JP3113782B2 - 皮膚用保護剤 - Google Patents
皮膚用保護剤Info
- Publication number
- JP3113782B2 JP3113782B2 JP06252549A JP25254994A JP3113782B2 JP 3113782 B2 JP3113782 B2 JP 3113782B2 JP 06252549 A JP06252549 A JP 06252549A JP 25254994 A JP25254994 A JP 25254994A JP 3113782 B2 JP3113782 B2 JP 3113782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- fine particles
- spherical fine
- porous spherical
- inorganic porous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アトピー性皮膚炎の人
に対して、その皮膚を保護するとともに、且つ皮膚に潤
いを与える皮膚用保護剤に関する。
に対して、その皮膚を保護するとともに、且つ皮膚に潤
いを与える皮膚用保護剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、皮膚の疾患を訴えている人が多
く、その主なものは、発生原因が掴めていないアトピー
性皮膚炎であり、それは喘息や花粉症とともに遺伝的に
同根のものとあり、一般的にアトピー型アレルギー疾患
と総称されているものである。そのアトピー型アレルギ
ーは、医師等の医療専門家の間で、近年食・住を含む環
境の悪化とともに増加の傾向を辿ることが指摘され、特
に若年層はもとより、従来見られることが無かった成人
にも難治性のアトピー性皮膚炎の増加が顕著に現れてい
る。また、アトピー性皮膚炎ではないものの、先天的に
皮膚が角質だっており、保湿成分が不足して、ササクレ
ている乾燥肌の人も増加している。そのようなアトピー
性皮膚炎や乾燥肌には、ザラザラ、カサカサして荒れて
いる状態の皮膚や苔癬化した状態の皮膚を示すものがあ
る。このような症状は、生命維持装置に欠かせない皮膚
表面の角層のバリア機能や保湿機能に異常をきたし、生
体内の水分、電解質、タンパク質等が皮膚の外部へ放出
されて起こるものや、刺激物質、アレルギーの原因物質
または病原微生物等が体内へ侵入して起こるものであ
る。また、ザラザラやカサカサして荒れた皮膚となる要
因は、皮膚を覆っている皮表脂質が本来もつべき含有量
より減少してしまうことにある。前記脂質は、脂腺で生
成されて表皮に排泄された皮脂と表皮細胞が角化過程で
生成する皮表脂質の2種類があり、その皮脂の脂質は、
主に12%のスクワレンと25%のワックスエステルと
からなるアシルグリセリンを含むものであり、皮表脂質
はリン脂質やステロール等であることが一般的に知られ
ている。従ってこのような成分を含有している皮脂及び
皮表脂質等の脂質は、本来皮膚が有するところの外界か
らの異物の侵入を防ぐバリア機能と同時に体内から水分
及び電解質の損失を防ぐ保湿機能を持ち合わせている。
く、その主なものは、発生原因が掴めていないアトピー
性皮膚炎であり、それは喘息や花粉症とともに遺伝的に
同根のものとあり、一般的にアトピー型アレルギー疾患
と総称されているものである。そのアトピー型アレルギ
ーは、医師等の医療専門家の間で、近年食・住を含む環
境の悪化とともに増加の傾向を辿ることが指摘され、特
に若年層はもとより、従来見られることが無かった成人
にも難治性のアトピー性皮膚炎の増加が顕著に現れてい
る。また、アトピー性皮膚炎ではないものの、先天的に
皮膚が角質だっており、保湿成分が不足して、ササクレ
ている乾燥肌の人も増加している。そのようなアトピー
性皮膚炎や乾燥肌には、ザラザラ、カサカサして荒れて
いる状態の皮膚や苔癬化した状態の皮膚を示すものがあ
る。このような症状は、生命維持装置に欠かせない皮膚
表面の角層のバリア機能や保湿機能に異常をきたし、生
体内の水分、電解質、タンパク質等が皮膚の外部へ放出
されて起こるものや、刺激物質、アレルギーの原因物質
または病原微生物等が体内へ侵入して起こるものであ
る。また、ザラザラやカサカサして荒れた皮膚となる要
因は、皮膚を覆っている皮表脂質が本来もつべき含有量
より減少してしまうことにある。前記脂質は、脂腺で生
成されて表皮に排泄された皮脂と表皮細胞が角化過程で
生成する皮表脂質の2種類があり、その皮脂の脂質は、
主に12%のスクワレンと25%のワックスエステルと
からなるアシルグリセリンを含むものであり、皮表脂質
はリン脂質やステロール等であることが一般的に知られ
ている。従ってこのような成分を含有している皮脂及び
皮表脂質等の脂質は、本来皮膚が有するところの外界か
らの異物の侵入を防ぐバリア機能と同時に体内から水分
及び電解質の損失を防ぐ保湿機能を持ち合わせている。
【0003】従来からのアトピー性皮膚炎等の症状を訴
えている人達へのスキンケアの方法としては、特に香料
や殺菌剤等が含有されていないベビー石鹸あるいは低刺
