JP3113289B2 - 目の治療装置 - Google Patents

目の治療装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目の治療装置、特
に、薬液の点眼を安全且つ容易に行なえる目の治療装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】殆どの人が自分の目に点眼する際に困難
な目に会っている。目は非常に敏感で、殆どの人が、目
に点眼を行なう際に反射的なまばたきをおさえることが
困難なことに気付いている。また、点眼を受ける人は弱
視の場合が多い。弱視の場合、目の上での点眼器びんの
先端の位置決めが困難で、このためしばしば点眼が誤っ
て鼻と頬に行なわれることになる。さらに年配の人々の
場合、点眼器びんを固定することが困難が、あるいは、
目に適当量の薬液を差す上で、点眼器びんを絞ることが
困難となることが多い。
【0003】薬液が角膜に適切に差される場合でも、薬
液も有効性は限定される。一度に目と接触する様に導か
れることが可能となる薬液の点眼の最大量は、約30マ
イクロリットルとなる。これを上回る量は通常まぶたよ
り頬にこぼれ出る。点眼が眼球表面に行なわれる場合、
まばたきと自然発生的な涙の流れが組み合わされて、薬
液が有効性を保持する時間を、数分にとどめて了う。し
かし薬液が角膜の盲管に差される場合、薬液はより長い
時間有効性を保ち、目への薬液の点眼を行なう上で好都
合を最大限に高めることになる。
【0004】米国特許番号4,543,096は点眼施
療プロセス中両まぶたを離れる様に広げるため、点眼器
ビンの前面に装着される指状の突起を有する装置に関す
る説明および図を開示している。レバーを押し下げ、同
時に点眼ビンから点眼を加える間、両まぶたを離れるよ
うに広げさせるためのレバーに、1本の可動指状突起が
接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、米国特許番号
5,543,096中で説明される装置は、眼球を適切
に安定させもせず、網膜の盲管も露出させない。さら
に、点眼を受ける人がその角膜をこの突起の内の1つと
偶然に接触させる場合、この指状突起が目を傷つける恐
れがある。同様に、米国特許番号4,531,944
は、目の上で点眼器の先端を安定させる装置を説明し、
さらに目の視線をそらすためののぞき孔を含む。しか
し、この装置は、網膜の盲管を露出させず、下側まぶた
を押し下げた状態に保持するための手段を持たない。従
って、同時に眼球を安定させ、薬液の適用を一定方向に
向け、且つ結膜の盲管を露出させることの出来る目の治
療装置が必要となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】概述すれば、本発明に基
づく目の治療装置は、リザーバー(薬液容器)からの薬
液を施療用に供される。装置は、眼窟を取り巻く顔の区
域の形状に適合する、第1の開放端を有する管状ハウジ
ングを含む。ハウジングは、薬液の入ったリザーバーを
支え、保持し、且つ適定な場所に置く様な、構成処置と
なる。のぞき用開口部は目を適当な方向に向け、薬液の
点眼が目の中に入ることにより点眼を受ける人の注意を
そらすためにハウジングに含められる。まぶたの移動メ
カニズムは、のぞき用開口部の反対の位置においてハウ
ジングの第1の開放端で支持される。移動メカニズム
は、下側まぶたを外にめくり返し、網膜の盲管をさらさ
せるために適する。
【0007】
【作用】のぞき用開口部に焦点が合わされる目と、外に
めくり返された下側瞼のこの組合せが、網膜の盲管を露
出させ、これにより目の中への薬液の点眼が、網膜の盲
管でのあるいはその付近でより容易かつ直接行なわれ、
その盲管に薬液が一時的にとどまり、薬液が、眼球を治
療する時間を増大させる。本発明の一層の具体化によ
り、下側まぶた移動メカニズムは、下側まぶたが外にめ
くり返されると同時に、リザーバーから網膜の盲管中に
点眼を発する様に促す。網膜の盲管は感度の低い区域と
なる。それ故、薬液の網膜の盲管への適用は、一層快適
となる。
【0008】本発明のもう1つの具体化の中で、固体あ
るいは液体の薬剤の目の中への適用のための目の治療装
置は、装置の配置手段を含む第1(内側)ハウジングメ
ンバより成る。装置の配置手段は、目を取り巻く顔の組
織との調和した形状の周縁を有する。内側ハウジングメ
ンバは、さらに目への適用のため、薬液容器を支持する
ための本体部分も含む。
【0009】この装置の第2(外側)ハウジングメンバ
は、装置の配置手段の反対側に来る、内側ハウジングメ
ンバに滑動してはまる開放端を有す。外側ハウジングメ
ンバは、開放端の反射側に来るその端より外側に突き出
て、且つ内側ハウジングメンバの本体部分中に突っ込む
薬液分配手段を限定する。薬液容器より次に配置手段の
開口部を通じて目の中へ薬液を移すため、配置手段に向
け、外側ハウジングメンバを滑らせることにより、内側
ハウジングメンバの本体部分内に取り込まれる柔軟性の
ある薬液容器に対し、分配手段を押し下げることが出来
る。
【0010】装置は、実に、薬液容器より来る薬液が目
の網膜の盲管に差される様に目の下側まぶたを移動さ
せ、下側まぶたを外側にめくり返すためのまぶた移動メ
ンバも含む。下側まぶたを外側にめくり返すまぶた移動
メンバは、出来れば、相当に湾曲した外形を有する緩衝
用構成部材を含む。緩衝用構成部材は、緩衝用構成部材
の開放端が配置手段との内側表面と点眼を受ける人の組
織との間に来るように配置手段の周縁まわりに配置され
る。緩衝用構成部材のもう一方の端は、たわみ棒に接続
され、次に、このたわみ棒は、そのもう一方の端が、外
側ハウジングメンバに接続される。目の盲管中への薬液
の適用のため外側ハウジングメンバが、配置手段部分に
向け、内側ハウジングメンバ上を移動する際に、たわみ
棒構成部材は、緩衝用構成部材を下方に押し下げ、下側
まぶたを外側にめくり返す。
【0011】本発明は、薬液を受け取るのに適した、内
側ケーシング(内側ハウジングメンバ)より成る目への
薬液適用向け装置にも向けられる。内側ケーシングは、
目の周りの顔の組織になじむ様に、第1の表面を規定す
る。内側ケーシングは更にその間に広がる第1の開口部
を規定する。薬液は第1の開口部を通って目の中に入
る。装置の外側ケーシングは、内側ケーシングに連結さ
れ、これに対して相対的に移動可能となる。
【0012】この装置は、更に、目の下側まぶたを移動
され、目の網膜の盲管をさらさせる手段より成る。この
移動のための手段は、外側ケーシングに連結される。こ
の装置は、更に、所定量の薬液を分配し、薬液をさらさ
れた目の状態の目の網膜の盲管上に差し込む。この分配
手段は、外側ケーシングに連結される。
【0013】本発明の具体化の1つにおいて、内側ケー
シングはその一端で支持される洗眼コップを含み、第1
の表面を規定する。まぶた移動のメンバは、外側ケーシ
ングに連結される移動部材を含む。移動部材は、目の下
の顔の組織になじむ様な形状の第2の表面を規定する。
第2の表面は、顔の組織を移動させ、これにより下側ま
ぶたを移動させるため、内側ケーシングに関連して外側
ケーシングを移動させることにより、顔の組織になじむ
ことが出来る。
【0014】内側ケーシングは、この間に広がる1つ以
上の2番目の間隙を規定する。2番目の間隙は、その間
で移動部材を受け取るのに適応する。内側ケーシング
は、更に、移動部材を目の下の顔の組織に向け案内する
のに適応する、1つ以上の案内表面の範囲を規定する。
【0015】この装置は、更に、内側ケーシング内に支
持される薬液容器より成る。薬液容器は、薬液を入れ、
内側ケーシングに関連して外側ケーシングを移動させる
際に、分配手段に対応し、薬液を流すのに適応する。分
配手段は、外側ケーシングに支持される、1つ以上の指
状部材を含む。指状部材は、内側ケーシングに関連して
外側ケーシングを移動させる際に、そこより薬液を流す
ため、薬液容器と係合するのに適応する。
【0016】本発明による装置は、更に、外側ケーシン
グと薬液容器との間に着座したコイルバネより成る。コ
イルバネは、これにより内側ケーシングに関連して外側
ケーシングにスプリングによる負荷をかける。出来れ
ば、内側ケーシングは、この間に広がる2つの間隙と、
2つの案内表面を規定する方が望ましい。移動部材は、
1番目と2番目の脚およびこれにより支持される押し下
げ装置タブを規定する。押し下げ装置タブは、目の下の
顔の組織になじむ様な2番目の表面を規定する。1番目
