JP3113684U - 生花置物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 店頭販売の状態のままで置物として飾ることができるようにすることで手間を要さずかつ省資源化が図れ、しかも生花を長持ちさせ得る生花置物を提供する。
【解決手段】 店頭販売の状態のままで飾ることができる生花置物1であって、茎4bが切られ、かつその切り口及びその近傍部分に殺菌剤を付着させた複数の生花4と、無底の概略円錐台形状をなし、天井面3aに形成された茎挿入部3bに上記複数の生花4の茎4aが挿入された起立用部材3と、周縁部を上側にした袋状に変形され、内側に入れられた起立用部材及び複数の生花の茎を覆う防水性シートと、該防水性シートの周囲を、上記生花4の茎4aに括り付ける紐と、上記防水性シート2の内部に入れられた、延命剤を含む水とを具備する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、店頭販売の状態のままで飾ることができる新規な生花置物に関する。
従来、生花店で生花を買った場合の包装として、袋状物の内部に入れた、水を含む高吸収性ポリマーに生花の茎の切断部分を差込む構成のものが知られている(特開平3−172120号)。この構成により、高吸収性ポリマーによる生花への保水性と袋状物による水の滴り防止とが図れる。
しかしながら、上記包装による場合には、高吸収性ポリマーに生花の茎の切断部分を差込むため、その切断部分の導管から菌が茎内に入ったりする虞があり、花瓶に移し替えても生花が長持ちし難いという難点があった。また、高吸収性ポリマーからの水分補給による場合には、生花の茎の切断部分を水に浸漬させる場合よりも生花が長持ちし難く、花瓶に移し替える必要性があって手間が掛かる。更に、花瓶に移し替えて飾る場合には、包装に要した高吸収性ポリマーや袋状物が無駄になり、省資源の観点から好ましいとは言い難い。
本考案は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、店頭販売の状態のままで置物として飾ることができるようにすることで手間を要さずかつ省資源化が図れ、しかも生花を長持ちさせ得る生花置物を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る生花置物は、店頭販売の状態のままで飾ることができる生花置物であって、茎が切られ、かつその切り口及びその近傍部分に殺菌剤を付着させた複数の生花と、無底の概略円錐台形状をなし、天井面に形成された茎挿入部に上記複数の生花の茎が挿入された起立用部材と、周縁部を上側にした袋状に変形され、内側に入れられた起立用部材及び複数の生花の茎を覆う防水性シートと、該防水性シートの周囲を、上記生花の茎に括り付ける括付手段と、上記防水性シートの内部に入れられた、延命剤を含む水とを具備することを特徴とする。
請求項2の発明に係る生花置物は、前記起立用部材は、合成樹脂製コップの底面に前記茎挿入部として孔又は押し開けられる切り目が形成されたものを上下逆にして用いられ、起立用部材の天井面が上記コップ底面に相当することを特徴とする。
請求項3の発明に係る生花置物は、前記防水性シートは、2枚重ねとなっていることを特徴とする。
請求項4の発明に係る生花置物は、前記防水性シートは、色の違う矩形状のもの2枚を、四隅の位置をずらして重ねた構成となっていることを特徴とする。
請求項5の発明に係る生花置物は、更に、前記防水性シートの外側に、該防水性シートとは色の異なるラッピングシートにより覆われていることを特徴とする。
請求項6の発明に係る生花置物は、前記水に、自然に液化するゲル状のものが用いられることを特徴とする。
本考案による場合には、起立用部材の底部が広いので、店頭販売時も家庭等で飾る時も自立状態で置くことができ、しかも本考案の構成が水を入れた花瓶に生花を差した構成と同様であるので、店頭販売時の状態のまま家庭等で飾ることができる全くの手間いらずで、また何も廃棄する必要がなく非常に有効な省資源化が図れる。また、茎の切り口が殺菌剤で殺菌されているので切り口の導管に菌が入ったりするのを防止できることにより、また生花寿命を延ばし得るように茎の切り口が水に浸漬していることにより、更に水に生花寿命を延ばし得る延命剤が含まれていることにより、生花を非常に長持ちさせ得る。
請求項2による場合には、コップの底面に茎挿入部をナイフ等で形成することで、起立用部材として市販の合成樹脂製コップなどを用いることができ、コストの低廉化が図れる。