激性石鹸等を用いて、直接皮膚に悪影響を及ぼすフケ、
アカまたは、外界の酸素や紫外線によって変化した酸化
物、過酸化物等の変成物を可能な限り洗い流して洗浄す
ることを基本としている。
えている人達へのスキンケアの方法としては、特に香料
や殺菌剤等が含有されていないベビー石鹸あるいは低刺
激性石鹸等を用いて、直接皮膚に悪影響を及ぼすフケ、
アカまたは、外界の酸素や紫外線によって変化した酸化
物、過酸化物等の変成物を可能な限り洗い流して洗浄す
ることを基本としている。
【0004】そして前記石鹸等によって洗浄された皮膚
は、カサカサやザラザラして荒れた乾燥状態となり、そ
の状態を改善する方法として、先ず水分の補給を目的と
したグリセリン、ソルビトール、尿素、ヒアルロン酸等
の保湿成分を配合した化粧水を用いた後に、各種の動
物、植物由来の脂質等を含むクリーム類や軟膏を用い
て、生体から失われる水分や皮脂等の脂質の補給を行っ
ていた。
は、カサカサやザラザラして荒れた乾燥状態となり、そ
の状態を改善する方法として、先ず水分の補給を目的と
したグリセリン、ソルビトール、尿素、ヒアルロン酸等
の保湿成分を配合した化粧水を用いた後に、各種の動
物、植物由来の脂質等を含むクリーム類や軟膏を用い
て、生体から失われる水分や皮脂等の脂質の補給を行っ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、皮膚に対し
て従来のスキンケアの方法では問題があった。即ち前述
の如く、アトピー性皮膚炎は石鹸等による洗浄によって
刺激物の除去を行わなければならないが、石鹸等で洗浄
する事により余分な皮脂や汚れのみならず本来皮膚に必
要な「うるおい成分」としての皮脂や皮表脂質中のステ
ロール、セラミド等まで洗い落としてしまうので、バリ
ア機能が失われたザラザラやカサカサした荒れた乾燥状
態の皮膚となる。このようなバリア機能が失われた皮膚
は、僅かな刺激に対しても鋭敏に反応するようになりカ
ユミや炎症等を生じる結果、掻破による組織破壊が加わ
って症状をさらに悪化させていた。
て従来のスキンケアの方法では問題があった。即ち前述
の如く、アトピー性皮膚炎は石鹸等による洗浄によって
刺激物の除去を行わなければならないが、石鹸等で洗浄
する事により余分な皮脂や汚れのみならず本来皮膚に必
要な「うるおい成分」としての皮脂や皮表脂質中のステ
ロール、セラミド等まで洗い落としてしまうので、バリ
ア機能が失われたザラザラやカサカサした荒れた乾燥状
態の皮膚となる。このようなバリア機能が失われた皮膚
は、僅かな刺激に対しても鋭敏に反応するようになりカ
ユミや炎症等を生じる結果、掻破による組織破壊が加わ
って症状をさらに悪化させていた。
【0006】加えて、これらのスキンケアにおける対症
療法では、基本的には脂質の補給が目的であり、洗浄後
の乾燥した皮膚に先ず水分を補給して、その水分の蒸発
を抑えるために、脂質を補給する方法が行われていた。
しかしこの方法では、ステロール等の皮表脂質は一度皮
膚から失われると補給しにくい点があり、十分な効果は
得られなかった。更に、前述のようなスキンケアでは、
新たに分泌される汗や皮脂及び外界の酸素や紫外線によ
って生成される汚れ等の刺激成分を体外に除去して、且
つ脂質の補給という機能を併せ持つものはないために、
アトピー性皮膚炎や荒れている皮膚等を改善するには至
らなかった。
療法では、基本的には脂質の補給が目的であり、洗浄後
の乾燥した皮膚に先ず水分を補給して、その水分の蒸発
を抑えるために、脂質を補給する方法が行われていた。
しかしこの方法では、ステロール等の皮表脂質は一度皮
膚から失われると補給しにくい点があり、十分な効果は
得られなかった。更に、前述のようなスキンケアでは、
新たに分泌される汗や皮脂及び外界の酸素や紫外線によ
って生成される汚れ等の刺激成分を体外に除去して、且
つ脂質の補給という機能を併せ持つものはないために、
アトピー性皮膚炎や荒れている皮膚等を改善するには至
らなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は皮膚の
「うるおい成分」であるところの水分や脂質を残して、
過剰な皮脂、汗成分、汚れあるいはこれらの酸化物、過
酸化物を取り除く機能を有し、且つ脂質を補給すること
ができて、一般的な石鹸等にて簡単に洗い流せることの
できる皮膚用保護剤を提供しようとするものである。
「うるおい成分」であるところの水分や脂質を残して、
過剰な皮脂、汗成分、汚れあるいはこれらの酸化物、過
酸化物を取り除く機能を有し、且つ脂質を補給すること
ができて、一般的な石鹸等にて簡単に洗い流せることの
できる皮膚用保護剤を提供しようとするものである。
【0008】そこで前記課題は、無機多孔質球形微粒子
と、炭化水素と、脂質と、とからなる皮膚用保護剤によ
って解決される。そのような炭化水素としては、特に皮
膚に対して保湿機能を有し且つ脂質を補給することがで
きる脂肪族炭化水素を用いることができ、具体的には、
深海鮫の肝油の成分であるスクアレンを水素添加したス
クワランが例示できる。そして、脂質としても、炭化水
素同様に、保湿機能を有し且つ脂質を補給することがで