と2番目の脚は、それぞれ、2つの2番目の間隙それぞ
れ内で支持される。それぞれの脚は、次に、外側ケーシ
ングに、その一端が連結される。
【0017】押し下げ装置タブは、内側ケーシングに関
連して外側ケーシングを移動させ、これにより押し下げ
装置の脚を、2番目の間隙中に移動させることにより、
目の下の顔の組織になじむことが可能となる。2つの案
内表面は、次に、1番目と2番目の脚を案内し、これに
より、押し下げ装置タブが、目の下の顔の組織に向け下
向き移動する。
【0018】さらに、第1のハウジングメンバに支持さ
れ、且つ目に滴下するために薬液をその中に収めるのに
適した目の薬液容器、該薬液容器は該分配手段の運動に
応じて薬液を目の中に入れるために該分配手段と係合可
能である。
【0019】該薬液容器は第1のハウジングメンバに支
持される外側本体、および外側本体に支えられ、外側本
体に対して相対的に運動可能な内側本体を含み、内側本
体は、薬液を収めるための薬液チャンバーを規定し、内
側本体は、分配手段と係合可能で、薬液容器から薬液を
排出するために分配手段に応答して動くことができる。
【0020】本発明による装置を用いることにより、薬
液が、目に、安全且つ有効に適用される。点眼を受ける
人は、装置を目の上に当てるだけで、それにより、装置
が、目のまわりの顔の組織上に着座する。装置が、一旦
着座すると、薬液を目の中に入れるため、装置の位置決
めが、容易に可能となる。多くの従前技術による装置の
場合の様に、点眼を受ける人が、目の上で、装置を安定
させる必要は全くない。
【0021】本発明による装置は、目の網膜の盲管をさ
らさせる様に、下側まぶたを移動させる。これにより、
目に点眼を行なう際に遭遇する、反射的まばたきの問題
が本発明の装置を用いることにより、回避される。更
に、本発明による装置が、目の網膜の盲管をさらさせる
ため、薬液を直接、盲管に差し込むことが可能となり、
これにより、薬液の有効性が最大限に発揮され、点眼を
受ける人にとっても快適となる。
【0022】本発明に係るこの装置のその他の利点は、
下記の詳細な説明と、これとの関連で示される図面によ
り、明らかとなる。
【0023】
【実施例】図1から図11は本発明の基本的な特徴を含
む目の治療装置の従来例を示す図である。図1から図4
に示される装置10は、点眼器ビン12を支持固定する
様な、構成配置の管状のハウジング11を含む。ハウジ
ング11は、目19のまわりの顔の組織部分を適合す
る、前面開口部13を含む。のぞき用開口部14は、目
の治療装置の使用中、眼球を適当な方向に向けるため、
前面開口部13に隣接する、管状のハウジング中に位置
する。15で全体が示される、移動メカニズムは、一般
にのぞき用開口部14の正反対側の位置で、ハウジング
11上に含まれる。移動メカニズム15は、下側まぶた
を引っ込め、点眼器ビン12からの薬液を滴下させるた
め、瞳孔下の目の表面を露出させる。
【0024】ハウジング11は点眼器ビン12を保持す
る様に、構成配置される。しかし、ハウジングは、点眼
器、単一適用量点眼薬用子ビン、加圧促進装置あるいは
薬液を保管し、目に入れるその他適当な差し込み装置を
保持する様に変更出来る。
【0025】従って、ハウジング11は、点眼器ビン1
2を受け止める様な形状の、後部開口部16を含む。ハ
ウジング11は点眼器ビン12の首を支持し、解放出来
る様に保持するための、放射状に配列される、カラー1
7を含む。ハウジング11は、点眼器ビン12の長手方
向の軸が、ハウジング11の長手方向の軸に実質的に平
行で、且つこれを実質的に調整される様に配置される。
【0026】前面の開口部13は、眼窟を取り囲む顔の
組織部分に並んで配置される。この前面の開口部13
は、装置10が眼の上に来て、目19の上で正確に位置
決めされた、点眼器ビンノズル18の先端により、一定
位置に保持される様な形状となる。これにより、前面開
口部13が、目を取り囲む様に位置決めされ、点眼を受
ける人が、その後頭部を傾けると、ノズルは落下する薬
液の点眼が、重力により、目19中に入る。
【0027】全体的に15として示される、安全且つ快
適な下側まぶたを引っ込めるための、まぶた移動メカニ
ズムが、目の治療装置中に含まれる。薬液の有効性を高
めるため、薬液が、盲管内部に流れ込むことが望まし
い。下側まぶたを下方に裏返すことは、網膜の敏感でな
い部分となる、目の盲管をむき出しにすることを助け
る。移動メカニズム15は、かみ合い本体20と駆動用
構成部材21を含む。かみ合い本体20は、前面開口部
13が、目のまわりに位置決めされる場合、下側まぶた
22と接触する、湾曲した構成部材となる。かみ合い本
体20は、前面開口部13において、軸23により、ハ
ウジング11に、回転出来る様に装着される、湾曲した
かみ合い本体20が、部分的に回転されると、これが、
下側まぶた20を外にめくり返し、網膜の盲管をさらさ
せる。
【0028】かみ合い本体20の湾曲した設計により、
幾つかの重要な利点が、得られる。かみ合い本体20の
湾曲した表面も下側まぶた22との間の接触部分が重要
となる。この部分により、まぶたを適当に外にめくり返
し、点眼を受ける人が、自分の指を使ってまぶたを外に
めくり返すのと同様に感じることが可能となる。広いか
み合っている表面も、かみ合い本体20の正確な移動の
問題を、より重要度の低い問題に変えている。かみ合い
本体20の湾曲した表面も、まぶたを裏返すための機器
が用いられる場合に起こる可能性のある、目の損傷を防
止する。
【0029】装置10を用いるには、下側まぶた22
に、かみ合い本体20をとどまらせることにより、前面
開口部13が、目の上に来る。全体的に、図3中に示さ
れる様に、次に、駆動軸21が、かみ合い本体20を部
分的に回転させるため、移動する。駆動軸21の1番目
の端がピポットピン24によりハウジングに旋回可能と
なる様に接続される。駆動軸の2番目の端が、スロット
25において、かみ合い本体20に、旋回可能となる様
に、且つ滑動可能となる様に接続され、スロット25は
駆動ピン26まわりに位置決めされる。駆動軸21は、
その1番目と2番目の端の中間に来る、突起27を含
む。ハウジング11は、突起27と心合わせされる後部
開口部16により、ハウジングスロット28の範囲を規
定し、これにより、駆動軸21が、ハウジング11に向
け移動する際に、突起27が、ハウジングスロット28
中を通過し、点眼器ビン12を押し付け、且つノズル1
8より薬液の点眼30を促す。駆動軸21が、ハウジン
グ11に向け移動するにつれ、スロット25の側面が、
駆動ピン26を押し付け、これによりかみ合い本体20
を一部回転させ、ノズル18より薬液20を目に差し込
むと同時に下側まぶた22を引っ込める。
【0030】のぞき用開口部14は、目を適当な方向に
向け、盲管をむき出しにするのを助けるため、前面解放
端13に隣接する様に位置決めされる。のぞき用開口部
は、自分のむき出しとなった目に接近する何かを感知す
る点眼を受ける人により、しばしば引き起こされる反射
的なまばたきを抑制するのも、助ける。のぞき用開口部
14は、湾曲したかみ合い本体20の正反対側の位置
で、前面開口部13付近のハウジング11中に供され、
これにより、点眼を受ける人は、自分の下側まぶたが外
にめくり返される時点で、上方に回された位置で、自分
の目を固定させることになる。適当に盲管をむき出しに
するには、30度以上とならなければならない角度で、
目が上向きとなる様に、のぞき用開口部14を、前面開
口部13付近に位置決めしなければならない。しかし、
望ましい具体化において、角度Aは35度を上回る。点
眼を受ける人により知覚される光のみが、のぞき用開口
部を通過し、点眼を受ける人が弱視の場合、その眼球を
適当な方向に向ける様に支持する。
【0031】次に、図5から図7は目の治療装置の他の
従来例を示す。同様の構成部分は同様の参照番号で示さ
れる。この例は、同様の湾曲したかみ合い本体20、前
面開口部13、のぞき用穴14およびカラー17を有す
る。
【0032】しかし、かみ合い本体20を回転させるた
めのメカニズムは、構造的に異なる。点眼器ビン12
は、滑動可能シート50中にとどまる。シート50は、
外側管状ハウジング51内で滑動出来、スプリング33
により上方に付勢される。垂直駆動軸32は、2端を有
する。その1番目の端は、ピン52により、滑動可能シ
ート50に、旋回可能状態で接続される。垂直駆動構成
部材32の2番目の端は、駆動ピン53により、湾曲し