請求項3による場合には、一方が破れても他方のシートで漏水を防止することができる。
請求項4による場合には、2枚重なった色の違う矩形状シートの四隅の位置がずれているので、防水性シートに2色が表され、美観の向上が図れる。
請求項5による場合には、ラッピングシートを備えるため、更に美観を向上させ得る。
請求項6による場合には、ゲル状の水に、液化するまでの時間が購入して家等へ持ち帰る時間よりも長いものを用いることにより、持ち帰る際に水が零れないようにすることができる。
以下に、本考案に係る生花置物を具体的に説明する。
図1は本考案の一実施形態に係る生花置物を示す外観斜視図であり、図2はその生花置物から防水性シートを省略した斜視図である。
この生花置物1は、店頭販売の状態のままで飾ることができるものであって、袋状に変形された防水性シート2と、そのシート2内に設けられた起立用部材3と、その起立用部材3に挿入された複数の生花4と、上記シート2の周囲を生花4の茎4aに括り付ける括付手段としての紐5と、袋状シート2の内部に入れられた水6とを具備する。
各生花4は、茎4aの下部が切断された所定高さに調整されていて、茎4aの切り口4b及びその近傍部分には殺菌剤7が付着している(図3参照)。殺菌剤7としては、例えば次亜鉛酸ナトリウム等が用いられる。なお、図3は1本の生花につき示しているが、全ての生花4に関して、殺菌剤7を付着させている。
起立用部材3は、図4に示すように無底の概略円錐台形状に形成されていて、底部3cが天井部よりも広いもので、天井面3aには上記複数の生花4の茎4aを挿入するための茎挿入部3bが形成されている。この起立用部材3は、例えば市販されている合成樹脂製コップの底面に茎挿入部3bとして押し開けられる切り目が形成されたものを上下逆にして用いている。つまり、起立用部材3の天井面3aは上記コップの底面に相当する。上記茎挿入部3bとしての切り目は、図示例では十字状としているが、これに限らず、放射状などでもよい。なお、上記茎挿入部3bとしては、上記切り目に代えて、孔を形成してもよい。
また、起立用部材3は、上述したコップ用のものに限らず、他の用途のものでもよい。形状としては、円錐台形状に限らず、例えば高さ方向に段差や折れ曲がりが有ってもよく、要は置いたときに安定性が良いように底部が天井部よりも広くなっていて概略的に円錐台形状に近い形状であればよい。
防水性シート2は、例えば合成樹脂製のもので、2枚重ねたものを、周縁部を上側にした袋状に変形させて使用していて、内側に入れられた起立用部材3及び複数の生花4の茎4aを覆っている。2枚重ねとするのは、一方のシートが破れても他方のシートにより水漏れを防止することを可能とするためである。また、本実施形態では、防水性シート2は、色の違う2枚の矩形状シート2a、2bを、四隅の位置をずらして重ねた構成とすることで、2色が表され、美観の向上を図れるようにしている。
上記紐5は、袋状をした防水性シート2の周囲を、生花4の茎4aに括り付けるものである。括付手段としては、紐5に限らず、輪ゴムなどでもよい。
上記水6は、延命剤を含むもので、延命剤としては、例えば株式会社ハイポネックス ジャパン販売のハイポネックス、(株)フローラ製のHB−101及びクリザール社製のクリザールなどのうちの1又は2以上が用いられる。
次に、このように構成された生花置物の製造方法を図5に基づき説明する。
まず、生花4の茎4aを所定長さに切断し、図5(a)に示すように、その茎4aの下部を殺菌剤7に浸漬して切り口4b及びその近傍部分に殺菌剤7を付着させる(第1工程)。
次に、図5(b)に示すように中央部に凹部10aが形成された台10を用い、図5(c)に示すようにその台10の上に、四隅の位置をずらして重ねた色の違う2枚の矩形状シート2a、2bを載せ、その上から起立用部材3を、起立用部材3の底部が凹部10aに入るように押込む(第2工程)。なお、この第2工程は、上記第1工程よりも先に行ってもよい。
続いて、図5(d)に示すように起立用部材3の茎挿入部3bに生花4の茎4aを上から差込み、その後、延命剤入りの水、例えば250cc程度を入れ、シート2の周縁部を上にして袋状に変形させる。
最後に、紐5を用いて、袋状をした防水性シート2の周囲を生花4の茎4aに括り付ける。そして、この状態で店頭にて販売される。