きるものが望ましく、それには、アシルグリセリン、リ
ン脂質、ステロール、脂肪酸の中から選ばれた1種また
は2種以上のものが前記皮膚用保護剤に用いることがで
きる。また、アルコール類としては、皮膚に対して、保
湿することができるものが望ましく、具体的にはグリセ
リン、1,3−ブチレングリコール等が例示できる。
と、炭化水素と、脂質と、とからなる皮膚用保護剤によ
って解決される。そのような炭化水素としては、特に皮
膚に対して保湿機能を有し且つ脂質を補給することがで
きる脂肪族炭化水素を用いることができ、具体的には、
深海鮫の肝油の成分であるスクアレンを水素添加したス
クワランが例示できる。そして、脂質としても、炭化水
素同様に、保湿機能を有し且つ脂質を補給することがで
きるものが望ましく、それには、アシルグリセリン、リ
ン脂質、ステロール、脂肪酸の中から選ばれた1種また
は2種以上のものが前記皮膚用保護剤に用いることがで
きる。また、アルコール類としては、皮膚に対して、保
湿することができるものが望ましく、具体的にはグリセ
リン、1,3−ブチレングリコール等が例示できる。
【0009】そのアシルグリセリンの具体的な例として
は、トリグリセライド、ジグリセライド、モノグリセラ
イド等に分類される。そのアシルグリセリンには、オレ
イン酸、ステアリン酸、リノール酸、ラウリン酸、ラノ
リン脂肪酸、パーム核油脂肪酸の中から選ばれた1種ま
たは2種以上のものとグリセライドとがエステル結合し
たものである。
は、トリグリセライド、ジグリセライド、モノグリセラ
イド等に分類される。そのアシルグリセリンには、オレ
イン酸、ステアリン酸、リノール酸、ラウリン酸、ラノ
リン脂肪酸、パーム核油脂肪酸の中から選ばれた1種ま
たは2種以上のものとグリセライドとがエステル結合し
たものである。
【0010】リン脂質の具体的な例としては大豆リン脂
質、卵黄レシチン等が例示できる。
質、卵黄レシチン等が例示できる。
【0011】ステロールの具体的な例としてはコレステ
ロール、オレイン酸モノコレステロール、エルゴカルシ
フェロール等が例示できる。
ロール、オレイン酸モノコレステロール、エルゴカルシ
フェロール等が例示できる。
【0012】脂肪酸としては、不飽和脂肪酸、飽和脂肪
酸等を前記皮膚用保護剤に使用することができ、その具
体的な例としては、オレイン酸、ミリスチン酸、ステア
リン酸、アラキドン酸、パルミチン酸、ラウリン酸等が
例示できる。
酸等を前記皮膚用保護剤に使用することができ、その具
体的な例としては、オレイン酸、ミリスチン酸、ステア
リン酸、アラキドン酸、パルミチン酸、ラウリン酸等が
例示できる。
【0013】このような皮膚用保護剤としてはクリーム
状またはペースト状のものが用いられ、例えば化粧品で
は、クリーム、ハンドクリーム、日焼け止めクリーム、
コールドクリーム、パック用化粧料、化粧用油、クリー
ム状ファンデーション、固形ファンデーション、液状フ
ァンデーション、クリームおしろい、固形おしろい、粉
おしろい、タルカムパウダー、練おしろい、ベビーパウ
ダー、ボディパウダー、水おしろい等にも応用できる。
さらに医薬品である軟膏にも可能である。
状またはペースト状のものが用いられ、例えば化粧品で
は、クリーム、ハンドクリーム、日焼け止めクリーム、
コールドクリーム、パック用化粧料、化粧用油、クリー
ム状ファンデーション、固形ファンデーション、液状フ
ァンデーション、クリームおしろい、固形おしろい、粉
おしろい、タルカムパウダー、練おしろい、ベビーパウ
ダー、ボディパウダー、水おしろい等にも応用できる。
さらに医薬品である軟膏にも可能である。
【0014】本発明に用いられる無機多孔質球形微粒子
としては、無機系の材料を用いた多孔質球形微粒子を用
いることが可能であり、例えば珪酸カルシウム等の無機
多孔質なるものを用いることができる。また、その形態
は、略球形のものも用いることができる。そして、特に
特公昭57−55454号公報に記載されている界面反
応法によって得られた無機多孔質球形微粒子を好適に用
いることができる。この多孔質球形微粒子を形成する無
機化合物としては、天然または合成のアルカリ土類金属
の炭酸塩、珪酸塩、燐酸塩、硫酸塩や金属酸化物、金属
水酸化物、その他の金属珪酸塩、あるいはその他の金属
炭酸塩等が使用可能である。
としては、無機系の材料を用いた多孔質球形微粒子を用
いることが可能であり、例えば珪酸カルシウム等の無機
多孔質なるものを用いることができる。また、その形態
は、略球形のものも用いることができる。そして、特に
特公昭57−55454号公報に記載されている界面反
応法によって得られた無機多孔質球形微粒子を好適に用
いることができる。この多孔質球形微粒子を形成する無
機化合物としては、天然または合成のアルカリ土類金属
の炭酸塩、珪酸塩、燐酸塩、硫酸塩や金属酸化物、金属
水酸化物、その他の金属珪酸塩、あるいはその他の金属
炭酸塩等が使用可能である。
【0015】具体的には、アルカリ土類金属の炭酸塩と
しては炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウ
ム等が、アルカリ土類金属の珪酸塩としては珪酸カルシ
ウム、珪酸バリウム、珪酸マグネシウム等が、またアル
カリ土類金属の燐酸塩としては燐酸カルシウム、燐酸バ
リウム、燐酸マグネシウム等が、そしてまたアルカリ土
類金属の硫酸塩としては硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、硫酸マグネシウム等がそれぞれ例示できる。
しては炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウ
ム等が、アルカリ土類金属の珪酸塩としては珪酸カルシ
ウム、珪酸バリウム、珪酸マグネシウム等が、またアル
カリ土類金属の燐酸塩としては燐酸カルシウム、燐酸バ
リウム、燐酸マグネシウム等が、そしてまたアルカリ土
類金属の硫酸塩としては硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、硫酸マグネシウム等がそれぞれ例示できる。
【0016】さらに金属酸化物としてはシリカ、酸化チ
タン、酸化鉄、酸化コバルト、酸化亜鉛、酸化ニッケ
ル、酸化マンガン、酸化アルミニウム、酸化クロム等
が、金属水酸化物としては水酸化鉄、水酸化ニッケル、
水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化クロム
等がそれぞれ例示できる。
タン、酸化鉄、酸化コバルト、酸化亜鉛、酸化ニッケ
ル、酸化マンガン、酸化アルミニウム、酸化クロム等
が、金属水酸化物としては水酸化鉄、水酸化ニッケル、
水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化クロム
等がそれぞれ例示できる。
【0017】そしてその他の金属珪酸塩としては珪酸亜
鉛、無水珪酸アルミニウム、珪酸アルミニウム、珪酸ア
ルミニウム・マグネシウム等が、その他の金属炭酸塩と
しては炭酸亜鉛、炭酸アルミニウム、炭酸銅、重質炭酸
マグネシウム、軽質炭酸マグネシウム、重質炭酸カルシ
ウム、軽質炭酸カルシウム等がそれぞれ例示できる。
鉛、無水珪酸アルミニウム、珪酸アルミニウム、珪酸ア
ルミニウム・マグネシウム等が、その他の金属炭酸塩と
しては炭酸亜鉛、炭酸アルミニウム、炭酸銅、重質炭酸
マグネシウム、軽質炭酸マグネシウム、重質炭酸カルシ
ウム、軽質炭酸カルシウム等がそれぞれ例示できる。
【0018】また、前述の無機化合物の他に、アルミニ
ウム、雲母チタン、黄酸化鉄、黄土、カオリン、セリサ
イト、タルク、ベンガラ、ベントナイト、マイカ、シリ
カ、有機性ベントナイト等が例示できる。
ウム、雲母チタン、黄酸化鉄、黄土、カオリン、セリサ
イト、タルク、ベンガラ、ベントナイト、マイカ、シリ
カ、有機性ベントナイト等が例示できる。
【0019】このような無機多孔質球形微粒子は、例え
ば公知の界面反応法によって製造される。この界面反応
法は無機化合物水溶液の中で、有機溶媒と界面活性剤に
より油中水滴型乳濁液(エマルション)を作り、これを
別の水溶液と混合することにより、水滴界面で沈殿反応
を起こさせ、無機質殻を形成した後、副生物や界面活性
剤等を除去することにより、中空または中実の多孔質球
形微粒子を得るものである。具体的なものとしては、既
に商品化されている無機多孔質球形微粒子(商品名:ゴ
ッドボール、鈴木油脂工業株式会社製)を用いることが
できる。
ば公知の界面反応法によって製造される。この界面反応
法は無機化合物水溶液の中で、有機溶媒と界面活性剤に
より油中水滴型乳濁液(エマルション)を作り、これを
別の水溶液と混合することにより、水滴界面で沈殿反応
を起こさせ、無機質殻を形成した後、副生物や界面活性
剤等を除去することにより、中空または中実の多孔質球
形微粒子を得るものである。具体的なものとしては、既
に商品化されている無機多孔質球形微粒子(商品名:ゴ
ッドボール、鈴木油脂工業株式会社製)を用いることが
できる。
【0020】即ち、無機化合物としてシリカを用いる場
合、一例としてまず水ガラス溶液をソルビタンモノステ
アレートとポリオキシエチレンソルビタンモノオレエー
ト混合物の局方流動パラフィン溶液と共に乳化し、油中
水滴型乳濁液を調整し、さらに硫酸アンモニウム溶液に
加えて反応させて放置する。続いて濾過、洗浄、乾燥を
行うことにより、壁物質が無水珪酸からなる図1に示す
細孔である空隙部2を有する中実の無機多孔質球形微粒
子が得られるのである。また、図2に示す中空部3を有
する中空の無機多孔質球形微粒子も得られる。
合、一例としてまず水ガラス溶液をソルビタンモノステ
アレートとポリオキシエチレンソルビタンモノオレエー
ト混合物の局方流動パラフィン溶液と共に乳化し、油中
水滴型乳濁液を調整し、さらに硫酸アンモニウム溶液に
加えて反応させて放置する。続いて濾過、洗浄、乾燥を
行うことにより、壁物質が無水珪酸からなる図1に示す
細孔である空隙部2を有する中実の無機多孔質球形微粒
子が得られるのである。また、図2に示す中空部3を有
する中空の無機多孔質球形微粒子も得られる。
【0021】このようにして得られた無機多孔質球形微
粒子は次のような特徴を有するものが皮膚用保護剤に好