たかみ合い本体20に、滑動可能および旋回可能状態に
接続される。ビン12が、スプリング33を差し込むた
めに、ハウジング中に装入される場合、垂直駆動軸32
は、湾曲したかみ合い本体20を、部分的に回転させ、
下側まぶた22を外にめくり返す。
【0033】特に、点眼を受ける人は、装置45の前面
開口部13を、目の上に置き、下側まぶたをかみ合い本
体を接触させる。薬液の点眼を行なうために点眼を受け
る人は、再度、のぞき用開口部14を凝視する。下側ま
ぶたを外にめくり返すために、点眼器ビン12の端31
が、ハウジング中に押し込まれ、これにより、垂直駆動
構成部材32が湾曲したかみ合い本体20を回転させ
る。
【0034】従って、この一層進んだ形の具体化では、
下側まぶたを外にめくり返すために必要な力が、かみ合
い本体20と下側まぶた22との間の接触圧力を増大さ
せる方向に加えられる。これにより、すべりの機会が減
じ、下側まぶた22が、確実に外にめくり返される。ス
プリング33は、装置を図5中に示されるその元の位置
まで戻す。
【0035】従って、本発明による、目の治療装置が、
目に薬液を差し込むために用いられる場合に、上記利点
が、認められる。点眼器ビンは、目の上で、適当な方向
に固定される。上向き凝視位置に眼球を向け、且つ下側
まぶたを外にめくり返すことの組合せにより、結膜の盲
管がさらされる。無意識のまばたきが、のぞき用開口部
中を通過する光に焦点を当てている点眼を受ける人によ
り防止され、同時に、下側まぶたが、押し下げられた位
置に維持される。それ故、薬液が、結膜の盲管に流れ込
み、その有効性の半減期を増大させる様に、薬液の点眼
を、目に差し込むことが出来る。
【0036】図8から図11は目の治療装置のもう1つ
の従来例を示す。装置110は、外側ハウジング114
内に、滑動してはまり合う、内側ハウジング112を含
む。内側ハウジング112は、接眼レンズ部120と開
放端118を有する実際的に円筒状の部分116を含
む。接眼レンズ部120の周端は、目のまわりの顔の組
織の端部に適応する様な形状の開放端122の範囲を規
定する。
【0037】接眼レンズ部120は、その上側の壁にお
いて、のぞき用開口部124の範囲を規定する。のぞき
用開口部124は、接眼レンズ部の開放端122付近に
位置し、以前の例に関連し、上記の、のぞき用開口部1
24と同様に、盲管をむき出しにするため、目を適当な
方向に向けるのを支援する様に、作動する。それ故、の
ぞき用開口部124も、目が30度以上の角度Aにより
上方に向けられる様に、同様に位置決めされる。接眼レ
ンズ部120が、目のまわりに顔の組織に押し付けられ
る場合、接眼レンズ部の周縁の形状は、接眼レンズと顔
の組織との間の光の通過を防止するものとなる。これに
より、目の中に入る光の実質的に全てが、のぞき用開口
部124を通して入ることになる。
【0038】装置110の内側ハウジングは、装置の軸
方向に延びるその外壁における延長チャンネル128の
範囲を規定する。内側ハウジング112の開放端118
付近のチャンネル端128は、ボール132向けチャン
ネル128中に引っ込むシート130を形成する様な形
状となる。ボール132は、出来れば、スチール等の金
属製が望ましい。装置110が、目の上で調整され、ま
わされる場合、ボール132は、引っ込んだシート13
0よりころがり、チャンネル128中に入る。この様に
して、ボール132はチャンネル128上を下向きにこ
ろがら、その壁底を叩く。チャンネルの壁底を叩くボー
ルの作用が、装置110の壁を通して振動を、点眼を受
ける人の顔の組織と骨の構造に伝える。これにより、点
眼を受ける人は、ボールが落下するのを感じるあるいは
その音を聞くことが出来、これにより、装置が、目の上
で適当に調整される時期を知ることが出来る。目が悪い
か、あるいは耳の聞こえない人は、単純に回転ボールの
振動を感知することが出来るため、これらの人にとり、
この点が特に有効となる。
【0039】装置110は、更に、薬液を入れるための
実質的に円筒状の形状の薬用小ビン134を含む。薬用
小ビン134は、内側ハウジング112の円筒状の部分
内に、滑動可能状態ではまる様な形状となる。薬用小ビ
ンは、薬液を保持するための本来136、首の部分13
8および薬液の点眼を放出するためのノズル140を含
む。薬用小ビンの本体136は、スナップはめ合いを形
成することによる等、既知の方法で、内側ハウジング1
16に装着される。
【0040】同様に、本体136は、内側ハウジング1
16と一体となるように、成型出来る。ノズル140の
形状は、既知のもので、以前の例に関連して、上記のノ
ズル18と同様となる。薬用小ピンの本体136は、装
置110と同軸で、本体136の大部分沿いに延びる。
その空洞142の範囲を規定する。既に明らかな様に、
空洞142の閉じられる方の端は、首の部分138の開
口部付近に位置する。薬用小ビン138は、柔軟性のあ
る可塑性材料より形成され、以後説明される様に、空洞
142の閉じられる方の端が、目の中に薬液を差し込む
ため前方に押し付けられる。
【0041】装置110の外側ハウジング114は、開
放端144を通じ、内側ハウジング112上に、滑動可
動状態ではまり合う。外側ハウジング114は、更に、
閉じられる方の端146より外側に突き出し、装置11
0と同軸の移動用構成部材148の範囲を規定する。1
番目のローブ150は、内側ハウジング112の外壁中
で形成され、2番目のローブ152は、1番目のローブ
150下方の外側ハウジング114の内壁上に形成さ
れ、外側ハウジング114と内側ハウジング112が、
離れる様に滑ることを防止する。既に明らかな様に、外
側ハウジング114を接眼レンズ120に向け押し付け
ることにより、移動用構成部材148が、薬液を目の中
に移すため、空洞142の閉じられる方の端を、前方に
押しやる。3番目のローブ154は、外側ハウジング1
14の下向き行程を制限し、これにより、ノズル140
を通して、薬液の予め規定される容量の薬液のみが移動
出来る様に、1番目のローブ150と2番目のローブ1
52の下方の内側ハウジング112の外壁上に、形成さ
れることが望ましい。
【0042】装置110は、更に、柔軟性のある重合材
料により形成される。緩衝用構成部材156を含む。緩
衝用構成部材156は、図8〜10中に示される様に、
その開放端上に、接眼レンズ120端まわりにはまり、
点眼を受ける人の顔の組織と接眼レンズ120の内側表
面との間にとどまる。全体的に湾曲した形状を有するパ
ッドを有する。図11を参照することにより、接眼レン
ズ120は更に、その表面で形成され、のぞき用開口部
124の正反対の部分の周端を通じて半径方向に広がる
くぼみ160の範囲を規定する。既に明らかな様に、パ
ッド158の開放端は、接眼レンズ120端まわりに、
くぼみ160を通じて、滑動可能状態ではめ込まれる。
パッド158のもう一方の端は、緩衝用構成部材の柔軟
性のある塑性バー164の一端に接続され、次に、緩衝
用構成部材は、もう一端で、外側ハウジング114の開
放端144の端部に接続される。緩衝用構成部材のバー
164は、起青波溶接による等、既知の方法で、外側ハ
ウジング114に装着される。
【0043】緩衝用構成部材156は、薬液が盲管内部
に流れ込み、これにより点眼を受ける人に快適さと治療
の有効性を増大させること可能とする様に、下側まぶた
を下向きに、安全且つ快適に引っ込めるために供され
る。接眼レンズ120が目の上で位置決めされる際に、
パッド158の開放端は、下側まぶた22と接触する。
外側ハウジング14が、接眼レンズ120に向け押し付
けられると、柔軟性の有るバー164が、パッド158
を、くぼみ160に押し付け、これにより、図9を図1
1中に示される様に、下側まぶた22を外にめくり返
し、盲管をさらさせる様に、パッドを下向きに、除々に
押し付ける。外側ハウジングより圧力が解放されると、
柔軟性のあるバー164が、外側ハウジング114を、
その初期位置に向け押し、内側ハウジング112より離
れさせる。
【0044】装置110を用いるため、図8中に示され
る様に、目のまわりの顔の組織に、不快無くなじむ様
に、接眼レンズ120を、目の上に持って来る。次に、
点眼を受ける人は、のぞき用開口部124中を凝視し、
目を適当な方向に向け、図9に示される様に、装置11
0が、垂直方向に向けまわる様に、その頭部を後に傾け
る。ボール132が、そのシート130より移動し、チ
ャンネル128の底壁を叩いた時点で、点眼を受ける人
