアルカリ土類
金属である請求項4または5に記載の製造方法。 - 【請求項8】 Xが、アルコキシド、フェノキシド、及
びカルボン酸塩よりなる群から選択される少なくとも一
種である請求項4または5に記載の製造方法。 - 【請求項9】 Xが、チオラート、チオフェノラート、
チオエーテル、チオカルボン酸塩、ジチオカルボン酸
塩、チオ尿素、ジチオカルバメート、キサントゲン酸
塩、及びチオシアン酸塩よりなる群から選択される少な
くとも一種である請求項4または5に記載の製造方法。 - 【請求項10】 Xが、シラン及びハロシランよりなる
群から選択される少なくとも一種である請求項4または
5に記載の製造方法。 - 【請求項11】 Xがマロン酸塩、シアン化物、及びC
R 3 R 4 R 5 (R 3 ,R 4 及びR 5 は、同一または異なって有
機基である)よりなる群から選択される少なくとも一種
である請求項4または5に記載の製造方法。 - 【請求項12】 Xが、アミド、アミン、カルバゾー
ル、フタルイミド、ピリジン、マレイミド、及びシアン
酸塩よりなる群から選択される少なくとも一種である請
求項4または5に記載の製造方法。 - 【請求項13】 Xがホスフィンである請求項4または
5に記載の製造方法。 - 【請求項14】 R 1 及びR 2 は同一または異なって、水
素、炭素数1〜5個のアルキル、炭素数1〜5個の第一
級ハロアルキル及び炭素数1〜5の第二級ハロアルキル
よりなる群から選択される少なくとも一種である請求項
4または5に記載の製造方法。 - 【請求項15】 前記(a)の工程はメタロセン触媒の
存在下に行われるものである請求項4または5に記載の
製造方法。 - 【請求項16】 前記官能基化したシンジオタクチック
スチレン/p−アル キルスチレン共重合体の数平均分子
量は少なくとも1000以上である請求項4または5に
記載の製造方法。
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TW87110126 | 1998-06-23 | ||
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US5189125A (en) * | 1985-07-29 | 1993-02-23 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Process for producing syndiotactic styrene copolymer |
US5548023A (en) * | 1987-11-12 | 1996-08-20 | Exxon Chemical Patents, Inc. | Graft copolymers of para-alkylstyrene/isoolefin copolymers as blend compatibilizers |
WO1996031578A1 (en) * | 1995-04-06 | 1996-10-10 | Ferro Corporation | Brominated syndiotactic styrenic polymers and method for making and using same |
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- 1998-12-17 EP EP98124056A patent/EP1013671B1/en not_active Revoked
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1999
- 1999-06-10 JP JP11164201A patent/JP3113868B2/ja not_active Expired - Fee Related
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