適に用いることがきる。その特徴としては、粒子径は
0.5〜18μm、表面細孔径は50〜200Åを、比
表面積は300〜600m2/gを、嵩密度は0.2〜
0.5g/cm3を、有するものである。そして、皮膚
用保護剤中に、無機多孔質球形微粒子としては、20〜
80%を含有させることができ、好ましくは30〜60
%が望ましい。また、前述した脂質としては10〜60
%を、炭化水素としては1〜60%を、さらにアルコー
ル類としては1〜30%を、夫々含有させることができ
る。
粒子は次のような特徴を有するものが皮膚用保護剤に好
適に用いることがきる。その特徴としては、粒子径は
0.5〜18μm、表面細孔径は50〜200Åを、比
表面積は300〜600m2/gを、嵩密度は0.2〜
0.5g/cm3を、有するものである。そして、皮膚
用保護剤中に、無機多孔質球形微粒子としては、20〜
80%を含有させることができ、好ましくは30〜60
%が望ましい。また、前述した脂質としては10〜60
%を、炭化水素としては1〜60%を、さらにアルコー
ル類としては1〜30%を、夫々含有させることができ
る。
【0022】また、上述のように得られた無機多孔質球
形微粒子に、炭化水素、脂質、アルコール類の中から選
ばれた1種または2種以上のものを内包または含浸させ
たものを皮膚用保護剤にも用いることができる。その内
包の方法としては、炭化水素または脂質を加熱溶解した
液状のものに、前記無機多孔質球形微粒子を混合するこ
とで、内包させることができる。そして、内包後におけ
る前記炭化水素、脂質の無機多孔質球形微粒子中の含有
量としては、20〜80%が好適である。また、この炭
化水素、脂質またはアルコール類を内包したものと、ア
シルグリセリン、リン脂質、ステロール、脂肪酸等の脂
質をさらに混合することもできる。
形微粒子に、炭化水素、脂質、アルコール類の中から選
ばれた1種または2種以上のものを内包または含浸させ
たものを皮膚用保護剤にも用いることができる。その内
包の方法としては、炭化水素または脂質を加熱溶解した
液状のものに、前記無機多孔質球形微粒子を混合するこ
とで、内包させることができる。そして、内包後におけ
る前記炭化水素、脂質の無機多孔質球形微粒子中の含有
量としては、20〜80%が好適である。また、この炭
化水素、脂質またはアルコール類を内包したものと、ア
シルグリセリン、リン脂質、ステロール、脂肪酸等の脂
質をさらに混合することもできる。
【0023】
【作用】本発明の皮膚用保護剤は、炭化水素または脂質
の粘性が消失するまで摩擦を継続させることにより、無
機多孔質球形微粒子中に含浸もしくは吸着した脂質また
は炭化水素を皮膚の角層深部までに拡散及び浸透させる
と同時に、無機多孔質球形微粒子が皮膚の表層に留ま
り、無機多孔質球形微粒子の空隙部または中空部に新た
に皮膚表面に分泌される皮脂や皮表脂質を吸着すること
ができる。また、無機多孔質球形微粒子を用いたことに
より、使用上において脂質の粘性が著しく低下して円滑
性が向上され、さらに光学的にも表面の「テカリ」が無
くなり、塗布後、指で再び摩擦させることで過剰の脂質
を吸着させることができる。また、グリセリン、1,3
−ブチレングリコール等のアルコール類を添加するとに
より、保湿機能をさらに強化し、且つ皮膚用保護剤の伸
展性のコントロールもできる。
の粘性が消失するまで摩擦を継続させることにより、無
機多孔質球形微粒子中に含浸もしくは吸着した脂質また
は炭化水素を皮膚の角層深部までに拡散及び浸透させる
と同時に、無機多孔質球形微粒子が皮膚の表層に留ま
り、無機多孔質球形微粒子の空隙部または中空部に新た
に皮膚表面に分泌される皮脂や皮表脂質を吸着すること
ができる。また、無機多孔質球形微粒子を用いたことに
より、使用上において脂質の粘性が著しく低下して円滑
性が向上され、さらに光学的にも表面の「テカリ」が無
くなり、塗布後、指で再び摩擦させることで過剰の脂質
を吸着させることができる。また、グリセリン、1,3
−ブチレングリコール等のアルコール類を添加するとに
より、保湿機能をさらに強化し、且つ皮膚用保護剤の伸
展性のコントロールもできる。
【0024】
【実施例】本発明の詳細を実施例に基づいて説明する。 (実施例1) 表1に示す配合により、無機多孔質球形微粒子(商品
名:ゴッドボールE16C、鈴木油脂工業株式会社製)
を除く原料を温度60℃〜85℃に調整した二重釜内で
約30分間加熱攪拌した後に室温まで冷却する。さらに
ニーダーで予め攪拌した無機多孔質球形微粒子に、前記
冷却した原料を加えて均一になるまで混合攪拌を行い、
実施例1としてのペースト状の皮膚用保護剤を作製し
た。
名:ゴッドボールE16C、鈴木油脂工業株式会社製)
を除く原料を温度60℃〜85℃に調整した二重釜内で
約30分間加熱攪拌した後に室温まで冷却する。さらに
ニーダーで予め攪拌した無機多孔質球形微粒子に、前記
冷却した原料を加えて均一になるまで混合攪拌を行い、
実施例1としてのペースト状の皮膚用保護剤を作製し
た。
【0025】(実施例2)表1に示す配合により、実施
例1と全く同様の操作及び同様の実施例2としてのペー
スト状の皮膚用保護剤を作製した。