は、装置が、十分遠くまでころがったことに気付く。点
眼を受ける人は、次に、外側ハウジング114を、接眼
レンズ120に向け押し付ける。
【0045】移動用構成部材148は、次に、同時に、
空洞142の閉じられる方の端をノズル140に向け押
し込み、図10中に示される様に、予め規定される容量
の薬液を、ノズル140を通して、目の中へ移動させ
る。外側ハウジング114の下向きの行程は、同時に、
塑性バー162がパッド158をくぼみ160に押し付
け、これにより、薬液あるいは固形薬剤を受け取るた
め、下側まぶた22を外にめくり返し、盲管をさらさせ
る。
【0046】装置110の薬用小ビン134は、加圧状
態で、移動用部材148を必要とせずに薬液を放出する
エアロゾルコンテナーとなってもよい。
【0047】図12から図34は本発明の実施例を示す
図である。図12および図13において、本発明の具体
例の目の治療装置が、参照番号200により、全体的に
示される。装置200は、内側ケーシング210に装着
される薬用小ビン212(図式的に示される)、および
内側ケーシング210の一端に装着される洗眼コップ2
14より成る。装置200は、更に、内側ケーシング2
10上に装着される外側ケーシング216および外側ケ
ーシング210に連結され、内側ケーシング210内に
滑動可能状態で装着される、まぶた押し下げ装置218
を備える。内側ケーシング210及び洗眼コップ214
が請求の範囲の第1のハウジングメンバに相当し、外側
ケーシング216及び指状メンバ288が分配手段に相
当する。まぶた押し下げ装置がまぶた移動メンバに相当
する。また、外側ケーシングは第2のハウジングメンバ
にも相当し、洗眼コップ214は装置200を顔の上に
配置するための配置手段にも相当する。
【0048】タンパー防止リング222は、外側ケーシ
ング216の一端に連結され、コイルバネ217が、外
側ケーシング216と薬液用小ビン212との間に装着
される。ふた220が、洗眼コップ214上に取り外し
可能な状態で取り付けられ、タンパー防止リング222
に連結され、装置200の端を覆う。装置200の種々
の構成要素は、薬物の使用に適する重合材料より成るこ
とが望ましい。
【0049】図13に示される様に、装置200は、薬
液用小ビン212から、さらされた状態の目の結膜の盲
管に薬液を差し込むために用いられる。洗眼コップ21
4は、目のまわりの顔の組織上に置かれ、外側ケーシン
グ216は、図13中の矢印より示される様に、内側ケ
ーシング210に向け移動する。次に、外側ケーシング
216の動きが、まぶた押し下げ装置218を押し下げ
る。まぶた押し下げ装置218は、次に、目の下の顔の
組織に除々になじみ、これにより、結膜の盲管をさらさ
せる様に、下側まぶたを移動させる。外側ケーシング2
16の動きも、網膜の盲管が、一旦さらされると、薬液
の点眼を放出する様に、薬液用小ビン212を動かす。
【0050】図14から図17を参照することにより、
内側ケーシング210がさらに詳細に示される。内側ケ
ーシング210は、頂壁224、底壁225およびその
間に延びる開口部226を規定する。開口部226は、
内側ケーシング210の長手方向軸Xと同軸で、頂壁2
24と底壁225との間に広がる、実質的に円筒状の壁
228により、その範囲が規定される。4つのくぼみ2
30が、円筒状の壁228内に形成される。くぼみ23
0は、相互より等間隔に離れ、それぞれは、X軸より外
側に半径方向に突き出し、円筒状の壁228の軸長沿い
に広がる。円筒状の壁228は、薬液用小ビン212を
受け止める様な寸法で、くぼみ230は、薬液用小ビン
を所定位置に位置決めするのに適する。
【0051】内側ケーシング210は、更に、それぞれ
が頂壁224を通る2つの矩形の開口部232と、図1
5中に示される様に、底壁225の端部に広がるくぼみ
233を規定する。開口部232およびくぼみ233
は、後で更に説明される様に、まぶた押し下げ装置21
8が、そこを滑動可能となる様な寸法となる。
【0052】内側ケーシング210は、更に、頂壁22
4と底壁225との間に広がる、2つのチャンネル23
4を規定する。図14中に示される様に、各チャンネル
234は頂壁224より、実質的に、ケーシングの軸方
向の中心に向け内向きにらせん状となる。各チャンネル
234は、図14中に示される様に、長手方向軸Xに関
連して、約40度で下向きに傾斜し、スチール製ボール
236を受け取る様な寸法となる。これにより、図13
中に示される様に、目の治療装置200が、水平軸に関
連して、約40度の角度に転がされる場合、後で更に説
明される様に、スチール製ボール236は、チャンネル
234を滑り、洗眼コップ214の底面を叩く。ボール
236が請求の範囲の接触部材に相当する。
【0053】内側ケーシング210は、更に、外側ケー
シング216内に滑動可能状態ではまる様な形状の、外
側238を規定する。外壁238は、その4つのコーナ
ーそれぞれの沿って延びる、4つのチャンネル240を
規定する。チャンネル240は、内側ケーシング210
上での外側ケーシング216の滑動運動を容易にするた
めに供される。内側ケーシング210は、更に、頂壁2
24に広がる、4つの指状スロット242を規定する。
各指状スロット242は、端面の壁244により、その
範囲が規定される。各端面の壁244は、図16中に示
される様に、内側ケーシング210の長手方向の軸Xに
関連して、角度Bだけ傾斜する。角度Bは、45度程度
が望ましい。
【0054】図18から図21中に、洗眼コップ214
が、更に詳細に示される。洗眼コップ214は、目のま
わりの骨構造を覆う顔の組織に不快感なくなじむ様な形
状となる周状の端部248を規定する。ドーム状の壁2
50が、端部248より上方に向け広がり、点眼を受け
る人の目の中への光の通過を防止する。洗眼コップ21
4は、更にこの中に広がる、実質的に円筒状の開口部2
52を規定する。開口部252は、長手方向の軸Xと同
心の、実質的に円筒状の内壁254により規定される。
1組の実質的に方形のノッチ256が、円筒状の内壁2
54内に形成される。ノッチ256は、相互に対向する
位置に配置され、円筒状の内壁254沿いに、軸方向X
に広がる。内壁254およびノッチ256は、後で更に
説明される様に、ふた220の固定用構成部材(ロック
部材)を受け止める様な寸法となる。
【0055】のぞき用開口部258は、壁250中に広
がる。のぞき用開口部258は、光が、その中を通過す
ることが可能な様に位置決めされる。洗眼コップ214
が、目の上に来るとき、点眼を受ける人が、のぞき用開
口部258を凝視し、目が上方に向けられる。これによ
り、薬液用小ビン212より差し込まれる薬液が、図1
3中に示される様に、結膜のさらされた状態の盲管中に
入ることが可能となる。
【0056】洗眼コップ214は、更に、図21中に示
される様に、端部248より上方に広がり、ドーム状の
壁250より間隔が離れた、外壁260を規定する。ほ
ぼ平坦なくぼみ262が、外壁266を有するフランジ
264沿いに形成され、2つのほぼ方形の装着用タブ2
68は、外壁266より、半径方向に外側に突き出す。
装着用タブ268は、内側ケーシング210の2つの対
応するくぼみ230内で支持される様な寸法となり、内
側ケーシングに関連して、洗眼コップ214を位置決め
する。
【0057】装着用ノッチ270は、図20中に示され
る様に、外壁266の基部内に形成され、内側ケーシン
グ210を洗眼コップ214に装着する。内側ケーシン
グ210は、その底壁225の内側表面に面取りタブ2
72を規定し、底壁225は、図17中に示される様
に、開口部226中に突き出る。装着タブ268が、対
応するノッチ230中に挿入される様に、洗眼コップ2
14は、フランジ264を円筒状の壁228中に挿入す
ることにより、内側ケーシング210に装着される。面
取りタブ272は、次に、図12中に示される様に、円
筒状の壁266上に押され、装着ノッチ270中に入
り、これにより、洗眼コップ214を、内側ケーシング
210に保持する。
【0058】洗眼コップ214は、更に、図21中に示
される様に、フランジ264内で、2つの差し込み台2
74を規定する。各差し込み台274は、個々のノッチ
256の上端に位置し、後で詳細に説明される様に、ふ
た220を洗眼コップ214に固定する。1組のリブ2
76が、フランジ264に対向する外壁260の内側表
面より、内側に向け延びる。洗眼コップ214が、内側