したがって、本実施形態による場合には、起立用部材3の底部3cが広いので、店頭販売時も家庭等で飾る時も自立状態で置くことができ、しかも本考案の構成が水を入れた花瓶に生花を差した構成と同様であるので、店頭販売時の状態のまま家庭等で飾ることができる全くの手間いらずで、また何も廃棄する必要がなく非常に有効な省資源化が図れる。また、茎4aの切り口4bが殺菌剤7で殺菌されているので切り口4の導管に菌が入ったりするのを防止できることにより、また生花寿命を延ばし得るように茎4aの切り口4bが水6に浸漬していることにより、更に水6に生花寿命を延ばし得る延命剤が含まれていることにより、生花4を非常に長持ちさせ得る。
また、本実施形態においては、コップの底面に茎挿入部3bをナイフ等で形成することで、起立用部材3として市販の合成樹脂製コップなどを用いることができ、コストの低廉化が図れる。
なお、上述した実施形態では起立用部材3及び複数の生花4の茎4aをシート2で覆うようにしているが、本考案はこれに限らず、図6に示すように、シート2の上に、更に防水性シート2とは色の異なるラッピングシート11を用いて覆うようにしてもよく、或いは、図7に示すように防水性シート2とは色の異なる又は透明な帯状のラッピングシート12(二点鎖線で示す)で、生花置物1の上下を通るように周囲を覆うようにしてもよい。このようにした場合には、四隅の位置をずらして色の違う2枚の矩形状シート2a、2bを重ねた構成としたときよりも、更に美観を向上させ得る。なお、上記帯状のラッピングシート12を用いて生花置物1の上下を通るように周囲を覆う場合には、生花4の少なくとも一部を露出させるのが好ましい。
また、上述した実施形態では液状の水を袋状シート内に入れているが、本考案はこれに限らない。例えば、液状の水に代えて、自然に液化するゲル状のものを用いてもよい。このゲル状の水として、液化するまでの時間が購入して家等へ持ち帰る時間よりも長いものを用いることにより、持ち帰る際に傾ける等しても水が零れないようにすることができる。ゲル状の水の例としては、例えば株式会社伏見製薬所製の「エコゼリー」などが挙げられる。
更に、上述した実施形態では括付手段として紐を用いているが、本考案はこれに限らない。例えば、輪ゴム或いはタグ付き輪ゴムなどを用いてもよい。
本考案の一実施形態に係る生花置物を示す外観斜視図である。 図1の生花置物から防水性シートを省略した斜視図である。 1本の生花を示す斜視図である。 起立用部材を示す斜視図である。 図1の生花置物の製造方法の説明図である。 本考案の他の実施形態に係る生花置物の外観斜視図である。 本考案の更に他の実施形態に係る生花置物の外観斜視図である。
符号の説明
1 生花置物
2 防水性シート
2a、2b 矩形状シート
3 起立用部材
3a 天井面
3b 茎挿入部
4 生花
4a 茎
4b 切り口
5 紐(括付手段)
6 水
7 殺菌剤
11、12 ラッピングシート

Claims (6)

  1. 店頭販売の状態のままで飾ることができる生花置物であって、
    茎が切られ、かつその切り口及びその近傍部分に殺菌剤を付着させた複数の生花と、
    無底の概略円錐台形状をなし、天井面に形成された茎挿入部に上記複数の生花の茎が挿入された起立用部材と、
    周縁部を上側にした袋状に変形され、内側に入れられた起立用部材及び複数の生花の茎を覆う防水性シートと、
    該防水性シートの周囲を、上記生花の茎に括り付ける括付手段と、
    上記防水性シートの内部に入れられた、延命剤を含む水とを具備することを特徴とする生花置物。
  2. 前記起立用部材は、合成樹脂製コップの底面に前記茎挿入部として孔又は押し開けられる切り目が形成されたものを上下逆にして用いられ、起立用部材の天井面が上記コップ底面に相当することを特徴とする請求項1に記載の生花置物。
  3. 前記防水性シートは、2枚重ねとなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の生花置物。
  4. 前記防水性シートは、色の違う矩形状のもの2枚を、四隅の位置をずらして重ねた構成となっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の生花置物。
  5. 更に、前記防水性シートの外側に、該防水性シートとは色の異なるラッピングシートにより覆われていることを特徴とする請求項4に記載の生花置物。
  6. 前記水に、自然に液化するゲル状のものが用いられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の生花置物。
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