例1と全く同様の操作及び同様の実施例2としてのペー
スト状の皮膚用保護剤を作製した。
【0026】(比較例1) 実施例1に用いた無機多孔質球形微粒子を、多孔質でな
い無機の球形微粒子である二酸化珪素(JIS試薬特
級、和光純薬株式会社製)に代用した以外は実施例1と
全く同様の操作を行い、比較例1としてのペースト状の
皮膚用保護剤を作製した。尚、配合量を表1に示した。
い無機の球形微粒子である二酸化珪素(JIS試薬特
級、和光純薬株式会社製)に代用した以外は実施例1と
全く同様の操作を行い、比較例1としてのペースト状の
皮膚用保護剤を作製した。尚、配合量を表1に示した。
【0027】(比較例2) 実施例1に用いた無機多孔質球形微粒子を多孔質でない
無機の球形微粒子である二酸化珪素(JIS試薬特級、
和光純薬株式会社製)に代用した以外は実施例1と全く
同様の操作を行い、比較例2としてのペースト状の皮膚
用保護剤を作製した。尚、配合量を表1に示した。
無機の球形微粒子である二酸化珪素(JIS試薬特級、
和光純薬株式会社製)に代用した以外は実施例1と全く
同様の操作を行い、比較例2としてのペースト状の皮膚
用保護剤を作製した。尚、配合量を表1に示した。
【0028】
【表1】
【0029】上記の皮膚用保護剤である実施例1〜実施
例2及び比較例1〜比較例2について評価試験を行っ
た。その評価試験は、各医療機関で、アトピー性皮膚炎
と診断されたA〜Eの症状を持つ5名を対象に行った。
その評価試験方法は、アトピー性皮膚炎の患者の患部を
石鹸で洗浄した後に、各実施例及び各比較例を患部に塗
布した後に、かゆみ、炎症の消退、角層の新生による剥
離状態を観察した。実施例では、実施例1を塗布した後
に、さらに実施例2を行い、また比較例においても比較
例1を行い、さらに比較例2を行った。そして、評価方
法は夫々の試験項目については4段階で評価を行った。
その結果を実施例1は表2に、実施例2は表3に、比較
例1は表4に、比較例2は表5に示し、Dの患者につい
ては、実施例1及び比較例1において、症状が増悪した
ために、実施例2及び比較例2の試験は行わなかった。
評価は、+1:著しい効果有り、+:効果有り、±:変
化なし、−:増悪、とした。
例2及び比較例1〜比較例2について評価試験を行っ
た。その評価試験は、各医療機関で、アトピー性皮膚炎
と診断されたA〜Eの症状を持つ5名を対象に行った。
その評価試験方法は、アトピー性皮膚炎の患者の患部を
石鹸で洗浄した後に、各実施例及び各比較例を患部に塗
布した後に、かゆみ、炎症の消退、角層の新生による剥
離状態を観察した。実施例では、実施例1を塗布した後
に、さらに実施例2を行い、また比較例においても比較
例1を行い、さらに比較例2を行った。そして、評価方
法は夫々の試験項目については4段階で評価を行った。
その結果を実施例1は表2に、実施例2は表3に、比較
例1は表4に、比較例2は表5に示し、Dの患者につい
ては、実施例1及び比較例1において、症状が増悪した
ために、実施例2及び比較例2の試験は行わなかった。
評価は、+1:著しい効果有り、+:効果有り、±:変
化なし、−:増悪、とした。
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】その結果、実施例は比較例と比べて遥に、
アトピー性皮膚炎に対して著しい効果を示し、明らかに
皮膚の改善が認められた。
アトピー性皮膚炎に対して著しい効果を示し、明らかに
皮膚の改善が認められた。
【0035】
【発明の効果】本発明の皮膚用保護剤は、無機多孔質球
形微粒子を用いたことにより、皮膚に対する伸展性が向
上され、さらに塗布後指で再び摩耗させて、少量で皮膚
の広域に伸展させることが可能となり、従来に比べて少
量を使用することでコスト的にも安価になる。
形微粒子を用いたことにより、皮膚に対する伸展性が向
上され、さらに塗布後指で再び摩耗させて、少量で皮膚
の広域に伸展させることが可能となり、従来に比べて少
量を使用することでコスト的にも安価になる。
【0036】また、本発明の皮膚用保護剤は、無機多孔
質球形微粒子中に含浸もしくは吸着した脂質を皮膚の角
層深部までに拡散及び浸透させると同時に無機多孔質球
形微粒子が皮膚の表層に留まり、無機多孔質球形微粒子
の空隙部または中空部が新たに皮膚表面に分泌される皮
脂や皮表脂質を吸着することができるので、皮膚が持つ
バリヤー機能及び保湿機能を損なわずに常にサラサラし
た感触を与えて、健康な皮膚を保つことができる。
質球形微粒子中に含浸もしくは吸着した脂質を皮膚の角
層深部までに拡散及び浸透させると同時に無機多孔質球
形微粒子が皮膚の表層に留まり、無機多孔質球形微粒子
の空隙部または中空部が新たに皮膚表面に分泌される皮
脂や皮表脂質を吸着することができるので、皮膚が持つ
バリヤー機能及び保湿機能を損なわずに常にサラサラし
た感触を与えて、健康な皮膚を保つことができる。
【0037】さらに、無機多孔質球形微粒子を用いたこ
とにより、使用上において脂質の粘性が著しく低下して
円滑性が向上され、さらに光学的にも表面の「テカリ」
が無くなり、塗布後、指で再び摩擦させることで過剰の