ケーシング210に装着される場合、各リブ276が、
各チャンネル234の直下に位置する様に、リブ276
が位置決めされる。それ故、スチール製ボール236
が、チャンネル234を滑動する場合、各ボール236
は、各リブ276を叩く。スチール製ボール236は、
これにより、洗眼コップ端248を通じて、目のまわり
の顔の組織および骨の構造に振動を伝える。
【0059】洗眼コップ214は、更に、フランジ26
4中の何れかの側で、ドーム状の表面150より突き出
た1組の押し下げ装置用案内278を規定する。図20
中に示される様に、各押し下げ装置用案内278は、小
さい曲率半径Rを有する、ガイド表面279の範囲を規
定する。後で詳細に説明される様に、曲率半径Rはガイ
ド表面278が、まぶた押し下げ装置218と目の下の
顔の組織に向け下向きに向ける様な寸法となる。
【0060】図22から図25を参照することにより、
外側ケーシング216が、更に詳細に示される。外側ケ
ーシング216は、閉じられる方の端280、開放端2
82および外壁284を規定する。外壁284は、外側
ケーシングの両側に位置する、2つの握り部分286を
規定する。各握り部分286は、閉じられる方の端28
0より開放端への方向に、長手方向軸Xに関連して、上
向きに傾斜する。図23より明らかな様に、握り部分2
86は、点眼を受ける人が外側ケーシング216をつか
み、後で更に詳細に説明される様に、内側ケーシング2
10に関連して、外側ケーシングを滑動させる上で便利
となる表面を供する。握り部分286は、外側ケーシン
グ216とともに薬液を分配する分配手段を構成する。
【0061】外側ケーシング216は、更に、図22と
図24中に示される様に、閉じられる方の端280の内
側表面より、内側に突き出る、4本の指状メンバ288
より成る。4本の指状メンバ288は、装置の長手方向
軸Xまわりで相互に関連して、均等間隔に配置される。
図24中に示される様に、各指状メンバ288は、面取
りチップ290を規定する。薬液用小ビンタブ292
は、各チップ290の直上に位置し、長手方向軸Xに向
け内側に突き出る。薬液用小ビンタブ292は、これに
より、外側ケーシング216を洗眼コップ214に向け
滑らせることにより、目の薬液用小ビン212の取込み
に適する。次に、指状メンバ288は、後で詳細に説明
される様に、薬液を分配放出する様に、薬液用小ビン2
12を動かすため、薬液用小ビン212を押し下げる。
【0062】外側ケーシング216は、更に、その開放
端282の外周表面沿いに延びる縁294を規定する。
縁294は、後で詳細に説明される様に、タンパー防止
リング222中に入る様な寸法となる。外側ケーシング
216は、更に、閉じられる方の端280の内側表面よ
り内側に突き出る。2つの押し下げ装置台296を備え
る。代表的となる押し下げ装置台296は、図25中
に、更に、詳細に示される。各押し下げ装置台296
は、その開放端を通過して広がる間隙298、および間
隙298まわりに延びる縁300を規定する。間隙29
8は、後に詳細に説明される様に、まぶた押し下げ装置
218の自由端を支持し、まぶた押し下げ装置を外側ケ
ーシング216に連結する様な寸法となる。
【0063】図26と図27を参照することにより、ま
ぶた押し下げ装置218が、一層詳細に示される。まぶ
た押し下げ装置218は、腕木302と、腕木302の
両端より外側に突き出る、2本の脚304より成る。2
本の脚304は、装置200の軸X方向に、相互に関連
して平行に延びる。図27中に示される様に、各脚30
4は、腕木302にいくに従って下向きに湾曲する。こ
れにより、まぶた押し下げ装置218が外側ケーシング
216により押されると、後でより詳細に説明される様
に、目の下の顔の組織の方向に向けられる。
【0064】押し下げ装置タブ306は、脚304とは
反対方向に、腕木302の中間部より外側に突き出る。
押し下げ装置タブ306は、目の下の顔の組織になじむ
のに適する、ほぼ半球状の外側表面308を規定する。
押し下げ装置タブ306は、図13中に示される様に、
目の下の顔の組織と接触する際に、内側に曲がることが
可能な様に柔軟性のある重合材料で作られる。スポンジ
に似た重合材料の(図に示されない)面クッションは、
目の下の顔面組織を除々に移動させることを容易にする
様に、押し下げ装置タブ306上に持って来ることが可
能である。
【0065】各脚304は、その自由端に隣接する、く
ぼみ312を規定する。各くぼみ312は、外側ケーシ
ング216において、それぞれの押し下げ装置台296
の縁300と、その中に支持する様な寸法となる。まぶ
た押し下げ装置218は、更に1組のガイドストリップ
314より成り、各ガイドストリップは、それぞれの脚
304の自由端より外側に突き出る。ガイドストリップ
314は、脚304の自由端を、押し下げ装置台296
の間隙298中に案内するために供される。まぶた押し
下げ装置218は、ガイドストリップ314を各間隙2
98中に滑り込ませることにより、外側ケーシング21
6に連結される。各押し下げ装置台の縁300が図13
中に示される様に、各脚304のそれぞれのくぼみ31
2内に固定される様に、次に脚304が、間隙298に
押し付けられる。これにより、脚304が、押しさげ装
置台296に連結され、内側ケーシング210のくぼみ
233および矩形の間隙を通して、滑動可能状態で装着
される。
【0066】図28から図30を参照することにより、
タンパー防止リング222がより詳細に示される。リン
グ222は、外側ケーシング216の開放端282に対
応する形状の底壁316より成る。図30中に示される
様に、頂壁318は、底壁316より上向きに突き出
し、そこより内側に突き出る縁320を規定する。縁3
20は、外側ケーシング216の開放端に、縁294を
保持する様な寸法となる。これにより、図12中に示さ
れる様に、縁294が縁320の下の空間中に入る様
に、その開放端280とリング222中に押し込むこと
により、外側ケーシング216は、タンパー防止リング
222に連結される。
【0067】タンパー防止リング222は、更に相互よ
り間隔を離して配置され、底壁316から内向きに延び
る4つのタブ322を有する。底壁316は、装置の長
手方向軸Xに関連して、角度Cだけ、内側に傾斜した、
外側表面324を規定する。角度Cは、約30度となる
のが望ましい。カバーリング326は、傾斜した表面3
24より外側に突き出し、輪形の破断可能区間328に
より、表面324に接続する。破断可能区間は、後で詳
細に説明される様に、カバーリング326が、傾斜した
表面324より、容易に離れることが可能となる様に、
比較的小さい断面層を有する。
【0068】図31および32を参照することにより、
ふた220が、より詳細に示される。ふた220は、閉
じられる方の端330、開放端332、およびその間に
広がる外壁334を規定する。外壁334は、洗眼コッ
プ214の外壁260上にはまる様な形状となる。図3
0中に示される様に、タンパー防止リング222のカバ
ーリング326は、更に、ふた220の開放端332上
に形成される、2番目の溶接縁337に対応する様な形
状の1番目の溶接縁336を規定する。図12および図
30中に示される様に、ふた220の開放端332は、
超音波溶接、あるいは熱溶接による等、技術的に熟練者
に既知の方法でリング222に固定される。
【0069】薬液用小ビン212が、装置内に挿入さ
れ、装置が、製薬会社等、メーカーにより出荷の準備が
行なわれた後、ふた220が、ダンパー防止リング22
2に溶接される。次に、タンパー防止リング222が、
破断可能区間328より破られない限り、ふた220
は、装置200より取り外すことが出来ない。破断可能
区間328は、外側ケーシング216を保持し、ふた2
20の底部を固い表面に打ちつけることにより、破られ
る。これにより、外側ケーシング216の開放端282
は、4つのタブ322に向かって押し下げられる。タブ
322を押し付ける力は、傾斜した表面324より、カ
バーリング326に伝達され、次にカバーリング326
が破断可能区間を破ることになる。
【0070】ふた220は、更にほぼ円筒状の表面34
0により規定される開口部338を含む。円筒状の表面
340は、頂壁330中を延び、長手方向軸Xと同心と
なる。円筒状の表面340は、その中で、ふた220の
軸の中心より外側に半径方向に突き出し、相互に正反対
に方向に来る、1組のノッチ343を規定する。円筒状
の表面340とノッチ342は、図33中で、全体的に
344として示される、固定用構成部材を受け止める様
な寸法となる。
【0071】固定用構成部材344は、フランジ346
とそこより、外側に突き出る中空ステム348より成
る。ステム348は、その自由端で、1組の装着用差し
込み350を規定する。差し込み350は、相互に正反
対の側に配置され、長手方向軸Xに、ほぼ垂直な方向
に、外側に突き出る。差し込み350は、ノッチ256
内に受け止められ、洗眼コップ214の差し込み台27
4中に、回転可能状態で保持される様な寸法となる。
【0072】1組の装着用タブ352は、ステム348
より外側に突き出て、フランジ346の底表面直下に配
置される。タブ352は、ふた220の頂壁330にお
いて、ノッチ342中にはまる様な寸法となる。固定用
構成部材344は、これにより、開口部338中に挿入
される。次に、固定用構成部材がそこより外れるのを防
止する様に、フランジ346が回転する。図12中に示
される様に、ステム348の自由端は、ふた220の開
放端330の下に位置決めされる。それ故、ふた220
が装置200より取り外され、たまたま落下する場合、
ステム330が、地面あるいはその他の汚れた表面と接
触する恐れはない。
【0073】洗眼コップのノッチ256上で、差し込み
350を滑らせることにより、ふた220が、洗眼コッ
プ214に固定される。次に、差し込みが、一旦差し込
み台274中に挿入されると、差し込み350が差し込
み台274中に固定される様に、フランジ346が回転
する。それ故、固定用構成部材344が、所定位置に一
旦固定されると、人は、ふたを外すため、フランジ34
6を回転させるとともに、洗眼コップ214よりふたを
引き離さなければならない。図12中に示される様に、
固定用構成部材348は、洗眼コップ214において、
目の薬液用小ビン212に向け開口部上に着座する。そ
れ故、固定用構成部材348とふた220は、汚染片
が、目の薬液用小ビン212と接触するのを防止する。
【0074】目の薬液用小ビン212は、無菌環境で、
製薬会社により、薬液が充填される。目の薬液用小ビン
212は、次に、図12中に示される様に、キャップ3
53でふさがれる。目の薬液用小ビン212が、一旦、
キャップ353でふさがれると、次に薬液を汚染させず
に、無菌環境より移動出来る。目の薬液用小ビン212
は、次に、内側ケーシング210中に挿入される。キャ
ップ353は図12中に示される様に、中空ステム34
8中に押し込まれる寸法となる。それ故、目の薬液用小
ビン212が、内側ケーシング210中に挿入される
と、図12中に示される様に、キャップ353が、ステ
ム348中に押し込まれる。次に、ふた220が点眼を
受ける人により取り外されると、キャップ353は、ス
テム348の内側でふたとともに取り外される。
【0075】図34を参照することにより、目の薬液用
小ビン212が、より詳細に示される。目の薬液用小ビ
ン212は、固定外側本体354と、外側本体354内
に、滑動可能状態で装着される固定内側本体356より
成る。外側本体354は、開放端358、閉じられる方
の端360、およびその間に広がる外壁362を規定す
る。外壁362は、内側ケーシング210の円筒状の壁
228内に支持される様な寸法の、ほぼ円筒状の表面3
63を規定する。1組の装着用こぶ364が、長手方向
の軸Xにほぼ垂直な方向で、円筒状表面363より外側
に突き出る。装着用こぶ364は、相互に正反対の側に
配置され、内側ケーシング210における、2つの対応
するくぼみ230内にはまる様な寸法となる。
【0076】目の薬液用小ビン212は、これにより、
閉じられる方の端360を開口部226および円筒状の
壁228中に挿入することにより、内側ケーシング21
0内に装着される。装着用こぶ364が、対応するくぼ
み230内に挿入される様に、目の薬液用小ビン212
は、円筒状の壁228内に位置決めされる。次に、目の
薬液用小ビン212は、その閉じられる方の端360
が、洗眼コップ214のフランジ264に着座するま
で、内側に押される。図12中に示される様に、目の薬
液用小ビン212の閉じられる方の端360は、洗眼コ
ップ214内に来るため、薬液用小ビンが、汚染表面と
の接触より保護される。
【0077】目の薬液用小ビン212の外側本体354
は、更に、長手方向の軸Xと同心の閉じられる方の端3
60中を延びるノズルオリフィス366を規定する。1
番目の弁座367は、閉じられる方の端360の内側表
面において、ノズルオリフィス366まわりに広がる。
円筒状の壁368は、閉じられる方の端360の内側表
面より上向きに突き出し、その間に広がる弁室370を
規定する。弁室370は、長手方向軸S沿いの方向に向
き、ノズルオリフィス366と流体連絡状態となる。
【0078】弁372は、弁室370内に着座する。弁
372は頂部ローブ373、底部ローブ375およびそ
の間に広がる、2つの柔軟性のある構成部材377を含
む。弁372は、更に、底部ローブ375の外側表面沿
いに延びる、幾つかの溝379を規定する。底部ローブ
375は、ノズルオリフィス366を覆う様に、1番目
の弁座367内に着座する様な寸法となる。溝379
は、後で詳細に述べられる様に、目の中へ差し込むた
め、薬液が、その中を流れ、これにより、ノズルオリフ
ィス366中を流れることが可能とするために供され
る。
【0079】内側本体356は、開放端374、閉じら
れる方の端376およびその間に広がる外壁378の範
囲を規定する。外壁378は、図34中に示される様
に、外側本体354の外壁363内に滑動可能状態で受
け止められる様な寸法となる。外壁378は、これによ
り、薬液を保持するため、リザーバー380を規定す
る。内側本体356は、更に、閉じられる方の端376
中に延び、長手方向軸Xと同心のオリフィス382を規
定する。フランジ384は、閉じられる方の端376よ
り上方に突き出し、オリフィス382を取り囲む。フラ
ンジ384は、オリフィス382より間隔が離れ、この
まわりに広がり、これにより、点眼空洞388をその中
に規定する円筒状表面386を規定する。
【0080】目の薬液用小ビン212は、更に、その一
端で、円筒状のヘッド392を規定するシャフト390
より成る。シャフト390のもう一方の端は、オリフィ
ス382中に挿入され、外側本体354の円筒状の壁3
68の自由端内に貫通される様にしてかみ合わされる。
これにより、内側本体356は、円筒状の壁368の自
由端と、ヘッド392との間で、シャフト390沿い
に、外側本体内を滑ることが可能となる。
【0081】シャフト390は、更に、ヘッド392の
直下のその側壁中に延びる1番目のオリフィス394を
規定する。2番目のオリフィス396は、長手方向軸X
と同心の、シャフト390の自由端中に延びる。シャフ
ト390の自由端は、更に2番目のオリフィス396を
取り囲む2番目の弁座398を規定する。2番目の弁座
398は、弁372の頂部ローブ373を着座させる様
な形状となる。シャフト390は更に1番目のオリフィ
ス394と2番目のオリフィス396との間に延び、薬
液が、その間を流れることを可能とする、チャンネル4
00を規定する。
【0082】目の薬液用小ビン212は、更に、図式的
に示されるコイルバネ402より成る。コイルバネ40
2は、内側本体356の閉じられる方の端376と、外
側本体354の閉じられる方の端360の内側表面との
間に着座する。これにより、内側本体354は、通常、
図34の左側に示される様に、ヘッド392に向けスプ
リングによりバイアスが生じる。
【0083】目の薬液用小ビン212は、更に、内側本
体356の開放端374中に挿入される、キャップ40
4より成る。キャップ404は、キャップと外壁378
との間で、リザーバ380内の薬液が漏れない様な形状
となる。薬液が、リザーバ380より差し込まれる場
合、キャップ404は、リザーバ380内の吸引力によ
り、下向きに滑り、これにより薬液を非常に近接して保
持される。
【0084】目の薬液用小ビン212は、更に、内側本
体356の開放端374上に装着される、縁406より
成る。縁406は、その頂壁中に広がる間隙408を規
定する。リザーバ380内の吸引力により、キャップ4
04が、下向きに滑る際に、間隙408は、空気流がそ
の中を流れることを可能とするために供される。縁40
6は、その上端が、外側ケーシング216の指状メンバ
288で、薬液用小ビンタブ292によりかかる様な寸
法となる。薬液用小ビンタブ292は、これにより、後
で説明される様に、薬液用小ビン212を動かすため、
内側本体356と、内側に押すために用いられる。内側
本体356は、更に、外壁378の外側表面内で、ノッ
チ410を規定する。ノッチ410は、キャップ406
の直下に位置し、外壁378の周囲に沿い延びる。ノッ
チ410は、外側本体354内に、内側本体356を押
し下げる時に、その中を空気が通過することが出来る様
に、供される。
【0085】目の薬液用小ビン212は、図34の右側
に示される様に、スプリング402に抗して、内側本体
356を外側本体354に向け押し込むことにより、薬
液を放出する様に、動かされる。次に、リザーバー38
0内の薬液は、点眼空洞388内に、次いで、チャンネ
ル400内に、流入することが可能となる。圧力が、内
側本体356より解放されると、図34の左側に示され
る様に、スプリング402が、その初期位置に、内側本
体356を上向きに押し出す。これにより、点眼空洞3
88内の薬液が加圧され、これにより、1番目のオリフ
ィス394中およびチャンネル400中に押し出される
様に、円筒状表面386が、ヘッド392上に押され
る。
【0086】チャンネル400中の加圧された薬液が、
2番目のオリフィス396中および弁372の頂部ロー
ブ373上を流れる。薬液の圧力は、図34中に示され
る様に、2番目のオリフィス396まで下がり、これよ
り離れる様に、柔軟性のある構成部材377を外側に曲
げる。その結果、加圧された薬液が、次に、底部ローブ
375の溝379を通り、ノズルオリフィス366中に
流れ込む。これにより、加圧された薬液の排出が、ノズ
ルオリフィス366経由で、外にめくり返された盲管中
に放出される。重力が薬液の点眼を目の中に差し込むた
めの用いることが出来ない場合、加圧された薬液の放出
は、低重力の環境条件での使用に、部分的に適する。
【0087】点眼空洞388は、目の薬液用小ビンが動
くたびに、薬液の正確な量が放出される様な寸法とな
る。加圧された薬液が、一旦放出されると、頂部ローブ
373が、柔軟性のある構成部材377により、上向き
に移動され、2番目の弁座398中に入る。これによ
り、弁372は、リザーバ380中に薬液を汚染する恐
れのある空気またはその他不燃物が、チャンネル400
中に入り込むことを防止する。
【0088】他のタイプの目の薬液用小ビンが、本発明
の装置とともに、同様に用い得ることを指摘しておかな
ければならない。例えば、本説明書の一部として参照に
より、ここに特に組み込まれる1989年3月13日付
提出の、未決定の米国特許申請シリアルナンバー07/
322,761中に示され、説明される、目の薬液用小
ビンを本発明の装置とともに用いることができる。申請
シリアルナンバー07/322,761中に示される目
の薬液用小ビンに対し必要となる、あるいは、これら装
置を相互に用いるために必要となる変更は、この技術の
熟練技術者の知識の範囲内となる。
【0089】装置200の操作において、点眼を受ける
人は、ふた200を外し、洗眼コップ214の端248
を、図13中に示される様に、目の周りの顔の組織上に
置く。次に点眼を受ける人は、その頭部を後に傾け、の
ぞき用開口部258を同時に凝視しながら、目の上で装
置200を上方に回す。次に、点眼を受ける人は、洗眼
コップ214を叩く、スチール製ボール236の振動を
感じると、装置200が薬液を目の中に放出するため
に、適当に位置決めされる。
【0090】目の薬液用小ビン212内の薬液は、外側
ケーシング216を、内側ケーシング210上に押すこ
とにより、放出される。外側ケーシング216の滑動運
動は、同時に間隙232と、内側ケーシング210のく
ぼみ233中に、まぶた押し下げ装置218を押し込
む。まぶた押し下げ装置218は、次に、押し下げ装置
ガイド276のガイド表面278上で、下向きにそらさ
れる。押し下げ装置タブ308は、これにより、目の下
の顔の組織に除々になじみ、次に、外側ケーシング21
6が、更に押し下げられるにつれ、顔の組織を下向きに
移動させる。移動した顔の組織は、次に、図13中に示
される様に、薬液の点眼を受け取る様に、目の盲管をさ
らさせる様に、下側まぶたを移動させる。
【0091】外側ケーシング216が、内側ケーシング
210上に押されると、指状メンバ288が、目の薬液
用小ビン212上の縁406にはまる。指状メンバ28
8の先端290は、縁406の上に押し出される。次
に、外側ケーシング216が更に下に押されるにつれ、
薬液用小ビンタブ292が、縁406にかみ合い、次
に、内側本体356を、外側本体354に向け押す。次
に、図34中の右側に示される様に、内側本体が、略々
完全に押し下げられた時点で、指状メンバ288の先端
290が、内側ケーシング210の傾斜のついた表面に
はまる。
【0092】先に、先端290が、傾斜のついた表面2
44沿いに、外側に向け押し出される。薬液用小ビンタ
ブ292も、それ故、目の薬液用小ビン212の縁40
6より離れる様に、外側に押し出される。次に、薬液用
小ビンタブ292が、縁406より離れる様に、一旦延
びると、スプリング402が図34の左側に示される様
に、内側本体356を上向きに送る。次に薬液がオリフ
ィス366中より放出され、さらされた状態の目の結膜
の盲管中に入る。
【0093】本発明の1つの利点は、下側まぶたを移動
させ、目の盲管をさらさせることにより、薬液が、さら
された状態の盲管上に差し込まれ、その結果、薬液の有
効性が最大となる。目の盲管は、比較的鈍感な部分で、
且つ、目の涙が通り難い部分でもある。目は、通常、上
まぶたでまばたきし、涙を角膜に及ぼす。
【0094】それ故、薬液を、目の盲管に差し込むこと
により、点眼を受ける人によるまばたきの反応を最小限
にとどめる。しかし、点眼を受ける人がまばたきをする
場合でも、まばたきは、実際的に、恐らく、薬液を下ま
ぶたの下方に移動させない。それ故、本発明にかかる装
置を用いることにより、薬液は、容易に稀釈されず、目
の中でのその滞留時間は、その有効性を最大限にする様
に、増大する。
【0095】薬液が、目の中へ放出された後、点眼を受
ける人は、装置200を目より取り外す。装置200
が、目より離されると、図12中に示される様に、スプ
リング217が、外側ケーシング216を内側ケーシン
グ210より離れる様に押し出し、その初期位置に戻
す。外側ケーシング216は、同時に、まぶた押し下げ
装置218を、内側ケーシング210中に戻す。装置2
00は、次に、上記の様に、薬液の次の点眼を差し込む
ために用いることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】目の治療装置の従来例を示す透視図である。
【図2】図1の線2−2沿いの断面図である。
【図3】目の治療装置の操作を示す図1の線2−2沿い
の断面図である。
【図4】図3の線4−4沿いの断面図である。
【図5】目の治療装置の他の従来例の断面図である。
【図6】図5中の示される、装置の操作を示す断面図で
ある。
【図7】図6の線7−7沿いの断面図である。
【図8】目の治療装置の他の従来例を示す部分断面側面
図である。
【図9】目の上に配置された状態を示し、接眼レンズ部
の部分断面図であり、図8の装置の側面図である。
【図10】薬液の点眼を目の中に差し込む状態が示さ
れ、同時に、接眼レンズ部の部分断面図を示す、図8の
装置の側面図である。
【図11】図8の装置の接眼レンズ部を示す正面図であ
る。
【図12】本発明の実施例の目の治療装置の部分的断面
図である。
【図13】薬液を目に差し込む際の装置の操作を示す、
図12の装置の、もう1つの部分的断面図である。
【図14】図12の装置の内側ケーシングの上部端面図
である。
【図15】図14の装置の内側ケーシングの上面図であ
る。
【図16】図14の内側ケーシングの側面図である。
【図17】図14の内側ケーシングを拡大した、下部端
面図である。
【図18】図12の装置の洗眼コップの下部端面図であ
る。
【図19】図18の洗眼コップの上面図である。
【図20】図18の洗眼コップの部分的断面側面図であ
る。
【図21】図18の洗眼コップの上部端面図である。
【図22】図12の装置の外側ケースの、拡大した、下
部端面図である。
【図23】図22の外側ケーシングの側面図である。
【図24】図23の外側ケーシングの、線A−A沿い
の、拡大した断面図である。
【図25】図22の外側ケーシングの押し下げ装置台
の、線B−B沿いの、拡大した断面図である。
【図26】図12の装置のまぶた押し下げ装置の上面図
である。
【図27】図26のまぶた押し下げ装置の側面図であ
る。
【図28】図12の装置のタンパー防止リングの側面図
である。
【図29】図28のタンパー防止リングの上面図であ
る。
【図30】図29のタンパー防止リングの線C−C沿い
の、拡大した断面図である。
【図31】図12の装置のふたの上面図である。
【図32】図31のふたの底面図である。
【図33】図32のふたのための固定用構成部材の、拡
大した断面図である。
【図34】薬液がそこより放出される時点で、目の薬液
用小ビンの位置を、左側で示し、且つ、薬液を放出する
ため作動時の目の薬液用小ビンの位置を、右側で示す、
図12の装置の目の薬液用小ビンの、拡大した断面図で
ある。
【符号の説明】
210…内側ケーシング 212…薬液用小ビン 214…洗眼コップ 216…外側ケーシング 217…コイルバネ 218…まぶた押し下げ装置 234…チャンネル 236…ボール 258…のぞき用開口部 286…握り部分 288…指状メンバ 354…外側本体 356…内側本体
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61J 1/05 A61F 9/007

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目用の薬液を受け取るのに適し、且つ目
    に隣接する顔の組織に係合するのに適した第1の表面
    (248)を形成する第1のハウジングメンバ(21
    0,214)、 第1のハウジングメンバに対して移動可能なまぶた移動
    メンバ(218)、該まぶた移動メンバは目の盲管を露
    出させるために顔の組織及び下側まぶたに係合するのに
    適した第2の表面(308)を形成し、 第1のハウジングメンバに受け取られた薬液を分配する
    分配手段(216,288)、該分配手段は下側まぶた
    を移動させる際に薬液を目に滴下するために該まぶた移
    動メンバ(218)に接続され、 第1のハウジングメンバ(210)に支持され、且つ目
    に滴下するために薬液をその中に収めるのに適した目の
    薬液容器(212)を含み、該薬液容器は該分配手段の
    運動に応じて薬液を目の中に入れるために該分配手段と
    係合可能であり、 該薬液容器(212)は第1のハウジングメンバ(21
    0)に支持される外側本体(354)、および外側本体
    に支えられ、外側本体に対して相対的に運動可能な内側
    本体(356)を含み、内側本体は、薬液を収めるため
    の薬液チャンバー(380)を規定し、内側本体は、分
    配手段と係合可能で、薬液容器から薬液を排出するため
    に分配手段に応答して動くことができる、 以上を備えた薬液を目に差すための目の治療装置。
  2. 【請求項2】 該分配手段(216,288)は、可動
    部材(216)と少なくとも1つの指状メンバ(28
    8)を含み、該指状メンバは一端が該可動部材によって
    支持され、且つ他端が薬液容器(212)から薬液を滴
    下するために該第1のハウジングメンバ(210,21
    4)に対する薬液容器及びまぶた移動メンバ(218)
    の移動に際して薬液容器と係合可能になっている請求項
    1に記載の目の治療装置。
  3. 【請求項3】 薬液を目の露出された目の盲管中に入れ
    るために該治療装置を位置決めするための配置手段(2
    14)を備える請求項1又は2に記載の目の治療装置。
  4. 【請求項4】 該配置手段(214)は第1のハウジン
    グメンバ(210)に形成される1個以上のチャンネル
    (234)および該チャンネル内に着座する接触部材
    (236)を含み、該接触部材はチャンネル中を移動で
    き且つ目の網膜の盲管中に、薬液を入れるように該治療
    装置の位置決めが為される時点でその表面にぶつかるの
    に適し、接触部材はこれにより第1のハウジングメンバ
    部材を通じて顔の組織および目に隣接する骨構造に、振
    動を与える請求項3に記載の目の治療装置。
  5. 【請求項5】 第1のハウジングメンバ(210)はこ
    の中に広がるのぞき用開口部(258)を規定し、点眼
    を受ける人がのぞき用開口部を見るとき、目の角膜が、
    下側まぶたより離れて上方に向かう様に、のぞき用開口
    部が位置決めされる請求項1から4のいずれかに記載の
    目の治療装置。
  6. 【請求項6】 第1のハウジングメンバ(210,21
    4)に接続され、これに相対的に運動可能な第2のハウ
    ジングメンバ(216)を備え、該第2のハウジングメ
    ンバ(216)は該分配手段の該可動部材(216)を
    備え、該指状メンバ(288)は薬液を目の中に入れる
    ために第2のハウジングメンバを第1のハウジングメン
    バに向かって移動させることにより、薬液容器に係合す
    るに適し、まぶた移動メンバ(218)は、第2のハウ
    ジングメンバ(216)に接続され、且つ下側まぶたを
    移動させるために第2のハウジングメンバとともに動く
    ことができる請求項2から5のいずれかに記載の目の治
    療装置。
  7. 【請求項7】 まぶた移動メンバ(218)は、第2の
    ハウジングメンバに結合される第1の脚(304)と、
    第1の脚より間隔を離れ、且つ第2のハウジングメンバ
    に結合された第2の脚(304)と、第1および第2の
    脚より支持される、押し下げ装置タブ(306)とを備
    え、押し下げ装置タブは、目に隣接する顔の組織に係合
    するための第2の表面を規定する請求項6に記載の目の
    治療装置。
  8. 【請求項8】 第1及び第2のハウジングメンバを互い
    にスプリングによるバイアスを与えるために第1及び第
    2のハウジングメンバ間で支持されるスプリング(21
    7)を備えた請求項2から7のいずれかに記載の目の治
    療装置。
  9. 【請求項9】 目用の薬液を受け取るのに適し、且つ目
    に隣接する顔の組織に係合するのに適した第1の表面
    (248)を形成する第1のハウジングメンバ(21
    0,214)、 第1のハウジングメンバに対して移動可能なまぶた移動
    メンバ(218)、該まぶた移動メンバは目の盲管を露
    出させるために顔の組織及び下側まぶたに係合するのに
    適した第2の表面(308)を形成し、 第1のハウジングメンバに受け取られた薬液を分配する
    分配手段(286)、該分配手段は下側まぶたを移動さ
    せる際に薬液を目に滴下するために該まぶた移動メンバ
    に接続され、該分配手段は該第1のハウジングメンバ
    (210)に対して移動可能であり、さらに、第1のハ
    ウジングメンバ(210)に支持され、且つ目に滴下す
    るために薬液をその中に収めるのに適した目の薬液容器
    (212)を含み、該薬液容器は該分配手段の運動に応
    じて薬液を目の中に入れるために該分配手段と係合可能
    であり、 第1のハウジングメンバ(216)に接続され、これに
    相対的に運動可能な第2のハウジングメンバ(216)
    を備え、該第2のハウジングメンバは、配手段(28
    6)に接続され、且つ薬液を目の中に入れるために第2
    のハウジングメンバを第1のハウジングメンバに向かっ
    て移動させることにより、薬液容器に係合するに適し、
    まぶた移動メンバ(218)は、第2のハウジングメン
    バ(216)に接続され、且つ下側まぶたを移動させる
    ために第2のハウジングメンバとともに動くことがで
    き、 まぶた移動メンバ(218)は、第2のハウジングメン
    バに結合される第1の脚(304)と、第1の脚より間
    隔を離れ、且つ第2のハウジングメンバに結合された第
    2の脚(304)と、第1および第2の脚より支持され
    る、押し下げ装置タブ(306)とを備え、押し下げ装
    置タブは、目に隣接する顔の組織に係合するための第2
    の表面(308)を規定する、 以上を備えた薬液を目に差すための目の治療装置。
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