脂質を吸着させることでも、皮膚が持つバリヤー機能及
び保湿機能を損なわずに常にサラサラした感触を与え
て、健康な皮膚を保つことができる。
とにより、使用上において脂質の粘性が著しく低下して
円滑性が向上され、さらに光学的にも表面の「テカリ」
が無くなり、塗布後、指で再び摩擦させることで過剰の
脂質を吸着させることでも、皮膚が持つバリヤー機能及
び保湿機能を損なわずに常にサラサラした感触を与え
て、健康な皮膚を保つことができる。
【0038】加えてグリセリン、1,3−ブチレングリ
コール等のアルコール類を添加することでも、より保湿
機能をさらに強化し、且つ皮膚用保護剤の伸展性のコン
トロールもできるので、様々な伸展性のある皮膚用保護
剤が作製可能となり、アトピー性皮膚炎の症状に応じた
ものができる。
コール等のアルコール類を添加することでも、より保湿
機能をさらに強化し、且つ皮膚用保護剤の伸展性のコン
トロールもできるので、様々な伸展性のある皮膚用保護
剤が作製可能となり、アトピー性皮膚炎の症状に応じた
ものができる。
【0039】本発明に用いる無機多孔質球形微粒子は、
自然界に普遍的に多量存在している化合物でもあり、皮
膚への刺激等影響は報告されておらず無害であり、形状
も球形でありなおかつ平均粒子径0.5〜18μmに調
製されているために、0.1μm以下の毛穴に浸入する
恐れもなく、また、毛穴に浸入して汗腺を塞いだり、表
皮深部に浸透して刺激を生ずることもなく、極めて安全
である。
自然界に普遍的に多量存在している化合物でもあり、皮
膚への刺激等影響は報告されておらず無害であり、形状
も球形でありなおかつ平均粒子径0.5〜18μmに調
製されているために、0.1μm以下の毛穴に浸入する
恐れもなく、また、毛穴に浸入して汗腺を塞いだり、表
皮深部に浸透して刺激を生ずることもなく、極めて安全
である。
【図1】本発明に用いる中実の無機多孔質球形微粒子の
説明図
説明図
【図2】本発明に用いる中空の無機多孔質球形微粒子の
説明図
説明図
1.無機多孔質球形微粒子 2.空隙部 3.中空部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61K 7/00 A61K 7/00 W (72)発明者 久保田 正平 大阪市東淀川区井高野2丁目1番37号 鈴木油脂工業株式会社内 (72)発明者 正澤 良造 大阪府高槻市玉川2丁目30−307 (56)参考文献 特開 昭63−27414(JP,A) 特開 昭63−313707(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】無機多孔質球形微粒子と、スクワランと、
脂質と、とからなる、アトピー性皮膚炎への、皮膚用保
護剤。 - 【請求項2】前記脂質が、アシルグリセリン、ステロー
ル、脂肪酸の中から選ばれた1種または2種以上のもの
である請求項1に記載の、アトピー性皮膚炎への、皮膚
用保護剤。 - 【請求項3】前記脂質が、オリーブ油およびミツロウの
少なくとも1種または2種である請求項1に記載の、ア
トピー性皮膚炎への、皮膚用保護剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06252549A JP3113782B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 皮膚用保護剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06252549A JP3113782B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 皮膚用保護剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08119846A JPH08119846A (ja) | 1996-05-14 |
JP3113782B2 true JP3113782B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=17238923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06252549A Expired - Fee Related JP3113782B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 皮膚用保護剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3113782B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6416771B1 (en) | 1995-03-23 | 2002-07-09 | The Nisshin Oil Mills Ltd. | Moisturizing composition, base containing the same, and cosmetic or external preparation containing the moisturizing composition |
US6117434A (en) * | 1995-03-23 | 2000-09-12 | The Nisshin Oil Mills Ltd. | Humectant composition, base containing the same, and cosmetic material or external preparation containing said humectant composition |
JPH10324615A (ja) * | 1997-05-21 | 1998-12-08 | Pola Chem Ind Inc | 花粉症用の化粧料の鑑別法 |
EP1725209A2 (en) * | 2003-10-03 | 2006-11-29 | The Procter & Gamble Company | Topical composition |
JP4840795B2 (ja) * | 2005-05-20 | 2011-12-21 | 株式会社ナリス化粧品 | 肌のトラブル防止法及び肌トラブルの少ない化粧品 |
-
1994
- 1994-10-18 JP JP06252549A patent/JP3113782B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08119846A (ja) | 1996-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4536399A (en) | Use of fumed silica for treating oily skin and acne | |
RU2389474C2 (ru) | Наноструктурированные тиксотропные неорганические гели для пилинга | |
US7771753B2 (en) | Topical formulations comprising ceramic hydroxyapatite particles | |
EP0728459B1 (fr) | Composition acide à base de vésicules lipidiques et son utilisation en application topique | |
JPH11502505A (ja) | 皮膚刺激を軽減するための製剤および方法 | |
BR0215551B1 (pt) | Composição para o tratamento de pele úmida e processo de umidificação e proteção da pele. | |
JP2002020218A (ja) | 皮脂吸着性粉体及びその使用 | |
JPH0138763B2 (ja) | ||
US5690945A (en) | Cosmetic skin-cleansing mask compositions containing graded spheroidal polyamide particles | |
US5122533A (en) | Topical pharmaceutical compositions | |
RU2484809C2 (ru) | Косметическая композиция, основанная на магнитных частицах, изготовление и использование косметической композиции для очищения кожи | |
JP2005508286A (ja) | 湿性皮膚トリートメント組成物 | |
US20040253284A1 (en) | Sebum-adsorbent powder and use thereof | |
JP7004387B2 (ja) | バイオセルロース微細繊維水分散体ネットワーク組成物 | |
JP3119379B2 (ja) | 撥水性化粧用粉体及び該粉体を含有する化粧料 | |
WO2004060340A1 (ja) | 油性皮膚外用剤 | |
JP3113782B2 (ja) | 皮膚用保護剤 | |
JP3664861B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2704883B2 (ja) | メタケイ酸アルミン酸マグネシウム被覆粉末及びそれを用いた皮膚外用剤、消臭剤、口腔用組成物 | |
JP2001072548A5 (ja) | ||
JPS62195317A (ja) | 化粧料 | |
JP2001158717A (ja) | 固形粉末化粧料 | |
JPH06321728A (ja) | スクラブ化粧料 | |
KR100465973B1 (ko) | 수중유형의 클렌징 조성물 | |
US20070166338A1 (en) | Dermabrasion composition and process |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |